JPH07164655A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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Publication number
JPH07164655A
JPH07164655A JP34257993A JP34257993A JPH07164655A JP H07164655 A JPH07164655 A JP H07164655A JP 34257993 A JP34257993 A JP 34257993A JP 34257993 A JP34257993 A JP 34257993A JP H07164655 A JPH07164655 A JP H07164655A
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JP
Japan
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ink
ink ribbon
color
amount
thermal head
Prior art date
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Pending
Application number
JP34257993A
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English (en)
Inventor
Yukihide Teranishi
幸秀 寺西
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH07164655A publication Critical patent/JPH07164655A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリボンにおける各カラーインクの塗布
量のバラツキの程度に拘らず印刷物における印刷色のバ
ラツキを最小限に抑える。 【構成】 長手方向に沿って複数のカラーインクが塗布
されたインクリボンRと、発熱体を有すると共に当該発
熱体の発熱によりインクリボンRのカラーインクを印刷
対象用紙へ転写するサーマルヘッド15と、インクリボ
ンRのカラーインクの塗布量をカラーインクの透過濃度
に基づき検出する透過濃度検出センサ9と、透過濃度検
出センサ9により検出したインクリボンRのカラーイン
クの塗布量の大小に応じてサーマルヘッド15の発熱体
に対する印加パルス供給時間を制御するサーマルヘッド
制御部12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー式の熱転写プリ
ンタに係り、特に、印刷物における印刷色のバラツキを
最小限に抑える場合に好適な熱転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー式熱転写プリンタでは、サ
ーマルヘッドの発熱体に通電して当該発熱体を発熱さ
せ、インクリボンの表面に長手方向に沿って所定間隔で
塗布されている複数のカラーインクを溶融して印刷物の
表面に転写することにより印刷を行うようになってい
る。この場合、カラー式熱転写プリンタで使用するイン
クリボンは、その表面に塗布されたカラーインクの色相
(色調)にはバラツキが生ずることは殆んど無いが、カ
ラーインクの塗布量には量産時におけるロット毎に比較
的大きなバラツキが生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の熱転写プリンタにあっては、下記の問題があった。
インクリボンにおけるカラーインクの塗布量は、通常は
3[g/m2]のものが多いが、インクリボンの量産時
におけるカラーインクの塗布量の公差は、一般に±0.
3[g/m2]〜±0.5[g/m2]と大きなバラツキ
がある。このため、例えば、イエロー(Y)の塗布量が
3.5[g/m2]でマゼンタ(M)の塗布量が2.5
[g/m2]の組合わせを有するインクリボンを使用し
て用紙に印刷したレッド(R)と、イエロー(Y)の塗
布量が2.5[g/m2]でマゼンタ(M)の塗布量が
3.5[g/m2]の組合わせを有するインクリボンを
使用して用紙に印刷したレッド(R)とでは、その印刷
色が大きく相異する。
【0004】即ち、前述した従来の熱転写プリンタで
は、当該熱転写プリンタに予め装備されている印刷濃度
調整用ツマミ(濃度ボリウム)を操作することにより、
印刷物に対する印刷色の濃度を全体的に調整することは
可能ではあるが、インクリボンに塗布された各カラーイ
ンクの塗布量のバラツキの程度に拘らず印刷物における
印刷色が一定となるように制御する機能は備えていない
という問題があった。
【0005】他方、例えば特開昭64−64869号公
報(熱転写プリンタの濃度制御方式)に記載された如
く、複数の色別に用意されたインクリボンの色毎にサー
マルヘッドの発熱体に対して供給するエネルギー量を制
御することにより、同一用紙内での色による濃度差を無
くすようにした技術も開発されているが、当該技術も、
インクリボンの量産時にロット毎に発生するカラーイン
クの塗布量のバラツキに対応可能としたものではなく、
従って上記と同様に印刷物における印刷色のバラツキを
抑えることはできないという問題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、インクリボンにおける各カラーインクの
塗布量のバラツキの程度に拘らず印刷物における印刷色
のバラツキを最小限に抑えることを可能とした熱転写プ
リンタを提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、長
手方向に沿って複数のカラーインクが塗布されたインク
リボンと、発熱体を有すると共に当該発熱体の発熱によ
り前記インクリボンのカラーインクを印刷対象用紙へ転
写するサーマルヘッドと、該サーマルヘッドの発熱体に
エネルギーを供給して当該発熱体を発熱させるサーマル
ヘッド制御手段とを備えた熱転写プリンタにおいて、前
記インクリボンのカラーインクの塗布量を直接的もしく
は間接的に検出するインク塗布量検出手段を設け、前記
サーマルヘッド制御手段が、前記インク塗布量検出手段
により直接的もしくは間接的に検出した前記インクリボ
ンのカラーインクの塗布量の大小に応じて前記サーマル
ヘッドの発熱体に供給するエネルギー量を制御するエネ
ルギー量制御機能を具備する、という構成を採ってい
る。これによって前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0008】請求項2の本発明は、前記インク塗布量検
出手段が、前記インクリボンのカラーインクに光を照射
して当該カラーインクにおける光の透過もしくは光の反
射によって得られる濃度変化に基づき前記インクリボン
のカラーインクの塗布量を検出する、という構成を採っ
ている。
【0009】請求項3の本発明は、前記インク塗布量検
出手段が、前記インクリボンのカラーインクが試験的に
転写された用紙の転写部分に光を照射して当該転写部分
における光の透過もしくは光の反射によって得られる濃
度変化に基づき前記インクリボンのカラーインクの塗布
量を検出する、という構成を採っている。
【0010】請求項4の本発明は、インクリボンの交換
時には前記インク塗布量検出手段を非作動状態とし,前
記インクリボンの交換終了後は前記インク塗布量検出手
段を作動状態とする作動状態制御手段を設ける、という
構成を採っている。
【0011】
【作用】請求項1の本発明によれば、インク塗布量検出
手段により直接的もしくは間接的に検出したインクリボ
ンのカラーインクの塗布量の大小に応じてサーマルヘッ
ドの発熱体に供給するエネルギー量を制御するため、印
刷対象用紙に対するカラーインクの転写量を当該カラー
インクの塗布量の大小に応じて変化させることが可能と
なり、この結果、インクリボンのカラーインクの塗布量
にバラツキが生じている場合でも、印刷対象用紙に対す
る印刷色の色調をほぼ一定にすることが可能となる。
【0012】請求項2の本発明によれば、インク塗布量
検出手段が,インクリボンのカラーインクに光を照射し
て当該カラーインクにおける光の透過もしくは光の反射
によって得られる濃度変化に基づきインクリボンのカラ
ーインクの塗布量を検出するため、換言すればカラーイ
ンクの塗布量を直接的に検出するため、これに基づき的
確にサーマルヘッドの発熱体に供給するエネルギー量を
制御することが可能となり、この結果、上記と同様に、
インクリボンのカラーインクの塗布量にバラツキが生じ
ている場合でも、印刷対象用紙に対する印刷色の色調を
ほぼ一定にすることが可能となる。
【0013】請求項3の本発明によれば、インク塗布量
検出手段が,インクリボンのカラーインクが試験的に転
写された用紙の転写部分に光を照射して当該転写部分に
おける光の透過もしくは光の反射によって得られる濃度
変化に基づきインクリボンのカラーインクの塗布量を検
出するため、印刷対象用紙に対する印刷前に予めサーマ
ルヘッドの発熱体に供給するエネルギー量を求めておく
ことが可能となり、この結果、上記と同様に、インクリ
ボンのカラーインクの塗布量にバラツキが生じている場
合でも、印刷対象用紙に対する印刷色の色調をほぼ一定
にすることが可能となる。
【0014】請求項4の本発明によれば、インクリボン
の交換時にはインク塗布量検出手段を非作動状態とし,
インクリボンの交換終了後はインク塗布量検出手段を作
動状態とする作動状態制御手段を設けたため、例えば、
インクリボンの交換時にインク塗布量検出手段から誤っ
た検出信号が出力される等の不具合を未然に防止するこ
とが可能となり、この結果、インク塗布量検出手段から
の適正な検出信号に基づいてサーマルヘッドの発熱体に
供給するエネルギー量を的確に制御することが可能とな
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の熱転写プリンタを適用してな
る実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】本実施例のカラー式の熱転写プリンタを中
心とした構成を図1に基づき説明すると、熱転写プリン
タ1は、プリンタケーブル2を介してコンピュータ本体
3及びディスプレイ4から成るパーソナルコンピュータ
5に接続されている。熱転写プリンタ1は、画像処理回
路6と,メカニズム制御回路7と,印刷機構部8と,透
過濃度検出センサ9と,バーコード検出センサ10等と
を備える構成となっている。
【0017】更に、熱転写プリンタ1のメカニズム制御
回路7は、印刷機構制御部11と,サーマルヘッド制御
部12とを備える構成となっている。また、熱転写プリ
ンタ1の印刷機構部8は、用紙搬入部13と,インクリ
ボン送り部14と,サーマルヘッド15とを備える構成
となっている。図中符号18は熱転写プリンタ1の電源
(図示略)をオン/オフするための電源投入スイッチを
示す。
【0018】ここで、本実施例の熱転写プリンタ1で使
用するインクリボンは、図3に示す如く4色から成るカ
ラーインクリボンとして構成されており、インクリボン
Rの表面には、その長手方向に沿って例えばイエロー
Y,マゼンタM,シアンC,ブラックBのカラーインク
が当該順序で且つ所定間隔を置いて塗布されると共に、
各カラーインクに対応して色識別用バーコードSY,S
M,SC,SB・・・が印刷されている。
【0019】熱転写プリンタ1の構成を詳述すると、画
像処理回路6は、パーソナルコンピュータ5からプリン
タケーブル2を介して印刷データが送出されてくると、
当該印刷データを印刷対象用紙に印刷するための印刷イ
メージデータに展開すると共に、当該印刷イメージデー
タを4色分(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)
のデータに分解し、当該分解データをメカニズム制御回
路7の印刷機構制御部11へ出力するようになってい
る。
【0020】メカニズム制御回路7の印刷機構制御部1
1は、印刷機構部8の用紙搬入部13に対し用紙供給機
構(図示略)からインクリボン送り部14側に対する用
紙の搬入を行わせるための制御信号を出力し、印刷機構
部8のインクリボン送り部14に対しインクリボンR
(図3参照)におけるイエローYが塗布された部分の頭
出しを行わせるための制御信号を出力するようになって
いる。また、印刷機構制御部11は、バーコード検出セ
ンサ10から検出信号が入力された時点で、透過濃度検
出センサ9に対し制御信号(後述)を出力するようにな
っている。
【0021】この場合、印刷機構制御部11は、熱転写
プリンタ操作者により電源投入スイッチ18がオン操作
された時点,及びインクリボンの交換が終了した時点に
対応して透過濃度検出センサ9を作動状態とするように
なっている。
【0022】メカニズム制御回路7のサーマルヘッド制
御部12は、後述する透過濃度検出センサ9から出力さ
れてくる検出信号に基づき、サーマルヘッド15に対し
当該サーマルヘッド15の発熱体を発熱させるための印
加パルスを出力するようになっている。
【0023】印刷機構部8の用紙搬入部13は、メカニ
ズム制御回路7の印刷機構制御部11から出力されてく
る制御信号に基づき、用紙供給機構(図示略)から供給
されてくる用紙をインクリボン送り部14側へ搬入する
ようになっている。
【0024】印刷機構部8のインクリボン送り部14
は、メカニズム制御回路7の印刷機構制御部11から出
力されてくる制御信号に基づき、インクリボンR(図3
参照)のイエローYが塗布された部分の頭出しを行うよ
うになっている。
【0025】透過濃度検出センサ9は、例えばフォトセ
ンサから構成されており、インクリボンの面に対して直
交する方向へ光を照射した時の当該インクリボンの各カ
ラーインクの透過濃度(換言すればインクリボンにおけ
る各カラーインクの塗布量)を検出し、透過濃度検出信
号をメカニズム制御回路7のサーマルヘッド制御部12
へ出力するようになっている。この場合、透過濃度検出
センサ9は、インクリボンのカラーインク塗布部分に対
して光を透過させるに充分な性能を有している。
【0026】バーコード検出センサ10は、例えばフォ
トセンサから構成されており、インクリボンの表面に塗
布された各カラーインクに対応して印刷されている色識
別用バーコードを検出し、バーコード検出信号をメカニ
ズム制御回路7の印刷機構制御部11へ出力するように
なっている。
【0027】メカニズム制御回路7の印刷機構制御部1
1は、バーコード検出センサ10からバーコード検出信
号が入力されてきた時点で、透過濃度検出センサ9へ制
御信号を出力するようになっている。これにより、透過
濃度検出センサ9は、バーコード検出センサ10により
検出された色識別用バーコードに対応したインクリボン
におけるカラーインクの透過濃度(塗布量)を検出し、
サーマルヘッド制御部12へ出力するようになってい
る。
【0028】メカニズム制御回路7のサーマルヘッド制
御部12は、透過濃度検出センサ9により検出したイン
クリボンにおける各カラーインクの透過濃度が予め設定
した基準値より小さい場合には、サーマルヘッド15に
対する印加パルス供給時間を予め設定した標準値よりも
長くするようになっている(図4参照)。これにより印
刷対象用紙には、カラーインクの転写量が通常よりも増
加されて印刷されるようになっている。
【0029】他方、メカニズム制御回路7のサーマルヘ
ッド制御部12は、透過濃度検出センサ9により検出し
たインクリボンにおける各カラーインクの透過濃度が予
め設定した基準値より大きい場合には、サーマルヘッド
15に対する印加パルス供給時間を予め設定した標準値
よりも短くするようになっている(図4参照)。これに
より、印刷対象用紙には、カラーインクの転写量が通常
よりも抑えられて印刷されるようになっている。
【0030】本実施例の熱転写プリンタでは、上記制御
を行うことにより、透過濃度検出センサ9により検出し
たインクリボンの各カラーインクの透過濃度(塗布量)
のバラツキの如何に拘らず、印刷対象用紙に対する印刷
色の色調を略一定とするようになっている。
【0031】次に、本実施例の熱転写プリンタにおける
印刷機構部8の主要部の構成を図2に基づき説明する
と、インクリボンRは、軸16Aに支持された供給側ロ
ール16と軸17Aに支持された巻取側ロール17との
間に巻き掛けされており、印刷対象用紙(図示略)の表
面に対するインクの熱転写動作時には供給側ロール16
から巻取側ロール17へ巻取られるようになっている。
この場合、インクリボンRは新品のインクリボンに交換
できるようになっている。
【0032】前述した用紙搬入部13は、供給側ロール
16と用紙供給機構との間に配設されており、用紙供給
機構から供給されてくる印刷対象用紙をインクリボンR
の上面側に沿って搬入するようになっている。また、前
述したインクリボン送り部14は、供給側ロール16
と,巻取側ロール17と,当該巻取側ロール17を回転
駆動する機構等とから構成されており、インクリボンR
を図中矢印方向へ送るようになっている。
【0033】サーマルヘッド15は、インクリボンR及
び当該インクリボンRの上面側を搬送されてくる印刷対
象用紙をプラテンローラ(図示略)と協働して所定圧力
で挟むと共に、サーマルヘッド制御部12からサーマル
ヘッド15へ供給された印加パルスに基づき発熱した発
熱体の熱によりカラーインクを用紙表面に熱転写するよ
うになっている。
【0034】供給側ロール16と巻取側ロール17との
間で且つインクリボンRの幅方向一方の側縁を挟む箇所
には、前述した透過濃度検出センサ9が設置されてお
り、インクリボンRの各カラーインクの透過濃度(換言
すればインクリボンRにおける各カラーインクの塗布
量)を検出するようになっている。
【0035】供給側ロール16と巻取側ロール17との
間で且つインクリボンRの幅方向他方の側縁を挟む箇所
には、前述したバーコード検出センサ10が設置されて
おり、インクリボンRの各カラーインクに対応して印刷
されているバーコードを検出するようになっている。
【0036】次に、上記の如く構成した本実施例の作用
を説明する。
【0037】熱転写プリンタ1の画像処理回路6は、パ
ーソナルコンピュータ5から印刷データが出力されてく
ると、印刷データを印刷対象用紙に印刷するための印刷
イメージデータに展開すると共に、印刷イメージデータ
を4色分(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)の
データに分解し、分解データをメカニズム制御回路7の
印刷機構制御部11へ出力する。
【0038】メカニズム制御回路7の印刷機構制御部1
1は、印刷機構部8の用紙搬入部13を制御して用紙供
給機構からインクリボン送り部14の上面側に対する印
刷対象用紙の搬入を行わせると共に、インクリボン送り
部14を制御してインクリボンRにおけるイエローYが
塗布された部分の頭出しを行わせる。
【0039】バーコード検出センサ10が、インクリボ
ンRにおけるイエローYが塗布された部分に対応した色
識別用バーコードSYを検出し、メカニズム制御回路7
の印刷機構制御部11へ出力すると、印刷機構制御部1
1は、透過濃度検出センサ9へ制御信号を出力する。こ
れにより、透過濃度検出センサ9は、バーコード検出セ
ンサ10により検出された色識別用バーコードSYに対
応したインクリボンRにおけるイエローYが塗布された
部分の透過濃度(塗布量)を検出し、サーマルヘッド制
御部12へ出力する。
【0040】サーマルヘッド制御部12は、透過濃度検
出センサ9により検出したインクリボンRにおけるイエ
ローYが塗布された部分の透過濃度が予め設定した基準
値より小さい時は、サーマルヘッド15に供給する印加
パルス供給時間を予め設定した標準値よりも長くする。
これにより、印刷対象用紙には、カラーインクの転写量
が通常よりも増加されて印刷される。
【0041】これに対し、サーマルヘッド制御部12
は、透過濃度検出センサ9により検出したインクリボン
におけるイエローYが塗布された部分の透過濃度が予め
設定した基準値より大きい時は、サーマルヘッド15に
供給する印加パルス供給時間を予め設定した標準値より
も短くする。これにより、印刷対象用紙には、カラーイ
ンクの転写量が通常よりも抑えられて印刷される。上述
した制御は、インクリボンRにおけるイエローY,マゼ
ンタM,シアンC,ブラックBの各色について行われ
る。
【0042】上述したように、本実施例によれば、透過
濃度検出センサ9により検出したインクリボンにおける
各カラーインクの透過濃度(換言すれば各カラーインク
の塗布量)が基準値より大か小かに応じて,サーマルヘ
ッド15へ供給する印加パルス供給時間を変化させ,用
紙に対するカラーインクの転写量を制御するため、イン
クリボンにおける各カラーインクの塗布量にバラツキが
生じている場合においても、印刷対象用紙に対する印刷
色の色調をほぼ一定にすることができる。
【0043】この場合、本実施例では、透過濃度検出セ
ンサ9によりインクリボンにおける各カラーインクの塗
布量を各カラーインクに光を照射した時の透過濃度に基
づき検出したが、これに限定されるものではなく、イン
クリボンにおける各カラーインクの反射濃度(照射光の
反射の度合い)もしくは分光測色に基づき検出すること
も可能である。
【0044】また、本実施例では、透過濃度検出センサ
9によりインクリボンにおける各カラーインクの塗布量
を直接的に検出したが、これに限定されるものではな
く、インクリボンのカラーインクが試験的に転写された
用紙(テスト印刷された用紙)における転写部分に光を
照射して当該転写部分における光の透過濃度の変化もし
くは光の反射濃度の変化に基づき、間接的にインクリボ
ンにおける各カラーインクの塗布量を検出することも可
能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
の熱転写プリンタによれば、インク塗布量検出手段によ
り直接的もしくは間接的に検出したインクリボンのカラ
ーインクの塗布量の大小に応じてサーマルヘッドの発熱
体に供給するエネルギー量を制御するため、印刷対象用
紙に対するカラーインクの転写量を当該カラーインクの
塗布量の大小に応じて変化させることが可能となり、こ
の結果、インクリボンのカラーインクの塗布量にバラツ
キが生じている場合でも、印刷対象用紙に対する印刷色
の色調をほぼ一定にすることが可能となる、という効果
を奏する。
【0046】請求項2の本発明の熱転写プリンタによれ
ば、インク塗布量検出手段が,インクリボンのカラーイ
ンクに光を照射して当該カラーインクにおける光の透過
もしくは光の反射によって得られる濃度変化に基づきイ
ンクリボンのカラーインクの塗布量を検出するため、換
言すればカラーインクの塗布量を直接的に検出するた
め、これに基づき的確にサーマルヘッドの発熱体に供給
するエネルギー量を制御することが可能となり、この結
果、上記と同様に、インクリボンのカラーインクの塗布
量にバラツキが生じている場合でも、印刷対象用紙に対
する印刷色の色調をほぼ一定にすることが可能となる、
という効果を奏する。
【0047】請求項3の本発明の熱転写プリンタによれ
ば、インク塗布量検出手段が,インクリボンのカラーイ
ンクが試験的に転写された用紙の転写部分に光を照射し
て当該転写部分における光の透過もしくは光の反射によ
って得られる濃度変化に基づきインクリボンのカラーイ
ンクの塗布量を検出するため、印刷対象用紙に対する印
刷前に予めサーマルヘッドの発熱体に供給するエネルギ
ー量を求めておくことが可能となり、この結果、上記と
同様に、インクリボンのカラーインクの塗布量にバラツ
キが生じている場合でも、印刷対象用紙に対する印刷色
の色調をほぼ一定にすることが可能となる、という効果
を奏する。
【0048】請求項4の本発明の熱転写プリンタによれ
ば、インクリボンの交換時にはインク塗布量検出手段を
非作動状態とし,インクリボンの交換終了後はインク塗
布量検出手段を作動状態とする作動状態制御手段を設け
たため、例えば、インクリボンの交換時にインク塗布量
検出手段から誤った検出信号が出力される等の不具合を
未然に防止することが可能となり、この結果、インク塗
布量検出手段からの適正な検出信号に基づいてサーマル
ヘッドの発熱体に供給するエネルギー量を的確に制御す
ることが可能となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した本実施例におけるカラー式の
熱転写プリンタを中心とした構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施例における熱転写プリンタの主要部の構
成を示す一部を省略した説明図である。
【図3】本実施例におけるインクリボンの各カラーイン
ク及びバーコードの配列状態を示す説明図である。
【図4】本実施例におけるインクリボンの透過濃度と印
加パルス供給時間との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 熱転写プリンタ 8 作動状態制御手段としての印刷機構部 10 インク塗布量検出手段としての透過濃度検出セン
サ 12 サーマルヘッド制御手段としてのサーマルヘッド
制御部 15 サーマルヘッド 18 電源投入スイッチ R インクリボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 35/36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿って複数のカラーインクが
    塗布されたインクリボンと、発熱体を有すると共に当該
    発熱体の発熱により前記インクリボンのカラーインクを
    印刷対象用紙へ転写するサーマルヘッドと、該サーマル
    ヘッドの発熱体にエネルギーを供給して当該発熱体を発
    熱させるサーマルヘッド制御手段とを備えた熱転写プリ
    ンタにおいて、 前記インクリボンのカラーインクの塗布量を直接的もし
    くは間接的に検出するインク塗布量検出手段を設け、 前記サーマルヘッド制御手段が、前記インク塗布量検出
    手段により直接的もしくは間接的に検出した前記インク
    リボンのカラーインクの塗布量の大小に応じて前記サー
    マルヘッドの発熱体に供給するエネルギー量を制御する
    エネルギー量制御機能を具備したことを特徴とする熱転
    写プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インク塗布量検出手段が、前記イン
    クリボンのカラーインクに光を照射して当該カラーイン
    クにおける光の透過もしくは光の反射によって得られる
    濃度変化に基づき前記インクリボンのカラーインクの塗
    布量を検出することを特徴とする請求項1記載の熱転写
    プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記インク塗布量検出手段が、前記イン
    クリボンのカラーインクが試験的に転写された用紙の転
    写部分に光を照射して当該転写部分における光の透過も
    しくは光の反射によって得られる濃度変化に基づき前記
    インクリボンのカラーインクの塗布量を検出することを
    特徴とする請求項1記載の熱転写プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記インクリボンの交換時には前記イン
    ク塗布量検出手段を非作動状態とし,前記インクリボン
    の交換終了後は前記インク塗布量検出手段を作動状態と
    する作動状態制御手段を設けて成ることを特徴とする請
    求項1,2又は3記載の熱転写プリンタ。
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