JPH0519069Y2 - - Google Patents

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JPH0519069Y2
JPH0519069Y2 JP18460287U JP18460287U JPH0519069Y2 JP H0519069 Y2 JPH0519069 Y2 JP H0519069Y2 JP 18460287 U JP18460287 U JP 18460287U JP 18460287 U JP18460287 U JP 18460287U JP H0519069 Y2 JPH0519069 Y2 JP H0519069Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、透析槽内に超音波を送波しつつ透析
を行う超音波透析装置に関する。
[従来の技術] 半透膜の内部に種々の低分子量溶質の混入した
ゾルを入れ、これを溶媒の中に浸し、低分子量溶
質を膜外に拡散させて、膜内のゾルを精製する装
置である透析装置が周知であり、第6図は血液の
人工透析を行うための従来の透析装置を示してい
る。
円筒状の透析槽10の内部には、両端が透析槽
キヤツプ12a及び12bに取り付けられ半透膜
物質で形成された細管14が多数装填されている
(便宜上5本のみ図示)。上方の透析槽キヤツプ1
2aには透析槽10内の半透膜細管14に血液を
供給するための血液供給管16が設けられてお
り、透析槽10の下方側の透析槽キヤツプ12b
には透析処理の行われた血液を排出する血液排出
管18が設けられている。
そして、透析槽10の上側部には、溶媒である
透析液を透析槽10内に供給するための透析液供
給管20が設けられ、透析槽10の下側部には、
透析液及び半透膜細管14から透析液中に浸透し
た血液中の不要物を排出するための透析液排出管
22が設けられている。
すなわち、上記従来の血液透析装置は、血液供
給管16から血液が供給され、供給された血液は
透析液の充填された透析槽10内の各半透膜細管
14中を通過する。この半透膜細管14中を通過
する間に血液中の不要物が半透膜細管から透析槽
10内の透析液中に浸透し、この不要物の透析液
中への浸透により浄化された血液が血液排出管1
8から排出される。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の透析装置(血液透析装置)によれ
ば、血液を透析処理するための所要時間は、長時
間(5時間程度)を必要とする。このように長時
間の処理時間を必要とするため、慢性腎不全患者
のように週に2,3回透析治療を受けなければな
らない者にとつては、拘束時間が非常に長くなつ
てしまうという問題があつた。
考案の目的 本考案は、上記問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的は、透析槽内における透析作用を促
進させ、効率良くかつ短時間で透析処理を行うこ
とのできる超音波透析装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る超音
波透析装置は、内部で透析処理を行う透析槽と、
該透析槽の外周で透析槽を挟んで互いに対向する
ように配設され透析槽内に超音波を送波する複数
の振動子対と、該複数の振動子対の各振動子に透
析促進用の超音波を送波させるための駆動信号を
供給する駆動信号出力部と、複数の振動子対のい
ずれか一方の振動子に透析槽内のキヤビテーシヨ
ン検出用の超音波を他方の振動子に向けて出力さ
せるための信号を供給する送信部と、前記他方の
振動子に入力した超音波に基づいてキヤビテーシ
ヨンの発生を検出する受信部と、前記駆動信号出
力部から各振動子への駆動信号供給を選択的にオ
ンオフ制御するとともに駆動信号供給の行われて
いないいずれかの振動子対の一方の振動子へ前記
送信部から信号を供給させ他方の振動子に入力さ
れたキヤビテーシヨン検出用超音波を前記受信部
へ送るように各振動子と送信部・受信部との接続
をオンオフ制御するスイツチング部と、受信部か
らのキヤビテーシヨン信号に基づいて駆動信号出
力部からの駆動信号の出力を制御する駆動制御部
と、を含むことを特徴としている。
[作用] 本考案は、透析槽内部に超音波を照射しつつ透
析処理を行つた場合、超音波を照射しないで処理
した場合に比し透析槽内部での透析作用をより促
進させることができるという点に着目してなされ
たものであり、本考案に係る超音波透析装置によ
れば、透析槽の外周に透析槽を挟んで互いに対向
するように配設された複数の振動子対は、駆動信
号出力部からの駆動信号により透析槽内部に透析
作用を促進させるための超音波を送波することが
可能であり、この駆動信号出力部からの駆動信号
の供給は、スイツチング部により各振動子へ選択
して切り換えて行うことができる。
従つて、透析槽内部への超音波の送波を偏りな
く均一に行うことが可能であり、超音波振動によ
る透析作用の促進をより効果的に行うことができ
る。
更に、本考案によれば、複数の振動子対のいず
れか一方の振動子に透析槽内のキヤビテーシヨン
(気泡現象)発生検出用の超音波を出力させるた
めの信号を供給する送信部及び上記一方の振動子
に対向する位置に在る他方の振動子に入力した一
方の振動子からのキヤビテーシヨン発生検出用の
超音波の強度に基づいてキヤビテーシヨン発生の
有無を検出する受信部が設けられている。そし
て、上記スイツチング部の制御により、上記駆動
信号出力部からの駆動信号の供給が行われていな
い振動子対に送信部からの信号を供給し、他方の
振動子をキヤビテーシヨン発生検出用超音波の入
力用振動子に切り換えることができる。
これにより、キヤビテーシヨン発生の有無を検
出しつつ、透析槽内部への透析作用の促進用超音
波の送波を行うことができ、キヤビテーシヨンの
発生時には、これを迅速に検知して駆動制御部に
よつて送波する超音波の強度調整等の迅速な対応
が行われる。
[実施例] 第1図は、本考案に係る超音波透析装置を血液
透析装置に用いた一実施例を示す概略斜視図であ
り、第6図に示した従来の血液透析装置と同様の
要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
本考案の特徴的事項は、透析槽10の外周に透
析槽10を挟んで互いに対向するように複数の振
動子対を配設し、各振動子の駆動により透析槽1
0内に超音波を送波するようにしたことであり、
本実施例においては、2対の振動子24a,24
c及び24b,24dが透析槽10の外側壁に四
方に分散して配設されている。
第2図は、上記第1図の実施例の平面図を示し
ており、説明の便宜上透析液供給管20及び透析
液排出管22の図示を省略している。
各振動子24は、本実施例では透析槽10から
離れた位置に配設されているが、図上破線で示す
ように各振動子24と透析槽10との間には整合
層25を設けることが好適である。
この透析層10内への超音波送波による透析作
用促進効果は、超音波の強度を高めることにより
増進させることができる。しかしながら、送波す
る超音波の強度の増加は、透析層10内における
キヤビテーシヨン発生の危険を伴う。このキヤビ
テーシヨンが発生した場合には、血液中に気泡が
混入することとなり、人体に対し危険な状態が発
生する。そこで、最も効率良く透析作用の促進を
行うためには、キヤビテーシヨンを生じさせない
最も強い超音波を透析槽10内に送波することが
望ましい。
そこで、本考案に係る超音波透析装置は、透析
促進用の超音波の送波と同時に透析槽内でのキヤ
ビテーシヨンの発生を検出する装置を設けたもの
である。
第3図は、本実施例の回路構成を示しており、
2対の振動子24a,24c及び24b及び24
dの各振動子には駆動信号出力部26がスイツチ
ング部28のスイツチ回路を介して接続されてい
る。この駆動信号出力部26は、発振器26a及
び電力アンプ26bにて構成されており、各振動
子への駆動信号の供給を可能としてする。
すなわち、スイツチング部28のスイツチS
1,S2,S3及びS4のオンオフ制御により、
それぞれ対応する振動子24a,24c,24b
及び24dへの駆動信号の供給、停止制御が行わ
れる。また、2対の振動子の各片一方の振動子に
キヤビテーシヨン検出用の超音波を送波させるた
めの信号を出力する送信部30が設けられてい
る。この送信部30は駆動信号を発振する発振器
30aと発振器30aからの出力を増幅する電力
アンプ30bとから構成されており、本実施例で
はこの電力アンプ30bからの増幅された駆動信
号は、スイツチング部28のスイツチS5を介し
て振動子24aに供給可能とされ、スイツチS6
を介して振動子24bへ供給可能としている。
振動子24a及び24bと対をなしている他方
の振動子24c及び24dには、それぞれスイツ
チS7及びS8を介して受信部32が接続されて
いる。この受信部32は、振動子24a又は24
bが出力し、振動子24c又は24dに入力され
たキヤビテーシヨン発生検出用の超音波を受信
し、この受信した超音波の強度に基づいてキヤビ
テーシヨン発生を検知する。この受信部32は、
振動子24c及び24dに入力された超音波信号
を増幅するための増幅器32a、増幅された信号
を受信する受信器32b及び受信された信号に基
づいてキヤビテーシヨンの発生を検出する検出器
32cから構成されている。
また、スイツチング部28には、スイツチS1
〜S8のオンオフ切換制御を行う制御回路34が
設けられており、この制御回路34によりスイツ
チS1〜S8をオンオフ切換えすることによつ
て、透析促進用の超音波を透析槽10内に送波さ
せるとともに、キヤビテーシヨン検出用の超音波
を送波し、キヤビテーシヨンの発生を監視しつつ
透析を行うことができるものである。
更に、受信部32には、駆動信号出力部26の
駆動信号出力を制御することにより、各振動子か
らの超音波出力の強度を調整することのできる駆
動制御部35が接続されている。
次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、2対の振動子24a,24c及
び24b,24dのうち透析促進用の超音波の送
波を行つていない振動子対を透析槽10内でのキ
ヤビテーシヨン発生の検出用に使用するものであ
り、スイツチング部28の制御回路34によつて
スイツチS1〜S8のオンオフ切換えを行うこと
によりこれを行う。
すなわち、駆動信号出力部26から各振動子2
4a〜24dへの透析作用促進用の超音波を発生
させるための駆動信号の供給が、スイツチS1〜
S4をオンオフ制御することにより行われる。そ
して、キヤビテーシヨン検出用超音波の出力及び
入力のための振動子の切換えは、スイツチS5〜
S8のオンオフ切換えによつて行われる。
第4図は、これらスイツチS1〜S8のオンオ
フ切換えのタイムチヤートを示す図であり、本実
施例の場合、まずスイツチS1及びS2がオンさ
れ、振動子24a及び振動子24cから透析促進
用の超音波が透析槽10内に送波される。このと
きスイツチS3及びS4はオフ状態に制御されて
おり、振動子24b及び24dからは透析促進用
の超音波の送波は行われていない。そして、この
ときスイツチS6及びS8はオン状態となつてお
り、振動子24bにはスイツチS6を介して送信
部30からキヤビテーシヨン検出用の超音波を発
生させるための信号が供給されている。
そして、振動子24dはスイツチS8を介して
受信部32に接続されており、振動子24bから
出力されたキヤビテーシヨン検出用超音波が入力
され、この入力に基づいて検出器32cはキヤビ
テーシヨン発生の有無の検出を行つている。この
ときスイツチS5及びS7はオフ状態とされてい
る。
このキヤビテーシヨンの検出では、人体に悪影
響を与えるキヤビテーシヨンの発生を迅速に検出
することができ、受信部32はキヤビテーシヨン
検出信号を駆動制御部35に供給する。
そして、駆動制御部35は、駆動信号出力部2
6に出力制御信号を供給し、駆動信号出力部26
からの駆動信号に基づいて振動子から発せられる
透析促進用の超音波の強度を低下させる。
また、予め危険なキヤビテーシヨンの発生する
超音波強度を本装置により確認しておくことによ
り、この強度に近い値に徐々に出力を高めていく
ことにより、キヤビテーシヨンの発生を未然に防
止しつつ超音波の送波を行うことができる。
以上のように、2対の振動子対のうち透析促進
用の超音波を送波していない振動子対をキヤビテ
ーシヨン発生の検出用の入出力装置として有効に
利用することができる。
次に、透析槽10内への超音波の送波を均一に
偏りなく行うため、スイツチS1及びS2がオフ
され、スイツチS3及びS4がオンされる。この
とき同時にスイツチS5及びS7がオンされる。
これにより、振動子24b及び24dからは透析
促進用の超音波が送波され、これとともに振動子
24aからはスイツチS5を介して送信部30か
ら供給された駆動信号によりキヤビテーシヨン発
生検出用の超音波が出力される。そして、振動子
24cに入力された超音波信号はスイツチS7を
介して受信部32に供給され検出器32cによつ
てキヤビテーシヨン発生の有無の検出が行われ
る。
以上のスイツチング制御により、超音波送波の
1サイクルが終了し、このサイクルを繰返し行う
ことにより、透析処理中において透析促進用の超
音波送波及びキヤビテーシヨン発生検出用の超音
波の出入力を行うことができるものである。
ここで、検出器32cによるキヤビテーシヨン
の発生の有無の検出方法について説明する。
1対の振動子対のうち片一方の振動子から出力
されたキヤビテーシヨン発生検出用の超音波の強
度を徐々に上げていつた場合、第5図Aに示すよ
うに、他方の振動子において入力される超音波の
入力強度は出力強度を上昇させるにつれて上昇す
る。しかしながら、透析槽10内にキヤビテーシ
ヨンが発生した場合には、第5図Bに示すよう
に、超音波の出力強度を上昇させても入力強度は
キヤビテーシヨン発生時から上昇せず入出力の関
係は線形性を失う。従つて、検出器32cでは送
信部30の発振器30aの出力強度及び受信器3
2bからの入力強度を監視することによりキヤビ
テーシヨンの発生を検出している。
このように、本実施例によれば、2対の振動子
のうち1対を順次選択的に透析促進用の超音波を
送波する振動子として用い、他の1対の振動子を
キヤビテーシヨン検出用の入出力装置として使用
することができ、透析処理中における透析促進用
超音波の均一な送波及び該超音波の送波によるキ
ヤビテーシヨン発生の有無を検出監視し、キヤビ
テーシヨン発生時における迅速な対応が可能とな
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る超音波透析
装置によれば、透析槽内に超音波を偏りなく均一
に送波することができ、透析槽内における透析作
用の効率の向上を達成することができる。更に、
所定の1対の振動子対をキヤビテーシヨン検出用
の入出力装置として用いることにより、透析処理
中の透析槽内におけるキヤビテーシヨンの発生を
常時監視することができ、キヤビテーシヨン発生
時には迅速に超音波出力強度低下を行うことがで
きる。これにより、効率の良い超音波の操作を行
うことができ、透析処理時間の短縮を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る超音波透析装置の一実施
例を示す概略斜視図、第2図は同実施例の概略平
面図、第3図は同実施例の回路構成図、第4図は
同実施例のスイツチング部のスイツチオンオフ切
換えのタイムチヤート図、第5図A及びBはキヤ
ビテーシヨン発生検出用超音波の出力強度と入力
強度との関係を示すグラフ図、第6図は従来の血
液透析装置の説明図である。 10……透析槽、16……血液供給管、18…
…血液排出管、24……振動子、26……駆動信
号出力部、28……スイツチング部、30……送
信部、32……受信部、34……制御回路、35
……駆動制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部で透析処理を行う透析槽と、 該透析槽の外周で透析槽を挟んで互いに対向す
    るように配設され透析槽内に超音波を送波する複
    数の振動子対と、 該複数の振動子対の各振動子に透析促進用の超
    音波を送波させるための駆動信号を供給する駆動
    信号出力部と、 複数の振動子対のうちいずれか1対の振動子の
    一方の振動子に透析槽内のキヤビテーシヨン発生
    検出用の超音波を他方の振動子に向けて出力させ
    るための信号を供給する送信部と、 前記他方の振動子に入力した超音波に基づいて
    キヤビテーシヨンの発生を検出する受信部と、 前記駆動信号出力部から各振動子への駆動信号
    供給を選択的にオンオフ制御するとともに駆動信
    号供給の行われていないいずれかの振動子対の一
    方の振動子へ前記送信部から信号を供給させ他方
    の振動子に入力されたキヤビテーシヨン検出用超
    音波を前記受信部へ送るように各振動子と送信
    部・受信部との接続をオンオフ制御するスイツチ
    ング部と、 受信部からのキヤビテーシヨン信号に基づいて
    駆動信号出力部からの駆動信号の出力を制御する
    駆動制御部と、 を含むことを特徴とする超音波透析装置。
JP18460287U 1987-12-02 1987-12-02 Expired - Lifetime JPH0519069Y2 (ja)

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JPH0187742U JPH0187742U (ja) 1989-06-09
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