JPH05193139A - インクジェット印刷機 - Google Patents
インクジェット印刷機Info
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- JPH05193139A JPH05193139A JP850492A JP850492A JPH05193139A JP H05193139 A JPH05193139 A JP H05193139A JP 850492 A JP850492 A JP 850492A JP 850492 A JP850492 A JP 850492A JP H05193139 A JPH05193139 A JP H05193139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- deflection
- ink droplets
- ink droplet
- nozzle unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で、高品質の印刷をなすことがで
きるインクジェット印刷機を提供する。 【構成】 印刷機は、インク滴Aを連続的に吐出するノ
ズルユニット1と、ノズルユニット1の前方に配置さ
れ、インク滴Aに印刷情報に基づいて電荷を与える荷電
電極8と、荷電電極8の前方に配置され、帯電したイン
ク滴の飛翔方向を偏向させる一対の偏向電極11,12
と、一対の偏向電極11,12の前方に配置されたテス
ト用印刷シート14と、このテスト用印刷シート14に
付着したインク滴を読み取るCCDカメラ18と、この
CCDカメラ18にて読み取ったインク滴Aの情報に基
づき、インク滴Aに於ける飛翔方向の偏向ずれを検出
し、検出した偏向ずれをノズルユニット1に供給される
インクの流速、荷電電極に印加される電圧および一対の
偏向電極間に印加される電圧のうちの少なくとも1つを
制御して補正するコントローラ6とを備えている。
きるインクジェット印刷機を提供する。 【構成】 印刷機は、インク滴Aを連続的に吐出するノ
ズルユニット1と、ノズルユニット1の前方に配置さ
れ、インク滴Aに印刷情報に基づいて電荷を与える荷電
電極8と、荷電電極8の前方に配置され、帯電したイン
ク滴の飛翔方向を偏向させる一対の偏向電極11,12
と、一対の偏向電極11,12の前方に配置されたテス
ト用印刷シート14と、このテスト用印刷シート14に
付着したインク滴を読み取るCCDカメラ18と、この
CCDカメラ18にて読み取ったインク滴Aの情報に基
づき、インク滴Aに於ける飛翔方向の偏向ずれを検出
し、検出した偏向ずれをノズルユニット1に供給される
インクの流速、荷電電極に印加される電圧および一対の
偏向電極間に印加される電圧のうちの少なくとも1つを
制御して補正するコントローラ6とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、印刷品質の向
上を図ることができるインクジェット印刷機に関する。
上を図ることができるインクジェット印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷機は、印刷用紙に向
けて飛翔するインク滴を連続的に吐出するノズルユニッ
トと、印刷情報に基づき、インク滴に所定の電荷を与え
る荷電電極と、帯電したインク滴の飛翔方向をその電荷
のレベルに応じて偏向させる一対の偏向電極とを備えて
いる。従って、ノズルユニットから吐出されたインク滴
は、印刷情報に応じて、その飛翔方向が夫々偏向されて
印刷用紙上の所定位置に到達し、これにより、印刷用紙
上に所望の印字または画像が形成されることになる。
けて飛翔するインク滴を連続的に吐出するノズルユニッ
トと、印刷情報に基づき、インク滴に所定の電荷を与え
る荷電電極と、帯電したインク滴の飛翔方向をその電荷
のレベルに応じて偏向させる一対の偏向電極とを備えて
いる。従って、ノズルユニットから吐出されたインク滴
は、印刷情報に応じて、その飛翔方向が夫々偏向されて
印刷用紙上の所定位置に到達し、これにより、印刷用紙
上に所望の印字または画像が形成されることになる。
【0003】それ故、印刷品質を向上するためには、イ
ンク滴の飛翔方向を高精度に偏向制御する必要がある。
しかしながら、インクの粘性が温度により変動すると、
ノズルユニットから吐出されるインク滴の飛翔速度やそ
の質量が変化し、インク滴の偏向制御を高精度に実施で
きなくなる。このような状況では、印刷可能となる印刷
幅が正確に維持できなくなる。このことは、ノズルユニ
ットを複数個配列してなるマルチノズルユニットの場
合、特に重要となり、個々のノズルユニットによる上記
印刷幅が不正確であると、隣接するノズルユニットの印
刷幅が互いに重なり合ったり、逆に、ギャップを存して
離れたりすることになる。
ンク滴の飛翔方向を高精度に偏向制御する必要がある。
しかしながら、インクの粘性が温度により変動すると、
ノズルユニットから吐出されるインク滴の飛翔速度やそ
の質量が変化し、インク滴の偏向制御を高精度に実施で
きなくなる。このような状況では、印刷可能となる印刷
幅が正確に維持できなくなる。このことは、ノズルユニ
ットを複数個配列してなるマルチノズルユニットの場
合、特に重要となり、個々のノズルユニットによる上記
印刷幅が不正確であると、隣接するノズルユニットの印
刷幅が互いに重なり合ったり、逆に、ギャップを存して
離れたりすることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、この種の装
置には、インク滴に於ける飛翔方向の偏向量を検出する
ため検出器およびこの検出器からのデータに基づき、イ
ンク滴の上記偏向量を補償するための制御手段を夫々備
えているのが一般的であり、このような検出器を備えた
装置は、例えば特開昭55−67481号公報および特
開昭58−22179号公報に開示されている。
置には、インク滴に於ける飛翔方向の偏向量を検出する
ため検出器およびこの検出器からのデータに基づき、イ
ンク滴の上記偏向量を補償するための制御手段を夫々備
えているのが一般的であり、このような検出器を備えた
装置は、例えば特開昭55−67481号公報および特
開昭58−22179号公報に開示されている。
【0005】特開昭55−67481号公報に開示され
た検出器は、インク滴の飛翔経路に配置された3個の荷
電検出電極を備えており、帯電したインク滴がこれら荷
電検出電極の1つに衝突して付着すると、インク滴が付
着した荷電検出電極からインク滴の検出信号が出力さ
れ、この検出信号に基づきインク滴の偏向量が検出可能
となっている。
た検出器は、インク滴の飛翔経路に配置された3個の荷
電検出電極を備えており、帯電したインク滴がこれら荷
電検出電極の1つに衝突して付着すると、インク滴が付
着した荷電検出電極からインク滴の検出信号が出力さ
れ、この検出信号に基づきインク滴の偏向量が検出可能
となっている。
【0006】一方、特開昭58−22179号公報に開
示された検出器は、飛翔するインク滴を検出するイメー
ジセンサを備え、このイメージセンサからの出力に基づ
き、インク滴の偏向量が検出可能となっている。しかし
ながら、上述した公知の検出器は、その配置に制約を受
けたり、また、せいぜい数個のインク滴についてしか偏
向量を検出できないため、印刷品質を向上した印刷ヘッ
ド装置を得ることができなかった。
示された検出器は、飛翔するインク滴を検出するイメー
ジセンサを備え、このイメージセンサからの出力に基づ
き、インク滴の偏向量が検出可能となっている。しかし
ながら、上述した公知の検出器は、その配置に制約を受
けたり、また、せいぜい数個のインク滴についてしか偏
向量を検出できないため、印刷品質を向上した印刷ヘッ
ド装置を得ることができなかった。
【0007】この発明は、上述した事情に基づいてなさ
れたもので、その目的とするところは、印刷品質の向上
を図ることができるインクジェット印刷機を提供するこ
とにある。
れたもので、その目的とするところは、印刷品質の向上
を図ることができるインクジェット印刷機を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のインクジェッ
ト印刷機は、飛翔するインク滴を連続的に吐出するノズ
ルユニットと、ノズルユニットの前方に配置され、ノズ
ルユニットから吐出されるインク滴に印刷情報に基づき
所定の電荷を与える荷電電極と、荷電電極の前方にイン
ク滴の飛翔経路を挟んで配置され、インク滴の飛翔方向
をインク滴の電荷のレベルに応じて偏向させ、インク滴
を印刷媒体上の所定位置に到達させる一対の偏向電極
と、一対の偏向電極の前方に配置され、印刷媒体とは別
にインク滴が到達可能なテスト用印刷シートと、このテ
スト用印刷シートに到達したインク滴の位置情報を読み
取る光学的な読み取り手段と、この読み取り手段で得た
インク滴の位置情報からインク滴の飛翔方向の偏向ずれ
を検出し、この検出結果に基づき、ノズルユニットに供
給されるインクの流速、荷電電極に印加される電圧およ
び一対の偏向電極間に印加される電圧のうちの少なくと
も1つを制御して前記偏向ずれを補正する制御手段とを
備えている。
ト印刷機は、飛翔するインク滴を連続的に吐出するノズ
ルユニットと、ノズルユニットの前方に配置され、ノズ
ルユニットから吐出されるインク滴に印刷情報に基づき
所定の電荷を与える荷電電極と、荷電電極の前方にイン
ク滴の飛翔経路を挟んで配置され、インク滴の飛翔方向
をインク滴の電荷のレベルに応じて偏向させ、インク滴
を印刷媒体上の所定位置に到達させる一対の偏向電極
と、一対の偏向電極の前方に配置され、印刷媒体とは別
にインク滴が到達可能なテスト用印刷シートと、このテ
スト用印刷シートに到達したインク滴の位置情報を読み
取る光学的な読み取り手段と、この読み取り手段で得た
インク滴の位置情報からインク滴の飛翔方向の偏向ずれ
を検出し、この検出結果に基づき、ノズルユニットに供
給されるインクの流速、荷電電極に印加される電圧およ
び一対の偏向電極間に印加される電圧のうちの少なくと
も1つを制御して前記偏向ずれを補正する制御手段とを
備えている。
【0009】
【作用】ノズルユニットから吐出されたインク滴は、印
刷情報に基づき荷電電極により選択的に帯電される。こ
の後、帯電されたインク滴が一対の偏向電極間の電界を
通過するとき、このインク滴は、電界により、その飛翔
方向が偏向されて印刷媒体に向かい、この印刷媒体の所
定位置に到達する。
刷情報に基づき荷電電極により選択的に帯電される。こ
の後、帯電されたインク滴が一対の偏向電極間の電界を
通過するとき、このインク滴は、電界により、その飛翔
方向が偏向されて印刷媒体に向かい、この印刷媒体の所
定位置に到達する。
【0010】そして、適切な時期に於いて、印刷媒体で
はなく、テスト用印刷シートに向けてインク滴を飛翔さ
せることにより、インク滴の飛翔方向が適切に偏向され
ているか否の判別を実施する。即ち、ノズルユニットと
テスト用印刷シートとの間で規定されるインク滴の飛翔
距離は既知であるから、テスト用印刷シートに付着した
インク滴を光学的な読み取る手段により読み取ること
で、テスト用印刷シート上でのインク滴の位置情報を検
出でき、この位置情報に基づきインク滴に於ける飛翔方
向の偏向量が適切に制御されているか否か、即ち、その
飛翔方向に偏向ずれがあるか否かが判定されると同時
に、その偏向ずれの大きさが検出される。ここで、偏向
ずれが発生していると判定された場合、制御手段は、偏
向ずれの大きさに基づき、インクノズルに供給されるイ
ンクの流速、荷電電極に印加される電圧および一対の偏
向電極間に印加される電圧のうちの少なくとも1つを制
御して、前記インク滴の飛翔方向の偏向量が適切なもの
となるように補正される。
はなく、テスト用印刷シートに向けてインク滴を飛翔さ
せることにより、インク滴の飛翔方向が適切に偏向され
ているか否の判別を実施する。即ち、ノズルユニットと
テスト用印刷シートとの間で規定されるインク滴の飛翔
距離は既知であるから、テスト用印刷シートに付着した
インク滴を光学的な読み取る手段により読み取ること
で、テスト用印刷シート上でのインク滴の位置情報を検
出でき、この位置情報に基づきインク滴に於ける飛翔方
向の偏向量が適切に制御されているか否か、即ち、その
飛翔方向に偏向ずれがあるか否かが判定されると同時
に、その偏向ずれの大きさが検出される。ここで、偏向
ずれが発生していると判定された場合、制御手段は、偏
向ずれの大きさに基づき、インクノズルに供給されるイ
ンクの流速、荷電電極に印加される電圧および一対の偏
向電極間に印加される電圧のうちの少なくとも1つを制
御して、前記インク滴の飛翔方向の偏向量が適切なもの
となるように補正される。
【0011】
【実施例】図1を参照すれば、この発明に係わるインク
ジェット印刷機が概略的に示されている。この装置の印
刷ヘッドはノズルユニット1を備えており、このノズル
ユニット1は吐出ノズル2と、圧電振動素子3とからな
っている。吐出ノズル2はインクの供給源、即ち、供給
ポンプ4を介してインクタンク5に接続されており、従
って、このインクタンク5から供給ポンプ4により吸い
上げられたインクは、所定の圧力に加圧されてノズルユ
ニット1つまり吐出ノズル2に供給され、そして、吐出
ノズル2のノズル口から吐出される。
ジェット印刷機が概略的に示されている。この装置の印
刷ヘッドはノズルユニット1を備えており、このノズル
ユニット1は吐出ノズル2と、圧電振動素子3とからな
っている。吐出ノズル2はインクの供給源、即ち、供給
ポンプ4を介してインクタンク5に接続されており、従
って、このインクタンク5から供給ポンプ4により吸い
上げられたインクは、所定の圧力に加圧されてノズルユ
ニット1つまり吐出ノズル2に供給され、そして、吐出
ノズル2のノズル口から吐出される。
【0012】一方、圧電振動素子3は、コントローラ6
内の駆動回路7に電気的に接続されており、この駆動回
路7は圧電振動素子3に電圧を周期的に印加し、これに
より、吐出ノズル2は所定の振動数でもって振動するこ
とになる。このようにして吐出ノズル2が振動される
と、この吐出ノズル2から吐出されるインクは、所定の
間隔を存し互いに分裂して飛翔する連続的なインク滴A
となる。
内の駆動回路7に電気的に接続されており、この駆動回
路7は圧電振動素子3に電圧を周期的に印加し、これに
より、吐出ノズル2は所定の振動数でもって振動するこ
とになる。このようにして吐出ノズル2が振動される
と、この吐出ノズル2から吐出されるインクは、所定の
間隔を存し互いに分裂して飛翔する連続的なインク滴A
となる。
【0013】なお、供給ポンプ4もまたコントローラ6
の駆動回路7に電気的に接続されており、駆動回路7は
供給ポンプ4の駆動をも制御可能となっている。吐出ノ
ズル2の直前方には円筒形状をなした荷電電極8が配置
されている。この荷電電極8は、吐出ノズル2と同軸上
に位置付けられており、従って、吐出ノズル2から吐出
したインク滴Aは荷電電極8を通過して飛翔する。荷電
電極8は、コントローラ6内の荷電回路9に接続されて
おり、この荷電回路9は荷電電極8に所定のタイミング
でもって、所定のパルス電圧を印加する。
の駆動回路7に電気的に接続されており、駆動回路7は
供給ポンプ4の駆動をも制御可能となっている。吐出ノ
ズル2の直前方には円筒形状をなした荷電電極8が配置
されている。この荷電電極8は、吐出ノズル2と同軸上
に位置付けられており、従って、吐出ノズル2から吐出
したインク滴Aは荷電電極8を通過して飛翔する。荷電
電極8は、コントローラ6内の荷電回路9に接続されて
おり、この荷電回路9は荷電電極8に所定のタイミング
でもって、所定のパルス電圧を印加する。
【0014】ここで、荷電電極8に対するパルス電圧
は、吐出ノズル2から吐出されるインクが分裂してイン
ク滴Aを生成する時点で印加され、これにより、生成さ
れたインク滴Aは、静電誘導により帯電される。また、
個々のインク滴Aの生成時、荷電電極8に対するパルス
電圧のレベルは、印刷情報に基づいて設定されるように
なっている。即ち、コントローラ6の荷電回路9は、例
えばキャラクタジェネレータ等の印刷パターン発生回路
10に接続され、そして、この印刷パターン発生回路1
0から供給される印刷信号に基づき、荷電回路9は荷電
電極8へのパルス電圧のレベルを決定する。従って、荷
電電極8を通過した個々のインク滴Aは、印刷情報に基
づいて決定された電荷を有するものとなる。
は、吐出ノズル2から吐出されるインクが分裂してイン
ク滴Aを生成する時点で印加され、これにより、生成さ
れたインク滴Aは、静電誘導により帯電される。また、
個々のインク滴Aの生成時、荷電電極8に対するパルス
電圧のレベルは、印刷情報に基づいて設定されるように
なっている。即ち、コントローラ6の荷電回路9は、例
えばキャラクタジェネレータ等の印刷パターン発生回路
10に接続され、そして、この印刷パターン発生回路1
0から供給される印刷信号に基づき、荷電回路9は荷電
電極8へのパルス電圧のレベルを決定する。従って、荷
電電極8を通過した個々のインク滴Aは、印刷情報に基
づいて決定された電荷を有するものとなる。
【0015】荷電電極8の前方には、一対の偏向電極1
1,12が配置されている。これら偏向電極11,12
は、ノズルユニット1から吐出されたインク滴Aの飛翔
経路を挟んで位置付けられており、一方の偏向電極11
はコントローラ6の駆動回路7に接続されているととも
に、他方の偏向電極12は接地されている。インク滴A
が負の電荷を有する場合、駆動回路7により偏向電極1
1には、一定の正の電圧が印加されており、これによ
り、一対の偏向電極11,12間を通過して飛翔する帯
電したインク滴Aは、偏向電極11,12間の静電界に
より、偏向電極11側に引き付けられる。つまり、イン
ク滴Aの飛翔方向は、一対の偏向電極11,12により
偏向され、この偏向量は個々のインク滴Aが有している
電荷のレベルによって決定される。なお、偏向電極11
は、偏向電極12との間隔がノズルユニット1から遠く
なるに従って拡開するように、偏向電極12に対して傾
斜されているが、これら偏向電極11,12は、ノズル
ユニット1の軸線に対し互いに平行に配置されていても
よい。
1,12が配置されている。これら偏向電極11,12
は、ノズルユニット1から吐出されたインク滴Aの飛翔
経路を挟んで位置付けられており、一方の偏向電極11
はコントローラ6の駆動回路7に接続されているととも
に、他方の偏向電極12は接地されている。インク滴A
が負の電荷を有する場合、駆動回路7により偏向電極1
1には、一定の正の電圧が印加されており、これによ
り、一対の偏向電極11,12間を通過して飛翔する帯
電したインク滴Aは、偏向電極11,12間の静電界に
より、偏向電極11側に引き付けられる。つまり、イン
ク滴Aの飛翔方向は、一対の偏向電極11,12により
偏向され、この偏向量は個々のインク滴Aが有している
電荷のレベルによって決定される。なお、偏向電極11
は、偏向電極12との間隔がノズルユニット1から遠く
なるに従って拡開するように、偏向電極12に対して傾
斜されているが、これら偏向電極11,12は、ノズル
ユニット1の軸線に対し互いに平行に配置されていても
よい。
【0016】上述したように一対の偏向電極11,12
間にて、その飛翔方向が偏向された個々のインク滴A
は、この後、偏向電極11,12よりも前方に位置した
印刷用紙Bに到達し、そして、その偏向量により決定さ
れる印刷用紙B上の所定位置に付着する。なお、印刷用
紙Bは2点鎖線で示されている。更に、一対の偏向電極
11,12のうち、偏向電極12の直前方には、ガター
13が配置されている。このガター13は、その一端に
荷電電極7つまり吐出ノズル2に対向する開口を有し、
他端は前述したインクタンク5に接続されている。従っ
て、このようなガター13を備えていれば、荷電電極8
により帯電さず印刷に使用されないインク滴Aは、一対
の偏向電極11,12間にて、その飛翔方向が偏向され
ることなく進み、そして、開口を通じてガター13に回
収され、回収されたインク滴Aはインクタンク5に戻さ
れる。
間にて、その飛翔方向が偏向された個々のインク滴A
は、この後、偏向電極11,12よりも前方に位置した
印刷用紙Bに到達し、そして、その偏向量により決定さ
れる印刷用紙B上の所定位置に付着する。なお、印刷用
紙Bは2点鎖線で示されている。更に、一対の偏向電極
11,12のうち、偏向電極12の直前方には、ガター
13が配置されている。このガター13は、その一端に
荷電電極7つまり吐出ノズル2に対向する開口を有し、
他端は前述したインクタンク5に接続されている。従っ
て、このようなガター13を備えていれば、荷電電極8
により帯電さず印刷に使用されないインク滴Aは、一対
の偏向電極11,12間にて、その飛翔方向が偏向され
ることなく進み、そして、開口を通じてガター13に回
収され、回収されたインク滴Aはインクタンク5に戻さ
れる。
【0017】上述したようにノズルユニット1から連続
的にインク滴Aが吐出されるとき、印刷用紙Bに対し
て、印刷ヘッドが図1中矢印方向に走査されると、印刷
用紙Bには、その印刷用紙Bの1つの走査ライン上に印
刷情報に基づいて所望の印刷ドットパターンが印刷さ
れ、更に、印刷用紙Bが順次、次の走査ライン分だけ紙
送りされてから、上述の作動が繰り返されることによ
り、印刷用紙Bの全面に所望の印字や画像からなる印刷
情報が印刷されることになる。
的にインク滴Aが吐出されるとき、印刷用紙Bに対し
て、印刷ヘッドが図1中矢印方向に走査されると、印刷
用紙Bには、その印刷用紙Bの1つの走査ライン上に印
刷情報に基づいて所望の印刷ドットパターンが印刷さ
れ、更に、印刷用紙Bが順次、次の走査ライン分だけ紙
送りされてから、上述の作動が繰り返されることによ
り、印刷用紙Bの全面に所望の印字や画像からなる印刷
情報が印刷されることになる。
【0018】なお、この実施例のインクジェット印刷機
の場合、印刷用紙Bは、図1の紙面と直交する方向に紙
送りされ、従って、吐出ノズル2から吐出されたインク
滴Aは、その飛翔方向が前述した走査ラインの方向に偏
向されることになる。そして、一対の偏向電極11,1
2の前方には、インク滴Aのためのテスト用印刷シート
14が配置されている。このテスト用印刷シート14
は、付着したインク滴Aを容易に除去できる材質や、イ
ンクのにじみの少ない材質からなり、少なくとも、前記
走査方向に所定の長さを有している。つまり、テスト用
印刷シート14の長さは、少なくともインク滴Aに於け
る飛翔方向の最大偏向量以上に設定されている。
の場合、印刷用紙Bは、図1の紙面と直交する方向に紙
送りされ、従って、吐出ノズル2から吐出されたインク
滴Aは、その飛翔方向が前述した走査ラインの方向に偏
向されることになる。そして、一対の偏向電極11,1
2の前方には、インク滴Aのためのテスト用印刷シート
14が配置されている。このテスト用印刷シート14
は、付着したインク滴Aを容易に除去できる材質や、イ
ンクのにじみの少ない材質からなり、少なくとも、前記
走査方向に所定の長さを有している。つまり、テスト用
印刷シート14の長さは、少なくともインク滴Aに於け
る飛翔方向の最大偏向量以上に設定されている。
【0019】この実施例の場合、テスト用印刷シート1
4は、エンドレスの移送ベルト15に取り付けられてお
り、この移送ベルト15は、一対のプーリ16,17間
に掛け回されている。一方のプーリ16の軸は、図示し
ないけれども正逆回転可能な駆動モータに接続されてお
り、この駆動モータの正逆回転により、テスト用印刷シ
ート14は、移送ベルト15を介して、図1中実線で示
したテスト印刷位置と、破線で示したテスト印刷の読み
取り位置との間で前記走査ラインの方向に往復移動可能
となっている。テスト印刷シート14がテスト印刷位置
にあるとき、テスト印刷シート14は、ノズルユニット
1に対向して位置付けられることになる。
4は、エンドレスの移送ベルト15に取り付けられてお
り、この移送ベルト15は、一対のプーリ16,17間
に掛け回されている。一方のプーリ16の軸は、図示し
ないけれども正逆回転可能な駆動モータに接続されてお
り、この駆動モータの正逆回転により、テスト用印刷シ
ート14は、移送ベルト15を介して、図1中実線で示
したテスト印刷位置と、破線で示したテスト印刷の読み
取り位置との間で前記走査ラインの方向に往復移動可能
となっている。テスト印刷シート14がテスト印刷位置
にあるとき、テスト印刷シート14は、ノズルユニット
1に対向して位置付けられることになる。
【0020】なお、テスト印刷位置にあるテスト印刷シ
ート14は、ノズルユニット1に対し、図示されている
ように印刷用紙Bが位置付けられる位置と同一レベル位
置に配置することもできるが、ノズルユニット1からみ
て印刷用紙Bの前後に配置することもできる。一方、テ
スト用印刷シート14の読み取り位置には、光学的読み
取り手段として、CCDカメラ18が配置されており、
このCCDカメラ18は、読み取り位置にあるテスト用
印刷シート14と対向するように位置付けられている。
ここで、CCDカメラ18は、前記走査方向に並ぶ画素
を有した一次元カメラであってもよい。
ート14は、ノズルユニット1に対し、図示されている
ように印刷用紙Bが位置付けられる位置と同一レベル位
置に配置することもできるが、ノズルユニット1からみ
て印刷用紙Bの前後に配置することもできる。一方、テ
スト用印刷シート14の読み取り位置には、光学的読み
取り手段として、CCDカメラ18が配置されており、
このCCDカメラ18は、読み取り位置にあるテスト用
印刷シート14と対向するように位置付けられている。
ここで、CCDカメラ18は、前記走査方向に並ぶ画素
を有した一次元カメラであってもよい。
【0021】従って、上述したテスト用印刷シート14
とCCDカメラ18とが備えられていれば、テスト用印
刷シート14を前述したテスト印刷位置に位置付けて、
このテスト用印刷シート14に対し所定のテスト印刷を
実施でき、そして、この後、テスト印刷用シート14を
読み取り位置に移動させることで、テスト印刷用シート
14上のテスト印刷をCCDカメラ18により読み取る
ことができる。
とCCDカメラ18とが備えられていれば、テスト用印
刷シート14を前述したテスト印刷位置に位置付けて、
このテスト用印刷シート14に対し所定のテスト印刷を
実施でき、そして、この後、テスト印刷用シート14を
読み取り位置に移動させることで、テスト印刷用シート
14上のテスト印刷をCCDカメラ18により読み取る
ことができる。
【0022】ここで、テスト印刷は種々の形態で実施す
ることができる。例えば、その1つのテスト印刷は、テ
スト用印刷シート14に予め基準となるターゲットポイ
ントを印しておき、ノズルユニット1の走査を停止した
状態で、ターゲットポイントに向けてノズルユニット1
からのインク滴Aを飛翔させることで実施される。この
ようなテスト印刷の後、テスト用印刷シート14が読み
取り位置に移動されると、このテスト用印刷シート14
上のインク滴AとターゲットポイントとはCCDカメラ
18により読み取られることになる。
ることができる。例えば、その1つのテスト印刷は、テ
スト用印刷シート14に予め基準となるターゲットポイ
ントを印しておき、ノズルユニット1の走査を停止した
状態で、ターゲットポイントに向けてノズルユニット1
からのインク滴Aを飛翔させることで実施される。この
ようなテスト印刷の後、テスト用印刷シート14が読み
取り位置に移動されると、このテスト用印刷シート14
上のインク滴AとターゲットポイントとはCCDカメラ
18により読み取られることになる。
【0023】CCDカメラ18は、コントローラ6内の
画像認識回路19に接続されており、この画像認識回路
19は、CCDカメラ18からの画像信号と、移送ベル
ト15のプーリ16の回転角を検出するエンコーダ22
からの信号即ちテスト用印刷シート14上のターゲット
ポイントの位置情報に基づき、ターゲットポイントとイ
ンク滴Aとの間の偏差を検出し、その偏差に対応した信
号を判別回路20に供給する。
画像認識回路19に接続されており、この画像認識回路
19は、CCDカメラ18からの画像信号と、移送ベル
ト15のプーリ16の回転角を検出するエンコーダ22
からの信号即ちテスト用印刷シート14上のターゲット
ポイントの位置情報に基づき、ターゲットポイントとイ
ンク滴Aとの間の偏差を検出し、その偏差に対応した信
号を判別回路20に供給する。
【0024】判別回路20は、画像認識回路19からの
信号に基づき、テスト用印刷シート14上のインク滴A
がターゲットポイントに所望通りに衝突しているか否
か、つまり、インク滴Aがターゲットポイントから許容
範囲内にあるか否かを判別し、ここで、その判別が正で
あるならば、インク滴Aに於ける飛翔方向が適切に制御
されていると判定でき、この場合には、印刷用紙B上に
高精度にして印刷情報が印刷されていることになる。
信号に基づき、テスト用印刷シート14上のインク滴A
がターゲットポイントに所望通りに衝突しているか否
か、つまり、インク滴Aがターゲットポイントから許容
範囲内にあるか否かを判別し、ここで、その判別が正で
あるならば、インク滴Aに於ける飛翔方向が適切に制御
されていると判定でき、この場合には、印刷用紙B上に
高精度にして印刷情報が印刷されていることになる。
【0025】一方、判別回路20内での判別が否となる
場合、つまり、テスト用印刷シート14上のインク滴A
とターゲットポイントとの間の偏差が許容範囲から外れ
ている場合には、インク滴Aの飛翔方向の偏向制御に関
して、その飛翔方向に偏向ずれが発生していると判定さ
れる。このような偏向ずれは、例えば温度変化によって
インクの粘性が変化し、これに伴い、インク滴Aの飛翔
速度が変化することで発生する。
場合、つまり、テスト用印刷シート14上のインク滴A
とターゲットポイントとの間の偏差が許容範囲から外れ
ている場合には、インク滴Aの飛翔方向の偏向制御に関
して、その飛翔方向に偏向ずれが発生していると判定さ
れる。このような偏向ずれは、例えば温度変化によって
インクの粘性が変化し、これに伴い、インク滴Aの飛翔
速度が変化することで発生する。
【0026】このような状況に至ると、判別回路20
は、前述した偏向ずれを示す信号を補正回路21に供給
し、この補正回路21では、判別回路20からの信号に
基づき、荷電電極8に供給されるパルス電圧の補正量が
演算して求められ、このパルス電圧の補正量は、前述し
た荷電回路9に供給される。従って、荷電回路9では、
印刷パターン発生回路10から供給される印刷信号に補
正量を加えた新たな印刷信号が生成され、この新たな印
刷信号に基づくパルス電圧が荷電回路9から荷電電極8
に供給される。
は、前述した偏向ずれを示す信号を補正回路21に供給
し、この補正回路21では、判別回路20からの信号に
基づき、荷電電極8に供給されるパルス電圧の補正量が
演算して求められ、このパルス電圧の補正量は、前述し
た荷電回路9に供給される。従って、荷電回路9では、
印刷パターン発生回路10から供給される印刷信号に補
正量を加えた新たな印刷信号が生成され、この新たな印
刷信号に基づくパルス電圧が荷電回路9から荷電電極8
に供給される。
【0027】パルス電圧の補正制御が実施された後、テ
スト用印刷シート14は再びテスト印刷位置に位置付け
られて、上述したテスト印刷が再度繰り返され、このテ
スト印刷は、前述した偏向ずれがなくなるまで、つま
り、テスト用印刷シート14上でのインク滴Aとターゲ
ットポイントとの間の偏差が許容範囲内に収まるまで継
続され、補正量が決定される。なお、テスト用印刷シー
ト14に対してテスト印刷が繰り返される際、テスト用
印刷シート14上に既に付着しているインク滴Aは図示
しない除去手段により除去されているのが好ましい。
スト用印刷シート14は再びテスト印刷位置に位置付け
られて、上述したテスト印刷が再度繰り返され、このテ
スト印刷は、前述した偏向ずれがなくなるまで、つま
り、テスト用印刷シート14上でのインク滴Aとターゲ
ットポイントとの間の偏差が許容範囲内に収まるまで継
続され、補正量が決定される。なお、テスト用印刷シー
ト14に対してテスト印刷が繰り返される際、テスト用
印刷シート14上に既に付着しているインク滴Aは図示
しない除去手段により除去されているのが好ましい。
【0028】前述したテスト印刷に基づく荷電電極8へ
のパルス電圧の補正が適切な時期に繰り返して実施され
ると、吐出ノズル22から吐出されるインク滴Aの飛翔
方向を印刷情報に基づき適切に制御でき、印刷用紙Bへ
の高精度な印刷を維持可能となる。一方、テスト用印刷
シート14にターゲットポイントの代わりに基準ライン
を予め印しておき、連続して吐出されるインク滴Aが基
準ラインから順次離れていくように、その飛翔方向を制
御するテスト印刷も考えられる。このようなテスト印刷
にあっては、そのテスト用印刷シート14上のインク滴
Aの印刷領域がCCDカメラ18の読み取り視野以上と
なることもある。
のパルス電圧の補正が適切な時期に繰り返して実施され
ると、吐出ノズル22から吐出されるインク滴Aの飛翔
方向を印刷情報に基づき適切に制御でき、印刷用紙Bへ
の高精度な印刷を維持可能となる。一方、テスト用印刷
シート14にターゲットポイントの代わりに基準ライン
を予め印しておき、連続して吐出されるインク滴Aが基
準ラインから順次離れていくように、その飛翔方向を制
御するテスト印刷も考えられる。このようなテスト印刷
にあっては、そのテスト用印刷シート14上のインク滴
Aの印刷領域がCCDカメラ18の読み取り視野以上と
なることもある。
【0029】このようなテスト印刷が実施される場合で
も、図1に示されているエンコーダ22からの出力を前
述した画像認識回路19に供給することで対処可能とな
る。このような構成によれば、CCDカメラ18が1個
であっても、移送ベルト15とともにテスト用印刷シー
ト14を一方向に移動させることで、インク滴Aの印刷
領域の全体をCCDカメラ18で読み込み可能となり、
このCCDカメラ18で読み取った画像信号は順次、画
像認識回路19に供給される。一方、画像認識回路19
には、エンコーダ22からの出力信号即ちインク滴Aの
位置信号も同時に供給されているから、従って、画像認
識回路19では、CCDカメラ18からのインク滴Aの
画像信号とその位置信号とに基づき、各インク滴Aの基
準ラインからの偏向量を算出することができる。
も、図1に示されているエンコーダ22からの出力を前
述した画像認識回路19に供給することで対処可能とな
る。このような構成によれば、CCDカメラ18が1個
であっても、移送ベルト15とともにテスト用印刷シー
ト14を一方向に移動させることで、インク滴Aの印刷
領域の全体をCCDカメラ18で読み込み可能となり、
このCCDカメラ18で読み取った画像信号は順次、画
像認識回路19に供給される。一方、画像認識回路19
には、エンコーダ22からの出力信号即ちインク滴Aの
位置信号も同時に供給されているから、従って、画像認
識回路19では、CCDカメラ18からのインク滴Aの
画像信号とその位置信号とに基づき、各インク滴Aの基
準ラインからの偏向量を算出することができる。
【0030】このようにして画像認識回路19にて得ら
れた各インク滴Aの偏向量は、次に、判別回路20に
て、その偏向量が個々の基準値に対して許容範囲内にあ
るか否かが判別される。この後に於いては、前述したよ
うに必要に応じ、判別回路20から補正回路21に向け
て補正量が供給されて、荷電電極8に供給されるパルス
電圧のレベルが補正されることになる。
れた各インク滴Aの偏向量は、次に、判別回路20に
て、その偏向量が個々の基準値に対して許容範囲内にあ
るか否かが判別される。この後に於いては、前述したよ
うに必要に応じ、判別回路20から補正回路21に向け
て補正量が供給されて、荷電電極8に供給されるパルス
電圧のレベルが補正されることになる。
【0031】なお、ノズルユニット1に対し、テスト用
印刷シート14が印刷用紙Bと同一のレベル位置にない
場合、前述した補正回路21では、ノズルユニット1か
らみたテスト用印刷シート14と印刷用紙Bとの間の距
離を考慮して、その補正量が算出されることは言うまで
もない。この発明は、上述した一実施例に制約されるも
のではなく、種々の変形が可能である。
印刷シート14が印刷用紙Bと同一のレベル位置にない
場合、前述した補正回路21では、ノズルユニット1か
らみたテスト用印刷シート14と印刷用紙Bとの間の距
離を考慮して、その補正量が算出されることは言うまで
もない。この発明は、上述した一実施例に制約されるも
のではなく、種々の変形が可能である。
【0032】例えば、図2を参照すれば、複数のノズル
ユニット1を一列にして配列したいわゆるマルチノズル
タイプの印刷機が示されており、このマルチノズルタイ
プのものであっも、各ノズルユニット1からのインク滴
Aに於ける飛翔方向の偏向ずれを同様にして検出し、そ
して、補正することができる。この場合、そのテスト用
印刷シート14には、ノズルユニット1の個数に応じて
長尺なものが使用され、そして、このテスト用印刷シー
ト14には、個々のノズルユニット1に対応したターゲ
ットポイントまたは基準ラインが予め印されている。
ユニット1を一列にして配列したいわゆるマルチノズル
タイプの印刷機が示されており、このマルチノズルタイ
プのものであっも、各ノズルユニット1からのインク滴
Aに於ける飛翔方向の偏向ずれを同様にして検出し、そ
して、補正することができる。この場合、そのテスト用
印刷シート14には、ノズルユニット1の個数に応じて
長尺なものが使用され、そして、このテスト用印刷シー
ト14には、個々のノズルユニット1に対応したターゲ
ットポイントまたは基準ラインが予め印されている。
【0033】また、上述した実施例では、テスト用印刷
シート14として一定の大きさのシートを使用している
が、このテスト用印刷シート14の代わりに巻回された
ロール紙を使用してもよい。巻回ロール紙であれば、付
着したインク滴Aを除去することなく、新たなテスト印
刷面を繰り出すことができる。更に、上述した実施例で
は、インク滴Aの飛翔方向の偏向ずれを荷電電極8に印
加するパルス電圧のレベル、つまり、インク滴Aの電荷
量を制御して補正しているが、上記偏向ずれは、一対の
偏向電極11,12に印加される偏向電圧や吐出ノズル
2から吐出されるインクの流速を供給ポンプ4により制
御しても補正可能である。偏向電圧が制御される場合に
は、インク滴Aの引き付け力が調整され、これに対し、
インクの流速が制御される場合にはインク滴Aが偏向電
極11,12間の静電界中に存在する時間とインク滴A
の質量が変化することで、その飛翔速度が調節されるこ
とになる。
シート14として一定の大きさのシートを使用している
が、このテスト用印刷シート14の代わりに巻回された
ロール紙を使用してもよい。巻回ロール紙であれば、付
着したインク滴Aを除去することなく、新たなテスト印
刷面を繰り出すことができる。更に、上述した実施例で
は、インク滴Aの飛翔方向の偏向ずれを荷電電極8に印
加するパルス電圧のレベル、つまり、インク滴Aの電荷
量を制御して補正しているが、上記偏向ずれは、一対の
偏向電極11,12に印加される偏向電圧や吐出ノズル
2から吐出されるインクの流速を供給ポンプ4により制
御しても補正可能である。偏向電圧が制御される場合に
は、インク滴Aの引き付け力が調整され、これに対し、
インクの流速が制御される場合にはインク滴Aが偏向電
極11,12間の静電界中に存在する時間とインク滴A
の質量が変化することで、その飛翔速度が調節されるこ
とになる。
【0034】更にまた、この発明は、印刷用紙に限ら
ず、布などの種々の印刷媒体に対しても適用可能である
ことは勿論である。
ず、布などの種々の印刷媒体に対しても適用可能である
ことは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のインク
ジェット印刷機によれば、所望の時期に、ノズルユニッ
トからのインク滴をテスト用印刷シートに実際に付着さ
せ、この付着したインク滴を光学的な読み取り手段で読
み取り、インク滴に於ける飛翔方向の偏向ずれを検出す
るようにしてあるから、その偏向ずれを確実に検出で
き、そして、その検出した偏向ずれをインク滴の飛翔速
度、荷電電極に印加されるパルス電圧および一対の偏向
電極の偏向電圧のいずれかを制御して解消するようにし
たので、長時間に亘って安定した高品質の印刷を実施で
きる。また、テスト用印刷シートは、複数のノズルユニ
ットに対して共通に利用できるから、マルチノズルタイ
プの印刷機にも容易に適用できるなどの効果を奏する。
ジェット印刷機によれば、所望の時期に、ノズルユニッ
トからのインク滴をテスト用印刷シートに実際に付着さ
せ、この付着したインク滴を光学的な読み取り手段で読
み取り、インク滴に於ける飛翔方向の偏向ずれを検出す
るようにしてあるから、その偏向ずれを確実に検出で
き、そして、その検出した偏向ずれをインク滴の飛翔速
度、荷電電極に印加されるパルス電圧および一対の偏向
電極の偏向電圧のいずれかを制御して解消するようにし
たので、長時間に亘って安定した高品質の印刷を実施で
きる。また、テスト用印刷シートは、複数のノズルユニ
ットに対して共通に利用できるから、マルチノズルタイ
プの印刷機にも容易に適用できるなどの効果を奏する。
【図1】一実施例の印刷機を示した概略図である。
【図2】変形例の印刷機を示した概略図である。
1 ノズルユニット 2 吐出ノズル 3 圧電振動素子 8 荷電電極 6 コントローラ 11,12 偏向電極 13 ガター 14 テスト用印刷シート 16,17 プーリ 18 CCDカメラ 19 画像認識回路 20 判別回路 22 エンコーダ A インク滴 B 印刷用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 徹 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株 式会社滋賀事業場内 (72)発明者 ロバート ガーバー ポングラス オーストラリア国 2008 ニュー サウス ウェールズ シドニー ウーララ オー シャン ストリート 122
Claims (1)
- 【請求項1】 飛翔するインク滴を連続的に吐出するノ
ズルユニットと、ノズルユニットの前方に配置され、ノ
ズルユニットから吐出されるインク滴に印刷情報に基づ
き所定の電荷を与える荷電電極と、荷電電極の前方にイ
ンク滴の飛翔経路を挟んで配置され、インク滴の飛翔方
向をインク滴の電荷のレベルに応じて偏向させ、インク
滴を印刷媒体上の所定位置に到達させる一対の偏向電極
と、一対の偏向電極の前方に配置され、印刷媒体とは別
にインク滴が到達可能なテスト用印刷シートと、このテ
スト用印刷シートに到達したインク滴の位置情報を読み
取る光学的な読み取り手段と、この読み取り手段で得た
インク滴の位置情報からインク滴の飛翔方向の偏向ずれ
を検出し、この検出結果に基づき、ノズルユニットに供
給されるインクの流速、荷電電極に印加される電圧およ
び一対の偏向電極間に印加される電圧のうちの少なくと
も1つを制御して前記偏向ずれを補正する制御手段とを
備えてなることを特徴とするインクジェット印刷機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP850492A JPH05193139A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | インクジェット印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP850492A JPH05193139A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | インクジェット印刷機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193139A true JPH05193139A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11694952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP850492A Pending JPH05193139A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | インクジェット印刷機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05193139A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001063063A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Keyence Corp | 荷電制御型インクジェットプリンタ |
| JP2009148754A (ja) * | 2007-12-24 | 2009-07-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 液滴質量偏差測定装置、その液滴質量偏差測定方法、これを用いるパターン形成システム、及びこれを用いるパターン形成システムの制御方法 |
| US8371582B2 (en) | 2009-06-29 | 2013-02-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| WO2015105031A1 (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 株式会社日立産機システム | インクジェット記録装置 |
| KR20230138990A (ko) * | 2022-03-25 | 2023-10-05 | 순천향대학교 산학협력단 | 연속 잉크젯 장치 및 그것을 이용한 연속 잉크젯 방법 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP850492A patent/JPH05193139A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001063063A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Keyence Corp | 荷電制御型インクジェットプリンタ |
| JP2009148754A (ja) * | 2007-12-24 | 2009-07-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 液滴質量偏差測定装置、その液滴質量偏差測定方法、これを用いるパターン形成システム、及びこれを用いるパターン形成システムの制御方法 |
| KR101339987B1 (ko) * | 2007-12-24 | 2013-12-10 | 삼성전자주식회사 | 액적 질량편차 측정장치와 이의 액적 질량편차 측정방법과이를 이용하는 패턴형성 시스템 및 이를 이용하는 패턴형성시스템의 제어방법 |
| US8371582B2 (en) | 2009-06-29 | 2013-02-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| WO2015105031A1 (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 株式会社日立産機システム | インクジェット記録装置 |
| US9636911B2 (en) | 2014-01-08 | 2017-05-02 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Inkjet recording device |
| KR20230138990A (ko) * | 2022-03-25 | 2023-10-05 | 순천향대학교 산학협력단 | 연속 잉크젯 장치 및 그것을 이용한 연속 잉크젯 방법 |
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