JPH05193278A - 染料熱転写受像シート - Google Patents
染料熱転写受像シートInfo
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- JPH05193278A JPH05193278A JP4008586A JP858692A JPH05193278A JP H05193278 A JPH05193278 A JP H05193278A JP 4008586 A JP4008586 A JP 4008586A JP 858692 A JP858692 A JP 858692A JP H05193278 A JPH05193278 A JP H05193278A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、染料熱転写プリンターに使用した
場合に、プリンターの熱でカールすることがなく、中間
調画像を、高濃度かつ高解像度で再現性よくプリントす
ることができ、かつ美麗な金属光沢を有する染料熱転写
受像シートを提供するものである。 【構成】 空隙構造を有する延伸多孔質フィルムからな
るシート状支持体上に、金属蒸着を施したポリエステル
フィルムからなる中間層を形成し、この中間層の上に受
像層を設けて、染料熱転写受像シートを構成する。
場合に、プリンターの熱でカールすることがなく、中間
調画像を、高濃度かつ高解像度で再現性よくプリントす
ることができ、かつ美麗な金属光沢を有する染料熱転写
受像シートを提供するものである。 【構成】 空隙構造を有する延伸多孔質フィルムからな
るシート状支持体上に、金属蒸着を施したポリエステル
フィルムからなる中間層を形成し、この中間層の上に受
像層を設けて、染料熱転写受像シートを構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染料熱転写受像シート
(以下、単に受像シートという)に関するものである。
さらに詳しく述べるならば、本発明は、サーマル(熱に
よる記録)プリンター、特に染料熱転写プリンターに使
用されたとき、プリント時の熱でカールすることがな
く、中間調画像を高濃度、かつ高解像度で再現性良くプ
リントすることができ、かつ金属光沢を有する受像シー
トに関するものである。
(以下、単に受像シートという)に関するものである。
さらに詳しく述べるならば、本発明は、サーマル(熱に
よる記録)プリンター、特に染料熱転写プリンターに使
用されたとき、プリント時の熱でカールすることがな
く、中間調画像を高濃度、かつ高解像度で再現性良くプ
リントすることができ、かつ金属光沢を有する受像シー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、サーマルプリンター、特に鮮明な
フルカラー画像をプリント可能な染料熱転写プリンター
が注目されている。染料熱転写プリンターは、インクシ
ートの昇華染料層上に、受像シートの、染料染着性樹脂
を含む受像層を重ね合わせ、サーマルヘッドなどから供
給される熱により、前記昇華染料層の所要箇所の染料を
所要濃度だけ前記受像層上に転写して画像を形成するも
のである。
フルカラー画像をプリント可能な染料熱転写プリンター
が注目されている。染料熱転写プリンターは、インクシ
ートの昇華染料層上に、受像シートの、染料染着性樹脂
を含む受像層を重ね合わせ、サーマルヘッドなどから供
給される熱により、前記昇華染料層の所要箇所の染料を
所要濃度だけ前記受像層上に転写して画像を形成するも
のである。
【0003】このようなサーマルプリンターにより、高
画質の印画を高速で受像シート上に形成するためには、
受像シートの基材として、ポリオレフィンなどの熱可塑
性樹脂を主成分とし、ボイド(空隙)を有する二軸延伸
フィルムを用いることが知られている。このような受像
シートでは、この基材上に、染料染着性樹脂を主成分と
する受像層が設けられている。上記の基材を用いた受像
シートは、厚さが比較的均一で、柔軟性があり、セルロ
ース繊維からなる紙等に比べ熱伝導度が小さいなどの利
点があり、従って均一で濃度の高い印画が得られるとい
う長所がある。
画質の印画を高速で受像シート上に形成するためには、
受像シートの基材として、ポリオレフィンなどの熱可塑
性樹脂を主成分とし、ボイド(空隙)を有する二軸延伸
フィルムを用いることが知られている。このような受像
シートでは、この基材上に、染料染着性樹脂を主成分と
する受像層が設けられている。上記の基材を用いた受像
シートは、厚さが比較的均一で、柔軟性があり、セルロ
ース繊維からなる紙等に比べ熱伝導度が小さいなどの利
点があり、従って均一で濃度の高い印画が得られるとい
う長所がある。
【0004】染料熱転写方式のフルカラープリンター
は、優れた画質の画像を形成し得るものであるので、ビ
デオプリンター、コンピューターグラフィック、および
カラーファックス等の各種の用途に広く用いられている
が、そこで使用される受像シートに装飾を施す目的で、
金属光沢を有するものが要望されている。しかしなが
ら、金属光沢を付与するために、上記のような空隙構造
を有する延伸フィルムに金属蒸着を施しても、その多数
のボイドのために十分満足できる金属光沢を有する受像
シートは得られなかった。
は、優れた画質の画像を形成し得るものであるので、ビ
デオプリンター、コンピューターグラフィック、および
カラーファックス等の各種の用途に広く用いられている
が、そこで使用される受像シートに装飾を施す目的で、
金属光沢を有するものが要望されている。しかしなが
ら、金属光沢を付与するために、上記のような空隙構造
を有する延伸フィルムに金属蒸着を施しても、その多数
のボイドのために十分満足できる金属光沢を有する受像
シートは得られなかった。
【0005】また、アルミニウム等の金属箔を基材とし
て用いると、金属光沢を有する受像シートが得られる
が、金属箔の熱伝導性が大きいため、受像シートのプリ
ント時の感度が大幅に低下し、さらにシートの可塑性が
大きく、変形しやすいため、プリンター内の走行性が不
安定となり、実用的ではない。さらに、空隙を含まない
平滑なフィルムに金属蒸着を施したものを基材として用
いた場合、空隙を有するフィルムに比して柔軟性が劣
り、また熱伝導性が大きいため、均一で高濃度の画像が
安定して得られないという欠点を有している。
て用いると、金属光沢を有する受像シートが得られる
が、金属箔の熱伝導性が大きいため、受像シートのプリ
ント時の感度が大幅に低下し、さらにシートの可塑性が
大きく、変形しやすいため、プリンター内の走行性が不
安定となり、実用的ではない。さらに、空隙を含まない
平滑なフィルムに金属蒸着を施したものを基材として用
いた場合、空隙を有するフィルムに比して柔軟性が劣
り、また熱伝導性が大きいため、均一で高濃度の画像が
安定して得られないという欠点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
上記の欠点を解消し、各種のサーマルプリンターに対し
て、良好な印画適性を示し、かつ金属光沢を有する受像
シートを提供しようとするものである。
上記の欠点を解消し、各種のサーマルプリンターに対し
て、良好な印画適性を示し、かつ金属光沢を有する受像
シートを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、サーマル
プリンターに好適で、しかも金属光沢を有する受像シー
トについて鋭意研究した結果、空隙構造を有する延伸フ
ィルムからなるシート状支持体上に、金属蒸着を施した
ポリエステルフィルムからなる中間層を設け、この中間
層上に受像層を設けることにより、前述の課題を解決し
得る受像シートが得られることを見出し、本発明を完成
した。
プリンターに好適で、しかも金属光沢を有する受像シー
トについて鋭意研究した結果、空隙構造を有する延伸フ
ィルムからなるシート状支持体上に、金属蒸着を施した
ポリエステルフィルムからなる中間層を設け、この中間
層上に受像層を設けることにより、前述の課題を解決し
得る受像シートが得られることを見出し、本発明を完成
した。
【0008】すなわち、本発明の染料熱転写受像シート
は、シート状支持体と、前記シート状支持体の1面上に
設けられた中間層と、前記中間層上に設けられた受像層
とを有し、前記シート状支持体が熱可塑性樹脂と無機顔
料とを主成分として含有し、かつ空隙構造を有する少な
くとも一層の延伸フィルムからなり、また、前記中間層
が金属蒸着を施したポリエステルフィルムからなること
を特徴とするものである。
は、シート状支持体と、前記シート状支持体の1面上に
設けられた中間層と、前記中間層上に設けられた受像層
とを有し、前記シート状支持体が熱可塑性樹脂と無機顔
料とを主成分として含有し、かつ空隙構造を有する少な
くとも一層の延伸フィルムからなり、また、前記中間層
が金属蒸着を施したポリエステルフィルムからなること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】熱可塑性樹脂を主成分とし、空隙構造を有する
従来の延伸フィルムは、例えばポリプロピレンが主成分
の場合、通常100℃、10分間の加熱で1%前後の熱
収縮率を示し、また120℃、10分間の加熱で3〜1
0%の収縮率を有している。このような熱収縮性は、フ
ィルムに筆記性、印刷適性等の紙の有する機能を付与
し、合成紙として使用するために、フィルムを延伸して
空隙構造を形成しているが、その延伸の際の応力が残留
した結果である。
従来の延伸フィルムは、例えばポリプロピレンが主成分
の場合、通常100℃、10分間の加熱で1%前後の熱
収縮率を示し、また120℃、10分間の加熱で3〜1
0%の収縮率を有している。このような熱収縮性は、フ
ィルムに筆記性、印刷適性等の紙の有する機能を付与
し、合成紙として使用するために、フィルムを延伸して
空隙構造を形成しているが、その延伸の際の応力が残留
した結果である。
【0010】また、ポリエステルフィルムは、表面の平
滑性が良好であり、熱収縮率も100℃、10分間の加
熱で0〜0.3%程度であり、また120℃、10分間
の加熱で0.5%前後である。
滑性が良好であり、熱収縮率も100℃、10分間の加
熱で0〜0.3%程度であり、また120℃、10分間
の加熱で0.5%前後である。
【0011】空隙構造を有するフィルムの残留応力を完
全になくすことは困難であるため、本発明者らは、受像
シートの熱によるカールが、多層構造のシート状支持体
の熱収縮率の表裏差によって発生することに着目し、表
面層(受像層を設ける側の層)の熱収縮率を裏面層(受
像層を設ける側とは反対側の層)の熱収縮率よりも小さ
くすればカールは改善されることを見出し、さらに金属
蒸着を施したポリエステルフィルムを中間層として支持
体と受像層との間に配置することにより上記カールの発
生を防止することができ、かつ良好な金属光沢を有する
受像シートを得ることに成功したのである。
全になくすことは困難であるため、本発明者らは、受像
シートの熱によるカールが、多層構造のシート状支持体
の熱収縮率の表裏差によって発生することに着目し、表
面層(受像層を設ける側の層)の熱収縮率を裏面層(受
像層を設ける側とは反対側の層)の熱収縮率よりも小さ
くすればカールは改善されることを見出し、さらに金属
蒸着を施したポリエステルフィルムを中間層として支持
体と受像層との間に配置することにより上記カールの発
生を防止することができ、かつ良好な金属光沢を有する
受像シートを得ることに成功したのである。
【0012】本発明において、シート状支持体として
は、熱可塑性樹脂と無機顔料とを主成分として含有し、
1軸ないし2軸延伸された多孔質フィルムが用いられ
る。
は、熱可塑性樹脂と無機顔料とを主成分として含有し、
1軸ないし2軸延伸された多孔質フィルムが用いられ
る。
【0013】シート状支持体形成用熱可塑性樹脂として
は、結晶性および延伸性が高く、空隙(ボイド)の形成
が容易なポリプロピレン、およびポリエチレンなどのポ
リオレフィン類、あるいはポリエチレンフタレートなど
のポリエステル類を主成分とし、必要により適宜少量の
他の熱可塑性樹脂を混用したものを用いることができ
る。
は、結晶性および延伸性が高く、空隙(ボイド)の形成
が容易なポリプロピレン、およびポリエチレンなどのポ
リオレフィン類、あるいはポリエチレンフタレートなど
のポリエステル類を主成分とし、必要により適宜少量の
他の熱可塑性樹脂を混用したものを用いることができ
る。
【0014】シート状支持体用無機顔料としては、炭酸
カルシウム、クレー、けいそう土、酸化チタン、水酸化
アルミニウム、シリカ等の白色顔料を用いることがで
き、その平均粒子径は1〜20μmであることが好まし
い。また、樹脂中に配合される無機顔料の含有率は、2
〜30(体積)%であることが好ましい。
カルシウム、クレー、けいそう土、酸化チタン、水酸化
アルミニウム、シリカ等の白色顔料を用いることがで
き、その平均粒子径は1〜20μmであることが好まし
い。また、樹脂中に配合される無機顔料の含有率は、2
〜30(体積)%であることが好ましい。
【0015】本発明において、シート状支持体を構成す
る延伸フィルム層に空隙構造を形成するには、熱可塑性
樹脂と無機顔料との溶融混合物を溶融押出機によって単
層または多層のフィルム状に押し出し成形し、これを1
軸ないし2軸に延伸すればよい。本発明の支持体に用い
られる延伸多孔質フィルムの空隙率は、原材料の真の比
重と、成形延伸されたフィルムの見かけの厚さとの関係
から求められる。
る延伸フィルム層に空隙構造を形成するには、熱可塑性
樹脂と無機顔料との溶融混合物を溶融押出機によって単
層または多層のフィルム状に押し出し成形し、これを1
軸ないし2軸に延伸すればよい。本発明の支持体に用い
られる延伸多孔質フィルムの空隙率は、原材料の真の比
重と、成形延伸されたフィルムの見かけの厚さとの関係
から求められる。
【0016】延伸多孔質フィルム層の断熱性は、受像画
質に重要な影響を与えるものであるが、この断熱性に対
し上記延伸フィルムの空隙率は大きな影響を与えるもの
である。従って、支持体用延伸多孔質フィルムの空隙率
は、15〜50%の範囲にあることが好ましく、25〜
50%であることがより好ましい。この空隙率が15%
未満では、断熱効果が乏しく、印画濃度が低くなる。ま
た、それが50%を越えるとフィルム層の強度が不足す
ることがあるので好ましくない。
質に重要な影響を与えるものであるが、この断熱性に対
し上記延伸フィルムの空隙率は大きな影響を与えるもの
である。従って、支持体用延伸多孔質フィルムの空隙率
は、15〜50%の範囲にあることが好ましく、25〜
50%であることがより好ましい。この空隙率が15%
未満では、断熱効果が乏しく、印画濃度が低くなる。ま
た、それが50%を越えるとフィルム層の強度が不足す
ることがあるので好ましくない。
【0017】支持体用延伸多孔質フィルムの空隙率は、
使用する熱可塑性樹脂および無機顔料の種類、配合割
合、延伸条件等によって定まるため、これらの条件を調
節することにより空隙率を適宜に調製することが可能で
ある。
使用する熱可塑性樹脂および無機顔料の種類、配合割
合、延伸条件等によって定まるため、これらの条件を調
節することにより空隙率を適宜に調製することが可能で
ある。
【0018】無機顔料とポリオレフィンを主成分とし、
多層構造を有する1軸ないし2軸延伸多孔質フィルムと
しては、例えば、合成紙ユポ(商標)が知られており、
この合成紙は印刷、筆記、プリンター用紙等の用途に使
用されている。このような延伸多孔質フィルムとして
は、1軸ないし2軸延伸フィルムを基材層とし、その両
面に紙状層を設けた3層構造のものや、紙状層と基材層
に、他の層を付加した4層以上の構造のものが知られて
おり、これらはいずれも本発明においてシート状支持体
に、使用することができる。
多層構造を有する1軸ないし2軸延伸多孔質フィルムと
しては、例えば、合成紙ユポ(商標)が知られており、
この合成紙は印刷、筆記、プリンター用紙等の用途に使
用されている。このような延伸多孔質フィルムとして
は、1軸ないし2軸延伸フィルムを基材層とし、その両
面に紙状層を設けた3層構造のものや、紙状層と基材層
に、他の層を付加した4層以上の構造のものが知られて
おり、これらはいずれも本発明においてシート状支持体
に、使用することができる。
【0019】本発明に用いられるシート状支持体の厚さ
は、50〜300μmであることが好ましく、より好ま
しくは100〜200μmである。
は、50〜300μmであることが好ましく、より好ま
しくは100〜200μmである。
【0020】本発明に用いるシート状支持体の表面に
は、金属蒸着を施したポリエステルフィルムからなる中
間層が形成される。中間層用のポリエステルフィルムと
しては、延伸あるいは無延伸の非孔質ポリエステルフィ
ルムが用いられ、厚さは5〜15μmが好ましい。ポリ
エステルフィルムの厚さが5μm未満の場合、得られる
受像シートの耐カール性が不十分になり、また、それが
15μmを越えて厚くなると、熱伝導性が大きくなり、
その影響によって得られる画像濃度が低下する。
は、金属蒸着を施したポリエステルフィルムからなる中
間層が形成される。中間層用のポリエステルフィルムと
しては、延伸あるいは無延伸の非孔質ポリエステルフィ
ルムが用いられ、厚さは5〜15μmが好ましい。ポリ
エステルフィルムの厚さが5μm未満の場合、得られる
受像シートの耐カール性が不十分になり、また、それが
15μmを越えて厚くなると、熱伝導性が大きくなり、
その影響によって得られる画像濃度が低下する。
【0021】金属蒸着を施したポリエステルフィルム
は、ポリエステルフィルム、例えばポリエチレンテレフ
タレート系フィルムに、所要の前処理を施した後、真空
中で金属、好ましくはアルミニウムを蒸着させて得るこ
とができる。
は、ポリエステルフィルム、例えばポリエチレンテレフ
タレート系フィルムに、所要の前処理を施した後、真空
中で金属、好ましくはアルミニウムを蒸着させて得るこ
とができる。
【0022】前記中間層上に、画像を形成するための受
像層を設けることにより、染料熱転写方式のプリンター
用受像シートが形成される。本発明において、受像層
は、インクシートから転写される昇華性染料を堅牢に固
定し得る樹脂、例えばポリエステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、塩化ビニル共重合体、その他の染料可染性の
合成樹脂を主成分として形成される。
像層を設けることにより、染料熱転写方式のプリンター
用受像シートが形成される。本発明において、受像層
は、インクシートから転写される昇華性染料を堅牢に固
定し得る樹脂、例えばポリエステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、塩化ビニル共重合体、その他の染料可染性の
合成樹脂を主成分として形成される。
【0023】受像層中には、プリントの際に、熱による
インクシートとの融着を防ぐ目的で、樹脂の架橋剤、滑
り剤、剥離剤、および顔料等を必要に応じ添加すること
ができる。受像層中には、さらに顔料、蛍光染料や、ブ
ルー、バイオレットなどの染料、紫外線吸収剤、酸化防
止剤などを添加してもよい。これらの添加剤は、受像層
の主成分樹脂と混合し塗工されてもよいし、別の被覆層
として受像層の上に塗工されてもよい。一般に受像層の
厚さは、1〜10μmであることが好ましく、より好ま
しくは2〜7μmである。
インクシートとの融着を防ぐ目的で、樹脂の架橋剤、滑
り剤、剥離剤、および顔料等を必要に応じ添加すること
ができる。受像層中には、さらに顔料、蛍光染料や、ブ
ルー、バイオレットなどの染料、紫外線吸収剤、酸化防
止剤などを添加してもよい。これらの添加剤は、受像層
の主成分樹脂と混合し塗工されてもよいし、別の被覆層
として受像層の上に塗工されてもよい。一般に受像層の
厚さは、1〜10μmであることが好ましく、より好ま
しくは2〜7μmである。
【0024】本発明の受像層およびその他の被覆層は、
バーコーター、グラビアコーター、コンマコーター、ブ
レードコーター、エアーナイフコーター、ゲートロール
コーター等のコーターを用い、常法に従って塗工、乾燥
して形成することができる。
バーコーター、グラビアコーター、コンマコーター、ブ
レードコーター、エアーナイフコーター、ゲートロール
コーター等のコーターを用い、常法に従って塗工、乾燥
して形成することができる。
【0025】本発明の受像シートの構成が、図1および
図2に例示されている。図1において、受像シート1
は、シート状支持体2と、その上に形成された中間層3
と、さらに中間層3の上に形成された受像層4から構成
されている。
図2に例示されている。図1において、受像シート1
は、シート状支持体2と、その上に形成された中間層3
と、さらに中間層3の上に形成された受像層4から構成
されている。
【0026】図2において、シート状支持体2は、芯材
層5と、その表面上に形成された表面層6と、芯材層5
の裏面上に形成された裏面層7とからなる積層構造を有
している。
層5と、その表面上に形成された表面層6と、芯材層5
の裏面上に形成された裏面層7とからなる積層構造を有
している。
【0027】本発明において、支持体形成に用いられる
芯材層は、1軸ないし2軸延伸多孔質フィルムの基体を
構成するものであって、その熱収縮率が、延伸多孔質フ
ィルムの熱収縮率より小さく、好ましくは100℃以上
の温度で0.1%以下のシート材料が用いられる。この
ようなシートとしては、上質紙、中質紙、和紙、薄葉
紙、コート紙等の紙基体、ポリエステル、ナイロン等の
合成樹脂フィルムを使用することができる。
芯材層は、1軸ないし2軸延伸多孔質フィルムの基体を
構成するものであって、その熱収縮率が、延伸多孔質フ
ィルムの熱収縮率より小さく、好ましくは100℃以上
の温度で0.1%以下のシート材料が用いられる。この
ようなシートとしては、上質紙、中質紙、和紙、薄葉
紙、コート紙等の紙基体、ポリエステル、ナイロン等の
合成樹脂フィルムを使用することができる。
【0028】本発明の受像シートには、さらに必要に応
じて他の層、例えば受像シートの走行性を改善するため
に、シート状支持体の受像層を形成した側とは反対側に
帯電防止層や滑剤層等を設けてもよい。
じて他の層、例えば受像シートの走行性を改善するため
に、シート状支持体の受像層を形成した側とは反対側に
帯電防止層や滑剤層等を設けてもよい。
【0029】
【実施例】本発明を下記実施例により更に詳細に説明す
る。尚、実施例中、「部」は、溶剤に関するものを除
き、「固形分重量部」を示す。
る。尚、実施例中、「部」は、溶剤に関するものを除
き、「固形分重量部」を示す。
【0030】実施例1 シート状支持体として、厚さ150μmの合成紙(商
標:ユポFPG150、王子油化合成紙製)を用い、こ
の支持体の片面に厚さ12μmのアルミニウム蒸着ポリ
エステルフィルムを、ドライラミネート法により貼合せ
た。次いで、アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム層
上に、下記の組成の塗料1を、固形分塗布量が5g/m
2 になるようにダイコーティング法で塗工し、乾燥して
受像層を形成して、受像シートを製造した。
標:ユポFPG150、王子油化合成紙製)を用い、こ
の支持体の片面に厚さ12μmのアルミニウム蒸着ポリ
エステルフィルムを、ドライラミネート法により貼合せ
た。次いで、アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム層
上に、下記の組成の塗料1を、固形分塗布量が5g/m
2 になるようにダイコーティング法で塗工し、乾燥して
受像層を形成して、受像シートを製造した。
【0031】 塗料1 成 分 重量部 飽和ポリエステル樹脂(商標:バイロン200、東洋紡製) 100 ポリエステルシリコーン樹脂(商標:KR5203、信越化学製) 5 トルエン/メチルエチルケトン=5/1の混合溶剤 595
【0032】実施例2 シート状支持体として厚さ150μmの合成紙(商標:
ユポSGG150、王子油化合成紙製)を用いたことを
除き、実施例1と同様にして受像シートを製造した。
ユポSGG150、王子油化合成紙製)を用いたことを
除き、実施例1と同様にして受像シートを製造した。
【0033】比較例1 シート状支持体として厚さ50μmのアルミニウム箔を
用い、この上に実施例1に記載の塗料1を、実施例1と
同様にして塗布、乾燥し、受像シートを製造した。
用い、この上に実施例1に記載の塗料1を、実施例1と
同様にして塗布、乾燥し、受像シートを製造した。
【0034】比較例2 シート状支持体として厚さ100μmのアルミニウム蒸
着ポリエステルフィルムを用い、この上に前記塗料1
を、実施例1と同様にして塗布、乾燥し、受像シートを
製造した。
着ポリエステルフィルムを用い、この上に前記塗料1
を、実施例1と同様にして塗布、乾燥し、受像シートを
製造した。
【0035】テスト 上記実施例1〜2および比較例1〜2の各々において得
られた受像シートに、昇華ビデオプリンター(商標:V
Y−P1、日立製作所製)を用いてプリントを施し、得
られたプリント画像の金属光沢、画像濃度、プリント後
のシートにおけるカール度、およびプリンター内の走行
性についてテストし評価した。なお、各テスト項目の評
価は次のようにして行った。 1.金属光沢:プリント後の受像シートについて、金属
光沢の有無を目視評価した。 2.画像濃度:プリント画像の最高濃度をマクベス濃度
計(商標:RD−914、Kollmorgen Corp.製)で測定
した。
られた受像シートに、昇華ビデオプリンター(商標:V
Y−P1、日立製作所製)を用いてプリントを施し、得
られたプリント画像の金属光沢、画像濃度、プリント後
のシートにおけるカール度、およびプリンター内の走行
性についてテストし評価した。なお、各テスト項目の評
価は次のようにして行った。 1.金属光沢:プリント後の受像シートについて、金属
光沢の有無を目視評価した。 2.画像濃度:プリント画像の最高濃度をマクベス濃度
計(商標:RD−914、Kollmorgen Corp.製)で測定
した。
【0036】3.プリント後の耐カール度:14cm×1
0cmの大きさの受像シートを用いて黒ベタの印画を行
い、印画後のシートの印画面を上向きにして平面上に置
き、シートの4隅の平面からの高さを測定し、高さが最
大のものについて評価し、シートにカールがなく、平坦
なものを「良好」、カールの最大高さが10mm以下のも
のを「やや不良」、カールの最大高さが10mmを越える
ものを「不良」とし、3段階に評価表示した。
0cmの大きさの受像シートを用いて黒ベタの印画を行
い、印画後のシートの印画面を上向きにして平面上に置
き、シートの4隅の平面からの高さを測定し、高さが最
大のものについて評価し、シートにカールがなく、平坦
なものを「良好」、カールの最大高さが10mm以下のも
のを「やや不良」、カールの最大高さが10mmを越える
ものを「不良」とし、3段階に評価表示した。
【0037】4.走行性:受像シート20枚をプリント
し、全シートが支障なくプリンター内を走行した場合を
「良好」、給紙または排紙エラーが1〜5枚において発
生した場合を「やや不良」、給紙または排紙エラーが6
枚以上において発生した場合を「不良」とした。評価結
果を表1に示す。
し、全シートが支障なくプリンター内を走行した場合を
「良好」、給紙または排紙エラーが1〜5枚において発
生した場合を「やや不良」、給紙または排紙エラーが6
枚以上において発生した場合を「不良」とした。評価結
果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明の染料熱転写受像シートは、プリ
ント時の熱でカールすることがなく、フルカラー画像を
再現性よく、かつ高濃度でプリントできるものであり、
染料熱転写方式を始めとする各種の高画質のプリンター
に使用することが可能であって、しかも金属光沢の装飾
を有するものであって、実用上きわめて有用なものであ
る。
ント時の熱でカールすることがなく、フルカラー画像を
再現性よく、かつ高濃度でプリントできるものであり、
染料熱転写方式を始めとする各種の高画質のプリンター
に使用することが可能であって、しかも金属光沢の装飾
を有するものであって、実用上きわめて有用なものであ
る。
【図1】本発明の染料熱転写受像シートの一例の構成を
示す断面説明図である。
示す断面説明図である。
【図2】本発明の染料熱転写受像シートの他の例の構成
を示す断面説明図である。
を示す断面説明図である。
1…染料熱転写受像シート 2…シート状支持体 3…中間層 4…受像層 5…芯材層 6…表面層 7…裏面層
Claims (1)
- 【請求項1】 シート状支持体と、前記シート状支持体
の1面上に設けられた中間層と、前記中間層上に設けら
れた受像層とを有し、前記シート状支持体が熱可塑性樹
脂と無機顔料とを主成分として含有し、かつ空隙構造を
有する少なくとも一層の延伸フィルムからなり、また、
前記中間層が金属蒸着を施したポリエステルフィルムか
らなることを特徴とする染料熱転写受像シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008586A JPH05193278A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 染料熱転写受像シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008586A JPH05193278A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 染料熱転写受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193278A true JPH05193278A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11697105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4008586A Pending JPH05193278A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 染料熱転写受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05193278A (ja) |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP4008586A patent/JPH05193278A/ja active Pending
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