JPH05191265A - Ttl論理回路 - Google Patents

Ttl論理回路

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JPH05191265A
JPH05191265A JP4020455A JP2045592A JPH05191265A JP H05191265 A JPH05191265 A JP H05191265A JP 4020455 A JP4020455 A JP 4020455A JP 2045592 A JP2045592 A JP 2045592A JP H05191265 A JPH05191265 A JP H05191265A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Bi−CMOS型のTTL論理回路の出力部
において、高速動作と低消費電力とを両立可能とする。 【構成】 バイポーラトランジスタ1のベース駆動部
(MOSトランジスタ9と抵抗11との直列回路)とコ
レクタ駆動部(抵抗12)との各インピーダンスを、ト
ランジスタ1のオフからオンへの状態変化時にのみ、低
インピーダンスとする。そのために、出力30の電位を
インバータ16により検出し、このインバータ16の出
力により、MOSトランジスタ17,19を共にオン制
御し、抵抗11,12を略短絡状態とする。トランジス
タ1がオンにあるときには、両トランジスタ17,19
はオフのため、抵抗11,12を夫々介してトランジス
タ1のベース,コレクタ電流が流れており、このとき抵
抗11,12を大としておくことができるので、低消費
電力となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はTTL論理回路に関し、特にBi
−CMOS型のTTL論理回路に関するものである。
【0002】
【従来技術】Bi−CMOS技術によって実現されたシ
ョットキバリアダイオード付きのTTL論理回路の出力
回路部の構成を図3に示す。
【0003】入力端子20からの入力信号はPチャンネ
ルMOSトランジスタ9及びNチャンネルMOSトラン
ジスタ5の各ゲート入力へ印加され、MOSトランジス
タ9のソース出力は抵抗11を介してNPN型のショッ
トキバリアダイオード付きバイポーラトランジスタ1の
ベース駆動をなす。このトランジスタ1のベースとアー
ス電位との間のMOSトランジスタ5は、トランジスタ
1のベース残留電荷を急速に放電するためのものであ
り、トランジスタ1のカットオフ時の高速化を図ってい
る。
【0004】トランジスタ1のコレクタには抵抗12が
設けられており、この抵抗12を介してトランジスタ1
のコレクタ駆動電流が供給されている。このトランジス
タ1のエミッタ出力とアース電位との間に抵抗13が設
けられており、このエミッタ出力によってNPN型のシ
ョットキバリアダイオード付きバイポーラトランジスタ
2のベース駆動がなされる。このトランジスタ2のコレ
クタが回路出力30となっており、このトランジスタ2
のベース残留電荷の急速放電のために、入力信号がゲー
トに印加されたNチャンネルMOSトランジスタ6が設
けられている。
【0005】トランジスタ1と2とにより回路出力のロ
ーレベルを決定しており、回路出力のハイレベルはダー
リントン接続されたNPNバイポーラトランジスタ3,
4により決定されるようになっている。このトランジス
タ3,4の駆動のために、入力信号を反転するインバー
タ15と、このインバータ15の出力を更に反転するC
MOSインバータ(Pチャンネルトランジスタ10及び
Nチャンネルトランジスタ7)とが設けられ、このCM
OSインバータ出力がトランジスタ3のベース入力とな
っている。そして、トランジスタ4のエミッタ出力が回
路出力30となっている。尚、トランジスタ7はトラン
ジスタ3のベース残留電荷の急速放電機能を有する。
【0006】トランジスタ4のベース残留電荷の急速放
電のために、インバータ15の出力がゲートに印加され
たNチャンネルMOSトランジスタ8が設けられてい
る。また、トランジスタ4のコレクタにはショットキバ
リアダイオード14が挿入されることにより、図示せぬ
負荷が短絡した様な場合に、トランジスタ3,4の保護
を行う。
【0007】この回路においては、回路出力30のハイ
レベルとローベルとを、CMOSトランジスタによって
完全に分離した構造となっているために、回路の消費電
力、特にハイレベル出力時の消費電力を大幅に低減可能
となっている。
【0008】また、ローレベル出力時には、トランジス
タ1,2の飽和動作を防止すべく、ショットキバリアダ
イオードによりコレクタ電位が共にクランプされ、抵抗
11〜13によりクランプ電流が制限されるようになっ
ている。
【0009】ここで、この回路のより高速化を実現する
ためには以下の様な手法が考えられる。
【0010】抵抗11,12の値を小さくして、NP
Nトランジスタ1に流れる電流を増やす。
【0011】PチャンネルMOSトランジスタ9のゲ
ート幅を大きくして、NPNトランジスタ1に流れる電
流を増やす。
【0012】NチャンネルMOSトランジスタ5〜8
のゲート幅を大きくして、NPNトランジスタ1〜4の
カットオフを更に素早くさせる。
【0013】PチャンネルMOSトランジスタ10及
びNチャンネルMOSトランジスタ7のゲート幅を共に
大きくする。
【0014】上記について考えると、通常Pチャンネ
ルMOSトランジスタ9のオン抵抗値は数百Ωであるの
に対し、抵抗11の値は数KΩであってオン抵抗に対し
てかなり大きいので、の手法はあまり効果がない。
【0015】また、,については、ゲート幅拡大に
よる寄生ソースドレイン容量の増加や、素子数の増加
(ゲート幅拡大に伴う素子面積の増大)のために、十分
な効果が得られない。従って、結局のところの手法を
用いて、消費電力と動作速度との関係を最適化するよう
に設計されているのが現状である。
【0016】前述した従来の実施例では、消費電力と動
作速度に相関があるため、それらを最適化しても十分な
動作速度の改善はできない。例えば、図3において抵抗
11及び12を小さくすると動作速度は向上するもの
の、同時に消費電力も増加する。ここでローレベル出力
静止時に流れる電流は、次式で表わされる。
【0017】 ICC={VCC−(2VBE−VSB)}/R12+(VCC−2VBE)/R11 上式で、VBEはNPNトランジスタ1及び2の順方向ベ
ースエミッタ間電圧、VSBはショットキバリアダイオー
ド14の順方向電圧、VCCは電源電圧、R11及びR12は
抵抗11及び12の抵抗値を夫々表わす。
【0018】上式の右辺第一項はNPNトランジスタ1
のコレクタ電流、第二項はNPNトランジスタ1のベー
ス電流を示す。この式から判る様に、消費電力は抵抗1
1及び12の値の逆数に比例するため、動作速度を改善
を図ろうとすると、大幅な消費電力の増加を伴い、結局
実用的な消費電力に納めようとすると、十分な動作速度
の改善はなされないのである。
【0019】
【発明の目的】本発明の目的は、高速動作と低消費電力
とを両立させることが可能なTTL論理回路を提供する
ことである。
【0020】
【発明の構成】本発明によれば、入力信号がゲートに印
加された第1のMOSトランジスタと、前記MOSトラ
ンジスタの導電チャンネルに直列接続された第1の抵抗
素子と、前記MOSトランジスタと前記第1の抵抗素子
との直列回路によりベース駆動電圧が供給される所定導
電型の第1のバイポーラトランジスタと、前記バイポー
ラトランジスタのコレクタ駆動電流を供給する第2の抵
抗素子と、前記バイポーラトランジスタのエミッタ出力
によりベース駆動され回路出力端子にコレクタが接続さ
れた前記所定導電型の第2のバイポーラトランジスタと
を含むTTL論理回路であって、前記第1のバイポーラ
トランジスタのオフからオンへの状態変化時に前記回路
出力端子の電位状態を検出する出力電位検出手段と、こ
の検出電位状態により夫々制御され低インピーダンスと
なる第1及び第2の可変インピーダンス手段とを有し、
前記第1及び第2の可変インピーダンス手段を夫々介し
て前記第1のバイポーラトランジスタのベース駆動電流
及びコレクタ駆動電流を供給するようにしたことを特徴
とするTTL論理回路が得られる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例の回路図であり、
図3と同等部分は同一符号にて示している。本実施例で
は図3の従来回路に以下の構成が付加されている。すな
わち、出力端子30の電位状態を検出するインバータ1
6からなる出力電位検出手段40と、この検出電位によ
り夫々インピーダンス制御される第1及び第2の可変イ
ンピーダンス手段50,60とが付加されている。
【0023】第1の可変インピーダンス手段50はPチ
ャンネルMOSトランジスタ17からなり、インバータ
16の出力がゲートへ印加され、このインバータ16の
出力がローレベルのときにオンとなって、抵抗11の両
端を低インピーダンス状態にするものである。
【0024】また、第2の可変インピーダンス手段60
は同じくPチャンネルMOSトランジスタ19からな
り、インバータ16の出力がゲートへ印加され、このイ
ンバータ16の出力がローレベルのときにオンとなっ
て、抵抗12の両端を低インピーダンス状態とするもの
である。
【0025】かかる構成において、まず、入力端子20
にローレベルが入力され、出力端子30にローレベルが
出力されている場合を考える。インバータ16によって
反転された出力端子30の信号は、PチャンネルMOS
トランジスタ17,19のゲートに入力されるので、こ
のトランジスタ17,19はオフする。
【0026】入力端子20にはローレベルが入力されて
いるので、PチャンネルMOSトランジスタ9はオン
し、NチャンネルMOSトランジスタ5,6はオフして
いるので、トランジスタ1,2はオンしている。このと
きPチャンネルMOSトランジスタ9はオンしており、
PチャンネルMOSトランジスタ17がオフしているの
でトランジスタ1のベース電流はトランジスタ9及び抵
抗11の直列回路によって、またトランジスタ1のコレ
クタ電流は抵抗12によって供給されている。
【0027】この時、抵抗11,12の値はトランジス
タ1,2のショットキバリアダイオードが安定してクラ
ンプ動作できるのに必要且つ最小の電流が供給できる程
度の値に比較的大きく(〜10KΩ)設定することがで
きる。
【0028】次に、入力端子20にハイレベルが入力さ
れると、PチャンネルMOSトランジスタ9はオフし、
NチャンネルMOSトランジスタ5,6がオンするの
で、トランジスタ1,2はオフする。
【0029】一方、インバータ16によって反転された
入力端子30の信号は、PチャンネルMOSトランジス
タ10及びNチャンネルMOSトランジスタ7,8の各
ゲートに入力されるので、PチャンネルMOSトランジ
スタ10はオンし、NチャンネルMOSトランジスタ
7,8がオフする。これによってNPNトランジスタ
3,4がオンし、出力端子30の電位はハイレベルとな
る。
【0030】インバータ回路16によって反転された出
力端子30の信号は、MOSトランジスタ17,19の
ゲートに入力されるので、両トランジスタ17,19は
オンする。また、入力端子20にはハイレベルが入力さ
れているので、PチャンネルMOSトランジスタ9はオ
フし、NチャンネルMOSトランジスタ5,6はオンし
ているので、トランジスタ1,2はオフしている。この
ときトランジスタ17はオンしているものの、トランジ
スタ5がオフしているので、トランジスタ1にはベース
電流は供給されない。
【0031】この状態で、入力端子20にローレベルが
入力されると、トランジスタ9はオンし、トランジスタ
5,6がオフするのでトランジスタ1,2はオンする。
この時、出力30は未だローレベルにあり、よってトラ
ンジスタ17,19はオンしているので、トランジスタ
1のベース電流は主としてトランジスタ9,17によっ
て、またトランジスタ1のコレクタ電流は主としてトラ
ンジスタ19によって夫々供給される。
【0032】この場合、トランジスタ1を駆動するイン
ピーダンスはローレベルで静止している状態よりも極め
て小さくなるので、図3の従来回路よりも極めて高速動
作が期待できる。
【0033】この後、トランジスタ1,2のオンによっ
て出力端子30の信号がローレベルになると、インバー
タ16によって反転された出力端子30の信号は、トラ
ンジスタ17,19のゲートに入力されるので、両トラ
ンジスタ17,19はオフする。従って、トランジスタ
1のベース電流はトランジスタ9及び抵抗11によっ
て、またトランジスタ1のコレクタ電流は抵抗12によ
って夫々供給される。結局、出力端子30の信号がロー
レベルで静止している状態になると、必要最少限の電流
だけを流す様に設計できるため、消費電力を極めて小さ
くできることになるのである。
【0034】図1の回路において、トランジスタ1のオ
フからオンへの状態遷移時に、PチャンネルMOSトラ
ンジスタ9及び17を介してトランジスタ1のオンベー
ス電流を供給して高速化を図っているが、Pチャンネル
MOSトランジスタ9のゲート幅はこのときのオンベー
ス駆動電流を流すに十分な大きさが必要となり、結果的
に素子占有面積が大となる。
【0035】そこで、図2の他の実施例回路に示す如
く、MOSトランジスタ9は従来(図3)と同一の小面
積のままとし、その代りに、PチャンネルMOSトラン
ジスタ17と直列に他のPチャンネルMOSトランジス
タ18を設け、このトランジスタ18のゲートを入力信
号により制御する構成とすることができる。
【0036】こうすることにより、可変インピーダンス
手段50を互いに直列接続されたPチャンネルMOSト
ランジスタ17,18により形成し、PチャンネルMO
Sトランジスタ9は従来と同一のものが使用できるよう
にしている。
【0037】図4は本発明の別の実施例を示す回路図で
あり、図1,2と同等部分は同一符号により示してい
る。本例は3ステートタイプのTTL出力回路に本発明
を適用したものである。3ステートタイプとするため
に、入力端子20の他に制御端子21を設け、2入力ナ
ンドゲートA,BとインバータCとを用いて、これ等2
つの入力端子20,21の信号の論理演算を行い、ナン
ドゲートAの出力をMOSトランジスタ7,8,10の
各ゲートに、またナンドゲートBの出力をMOSトラン
ジスタ5,6,9,18の各ゲートに印加している。
【0038】他の構成は図2の実施例と同一であるが、
可変インピーダンス回路50を図1の実施例と同一にし
ても良いことは勿論である。
【0039】図4において、入力端子21がローレベル
の場合、ナンドゲートA,Bはハイレベルを出力し、P
チャンネルMOSトランジスタ9,18,10はオフと
なり、NチャンネルMOSトランジスタ5〜8はオンす
る。よって、トランジスタ1〜4はいずれもオフとな
り、出力30はハイインピーダンス状態となる。他の動
作は図2と同一である。
【0040】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、バイポー
ラトランジスタのオフからオンへの遷移時においてベー
ス及びコレクタ駆動電流を供給する回路を、低インピー
ダンス状態に制御し、他の静止時には高インピーダンス
状態に制御することができるので、高速動作と消費電力
とを同時に実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の回路図である。
【図3】従来のBi−CMOS型のTTL論理回路図で
ある。
【図4】 本発明の別の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1〜4 NPNバイポーラトランジスタ 5〜8 NチャンネルMOSトランジスタ 9,10,17〜19 PチャンネルMOSトランジス
タ 20 入力端子 21 制御端子 30 出力端子 40 出力電位検出手段 50,60 可変インピーダンス手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号がゲートに印加された第1のM
    OSトランジスタと、前記MOSトランジスタの導電チ
    ャンネルに直列接続された第1の抵抗素子と、前記MO
    Sトランジスタと前記第1の抵抗素子との直列回路によ
    りベース駆動電圧が供給される所定導電型の第1のバイ
    ポーラトランジスタと、前記バイポーラトランジスタの
    コレクタ駆動電流を供給する第2の抵抗素子と、前記バ
    イポーラトランジスタのエミッタ出力によりベース駆動
    され回路出力端子にコレクタが接続された前記所定導電
    型の第2のバイポーラトランジスタとを含むTTL論理
    回路であって、前記第1のバイポーラトランジスタのオ
    フからオンへの状態変化時に前記回路出力端子の電位状
    態を検出する出力電位検出手段と、この検出電位状態に
    より夫々制御され低インピーダンスとなる第1及び第2
    の可変インピーダンス手段とを有し、前記第1及び第2
    の可変インピーダンス手段を夫々介して前記第1のバイ
    ポーラトランジスタのベース駆動電流及びコレクタ駆動
    電流を供給するようにしたことを特徴とするTTL論理
    回路。
  2. 【請求項2】 前記出力電位検出手段は前記回路出力端
    子が入力に接続されたインバータ手段からなり、前記第
    1の可変インピーダンス手段は、前記インバータ手段の
    出力がゲートに印加され前記第1の抵抗素子に並列に設
    けられかつ前記第1のMOSトランジスタと同導電型の
    第2のMOSトランジスタからなり、前記第2の可変イ
    ンピーダンス手段は、前記インバータ手段の出力がゲー
    トに印加され前記第2の抵抗素子に並列に設けられ前記
    同導電型の第3のMOSトランジスタからなることを特
    徴とする請求項1記載のTTL論理回路。
  3. 【請求項3】 前記出力電位検出手段は前記回路出力端
    子が入力に接続されたインバータ手段からなり、前記第
    1の可変インピーダンス手段は、前記インバータ手段の
    出力がゲートに印加され前記第1のMOSトランジスタ
    と同導電型の第2のMOSトランジスタ及び前記入力信
    号がゲートに印加され前記同導電型の第3のMOSトラ
    ンジスタの直列接続回路からなり、この直列接続回路を
    前記第1のMOSトランジスタと前記第1の抵抗素子と
    の直列回路に対して並列に接続し、前記第2の可変イン
    ピーダンス手段は、前記インバータ手段の出力がゲート
    に印加され前記第2の抵抗素子に並列に設けられかつ前
    記同導電型の第4のMOSトランジスタからなることを
    特徴とする請求項1記載のTTL論理回路。
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