JPH05193320A - 能動型サスペンション - Google Patents
能動型サスペンションInfo
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- JPH05193320A JPH05193320A JP854692A JP854692A JPH05193320A JP H05193320 A JPH05193320 A JP H05193320A JP 854692 A JP854692 A JP 854692A JP 854692 A JP854692 A JP 854692A JP H05193320 A JPH05193320 A JP H05193320A
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- vertical acceleration
- phase
- frequency region
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Abstract
(57)【要約】
【目的】低周波数領域からスカイフックダンパ効果を発
揮させると共に、振動伝達率が大きくなる周波数領域の
位相特性を改善して乗心地を向上させる。 【構成】上下方向加速度センサ28FL〜28RRの上下方
向加速度検出信号ZGFL 〜ZGRR をコントローラ30の
位相遅れ進み補償回路40FL〜40RRで低周波数領域で
位相を遅らせ、高周波数領域で位相を進ませる位相補償
を行い、この位相補償後の上下方向加速度検出信号Z
GFL 〜ZGRR に基づいて圧力制御弁20FL〜20RRを制
御する指令電流iFL〜iRRを形成することにより、上下
方向加速度に対する油圧シリンダ18FL〜18RRの推力
の位相遅れ特性を低周波数領域から高周波数領域の広範
囲で略フラットな状態として、良好なスカイフックダン
パ効果を広範囲で発揮すると共に、高周波数領域での振
動伝達率を低下させて乗心地を向上させる。
揮させると共に、振動伝達率が大きくなる周波数領域の
位相特性を改善して乗心地を向上させる。 【構成】上下方向加速度センサ28FL〜28RRの上下方
向加速度検出信号ZGFL 〜ZGRR をコントローラ30の
位相遅れ進み補償回路40FL〜40RRで低周波数領域で
位相を遅らせ、高周波数領域で位相を進ませる位相補償
を行い、この位相補償後の上下方向加速度検出信号Z
GFL 〜ZGRR に基づいて圧力制御弁20FL〜20RRを制
御する指令電流iFL〜iRRを形成することにより、上下
方向加速度に対する油圧シリンダ18FL〜18RRの推力
の位相遅れ特性を低周波数領域から高周波数領域の広範
囲で略フラットな状態として、良好なスカイフックダン
パ効果を広範囲で発揮すると共に、高周波数領域での振
動伝達率を低下させて乗心地を向上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体の上下方向加速度
を検出して車体の姿勢変化を抑制するようにした能動型
サスペンションの改良に関する。
を検出して車体の姿勢変化を抑制するようにした能動型
サスペンションの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の能動型サスペンションとしては、
本出願人が先に提案した特開平1−115717号公報
に記載されているものがある。この従来例は、車体に生
じる上下加速度を各車輪に対応した位置に配設した上下
加速度センサで検出し、この上下加速度センサの加速度
検出値を積分用のローパスフィルタで積分して上下速度
を算出し、この上下速度に基づく圧力指令値を算出し、
この圧力指令値を圧力制御弁等の制御弁に供給して各車
輪と車体との間に配設された流体シリンダに供給する作
動流体を制御することにより、所謂スカイフックダンパ
を構成して、車体のバウンスを抑制するようにしてい
る。
本出願人が先に提案した特開平1−115717号公報
に記載されているものがある。この従来例は、車体に生
じる上下加速度を各車輪に対応した位置に配設した上下
加速度センサで検出し、この上下加速度センサの加速度
検出値を積分用のローパスフィルタで積分して上下速度
を算出し、この上下速度に基づく圧力指令値を算出し、
この圧力指令値を圧力制御弁等の制御弁に供給して各車
輪と車体との間に配設された流体シリンダに供給する作
動流体を制御することにより、所謂スカイフックダンパ
を構成して、車体のバウンスを抑制するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の能動型サスペンションにあっては、上下加速度検出
値を積分して上下速度を算出するが、この積分演算を行
うために理想的な積分器がないため1次遅れ特性のロー
パスフィルタで代用するようにしているので、上下方向
加速度に対する圧力指令値のゲイン特性及び位相特性が
図9(a) 及び図9(b) に示すように、位相が−90°と
なる周波数(2Hz)近傍では、車体の絶対速度に比例し
た圧力指令値を発生するスカイフックダンパとなるが、
さらに高い周波数領域(約3〜10Hz)においては、位
相が90°以上遅れるために流体シリンダで発生する制
御力が正のばね力として作用し、車輪の変位をx0 、ば
ね上変位をx2 としたときの振動伝達率x2 /x0 が、
図10で実線図示のように、破線図示の能動的な制御を
行わない場合に比較して高くなると共に、位相が0°近
傍の周波数範囲(約0.1〜0.6Hz)でも振動伝達率
x2 /x0 が非制御時より高くなり、乗心地が悪化する
という未解決の課題があった。
来の能動型サスペンションにあっては、上下加速度検出
値を積分して上下速度を算出するが、この積分演算を行
うために理想的な積分器がないため1次遅れ特性のロー
パスフィルタで代用するようにしているので、上下方向
加速度に対する圧力指令値のゲイン特性及び位相特性が
図9(a) 及び図9(b) に示すように、位相が−90°と
なる周波数(2Hz)近傍では、車体の絶対速度に比例し
た圧力指令値を発生するスカイフックダンパとなるが、
さらに高い周波数領域(約3〜10Hz)においては、位
相が90°以上遅れるために流体シリンダで発生する制
御力が正のばね力として作用し、車輪の変位をx0 、ば
ね上変位をx2 としたときの振動伝達率x2 /x0 が、
図10で実線図示のように、破線図示の能動的な制御を
行わない場合に比較して高くなると共に、位相が0°近
傍の周波数範囲(約0.1〜0.6Hz)でも振動伝達率
x2 /x0 が非制御時より高くなり、乗心地が悪化する
という未解決の課題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、低周波数領域から
スカイフックダンパ効果を発揮させると共に、振動伝達
率が大きくなる周波数領域の位相特性を改善して乗心地
を向上させることができる能動型サスペンションを提供
することを目的としている。
課題に着目してなされたものであり、低周波数領域から
スカイフックダンパ効果を発揮させると共に、振動伝達
率が大きくなる周波数領域の位相特性を改善して乗心地
を向上させることができる能動型サスペンションを提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る能動型サスペンションは、各車輪と車
体との間に配設され、制御信号によってそれら間のスト
ロークを制御可能な制御力を発生するアクチュエータ
と、前記車体の上下方向加速度を検出する上下方向加速
度検出手段と、該上下方向加速度検出手段の上下方向加
速度検出信号に基づいて前記制御信号を出力する制御手
段とを備えた能動型サスペンションにおいて、前記制御
手段は、前記上下方向加速度検出手段の上下方向加速度
検出信号に対して低周波で位相を遅らせ高周波で位相を
進ませる位相制御手段を備えていることを特徴としてい
る。
に、本発明に係る能動型サスペンションは、各車輪と車
体との間に配設され、制御信号によってそれら間のスト
ロークを制御可能な制御力を発生するアクチュエータ
と、前記車体の上下方向加速度を検出する上下方向加速
度検出手段と、該上下方向加速度検出手段の上下方向加
速度検出信号に基づいて前記制御信号を出力する制御手
段とを備えた能動型サスペンションにおいて、前記制御
手段は、前記上下方向加速度検出手段の上下方向加速度
検出信号に対して低周波で位相を遅らせ高周波で位相を
進ませる位相制御手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0006】ここで、位相制御手段は、例えば伝達関数
G(s) が、 但し、0<α1 <1,0<α2 <1,T2 <T1 である遅れ・進み補償を行うことが望ましい。
G(s) が、 但し、0<α1 <1,0<α2 <1,T2 <T1 である遅れ・進み補償を行うことが望ましい。
【0007】また、前記伝達関数G(s) の位相が0とな
る周波数は、遅れ・進み補償を行わない場合の上下方向
加速度に対する上記制御力の位相遅れが0°〜90°の
周波数領域に設定することが好ましい。
る周波数は、遅れ・進み補償を行わない場合の上下方向
加速度に対する上記制御力の位相遅れが0°〜90°の
周波数領域に設定することが好ましい。
【0008】
【作用】本発明においては、上下方向加速度検出手段の
上下方向加速度検出信号を位相制御手段で位相進み・遅
れ補償を行うことにより、振動伝達率x2 /x0 が高く
なる補償をしないときの位相0°近傍の低周波数領域の
位相を遅らせると共に、位相が90°以上遅れる高周波
数領域の位相を進ませることにより、上下方向加速度に
対するアクチュエータにおける制御力の位相遅れを広範
囲の周波数領域で90°に近い値で略フラットにして、
低周波数領域から良好なスカイフックダンパ効果を発揮
させ、広範囲な周波数領域で良好なスカイフックダンパ
効果を発揮する共に、高周波数領域での振動伝達率を小
さくして乗心地を向上させる。
上下方向加速度検出信号を位相制御手段で位相進み・遅
れ補償を行うことにより、振動伝達率x2 /x0 が高く
なる補償をしないときの位相0°近傍の低周波数領域の
位相を遅らせると共に、位相が90°以上遅れる高周波
数領域の位相を進ませることにより、上下方向加速度に
対するアクチュエータにおける制御力の位相遅れを広範
囲の周波数領域で90°に近い値で略フラットにして、
低周波数領域から良好なスカイフックダンパ効果を発揮
させ、広範囲な周波数領域で良好なスカイフックダンパ
効果を発揮する共に、高周波数領域での振動伝達率を小
さくして乗心地を向上させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例を示す概略構成図であ
り、図中、10はサスペンションアームである車体側部
材を、11FL〜11RRは前左〜後右車輪を、12は能動
型サスペンションを夫々示す。
する。図1は、本発明の一実施例を示す概略構成図であ
り、図中、10はサスペンションアームである車体側部
材を、11FL〜11RRは前左〜後右車輪を、12は能動
型サスペンションを夫々示す。
【0010】能動型サスペンション12は、車体側部材
10と車輪11FL〜11RRの各車輪側部材14との間に
各々介装された流体圧シリンダとしての油圧シリンダ1
8FL〜18RRと、これら油圧シリンダ18FL〜18RRの
作動圧を個別に調整する圧力制御弁20FL〜20RRと、
これら圧力制御弁20FL〜20RRに所定圧力の作動油を
供給側配管52を介して供給すると共に、圧力制御弁2
0FL〜20RRからの戻り油を戻り側配管54を通じて回
収する油圧源22と、この油圧源22及び圧力制御弁2
0FL〜20RR間の供給圧側配管52に介挿された蓄圧用
のアキュムレータ24F,24Rと、車体の各車輪11
FL〜11RR位置の上下方向加速度を検出する上下方向加
速度センサ28FR〜28RRと、これら上下方向加速度セ
ンサ28FR〜28RRの各検出値ZGFR 〜ZGRR に基づき
圧力制御弁20FL〜20RRの出力圧を個別に制御するコ
ントローラ30とを有している。また、油圧シリンダ1
8FL〜18RRの後述する圧力室Lの各々は、絞り弁32
を介してバネ下振動吸収用のアキュムレータ34に接続
されている。さらに、油圧シリンダ18FL〜18RRの各
々のバネ上,バネ下相当間には、比較的低いバネ定数で
あって車体の静荷重を支持するコイルスプリング36が
配設されている。
10と車輪11FL〜11RRの各車輪側部材14との間に
各々介装された流体圧シリンダとしての油圧シリンダ1
8FL〜18RRと、これら油圧シリンダ18FL〜18RRの
作動圧を個別に調整する圧力制御弁20FL〜20RRと、
これら圧力制御弁20FL〜20RRに所定圧力の作動油を
供給側配管52を介して供給すると共に、圧力制御弁2
0FL〜20RRからの戻り油を戻り側配管54を通じて回
収する油圧源22と、この油圧源22及び圧力制御弁2
0FL〜20RR間の供給圧側配管52に介挿された蓄圧用
のアキュムレータ24F,24Rと、車体の各車輪11
FL〜11RR位置の上下方向加速度を検出する上下方向加
速度センサ28FR〜28RRと、これら上下方向加速度セ
ンサ28FR〜28RRの各検出値ZGFR 〜ZGRR に基づき
圧力制御弁20FL〜20RRの出力圧を個別に制御するコ
ントローラ30とを有している。また、油圧シリンダ1
8FL〜18RRの後述する圧力室Lの各々は、絞り弁32
を介してバネ下振動吸収用のアキュムレータ34に接続
されている。さらに、油圧シリンダ18FL〜18RRの各
々のバネ上,バネ下相当間には、比較的低いバネ定数で
あって車体の静荷重を支持するコイルスプリング36が
配設されている。
【0011】油圧シリンダ18FL〜18RRの夫々は、シ
リンダチューブ18aを有し、このシリンダチューブ1
8aには、軸方向貫通孔を有するピストン18cにより
隔設された下側の圧力室Lが形成され、ピストン18c
の上下面の受圧面積差と内圧に応じた推力を発生する。
そして、シリンダチューブ18aの下端が車輪側部材1
4に取り付けられ、ピストンロッド18bの上端が車体
側部材10に取り付けられている。また、圧力室Lの各
々は、油圧配管38を介して圧力制御弁20FL〜20RR
の出力ポートに接続されている。
リンダチューブ18aを有し、このシリンダチューブ1
8aには、軸方向貫通孔を有するピストン18cにより
隔設された下側の圧力室Lが形成され、ピストン18c
の上下面の受圧面積差と内圧に応じた推力を発生する。
そして、シリンダチューブ18aの下端が車輪側部材1
4に取り付けられ、ピストンロッド18bの上端が車体
側部材10に取り付けられている。また、圧力室Lの各
々は、油圧配管38を介して圧力制御弁20FL〜20RR
の出力ポートに接続されている。
【0012】圧力制御弁20FL〜20RRの夫々は、スプ
ールを摺動自在に内装した円筒状の弁ハウジングとこれ
に一体的に設けられた比例ソレノイドとを有する、従来
周知の3ポート比例電磁減圧弁(例えば特開昭64−7
4111号参照)で構成されている。そして、比例ソレ
ノイドの励磁コイルに供給する指令電流i(指令値)を
調整することにより、弁ハウジング内に収容されたポペ
ットの移動距離、即ちスプールの位置を制御し、供給ポ
ート及び出力ポート又は出力ポート及び戻りポートを介
して油圧源22と油圧シリンダ18FL〜18RRとの間で
流通する作動油を制御できるようになっている。
ールを摺動自在に内装した円筒状の弁ハウジングとこれ
に一体的に設けられた比例ソレノイドとを有する、従来
周知の3ポート比例電磁減圧弁(例えば特開昭64−7
4111号参照)で構成されている。そして、比例ソレ
ノイドの励磁コイルに供給する指令電流i(指令値)を
調整することにより、弁ハウジング内に収容されたポペ
ットの移動距離、即ちスプールの位置を制御し、供給ポ
ート及び出力ポート又は出力ポート及び戻りポートを介
して油圧源22と油圧シリンダ18FL〜18RRとの間で
流通する作動油を制御できるようになっている。
【0013】ここで、励磁コイルに加えられる指令電流
i(:iFL〜iRR)と圧力制御弁20FL(〜20RR)の
出力ポートから出力される制御圧Pとの関係は、図2に
示すように、ノイズを考慮した最小電流値iMIN のとき
には最低制御圧PNIM となり、この状態から電流値iを
増加させると、電流値iに比例して直線的に制御圧Pが
増加し、最大電流値iMAX のときには油圧源22の設定
ライン圧に相当する最高制御圧PMAX となる。この図2
で、iN は中立指令電流,PN は中立制御圧である。
i(:iFL〜iRR)と圧力制御弁20FL(〜20RR)の
出力ポートから出力される制御圧Pとの関係は、図2に
示すように、ノイズを考慮した最小電流値iMIN のとき
には最低制御圧PNIM となり、この状態から電流値iを
増加させると、電流値iに比例して直線的に制御圧Pが
増加し、最大電流値iMAX のときには油圧源22の設定
ライン圧に相当する最高制御圧PMAX となる。この図2
で、iN は中立指令電流,PN は中立制御圧である。
【0014】上下方向加速度センサ28FL〜28RRの夫
々は、図3に示すように、上下方向加速度が零であると
きには、所定の中立電圧VN を出力し、上方向の加速度
を検出したときには、その加速度値に応じた中立電圧V
N より高い電圧を、下方向の加速度を検出したときに
は、その加速度値に応じた中立電圧VN より低い電圧を
夫々出力するように構成されている。
々は、図3に示すように、上下方向加速度が零であると
きには、所定の中立電圧VN を出力し、上方向の加速度
を検出したときには、その加速度値に応じた中立電圧V
N より高い電圧を、下方向の加速度を検出したときに
は、その加速度値に応じた中立電圧VN より低い電圧を
夫々出力するように構成されている。
【0015】更に、前記コントローラ30は、図4に示
すように、各上下方向加速度センサ28FR〜28RRの上
下方向加速度検出値ZGFR 〜ZGRR が個別に入力される
位相制御手段としての位相遅れ進み補償回路40FL〜4
0RRと、これら補償回路40FL〜40RRで補償された上
下方向加速度検出値に対して個別に所定の比例ゲインを
乗算する制御ゲイン乗算回路42FL〜42RRと、これら
制御ゲイン乗算回路42FL〜42RRの乗算出力が個別に
入力されて、これらを指令電流に変換する例えばフロー
ティング形定電流回路で構成される駆動回路44FL〜4
4RRとを備えている。
すように、各上下方向加速度センサ28FR〜28RRの上
下方向加速度検出値ZGFR 〜ZGRR が個別に入力される
位相制御手段としての位相遅れ進み補償回路40FL〜4
0RRと、これら補償回路40FL〜40RRで補償された上
下方向加速度検出値に対して個別に所定の比例ゲインを
乗算する制御ゲイン乗算回路42FL〜42RRと、これら
制御ゲイン乗算回路42FL〜42RRの乗算出力が個別に
入力されて、これらを指令電流に変換する例えばフロー
ティング形定電流回路で構成される駆動回路44FL〜4
4RRとを備えている。
【0016】ここで、位相遅れ進み補償回路40FL〜4
0RRの夫々は、その伝達関数G(s)が下記(1) 式で表さ
れるように設定され、且つ図5(a) 及び図5(b) に示す
ゲイン特性及び位相特性が設定され、例えば1Hz近傍の
低周波数領域で位相を遅らせ、10Hz近傍の高周波数領
域で位相を進ませる位相補償を行うように構成されてい
る。ここで、伝達関数G(s) の位相が0となる周波数
は、図5(b) に示すように、後述する図11に示す補償
を行わない場合の上下方向加速度検出値に対する制御力
の位相の遅れが0°〜90°となる周波数領域(例えば
2Hz程度)に設定されている。
0RRの夫々は、その伝達関数G(s)が下記(1) 式で表さ
れるように設定され、且つ図5(a) 及び図5(b) に示す
ゲイン特性及び位相特性が設定され、例えば1Hz近傍の
低周波数領域で位相を遅らせ、10Hz近傍の高周波数領
域で位相を進ませる位相補償を行うように構成されてい
る。ここで、伝達関数G(s) の位相が0となる周波数
は、図5(b) に示すように、後述する図11に示す補償
を行わない場合の上下方向加速度検出値に対する制御力
の位相の遅れが0°〜90°となる周波数領域(例えば
2Hz程度)に設定されている。
【0017】 但し、0<α1 <1,0<α2 <1,T2 <T1 であ
る。次に、上記実施例の動作を説明する。
る。次に、上記実施例の動作を説明する。
【0018】イグニッションスイッチがオン状態となる
と、コントローラ30に電源が投入され、上下方向加速
度センサ28FL〜28RRからの上下方向加速度検出値Z
GFL 〜ZGRR に基づく姿勢変化抑制処理が開始される。
すなわち、上下方向加速度センサ28FL〜28RRからの
上下方向加速度検出値ZGFL 〜ZGRR が夫々位相遅れ進
み補償回路40FL〜40RRに供給され、これら位相遅れ
進み補償回路40FL〜40RRで、図5(a) 及び図5(b)
に示すゲイン特性及び位相特性をもって、上下方向加速
度検出値ZGFL 〜ZGRR における低周波数領域の位相を
遅らせ、高周波数領域の位相を進ませる位相補償を行
い、位相補償された上下方向加速度検出値に制御ゲイン
乗算回路42FL〜42RRで所定制御ゲインを乗算し、こ
れらを駆動回路44FL〜44RRに供給することにより、
これら駆動回路44FL〜44RRからの車体の姿勢変化を
抑制する指令電流iFL〜iRRが圧力制御弁20FL〜20
RRに出力され、各油圧シリンダ18FL〜18RRで車体の
姿勢変化を抑制する推力が発生される。
と、コントローラ30に電源が投入され、上下方向加速
度センサ28FL〜28RRからの上下方向加速度検出値Z
GFL 〜ZGRR に基づく姿勢変化抑制処理が開始される。
すなわち、上下方向加速度センサ28FL〜28RRからの
上下方向加速度検出値ZGFL 〜ZGRR が夫々位相遅れ進
み補償回路40FL〜40RRに供給され、これら位相遅れ
進み補償回路40FL〜40RRで、図5(a) 及び図5(b)
に示すゲイン特性及び位相特性をもって、上下方向加速
度検出値ZGFL 〜ZGRR における低周波数領域の位相を
遅らせ、高周波数領域の位相を進ませる位相補償を行
い、位相補償された上下方向加速度検出値に制御ゲイン
乗算回路42FL〜42RRで所定制御ゲインを乗算し、こ
れらを駆動回路44FL〜44RRに供給することにより、
これら駆動回路44FL〜44RRからの車体の姿勢変化を
抑制する指令電流iFL〜iRRが圧力制御弁20FL〜20
RRに出力され、各油圧シリンダ18FL〜18RRで車体の
姿勢変化を抑制する推力が発生される。
【0019】このとき、圧力制御弁20FL〜20RRへの
指令電流iFL〜iRRの入力から油圧シリンダ18FL〜1
8RRでの推力発生までの間に油圧制御系の遅れが含まれ
るため、ゲインが図6の特性曲線LG で示すように、高
周波数領域で低下すると共に、位相が図6の特性曲線L
P で示すように、高周波領域(例えば10Hz以上)で9
0°に近い遅れとなり、一次遅れ要素に類似した特性と
なる。さらに、コントローラ30でディジタル演算を行
う場合には、上下方向加速度センサ28FL〜28RRの上
下方向加速度検出値ZGFL 〜ZGRR をA/D変換する場
合のサンプルホールドによる時間遅れが生じることにな
る。
指令電流iFL〜iRRの入力から油圧シリンダ18FL〜1
8RRでの推力発生までの間に油圧制御系の遅れが含まれ
るため、ゲインが図6の特性曲線LG で示すように、高
周波数領域で低下すると共に、位相が図6の特性曲線L
P で示すように、高周波領域(例えば10Hz以上)で9
0°に近い遅れとなり、一次遅れ要素に類似した特性と
なる。さらに、コントローラ30でディジタル演算を行
う場合には、上下方向加速度センサ28FL〜28RRの上
下方向加速度検出値ZGFL 〜ZGRR をA/D変換する場
合のサンプルホールドによる時間遅れが生じることにな
る。
【0020】このため、位相補償を行わない場合の車体
に生じる上下方向加速度に対して油圧シリンダ18FL〜
18RRで発生する推力のゲイン特性及び位相特性は、前
記油圧制御系の遅れとサンプルホールドによる遅れの影
響を受けて図11(a) 及び図11(b) に示すようにな
る。ところが、上記実施例では、上記油圧制御系の遅れ
及びサンプルホールドによる時間遅れによって、低周波
数領域で位相遅れが小さく、高周波領域で位相遅れが大
きくなるという位相特性を位相遅れ進み補償回路40FL
〜40RRで補償しているので、車体に生じる上下方向加
速度に対して油圧シリンダ18FL〜18RRで発生する推
力のゲイン特性及び位相特性は、図7(a) 及び図7(b)
に示すようになる。この図7(b) から明らかなように、
位相特性は、0.12Hz程度で“0”となり、これから
周波数が高くなるにつれて位相遅れが増加し、0.5Hz
〜10Hzの広範囲な周波数領域で位相遅れが45°〜5
5°の略フラットな状態となり、10Hz以上ではさらに
位相が遅れる。このため、低い周波数領域からスカイフ
ックダンパの効果を発揮することができ、高い周波数領
域でも位相遅れが90°以上となることを確実に防止す
ることができる。
に生じる上下方向加速度に対して油圧シリンダ18FL〜
18RRで発生する推力のゲイン特性及び位相特性は、前
記油圧制御系の遅れとサンプルホールドによる遅れの影
響を受けて図11(a) 及び図11(b) に示すようにな
る。ところが、上記実施例では、上記油圧制御系の遅れ
及びサンプルホールドによる時間遅れによって、低周波
数領域で位相遅れが小さく、高周波領域で位相遅れが大
きくなるという位相特性を位相遅れ進み補償回路40FL
〜40RRで補償しているので、車体に生じる上下方向加
速度に対して油圧シリンダ18FL〜18RRで発生する推
力のゲイン特性及び位相特性は、図7(a) 及び図7(b)
に示すようになる。この図7(b) から明らかなように、
位相特性は、0.12Hz程度で“0”となり、これから
周波数が高くなるにつれて位相遅れが増加し、0.5Hz
〜10Hzの広範囲な周波数領域で位相遅れが45°〜5
5°の略フラットな状態となり、10Hz以上ではさらに
位相が遅れる。このため、低い周波数領域からスカイフ
ックダンパの効果を発揮することができ、高い周波数領
域でも位相遅れが90°以上となることを確実に防止す
ることができる。
【0021】この結果、車輪の変位x0 とばね上変位x
2 との比で表される振動伝達率x2 /x0 は、図8に示
すように、低周波数領域では実線図示のように制御を行
わない場合の破線図示の特性と略等しい特性とし、且つ
高周波数領域では非制御状態に比べて振動伝達率を小さ
くすることができ、良好な乗心地を確保することができ
る。
2 との比で表される振動伝達率x2 /x0 は、図8に示
すように、低周波数領域では実線図示のように制御を行
わない場合の破線図示の特性と略等しい特性とし、且つ
高周波数領域では非制御状態に比べて振動伝達率を小さ
くすることができ、良好な乗心地を確保することができ
る。
【0022】したがって、車両が停止状態でイグニッシ
ョンスイッチをオン状態とし、そのときに乗員の乗降及
び積載物の積み降ろしがないものとすると、上下方向加
速度センサ28FR〜28RRの上下加速度検出値ZGFR 〜
ZGRR は中立電圧VN となり、これが位相遅れ進み補償
回路40FL〜40RRで位相補償し、制御ゲイン乗算回路
42FL〜42RRで所定の制御ゲインを乗算し、これを駆
動回路44FL〜44RRに供給することにより、これら駆
動回路44FL〜44RRから圧力制御弁20FL〜20RRの
中立圧PN に相当する中立指令電流値iN の指令電流i
FL〜iRRが圧力制御弁20FL〜20RRに出力され、これ
によって油圧シリンダ18FL〜18RRの内圧が中立圧P
N に制御され、車体をフラットな状態で目標車高に維持
することができる。
ョンスイッチをオン状態とし、そのときに乗員の乗降及
び積載物の積み降ろしがないものとすると、上下方向加
速度センサ28FR〜28RRの上下加速度検出値ZGFR 〜
ZGRR は中立電圧VN となり、これが位相遅れ進み補償
回路40FL〜40RRで位相補償し、制御ゲイン乗算回路
42FL〜42RRで所定の制御ゲインを乗算し、これを駆
動回路44FL〜44RRに供給することにより、これら駆
動回路44FL〜44RRから圧力制御弁20FL〜20RRの
中立圧PN に相当する中立指令電流値iN の指令電流i
FL〜iRRが圧力制御弁20FL〜20RRに出力され、これ
によって油圧シリンダ18FL〜18RRの内圧が中立圧P
N に制御され、車体をフラットな状態で目標車高に維持
することができる。
【0023】この車両の停止状態から車両を緩発進させ
て良路を直進走行状態とすると、車体に生じる上下振動
が少ないので、上下方向加速度センサ28FL〜28RRの
上下方向加速度検出値ZGFL 〜ZGRR も中立電圧VN に
近い値となり、停止時と同様に指令電流iFL〜iRRが略
中立電流値iN に維持される。一方、車両の停止状態か
ら急発進を行ったとき(又は走行状態で急制動を行った
とき)には、車体にスカット現象(又はノーズダイブ現
象)を生じ、前輪側の上下方向加速度センサ28FL及び
28FRで夫々中立電圧VN より大きい(又は小さい)上
下加速度検出値ZGFL,ZGFR が出力され、後輪側の上下
方向加速度センサ28RL及び28RRで夫々中立電圧VN
より小さい(又は大きい)上下加速度検出値ZGRL,Z
GRR が出力されることにより、前輪側の指令電流iFL,
iFRが負(又は正)、後輪側の指令電流iRL,iRRが正
(又は負)となって、スカット現象(又はノーズダイブ
現象)を抑制することができる。
て良路を直進走行状態とすると、車体に生じる上下振動
が少ないので、上下方向加速度センサ28FL〜28RRの
上下方向加速度検出値ZGFL 〜ZGRR も中立電圧VN に
近い値となり、停止時と同様に指令電流iFL〜iRRが略
中立電流値iN に維持される。一方、車両の停止状態か
ら急発進を行ったとき(又は走行状態で急制動を行った
とき)には、車体にスカット現象(又はノーズダイブ現
象)を生じ、前輪側の上下方向加速度センサ28FL及び
28FRで夫々中立電圧VN より大きい(又は小さい)上
下加速度検出値ZGFL,ZGFR が出力され、後輪側の上下
方向加速度センサ28RL及び28RRで夫々中立電圧VN
より小さい(又は大きい)上下加速度検出値ZGRL,Z
GRR が出力されることにより、前輪側の指令電流iFL,
iFRが負(又は正)、後輪側の指令電流iRL,iRRが正
(又は負)となって、スカット現象(又はノーズダイブ
現象)を抑制することができる。
【0024】また、良路の直進走行状態から例えば左
(又は右)旋回状態に移行すると、車体に右(又は左)
方向の横加速度が作用することになり、車体に後方側か
らみて右下がり(又は左下がり)に傾斜するロールを生
じたときには、右輪側の上下方向加速度センサ28FR及
び28RRで夫々中立電圧VN より大きい(又は小さい)
上下加速度検出値ZGFR,ZGRR が出力され、左輪側の上
下方向加速度センサ28FL及び28RLで夫々中立電圧V
N より小さい(又は大きい)上下加速度検出値Z GFL,Z
GRL が出力されることにより、左輪側の指令電流iFL,
iRLが負(又は正)、右輪側の指令電流iFR,iRRが正
(又は負)となって、アンチロール効果を発揮すること
ができる。
(又は右)旋回状態に移行すると、車体に右(又は左)
方向の横加速度が作用することになり、車体に後方側か
らみて右下がり(又は左下がり)に傾斜するロールを生
じたときには、右輪側の上下方向加速度センサ28FR及
び28RRで夫々中立電圧VN より大きい(又は小さい)
上下加速度検出値ZGFR,ZGRR が出力され、左輪側の上
下方向加速度センサ28FL及び28RLで夫々中立電圧V
N より小さい(又は大きい)上下加速度検出値Z GFL,Z
GRL が出力されることにより、左輪側の指令電流iFL,
iRLが負(又は正)、右輪側の指令電流iFR,iRRが正
(又は負)となって、アンチロール効果を発揮すること
ができる。
【0025】またさらに、車両が良路走行状態からうね
り路や悪路を走行する状態となると、車体にバウンスが
生じることになり、車両に生じる上下加速度に応じたバ
ウンス抑制指令電流iFL〜iRRが出力されることによ
り、良好なバウンス抑制効果を発揮することができる。
なお、上記実施例においては、上下方向加速度センサ2
8FL〜28RRの上下方向加速度検出値ZGFL 〜ZGRR に
基づいてのみ車体の姿勢変化を抑制する場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、他の横方向
加速度センサ、前後方向加速度センサ等の加速度検出値
に基づくロール、ピッチを抑制する指令電流を算出し、
これらを前記指令電流iFL〜iRRに加減算してトータル
制御を行うようにしてもよい。
り路や悪路を走行する状態となると、車体にバウンスが
生じることになり、車両に生じる上下加速度に応じたバ
ウンス抑制指令電流iFL〜iRRが出力されることによ
り、良好なバウンス抑制効果を発揮することができる。
なお、上記実施例においては、上下方向加速度センサ2
8FL〜28RRの上下方向加速度検出値ZGFL 〜ZGRR に
基づいてのみ車体の姿勢変化を抑制する場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、他の横方向
加速度センサ、前後方向加速度センサ等の加速度検出値
に基づくロール、ピッチを抑制する指令電流を算出し、
これらを前記指令電流iFL〜iRRに加減算してトータル
制御を行うようにしてもよい。
【0026】また、上記実施例においては、各車輪位置
に上下方向加速度センサ28FL〜28RRを設けた場合に
ついて説明したが、何れか1つの上下方向加速度センサ
を省略し、この省略した上下方向加速度センサの上下方
向加速度検出値を残りの3つの上下方向加速度センサの
上下方向加速度検出値から推定するようにしてもよい。
に上下方向加速度センサ28FL〜28RRを設けた場合に
ついて説明したが、何れか1つの上下方向加速度センサ
を省略し、この省略した上下方向加速度センサの上下方
向加速度検出値を残りの3つの上下方向加速度センサの
上下方向加速度検出値から推定するようにしてもよい。
【0027】さらに、上記実施例では、制御弁として圧
力制御弁20FL〜20RRを適用した場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、他の流量制御型
サーボ弁等を適用し得るものである。なおさらに、上記
実施例においては、作動流体として作動油を適用した場
合について説明したが、これに限らず圧縮率の少ない流
体であれば任意の作動流体を適用し得る。
力制御弁20FL〜20RRを適用した場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、他の流量制御型
サーボ弁等を適用し得るものである。なおさらに、上記
実施例においては、作動流体として作動油を適用した場
合について説明したが、これに限らず圧縮率の少ない流
体であれば任意の作動流体を適用し得る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る能
動型サスペンションによれば、上下方向加速度検出手段
のの上下方向加速度検出信号を位相制御手段に供給し
て、低周波数領域の位相を遅らせ、高周波数領域の位相
を進ませるようにしたので、上下方向加速度に対してア
クチュエータで発生する制御力の位相を所望の広範囲な
周波数領域で略フラットな位相遅れ状態とすることがで
き、低周波数領域からスカイフックダンパ効果を良好に
発揮することができると共に、高周波数領域での乗心地
を向上させることができるという効果が得られる。
動型サスペンションによれば、上下方向加速度検出手段
のの上下方向加速度検出信号を位相制御手段に供給し
て、低周波数領域の位相を遅らせ、高周波数領域の位相
を進ませるようにしたので、上下方向加速度に対してア
クチュエータで発生する制御力の位相を所望の広範囲な
周波数領域で略フラットな位相遅れ状態とすることがで
き、低周波数領域からスカイフックダンパ効果を良好に
発揮することができると共に、高周波数領域での乗心地
を向上させることができるという効果が得られる。
【0029】また、請求項2に係る能動型サスペンショ
ンによれば、位相制御手段が前記(1) 式で表される伝達
関数の位相遅れ進み補償を行うように構成されているの
で、複雑な位相制御を行うことなく容易に位相補償を行
うことができるという効果が得られる。さらに、請求項
3に係る能動型サスペンションによれば、前記(1) 式で
表される伝達関数の位相が“0”となる周波数が、位相
補償を行わない場合の加速度に対する制御力の位相遅れ
が0°〜90°の周波数領域となるように選定されてい
るので、低周波数領域でのスカイフックダンパ効果を効
果的に発揮することができるという効果が得られる。
ンによれば、位相制御手段が前記(1) 式で表される伝達
関数の位相遅れ進み補償を行うように構成されているの
で、複雑な位相制御を行うことなく容易に位相補償を行
うことができるという効果が得られる。さらに、請求項
3に係る能動型サスペンションによれば、前記(1) 式で
表される伝達関数の位相が“0”となる周波数が、位相
補償を行わない場合の加速度に対する制御力の位相遅れ
が0°〜90°の周波数領域となるように選定されてい
るので、低周波数領域でのスカイフックダンパ効果を効
果的に発揮することができるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】圧力制御弁の指令電流に対する制御圧の関係を
示す特性線図である。
示す特性線図である。
【図3】上下方向加速度センサの出力特性を示す特性線
図である。
図である。
【図4】コントローラの一例を示すブロック図である。
【図5】位相遅れ進み補償回路の周波数特性を表す特性
線図であって、(a) はゲイン特性線図、(b) は位相特性
線図である。
線図であって、(a) はゲイン特性線図、(b) は位相特性
線図である。
【図6】指令電流に対する油圧シリンダ圧の周波数特性
を示す特性線図である。
を示す特性線図である。
【図7】上下方向加速度に対する油圧シリンダで発生す
る制御力の周波数特性を示す特性線図であって、(a) は
ゲイン特性線図、(b) は位相特性線図である。
る制御力の周波数特性を示す特性線図であって、(a) は
ゲイン特性線図、(b) は位相特性線図である。
【図8】振動伝達率(x2 /x0 )のゲイン特性を示す
特性線図である。
特性線図である。
【図9】従来例の上下方向加速度に対する油圧シリンダ
で発生する制御力の周波数特性を示す特性線図であっ
て、(a) はゲイン特性線図、(b) は位相特性線図であ
る。
で発生する制御力の周波数特性を示す特性線図であっ
て、(a) はゲイン特性線図、(b) は位相特性線図であ
る。
【図10】従来例の振動伝達率(x2 /x0 )のゲイン
特性を示す特性線図である。
特性を示す特性線図である。
【図11】従来例の上下方向加速度に対する油圧シリン
ダで発生する制御力の周波数特性図であって、(a) はゲ
イン特性線図、(b) は位相特性線図である。
ダで発生する制御力の周波数特性図であって、(a) はゲ
イン特性線図、(b) は位相特性線図である。
10 車体側部材 11FL〜11RR 車輪 14 車輪側部材 18FL〜18RR 油圧シリンダ 20FL〜20RR 圧力制御弁 22 油圧源 28FL〜28RR 上下方向加速度センサ 30 コントローラ 40FL〜40RR 位相遅れ進み補償回路 42FL〜42RR 制御ゲイン乗算回路 44FL〜44RR 駆動回路
Claims (3)
- 【請求項1】 各車輪と車体との間に配設され、制御信
号によってそれら間のストロークを制御可能な制御力を
発生するアクチュエータと、前記車体の上下方向加速度
を検出する上下方向加速度検出手段と、該上下方向加速
度検出手段の上下方向加速度検出信号に基づいて前記制
御信号を出力する制御手段とを備えた能動型サスペンシ
ョンにおいて、前記制御手段は、前記上下方向加速度検
出手段の上下方向加速度検出信号に対して低周波で位相
を遅らせ高周波で位相を進ませる位相制御手段を備えて
いることを特徴とする能動型サスペンション。 - 【請求項2】 前記位相制御手段は、伝達関数G(s)
が、 但し、0<α1 <1,0<α2 <1,T2 <T1 である遅れ・進み補償を行うことを特徴とする請求項1
記載の能動型サスペンション。 - 【請求項3】 前記伝達関数G(s) の位相が0となる周
波数は、遅れ・進み補償を行わない場合の上下方向加速
度に対する上記制御力の位相遅れが0°〜90°の周波
数領域にあることを特徴とする請求項2記載の能動型サ
スペンション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP854692A JPH05193320A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 能動型サスペンション |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP854692A JPH05193320A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 能動型サスペンション |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193320A true JPH05193320A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11696139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP854692A Pending JPH05193320A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 能動型サスペンション |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05193320A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0659598A1 (en) * | 1993-12-21 | 1995-06-28 | Unisia Jecs Corporation | Apparatus and method for controlling damping force characteristic of vehicular shock absorber |
| KR20020049826A (ko) * | 2000-12-20 | 2002-06-26 | 밍 루 | 전자 제어 반능동 현가 장치 |
| CN117002201A (zh) * | 2022-04-28 | 2023-11-07 | 比亚迪股份有限公司 | 车辆悬架的控制方法、装置、车辆及介质 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP854692A patent/JPH05193320A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0659598A1 (en) * | 1993-12-21 | 1995-06-28 | Unisia Jecs Corporation | Apparatus and method for controlling damping force characteristic of vehicular shock absorber |
| US5810384A (en) * | 1993-12-21 | 1998-09-22 | Unisia Jecs Corporation | Apparatus and method for controlling damping force characteristic of vehicular shock absorber |
| US5950776A (en) * | 1993-12-21 | 1999-09-14 | Unisia Jecs Corporation | Apparatus and method for controlling damping force characteristic of vehicular shock absorber |
| KR20020049826A (ko) * | 2000-12-20 | 2002-06-26 | 밍 루 | 전자 제어 반능동 현가 장치 |
| CN117002201A (zh) * | 2022-04-28 | 2023-11-07 | 比亚迪股份有限公司 | 车辆悬架的控制方法、装置、车辆及介质 |
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