JPH0592713A - 車両用サスペンシヨン - Google Patents
車両用サスペンシヨンInfo
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- JPH0592713A JPH0592713A JP25653491A JP25653491A JPH0592713A JP H0592713 A JPH0592713 A JP H0592713A JP 25653491 A JP25653491 A JP 25653491A JP 25653491 A JP25653491 A JP 25653491A JP H0592713 A JPH0592713 A JP H0592713A
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- pressure
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- vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用サスペンションにおいて、走行状態検
出手段に異常状態が発生したときに、車両の姿勢或いは
車両ステア特性の変化を抑制する制御を行う。 【構成】 横加速度センサ28の横加速度検出値YG の変
化量から横加速度センサの異常状態を判定し(ステップ
S11)、異常状態であるときには、演算用横加速度検
出値YGOとして異常状態となる直前の実横加速度検出値
YGR(n-1) を採用し(ステップS13)、その後この値
を維持し(ステップS22)、これに基づいてアクチュ
エータとしての油圧シリンダ15FL〜15RRを制御する
圧力制御弁17FL〜17RRに対する圧力指令値PFL〜P
RRを算出することにより(ステップS15〜S20)、
走行状態検出手段の異常によっても車両の姿勢変化や車
両ステア特性の変化を防止してする。
出手段に異常状態が発生したときに、車両の姿勢或いは
車両ステア特性の変化を抑制する制御を行う。 【構成】 横加速度センサ28の横加速度検出値YG の変
化量から横加速度センサの異常状態を判定し(ステップ
S11)、異常状態であるときには、演算用横加速度検
出値YGOとして異常状態となる直前の実横加速度検出値
YGR(n-1) を採用し(ステップS13)、その後この値
を維持し(ステップS22)、これに基づいてアクチュ
エータとしての油圧シリンダ15FL〜15RRを制御する
圧力制御弁17FL〜17RRに対する圧力指令値PFL〜P
RRを算出することにより(ステップS15〜S20)、
走行状態検出手段の異常によっても車両の姿勢変化や車
両ステア特性の変化を防止してする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両にロール、ピッチ
又はバウンスを生じたときに、これを抑制することが可
能な車両用サスペンションに関する。
又はバウンスを生じたときに、これを抑制することが可
能な車両用サスペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用サスペンションとしては、
先に本出願人が提案した特開昭63−188511号公
報に記載されているものがある。この従来例は、車両挙
動センサの所定の異常状態をセンサが出力する挙動情報
に基づき検出するセンサ異常検出手段と、このセンサ異
常検出手段により前記車両挙動センサが異常状態である
と検出されたときに、挙動情報の値を所定値に固定する
挙動情報値固定手段とを備えたことを特徴としている。
先に本出願人が提案した特開昭63−188511号公
報に記載されているものがある。この従来例は、車両挙
動センサの所定の異常状態をセンサが出力する挙動情報
に基づき検出するセンサ異常検出手段と、このセンサ異
常検出手段により前記車両挙動センサが異常状態である
と検出されたときに、挙動情報の値を所定値に固定する
挙動情報値固定手段とを備えたことを特徴としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用サスペンションにあっては、車両挙動センサ
が異常状態にあると検出されたときに挙動情報の値を所
定値(特にアクチュエータの作動を強制的に停止させる
値)に固定してフェイルセーフ機能を発揮させるように
しているので、例えば車両旋回中で横加速度センサの横
加速度検出値に応じてアクチュエータを作動させてアン
チロールモーメントを発生させているような状態で、横
加速度センサが断線したような場合には、横加速度検出
値が零或いは左右何れかの最大値に固定されることにな
って、アンチロールモーメントが零又はロールを助長す
る値に変更されて車両姿勢或いは車両ステア特性が変化
するという未解決の課題があった。
来の車両用サスペンションにあっては、車両挙動センサ
が異常状態にあると検出されたときに挙動情報の値を所
定値(特にアクチュエータの作動を強制的に停止させる
値)に固定してフェイルセーフ機能を発揮させるように
しているので、例えば車両旋回中で横加速度センサの横
加速度検出値に応じてアクチュエータを作動させてアン
チロールモーメントを発生させているような状態で、横
加速度センサが断線したような場合には、横加速度検出
値が零或いは左右何れかの最大値に固定されることにな
って、アンチロールモーメントが零又はロールを助長す
る値に変更されて車両姿勢或いは車両ステア特性が変化
するという未解決の課題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、走行状態検出手段
に異常状態が発生したときに、車両姿勢或いは車両ステ
ア特性の変化を抑制することができる車両用サスペンシ
ョンを提供することを目的としている。
課題に着目してなされたものであり、走行状態検出手段
に異常状態が発生したときに、車両姿勢或いは車両ステ
ア特性の変化を抑制することができる車両用サスペンシ
ョンを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る車両用サスペンションは、図1の基本
構成図に示すように、車両のロール運動、ピッチ運動、
バウンス運動等の揺動を抑制するアクチュエータと、車
両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状
態検出手段の走行状態検出値に基づいて前記アクチュエ
ータを制御する制御手段とを備えた車両用サスペンショ
ンにおいて、前記走行状態検出手段の異常を検出する異
常検出手段と、該異常検出手段で異常を検出したときに
前記走行状態検出手段の走行状態検出値として直前の走
行状態検出値に固定する検出値固定手段とを備えたこと
を特徴としている。
に、本発明に係る車両用サスペンションは、図1の基本
構成図に示すように、車両のロール運動、ピッチ運動、
バウンス運動等の揺動を抑制するアクチュエータと、車
両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状
態検出手段の走行状態検出値に基づいて前記アクチュエ
ータを制御する制御手段とを備えた車両用サスペンショ
ンにおいて、前記走行状態検出手段の異常を検出する異
常検出手段と、該異常検出手段で異常を検出したときに
前記走行状態検出手段の走行状態検出値として直前の走
行状態検出値に固定する検出値固定手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、異常検出手段で横加速度セ
ンサ、前後加速度センサ、上下加速度センサ、車輪速セ
ンサ、ヨーレートセンサ、操舵角センサ等の走行状態検
出手段の異常状態を検出したときに、検出値固定手段
で、異常発生直前の走行状態検出手段の走行状態検出値
を走行状態検出値として固定することにより、走行状態
検出手段の走行状態検出値の変化による車両の姿勢変
化、車両ステア特性変化を抑制することができる。
ンサ、前後加速度センサ、上下加速度センサ、車輪速セ
ンサ、ヨーレートセンサ、操舵角センサ等の走行状態検
出手段の異常状態を検出したときに、検出値固定手段
で、異常発生直前の走行状態検出手段の走行状態検出値
を走行状態検出値として固定することにより、走行状態
検出手段の走行状態検出値の変化による車両の姿勢変
化、車両ステア特性変化を抑制することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明を能動型サスペンションに適用した
場合の実施例を示す概略構成図である。
する。図2は本発明を能動型サスペンションに適用した
場合の実施例を示す概略構成図である。
【0008】図中、11FL〜11RRは、それぞれ車
体側部材12と各車輪13FL〜13RRとを個別に支
持する車輪側部材14との間に介装された能動型サスペ
ンションであって、それぞれ流体圧シリンダとしての油
圧シリンダ15FL〜15RRと、これら油圧シリンダ
15FL〜15RRと並列に介装されたコイルスプリン
グ16FL〜16RRと、油圧シリンダ15FL〜14
RRに対する作動油圧を後述する制御装置31からの指
令値に応動して制御する圧力制御弁17FL〜17RR
とを備えている。
体側部材12と各車輪13FL〜13RRとを個別に支
持する車輪側部材14との間に介装された能動型サスペ
ンションであって、それぞれ流体圧シリンダとしての油
圧シリンダ15FL〜15RRと、これら油圧シリンダ
15FL〜15RRと並列に介装されたコイルスプリン
グ16FL〜16RRと、油圧シリンダ15FL〜14
RRに対する作動油圧を後述する制御装置31からの指
令値に応動して制御する圧力制御弁17FL〜17RR
とを備えている。
【0009】ここで、油圧シリンダ15FL〜15RR
のそれぞれは、それらのシリンダチューブ15aが車輪
側部材14に取付けられ、ピストンロッド15bが車体
側部材12に取付けられ、シリンダチューブ15a内の
貫通孔を有するピストン15cによって画成される上下
圧力室のピストン15cに対する受圧面積差によって圧
力制御弁17FL〜17RRから供給される作動油圧に
応じた推力を発生する。また、コイルスプリング16F
L〜16RRのそれぞれは、車体の静荷重を支持するも
のであり、静荷重を支えるのみの低ばね定数のものでよ
い。
のそれぞれは、それらのシリンダチューブ15aが車輪
側部材14に取付けられ、ピストンロッド15bが車体
側部材12に取付けられ、シリンダチューブ15a内の
貫通孔を有するピストン15cによって画成される上下
圧力室のピストン15cに対する受圧面積差によって圧
力制御弁17FL〜17RRから供給される作動油圧に
応じた推力を発生する。また、コイルスプリング16F
L〜16RRのそれぞれは、車体の静荷重を支持するも
のであり、静荷重を支えるのみの低ばね定数のものでよ
い。
【0010】圧力制御弁17FL〜17RRのそれぞれ
は、入力ポート17i、戻りポート17o及び制御圧ポ
ート17cを有すると共に、制御圧ポート17cと入力
ポート17i及び戻りポート17oとを遮断状態に又は
制御圧ポート17cと入力ポート17i及び戻りポート
17oの何れか一方とを連通させる連通状態に切換える
スプールを有し、このスプールの両端に供給圧と制御圧
とがパイロット圧として供給され、さらに供給圧側に比
例ソレノイド17sによって制御されるポペット弁が配
設された構成を有し、制御圧ポート17cの圧力PC が
常に比例ソレノイド17sに後述する制御装置31から
供給される励磁電流IFL〜IRRに応じた圧力となるよう
に制御される。
は、入力ポート17i、戻りポート17o及び制御圧ポ
ート17cを有すると共に、制御圧ポート17cと入力
ポート17i及び戻りポート17oとを遮断状態に又は
制御圧ポート17cと入力ポート17i及び戻りポート
17oの何れか一方とを連通させる連通状態に切換える
スプールを有し、このスプールの両端に供給圧と制御圧
とがパイロット圧として供給され、さらに供給圧側に比
例ソレノイド17sによって制御されるポペット弁が配
設された構成を有し、制御圧ポート17cの圧力PC が
常に比例ソレノイド17sに後述する制御装置31から
供給される励磁電流IFL〜IRRに応じた圧力となるよう
に制御される。
【0011】ここで、励磁電流IFL〜IRRと制御圧ポー
ト17cから出力される制御油圧P C との関係は、図3
に示すように、励磁電流IFL〜IRRが零近傍であるとき
にP MIN を出力し、この状態から励磁電流IFL〜IRRが
正方向に増加すると、これに所定の比例ゲインK1 を持
って制御油圧PC が増加し、後述する油圧源23からの
設定ライン圧PH で飽和する。
ト17cから出力される制御油圧P C との関係は、図3
に示すように、励磁電流IFL〜IRRが零近傍であるとき
にP MIN を出力し、この状態から励磁電流IFL〜IRRが
正方向に増加すると、これに所定の比例ゲインK1 を持
って制御油圧PC が増加し、後述する油圧源23からの
設定ライン圧PH で飽和する。
【0012】そして、圧力制御弁17FL〜17RRの
入力ポート17i及び戻りポート17oがそれぞれ供給
側配管21及び戻り側配管22を介して油圧源23に接
続され、制御圧ポート17cが油圧配管24を介して油
圧シリンダ15FL〜15RRの圧力室に接続されてい
る。なお、図2において、25は供給側配管24の途中
に接続した高圧側アキュムレータ、26は圧力制御弁1
7FL〜17RRと油圧シリンダ15FL〜15RRと
の間の油圧配管24に絞り27を介して連通されたばね
下振動吸収用アキュムレータである。
入力ポート17i及び戻りポート17oがそれぞれ供給
側配管21及び戻り側配管22を介して油圧源23に接
続され、制御圧ポート17cが油圧配管24を介して油
圧シリンダ15FL〜15RRの圧力室に接続されてい
る。なお、図2において、25は供給側配管24の途中
に接続した高圧側アキュムレータ、26は圧力制御弁1
7FL〜17RRと油圧シリンダ15FL〜15RRと
の間の油圧配管24に絞り27を介して連通されたばね
下振動吸収用アキュムレータである。
【0013】一方、車体には、車体に発生する横加速度
を検出する横加速度センサ28と、車体に発生する前後
加速度を検出する前後加速度センサ29とが夫々適所に
設けられている。横加速度センサ28は、図4に示すよ
うに、横加速度が零のときに中立電圧VN でなる横加速
度検出値YG0を出力し、車両の右旋回によって車体に左
方向の横加速度が生じたときに横加速度検出値YG0より
低い横加速度検出値Y G を出力し、車両の左旋回によっ
て車体に右方向き横加速度が生じたときに横加速度検出
値YG0より高い横加速度検出値YG を出力する。また、
前後加速度センサ29も、図5に示すように、前後加速
度が零のときに中立電圧VNでなる前後加速度検出値X
G0を出力し、車両の加速によって車体に後方に向かう加
速度が生じたときに前後加速度検出値XG0より低い前後
加速度検出値XG を出力し、車両の減速によって車体の
前方に向かう減速度が生じたときに前後加速度検出値X
G0より高い前後加速度検出値XG を出力する。
を検出する横加速度センサ28と、車体に発生する前後
加速度を検出する前後加速度センサ29とが夫々適所に
設けられている。横加速度センサ28は、図4に示すよ
うに、横加速度が零のときに中立電圧VN でなる横加速
度検出値YG0を出力し、車両の右旋回によって車体に左
方向の横加速度が生じたときに横加速度検出値YG0より
低い横加速度検出値Y G を出力し、車両の左旋回によっ
て車体に右方向き横加速度が生じたときに横加速度検出
値YG0より高い横加速度検出値YG を出力する。また、
前後加速度センサ29も、図5に示すように、前後加速
度が零のときに中立電圧VNでなる前後加速度検出値X
G0を出力し、車両の加速によって車体に後方に向かう加
速度が生じたときに前後加速度検出値XG0より低い前後
加速度検出値XG を出力し、車両の減速によって車体の
前方に向かう減速度が生じたときに前後加速度検出値X
G0より高い前後加速度検出値XG を出力する。
【0014】さらに、車体側部材12と車輪側部材14
との間には、これら間の相対距離を検出する車高センサ
30FL〜30RRが設けられ、これら車高センサ30
FL〜30RRは例えばポテンショメータで構成され、
相対距離に応じたアナログ電圧でなる車高検出値HFL〜
HRRを出力する。そして、横加速度センサ28、前後加
速度センサ29及び車高センサ30FL〜30RRの各
検出値が制御装置31に供給される。
との間には、これら間の相対距離を検出する車高センサ
30FL〜30RRが設けられ、これら車高センサ30
FL〜30RRは例えばポテンショメータで構成され、
相対距離に応じたアナログ電圧でなる車高検出値HFL〜
HRRを出力する。そして、横加速度センサ28、前後加
速度センサ29及び車高センサ30FL〜30RRの各
検出値が制御装置31に供給される。
【0015】制御装置31は、図6に示すように、マイ
クロコンピュータ32と、このマイクロコンピュータ3
2から出力される圧力指令値PFL〜PRRが入力される制
御弁駆動回路33FL〜33RRとを備えている。マイ
クロコンピュータ32は、少なくともインタフェース回
路32a、演算処理装置32b及び記憶装置32cを有
し、インタフェース回路32aには、その入力側に横加
速度検出装置28及び前後加速度検出値29の横加速度
検出値YG 及び前後加速度検出値XG がA/D変換器3
4Y及び34Xを介して入力されると共に、各車高セン
サ30FL〜30RRの車高検出値HFL〜HRRがA/D
変換器35FL〜35RRを介して入力され、出力側か
ら出力される圧力指令値PFL〜PRRがD/A変換器36
FL〜36RRでアナログ電圧に変換されて、制御弁駆
動回路33FL〜33RRに供給される。
クロコンピュータ32と、このマイクロコンピュータ3
2から出力される圧力指令値PFL〜PRRが入力される制
御弁駆動回路33FL〜33RRとを備えている。マイ
クロコンピュータ32は、少なくともインタフェース回
路32a、演算処理装置32b及び記憶装置32cを有
し、インタフェース回路32aには、その入力側に横加
速度検出装置28及び前後加速度検出値29の横加速度
検出値YG 及び前後加速度検出値XG がA/D変換器3
4Y及び34Xを介して入力されると共に、各車高セン
サ30FL〜30RRの車高検出値HFL〜HRRがA/D
変換器35FL〜35RRを介して入力され、出力側か
ら出力される圧力指令値PFL〜PRRがD/A変換器36
FL〜36RRでアナログ電圧に変換されて、制御弁駆
動回路33FL〜33RRに供給される。
【0016】演算処理装置32bは、インタフェース回
路32aを介して車高センサ30FL〜30RRの車高
検出値HFL〜HRRを読込み、これらと予め設定された目
標車高値HS とを比較し、車高検出値HFL〜HRRが目標
車高値HS と一致するように車高指令値PHFL〜PHRR
を算出し、且つ横加速度センサ28の横加速度検出値Y
G を読込んで、この横加速度検出値YG が正常であるか
否かを判定し、正常であるときには、読込んだ横加速度
検出値YG(n)に基づいてロール抑制指令値PLを算出
し、異常であるときには前回読込んだ横加速度検出値Y
G(n-1)に基づいてロール抑制指令値PLを算出すると共
に、前後加速度センサ29の前後加速度検出値XG を読
込んで、この前後加速度検出値XG に基づくピッチ抑制
指令値PPを算出し、各指令値を加減算して車体の姿勢
変化を抑制する指令値PFL〜PRRを算出し、これらをイ
ンタフェース回路32aを介してD/A変換器34FL
〜34RRに出力する。
路32aを介して車高センサ30FL〜30RRの車高
検出値HFL〜HRRを読込み、これらと予め設定された目
標車高値HS とを比較し、車高検出値HFL〜HRRが目標
車高値HS と一致するように車高指令値PHFL〜PHRR
を算出し、且つ横加速度センサ28の横加速度検出値Y
G を読込んで、この横加速度検出値YG が正常であるか
否かを判定し、正常であるときには、読込んだ横加速度
検出値YG(n)に基づいてロール抑制指令値PLを算出
し、異常であるときには前回読込んだ横加速度検出値Y
G(n-1)に基づいてロール抑制指令値PLを算出すると共
に、前後加速度センサ29の前後加速度検出値XG を読
込んで、この前後加速度検出値XG に基づくピッチ抑制
指令値PPを算出し、各指令値を加減算して車体の姿勢
変化を抑制する指令値PFL〜PRRを算出し、これらをイ
ンタフェース回路32aを介してD/A変換器34FL
〜34RRに出力する。
【0017】記憶装置32cは、ROM,RAM等で構
成され、前記演算処理装置32bの演算処理に必要なプ
ログラムを予め記憶していると共に、演算処理装置32
bの演算結果を逐次記憶する。また、制御弁駆動回路3
3FL〜33RRの夫々は、例えばフローティング型の
定電流回路で構成され、入力される圧力指令電圧VFL〜
VRRに応じた励磁電流IFL〜IRRを各圧力制御弁17F
L〜17RRの比例ソレノイド17sに供給する。
成され、前記演算処理装置32bの演算処理に必要なプ
ログラムを予め記憶していると共に、演算処理装置32
bの演算結果を逐次記憶する。また、制御弁駆動回路3
3FL〜33RRの夫々は、例えばフローティング型の
定電流回路で構成され、入力される圧力指令電圧VFL〜
VRRに応じた励磁電流IFL〜IRRを各圧力制御弁17F
L〜17RRの比例ソレノイド17sに供給する。
【0018】次に、上記実施例の動作を演算処理装置3
2bの処理手順を示す図7のフローチャートを伴って説
明する。イグニッションスイッチがオン状態となると、
制御装置31に電源が投入され、その演算処理装置32
bで図7に示す姿勢変化抑制処理が実行される。すなわ
ち、先ずステップS1で各圧力制御弁17FL〜17R
Rに対する圧力指令値PFL〜PRRを標準積載状態での目
標車高値HS を維持するために必要とする圧力指令値P
S に設定する。
2bの処理手順を示す図7のフローチャートを伴って説
明する。イグニッションスイッチがオン状態となると、
制御装置31に電源が投入され、その演算処理装置32
bで図7に示す姿勢変化抑制処理が実行される。すなわ
ち、先ずステップS1で各圧力制御弁17FL〜17R
Rに対する圧力指令値PFL〜PRRを標準積載状態での目
標車高値HS を維持するために必要とする圧力指令値P
S に設定する。
【0019】次いで、ステップS2に移行して、各車高
センサ30FL〜30RRの車高検出値HFL〜HRRを読
込み、これら車高検出値Hi (i=FL〜RR)につい
てステップS3〜S7の処理を行って車高調整圧力指令
値PHi を算出する。すなわち、ステップS3で、車高
検出値Hi と目標車高値HS とが等しいか否かを判定
し、Hi ≠HS であるときには、車高調整が必要である
と判断してステップS4に移行し、車高検出値Hi が目
標車高値HSを越えているか否かを判定する。このと
き、Hi >HS であるときには、車高を低下させる必要
があると判断してステップS5に移行して前回の処理時
の圧力指令値PHi(j-1)に予め設定された所定値ΔHを
減算した値を新たな圧力指令値PHi(j)(=PHi(j-1)
−ΔH)として算出してこれを記憶装置32cの車高調
整圧力指令値記憶領域に更新記憶してからステップS7
に移行し、Hi <HS であるときには、車高を上昇させ
る必要があると判断してステップS6に移行して前回の
処理時の圧力指令値PHi(j-1)に予め設定された所定値
ΔHを加算した値を新たな圧力指令値PHi(j)(=PH
i(j-1)+ΔH)として算出してこれを記憶装置32cの
車高調整圧力指令値記憶領域に更新記憶してから車高調
整処理を終了してステップS7に移行する。
センサ30FL〜30RRの車高検出値HFL〜HRRを読
込み、これら車高検出値Hi (i=FL〜RR)につい
てステップS3〜S7の処理を行って車高調整圧力指令
値PHi を算出する。すなわち、ステップS3で、車高
検出値Hi と目標車高値HS とが等しいか否かを判定
し、Hi ≠HS であるときには、車高調整が必要である
と判断してステップS4に移行し、車高検出値Hi が目
標車高値HSを越えているか否かを判定する。このと
き、Hi >HS であるときには、車高を低下させる必要
があると判断してステップS5に移行して前回の処理時
の圧力指令値PHi(j-1)に予め設定された所定値ΔHを
減算した値を新たな圧力指令値PHi(j)(=PHi(j-1)
−ΔH)として算出してこれを記憶装置32cの車高調
整圧力指令値記憶領域に更新記憶してからステップS7
に移行し、Hi <HS であるときには、車高を上昇させ
る必要があると判断してステップS6に移行して前回の
処理時の圧力指令値PHi(j-1)に予め設定された所定値
ΔHを加算した値を新たな圧力指令値PHi(j)(=PH
i(j-1)+ΔH)として算出してこれを記憶装置32cの
車高調整圧力指令値記憶領域に更新記憶してから車高調
整処理を終了してステップS7に移行する。
【0020】このステップS7では、横加速度センサ2
8の横加速度検出値YG(n)を読込み、次いでステップS
8に移行して、この横加速度検出値YG(n)から横加速度
が零であるときの加速度検出値YGNを減算することによ
り、左旋回時の横加速度を正、右旋回時の横加速度を負
とする実際の横加速度に対応した実横加速度検出値Y
GR(n) を算出し、次いでステップS9に移行して、算出
した実横加速度検出値Y GR(n) を記憶装置32cの所定
記憶領域に更新記憶し、次いでステップS10に移行す
る。
8の横加速度検出値YG(n)を読込み、次いでステップS
8に移行して、この横加速度検出値YG(n)から横加速度
が零であるときの加速度検出値YGNを減算することによ
り、左旋回時の横加速度を正、右旋回時の横加速度を負
とする実際の横加速度に対応した実横加速度検出値Y
GR(n) を算出し、次いでステップS9に移行して、算出
した実横加速度検出値Y GR(n) を記憶装置32cの所定
記憶領域に更新記憶し、次いでステップS10に移行す
る。
【0021】このステップS10では、後述する異常フ
ラグFA がセットされているか否かを判定し、異常フラ
グFA がセットされていないときには、横加速度センサ
28が正常であると判断してステップS11に移行す
る。このステップS11では、ステップS9で記憶した
今回の実横加速度検出値Y GR(n) から前回の実横加速度
検出値YGR(n-1) を減算した差値の絶対値|YGR(n ) −
YGR(n-1) |が予め設定した許容値εを越えているか否
かを判定する。このとき、|YGR(n) −YGR(n-1) |>
εであるときには、横加速度センサ28が異常状態とな
ったものと判断してステップS12に移行し、横加速度
センサ28が異常状態であることを表す異常フラグFA
を“1”にセットし、次いでステップS13に移行して
演算用横加速度検出値YGOP として前回読込んだ横加速
度検出値YG(n-1)に基づく実横加速度検出値YGR(n-1)
を採用し、これを記憶装置32cの所定記憶領域に更新
記憶してからステップS15に移行する。また、ステッ
プS11の判定結果が|YGR(n) −YGR(n-1) |≦εで
あるときには、横加速度センサ28が正常であるものと
判断してステップS14に移行し、演算用横加速度検出
値YGOP として今回読込んだ横加速度検出値YG(n)に基
づく実横加速度検出値YGR(n) を採用し、これを記憶装
置32cの所定記憶領域に更新記憶してからステップS1
5に移行する。
ラグFA がセットされているか否かを判定し、異常フラ
グFA がセットされていないときには、横加速度センサ
28が正常であると判断してステップS11に移行す
る。このステップS11では、ステップS9で記憶した
今回の実横加速度検出値Y GR(n) から前回の実横加速度
検出値YGR(n-1) を減算した差値の絶対値|YGR(n ) −
YGR(n-1) |が予め設定した許容値εを越えているか否
かを判定する。このとき、|YGR(n) −YGR(n-1) |>
εであるときには、横加速度センサ28が異常状態とな
ったものと判断してステップS12に移行し、横加速度
センサ28が異常状態であることを表す異常フラグFA
を“1”にセットし、次いでステップS13に移行して
演算用横加速度検出値YGOP として前回読込んだ横加速
度検出値YG(n-1)に基づく実横加速度検出値YGR(n-1)
を採用し、これを記憶装置32cの所定記憶領域に更新
記憶してからステップS15に移行する。また、ステッ
プS11の判定結果が|YGR(n) −YGR(n-1) |≦εで
あるときには、横加速度センサ28が正常であるものと
判断してステップS14に移行し、演算用横加速度検出
値YGOP として今回読込んだ横加速度検出値YG(n)に基
づく実横加速度検出値YGR(n) を採用し、これを記憶装
置32cの所定記憶領域に更新記憶してからステップS1
5に移行する。
【0022】ステップS15では、実横加速度検出値Y
GRに所定のロール抑制制御ゲインK Y を乗算してロール
抑制圧力指令値PLを算出し、これを記憶装置32cの
ロール抑制圧力指令値記憶領域に更新記憶してからロー
ル抑制処理を終了してステップS16に移行する。この
ステップS16では、前後加速度検出装置29の前後加
速度検出値XG を読込み、次いでステップS17に移行
して前後加速度検出値XG から前後加速度XG が零であ
るときの加速度検出値XG0を減算することにより、前進
時の加速度を正、減速度を負とする実際の前後加速度に
対応した実前後加速度検出値XGRを算出し、次いでステ
ップS18に移行して実前後加速度検出値XGRに所定の
ピッチ抑制制御ゲインKX を乗算してピッチ抑制圧力指
令値PPを算出し、これを記憶装置32cのピッチ抑制
圧力指令値記憶領域に更新記憶してからピッチ抑制処理
を終了してステップS19に移行する。
GRに所定のロール抑制制御ゲインK Y を乗算してロール
抑制圧力指令値PLを算出し、これを記憶装置32cの
ロール抑制圧力指令値記憶領域に更新記憶してからロー
ル抑制処理を終了してステップS16に移行する。この
ステップS16では、前後加速度検出装置29の前後加
速度検出値XG を読込み、次いでステップS17に移行
して前後加速度検出値XG から前後加速度XG が零であ
るときの加速度検出値XG0を減算することにより、前進
時の加速度を正、減速度を負とする実際の前後加速度に
対応した実前後加速度検出値XGRを算出し、次いでステ
ップS18に移行して実前後加速度検出値XGRに所定の
ピッチ抑制制御ゲインKX を乗算してピッチ抑制圧力指
令値PPを算出し、これを記憶装置32cのピッチ抑制
圧力指令値記憶領域に更新記憶してからピッチ抑制処理
を終了してステップS19に移行する。
【0023】このステップS19では、記憶装置32c
の車高調整圧力指令値記憶領域、ロール抑制圧力指令値
記憶領域及びピッチ抑制圧力指令値記憶領域にそれぞれ
記憶されている各圧力指令値PHFL〜PHRR、PL及び
PPを読出し、これらに基づいて下記(1) 〜(4) 式の演
算を行って各圧力制御弁15FL〜15RRに対する圧
力指令値PFL〜PRRを算出する。
の車高調整圧力指令値記憶領域、ロール抑制圧力指令値
記憶領域及びピッチ抑制圧力指令値記憶領域にそれぞれ
記憶されている各圧力指令値PHFL〜PHRR、PL及び
PPを読出し、これらに基づいて下記(1) 〜(4) 式の演
算を行って各圧力制御弁15FL〜15RRに対する圧
力指令値PFL〜PRRを算出する。
【0024】PFL=PHFL−PL+PP …………(1) PFR=PHFR+PL+PP …………(2) PRL=PHRL−PL−PP …………(3) PRR=PHRR+PL−PP …………(4) 次いで、ステップS20に移行して、上記ステップS1
9で算出した圧力指令値PFL〜PRRを出力してからステ
ップS21に移行し所定の制御終了条件を満足するか否
かを判断し、制御終了条件を満足しないときには、前記
ステップS2に戻り、制御終了条件を満足するときに
は、処理を終了する。ここで、制御終了条件としては、
イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に切換
わった後、所定時間が経過したときに設定され、このイ
グニッションスイッチがオフ状態となった後も所定時間
だけ制御装置31の電源の投入状態を自己保持する。
9で算出した圧力指令値PFL〜PRRを出力してからステ
ップS21に移行し所定の制御終了条件を満足するか否
かを判断し、制御終了条件を満足しないときには、前記
ステップS2に戻り、制御終了条件を満足するときに
は、処理を終了する。ここで、制御終了条件としては、
イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に切換
わった後、所定時間が経過したときに設定され、このイ
グニッションスイッチがオフ状態となった後も所定時間
だけ制御装置31の電源の投入状態を自己保持する。
【0025】したがって、今、車両が平坦な路面で停止
しており、横加速度センサ28が正常である状態では、
横加速度センサ28から正の中立電圧VN が加速度検出
値Y G として出力されている。このため、図7のステッ
プS8の処理で、実横加速度検出値YGR(n) が零とな
り、且つ記憶装置32cの所定記憶領域に記憶されてい
る前回の実横加速度検出値YGR(n-1) も同様に零である
ことにより、ステップS11で|YGR(n) −YGR(n-1)
|≦εと判断されるので、ステップS14に移行して、
今回の実横加速度検出値YGR(n) を演算用横加速度検出
値YGOとして更新記憶し、次いでステップS15に移行
して、ロール抑制圧力指令値PLを算出する。このと
き、演算用横加速度検出値YGOが零であるので、ロール
抑制圧力指令値PLも零となる。一方、前後加速度セン
サ29から出力される前後加速度検出値XG も正の中立
電圧VN となるので、ステップS17で算出される実前
後加速度検出値XGR(n) も零となってピッチ抑制圧力指
令値PPも零となり、乗員の乗降又は積載物の積み降ろ
しによる車高変化を抑制する圧力指令値PFL〜PRRが算
出され、これらがD/A変換器35FL〜35RRに出
力されることにより、このD/A変換器35FL〜35
RRから出力される指令電圧VFL〜VRRに対応した励磁
電流IFL〜IRRが制御弁駆動回路33FL〜33RRか
ら圧力制御弁17FL〜17RRの比例ソレノイド17
sに出力され、これら圧力制御弁17FL〜17RRの
制御圧PC が増減して油圧シリンダ15FL〜15RR
の推力が変更されることにより、車高が目標車高に一致
される。
しており、横加速度センサ28が正常である状態では、
横加速度センサ28から正の中立電圧VN が加速度検出
値Y G として出力されている。このため、図7のステッ
プS8の処理で、実横加速度検出値YGR(n) が零とな
り、且つ記憶装置32cの所定記憶領域に記憶されてい
る前回の実横加速度検出値YGR(n-1) も同様に零である
ことにより、ステップS11で|YGR(n) −YGR(n-1)
|≦εと判断されるので、ステップS14に移行して、
今回の実横加速度検出値YGR(n) を演算用横加速度検出
値YGOとして更新記憶し、次いでステップS15に移行
して、ロール抑制圧力指令値PLを算出する。このと
き、演算用横加速度検出値YGOが零であるので、ロール
抑制圧力指令値PLも零となる。一方、前後加速度セン
サ29から出力される前後加速度検出値XG も正の中立
電圧VN となるので、ステップS17で算出される実前
後加速度検出値XGR(n) も零となってピッチ抑制圧力指
令値PPも零となり、乗員の乗降又は積載物の積み降ろ
しによる車高変化を抑制する圧力指令値PFL〜PRRが算
出され、これらがD/A変換器35FL〜35RRに出
力されることにより、このD/A変換器35FL〜35
RRから出力される指令電圧VFL〜VRRに対応した励磁
電流IFL〜IRRが制御弁駆動回路33FL〜33RRか
ら圧力制御弁17FL〜17RRの比例ソレノイド17
sに出力され、これら圧力制御弁17FL〜17RRの
制御圧PC が増減して油圧シリンダ15FL〜15RR
の推力が変更されることにより、車高が目標車高に一致
される。
【0026】すなわち、乗員の乗車(又は降車)によっ
て、車高が低下(又は上昇)したときには、図7の処理
において、ステップS2及びS3を経てステップS4に
移行し、Hi <HS (又はHi >HS )となるので、ス
テップS6(又はステップS5)に移行し、前回の車高
調整圧力指令値PHi(j-1)に所定値ΔHが加算(又は減
算)されることにより、車高調整圧力指令値PHi(j)が
増加(又は減少)し、これに応じて圧力指令値PFL〜P
RRが増加(又は減少)することにより、油圧シリンダ1
5FL〜15RRの内圧が上昇して車高が上昇(又は下
降)され、この車高上昇処理が繰り返されて、車高検出
値Hi が目標車高HS と一致すると車高の上昇(又は減
少)が停止されて、車高が目標車高に維持される。
て、車高が低下(又は上昇)したときには、図7の処理
において、ステップS2及びS3を経てステップS4に
移行し、Hi <HS (又はHi >HS )となるので、ス
テップS6(又はステップS5)に移行し、前回の車高
調整圧力指令値PHi(j-1)に所定値ΔHが加算(又は減
算)されることにより、車高調整圧力指令値PHi(j)が
増加(又は減少)し、これに応じて圧力指令値PFL〜P
RRが増加(又は減少)することにより、油圧シリンダ1
5FL〜15RRの内圧が上昇して車高が上昇(又は下
降)され、この車高上昇処理が繰り返されて、車高検出
値Hi が目標車高HS と一致すると車高の上昇(又は減
少)が停止されて、車高が目標車高に維持される。
【0027】この停止状態から車両を発進させると、前
後加速度センサ29から前後加速度に応じた中立電圧V
N より高い正の電圧でなる前後加速度検出値XG が出力
されることになる。このため、ステップS17の処理に
おいて、実前後加速度検出値XGRが正の値となるので、
ピッチ抑制圧力指令値PPも正の値となり、後輪側の圧
力指令値PRL及びPRRについては、前述した(3) 式及び
(4) 式から明らかなように、車高調整圧力指令値PHRL
及びPHRRにピッチ圧力指令値PPを加算したものとな
り、逆に前輪側の圧力指令値PFL及びPFRについては、
前述した(1) 式及び(2) 式から明らかなように車高調整
圧力指令値PHFL及びPHFRからピッチ圧力指令値PP
を減算したものとなる。このため、後輪側の油圧シリン
ダ15RL及び15RRの推力が増加し、前輪側の油圧
シリンダ15FL及び15RRの推力が減少するので、
車両に生じる加速度によって後輪側が沈み込む所謂スカ
ット現象を抑制して車体をフラットな状態に維持するこ
とができる。
後加速度センサ29から前後加速度に応じた中立電圧V
N より高い正の電圧でなる前後加速度検出値XG が出力
されることになる。このため、ステップS17の処理に
おいて、実前後加速度検出値XGRが正の値となるので、
ピッチ抑制圧力指令値PPも正の値となり、後輪側の圧
力指令値PRL及びPRRについては、前述した(3) 式及び
(4) 式から明らかなように、車高調整圧力指令値PHRL
及びPHRRにピッチ圧力指令値PPを加算したものとな
り、逆に前輪側の圧力指令値PFL及びPFRについては、
前述した(1) 式及び(2) 式から明らかなように車高調整
圧力指令値PHFL及びPHFRからピッチ圧力指令値PP
を減算したものとなる。このため、後輪側の油圧シリン
ダ15RL及び15RRの推力が増加し、前輪側の油圧
シリンダ15FL及び15RRの推力が減少するので、
車両に生じる加速度によって後輪側が沈み込む所謂スカ
ット現象を抑制して車体をフラットな状態に維持するこ
とができる。
【0028】また、車両が定速走行状態から制動状態と
なると、前後加速度センサ29から減速度に応じた中立
電圧VN より低い正の電圧である前後加速度検出値XG
が出力されることになるので、上記とは逆に前輪側の油
圧シリンダ15FL及び15FRの推力が増加され、後
輪側の油圧シリンダ15RL及び15RRの推力が減少
されることから、車両に生じる減速度によって前輪側が
沈み込む所謂ノーズダイブ現象を抑制して車体をフラッ
トな状態に維持することができる。
なると、前後加速度センサ29から減速度に応じた中立
電圧VN より低い正の電圧である前後加速度検出値XG
が出力されることになるので、上記とは逆に前輪側の油
圧シリンダ15FL及び15FRの推力が増加され、後
輪側の油圧シリンダ15RL及び15RRの推力が減少
されることから、車両に生じる減速度によって前輪側が
沈み込む所謂ノーズダイブ現象を抑制して車体をフラッ
トな状態に維持することができる。
【0029】また、車両が直進走行状態から左(又は
右)旋回状態に移行すると、横加速度センサ28から中
立電圧VN より高い(又は低い)正の電圧でなる横加速
度検出値YG が出力されるので、ステップS8で算出さ
れる実横加速度検出値YGRが正(又は負)の値となり、
これに応じてロール抑制圧力指令値PLが正(又は負)
の値となるので、右側の油圧シリンダ15FR及び15
RRの推力が増加(又は減少)され、左側の油圧シリン
ダ15FL及び15RLの推力が減少(又は増加され)
て、車体のロールを抑制して車体をフラットな状態に維
持することができる。
右)旋回状態に移行すると、横加速度センサ28から中
立電圧VN より高い(又は低い)正の電圧でなる横加速
度検出値YG が出力されるので、ステップS8で算出さ
れる実横加速度検出値YGRが正(又は負)の値となり、
これに応じてロール抑制圧力指令値PLが正(又は負)
の値となるので、右側の油圧シリンダ15FR及び15
RRの推力が増加(又は減少)され、左側の油圧シリン
ダ15FL及び15RLの推力が減少(又は増加され)
て、車体のロールを抑制して車体をフラットな状態に維
持することができる。
【0030】ところで、車両の右旋回状態又は直進走行
状態で、横加速度センサ28で例えば断線が発生して、
これから出力される横加速度検出値YG が零となると、
ステップS8で算出される実横加速度検出値YGR(n)が
「−YG0」となって、左急旋回状態を表す値となる。こ
のため、ステップS11の判定結果が、|YGR(n) −Y
GR(n-1) |>εとなるので、ステップS12に移行する
ことになり、異常フラグFA を“1”にセットし、次い
でステップS13に移行して、演算用横加速度検出値Y
GOとして前回の実横加速度検出値YGR(n-1) が採用され
る。この結果、ステップS15で算出されるロール抑制
圧力指令値PLは、横加速度センサ28が異常状態とな
る直前の値に保持される。したがって、車両が右旋回状
態を継続している場合に、油圧シリンダ15FL〜15
RRの内圧が変動することがないので、車体を略フラッ
トな状態を維持することができ、操縦安定性を向上させ
ることができる。
状態で、横加速度センサ28で例えば断線が発生して、
これから出力される横加速度検出値YG が零となると、
ステップS8で算出される実横加速度検出値YGR(n)が
「−YG0」となって、左急旋回状態を表す値となる。こ
のため、ステップS11の判定結果が、|YGR(n) −Y
GR(n-1) |>εとなるので、ステップS12に移行する
ことになり、異常フラグFA を“1”にセットし、次い
でステップS13に移行して、演算用横加速度検出値Y
GOとして前回の実横加速度検出値YGR(n-1) が採用され
る。この結果、ステップS15で算出されるロール抑制
圧力指令値PLは、横加速度センサ28が異常状態とな
る直前の値に保持される。したがって、車両が右旋回状
態を継続している場合に、油圧シリンダ15FL〜15
RRの内圧が変動することがないので、車体を略フラッ
トな状態を維持することができ、操縦安定性を向上させ
ることができる。
【0031】その後は、異常フラグFA が“1”にセッ
トされていることから、ステップS10からステップS
22に移行することになり、前回の演算用横加速度検出
値Y GR(n-1) を今回の演算用横加速度検出値YGR(n) と
して採用することから、図8に示すように、実横加速度
検出値YGR(n) の変化にかかわらず演算用横加速度検出
値YGO(n) が異常状態となる直前の値に固定され、上記
の制御状態を継続して、車体を略フラットな状態に維持
することができる。
トされていることから、ステップS10からステップS
22に移行することになり、前回の演算用横加速度検出
値Y GR(n-1) を今回の演算用横加速度検出値YGR(n) と
して採用することから、図8に示すように、実横加速度
検出値YGR(n) の変化にかかわらず演算用横加速度検出
値YGO(n) が異常状態となる直前の値に固定され、上記
の制御状態を継続して、車体を略フラットな状態に維持
することができる。
【0032】このように、上記第1実施例によると、横
加速度センサ28に異常状態が発生したときに、その直
前の実横加速度検出値YGRを保持するようにしているの
で、横加速度センサ28の異常によって車体の姿勢変化
を生じることがなく、操縦安定性を向上させることがで
きる。なお、上記第1実施例においては、能動型サスペ
ンションに本発明を適用した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、エアサスペンション、
セミアクティブサスペンション等のロール、ピッチ、バ
ウンス時の減衰と剛性を変化可能なサスペンションあれ
ば本発明を適用することができる。このうち、ロール剛
性を可変するサスペンションとしては、図9に示すロー
ル剛性可変スタビライザを適用し得る。このロール剛性
可変スタビライザは、左右の車輪側部材14を構成する
ロアアーム41に固定されブッシュ42を介して一端が
取付けられた連結アクチュエータ43と、この連結アク
チュエータ43の他端に取付けられた左右の車輪側部材
14間に延長するスタビライザ44とを備えている。こ
こで、連結アクチュエータ43は、ロアアーム41に下
端をブッシュ42を介して取付けたシリンダチューブ4
3aと、このシリンダチューブ43a内を上圧力室43
b及び下圧力室43cに画成するピストン43dと、こ
のピストン43dに連結され且つ上端にスタビライザ4
4の端部をブッシュ43eを介して取付けたピストンロ
ッド43fと、上圧力室43b及び下圧力室43c間を
外部で連通する連通路43gに介挿された3ポート2位
置の電磁方向切換弁43hとを備えており、電磁方向切
換弁43hが横加速度センサ28の横加速度検出値YG
が入力されたコントローラ45からの励磁電流によって
切換制御される。そして、電磁方向切換弁43hは、P
ポートが下圧力室43cに、Aポートが上圧力室43b
に、Bポートがアキュムレータ46に接続され、励磁電
流が供給されていないノーマル位置で上圧力室43b及
び下圧力室43cとが連通すると共に、これらの連通路
にアキュムレータ46を接続した状態となり、この状態
で所定値の励磁電流が供給されることにより、オフセッ
ト位置に切換えられ、この状態で上圧力室43b及び下
圧力室43c間を遮断すると共に、アキュムレータ46
を切り離した状態となる。
加速度センサ28に異常状態が発生したときに、その直
前の実横加速度検出値YGRを保持するようにしているの
で、横加速度センサ28の異常によって車体の姿勢変化
を生じることがなく、操縦安定性を向上させることがで
きる。なお、上記第1実施例においては、能動型サスペ
ンションに本発明を適用した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、エアサスペンション、
セミアクティブサスペンション等のロール、ピッチ、バ
ウンス時の減衰と剛性を変化可能なサスペンションあれ
ば本発明を適用することができる。このうち、ロール剛
性を可変するサスペンションとしては、図9に示すロー
ル剛性可変スタビライザを適用し得る。このロール剛性
可変スタビライザは、左右の車輪側部材14を構成する
ロアアーム41に固定されブッシュ42を介して一端が
取付けられた連結アクチュエータ43と、この連結アク
チュエータ43の他端に取付けられた左右の車輪側部材
14間に延長するスタビライザ44とを備えている。こ
こで、連結アクチュエータ43は、ロアアーム41に下
端をブッシュ42を介して取付けたシリンダチューブ4
3aと、このシリンダチューブ43a内を上圧力室43
b及び下圧力室43cに画成するピストン43dと、こ
のピストン43dに連結され且つ上端にスタビライザ4
4の端部をブッシュ43eを介して取付けたピストンロ
ッド43fと、上圧力室43b及び下圧力室43c間を
外部で連通する連通路43gに介挿された3ポート2位
置の電磁方向切換弁43hとを備えており、電磁方向切
換弁43hが横加速度センサ28の横加速度検出値YG
が入力されたコントローラ45からの励磁電流によって
切換制御される。そして、電磁方向切換弁43hは、P
ポートが下圧力室43cに、Aポートが上圧力室43b
に、Bポートがアキュムレータ46に接続され、励磁電
流が供給されていないノーマル位置で上圧力室43b及
び下圧力室43cとが連通すると共に、これらの連通路
にアキュムレータ46を接続した状態となり、この状態
で所定値の励磁電流が供給されることにより、オフセッ
ト位置に切換えられ、この状態で上圧力室43b及び下
圧力室43c間を遮断すると共に、アキュムレータ46
を切り離した状態となる。
【0033】そして、コントローラ45は、横加速度セ
ンサ28の横加速度検出値YG に基づいて実横加速度検
出値YGRを算出し、この実横加速度検出値YGRの絶対値
が所定閾値YTH以上であるか否かを判定し、|YGR|<
YTHであるときには電磁方向切換弁43hに対する励磁
電流の供給を遮断し、|YGR|≧YTHであるときには電
磁方向切換弁43hに対して所定値の励磁電流を出力
し、且つ上記第1実施例のステップS11と同様に、実
横加速度検出値YGRに基づいて横加速度センサ28が異
常であるか否かを判定し、横加速度センサ28が異常と
なったものと判断したときに励磁電流の出力状態を前回
の状態に維持する。
ンサ28の横加速度検出値YG に基づいて実横加速度検
出値YGRを算出し、この実横加速度検出値YGRの絶対値
が所定閾値YTH以上であるか否かを判定し、|YGR|<
YTHであるときには電磁方向切換弁43hに対する励磁
電流の供給を遮断し、|YGR|≧YTHであるときには電
磁方向切換弁43hに対して所定値の励磁電流を出力
し、且つ上記第1実施例のステップS11と同様に、実
横加速度検出値YGRに基づいて横加速度センサ28が異
常であるか否かを判定し、横加速度センサ28が異常と
なったものと判断したときに励磁電流の出力状態を前回
の状態に維持する。
【0034】したがって、車両が直進走行状態であっ
て、横加速度センサ28の横加速度検出値YG が中立電
圧VN であるときには|YGR|<YTHとなって、電磁方
向切換弁43hに励磁電流が供給されないので、この電
磁方向切換弁43hがノーマル位置にある。このため、
連結アクチュエータ43の上圧力室43b及び下圧力室
43c間が連通状態となり、その連通路にアキュムレー
タ46が接続された状態となるので、ピストン43dが
自由移動可能な状態となって、ロアアーム41とスタビ
ライザ44とが切り離されてロール剛性が小さい状態と
なる。このとき、車輪からの路面振動入力が連結アクチ
ュエータ43に伝達されたときには、シリンダチューブ
43aの上下動によって下圧力室43c(又は上圧力室
43b)に圧力上昇を生じて、その上昇分が連通路43
gに流入することになるが、この圧力変動分がアキュム
レータ46で吸収されるので、路面からの振動入力が車
体側部材に伝達されることを防止して良好な乗心地を確
保することができる。この直進走行状態から車両が旋回
状態となって、車体に横加速度が発生し、横加速度セン
サ28から出力される横加速度検出値YG に基づく実横
加速度検出値YGRの絶対値が所定閾値YTH以上となる
と、コントローラ45から所定値の励磁電流が電磁方向
切換弁43hに供給されることにより、この電磁方向切
換弁43hがオフセット位置に切換えられる。このた
め、連結シリンダ43の下圧力室43b及び上圧力室4
3c間の連通路43gが閉塞されると共に、アキュムレ
ータ46とも切り離されることになり、シリンダチュー
ブ43aに対するピストンロッド43fの摺動が停止さ
れて、シリンダチューブ43aとピストンロッド43f
とが一体化され、スタビライザ44によるロール剛性が
高くなって、車体のロールを抑制し、アンチロール効果
を発揮することができる。
て、横加速度センサ28の横加速度検出値YG が中立電
圧VN であるときには|YGR|<YTHとなって、電磁方
向切換弁43hに励磁電流が供給されないので、この電
磁方向切換弁43hがノーマル位置にある。このため、
連結アクチュエータ43の上圧力室43b及び下圧力室
43c間が連通状態となり、その連通路にアキュムレー
タ46が接続された状態となるので、ピストン43dが
自由移動可能な状態となって、ロアアーム41とスタビ
ライザ44とが切り離されてロール剛性が小さい状態と
なる。このとき、車輪からの路面振動入力が連結アクチ
ュエータ43に伝達されたときには、シリンダチューブ
43aの上下動によって下圧力室43c(又は上圧力室
43b)に圧力上昇を生じて、その上昇分が連通路43
gに流入することになるが、この圧力変動分がアキュム
レータ46で吸収されるので、路面からの振動入力が車
体側部材に伝達されることを防止して良好な乗心地を確
保することができる。この直進走行状態から車両が旋回
状態となって、車体に横加速度が発生し、横加速度セン
サ28から出力される横加速度検出値YG に基づく実横
加速度検出値YGRの絶対値が所定閾値YTH以上となる
と、コントローラ45から所定値の励磁電流が電磁方向
切換弁43hに供給されることにより、この電磁方向切
換弁43hがオフセット位置に切換えられる。このた
め、連結シリンダ43の下圧力室43b及び上圧力室4
3c間の連通路43gが閉塞されると共に、アキュムレ
ータ46とも切り離されることになり、シリンダチュー
ブ43aに対するピストンロッド43fの摺動が停止さ
れて、シリンダチューブ43aとピストンロッド43f
とが一体化され、スタビライザ44によるロール剛性が
高くなって、車体のロールを抑制し、アンチロール効果
を発揮することができる。
【0035】この状態で、横加速度センサ28が異常状
態となったときには、コントローラ45で前述した第1
実施例のステップS11と同様の異常判定を行うので、
異常となる直前の実横加速度検出値を採用して処理を続
行するので、アンチロール効果を継続して発揮させるこ
とができ、操縦安定性を向上させることができる。次
に、この発明の第2実施例を図10を伴って説明する。
態となったときには、コントローラ45で前述した第1
実施例のステップS11と同様の異常判定を行うので、
異常となる直前の実横加速度検出値を採用して処理を続
行するので、アンチロール効果を継続して発揮させるこ
とができ、操縦安定性を向上させることができる。次
に、この発明の第2実施例を図10を伴って説明する。
【0036】この第2実施例は、横加速度センサ28が
異常状態となったときに、演算用横加速度検出値YGOと
して異常となる直前の実横加速度検出値YGR(n-1) を保
持し、この状態を所定時間継続した後徐々に演算用横加
速度検出値YGOを零に戻すようにしたものである。すな
わち、図10に示すように、第1実施例における図7の
フローチャートにおけるステップS10の判定結果が異
常フラグFA が“1”にセットされているものであると
きには、ステップS23に移行して所定時間が経過した
か否かを判定し、所定時間が経過していないときには、
前述したステップS22に移行し、所定時間が経過した
ときには、ステップS24に移行して演算用横加速度検
出値YGOが零を中心とする所定の不感帯内となったか否
かを判定し、|YGO|>αであるときには、ステップS
25に移行して、演算用横加速度検出値YGOが正である
か否かを判定し、YGO>0であるときにはステップS2
6に移行して、そのときの演算用横加速度検出値YGOか
ら所定値ΔYを減算した値を新たな演算用横加速度検出
値YGOとして更新記憶してから前述したステップS15
に移行し、YGO<0であるときには、ステップS27に
移行して、そのときの演算用横加速度検出値YGOに所定
値ΔYを加算した値を新たな演算用横加速度検出値YGO
として更新記憶してから前記ステップS15に移行し、
さらにステップS24の判定結果が|YGO|≦αである
ときには、そのままステップS15に移行する。
異常状態となったときに、演算用横加速度検出値YGOと
して異常となる直前の実横加速度検出値YGR(n-1) を保
持し、この状態を所定時間継続した後徐々に演算用横加
速度検出値YGOを零に戻すようにしたものである。すな
わち、図10に示すように、第1実施例における図7の
フローチャートにおけるステップS10の判定結果が異
常フラグFA が“1”にセットされているものであると
きには、ステップS23に移行して所定時間が経過した
か否かを判定し、所定時間が経過していないときには、
前述したステップS22に移行し、所定時間が経過した
ときには、ステップS24に移行して演算用横加速度検
出値YGOが零を中心とする所定の不感帯内となったか否
かを判定し、|YGO|>αであるときには、ステップS
25に移行して、演算用横加速度検出値YGOが正である
か否かを判定し、YGO>0であるときにはステップS2
6に移行して、そのときの演算用横加速度検出値YGOか
ら所定値ΔYを減算した値を新たな演算用横加速度検出
値YGOとして更新記憶してから前述したステップS15
に移行し、YGO<0であるときには、ステップS27に
移行して、そのときの演算用横加速度検出値YGOに所定
値ΔYを加算した値を新たな演算用横加速度検出値YGO
として更新記憶してから前記ステップS15に移行し、
さらにステップS24の判定結果が|YGO|≦αである
ときには、そのままステップS15に移行する。
【0037】この第2実施例によると、横加速度センサ
28に断線、電源異常等の異常状態が発生したときに
は、前述した第1実施例と同様に、ステップS11から
ステップS12に移行して異常フラグFA を“1”にセ
ットし、次いでステップS13に移行して、演算用横加
速度検出値YGOとして前回の実横加速度検出値YGR(n-1
) を採用し、この演算用横加速度検出値YGOに基づいて
ロール抑制圧力指令値PLを算出するので、横加速度セ
ンサ28の異常発生時の操縦安定性を向上させることが
できる。
28に断線、電源異常等の異常状態が発生したときに
は、前述した第1実施例と同様に、ステップS11から
ステップS12に移行して異常フラグFA を“1”にセ
ットし、次いでステップS13に移行して、演算用横加
速度検出値YGOとして前回の実横加速度検出値YGR(n-1
) を採用し、この演算用横加速度検出値YGOに基づいて
ロール抑制圧力指令値PLを算出するので、横加速度セ
ンサ28の異常発生時の操縦安定性を向上させることが
できる。
【0038】そして、異常発生時から所定時間経過した
後にステップS23からステップS24に移行して、演
算用横加速度検出値YGOが零を含む不感帯内であるか否
かを判定し、不感帯内であるときにはそのままステップ
S15に移行して、ロール抑制圧力指令値PLを算出
し、不感帯外であるときにはステップS25に移行し
て、そのときの演算用横加速度検出値YGOが正であるか
負であるかによってステップS26(又はS27)に移
行して演算用横加速度検出値YGOから所定値ΔYを減算
(又は加算)した値を新たな演算用横加速度検出値YGO
として更新記憶してからステップS15に移行して、ロ
ール抑制圧力指令値PLを算出する。この結果、横加速
度センサ28が異常状態となってから所定時間が経過し
た後は、順次所定値ΔYづつ演算用横加速度検出値YGO
が減少して、演算用横加速度検出値Y GOを零に戻すよう
にしているので、車両が旋回状態から直進状態に戻った
ときに車体が傾いたままとなることを防止することがで
きる。
後にステップS23からステップS24に移行して、演
算用横加速度検出値YGOが零を含む不感帯内であるか否
かを判定し、不感帯内であるときにはそのままステップ
S15に移行して、ロール抑制圧力指令値PLを算出
し、不感帯外であるときにはステップS25に移行し
て、そのときの演算用横加速度検出値YGOが正であるか
負であるかによってステップS26(又はS27)に移
行して演算用横加速度検出値YGOから所定値ΔYを減算
(又は加算)した値を新たな演算用横加速度検出値YGO
として更新記憶してからステップS15に移行して、ロ
ール抑制圧力指令値PLを算出する。この結果、横加速
度センサ28が異常状態となってから所定時間が経過し
た後は、順次所定値ΔYづつ演算用横加速度検出値YGO
が減少して、演算用横加速度検出値Y GOを零に戻すよう
にしているので、車両が旋回状態から直進状態に戻った
ときに車体が傾いたままとなることを防止することがで
きる。
【0039】次に、本発明の第3実施例を図11及び図
12について説明する。この第3実施例は、非制御時に
は流体シリンダの圧力を封入する封入機構を備えた能動
型サスペンションに本発明を適用した場合を示す。図1
3において、80FL〜80RRは車輪及び車体間に介挿し
た油圧シリンダ、81FL〜81RRは各油圧シリンダ80
FL〜80RRの作動圧を制御する圧力制御弁、82は油圧
源である。油圧源82は供給配管83及び戻り配管84
を介して圧力制御弁81FL〜81RRの供給,戻りポート
に各々接続され、各圧力制御弁81FL〜81RRの出力ポ
ートが出力配管85を介してシリンダ室に接続されてい
る。各出力配管85には開閉弁としてのパイロット圧作
動形のオペレートチェック弁86FL〜86RRが各々介挿
され、これらチェック弁86FL〜86RRのパイロットポ
ートは配管87により、3ポート2位置の電磁切換弁8
8のシリンダポートAに連通されている。電磁切換弁8
8のポンプポートP及びタンクポートTは供給配管83
及び戻り配管84に接続されている。
12について説明する。この第3実施例は、非制御時に
は流体シリンダの圧力を封入する封入機構を備えた能動
型サスペンションに本発明を適用した場合を示す。図1
3において、80FL〜80RRは車輪及び車体間に介挿し
た油圧シリンダ、81FL〜81RRは各油圧シリンダ80
FL〜80RRの作動圧を制御する圧力制御弁、82は油圧
源である。油圧源82は供給配管83及び戻り配管84
を介して圧力制御弁81FL〜81RRの供給,戻りポート
に各々接続され、各圧力制御弁81FL〜81RRの出力ポ
ートが出力配管85を介してシリンダ室に接続されてい
る。各出力配管85には開閉弁としてのパイロット圧作
動形のオペレートチェック弁86FL〜86RRが各々介挿
され、これらチェック弁86FL〜86RRのパイロットポ
ートは配管87により、3ポート2位置の電磁切換弁8
8のシリンダポートAに連通されている。電磁切換弁8
8のポンプポートP及びタンクポートTは供給配管83
及び戻り配管84に接続されている。
【0040】ここで、油圧シリンダ80FL〜80RRの各
々は、単動式シリンダで構成され、そのシリンダチュー
ブ80aに、ピストン10bにより画成されたシリンダ
室Lを備えシリンダチューブ80aの下端が車輪側部材
に取付けられ、ピストン六度80cの上端が車体側部材
に取付けられている。各シリンダ室Lは、絞り弁92を
介して小容量のサブアキュムレータ93に接続され、圧
力制御弁81FL〜81RRで応答しきれないバネ下共振周
波数域の油圧振動を吸収する。
々は、単動式シリンダで構成され、そのシリンダチュー
ブ80aに、ピストン10bにより画成されたシリンダ
室Lを備えシリンダチューブ80aの下端が車輪側部材
に取付けられ、ピストン六度80cの上端が車体側部材
に取付けられている。各シリンダ室Lは、絞り弁92を
介して小容量のサブアキュムレータ93に接続され、圧
力制御弁81FL〜81RRで応答しきれないバネ下共振周
波数域の油圧振動を吸収する。
【0041】これら油圧シリンダ80FL〜80RRに接続
される各出力配管85のうち、前輪側の配管におけるオ
ペレートチェック弁86FL及び油圧シリンダ18FL間の
途中位置と、オペレートチェック弁86FR及び油圧シリ
ンダ80FRの途中位置とが連通管94Fにより相互に接
続され、この連通管94Fの途中に2つの絞り95FL,
95FRが直列に介挿されている。同様に、後輪側の配管
におけるオペレートチェック弁86RL及び油圧シリンダ
80RL間の途中位置と、オペレートチェック弁86RR及
び油圧シリンダ80RR間の途中位置とが連通管94Rに
より相互に接続され、この連通管94Rの途中に2つの
絞り95RL,95RRが直列に介挿されている。また、前
輪側の連通管94Fにおける絞り95FL及び95FR間の
位置と、後輪側の連通管94Rにおける絞り95RL及び
95RR間の位置とが別の連通管96を介して相互に接続
され、この連通管96の途中に絞り97が介挿されてい
る。ここで、絞り95FL及び95FR並びに95RL及び9
5RRの減衰定数は、ロール制御中に左右輪の油圧を殆ど
干渉させない値に設定されており、また絞り97の減衰
定数は、ピッチ制御中に前後輪の油圧を殆ど干渉させな
い値に設定されている。
される各出力配管85のうち、前輪側の配管におけるオ
ペレートチェック弁86FL及び油圧シリンダ18FL間の
途中位置と、オペレートチェック弁86FR及び油圧シリ
ンダ80FRの途中位置とが連通管94Fにより相互に接
続され、この連通管94Fの途中に2つの絞り95FL,
95FRが直列に介挿されている。同様に、後輪側の配管
におけるオペレートチェック弁86RL及び油圧シリンダ
80RL間の途中位置と、オペレートチェック弁86RR及
び油圧シリンダ80RR間の途中位置とが連通管94Rに
より相互に接続され、この連通管94Rの途中に2つの
絞り95RL,95RRが直列に介挿されている。また、前
輪側の連通管94Fにおける絞り95FL及び95FR間の
位置と、後輪側の連通管94Rにおける絞り95RL及び
95RR間の位置とが別の連通管96を介して相互に接続
され、この連通管96の途中に絞り97が介挿されてい
る。ここで、絞り95FL及び95FR並びに95RL及び9
5RRの減衰定数は、ロール制御中に左右輪の油圧を殆ど
干渉させない値に設定されており、また絞り97の減衰
定数は、ピッチ制御中に前後輪の油圧を殆ど干渉させな
い値に設定されている。
【0042】また、油圧源82は、作動油を貯蔵するリ
ザーバタンク82aと、車両エンジンを回転駆動減とす
る油圧ポンプ82bと、所定のライン圧を設定するリリ
ーフ弁82cと、脈動吸収用のメインアキュムレータ8
2dと、戻り作動油を冷却するオイルクーラ82eとを
備えており、この油圧源82の供給配管82Sが各圧力
制御弁81FL〜81RRの入力側ポート及び電磁方向切換
弁88のポンプポートPに接続され、戻り配管82Rが
圧力制御弁81FL〜81RRの戻り側ポート及び電磁方向
切換弁88のタンクポートTに接続されている。
ザーバタンク82aと、車両エンジンを回転駆動減とす
る油圧ポンプ82bと、所定のライン圧を設定するリリ
ーフ弁82cと、脈動吸収用のメインアキュムレータ8
2dと、戻り作動油を冷却するオイルクーラ82eとを
備えており、この油圧源82の供給配管82Sが各圧力
制御弁81FL〜81RRの入力側ポート及び電磁方向切換
弁88のポンプポートPに接続され、戻り配管82Rが
圧力制御弁81FL〜81RRの戻り側ポート及び電磁方向
切換弁88のタンクポートTに接続されている。
【0043】さらに、オペレートチェック弁86FL〜8
6RRの夫々は、パイロットポートが電磁方向切換弁88
のシリンダポートAに接続され、入力ポートが圧力制御
弁81FL〜81RRの制御圧ポートに、出力ポートが油圧
シリンダ80FL〜80RRに夫々接続され、パイロットポ
ートに供給されるパイロット圧PP が予め設定された大
気圧よりは高いリリーフ圧PP0以下(PP ≦PP0)であ
るときに全閉状態となり、PP >PP0であるときに全開
状態となる。
6RRの夫々は、パイロットポートが電磁方向切換弁88
のシリンダポートAに接続され、入力ポートが圧力制御
弁81FL〜81RRの制御圧ポートに、出力ポートが油圧
シリンダ80FL〜80RRに夫々接続され、パイロットポ
ートに供給されるパイロット圧PP が予め設定された大
気圧よりは高いリリーフ圧PP0以下(PP ≦PP0)であ
るときに全閉状態となり、PP >PP0であるときに全開
状態となる。
【0044】そして、加速度センサ28の加速度検出値
YG 及び各オペレートチェック弁86FL〜86RRの開閉
状態を検出するスイッチ86Aのスイッチ信号OPがコ
ントローラ91に入力され、このコントローラで前述し
た第1実施例と同様の処理を実行してロール抑制圧力指
令値PL、車高調整圧力指令値PHFL〜PHRR、ピッチ
抑制圧力指令値PPを算出して圧力指令値PFL〜PRRを
圧力制御弁81FL〜81RRに出力すると共に、電磁方向
切換弁88を切換制御する切換信号CSを出力する。
YG 及び各オペレートチェック弁86FL〜86RRの開閉
状態を検出するスイッチ86Aのスイッチ信号OPがコ
ントローラ91に入力され、このコントローラで前述し
た第1実施例と同様の処理を実行してロール抑制圧力指
令値PL、車高調整圧力指令値PHFL〜PHRR、ピッチ
抑制圧力指令値PPを算出して圧力指令値PFL〜PRRを
圧力制御弁81FL〜81RRに出力すると共に、電磁方向
切換弁88を切換制御する切換信号CSを出力する。
【0045】次に、本実施例の動作を説明する。最初に
図12の処理を実行する。コントローラ91はその電源
オンで起動し、同図ステップS31においてキースイッ
チ(図示せず)からのスイッチ信号を読み込み、ステッ
プS32においてイグニッションスイッチオンか否かを
判断し、エンジンのオンまでステップS31,S32の
処理を繰り返して待機する。ステップS32にて、エン
ジン・オンの判断のときは引き続いてステップS33に
移行し、各圧力制御弁81FL〜81RRに与える圧力指令
値PFL〜PRRをPFL〜PRR=0に初期設定する。
図12の処理を実行する。コントローラ91はその電源
オンで起動し、同図ステップS31においてキースイッ
チ(図示せず)からのスイッチ信号を読み込み、ステッ
プS32においてイグニッションスイッチオンか否かを
判断し、エンジンのオンまでステップS31,S32の
処理を繰り返して待機する。ステップS32にて、エン
ジン・オンの判断のときは引き続いてステップS33に
移行し、各圧力制御弁81FL〜81RRに与える圧力指令
値PFL〜PRRをPFL〜PRR=0に初期設定する。
【0046】次いでステップS34に移行し、各オペレ
ートチェック弁86FL〜86RRに設けてあるスイッチ8
6A全部からのスイッチ信号OPを各々読み込み、ステ
ップS35に移行する。ステップS35では、ステップ
S34で入力したスイッチ信号OPが全てオフ、即ち4
個のオペレートチェック弁86FL〜86RRが全て閉状態
を保持している始動初期状態か否かを判断する。このス
テップS35の判断結果が始動初期状態である場合には
ステップS36に移行して、電磁切換弁88に供給する
切換制御信号CSをオフとした後、ステップS37,S
38の処理を行う。ステップS37では指令値PFL〜P
RRを徐々に上昇させるために現在の指令値PFL〜PRRの
夫々に所定値ΔPS を加算して新たな指令値PFL〜PRR
を演算し、ステップS38ではステップS37で演算し
た指令値PFL〜PRRを出力する。これにより、各圧力制
御弁81FL〜81RRに指令値PFL〜PRRに対応した指令
電流iが供給される。この後、ステップS34に戻り、
上記処理を繰り返す。
ートチェック弁86FL〜86RRに設けてあるスイッチ8
6A全部からのスイッチ信号OPを各々読み込み、ステ
ップS35に移行する。ステップS35では、ステップ
S34で入力したスイッチ信号OPが全てオフ、即ち4
個のオペレートチェック弁86FL〜86RRが全て閉状態
を保持している始動初期状態か否かを判断する。このス
テップS35の判断結果が始動初期状態である場合には
ステップS36に移行して、電磁切換弁88に供給する
切換制御信号CSをオフとした後、ステップS37,S
38の処理を行う。ステップS37では指令値PFL〜P
RRを徐々に上昇させるために現在の指令値PFL〜PRRの
夫々に所定値ΔPS を加算して新たな指令値PFL〜PRR
を演算し、ステップS38ではステップS37で演算し
た指令値PFL〜PRRを出力する。これにより、各圧力制
御弁81FL〜81RRに指令値PFL〜PRRに対応した指令
電流iが供給される。この後、ステップS34に戻り、
上記処理を繰り返す。
【0047】その処理中に、オペレートチェック弁86
FL〜86RRが全て開状態となり、ステップS35におい
て始動初期状態を過ぎたと判断された場合、ステップS
39,S40の処理を行う。ステップS39ではキース
イッチからのスイッチ信号を読み込み、ステップS40
にてエンジン・オンか否かを判断する。この判断によっ
て、イグニッションスイッチのオン,即ちエンジン・オ
ンが確認された場合、ステップSHに移行して、車高圧
力指令値PHFL〜PHRRを算出する処理を行ってから、
前述したステップS7に移行する。
FL〜86RRが全て開状態となり、ステップS35におい
て始動初期状態を過ぎたと判断された場合、ステップS
39,S40の処理を行う。ステップS39ではキース
イッチからのスイッチ信号を読み込み、ステップS40
にてエンジン・オンか否かを判断する。この判断によっ
て、イグニッションスイッチのオン,即ちエンジン・オ
ンが確認された場合、ステップSHに移行して、車高圧
力指令値PHFL〜PHRRを算出する処理を行ってから、
前述したステップS7に移行する。
【0048】そして、ステップS7〜S14の処理で、
第1実施例と同様の異常判定処理を行うと共に、横加速
度センサ28が正常であるときには、ステップS7〜ス
テップS11を経てステップS14に移行して、現在の
実横加速度検出値YGR(n) を演算用横加速度検出値YGO
として採用してからステップS41に移行して切換制御
信号CSをオン状態としてから前記ステップS15に移
行し、横加速度センサ28が異常状態であるときには、
ステップS13又はS22からステップS42に移行し
て、切換制御信号CSをオフ状態としてからステップS
15に移行し、さらにステップS40の判定結果がエン
ジンがオン状態であるときにもステップS42に移行す
る。
第1実施例と同様の異常判定処理を行うと共に、横加速
度センサ28が正常であるときには、ステップS7〜ス
テップS11を経てステップS14に移行して、現在の
実横加速度検出値YGR(n) を演算用横加速度検出値YGO
として採用してからステップS41に移行して切換制御
信号CSをオン状態としてから前記ステップS15に移
行し、横加速度センサ28が異常状態であるときには、
ステップS13又はS22からステップS42に移行し
て、切換制御信号CSをオフ状態としてからステップS
15に移行し、さらにステップS40の判定結果がエン
ジンがオン状態であるときにもステップS42に移行す
る。
【0049】いま、エンジン停止状態で停車していると
する。この停車状態では電源オフであり、電磁方向切換
弁88に対する切換制御信号CF=オフであるから、電
磁方向切換弁88は非通電時の位置、即ちシリンダポー
トA〜タンクポートT間の開状態を維持している。これ
により各オペレートチェック弁86FL〜86RRのパイロ
ット圧も大気圧であって、該チェック弁86FL〜86RR
が閉じられ、出力配管85が遮断されている。つまり、
各油圧シリンダ80FL〜80RRの作動圧が4輪で平衡し
て封入されている。
する。この停車状態では電源オフであり、電磁方向切換
弁88に対する切換制御信号CF=オフであるから、電
磁方向切換弁88は非通電時の位置、即ちシリンダポー
トA〜タンクポートT間の開状態を維持している。これ
により各オペレートチェック弁86FL〜86RRのパイロ
ット圧も大気圧であって、該チェック弁86FL〜86RR
が閉じられ、出力配管85が遮断されている。つまり、
各油圧シリンダ80FL〜80RRの作動圧が4輪で平衡し
て封入されている。
【0050】この状態からキースイッチをアクセサリ位
置まで回転させるとコントローラ91による制御が開始
され、さらに、イグニッション・オン位置まで回転させ
るとエンジンが始動される。これにより油圧ポンプ82
bが駆動開始するので、ポンプ吐出圧が直ちに規定の値
まで上昇し、リリーフ弁82cで設定されるライン圧が
各圧力制御弁81FL〜81RRに供給される。
置まで回転させるとコントローラ91による制御が開始
され、さらに、イグニッション・オン位置まで回転させ
るとエンジンが始動される。これにより油圧ポンプ82
bが駆動開始するので、ポンプ吐出圧が直ちに規定の値
まで上昇し、リリーフ弁82cで設定されるライン圧が
各圧力制御弁81FL〜81RRに供給される。
【0051】このエンジン始動初期状態では、コントロ
ーラ91はオペレートチェック弁86FL〜86RRの作動
状況をスイッチ信号OPに基づき判断し(図12ステッ
プS34,S35参照)、電磁切換弁88の非通電時の
ノーマル位置を維持させる(図12ステップS36参
照)。しかし、そのオペレートチェック弁86FL〜86
RRのパイロット圧は未だ大気圧であるから、該オペレー
トチェック弁86FL〜86RRは作動しておらず、単にリ
ークが少ないチェック弁としてのみ機能し、シリンダ作
動圧を封入している。これとともに、コントローラ91
は圧力制御弁81FL〜81RRに対する指令電流iを低圧
側から徐々に上昇させる(図12ステップS33,S3
7,S38参照)ので、圧力制御弁81FL〜81RRが出
力する制御圧PC も指令電流iに応じて滑らかに上昇す
る。そして、制御圧>封入シリンダ圧となった時点でオ
ペレートチェック弁86FL〜86RRが開状態となり、シ
リンダ圧の封入が解除されるとともに、封入シリンダ圧
と制御圧PC とがスムーズに繋がる。
ーラ91はオペレートチェック弁86FL〜86RRの作動
状況をスイッチ信号OPに基づき判断し(図12ステッ
プS34,S35参照)、電磁切換弁88の非通電時の
ノーマル位置を維持させる(図12ステップS36参
照)。しかし、そのオペレートチェック弁86FL〜86
RRのパイロット圧は未だ大気圧であるから、該オペレー
トチェック弁86FL〜86RRは作動しておらず、単にリ
ークが少ないチェック弁としてのみ機能し、シリンダ作
動圧を封入している。これとともに、コントローラ91
は圧力制御弁81FL〜81RRに対する指令電流iを低圧
側から徐々に上昇させる(図12ステップS33,S3
7,S38参照)ので、圧力制御弁81FL〜81RRが出
力する制御圧PC も指令電流iに応じて滑らかに上昇す
る。そして、制御圧>封入シリンダ圧となった時点でオ
ペレートチェック弁86FL〜86RRが開状態となり、シ
リンダ圧の封入が解除されるとともに、封入シリンダ圧
と制御圧PC とがスムーズに繋がる。
【0052】このため、例えば長期の停車状態のため、
シリンダリークによって封入シリンダ圧が前回停止時の
値よりも低下していた場合でも、エンジン始動時に車高
が急増するという状態が的確に排除され、乗員に無用な
違和感を与えない。このように制御圧PC が徐々に上昇
して、各輪のオペレートチェック弁86FL〜86RR全て
が開となると、コントローラ91はエンジン始動初期状
態を脱した(図12ステップS35参照)として通常の
制御動作に入る。
シリンダリークによって封入シリンダ圧が前回停止時の
値よりも低下していた場合でも、エンジン始動時に車高
が急増するという状態が的確に排除され、乗員に無用な
違和感を与えない。このように制御圧PC が徐々に上昇
して、各輪のオペレートチェック弁86FL〜86RR全て
が開となると、コントローラ91はエンジン始動初期状
態を脱した(図12ステップS35参照)として通常の
制御動作に入る。
【0053】この通常制御状態では、サスペンションシ
ステムが正常であってエンジン駆動中とすると(図12
ステップS39,S40参照)、電磁切換弁88に対す
る切換制御信号CSをオンにする(図12ステップS4
1参照)。これにより、電磁切換弁88は通電時の切換
位置,即ちシリンダポートA〜ポンプポートP間を連通
させるから、オペレートチェック弁86FL〜86RRのパ
イロット圧配管87の圧力が供給配管85のライン圧
(供給圧)と同じになり、したがって、オペレートチェ
ック弁86FL〜86RRが強制的に開かれ、シリンダ圧が
制御圧PC によって制御される状態になる。
ステムが正常であってエンジン駆動中とすると(図12
ステップS39,S40参照)、電磁切換弁88に対す
る切換制御信号CSをオンにする(図12ステップS4
1参照)。これにより、電磁切換弁88は通電時の切換
位置,即ちシリンダポートA〜ポンプポートP間を連通
させるから、オペレートチェック弁86FL〜86RRのパ
イロット圧配管87の圧力が供給配管85のライン圧
(供給圧)と同じになり、したがって、オペレートチェ
ック弁86FL〜86RRが強制的に開かれ、シリンダ圧が
制御圧PC によって制御される状態になる。
【0054】そして、横加速度検出値YG に応じて車体
の揺動を抑制させるアクティブ姿勢制御可能な状態にな
る(図12ステップS7〜S20参照)。即ち、そのア
クティブ制御が実施されると、旋回時の外輪側のシリン
ダ圧が直進時よりも高められ、内輪側のシリンダ圧が直
進時よりも下げられるから、慣性力に比例したアンチロ
ールモーメントが発生し、ロール角が目標値内に収ま
る。
の揺動を抑制させるアクティブ姿勢制御可能な状態にな
る(図12ステップS7〜S20参照)。即ち、そのア
クティブ制御が実施されると、旋回時の外輪側のシリン
ダ圧が直進時よりも高められ、内輪側のシリンダ圧が直
進時よりも下げられるから、慣性力に比例したアンチロ
ールモーメントが発生し、ロール角が目標値内に収ま
る。
【0055】このロール制御中に、横加速度センサ28
に異常状態が発生すると、前述したようにステップS1
1からステップS12に移行して、異常フラグFA を
“1”にセットすると共に、ステップS13で前回の実
横加速度検出値YGR(n-1) を演算用横加速度検出値YGO
として更新記憶し、この演算用横加速度検出値YGOに基
づいてロール抑制圧力指令値PLを算出することによ
り、アンチロール制御を継続すると共に、ステップS4
2の処理で、電磁方向切換弁88に対する制御信号CS
をオフ状態とするので、電磁切換弁88はノーマル位置
に切換えられ、パイロット圧配管87と戻り側配管82
Rとが連通される。これにより、オペレートチェック弁
86FL〜86RR全てのパイロット圧がほぼ大気圧となる
ので、チェック弁86FL〜86RRは異常発生後、瞬時の
内に閉状態となる。この閉作動により、油圧シリンダ8
0FL〜80RRの異常発生時の作動圧が一時的に封じ込め
られ、その後徐々に、各油圧シリンダ80FL〜80RRの
シリンダ室Lのうち、高い圧力に封じ込められたシリン
ダ室Lの圧力が絞り95FL〜95RR及び97を介して低
い方のシリンダ室Lに向かうことになる。したがって、
車両が旋回状態から直進走行状態に復帰したときには、
各油圧シリンダ80FL〜80RRの圧力が均圧化されて、
車体の姿勢がフラットな状態に保持される。
に異常状態が発生すると、前述したようにステップS1
1からステップS12に移行して、異常フラグFA を
“1”にセットすると共に、ステップS13で前回の実
横加速度検出値YGR(n-1) を演算用横加速度検出値YGO
として更新記憶し、この演算用横加速度検出値YGOに基
づいてロール抑制圧力指令値PLを算出することによ
り、アンチロール制御を継続すると共に、ステップS4
2の処理で、電磁方向切換弁88に対する制御信号CS
をオフ状態とするので、電磁切換弁88はノーマル位置
に切換えられ、パイロット圧配管87と戻り側配管82
Rとが連通される。これにより、オペレートチェック弁
86FL〜86RR全てのパイロット圧がほぼ大気圧となる
ので、チェック弁86FL〜86RRは異常発生後、瞬時の
内に閉状態となる。この閉作動により、油圧シリンダ8
0FL〜80RRの異常発生時の作動圧が一時的に封じ込め
られ、その後徐々に、各油圧シリンダ80FL〜80RRの
シリンダ室Lのうち、高い圧力に封じ込められたシリン
ダ室Lの圧力が絞り95FL〜95RR及び97を介して低
い方のシリンダ室Lに向かうことになる。したがって、
車両が旋回状態から直進走行状態に復帰したときには、
各油圧シリンダ80FL〜80RRの圧力が均圧化されて、
車体の姿勢がフラットな状態に保持される。
【0056】また、電磁切換弁88によって供給配管8
2Sとパイロット圧配管87とが連通されている正常制
御状態であっても、油圧源82の故障に起因して、供給
圧がオペレートチェック弁86FL〜86RRのパイロット
圧基準値PP0よりも低下すると、オペレートチェック弁
86FL〜86RRは自動的に閉状態となる。これがため、
油圧供給系の異常状態が発生した場合でも上述と同様に
次善のサスペンション状態を比較的良好に得る。
2Sとパイロット圧配管87とが連通されている正常制
御状態であっても、油圧源82の故障に起因して、供給
圧がオペレートチェック弁86FL〜86RRのパイロット
圧基準値PP0よりも低下すると、オペレートチェック弁
86FL〜86RRは自動的に閉状態となる。これがため、
油圧供給系の異常状態が発生した場合でも上述と同様に
次善のサスペンション状態を比較的良好に得る。
【0057】さらに、サスペンションシステムが正常な
場合でも、停車してエンジン回転が停止されると、この
状態が検知されて異常発生時と同様に作動圧の封入が行
われる。これにより、エンジン停止に伴う車高低下が確
実に防止されるとともに、エンジン・オフ時の作動圧が
オペレートチェック弁86FL〜86RRにより長時間保持
されて、その車高値が良好に維持される。
場合でも、停車してエンジン回転が停止されると、この
状態が検知されて異常発生時と同様に作動圧の封入が行
われる。これにより、エンジン停止に伴う車高低下が確
実に防止されるとともに、エンジン・オフ時の作動圧が
オペレートチェック弁86FL〜86RRにより長時間保持
されて、その車高値が良好に維持される。
【0058】このような作動において、開閉弁としては
パイロット圧作動形の切換弁を使用し、この切換弁夫々
のパイロット圧を一個の電磁弁でまとめて切り換えるた
め、各輪の開閉弁として電磁弁を使用する場合に比べ
て、電磁ソレノイドの数が減ること、さらにはパイロッ
ト圧切換用電磁弁もパイロット圧(低圧)を形成するだ
けの容量があればよいので、全体としてコンパクトであ
り、省スペース化を推進でき、また製造コストも低減で
きる。同時に、電力消費も少なくなり、バッテリの負担
を軽減できる。
パイロット圧作動形の切換弁を使用し、この切換弁夫々
のパイロット圧を一個の電磁弁でまとめて切り換えるた
め、各輪の開閉弁として電磁弁を使用する場合に比べ
て、電磁ソレノイドの数が減ること、さらにはパイロッ
ト圧切換用電磁弁もパイロット圧(低圧)を形成するだ
けの容量があればよいので、全体としてコンパクトであ
り、省スペース化を推進でき、また製造コストも低減で
きる。同時に、電力消費も少なくなり、バッテリの負担
を軽減できる。
【0059】なお、前記第3実施例において、オペレー
トチェック弁86FL〜86RRの開動作を検出する構成は
スイッチ86Aにより検知する構成に限定されることな
く、例えば制御圧PC >シリンダ圧となってオペレート
チェック弁86FL〜86RRが開き、シリンダ圧が微増す
ることに伴う油圧シリンダ80FL〜80RRのストローク
増を、ストロークセンサで検知することにより行うよう
にしてもよい。
トチェック弁86FL〜86RRの開動作を検出する構成は
スイッチ86Aにより検知する構成に限定されることな
く、例えば制御圧PC >シリンダ圧となってオペレート
チェック弁86FL〜86RRが開き、シリンダ圧が微増す
ることに伴う油圧シリンダ80FL〜80RRのストローク
増を、ストロークセンサで検知することにより行うよう
にしてもよい。
【0060】また、上記第3実施例の開閉弁は前述した
実施例記載のオペレートチェック弁の構造に限定される
ことなく、例えば特開昭63−106132号記載のパ
イロット作動形のスプール式切換弁を使用することもで
きる。さらに、上記第3実施例ではオペレートチェック
弁を適用した場合について説明したが、必ずしも前述し
た実施例記載の構成に限定されることなく、例えばポペ
ット弁及び第1スプリングから成るチェック弁と、パイ
ロット圧を受けるパイロットピストン及び該ピストンに
抗する第2スプリングを有するプッシュ機構とを備えた
弁であって、パイロットピストンがパイロット圧から受
ける力が第2スプリングより大きくなったときに、その
パイロットピストンがポペット弁を押して、それまでパ
イロット弁にて閉鎖していた両ポートを開ける構成のも
のであってもよい。
実施例記載のオペレートチェック弁の構造に限定される
ことなく、例えば特開昭63−106132号記載のパ
イロット作動形のスプール式切換弁を使用することもで
きる。さらに、上記第3実施例ではオペレートチェック
弁を適用した場合について説明したが、必ずしも前述し
た実施例記載の構成に限定されることなく、例えばポペ
ット弁及び第1スプリングから成るチェック弁と、パイ
ロット圧を受けるパイロットピストン及び該ピストンに
抗する第2スプリングを有するプッシュ機構とを備えた
弁であって、パイロットピストンがパイロット圧から受
ける力が第2スプリングより大きくなったときに、その
パイロットピストンがポペット弁を押して、それまでパ
イロット弁にて閉鎖していた両ポートを開ける構成のも
のであってもよい。
【0061】さらにまた、上記各実施例では、横加速度
センサ28の異常状態を検出する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、前後加速度セン
サ、上下加速度センサ等の加速度センサはもとより、操
舵角センサ、車速センサ、車高センサ等の車両の走行状
態を検出するセンサの異常状態を検出するようにしても
よく、これらの異常状態発生時に前回の検出値を維持す
るようにすればよい。
センサ28の異常状態を検出する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、前後加速度セン
サ、上下加速度センサ等の加速度センサはもとより、操
舵角センサ、車速センサ、車高センサ等の車両の走行状
態を検出するセンサの異常状態を検出するようにしても
よく、これらの異常状態発生時に前回の検出値を維持す
るようにすればよい。
【0062】なおさらに、上記各実施例では、作動流体
として作動油を適用した場合について説明したが、これ
のみに限定されることなく、例えば空気を使用するもの
であってもよい。コントローラはイグニッション・オン
の状態で起動するようにしてもよい。またコントローラ
は、マイクロコンピュータ以外の論理回路及びアナログ
電子回路により構成してもよい。
として作動油を適用した場合について説明したが、これ
のみに限定されることなく、例えば空気を使用するもの
であってもよい。コントローラはイグニッション・オン
の状態で起動するようにしてもよい。またコントローラ
は、マイクロコンピュータ以外の論理回路及びアナログ
電子回路により構成してもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用サスペンションによれば、車両の走行状態を検出する
走行状態検出手段の異常を検出する異常検出手段と、該
異常検出手段で異常を検出したときに前記走行状態検出
手段の走行状態検出値として直前の走行状態検出値に固
定する検出値固定手段とを設けた構成としたため、制御
手段で、走行状態検出手段が異常となる直前の走行状態
検出値に基づいて車両のロール運動、ピッチ運動、バウ
ンス運動等の揺動を抑制するアクチュエータを制御する
ことができ、走行状態検出手段の異常による車両の制御
態様の変化を防止することができ、安定した走行状態を
確保することができる効果が得られる。
用サスペンションによれば、車両の走行状態を検出する
走行状態検出手段の異常を検出する異常検出手段と、該
異常検出手段で異常を検出したときに前記走行状態検出
手段の走行状態検出値として直前の走行状態検出値に固
定する検出値固定手段とを設けた構成としたため、制御
手段で、走行状態検出手段が異常となる直前の走行状態
検出値に基づいて車両のロール運動、ピッチ運動、バウ
ンス運動等の揺動を抑制するアクチュエータを制御する
ことができ、走行状態検出手段の異常による車両の制御
態様の変化を防止することができ、安定した走行状態を
確保することができる効果が得られる。
【図1】図1は本発明のクレーム対応図である。
【図2】図2は本発明における第1実施例の全体構成を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図3】図3は圧力制御弁の励磁電流と制御圧との関係
を示す特性線図である。
を示す特性線図である。
【図4】図4は横加速度センサの出力特性を示す特性線
図である。
図である。
【図5】図5は前後加速度センサの出力特性を示す特性
線図である。
線図である。
【図6】図6はコントローラの一例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図7】図7はコントローラの処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】図8は実横加速度検出値及び演算用実横加速度
検出値の変化を表す特性線図である。
検出値の変化を表す特性線図である。
【図9】図9は本発明に適用し得るロール剛性可変スタ
ビライザの一例を示す概略構成図である。
ビライザの一例を示す概略構成図である。
【図10】図10は本発明における第2実施例における
処理手順の一例を示すフローチャートである。
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】図11は本発明における第3実施例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図12】図12は第3実施例におけるコントローラの
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
11FL〜11RR 能動型サスペンション 15FL〜15RR 油圧シリンダ 17FL〜17RR 圧力制御弁 28 横加速度センサ 29 前後加速度センサ 30FL〜30RR 車高センサ 32 マイクロコンピュータ 43 連結アクチュエータ 44 スタビライザ 80FL〜80RR 油圧シリンダ 81FL〜81RR 圧力制御弁 82 油圧源 86FL〜86RR オペレートチェック弁 91 コントローラ 95FL〜95RR,97 絞り
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のロール運動、ピッチ運動、バウン
ス運動等の揺動を抑制するアクチュエータと、車両の走
行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状態検出
手段の走行状態検出値に基づいて前記アクチュエータを
制御する制御手段とを備えた車両用サスペンションにお
いて、前記走行状態検出手段の異常を検出する異常検出
手段と、該異常検出手段で異常を検出したときに前記走
行状態検出手段の走行状態検出値として直前の走行状態
検出値に固定する検出値固定手段とを備えたことを特徴
とする車両用サスペンション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25653491A JPH0592713A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両用サスペンシヨン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25653491A JPH0592713A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両用サスペンシヨン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592713A true JPH0592713A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17293964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25653491A Pending JPH0592713A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両用サスペンシヨン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592713A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0939541A (ja) * | 1995-07-27 | 1997-02-10 | Isuzu Motors Ltd | 空気ばね式懸架機構の制御装置 |
| JP2009508752A (ja) * | 2005-09-22 | 2009-03-05 | プジョー シトロエン オートモビル エス アー | サスペンション制御装置、同装置を具備する車両、実現方法およびプログラム |
| JP2017165341A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 株式会社ショーワ | 車高調整装置 |
| WO2017164052A1 (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 複合センサ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63188511A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-04 | Nissan Motor Co Ltd | 能動型サスペンシヨン |
| JPH02144209A (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-04 | Nissan Motor Co Ltd | 能動型サスペンション |
| JPH0370619A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-26 | Toyota Motor Corp | サスペンション制御装置 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP25653491A patent/JPH0592713A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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Cited By (6)
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| JPWO2017164052A1 (ja) * | 2016-03-24 | 2019-02-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 複合センサ |
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