JPH05193174A - ラインサーマルプリンタ及びインクリボン - Google Patents

ラインサーマルプリンタ及びインクリボン

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JPH05193174A
JPH05193174A JP812592A JP812592A JPH05193174A JP H05193174 A JPH05193174 A JP H05193174A JP 812592 A JP812592 A JP 812592A JP 812592 A JP812592 A JP 812592A JP H05193174 A JPH05193174 A JP H05193174A
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JP
Japan
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ink
thickness
ink ribbon
data
thermal head
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Application number
JP812592A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
弘之 井上
Kazuyoshi Yoshida
一義 吉田
Yuji Machida
裕司 町田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用されるインクリボンのベース材の厚みやイ
ンクの厚みの差によって印字品位が低下するのを防止す
る。 【構成】インクが塗布されていない部分に光を透過さ
せ、ベース厚を検出する透過型センサ28が設けられて
おり、該透過型センサ28がベース厚を検出すると、該
ベース厚に対応してストローブ信号のパルス幅が変更さ
れ、該ストローブ信号によって上記発熱抵抗素子が発熱
する。また、透過型センサが、インクリボンのインクが
塗布された部分に光を透過させ、インク厚を検出する
と、インク厚に対応してストローブ信号のパルス幅が変
更される。したがって、印字がかすれることがなく、余
分なエネルギがインクリボンに加えられることがなくな
り、印字だれやインクリボンのしわが発生するのが防止
され、印字品位が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインサーマルプリン
タ及びインクリボンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラインサーマルプリンタにおいて
は、多数の発熱抵抗素子を一列に配列して構成されるサ
ーマルヘッドを、プラテン上のロール紙にインクリボン
を介して対向させ、上記発熱抵抗素子を選択的に駆動し
て印字を行うようになっている。
【0003】図2は従来のラインサーマルプリンタの断
面を示す概略図である。図において、1は多数の発熱抵
抗素子を一列に配列して構成されるライン式のサーマル
ヘッド、2は該サーマルヘッド1に対向して配設される
プラテン、3はサーマルヘッド1とプラテン2間に給紙
されるロール紙、4はインクリボンである。
【0004】上記プラテン2は、図示しないモータによ
って回転させられ、ロール紙3を送る。この時、インク
リボン4も同時に送られ、上記ロール紙3とインクリボ
ン4を挟んだ状態でサーマルヘッド1の発熱抵抗素子が
選択的に加熱され、ロール紙3にドット構成から成る文
字、図形等が印字される。図3は従来のラインサーマル
プリンタを動作させるための回路ブロック図である。
【0005】図において、21はマイクロプロセッサ、
リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモ
リ(RAM)、タイマ等で構成される制御部、22は外
部装置から印字データを入力するためのインタフェース
線、23はサーマルヘッド1、モータ24等を制御する
ためのI/Oポートであり、上記制御部21と共通バス
25で接続されている。
【0006】上記モータ24は、上記I/Oポート23
に接続されたモータドライバ回路26によって駆動され
る。図4は従来のサーマルヘッドの構成を示すブロック
図である。図において、10はシフトレジスタ回路(S
R)であり、クロック(CLOCK)信号と同期して、
1ライン分のデータ(DATA)信号がシリアルに入力
され格納される。11はラッチ回路(LT)であり、ラ
ッチ(LATCH)信号にパルスが入力されることによ
って上記シフトレジスタ回路10に格納されたDATA
信号を取り込む。
【0007】また、r1 ,r2 ,…,rm はm個の発熱
抵抗素子であり、n個のブロックに分割されていて、m
ドットを構成する。上記ラッチ回路11の出力データ及
び各ブロックごとのストローブ(STB)信号(STB
1,STB2,…,STBn)がNAND回路12に入
力されて論理積が採られ、その結果によって上記発熱抵
抗素子r1 ,r2 ,…,rm が選択的に通電して発熱す
るようになっている。
【0008】次に、上記構成のラインサーマルプリンタ
の動作について説明する。図5は従来のラインサーマル
プリンタの動作を示すタイムチャートである。図におい
て、上記モータ24(図3)を駆動するとi−1ライン
からiラインにロール紙3(図2)が送られ、iライン
の印字が開始されると、CLOCK信号と同期してDA
TA信号がシフトレジスタ回路10(図4)に入力さ
れ、転送される。
【0009】シフトレジスタ回路10に1ライン分のD
ATA信号が格納されると、LATCH信号にショート
パルスが入力され、上記シフトレジスタ回路10に格納
されたDATA信号がラッチ回路11に取り込まれる。
次に、一定パルス幅のSTB信号が時分割でブロックご
とに順次送られ、それに対応するNAND回路12の出
力をローレベルとし発熱抵抗素子r1 ,r2 ,…,rm
が発熱させられる。この場合、ラッチ回路11からハイ
レベルの信号が出力されているもののみが発熱する。
【0010】以上の動作によって、1ライン分の印字動
作が終了し、以下連続して同様の動作が行われ、文字、
図形等が印字される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のラインサーマルプリンタにおいては、使用されるイ
ンクリボン4のベース材の厚みや、インクの厚みに差が
あるため、ロール紙3に転写されるインクの量がインク
リボン4によって異なり、インクリボン4とサーマルヘ
ッド1に印加されるエネルギの組合せやインクリボン4
とサーマルヘッド1による押圧力の組合せが適切でない
と、印字品位が著しく低下してしまう。
【0012】本発明は、上記従来のラインサーマルプリ
ンタの問題点を解決して、使用されるインクリボンのベ
ース材の厚みやインクの厚みの差によって印字品位が低
下するのを防止することができるラインサーマルプリン
タ及びインクリボンを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のラ
インサーマルプリンタ及びインクリボンにおいては、デ
ータ信号が入力されるシフトレジスタ回路、該シフトレ
ジスタ回路のデータ信号をラッチするラッチ回路、及び
該ラッチ回路の出力データとストローブ信号を受けて選
択的に発熱する多数の発熱抵抗素子から成るライン式の
サーマルヘッドによって、光透過性で有色のベース材の
表面にインクを塗布して構成されるインクリボンを使用
して印字を行うようになっている。
【0014】該インクリボンにはインクが塗布されてい
ない部分が形成されていて、その部分に光を透過させ、
ベース厚を検出する透過型センサが設けられる。ライン
サーマルプリンタのメモリには、インクリボンのベース
厚と該ベース厚に対応してあらかじめ設定されたストロ
ーブ信号のパルス幅のデータが格納され、ベース厚が検
出されると、該ベース厚に対応するパルス幅のデータを
上記メモリから読み出して上記サーマルヘッドに対して
出力するようになっている。
【0015】第2の実施例においては、光透過性のベー
ス材の表面に光透過性のインクを塗布して構成されるイ
ンクリボンが使用され、透過型センサは、インクリボン
のインクが塗布された部分に光を透過させ、インク厚を
検出する。そして、メモリには、インク厚と該インク厚
に対応してあらかじめ設定されたストローブ信号のパル
ス幅のデータが格納されていて、検出したインク厚に対
応するパルス幅のデータを上記メモリから読み出して上
記サーマルヘッドに対して出力するようになっている。
また、第3の実施例においては、設定された押圧力で
サーマルヘッドをプラテンに対して押圧する押圧力調整
手段が設けられており、上記サーマルヘッドによって、
光透過性で有色のベース材の表面にインクを塗布して構
成されるインクリボンを使用して印字を行うようになっ
ている。
【0016】該インクリボンにはインクが塗布されてい
ない部分が形成されていて、その部分に光を透過させ、
ベース厚を検出する透過型センサが設けられる。ライン
サーマルプリンタのメモリには、インクリボンのベース
厚と該ベース厚に対応してあらかじめ設定された押圧力
のデータが格納され、ベース厚が検出されると、該ベー
ス厚に対応する押圧力のデータを上記メモリから読み出
して上記サーマルヘッドに対して出力するようになって
いる。
【0017】第4の実施例においては、設定された押圧
力でサーマルヘッドをプラテンに対して押圧する押圧力
調整手段が設けられており、上記サーマルヘッドによっ
て、光透過性のベース材の表面に光透過性のインクを塗
布して構成されるインクリボンを使用して印字を行うよ
うになっている。該インクリボンにはインクが塗布され
た部分に光を透過させ、インク厚を検出する透過型セン
サが設けられている。そして、メモリには、インク厚と
該インク厚に対応してあらかじめ設定された押圧力のデ
ータが格納されていて、検出したインク厚に対応する押
圧力のデータを上記メモリから読み出して上記サーマル
ヘッドに対して出力するようになっている。
【0018】
【作用】本発明によれば、上記のようにデータ信号が入
力されるシフトレジスタ回路、該シフトレジスタ回路の
データ信号をラッチするラッチ回路、及び該ラッチ回路
の出力データとストローブ信号を受けて選択的に発熱す
る多数の発熱抵抗素子から成るライン式のサーマルヘッ
ドによって、光透過性で有色のベース材の表面にインク
を塗布して構成されるインクリボンを使用して印字を行
うようになっている。したがって、データ信号に対応す
る発熱抵抗素子が発熱してインクリボンを加熱し、熱転
写によって印字が行われる。
【0019】上記インクリボンにはインクが塗布されて
いない部分が形成されていて、その部分に光を透過さ
せ、ベース厚を検出する透過型センサが設けられる。該
透過型センサがベース厚を検出すると、該ベース厚に対
応してストローブ信号のパルス幅が変更され、該ストロ
ーブ信号によって上記発熱抵抗素子が発熱するようにな
っている。
【0020】そのため、ラインサーマルプリンタのメモ
リには、インクリボンのベース厚と該ベース厚に対応し
てあらかじめ設定されたストローブ信号のパルス幅のデ
ータが格納され、ベース厚が検出されると、該ベース厚
に対応するパルス幅のデータが上記メモリから読み出さ
れるようになっている。第2の実施例においては、光透
過性のベース材の表面に光透過性のインクを塗布して構
成されるインクリボンが使用され、透過型センサは、イ
ンクリボンのインクが塗布された部分に光を透過させ、
インク厚を検出する。
【0021】インク厚が検出されると、メモリから、イ
ンク厚に対応するストローブ信号のパルス幅のデータが
読み出され、上記サーマルヘッドに対して出力される。
また、第3の実施例においては、設定された押圧力でサ
ーマルヘッドをプラテンに対して押圧する押圧力調整手
段が設けられており、上記サーマルヘッドによって、光
透過性で有色のベース材の表面にインクを塗布して構成
されるインクリボンを使用して印字を行うようになって
いる。
【0022】透過型センサは、インクが塗布されていな
い部分に光を透過させ、ベース厚を検出する。そして、
ベース厚が検出されると、該ベース厚に対応する押圧力
のデータがメモリから読み出され、上記サーマルヘッド
に対して出力される。第4の実施例においては、設定さ
れた押圧力でサーマルヘッドをプラテンに対して押圧す
る押圧力調整手段が設けられており、上記サーマルヘッ
ドによって、光透過性のベース材の表面に光透過性のイ
ンクを塗布して構成されるインクリボンを使用して印字
を行うようになっている。
【0023】透過型センサは、インクが塗布された部分
に光を透過させ、インク厚を検出する。そして、インク
厚が検出されると、該インク厚に対応する押圧力のデー
タがメモリから読み出され、上記サーマルヘッドに対し
て出力される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図6は本発明のラインサーマル
プリンタの断面を示す概略図である。図において、1は
多数の発熱抵抗素子を一列に配列して構成されるライン
式のサーマルヘッド、2は該サーマルヘッド1に対向し
て配設されるプラテン、3はサーマルヘッド1とプラテ
ン2間に給紙されるロール紙、4はベース材の表面にイ
ンクを塗布して構成されるインクリボンである。
【0025】上記プラテン2は、図示しないモータによ
って回転させられ、ロール紙3を送る。この時、インク
リボン4も同時に送られ、上記ロール紙3とインクリボ
ン4を挟んだ状態でサーマルヘッド1の発熱抵抗素子が
選択的に加熱され、ロール紙3にドット構成から成る文
字、図形等が印字される。また、28はインクリボン4
のベース材の厚みすなわちベース厚を検出するために配
設された透過型センサである。
【0026】次に、上記構成のラインサーマルプリンタ
の制御装置について説明する。図1は本発明の実施例を
示すラインサーマルプリンタのブロック図である。図に
おいて、21はマイクロプロセッサ、ROM、RAM、
タイマ等で構成される制御部、22は外部装置から印字
データを入力するためのインタフェース線、23はサー
マルヘッド1、モータ24等を制御するためのI/Oポ
ートであり、上記制御部21と共通バス25で接続され
ている。
【0027】上記モータ24は、上記I/Oポート23
と接続されたモータドライバ回路26によって駆動され
る。また、28は透過型センサ、29は該透過型センサ
28のセンサ出力をデジタルレベルデータに変換するた
めのセンサレベル検出回路である。図7はモノクロのイ
ンクリボンへの透過型センサの配設状態図、図8はカラ
ーのインクリボンへの透過型センサの配設状態図、図9
は図8のA−A断面図である。
【0028】図7〜図9において、4はインクリボン、
31はインクリボン4のベース部分、32はインクが塗
布されたインク塗布部分である。カラーのインクリボン
4の場合、インク塗布部分32はイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)のイン
クがそれぞれ区画して塗布されている。また、28はイ
ンクリボン4のベース厚を検出するための透過型センサ
であり、インクリボン4の縁部のインクが塗布されてい
ない部分に対向して配設される。上記ベース部分31は
透過型センサ28の光が透過することが可能で、かつ、
光を完全に遮ってしまわない程度に着色されている。し
かも、透過する光の量がベース厚に応じて変化するよう
な色が選択される。
【0029】図10は本発明の実施例に使用されるイン
クリボンのベース部分の特性図である。図に示すよう
に、インクリボン4(図7)のベース部分31は、ベー
ス厚が大きくなると、透過する光の量が減少して透過型
センサ28のセンサ出力が小さくなるような特性を有し
ている。この場合、ベース厚とセンサ出力の関係がリニ
アであればSTB信号の設定が容易になるが、必ずしも
リニアである必要はない。また、ベース厚の検出はモノ
クロのインクリボン4の場合は随時、カラーのインクリ
ボン4の場合はラインサーマルプリンタの電源をオンし
た時におけるインクリボン4の巻取り前に行う。
【0030】次に、上記透過型センサ28の動作につい
て説明する。図11は透過型センサの詳細図である。図
において、4はインクリボン、28は透過型センサ、2
9はセンサレベル検出回路、34は電流が流れると発光
するホトダイオード、35は該ホトダイオード34の光
を受けた時に導通するホトトランジスタ、36,37は
抵抗である。上記ホトダイオード34とホトトランジス
タ35間には、図9に示すようにインクリボン4のベー
ス部分31が存在しており、上記ホトダイオード34が
発光すると、上記ベース部分31を透過した光がホトト
ランジスタ35を照射する。
【0031】この場合、上述したようにベース部分31
はベース厚に対応する光を透過するため、上記ホトトラ
ンジスタ35はベース厚に対応して導通することにな
る。そして、上記ホトトランジスタ35と抵抗36間が
センサレベル検出回路29に接続されていて、該センサ
レベル検出回路29は両者間の電圧を検出してデジタル
レベルデータに変換する。
【0032】上記デジタルレベルデータは、I/Oポー
ト23を介して制御部21に送られ、該制御部21でイ
ンクリボン4のベース厚が判定され、さらに、判定され
たベース厚によってサーマルヘッド1の制御が行われ
る。ここで、ベース厚は数段階のレベルに分けられ、各
レベルに応じた制御が行われる。すなわち、サーマルヘ
ッド1に対して出力されるSTB信号のパルス幅が各レ
ベルに対応して変更される。
【0033】図12はベース厚とSTB信号のパルス幅
の関係図である。図に示すように、ベース厚が大きいほ
どSTB信号のパルス幅を広くしてあり、このパルス幅
のデータはROMの中にテーブルとして格納してある。
このように、ベース厚が大きい場合にはSTB信号のパ
ルス幅を広くして発熱抵抗素子の通電時間を長くした印
字を行い、また、ベース厚が小さい場合にはSTB信号
のパルス幅を狭くして発熱抵抗素子の通電時間を短くし
た印字を行う。
【0034】図13はベース厚が大きい場合のSTB信
号のタイムチャート、図14はベース厚が小さい場合の
STB信号のタイムチャートである。図に示すように、
ベース厚が大きい場合はパルス幅を広く、ベース厚が小
さい場合はパルス幅を狭くしてある。したがって、イン
クリボン4のベース厚が大きい場合には、大きなエネル
ギがインクリボン4に加えられ、印字がかすれることが
なくなり、反対にベース厚が小さい場合には余分なエネ
ルギがインクリボン4に加えられることがなくなり、必
要以上に加熱されることによる印字だれやインクリボン
4のしわなどが発生するのを防止することができる。
【0035】上述したように、上記STB信号のパルス
幅のデータは、制御部21の中の記憶手段であるROM
の中に格納されていて、必要に応じてマイクロプロセッ
サが読み出し、サーマルヘッド1に対して出力する。S
TB信号のパルス幅は他のサーマルヘッド1の制御、例
えば温度制御、履歴制御等にも使用することが可能であ
り、いずれの制御の場合もインクリボン4のベース厚に
よってSTB信号のパルス幅が狭くされたり、広くされ
たりする。
【0036】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図15は本発明の第2の実施例におけるモノクロ
のインクリボンへの透過型センサの配設状態図、図16
は本発明の第2の実施例におけるカラーのインクリボン
への透過型センサの配設状態図、図17は図16のA−
A断面図である。図15〜図17において、4はインク
リボン、31はインクリボン4のベース部分、32はイ
ンクが塗布されたインク塗布部分である。カラーのイン
クリボン4の場合、インク塗布部分32はイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(Bk)のインクがそれぞれ区画して塗布されている。
【0037】また、41はインクリボン4のインクの厚
みすなわちインク厚を検出するための透過型センサであ
る。該透過型センサ41はインク塗布部分32に対向す
る位置に配設される。なお、この場合、上記ベース部分
31は着色されない。上記インクリボン4のインクは、
インク塗布部分32を透過する光の量がインク厚に対応
して変化するような特性を有するものを使用する。
【0038】図18は本発明の第2の実施例に使用され
るインクリボンのインクの特性図である。図に示すよう
に、インクリボン4(図15)のインクは、インク厚が
大きくなると、透過する光の量が減少して透過型センサ
41のセンサ出力が小さくなるような特性を有してい
る。この場合もリニアである必要はない。
【0039】このようにして検出されたインク厚は、上
記実施例と同様にセンサレベル検出回路29(図11)
に送られ、デジタルレベルデータに変換される。そし
て、制御部21で上記デジタルレベルデータからインク
リボン4のインク厚が判定され、判定されたインク厚に
よってサーマルヘッド1の制御が行われる。この場合
も、インク厚が数段階のレベルに分けられ、各レベルに
対応してSTB信号のパルス幅が変えられる。
【0040】図19はインク厚とSTB信号のパルス幅
の関係図である。図に示すように、インク厚が大きいほ
どSTB信号のパルス幅を広くしてあり、このパルス幅
のデータは制御部21のROMの中にテーブルとして格
納してある。したがって、インクリボン4のインク厚が
大きい場合には、大きなエネルギがインクリボン4に加
えられることになり、印字がかすれることがなくなり、
反対にインク厚が小さい場合には余分なエネルギがイン
クリボン4に加えられることがなく、印字だれやインク
リボン4のしわなどが発生するのを防止することができ
る。
【0041】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図20は本発明のラインサーマルプリンタの断面
を示す概略図である。図において、1は多数の発熱抵抗
素子を一列に配列して構成されるライン式のサーマルヘ
ッド、2は該サーマルヘッド1に対向して配設されるプ
ラテン、3はサーマルヘッド1とプラテン2間に給紙さ
れるロール紙、4はインクリボン、43はインクリボン
4のベース厚を検出するため、図7〜図9と同様の位置
に配設された透過型センサ、44はサーマルヘッド1を
プラテン2から離す方向に付勢するためのスプリング、
45はサーマルヘッド1のプラテン2に対する押圧力を
調節するための偏心カム、46は該偏心カム45のシャ
フトである。
【0042】図21は本発明の第3の実施例を示すライ
ンサーマルプリンタのブロック図である。図において、
21はマイクロプロセッサ、ROM、RAM、タイマ等
で構成される制御部、22は外部装置から印字データを
入力するためのインタフェース線、23はサーマルヘッ
ド1、モータ24等を制御するためのI/Oポートであ
り、上記制御部21と共通バス25で接続されている。
【0043】上記モータ24は、上記I/Oポート23
と接続されたモータドライバ回路26によって駆動され
る。また、43はインクリボン4のベース厚を検出する
ために配設された透過型センサ、29は該透過型センサ
43のセンサ出力をデジタルレベルデータに変換するた
めのセンサレベル検出回路、48は上記偏心カム45を
回転させるためのパルスモータ、49は該パルスモータ
48を駆動するためのモータドライバ回路である。
【0044】上記構成のラインサーマルプリンタにおい
て、インクリボン4のベース部分31(図9)は透過型
センサ43の光が透過することが可能で、かつ、光を完
全に遮ってしまわない程度に着色されている。この場合
も、ベース部分31は図10に示すような特性を有し、
透過する光の量はベース厚に応じて変化する。検出され
たベース厚は、センサレベル検出回路29を介して制御
部21に送られ、該制御部21でインクリボン4のベー
ス厚が判定され、判定されたベース厚によって印字時に
おけるサーマルヘッド1による押圧力が設定される。こ
の場合、ベース厚は数段階のレベルに分けられ、各レベ
ルに対応して押圧力が変えられる。
【0045】図22は本発明の第3の実施例におけるサ
ーマルヘッドの状態図、図23は本発明の第3の実施例
におけるサーマルヘッドの第2の状態図、図24は本発
明の第3の実施例におけるサーマルヘッドの第3の状態
図である。図23及び図24における一点鎖線は、図2
2のサーマルヘッド1の位置を示している。図に示すよ
うに、押圧力は偏心カム45を回転させてサーマルヘッ
ド1の印字時における位置を変えて設定され、偏心カム
45の回転角度θ(θ1 >θ2 )はシャフト46を回転
させるためのパルスモータ48(図21)に与えられる
パルス数によって調整される。すなわち、ベース厚が大
きい場合には、回転角度θを大きくして押圧力を小さく
し、ベース厚が小さい場合には回転角度θを小さくして
押圧力を大きくする。
【0046】図25はベース厚とサーマルヘッドの押圧
力の関係図である。図に示すように、ベース厚が大きい
ほどサーマルヘッド1の押圧力は小さくされ、この押圧
力を設定するためのパルス数は制御部21のROMの中
にテーブルとして格納してある。このようにして、イン
クリボン4のベース厚が大きい場合には押圧力を小さく
して印字だれやインクリボン4のしわなどが発生するの
を防止し、ベース厚が小さい場合には押圧力を大きくし
て転写効率が上がるようにする。
【0047】ここで、上述したように回転角度θを設定
するためのパルスモータ48のパルス数は、制御部21
のROM内に格納され、必要に応じてマイクロプロセッ
サが読み出し、I/Oポート23、モータドライバ回路
49を介してパルスモータ48に対して出力される。次
に、本発明の第4の実施例について説明する。
【0048】この場合、図20及び図21に示すライン
サーマルプリンタと同様に、サーマルヘッド1の押圧力
が偏心カム45の回転によって調節され、図15〜図1
7に示す透過型センサ41と同様に、インク厚が検出さ
れる。そして、インクリボン4のインクは、図18と同
様の特性を有するものが選択され、該特性に基づいてイ
ンク厚が検出されるようになっている。制御部21は検
出されたインク厚に基づいて、インク厚のレベルの判定
を行い、該レベルに対応して押圧力を変える。
【0049】図26はインク厚とサーマルヘッドの押圧
力の関係図である。図に示すように、インク厚が大きい
ほどサーマルヘッド1の押圧力は小さくされ、この押圧
力を設定するためのパルス数は制御部21のROMの中
にテーブルとして格納してある。このようにして、イン
クリボン4のインク厚が大きい場合は押圧力を小さくし
て、印字だれやインクリボン4のしわなどが発生するの
を防止し、インク厚が小さい場合には押圧力を大きくし
て転写効率が上がるようにする。
【0050】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、光透過性で有色のベース材の表面にインクを塗
布して構成されるインクリボンを使用して印字を行うよ
うになっていて、インクが塗布されていない部分に光を
透過させ、ベース厚を検出する透過型センサが設けられ
る。該透過型センサがベース厚を検出すると、該ベース
厚に対応してストローブ信号のパルス幅が変更され、該
ストローブ信号によって上記発熱抵抗素子が発熱するよ
うになっている。
【0052】また、第2の実施例においては、透過型セ
ンサが、インクリボンのインクが塗布された部分に光を
透過させ、インク厚を検出すると、インク厚に対応して
ストローブ信号のパルス幅が変更される。また、第3の
実施例においては、設定された押圧力でサーマルヘッド
をプラテンに対して押圧する押圧力調整手段が設けられ
ており、光透過性で有色のベース材の表面にインクを塗
布して構成されるインクリボンが使用される。そして、
透過型センサがベース厚を検出すると、該ベース厚に対
応して押圧力が変更される。
【0053】第4の実施例においては、押圧力調整手段
が設けられ、上記サーマルヘッドによって、光透過性の
ベース材の表面に光透過性のインクを塗布して構成され
るインクリボンが使用される。そして、透過型センサが
インク厚を検出すると、該インク厚に対応して押圧力が
変更される。このように、ベース厚又はインク厚が検出
され、ベース厚に対応するストローブ信号や押圧力が、
また、インク厚に対応するストローブ信号や押圧力が変
更されるようになっているので、印字がかすれることが
なく、余分なエネルギがインクリボンに加えられること
がなくなり、印字だれやインクリボンのしわが発生する
のが防止され、印字品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すラインサーマルプリンタ
のブロック図である。
【図2】従来のラインサーマルプリンタの断面を示す概
略図である。
【図3】従来のラインサーマルプリンタを動作させるた
めの回路ブロック図である。
【図4】従来のサーマルヘッドの構成を示すブロック図
である。
【図5】従来のラインサーマルプリンタの動作を示すタ
イムチャートである。
【図6】本発明のラインサーマルプリンタの断面を示す
概略図である。
【図7】モノクロのインクリボンへの透過型センサの配
設状態図である。
【図8】カラーのインクリボンへの透過型センサの配設
状態図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】本発明の実施例に使用されるインクリボンの
ベース部分の特性図である。
【図11】透過型センサの詳細図である。
【図12】ベース厚とSTB信号のパルス幅の関係図で
ある。
【図13】ベース厚が大きい場合のSTB信号のタイム
チャートである。
【図14】ベース厚が小さい場合のSTB信号のタイム
チャートである。
【図15】本発明の第2の実施例におけるモノクロのイ
ンクリボンへの透過型センサの配設状態図である。
【図16】本発明の第2の実施例におけるカラーのイン
クリボンへの透過型センサの配設状態図である。
【図17】図16のA−A断面図である。
【図18】本発明の第2の実施例に使用されるインクリ
ボンのインクの特性図である。
【図19】インク厚とSTB信号のパルス幅の関係図で
ある。
【図20】本発明のラインサーマルプリンタの断面を示
す概略図である。
【図21】本発明の第3の実施例を示すラインサーマル
プリンタのブロック図である。
【図22】本発明の第3の実施例におけるサーマルヘッ
ドの状態図である。
【図23】本発明の第3の実施例におけるサーマルヘッ
ドの第2の状態図である。
【図24】本発明の第3の実施例におけるサーマルヘッ
ドの第3の状態図である。
【図25】ベース厚とサーマルヘッドの押圧力の関係図
である。
【図26】インク厚とサーマルヘッドの押圧力の関係図
である。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 プラテン 4 インクリボン 10 シフトレジスタ回路 11 ラッチ回路 28,41,43 透過型センサ r1 ,r2 ,…,rm 発熱抵抗素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)データ信号が入力されるシフトレ
    ジスタ回路、該シフトレジスタ回路のデータ信号をラッ
    チするラッチ回路、及び該ラッチ回路の出力データとス
    トローブ信号を受けて選択的に発熱する多数の発熱抵抗
    素子から成るライン式のサーマルヘッドと、(b)光透
    過性で有色のベース材の表面に、一部を残してインクを
    塗布して構成されるインクリボンと、(c)該インクリ
    ボンのインクが塗布されていない部分に光を透過させ、
    ベース厚を検出する透過型センサと、(d)ベース厚と
    該ベース厚に対応してあらかじめ設定されたストローブ
    信号のパルス幅のデータを格納するメモリと、(e)検
    出したベース厚に対応するパルス幅のデータを、上記メ
    モリから読み出して上記サーマルヘッドに対して出力す
    る手段を有することを特徴とするラインサーマルプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 (a)データ信号が入力されるシフトレ
    ジスタ回路、該シフトレジスタ回路のデータ信号をラッ
    チするラッチ回路、及び該ラッチ回路の出力データとス
    トローブ信号を受けて選択的に発熱する多数の発熱抵抗
    素子から成るライン式のサーマルヘッドと、(b)光透
    過性のベース材の表面に光透過性のインクを塗布して構
    成されるインクリボンと、(c)該インクリボンのイン
    クが塗布された部分に光を透過させ、インク厚を検出す
    る透過型センサと、(d)インク厚と該インク厚に対応
    してあらかじめ設定されたストローブ信号のパルス幅の
    データを格納するメモリと、(e)検出したインク厚に
    対応するパルス幅のデータを、上記メモリから読み出し
    て上記サーマルヘッドに対して出力する手段を有するこ
    とを特徴とするラインサーマルプリンタ。
  3. 【請求項3】 (a)データ信号が入力されるシフトレ
    ジスタ回路、該シフトレジスタ回路のデータ信号をラッ
    チするラッチ回路、及び該ラッチ回路の出力データとス
    トローブ信号を受けて選択的に発熱する多数の発熱抵抗
    素子から成るライン式のサーマルヘッドと、(b)該サ
    ーマルヘッドをプラテンに対して設定された押圧力で押
    圧する押圧力調整手段と、(c)光透過性で有色のベー
    ス材の表面にインクを塗布して構成されるインクリボン
    と、(d)該インクリボンのインクが塗布されていない
    部分に光を透過させ、ベース厚を検出する透過型センサ
    と、(e)ベース厚と該ベース厚に対応してあらかじめ
    設定された押圧力のデータを格納するメモリと、(f)
    検出したベース厚に対応する押圧力のデータを、上記メ
    モリから読み出して上記サーマルヘッドに対して出力す
    る手段を有することを特徴とするラインサーマルプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 (a)データ信号が入力されるシフトレ
    ジスタ回路、該シフトレジスタ回路のデータ信号をラッ
    チするラッチ回路、及び該ラッチ回路の出力データとス
    トローブ信号を受けて選択的に発熱する多数の発熱抵抗
    素子から成るライン式のサーマルヘッドと、(b)該サ
    ーマルヘッドをプラテンに対して設定された押圧力で押
    圧する押圧力調整手段と、(c)光透過性のベース材の
    表面に光透過性のインクを塗布して構成されるインクリ
    ボンと、(d)該インクリボンのインクが塗布された部
    分に光を透過させ、インク厚を検出する透過型センサ
    と、(e)インク厚と該インク厚に対応してあらかじめ
    設定された押圧力のデータを格納するメモリと、(f)
    検出したインク厚に対応する押圧力のデータを、上記メ
    モリから読み出して上記サーマルヘッドに対して出力す
    る手段を有することを特徴とするラインサーマルプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 データ信号が入力されるシフトレジスタ
    回路、該シフトレジスタ回路のデータ信号をラッチする
    ラッチ回路、及び該ラッチ回路の出力データとストロー
    ブ信号を受けて選択的に発熱する多数の発熱抵抗素子か
    ら成るライン式のサーマルヘッドを有するラインサーマ
    ルプリンタに使用されるインクリボンにおいて、 光透過性で有色のベース材の表面に、一部を残してイン
    クを塗布したことを特徴とするインクリボン。
  6. 【請求項6】 データ信号が入力されるシフトレジスタ
    回路、該シフトレジスタ回路のデータ信号をラッチする
    ラッチ回路、及び該ラッチ回路の出力データとストロー
    ブ信号を受けて選択的に発熱する多数の発熱抵抗素子か
    ら成るライン式のサーマルヘッドを有するラインサーマ
    ルプリンタに使用されるインクリボンにおいて、 光透過性のベース材の表面に光透過性のインクを塗布し
    たことを特徴とするインクリボン。
JP812592A 1992-01-21 1992-01-21 ラインサーマルプリンタ及びインクリボン Withdrawn JPH05193174A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212884A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Dainippon Printing Co Ltd 多色熱転写プリンタ、多色熱転写プリンタの制御方法および多色熱転写プリンタの制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011212884A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Dainippon Printing Co Ltd 多色熱転写プリンタ、多色熱転写プリンタの制御方法および多色熱転写プリンタの制御プログラム

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