JPH05191969A - 電圧形交直変換装置用パワーmosfetの駆動回路 - Google Patents
電圧形交直変換装置用パワーmosfetの駆動回路Info
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- JPH05191969A JPH05191969A JP407292A JP407292A JPH05191969A JP H05191969 A JPH05191969 A JP H05191969A JP 407292 A JP407292 A JP 407292A JP 407292 A JP407292 A JP 407292A JP H05191969 A JPH05191969 A JP H05191969A
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- mosfet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチング時に過大なサージ電圧を発生さ
せないことでダイオードの破壊を防ぎ、パワーMOSF
ETのスイッチング損失を減らすためのパワーMOSF
ETの駆動回路を得ることを目的とする。 【構成】 昇圧チョッパ回路4のダイオード4cのアノ
ード・カソード間電圧を検出するホトカプラ33を設
け、このホトカプラ33の出力をパワーMOSFET4
bのオン時のゲート抵抗R2 に並列に接続して、ドライ
ブ条件を可変する構成にしている。
せないことでダイオードの破壊を防ぎ、パワーMOSF
ETのスイッチング損失を減らすためのパワーMOSF
ETの駆動回路を得ることを目的とする。 【構成】 昇圧チョッパ回路4のダイオード4cのアノ
ード・カソード間電圧を検出するホトカプラ33を設
け、このホトカプラ33の出力をパワーMOSFET4
bのオン時のゲート抵抗R2 に並列に接続して、ドライ
ブ条件を可変する構成にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電圧形交直変換装置
に係り、特に直流電圧を昇圧するための昇圧チョッパ回
路を用いた整流装置のスイッチング素子として用いられ
るパワーMOSFETの駆動回路に関するものである。
に係り、特に直流電圧を昇圧するための昇圧チョッパ回
路を用いた整流装置のスイッチング素子として用いられ
るパワーMOSFETの駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば特開平2−241371
公報に示された従来の昇圧チョッパ回路を有した電圧形
交直変換装置の基本構成図である。図に於いて1は商用
電源、2は商用電源1の交流電力を直流に変換するダイ
オードブリッジ、3は変換された直流電力中のノイズ成
分を除去するノイズフィルタ、4はノイズフィルタ出力
からの直流電圧を昇圧する昇圧チョッパ回路である。昇
圧チョッパ回路4に於いて4aはチョークコイル、4b
はパワーMOSFET(以下MOSFETと称す)、4
cはダイオードであって、還流ダイオードとして用いら
れている。4dは平滑コンデンサ、4eはMOSFET
を駆動するゲートドライブ回路である。5はインバータ
装置、6は負荷である。
公報に示された従来の昇圧チョッパ回路を有した電圧形
交直変換装置の基本構成図である。図に於いて1は商用
電源、2は商用電源1の交流電力を直流に変換するダイ
オードブリッジ、3は変換された直流電力中のノイズ成
分を除去するノイズフィルタ、4はノイズフィルタ出力
からの直流電圧を昇圧する昇圧チョッパ回路である。昇
圧チョッパ回路4に於いて4aはチョークコイル、4b
はパワーMOSFET(以下MOSFETと称す)、4
cはダイオードであって、還流ダイオードとして用いら
れている。4dは平滑コンデンサ、4eはMOSFET
を駆動するゲートドライブ回路である。5はインバータ
装置、6は負荷である。
【0003】次に動作について説明する。まず、MOS
FET4bをオンする。次にMOSFET4bをオフす
る。次にMOSFET4bを再びオンする。それぞれの
期間に於ける等価回路を図6、図7及び図8に示してあ
る。
FET4bをオンする。次にMOSFET4bをオフす
る。次にMOSFET4bを再びオンする。それぞれの
期間に於ける等価回路を図6、図7及び図8に示してあ
る。
【0004】図6ではMOSFET4bがオンしている
ために図のように電流i1 が流れる。この場合には、チ
ョークコイル4aに電流が充電される。
ために図のように電流i1 が流れる。この場合には、チ
ョークコイル4aに電流が充電される。
【0005】次にMOSFET4bがオフしたのを図7
に示してある。この場合にはチョークコイルで充電され
た電流が、MOSFET4bがオフすることでダイオー
ド4cを通して平滑コンデンサ4dに充電される。平滑
コンデンサには、商用電源1の電力が印加されるため、
電圧としては商用電源1の電圧より高い電圧が発生す
る。
に示してある。この場合にはチョークコイルで充電され
た電流が、MOSFET4bがオフすることでダイオー
ド4cを通して平滑コンデンサ4dに充電される。平滑
コンデンサには、商用電源1の電力が印加されるため、
電圧としては商用電源1の電圧より高い電圧が発生す
る。
【0006】次にMOSFET4bを再びオンしたのを
図8に示してある。このとき、ダイオード4cには順方
向に流れていたときにMOSFET4bがオンするた
め、ダイオード4cに急激な逆バイアスの電圧がかかる
ことになる。一般にダイオードは順電流が流れていた状
態で急激に逆バイアス電圧がかけられるとダイオードの
蓄積電荷の影響で一瞬逆方向に大きな電流が流れる。こ
れをリカバリ電流と称し、図8にiR として示す電流で
ある。
図8に示してある。このとき、ダイオード4cには順方
向に流れていたときにMOSFET4bがオンするた
め、ダイオード4cに急激な逆バイアスの電圧がかかる
ことになる。一般にダイオードは順電流が流れていた状
態で急激に逆バイアス電圧がかけられるとダイオードの
蓄積電荷の影響で一瞬逆方向に大きな電流が流れる。こ
れをリカバリ電流と称し、図8にiR として示す電流で
ある。
【0007】図8の期間を具体的に図9に示してある。
ここで4aはチョークコイル、iF は平滑コンデンサに
流れ込む電流、VGSはMOSFET4bのゲート−ソー
ス間電圧,iD はMOSFET4bのドレイン電流、V
KAはダイオード4cのアノード−カソード間電圧、VDS
はMOSFET4bのドレイン−ソース間電圧、R1 は
発振防止用のゲート抵抗、17はオン用のスイッチ、V
はゲートアンプのオン側の電圧源である。
ここで4aはチョークコイル、iF は平滑コンデンサに
流れ込む電流、VGSはMOSFET4bのゲート−ソー
ス間電圧,iD はMOSFET4bのドレイン電流、V
KAはダイオード4cのアノード−カソード間電圧、VDS
はMOSFET4bのドレイン−ソース間電圧、R1 は
発振防止用のゲート抵抗、17はオン用のスイッチ、V
はゲートアンプのオン側の電圧源である。
【0008】また図10がMOSFETの内部容量説明
図であって、CGSがゲート・ソース間容量、CGDがゲー
ト・ドレイン間容量である。
図であって、CGSがゲート・ソース間容量、CGDがゲー
ト・ドレイン間容量である。
【0009】図9の波形説明図を図11に示してある。
以下、図9、ないし図11を用いてMOSFETのオン
時に於ける各部波形を説明する。まずスイッチ17をオ
ンすると、ゲート・ソース間電圧VGSはゲート抵抗R1
とMOSFET4bのゲート・ソース間容量CGSとの積
の時定数で立ち上がる。そして図11bに示すt=t2
に於いてVGS=VTH(スレショルド電圧)に達すると、
MOSFET4bのドレイン電流iD が図11cに示し
たように流れ始める。そして、これ以前にはダイオード
4cに順電流iF がアノードからカソードの向きに流れ
ていたので、前述の説明によるダイオード4cの逆方向
のリカバリ電流iR が流れ始める。このリカバリ電流の
上昇率は、直流母線のチョークコイル4a、母線電圧V
DCの大きさ及びMOSFET4bのゲート抵抗およびM
OSFET4bの特性等によって決まることになり、ダ
イオードの順方向の蓄積電荷がぬけるまでリカバリ電流
iR は上昇する。t=t3 で蓄積電荷がぬけてリカバリ
電流がピークに達する(図11c)。この時点のドレイ
ン電流iD をiP とおくと、その後はVKAに逆バイアス
の電圧がかかり始めてリカバリ電流iR が図11c、t
=t3 以後、急激に減少し始める。この減少率が非常に
大きいために、ダイオード4cのアノード・カソード間
電圧VKAには一瞬大きなサージ電圧が発生する(図11
d)。そして、このときのピークパワーによってダイオ
ード4cが破壊することもある。リカバリ電流iR の減
少率は一般にリカバリ電流のピークiP が大きい程大き
いことが知られている。よってVKAのサージ電圧を減ら
すためには、リカバリ電流iR の減少率を小さくするこ
と、すなわちリカバリ電流のピークiP を小さくするこ
とが必要である。
以下、図9、ないし図11を用いてMOSFETのオン
時に於ける各部波形を説明する。まずスイッチ17をオ
ンすると、ゲート・ソース間電圧VGSはゲート抵抗R1
とMOSFET4bのゲート・ソース間容量CGSとの積
の時定数で立ち上がる。そして図11bに示すt=t2
に於いてVGS=VTH(スレショルド電圧)に達すると、
MOSFET4bのドレイン電流iD が図11cに示し
たように流れ始める。そして、これ以前にはダイオード
4cに順電流iF がアノードからカソードの向きに流れ
ていたので、前述の説明によるダイオード4cの逆方向
のリカバリ電流iR が流れ始める。このリカバリ電流の
上昇率は、直流母線のチョークコイル4a、母線電圧V
DCの大きさ及びMOSFET4bのゲート抵抗およびM
OSFET4bの特性等によって決まることになり、ダ
イオードの順方向の蓄積電荷がぬけるまでリカバリ電流
iR は上昇する。t=t3 で蓄積電荷がぬけてリカバリ
電流がピークに達する(図11c)。この時点のドレイ
ン電流iD をiP とおくと、その後はVKAに逆バイアス
の電圧がかかり始めてリカバリ電流iR が図11c、t
=t3 以後、急激に減少し始める。この減少率が非常に
大きいために、ダイオード4cのアノード・カソード間
電圧VKAには一瞬大きなサージ電圧が発生する(図11
d)。そして、このときのピークパワーによってダイオ
ード4cが破壊することもある。リカバリ電流iR の減
少率は一般にリカバリ電流のピークiP が大きい程大き
いことが知られている。よってVKAのサージ電圧を減ら
すためには、リカバリ電流iR の減少率を小さくするこ
と、すなわちリカバリ電流のピークiP を小さくするこ
とが必要である。
【0010】一方、MOSFET4bのゲート・ソース
間電圧VGSは図11bのようになる。すなわち、VGSは
VDSがt=t3 以後大きく減少し始めるので、ゲート・
ドレイン間容量CGDの影響で停留状態(一定電圧)にな
る(ミラー効果)。t=t4 でVDSがある電圧に達し
(図11e)、それ以後MOSFETの内部容量CGDが
増加し続けるため、やはりゲート・ソース間電圧VGSの
停留が続く。そして、t=t5 に於いてMOSFETの
容量がようやく増加を中止してVGSが停留状態から脱す
る。この間、VDSは減少を続ける。このようにMOSF
ETをオンするためにはゲートにある電荷を流し込んで
やる必要があり、ゲート電流が大きければ大きいほどV
GSは早く停留を脱する。
間電圧VGSは図11bのようになる。すなわち、VGSは
VDSがt=t3 以後大きく減少し始めるので、ゲート・
ドレイン間容量CGDの影響で停留状態(一定電圧)にな
る(ミラー効果)。t=t4 でVDSがある電圧に達し
(図11e)、それ以後MOSFETの内部容量CGDが
増加し続けるため、やはりゲート・ソース間電圧VGSの
停留が続く。そして、t=t5 に於いてMOSFETの
容量がようやく増加を中止してVGSが停留状態から脱す
る。この間、VDSは減少を続ける。このようにMOSF
ETをオンするためにはゲートにある電荷を流し込んで
やる必要があり、ゲート電流が大きければ大きいほどV
GSは早く停留を脱する。
【0011】次にMOSFET4bのスイッチング損失
について考える。図11cに示すiD とVDSの積がスイ
ッチング損失である。よって、スイッチング損失を小さ
くするためには、リカバリピーク電流iP を小さくする
こと及びt=t4 からt=t5 の期間はiD も、VDSも
大きいのでt4 からt5 の期間を短くすること、すなわ
ちVGSの停留期間を短くする必要がある。このことをま
とめると、まず、ダイオード電圧VKAのサージ電圧を小
さくしてダイオードを破壊から守るためには、リカバリ
電流のピーク値iP を小さくする必要がある。またスイ
ッチング損失を減らすためにもiP を小さくする必要が
ある。iP は前述の条件等によって変わるが、例えばV
GSの立ち上がりをゆるくしてMOSFET4bに於ける
iD の立ち上がりの傾きを小さくしてやればよい。しか
し、そのためにはMOSFET4bのゲート抵抗R1 を
大きくしなければならない。
について考える。図11cに示すiD とVDSの積がスイ
ッチング損失である。よって、スイッチング損失を小さ
くするためには、リカバリピーク電流iP を小さくする
こと及びt=t4 からt=t5 の期間はiD も、VDSも
大きいのでt4 からt5 の期間を短くすること、すなわ
ちVGSの停留期間を短くする必要がある。このことをま
とめると、まず、ダイオード電圧VKAのサージ電圧を小
さくしてダイオードを破壊から守るためには、リカバリ
電流のピーク値iP を小さくする必要がある。またスイ
ッチング損失を減らすためにもiP を小さくする必要が
ある。iP は前述の条件等によって変わるが、例えばV
GSの立ち上がりをゆるくしてMOSFET4bに於ける
iD の立ち上がりの傾きを小さくしてやればよい。しか
し、そのためにはMOSFET4bのゲート抵抗R1 を
大きくしなければならない。
【0012】一方t=t4 からt5 の間のスイッチング
損失を減らすためには前述した通り、ゲート電流を増や
せば良い。そのためにはMOSFET4bのゲート抵抗
R1 を小さくしてやればよいことになる。
損失を減らすためには前述した通り、ゲート電流を増や
せば良い。そのためにはMOSFET4bのゲート抵抗
R1 を小さくしてやればよいことになる。
【0013】駆動回路において、他の従来例として実開
平3−66591号公報に示されているようなゲート抵
抗を変えずに、スイッチング時間を単に遅らせる点のみ
考慮した構成がある。
平3−66591号公報に示されているようなゲート抵
抗を変えずに、スイッチング時間を単に遅らせる点のみ
考慮した構成がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のパワーMOSF
ETの駆動回路は以上のように構成されているので、サ
ージ電圧を小さくしてダイオードを破壊から守るととも
にスイッチング損失を減らそうとすると、互いに相反す
る条件が生じてしまう。
ETの駆動回路は以上のように構成されているので、サ
ージ電圧を小さくしてダイオードを破壊から守るととも
にスイッチング損失を減らそうとすると、互いに相反す
る条件が生じてしまう。
【0015】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、リカバリ電流の立ち上がり及
びピーク値を減らして、ダイオードを破壊から守り、か
つゲート電圧の停留期間を短くして前述の期間t4 から
t5 のMOSFETのスイッチング損失をも減らすパワ
ーMOSFETの駆動回路を得ることを目的とする。
るためになされたもので、リカバリ電流の立ち上がり及
びピーク値を減らして、ダイオードを破壊から守り、か
つゲート電圧の停留期間を短くして前述の期間t4 から
t5 のMOSFETのスイッチング損失をも減らすパワ
ーMOSFETの駆動回路を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電圧形交
直変換装置のパワーMOSFETの駆動回路は、スイッ
チング素子としてのパワーMOSFETのゲートにドラ
イブ信号を供給するゲートドライブ回路と、抵抗を介し
て昇圧チョッパ回路におけるダイオードのアノード・カ
ソード間電圧を入力することにより、オン・オフ状態を
判別するとともに、その出力をオン時のゲート抵抗と並
列に接続してドライブ条件を変えるホトカプラを設けた
ものである。
直変換装置のパワーMOSFETの駆動回路は、スイッ
チング素子としてのパワーMOSFETのゲートにドラ
イブ信号を供給するゲートドライブ回路と、抵抗を介し
て昇圧チョッパ回路におけるダイオードのアノード・カ
ソード間電圧を入力することにより、オン・オフ状態を
判別するとともに、その出力をオン時のゲート抵抗と並
列に接続してドライブ条件を変えるホトカプラを設けた
ものである。
【0017】
【作用】この発明における電圧形交直変換装置のパワー
MOSFETの駆動回路は、ダイオード4cのアノード
・カソード間電圧に対応してパワーMOSFETのゲー
ト駆動条件を変えることによってゆっくりオンさせるも
のであるために、ダイオードリカバリー電流を小さくす
ることが出来、これに伴ってサージ電圧が低くなること
からダイオードの破損防止が行えるものである。また、
ゲート駆動条件を変えることによりドレイン電流のピー
クが低くなることから、この期間に於けるスイッチング
損失も少なくする。
MOSFETの駆動回路は、ダイオード4cのアノード
・カソード間電圧に対応してパワーMOSFETのゲー
ト駆動条件を変えることによってゆっくりオンさせるも
のであるために、ダイオードリカバリー電流を小さくす
ることが出来、これに伴ってサージ電圧が低くなること
からダイオードの破損防止が行えるものである。また、
ゲート駆動条件を変えることによりドレイン電流のピー
クが低くなることから、この期間に於けるスイッチング
損失も少なくする。
【0018】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
ついて説明する。図1はこの発明によるパワーMOSF
ETの駆動回路を示す回路図であって、従来と同一部分
は同一記号を用いて示してある。図に於いて33はホト
カプラであって、その入力側は電流制限用抵抗20を介
してダイオード4cのアノード・カソード間に接続され
ている。R2 はフォトカプラ33の出力に並列に接続さ
れたオン時のゲート抵抗、23はMOSFET4bのゲ
ート−ソース間に並列に接続された保護抵抗、24はM
OSFET4bのオン時のスイッチ、25はMOSFE
T4bのオフ時のスイッチ、26はゲートアンプのオン
側の電源である。
ついて説明する。図1はこの発明によるパワーMOSF
ETの駆動回路を示す回路図であって、従来と同一部分
は同一記号を用いて示してある。図に於いて33はホト
カプラであって、その入力側は電流制限用抵抗20を介
してダイオード4cのアノード・カソード間に接続され
ている。R2 はフォトカプラ33の出力に並列に接続さ
れたオン時のゲート抵抗、23はMOSFET4bのゲ
ート−ソース間に並列に接続された保護抵抗、24はM
OSFET4bのオン時のスイッチ、25はMOSFE
T4bのオフ時のスイッチ、26はゲートアンプのオン
側の電源である。
【0019】以下、図2aからfに示す波形図を用いて
動作を説明する。まずスイッチ24を図2aに示すよう
にオンにすると、図6の場合と同様にMOSFET4b
のゲート・ソース間電圧VGSが図2b t=t11以後M
OSFET4bのゲート・ソース間容量CGSと抵抗R2
の積の時定数に応じて上昇するわけであるが、抵抗R2
の抵抗値が図9に於ける抵抗R1 の抵抗値に比較してR
2 >R1 であることから、時定数も大きくなってその立
ち上がりもなめらかとなる。
動作を説明する。まずスイッチ24を図2aに示すよう
にオンにすると、図6の場合と同様にMOSFET4b
のゲート・ソース間電圧VGSが図2b t=t11以後M
OSFET4bのゲート・ソース間容量CGSと抵抗R2
の積の時定数に応じて上昇するわけであるが、抵抗R2
の抵抗値が図9に於ける抵抗R1 の抵抗値に比較してR
2 >R1 であることから、時定数も大きくなってその立
ち上がりもなめらかとなる。
【0020】次に、t=t21に於いてVGS=VTH(スレ
ショルド電圧)に達すると、MOSFET4bのドレイ
ン電流iD が図2cに示すように流れ始める。そして、
前述のようにダイオード4cのリカバリ電流iR も流れ
始める。しかし図9の場合と比べて、VGSの立ち上がり
時定数が大きいために、リカバリ電流iR の上昇率は小
さい。
ショルド電圧)に達すると、MOSFET4bのドレイ
ン電流iD が図2cに示すように流れ始める。そして、
前述のようにダイオード4cのリカバリ電流iR も流れ
始める。しかし図9の場合と比べて、VGSの立ち上がり
時定数が大きいために、リカバリ電流iR の上昇率は小
さい。
【0021】次に、t=t31に於いてダイオードの順方
向の蓄積電荷がぬけて、リカバリ電流iP がピーク値i
P1に達するが、リカバリ電流の上昇率が従来の回路に比
べて小さいのでこのピーク値iP1も図11cのiP に比
べて小さいものとなる。そして、その後はダイオード4
cのアノード・カソード間に図2dに示すように逆バイ
アスの電圧がかかり始めるためにリカバリ電流iR が減
少し始めるが、従来の回路に比べリカバリ電流のピーク
値が小さいので、このリカバリ電流の減少率も小さく、
これに伴ってゆっくり切れる。よって、ダイオード4c
に加わるサージ電圧も小さなものとなる。
向の蓄積電荷がぬけて、リカバリ電流iP がピーク値i
P1に達するが、リカバリ電流の上昇率が従来の回路に比
べて小さいのでこのピーク値iP1も図11cのiP に比
べて小さいものとなる。そして、その後はダイオード4
cのアノード・カソード間に図2dに示すように逆バイ
アスの電圧がかかり始めるためにリカバリ電流iR が減
少し始めるが、従来の回路に比べリカバリ電流のピーク
値が小さいので、このリカバリ電流の減少率も小さく、
これに伴ってゆっくり切れる。よって、ダイオード4c
に加わるサージ電圧も小さなものとなる。
【0022】一方、t=t31以後においては、図2fに
示すようにMOSFET4bのドレイン・ソース間電圧
VDSが減少し始め、ゲート・ドレイン間容量CGDによる
ミラー効果によりゲート・ソース間電圧VGSの停留が始
まる。ここで、ホトカプラ33に注目すると、ホトカプ
ラ33の入力はダイオード4cのアノード・カソード間
に接続されている。そして、VKAが上昇するとホトカプ
ラ33はt=t32でオンする。ホトカプラ33がオンす
ると、抵抗R2 が短絡されるためにMOSFET4bの
ゲート電流は増加し、MOSFET4bのゲート・ソー
ス間には急激に電荷が蓄積される。そして、t=t41以
後は、MOSFETの内部容量CGD等の増加よりVGSの
停留が図2bに示すように続くが、電荷がゲートへ蓄積
される速度は従来の回路に比べ大きいため、この停留状
態から早く脱する。このことは、従来の回路に比べて、
VGSの停留期間が短くなるということである。
示すようにMOSFET4bのドレイン・ソース間電圧
VDSが減少し始め、ゲート・ドレイン間容量CGDによる
ミラー効果によりゲート・ソース間電圧VGSの停留が始
まる。ここで、ホトカプラ33に注目すると、ホトカプ
ラ33の入力はダイオード4cのアノード・カソード間
に接続されている。そして、VKAが上昇するとホトカプ
ラ33はt=t32でオンする。ホトカプラ33がオンす
ると、抵抗R2 が短絡されるためにMOSFET4bの
ゲート電流は増加し、MOSFET4bのゲート・ソー
ス間には急激に電荷が蓄積される。そして、t=t41以
後は、MOSFETの内部容量CGD等の増加よりVGSの
停留が図2bに示すように続くが、電荷がゲートへ蓄積
される速度は従来の回路に比べ大きいため、この停留状
態から早く脱する。このことは、従来の回路に比べて、
VGSの停留期間が短くなるということである。
【0023】以上をまとめると、まず従来の回路に比べ
てt=t11からt=t32の期間に於けるゲート抵抗が大
きいのでMOSFET4bがゆっくりオン(図2b)す
るため、ダイオードリカバリピークiP1が小さくなり
(図2c)、これに伴ってダイオードに印加されるサー
ジ電圧も小さくなってダイオードが破壊しなくなる(図
2d)。また、ピーク電流iP1が小さいので、この期間
のスイッチング損失も小さいものとなる。
てt=t11からt=t32の期間に於けるゲート抵抗が大
きいのでMOSFET4bがゆっくりオン(図2b)す
るため、ダイオードリカバリピークiP1が小さくなり
(図2c)、これに伴ってダイオードに印加されるサー
ジ電圧も小さくなってダイオードが破壊しなくなる(図
2d)。また、ピーク電流iP1が小さいので、この期間
のスイッチング損失も小さいものとなる。
【0024】更に、t=t31がt41の間にダイオード4
cのアノード・カソード間電圧VKAが上昇してホトカプ
ラ33がt=t32でオン(図2e)し、これによりゲー
ト抵抗R2 が短絡されてゲート電流が増加するために、
従来の回路に比べてMOSFET4bのゲート・ソース
間電圧VGSの停留時間が短くなり、これに伴ってこの期
間のスイッチング損失も小さいものとなる。
cのアノード・カソード間電圧VKAが上昇してホトカプ
ラ33がt=t32でオン(図2e)し、これによりゲー
ト抵抗R2 が短絡されてゲート電流が増加するために、
従来の回路に比べてMOSFET4bのゲート・ソース
間電圧VGSの停留時間が短くなり、これに伴ってこの期
間のスイッチング損失も小さいものとなる。
【0025】また、図1に示す回路に於いては、オフ時
の抵抗R3 をオン時とは別に設けていることから、オフ
時間の調整をオン時とは別々に行なうことが出来るもの
である。また、ホトカプラは一般にオン動作が早くオフ
動作が遅いが、上記回路に於いてはホトカプラのオン動
作出力のみを利用していることから、パワーMOSFE
Tのような高速スイッチング素子に対しても十分に対応
することが出来るものである。
の抵抗R3 をオン時とは別に設けていることから、オフ
時間の調整をオン時とは別々に行なうことが出来るもの
である。また、ホトカプラは一般にオン動作が早くオフ
動作が遅いが、上記回路に於いてはホトカプラのオン動
作出力のみを利用していることから、パワーMOSFE
Tのような高速スイッチング素子に対しても十分に対応
することが出来るものである。
【0026】実施例2.なお、上記実施例1に於いて
は、ホトカプラ33の出力側を抵抗R2 に対して並列に
接続し、ホトカプラ33がオンとなった場合にゲート抵
抗R2 の短絡でゲート電流は増加するが、図3に示す実
施例2においてはホトカプラ33の出力側に直列に抵抗
R4 を設け、これらをオン時のゲート抵抗R2 と並列に
接続してホトカプラ33がオンした時の抵抗値を調整し
ている。抵抗R4 の抵抗値は図1に於ける短絡状態とは
違い電流値を制限できるようにしたものである。
は、ホトカプラ33の出力側を抵抗R2 に対して並列に
接続し、ホトカプラ33がオンとなった場合にゲート抵
抗R2 の短絡でゲート電流は増加するが、図3に示す実
施例2においてはホトカプラ33の出力側に直列に抵抗
R4 を設け、これらをオン時のゲート抵抗R2 と並列に
接続してホトカプラ33がオンした時の抵抗値を調整し
ている。抵抗R4 の抵抗値は図1に於ける短絡状態とは
違い電流値を制限できるようにしたものである。
【0027】実施例3.また、ホトカプラ33の出力電
流が不足する場合には、図4に示す実施例3においてホ
トカプラ33の出力段にオン時のゲート抵抗R2 と並列
にトランジスタ41を設ける。ホトカプラがオンした
時、トランジスタ41によって不足電流分が増幅される
ことになる。
流が不足する場合には、図4に示す実施例3においてホ
トカプラ33の出力段にオン時のゲート抵抗R2 と並列
にトランジスタ41を設ける。ホトカプラがオンした
時、トランジスタ41によって不足電流分が増幅される
ことになる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば整流回
路からの直流電源を昇圧する昇圧チョッパ回路を有する
電圧形交直変換装置において、スイッチング素子として
のパワーMOSFETのゲートにドライブ信号を供給す
るゲートドライブ回路と、抵抗を介して昇圧チョッパ回
路におけるダイオードのアノード・カソード間に電圧を
入力することによりオン・オフ状態を判別し、その出力
によってオン時のゲート抵抗と並列に接続してドライブ
条件を変えるホトカプラを設けた構成にしたので、ダイ
オードリカバリー電流が小さくなってダイオードの破損
が防止されるとともに、オン時に於けるスイッチング損
失が減少する等の種々効果がある。
路からの直流電源を昇圧する昇圧チョッパ回路を有する
電圧形交直変換装置において、スイッチング素子として
のパワーMOSFETのゲートにドライブ信号を供給す
るゲートドライブ回路と、抵抗を介して昇圧チョッパ回
路におけるダイオードのアノード・カソード間に電圧を
入力することによりオン・オフ状態を判別し、その出力
によってオン時のゲート抵抗と並列に接続してドライブ
条件を変えるホトカプラを設けた構成にしたので、ダイ
オードリカバリー電流が小さくなってダイオードの破損
が防止されるとともに、オン時に於けるスイッチング損
失が減少する等の種々効果がある。
【図1】この発明の実施例1による電圧形交直変換装置
用パワーMOSFETの駆動回路を示す電気回路図であ
る。
用パワーMOSFETの駆動回路を示す電気回路図であ
る。
【図2】図1に示す駆動回路に於ける各部動作波形図で
ある。
ある。
【図3】この発明の実施例2による電圧形交直変換装置
用パワーMOSFETの駆動回路の要部を示す電気回路
図である。
用パワーMOSFETの駆動回路の要部を示す電気回路
図である。
【図4】この発明の実施例3による電圧形交直変換装置
用パワーMOSFETの駆動回路の要部を示す電気回路
図である。
用パワーMOSFETの駆動回路の要部を示す電気回路
図である。
【図5】従来の電圧形交直変換装置用パワーMOSFE
Tの駆動回路を示すブロック図である。
Tの駆動回路を示すブロック図である。
【図6】従来のパワーMOSFETの駆動回路のパワー
MOSFETのオン時における等価回路図である。
MOSFETのオン時における等価回路図である。
【図7】従来のパワーMOSFETの駆動回路のパワー
MOSFETのオフ時における等価回路図である。
MOSFETのオフ時における等価回路図である。
【図8】従来のパワーMOSFETの駆動回路のパワー
MOSFETの再オン時における等価回路図である。
MOSFETの再オン時における等価回路図である。
【図9】図5に示す電圧形交直変換装置用パワーMOS
FETの駆動回路を示す電気回路図である。
FETの駆動回路を示す電気回路図である。
【図10】従来のパワーMOSFETの内部容量を示す
回路図である。
回路図である。
【図11】図5に示す駆動回路の各部動作波形図であ
る。
る。
【符号の説明】 4 昇圧チョッパ回路 4b パワーMOSFET 4c ダイオード 4e ゲートドライブ回路 33 ホトカプラ R2 ゲート抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 整流回路からの直流電源を昇圧する昇圧
チョッパ回路を有する電圧形交直変換装置に於いて、ス
イッチング素子としてのパワーMOSFETのゲートに
ドライブ信号を供給するゲートドライブ回路と、抵抗を
介して昇圧チョッパ回路に於けるダイオードのアノード
・カソード間電圧を入力することにより、オン・オフ状
態を判別するとともに、その出力をオン時のゲート抵抗
と並列に接続してドライブ条件を変えるホトカプラを設
けたことを特徴とする電圧形交直変換装置用パワーMO
SFETの駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP407292A JPH05191969A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 電圧形交直変換装置用パワーmosfetの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP407292A JPH05191969A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 電圧形交直変換装置用パワーmosfetの駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05191969A true JPH05191969A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11574609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP407292A Pending JPH05191969A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 電圧形交直変換装置用パワーmosfetの駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05191969A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005198406A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Mitsubishi Electric Corp | 昇圧装置及びモータ制御装置 |
| US7285941B2 (en) | 2004-03-26 | 2007-10-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | DC-DC converter with load intensity control method |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP407292A patent/JPH05191969A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005198406A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Mitsubishi Electric Corp | 昇圧装置及びモータ制御装置 |
| US7285941B2 (en) | 2004-03-26 | 2007-10-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | DC-DC converter with load intensity control method |
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