JPH0519340A - カメラのフイルム巻き上げ方法 - Google Patents
カメラのフイルム巻き上げ方法Info
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- JPH0519340A JPH0519340A JP3257102A JP25710291A JPH0519340A JP H0519340 A JPH0519340 A JP H0519340A JP 3257102 A JP3257102 A JP 3257102A JP 25710291 A JP25710291 A JP 25710291A JP H0519340 A JPH0519340 A JP H0519340A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- motor
- winding
- spool
- frame
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- Pending
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フィルムの巻上げ時に安定な給送速度でフィル
ムを巻き上げることができるカメラのフィルム巻き上げ
方法を提供する。 【構成】フィルム巻上げが完了するまでの間に、巻き上
げによってフィルムがパトローネスプール3aに巻き締
まることを防ぐように、パトローネスプール3aを送り
出し方向に回転させ、安定な給送速度でフィルムを巻上
げる。
ムを巻き上げることができるカメラのフィルム巻き上げ
方法を提供する。 【構成】フィルム巻上げが完了するまでの間に、巻き上
げによってフィルムがパトローネスプール3aに巻き締
まることを防ぐように、パトローネスプール3aを送り
出し方向に回転させ、安定な給送速度でフィルムを巻上
げる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パトローネスプールを
送り出し方向に回転させてフィルムをパトローネから外
へ送り出すように構成されたフィルムパトローネを使用
するカメラのフィルム巻き上げ方法に関する。
送り出し方向に回転させてフィルムをパトローネから外
へ送り出すように構成されたフィルムパトローネを使用
するカメラのフィルム巻き上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,832,275号公報
に、現在の135型フィルムパトローネとは異なる方式
のものが示されている。すなわち、このフィルムパトロ
ーネでは、当初フィルムの先端がパトローネから外へ露
出しておらず、カメラへ装填した後にパトローネスプー
ルを送り出し方向に回転させるとフィルムがパトローネ
から外へ押し出される。
に、現在の135型フィルムパトローネとは異なる方式
のものが示されている。すなわち、このフィルムパトロ
ーネでは、当初フィルムの先端がパトローネから外へ露
出しておらず、カメラへ装填した後にパトローネスプー
ルを送り出し方向に回転させるとフィルムがパトローネ
から外へ押し出される。
【0003】すでに本発明者は、特願平1−27956
0号によりこの種のフィルムパトローネを装填するカメ
ラの巻き上げ・巻き戻し装置を提案している。図8は、
この装置を概要を示す斜視図である。 この装置では、
1台のフィルム給送モータ1によって、駆動機構2を介
してパトローネ3のスプール3aを駆動するとともに、
駆動機構4を介してカメラの巻取りスプール5を駆動す
る。これらの駆動機構2および駆動機構4のギア比は、
フィルム6の送り出し速度が巻取りスプール5の周速よ
りも遅くなるように設定されている。初期巻き上げ時、
すなわちフィルム6がパトローネ3から送り出されて巻
取りスプール5へ巻き付くまでは、フィルム6は巻取り
スプール5の周速よりも遅く送り出され、これによって
フィルム6は確実に巻取りスプール5へ巻き付く。フィ
ルム6の先端が巻取りスプール5へ巻き付いた後も両ス
プール3a,5は同じギア比で駆動されるので、フィル
ム6はパトローネスプール3aによってパトローネ3か
ら送り出されるのではなく、巻取りスプール5によって
パトローネ3から引き出される。
0号によりこの種のフィルムパトローネを装填するカメ
ラの巻き上げ・巻き戻し装置を提案している。図8は、
この装置を概要を示す斜視図である。 この装置では、
1台のフィルム給送モータ1によって、駆動機構2を介
してパトローネ3のスプール3aを駆動するとともに、
駆動機構4を介してカメラの巻取りスプール5を駆動す
る。これらの駆動機構2および駆動機構4のギア比は、
フィルム6の送り出し速度が巻取りスプール5の周速よ
りも遅くなるように設定されている。初期巻き上げ時、
すなわちフィルム6がパトローネ3から送り出されて巻
取りスプール5へ巻き付くまでは、フィルム6は巻取り
スプール5の周速よりも遅く送り出され、これによって
フィルム6は確実に巻取りスプール5へ巻き付く。フィ
ルム6の先端が巻取りスプール5へ巻き付いた後も両ス
プール3a,5は同じギア比で駆動されるので、フィル
ム6はパトローネスプール3aによってパトローネ3か
ら送り出されるのではなく、巻取りスプール5によって
パトローネ3から引き出される。
【0004】ところで、このフィルムパトローネ3で
は、初期送り出し時にパトローネスプール3aの回転に
ともなってフィルム6がパトローネ3内で外側に広がっ
てからパトローネ3の外へ出ていく。つまり、パトロー
ネスプール3aに対してフィルム6が巻き緩んだ状態に
なっている。初期巻き上げ時にフィルム6の先端が巻取
りスプール5へ巻き付いた後も、パトローネ3内のフィ
ルム6はしばらくはこの巻き緩んだ状態にあり、撮影後
の1駒送りが行なわれる度にパトローネ3内のフィルム
6はスプール3aに徐々に巻き締まっていく。これは、
上述したようにフィルム6の送り出し速度が巻取りスプ
ール5の周速より遅くなるように駆動機構2,4のギア
比が設定されているためである。そして、引き続いて撮
影・1駒送りが繰り返されると、パトローネ3内のフィ
ルム6は完全にスプール3aに巻き締まり、これ以後、
パトローネスプール3aは駆動機構2を介して駆動され
るのではなく、パトローネ3から引き出されるフィルム
6によって駆動される。このときのパトローネスプール
3aの回転速度は駆動機構2を介して駆動される速度よ
りも早くなり、フォーク7を介して駆動機構2の各ギア
の回転速度が増速される。この結果、駆動機構2内の一
方向クラッチ8が切り離し状態になり、モータ1による
回転と引き出されるフィルム6による回転との回転速度
差が吸収される。
は、初期送り出し時にパトローネスプール3aの回転に
ともなってフィルム6がパトローネ3内で外側に広がっ
てからパトローネ3の外へ出ていく。つまり、パトロー
ネスプール3aに対してフィルム6が巻き緩んだ状態に
なっている。初期巻き上げ時にフィルム6の先端が巻取
りスプール5へ巻き付いた後も、パトローネ3内のフィ
ルム6はしばらくはこの巻き緩んだ状態にあり、撮影後
の1駒送りが行なわれる度にパトローネ3内のフィルム
6はスプール3aに徐々に巻き締まっていく。これは、
上述したようにフィルム6の送り出し速度が巻取りスプ
ール5の周速より遅くなるように駆動機構2,4のギア
比が設定されているためである。そして、引き続いて撮
影・1駒送りが繰り返されると、パトローネ3内のフィ
ルム6は完全にスプール3aに巻き締まり、これ以後、
パトローネスプール3aは駆動機構2を介して駆動され
るのではなく、パトローネ3から引き出されるフィルム
6によって駆動される。このときのパトローネスプール
3aの回転速度は駆動機構2を介して駆動される速度よ
りも早くなり、フォーク7を介して駆動機構2の各ギア
の回転速度が増速される。この結果、駆動機構2内の一
方向クラッチ8が切り離し状態になり、モータ1による
回転と引き出されるフィルム6による回転との回転速度
差が吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような巻き上げ・
巻き戻し装置によってフィルムの巻き上げを行なうとき
に、フィルムがパトローネスプールに巻き締まるまでを
「巻き上げ前期」、巻き締まった後を「巻き上げ後期」
と呼んで区別すると、これら巻き上げ前期と後期との切
り替わる時点は、パトローネの寸法やギア比などによっ
て変化する。例えば、36枚撮りパトローネでは、切り
替わり時点が第10駒付近になったり、第15駒付近に
なったりする。
巻き戻し装置によってフィルムの巻き上げを行なうとき
に、フィルムがパトローネスプールに巻き締まるまでを
「巻き上げ前期」、巻き締まった後を「巻き上げ後期」
と呼んで区別すると、これら巻き上げ前期と後期との切
り替わる時点は、パトローネの寸法やギア比などによっ
て変化する。例えば、36枚撮りパトローネでは、切り
替わり時点が第10駒付近になったり、第15駒付近に
なったりする。
【0006】ところで、上述したように巻き上げ前期に
は、フィルム6は巻取りスプール5によってパトローネ
3から引き出されており、モータ1によって駆動される
パトローネスプール3aはパトローネ3内のフィルム6
を巻き緩めようとするだけなので、駆動機構2を介して
パトローネスプール3aを駆動するモータ1の負荷は小
さい。
は、フィルム6は巻取りスプール5によってパトローネ
3から引き出されており、モータ1によって駆動される
パトローネスプール3aはパトローネ3内のフィルム6
を巻き緩めようとするだけなので、駆動機構2を介して
パトローネスプール3aを駆動するモータ1の負荷は小
さい。
【0007】一方、巻き上げ後期には、一方向クラッチ
8によって同クラッチ8からパトローネスプール3aま
でが切り離し状態になるので、モータ1の駆動機構2に
対する負荷はさらに小さくなる。ところがこのとき、パ
トローネスプール3aに巻き締まったフィルム6によっ
て同スプール3aから一方向クラッチ8までが駆動さ
れ、これらは巻取りスプール5および駆動機構4を介し
てモータ1の負荷になる。
8によって同クラッチ8からパトローネスプール3aま
でが切り離し状態になるので、モータ1の駆動機構2に
対する負荷はさらに小さくなる。ところがこのとき、パ
トローネスプール3aに巻き締まったフィルム6によっ
て同スプール3aから一方向クラッチ8までが駆動さ
れ、これらは巻取りスプール5および駆動機構4を介し
てモータ1の負荷になる。
【0008】このように、巻き上げ前期と後期のモータ
1の負荷を総合的に見ると、モータ1の負荷は巻き上げ
後期の方が前期より大きくなる。この巻き上げ途中での
モータ負荷の増加はその回転速度を低下させ、これによ
ってフィルム給送速度が低下する。 特に、寿命に近い
電池を用いていたとき、巻き上げ初期には負荷が軽いた
めに異常なく作動していても、巻き上げ後期に巻き上げ
速度が異常に低下して撮影の続行に支障を来すおそれが
ある。
1の負荷を総合的に見ると、モータ1の負荷は巻き上げ
後期の方が前期より大きくなる。この巻き上げ途中での
モータ負荷の増加はその回転速度を低下させ、これによ
ってフィルム給送速度が低下する。 特に、寿命に近い
電池を用いていたとき、巻き上げ初期には負荷が軽いた
めに異常なく作動していても、巻き上げ後期に巻き上げ
速度が異常に低下して撮影の続行に支障を来すおそれが
ある。
【0009】従って、従来の巻き上げ・巻き戻し装置に
よってフィルムの巻き上げを行なうと、カメラの操作性
および信頼性が低下する上に、巻き上げ時にフィルム上
に情報を記録する場合には不安定な巻き上げ速度によっ
て情報記録密度が変動し、記録情報の信頼性が損なわれ
るという問題がある。
よってフィルムの巻き上げを行なうと、カメラの操作性
および信頼性が低下する上に、巻き上げ時にフィルム上
に情報を記録する場合には不安定な巻き上げ速度によっ
て情報記録密度が変動し、記録情報の信頼性が損なわれ
るという問題がある。
【0010】本発明の目的は、フィルム巻上げ時に安定
な給送速度でフィルムを巻き上げることができるカメラ
のフィルム巻き上げ方法を提供することにある。
な給送速度でフィルムを巻き上げることができるカメラ
のフィルム巻き上げ方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1およ
び図2に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、パ
トローネスプール3aを送り出し方向に回転させてパト
ローネ3からフィルム6を送り出すとともに、撮影ごと
にカメラの巻取りスプール5によってフィルム6を巻き
取るカメラのフィルム巻き上げ方法に適用され、全撮影
駒の撮影が終了するまでの間に巻き上げによってフィル
ムがパトローネスプール3aに巻き締まることを防ぐよ
うにパトローネスプール3aを送り出し方向に回転させ
ることにより、上記目的が達成される。
び図2に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、パ
トローネスプール3aを送り出し方向に回転させてパト
ローネ3からフィルム6を送り出すとともに、撮影ごと
にカメラの巻取りスプール5によってフィルム6を巻き
取るカメラのフィルム巻き上げ方法に適用され、全撮影
駒の撮影が終了するまでの間に巻き上げによってフィル
ムがパトローネスプール3aに巻き締まることを防ぐよ
うにパトローネスプール3aを送り出し方向に回転させ
ることにより、上記目的が達成される。
【0012】なお、上記課題を解決する手段の項では、
本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが、
これにより本発明が実施例に限定されるものではない。
本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが、
これにより本発明が実施例に限定されるものではない。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の全体構成を示すブ
ロック図、図2は本発明に係るカメラの巻き上げ・巻き
戻し機構部を示す斜視図である。まず、図2によりカメ
ラの巻き上げ・巻き戻し機構部について説明する。な
お、従来例を示す図8と同様な機器に対しては同符号を
付して説明を省略する。10は第1のモータであり、第
1の駆動機構11を介してパトローネスプール3aを駆
動する。この第1の駆動機構11は、第1のモータ10
の回転軸に固着されたギア10aと、ギア12a,遊星
腕12bおよび遊星ギア12cからなる遊星機構12
と、フィルム送り出し時に遊星ギア12cと歯合するギ
ア13と、フィルム巻き戻し時に遊星ギア12cと歯合
するギア14と、パトローネスプール駆動用ギア15
と、このギア15に固着されるフォーク7とから構成さ
れる。
ロック図、図2は本発明に係るカメラの巻き上げ・巻き
戻し機構部を示す斜視図である。まず、図2によりカメ
ラの巻き上げ・巻き戻し機構部について説明する。な
お、従来例を示す図8と同様な機器に対しては同符号を
付して説明を省略する。10は第1のモータであり、第
1の駆動機構11を介してパトローネスプール3aを駆
動する。この第1の駆動機構11は、第1のモータ10
の回転軸に固着されたギア10aと、ギア12a,遊星
腕12bおよび遊星ギア12cからなる遊星機構12
と、フィルム送り出し時に遊星ギア12cと歯合するギ
ア13と、フィルム巻き戻し時に遊星ギア12cと歯合
するギア14と、パトローネスプール駆動用ギア15
と、このギア15に固着されるフォーク7とから構成さ
れる。
【0014】17は第2のモータであり、第2の駆動機
構18を介して巻取りスプール5を駆動する。この第2
の駆動機構18は、第2のモータ17の回転軸に固着さ
れたギア17aと、ギア列19と、ギア20a,遊星腕
20bおよび遊星ギア20cからなる第2の遊星機構2
0と、ギア21,22と、巻取りスプール5と一体に回
転するスプールギア23とから構成される。
構18を介して巻取りスプール5を駆動する。この第2
の駆動機構18は、第2のモータ17の回転軸に固着さ
れたギア17aと、ギア列19と、ギア20a,遊星腕
20bおよび遊星ギア20cからなる第2の遊星機構2
0と、ギア21,22と、巻取りスプール5と一体に回
転するスプールギア23とから構成される。
【0015】16はフィルム押し圧ローラであり、不図
示のばねにより付勢されて巻取りスプール5に押圧され
る。フィルム6の先端が巻取りスプール5へ達すると、
このフィルム押し圧ローラ16により先端が巻取りスプ
ール5へ押しつけられ、巻取りスプール5へフィルム6
が巻き付く。そして、巻取りスプール5の回転によりフ
ィルム6が巻き上げられる。
示のばねにより付勢されて巻取りスプール5に押圧され
る。フィルム6の先端が巻取りスプール5へ達すると、
このフィルム押し圧ローラ16により先端が巻取りスプ
ール5へ押しつけられ、巻取りスプール5へフィルム6
が巻き付く。そして、巻取りスプール5の回転によりフ
ィルム6が巻き上げられる。
【0016】24は、フィルム6の給送量を検出する光
電式のフィルムエンコーダである。フィルム6が検出ロ
ーラ24aを通過すると同ローラ24aが回転し、これ
によって検出ローラ24aに取り付けられたスリット板
24bも回転する。スリット板24bは、投受光器が一
体に形成される光電変換器24cの光線をその回転速度
に比例して断続的に遮断する。光電変換器24cは、ス
リット板24bの回転により生成される光パルス信号を
電気パルス信号に変換して出力する。
電式のフィルムエンコーダである。フィルム6が検出ロ
ーラ24aを通過すると同ローラ24aが回転し、これ
によって検出ローラ24aに取り付けられたスリット板
24bも回転する。スリット板24bは、投受光器が一
体に形成される光電変換器24cの光線をその回転速度
に比例して断続的に遮断する。光電変換器24cは、ス
リット板24bの回転により生成される光パルス信号を
電気パルス信号に変換して出力する。
【0017】25は、光電式のスプールエンコーダであ
り、フォーク7およびギア15を介してパトローネスプ
ール3aの回転角度を検出する。上述したフィルムエン
コーダ24と同様にパトローネスプール3aが回転する
とフォーク7およびギア15を介してギア25aが回転
し、このギア25aに取り付けられたスリット板25b
も回転する。スリット板25bは、回転にともない光電
変換器25cの光線をその回転速度に比例して断続的に
遮蔽する。光電変換器25cは、スリット板25bの回
転によって生成される光パルス信号を電気パルス信号に
変換して出力する。
り、フォーク7およびギア15を介してパトローネスプ
ール3aの回転角度を検出する。上述したフィルムエン
コーダ24と同様にパトローネスプール3aが回転する
とフォーク7およびギア15を介してギア25aが回転
し、このギア25aに取り付けられたスリット板25b
も回転する。スリット板25bは、回転にともない光電
変換器25cの光線をその回転速度に比例して断続的に
遮蔽する。光電変換器25cは、スリット板25bの回
転によって生成される光パルス信号を電気パルス信号に
変換して出力する。
【0018】次に、図2に示す巻き上げ・巻き戻し機構
部の動作を説明する。フィルムパトローネ3がカメラに
装填されると、パトローネスプール3aのスプライン3
bがフォーク7の凹部に嵌合する。フィルム6の送り出
し時は、第1のモータ10を図示のF1方向、すなわち
フィルム6の送り出し方向に回転させると、ギア12a
が時計方向に駆動されるのにともなって遊星腕12bが
時計方向に揺動し、遊星ギア12cがギア13と噛み合
う。これによって、第1のモータ10の回転は、ギア1
0a→ギア12a→遊星ギア12c→ギア13→ギア1
5の順に伝達され、パトローネスプール3aが反時計方
向に駆動されてフィルム6がフィルムパトローネ3から
外へ送り出される。
部の動作を説明する。フィルムパトローネ3がカメラに
装填されると、パトローネスプール3aのスプライン3
bがフォーク7の凹部に嵌合する。フィルム6の送り出
し時は、第1のモータ10を図示のF1方向、すなわち
フィルム6の送り出し方向に回転させると、ギア12a
が時計方向に駆動されるのにともなって遊星腕12bが
時計方向に揺動し、遊星ギア12cがギア13と噛み合
う。これによって、第1のモータ10の回転は、ギア1
0a→ギア12a→遊星ギア12c→ギア13→ギア1
5の順に伝達され、パトローネスプール3aが反時計方
向に駆動されてフィルム6がフィルムパトローネ3から
外へ送り出される。
【0019】フィルム6の先端がフィルムエンコーダ2
4を通過したことが同エンコーダ24により検出される
と、第2のモータ17が図示のF2方向、すなわちフィ
ルム巻き上げ方向に回転を開始する。第2のモータ17
の回転は、ギア17aおよびギア列19を介してギア2
0aに伝達される。ギア20aは反時計方向に回転し、
これによって遊星腕20bも反時計方向に揺動する。こ
の結果、遊星ギア20cはギア21と噛み合う。すなわ
ち、第2のモータ17の回転は、ギア17a→ギア列1
9→ギア20a→遊星ギア20c→ギア21→ギア22
→スプールギア23の順に伝達され、スプールギア23
に固着された巻取りスプール5がフィルム巻き上げ方向
に回転する。そして、フィルム押し圧ローラ16によっ
てフィルム6の先端が巻取りスプール5に圧着され、フ
ィルム6は巻取りスプール5に巻き付く。なおこのと
き、フィルム6を巻取りスプール5へ確実に巻き付ける
ために、フィルム6の送り出し速度VFは、後述する制
御回路によって巻取りスプール5の周速度VSよりもわ
ずかに遅くなるように制御される。
4を通過したことが同エンコーダ24により検出される
と、第2のモータ17が図示のF2方向、すなわちフィ
ルム巻き上げ方向に回転を開始する。第2のモータ17
の回転は、ギア17aおよびギア列19を介してギア2
0aに伝達される。ギア20aは反時計方向に回転し、
これによって遊星腕20bも反時計方向に揺動する。こ
の結果、遊星ギア20cはギア21と噛み合う。すなわ
ち、第2のモータ17の回転は、ギア17a→ギア列1
9→ギア20a→遊星ギア20c→ギア21→ギア22
→スプールギア23の順に伝達され、スプールギア23
に固着された巻取りスプール5がフィルム巻き上げ方向
に回転する。そして、フィルム押し圧ローラ16によっ
てフィルム6の先端が巻取りスプール5に圧着され、フ
ィルム6は巻取りスプール5に巻き付く。なおこのと
き、フィルム6を巻取りスプール5へ確実に巻き付ける
ために、フィルム6の送り出し速度VFは、後述する制
御回路によって巻取りスプール5の周速度VSよりもわ
ずかに遅くなるように制御される。
【0020】次に、フィルム巻き戻し時は、第1のモー
タ10を図示のR1方向、すなわち巻き戻し方向に回転
させると、ギア12aが反時計方向に駆動されるのにと
もなって遊星腕12bも反時計方向に揺動し、遊星ギア
12cはギア14と噛み合う。これによって、第1のモ
ータ10の回転はギア10a→ギア12a→遊星ギア1
2c→ギア14→ギア15の順に伝達され、パトローネ
スプール3aが時計方向に駆動されてフィルム6がフィ
ルムパトローネ3へ巻き戻される。
タ10を図示のR1方向、すなわち巻き戻し方向に回転
させると、ギア12aが反時計方向に駆動されるのにと
もなって遊星腕12bも反時計方向に揺動し、遊星ギア
12cはギア14と噛み合う。これによって、第1のモ
ータ10の回転はギア10a→ギア12a→遊星ギア1
2c→ギア14→ギア15の順に伝達され、パトローネ
スプール3aが時計方向に駆動されてフィルム6がフィ
ルムパトローネ3へ巻き戻される。
【0021】なお、フィルム巻き戻しに先立ち後述する
制御回路によって第2のモータ17を図示R2方向へ一
定時間起動し、遊星腕20bを時計方向に揺動させて遊
星ギア20cとギア21との噛み合いを外す動作が行な
われる。これによって、フィルム巻き戻し時に、第2の
モータ17が第1のモータ10によって回されるのを防
止できる。
制御回路によって第2のモータ17を図示R2方向へ一
定時間起動し、遊星腕20bを時計方向に揺動させて遊
星ギア20cとギア21との噛み合いを外す動作が行な
われる。これによって、フィルム巻き戻し時に、第2の
モータ17が第1のモータ10によって回されるのを防
止できる。
【0022】次に、図1により本発明のカメラの巻き上
げ・巻き戻し装置の全体構成を説明する。なお、図2に
示す機構部と同様な構成機器に対しては同符号を付して
説明を省略する。31は第1のモータ10を駆動する駆
動回路、32は第2のモータ17を駆動する駆動回路、
T1〜T2はタイマ、C1はフィルム巻き上げ駒数をカ
ウントするフィルムカウンタである。33は測光装置で
あり、撮影画面内を測光して輝度情報を出力する。34
は測距装置であり、不図示の撮影光学系の焦点調節状態
を検出して焦点検出情報を出力する。35は撮影制御装
置であり、シャッター機構部および絞り機構部を制御す
る。
げ・巻き戻し装置の全体構成を説明する。なお、図2に
示す機構部と同様な構成機器に対しては同符号を付して
説明を省略する。31は第1のモータ10を駆動する駆
動回路、32は第2のモータ17を駆動する駆動回路、
T1〜T2はタイマ、C1はフィルム巻き上げ駒数をカ
ウントするフィルムカウンタである。33は測光装置で
あり、撮影画面内を測光して輝度情報を出力する。34
は測距装置であり、不図示の撮影光学系の焦点調節状態
を検出して焦点検出情報を出力する。35は撮影制御装
置であり、シャッター機構部および絞り機構部を制御す
る。
【0023】さらに、SW1はシャッターレリーズ半押
し時にオンするスイッチであり、SW2はシャッターレ
リーズ全押し時にオンするスイッチである。36は、制
御回路であり、マイクロコンピュータおよびその周辺部
品から構成され、後述するフィルム巻き上げ・巻き戻し
制御プログラムを実行してフィルム6の巻き上げ・巻き
戻しを行なう。
し時にオンするスイッチであり、SW2はシャッターレ
リーズ全押し時にオンするスイッチである。36は、制
御回路であり、マイクロコンピュータおよびその周辺部
品から構成され、後述するフィルム巻き上げ・巻き戻し
制御プログラムを実行してフィルム6の巻き上げ・巻き
戻しを行なう。
【0024】次に、この実施例の巻き上げ・巻き戻し装
置によるフィルム巻き上げ方法を説明する。この実施例
では、各撮影駒の撮影後に1駒送りを行なうとき、第2
のモータ17を駆動して巻取りスプール5によりフィル
ム6を巻き上げると同時に、第1のモータ10を駆動し
てパトローネスプール3aを所定量F3方向へ回転さ
せ、パトローネ3内でフィルム6がパトローネスプール
3aに対して常に巻き緩んだ状態を保持する。
置によるフィルム巻き上げ方法を説明する。この実施例
では、各撮影駒の撮影後に1駒送りを行なうとき、第2
のモータ17を駆動して巻取りスプール5によりフィル
ム6を巻き上げると同時に、第1のモータ10を駆動し
てパトローネスプール3aを所定量F3方向へ回転さ
せ、パトローネ3内でフィルム6がパトローネスプール
3aに対して常に巻き緩んだ状態を保持する。
【0025】図3は、初期巻き上げが終了した時点、す
なわち、装填されたフィルム6をパトローネ3から送り
出し、巻取りスプール5に巻き付けて第1駒目を所定の
撮影位置に位置合わせ完了した時点でのパトローネ3内
のフィルム6の状態を示す。なお、同図においては、フ
ィルム6の厚みを無視して厚み方向の中心線によりフィ
ルム6を示す。
なわち、装填されたフィルム6をパトローネ3から送り
出し、巻取りスプール5に巻き付けて第1駒目を所定の
撮影位置に位置合わせ完了した時点でのパトローネ3内
のフィルム6の状態を示す。なお、同図においては、フ
ィルム6の厚みを無視して厚み方向の中心線によりフィ
ルム6を示す。
【0026】また、この実施例では、フィルム6の初期
巻き上げ時に第1および第2のモータ10,17を次の
ように制御する。パトローネ3が装填された後、第1の
モータ10をフィルム送り出し方向に起動してフィルム
6を送り出し、その先端が巻取りスプール5に達したら
第1のモータ10を停止する。次に、第2のモータ17
を起動してフィルム6をパトローネ3から引き出し、第
1駒目が所定の撮影位置に達したら第2のモータ17を
停止する。従って、パトローネ3内のフィルム6は、第
1のモータ10を駆動終了した時点では完全に巻き緩ん
でいるが、その後、第2のモータ17を駆動するときは
第1のモータ10が駆動されないので、第2のモータ1
7を駆動終了した時点ではわずかにパトローネスプール
3aに巻き締まった状態、すなわちパトローネ3内のフ
ィルム6の最外径はやや小さくなった状態となる。
巻き上げ時に第1および第2のモータ10,17を次の
ように制御する。パトローネ3が装填された後、第1の
モータ10をフィルム送り出し方向に起動してフィルム
6を送り出し、その先端が巻取りスプール5に達したら
第1のモータ10を停止する。次に、第2のモータ17
を起動してフィルム6をパトローネ3から引き出し、第
1駒目が所定の撮影位置に達したら第2のモータ17を
停止する。従って、パトローネ3内のフィルム6は、第
1のモータ10を駆動終了した時点では完全に巻き緩ん
でいるが、その後、第2のモータ17を駆動するときは
第1のモータ10が駆動されないので、第2のモータ1
7を駆動終了した時点ではわずかにパトローネスプール
3aに巻き締まった状態、すなわちパトローネ3内のフ
ィルム6の最外径はやや小さくなった状態となる。
【0027】この初期巻き上げ終了時のパトローネスプ
ール3aとフィルム6の最内径部との隙間が全撮影駒の
撮影終了まで変わらないように、撮影後の1駒送りを行
なう度にパトローネスプール3aを送り出し方向に回転
させる。つまり、フォーク7の回転角度を制御する。
ール3aとフィルム6の最内径部との隙間が全撮影駒の
撮影終了まで変わらないように、撮影後の1駒送りを行
なう度にパトローネスプール3aを送り出し方向に回転
させる。つまり、フォーク7の回転角度を制御する。
【0028】図3において、フィルム6が螺旋状にきっ
ちりと巻き重なっているとすると、フィルム6の送り出
し点Aから角度θ(ラジアン)の位置における最外周フ
ィルムの厚み中央の半径rは次式で示される。 r=r1−(θ/2π)・t ・・・(1) L=r1・θ−(t/4π)θ2 ・・・(2) ここで、r1:点Aでの最外周フィルムの厚み中央の半
径 L:点Aからθの間の最外周フィルム長さ t:フィルムの厚み π:円周率
ちりと巻き重なっているとすると、フィルム6の送り出
し点Aから角度θ(ラジアン)の位置における最外周フ
ィルムの厚み中央の半径rは次式で示される。 r=r1−(θ/2π)・t ・・・(1) L=r1・θ−(t/4π)θ2 ・・・(2) ここで、r1:点Aでの最外周フィルムの厚み中央の半
径 L:点Aからθの間の最外周フィルム長さ t:フィルムの厚み π:円周率
【0029】上記(2)式をθ≧0を条件にθについて
解くと、 θ=(2π/t)・(r1−(r12−(tL/π))1/2) ・・・(3) が得られる。図3から明らかなように、1駒送り時にフ
ィルム6を長さLだけ引き出すと同時にパトローネスプ
ール3aをθだけF3方向に回転させれば、パトローネ
スプール3aとフィルム6の最内径部との隙間の大きさ
は変化しない。例えば、初期巻き上げ後に第1駒目を露
光し、1駒送りを行なって第2駒目を所定の撮影位置に
位置合わせするときは、L=画面ピッチPとして(3)
式から角度θを求め、このθだけ第1のモータ10を駆
動してフォーク7、すなわちパトローネスプール3aを
回転させればよい。同様に、第n駒目の露光後の1駒送
り時に、フォーク7を回転させるべき角度θnは(3)
式を用いて次式により求められる。 θn=θ(L=P・n)−θ(L=P・(n−1)) ・・・(4) ここで、θ(L=P・n)は(3)式をL=P・nとし
て求めたθを表す。同様にθ(L=P・(n−1))は
(3)式をL=P・(n−1)として求めたθを表す。
解くと、 θ=(2π/t)・(r1−(r12−(tL/π))1/2) ・・・(3) が得られる。図3から明らかなように、1駒送り時にフ
ィルム6を長さLだけ引き出すと同時にパトローネスプ
ール3aをθだけF3方向に回転させれば、パトローネ
スプール3aとフィルム6の最内径部との隙間の大きさ
は変化しない。例えば、初期巻き上げ後に第1駒目を露
光し、1駒送りを行なって第2駒目を所定の撮影位置に
位置合わせするときは、L=画面ピッチPとして(3)
式から角度θを求め、このθだけ第1のモータ10を駆
動してフォーク7、すなわちパトローネスプール3aを
回転させればよい。同様に、第n駒目の露光後の1駒送
り時に、フォーク7を回転させるべき角度θnは(3)
式を用いて次式により求められる。 θn=θ(L=P・n)−θ(L=P・(n−1)) ・・・(4) ここで、θ(L=P・n)は(3)式をL=P・nとし
て求めたθを表す。同様にθ(L=P・(n−1))は
(3)式をL=P・(n−1)として求めたθを表す。
【0030】図4は、フィルムの巻き上げ・巻き戻しを
制御するメインプログラムを示すフローチャートであ
る。このフローチャートにより巻き上げ・巻き戻し動作
を説明する。制御回路36は、フィルムパトローネ3が
装填されてカメラの裏蓋が閉じられるとこのプログラム
の実行を開始する。まず、ステップS1において、スイ
ッチSW1によってシャッターレリーズが半押しされた
かどうかを判別し、半押しされるまで同ステップを繰り
返す。半押しされるとステップS2へ進み、図5に示す
初期巻き上げサブルーチンを実行する。
制御するメインプログラムを示すフローチャートであ
る。このフローチャートにより巻き上げ・巻き戻し動作
を説明する。制御回路36は、フィルムパトローネ3が
装填されてカメラの裏蓋が閉じられるとこのプログラム
の実行を開始する。まず、ステップS1において、スイ
ッチSW1によってシャッターレリーズが半押しされた
かどうかを判別し、半押しされるまで同ステップを繰り
返す。半押しされるとステップS2へ進み、図5に示す
初期巻き上げサブルーチンを実行する。
【0031】図5のステップS20において、第1のモ
ータ10をフィルム送り出し方向F1に起動してフィル
ム6の送り出しを開始する。続くステップS21で、フ
ィルムエンコーダ24によりフィルム6の先端が巻取り
スプール5に達するまで給送されたかどうかを判別し、
達するまで同ステップを繰り返す。フィルム6の先端が
巻取りスプール5に達するとステップS22へ進み、第
1のモータ10を停止する。次にステップS23で、第
1のモータ17を巻き上げ方向F2に起動してフィルム
6の巻き上げを開始する。ステップS24では、フィル
ムエンコーダ24によってフィルム6の第1駒目が所定
の撮影位置まで達したかどうかを判別し、達するまで同
ステップを繰り返す。第1駒目が撮影位置に達するとス
テップS25へ進み、第2のモータ17を停止する。そ
して、ステップS26で、フィルムカウンタC1に
「1」を設定してメインプログラムへリターンする。
ータ10をフィルム送り出し方向F1に起動してフィル
ム6の送り出しを開始する。続くステップS21で、フ
ィルムエンコーダ24によりフィルム6の先端が巻取り
スプール5に達するまで給送されたかどうかを判別し、
達するまで同ステップを繰り返す。フィルム6の先端が
巻取りスプール5に達するとステップS22へ進み、第
1のモータ10を停止する。次にステップS23で、第
1のモータ17を巻き上げ方向F2に起動してフィルム
6の巻き上げを開始する。ステップS24では、フィル
ムエンコーダ24によってフィルム6の第1駒目が所定
の撮影位置まで達したかどうかを判別し、達するまで同
ステップを繰り返す。第1駒目が撮影位置に達するとス
テップS25へ進み、第2のモータ17を停止する。そ
して、ステップS26で、フィルムカウンタC1に
「1」を設定してメインプログラムへリターンする。
【0032】初期巻き上げが終了すると図4のステップ
S3へ進み、スイッチSW1によってシャターレイーズ
が半押しされたかどうかを判別し、半押しされるまで同
ステップを繰り返す。シャッターレリーズが半押しされ
るとステップS4へ進み、測距装置34および測光装置
33によって測距・測光動作を行なう。次に、ステップ
S5では、スイッチSW2によってシャッターレリーズ
が全押しされたかどうかを判別し、全押しされるまでス
テップS3〜S5を繰り返す。シャッターレリーズが全
押しされるとステップS6へ進み、撮影制御装置35に
より撮影動作を行なう。
S3へ進み、スイッチSW1によってシャターレイーズ
が半押しされたかどうかを判別し、半押しされるまで同
ステップを繰り返す。シャッターレリーズが半押しされ
るとステップS4へ進み、測距装置34および測光装置
33によって測距・測光動作を行なう。次に、ステップ
S5では、スイッチSW2によってシャッターレリーズ
が全押しされたかどうかを判別し、全押しされるまでス
テップS3〜S5を繰り返す。シャッターレリーズが全
押しされるとステップS6へ進み、撮影制御装置35に
より撮影動作を行なう。
【0033】第1駒目の撮影終了後のステップS7にお
いて、図6に示す1駒送りサブルーチンを実行する。図
6のステップS70において、上述した(4)式にフィ
ルムカウンタC1の駒数nを代入してフォーク7の所用
回転角θnを算出する。そして、ステップS71で第2
のモータ17を巻き上げ方向F2に起動し、さらにステ
ップS72で第1のモータ10を送り出し方向F1に起
動する。続くステップS73では、フィルムエンコーダ
24により1駒分のフィルム給送が完了したかどうかを
判別し、完了していればステップS74へ進んで第2の
モータ17を停止するとともに、フラグM2をセットす
る。次にステップS75において、スプールエンコーダ
25によりフォーク7が上記ステップで算出した所用回
転角θnだけ回転を完了したかどうかを判別し、完了し
ていればステップS76へ進んで第1のモータ10を停
止するとともに、フラグM1をセットする。続くステッ
プS77では、フラグM1,M2が共にセットされてい
るかどうか、すなわち1駒分のフィルム給送およびフォ
ーク7の回転が完了したかどうかを判別し、いずれかが
完了していなければ再びステップS73へ戻り、どちら
も完了していればステップS78へ進む。ステップS7
8でフラグM1,M2をリセットし、さらにステップS
79でフィルムカウンタC1をインクリメントしてメイ
ンプログラムへリターンする。
いて、図6に示す1駒送りサブルーチンを実行する。図
6のステップS70において、上述した(4)式にフィ
ルムカウンタC1の駒数nを代入してフォーク7の所用
回転角θnを算出する。そして、ステップS71で第2
のモータ17を巻き上げ方向F2に起動し、さらにステ
ップS72で第1のモータ10を送り出し方向F1に起
動する。続くステップS73では、フィルムエンコーダ
24により1駒分のフィルム給送が完了したかどうかを
判別し、完了していればステップS74へ進んで第2の
モータ17を停止するとともに、フラグM2をセットす
る。次にステップS75において、スプールエンコーダ
25によりフォーク7が上記ステップで算出した所用回
転角θnだけ回転を完了したかどうかを判別し、完了し
ていればステップS76へ進んで第1のモータ10を停
止するとともに、フラグM1をセットする。続くステッ
プS77では、フラグM1,M2が共にセットされてい
るかどうか、すなわち1駒分のフィルム給送およびフォ
ーク7の回転が完了したかどうかを判別し、いずれかが
完了していなければ再びステップS73へ戻り、どちら
も完了していればステップS78へ進む。ステップS7
8でフラグM1,M2をリセットし、さらにステップS
79でフィルムカウンタC1をインクリメントしてメイ
ンプログラムへリターンする。
【0034】1駒送りを終えると図4のステップS8に
おいて、最終駒の撮影が終了したかどうかを判別し、終
了していなければステップS3へ戻り次の撮影駒に対し
て上述した処理を行なう。最終駒の撮影が終了するとス
テップS9へ進み、図7に示す巻き戻しサブルーチンを
実行する。図7のステップS90でタイマT1をスター
トさせ、続くステップS91で第2のモータ17を巻き
戻し方向R2に起動する。これは、上述したように、フ
ィルム巻き戻し時に第2のモータ17が第1のモータ1
0の負荷とならないように遊星ギア20cとギア21と
の噛み合いを外すためである。従って、タイマT1に
は、遊星ギア20cとギア21との噛み合いが確実に外
れるだけの時間が設定される。ステップS92で、この
タイマT1がタイムアップするまで第2のモータ17の
駆動を継続し、タイムアップ後、ステップS93へ進ん
で第2のモータ17を停止する。次に、ステップS94
で、第1のモータ10を巻き戻し方向R1に起動してフ
ィルム6の巻き戻しを開始する。そして、ステップS9
5において、フィルムエンコーダ24からのパルス信号
があるかどうかを判別し、パルス信号がなくなるまで同
ステップを繰り返す。パルス信号がなくなればステップ
S96へ進み、タイマT2をスタートさせる。すなわ
ち、フィルム6の先端がフィルムエンコーダ24を通過
して出力信号がなくなったらタイマT2をスタートさ
せ、ステップS97でタイマT2がタイムアップするま
での所定時間T2だけ第1のモータ10の巻き戻し駆動
を継続し、フィルム6を完全にパトローネ3へ巻き戻
す。ステップS97でタイマT2がタイムアップしたら
ステップS98へ進み、第1のモータ10を停止してメ
インプログラムへリターンする。以上の出力を終えると
プログラムの実行を終了する。
おいて、最終駒の撮影が終了したかどうかを判別し、終
了していなければステップS3へ戻り次の撮影駒に対し
て上述した処理を行なう。最終駒の撮影が終了するとス
テップS9へ進み、図7に示す巻き戻しサブルーチンを
実行する。図7のステップS90でタイマT1をスター
トさせ、続くステップS91で第2のモータ17を巻き
戻し方向R2に起動する。これは、上述したように、フ
ィルム巻き戻し時に第2のモータ17が第1のモータ1
0の負荷とならないように遊星ギア20cとギア21と
の噛み合いを外すためである。従って、タイマT1に
は、遊星ギア20cとギア21との噛み合いが確実に外
れるだけの時間が設定される。ステップS92で、この
タイマT1がタイムアップするまで第2のモータ17の
駆動を継続し、タイムアップ後、ステップS93へ進ん
で第2のモータ17を停止する。次に、ステップS94
で、第1のモータ10を巻き戻し方向R1に起動してフ
ィルム6の巻き戻しを開始する。そして、ステップS9
5において、フィルムエンコーダ24からのパルス信号
があるかどうかを判別し、パルス信号がなくなるまで同
ステップを繰り返す。パルス信号がなくなればステップ
S96へ進み、タイマT2をスタートさせる。すなわ
ち、フィルム6の先端がフィルムエンコーダ24を通過
して出力信号がなくなったらタイマT2をスタートさ
せ、ステップS97でタイマT2がタイムアップするま
での所定時間T2だけ第1のモータ10の巻き戻し駆動
を継続し、フィルム6を完全にパトローネ3へ巻き戻
す。ステップS97でタイマT2がタイムアップしたら
ステップS98へ進み、第1のモータ10を停止してメ
インプログラムへリターンする。以上の出力を終えると
プログラムの実行を終了する。
【0035】以上述べたように、フィルム6の第1駒目
が所定の撮影位置にセットされたときのフィルム6の最
内径部とパトローネスプール3aとの隙間の大きさを変
えないように、各撮影駒の露光終了後の1駒送りを行な
う度にフォーク回転角θnを算出し、その角度θnだけ
回転するように第1のモータ10をフィルム送り出し方
向に駆動するので、全撮影駒の撮影が終了するまでの間
にフィルム巻き上げによってフィルム6がパトローネス
プール3aに巻き締まることがなく、従って、全撮影駒
の撮影が終了するまで第2のモータ17の負荷はほぼ一
定になり、フィルム巻き上げ速度が安定してカメラの操
作性および信頼性が向上する。
が所定の撮影位置にセットされたときのフィルム6の最
内径部とパトローネスプール3aとの隙間の大きさを変
えないように、各撮影駒の露光終了後の1駒送りを行な
う度にフォーク回転角θnを算出し、その角度θnだけ
回転するように第1のモータ10をフィルム送り出し方
向に駆動するので、全撮影駒の撮影が終了するまでの間
にフィルム巻き上げによってフィルム6がパトローネス
プール3aに巻き締まることがなく、従って、全撮影駒
の撮影が終了するまで第2のモータ17の負荷はほぼ一
定になり、フィルム巻き上げ速度が安定してカメラの操
作性および信頼性が向上する。
【0036】また、上記実施例では、1駒送り時に巻取
りスプール5によってフィルム6を巻き上げると同時に
フォーク7を回転させるので、1駒送り時間が長くなら
ず合理的なフィルム巻き上げを行なうことができる。
りスプール5によってフィルム6を巻き上げると同時に
フォーク7を回転させるので、1駒送り時間が長くなら
ず合理的なフィルム巻き上げを行なうことができる。
【0037】さらに、撮影後の1駒送り時に、フィルム
に種々の撮影情報を磁気的または光学的に記録または再
生するカメラにおいては、上述した巻き上げ方法によれ
ば巻き上げ中のフィルム給送速度が安定するので、情報
記録または再生時の信頼性が向上する。
に種々の撮影情報を磁気的または光学的に記録または再
生するカメラにおいては、上述した巻き上げ方法によれ
ば巻き上げ中のフィルム給送速度が安定するので、情報
記録または再生時の信頼性が向上する。
【0038】なお、上記実施例では、フィルムの1駒送
り時に同時にフォーク7を回転させたが、1駒送りの前
または後にフォーク7を回転させてもよい。
り時に同時にフォーク7を回転させたが、1駒送りの前
または後にフォーク7を回転させてもよい。
【0039】さらに、上記実施例では、フィルムの1駒
送り時にフォーク7を(4)式によって算出された回転
角θnだけ回転させたが、このような方法に限定され
ず、全撮影駒の撮影が終了するまでフィルム6がパトロ
ーネスプール3aに対して巻き緩んだ状態を維持できる
方法であればどのような方法でもよい。例えば、1駒送
り毎にフォーク7を回転させず、数駒送り毎にまとめて
回転させてもよい。また、全撮影駒の撮影が終了するま
での間に少なくとも1回まとめてフォーク7を回転さ
せ、巻き締まらないようにしてもよい。
送り時にフォーク7を(4)式によって算出された回転
角θnだけ回転させたが、このような方法に限定され
ず、全撮影駒の撮影が終了するまでフィルム6がパトロ
ーネスプール3aに対して巻き緩んだ状態を維持できる
方法であればどのような方法でもよい。例えば、1駒送
り毎にフォーク7を回転させず、数駒送り毎にまとめて
回転させてもよい。また、全撮影駒の撮影が終了するま
での間に少なくとも1回まとめてフォーク7を回転さ
せ、巻き締まらないようにしてもよい。
【0040】また、上記実施例ではパトローネスプール
と巻取りスプールとをそれぞれ別のモータにより駆動し
たが、1台のモータによって両スプールを駆動する場合
でも本発明を適用できる。すなわち、パトローネスプー
ルの駆動機構の中に変速機構および電磁クラッチを設
け、通常は上述したと同様にフィルム送り出し速度が巻
取りスプールの周速よりも遅くなる側のギア比でパトロ
ーネスプールを駆動する。そして、初期巻上げ以後、1
駒送り毎にあるいは数駒送り毎に電磁クラッチによって
送り出し速度が早くなるギア比に切り換えてパトローネ
スプールを駆動し、フィルムがパトローネスプールに巻
き締らないようにしてもよい。あるいは、パトローネス
プール駆動機構中に変速機構および電磁クラッチを設け
ず、巻取りスプール駆動機構にクラッチを設け、1駒送
りあるいは数駒送り毎の前または後にクラッチにより巻
取りスプールを切り離してパトローネスプールだけを送
り出し方向に駆動してもよい。
と巻取りスプールとをそれぞれ別のモータにより駆動し
たが、1台のモータによって両スプールを駆動する場合
でも本発明を適用できる。すなわち、パトローネスプー
ルの駆動機構の中に変速機構および電磁クラッチを設
け、通常は上述したと同様にフィルム送り出し速度が巻
取りスプールの周速よりも遅くなる側のギア比でパトロ
ーネスプールを駆動する。そして、初期巻上げ以後、1
駒送り毎にあるいは数駒送り毎に電磁クラッチによって
送り出し速度が早くなるギア比に切り換えてパトローネ
スプールを駆動し、フィルムがパトローネスプールに巻
き締らないようにしてもよい。あるいは、パトローネス
プール駆動機構中に変速機構および電磁クラッチを設け
ず、巻取りスプール駆動機構にクラッチを設け、1駒送
りあるいは数駒送り毎の前または後にクラッチにより巻
取りスプールを切り離してパトローネスプールだけを送
り出し方向に駆動してもよい。
【0041】図6に示す1駒送りサブルーチンでは、フ
ィルムの1駒送り時に同時にフォーク7を回転させた
が、フィルムの1駒送り完了後にフォーク7を回転させ
る方法を図9のフローチャートにより説明する。図9の
ステップS101で、第2のモータ17を巻上げ方向F
2に起動し、続くステップS102で、フィルムエンコ
ーダー24により1駒分のフィルム給送が完了したか否
かを判別し、完了したらステップS103へ進んで、第
2のモータ17を停止する。ステップS104で、上述
した(4)式にフィルムカウンタC1の駒数nを代入し
てフォーク7の所要回転角θnを算出し、続くステップ
S105で、第1のモータ10を送り出し方向F1に起
動する。ステップS106で、スプールエンコーダー2
5によりフォーク7が上記ステップで算出した所要回転
角θnだけ回転したか否かを判別し、回転が完了したら
ステップS107へ進んで、第1のモータ10を停止す
る。ステップS108で、フィルムカウンタC1をイン
クリメントしてメインプログラムへリターンする。
ィルムの1駒送り時に同時にフォーク7を回転させた
が、フィルムの1駒送り完了後にフォーク7を回転させ
る方法を図9のフローチャートにより説明する。図9の
ステップS101で、第2のモータ17を巻上げ方向F
2に起動し、続くステップS102で、フィルムエンコ
ーダー24により1駒分のフィルム給送が完了したか否
かを判別し、完了したらステップS103へ進んで、第
2のモータ17を停止する。ステップS104で、上述
した(4)式にフィルムカウンタC1の駒数nを代入し
てフォーク7の所要回転角θnを算出し、続くステップ
S105で、第1のモータ10を送り出し方向F1に起
動する。ステップS106で、スプールエンコーダー2
5によりフォーク7が上記ステップで算出した所要回転
角θnだけ回転したか否かを判別し、回転が完了したら
ステップS107へ進んで、第1のモータ10を停止す
る。ステップS108で、フィルムカウンタC1をイン
クリメントしてメインプログラムへリターンする。
【0042】また、フィルムの1駒送り前にフォーク7
を回転させることもできる。この場合、フィルムがパト
ローネ3に密着して外側に巻き広がっているときは、そ
れ以上パトローネスプール3aを回転できないので、例
えば、最初の数駒分は1駒送り時にフォーク7を回転さ
せないで駒送りを行ない、フィルムがパトローネ3内で
緩い巻き状態になってから、毎回の1駒送り前にフォー
ク7を回転させる。
を回転させることもできる。この場合、フィルムがパト
ローネ3に密着して外側に巻き広がっているときは、そ
れ以上パトローネスプール3aを回転できないので、例
えば、最初の数駒分は1駒送り時にフォーク7を回転さ
せないで駒送りを行ない、フィルムがパトローネ3内で
緩い巻き状態になってから、毎回の1駒送り前にフォー
ク7を回転させる。
【0043】なお上述したように、1駒送りごとにフォ
ーク7を回転させず、数駒送りごとにまとめてフォーク
7を回転させる場合は、次のようにする。まず、予めフ
ォーク7を回転させる単位駒数を決定する。さらに、そ
の駒数に応じたフォーク回転角θ’を上述した方法によ
り算出する。例えば、単位駒数を4駒とし、4駒送りご
とにフォーク7を回転させるのであれば、1駒送りごと
にフィルムカウンタC1のカウント値が予め決定した単
位駒数の倍数、ここでは4の倍数であるかどうかを判定
し、判定の結果が肯定されたときに算出したフォーク回
転角θ’だけフォーク7を回転させる。
ーク7を回転させず、数駒送りごとにまとめてフォーク
7を回転させる場合は、次のようにする。まず、予めフ
ォーク7を回転させる単位駒数を決定する。さらに、そ
の駒数に応じたフォーク回転角θ’を上述した方法によ
り算出する。例えば、単位駒数を4駒とし、4駒送りご
とにフォーク7を回転させるのであれば、1駒送りごと
にフィルムカウンタC1のカウント値が予め決定した単
位駒数の倍数、ここでは4の倍数であるかどうかを判定
し、判定の結果が肯定されたときに算出したフォーク回
転角θ’だけフォーク7を回転させる。
【0044】上記実施例では、押出し式パトローネを例
に上げて説明したが、パトローネの形式は上記実施例に
限定されなく、例えば一般の135型パトローネの巻上
げ時にも本発明を応用することができる。すなわち、上
述したように巻上げにともなってパトローネスプールを
回転させ、フィルムがパトローネスプールに巻き締らな
いようにすればよい。
に上げて説明したが、パトローネの形式は上記実施例に
限定されなく、例えば一般の135型パトローネの巻上
げ時にも本発明を応用することができる。すなわち、上
述したように巻上げにともなってパトローネスプールを
回転させ、フィルムがパトローネスプールに巻き締らな
いようにすればよい。
【0045】以上の実施例では、撮影ごとにフィルムを
フィルムパトローネから引出し、カメラの巻取りスプー
ルに巻上げるノーマルワインド方式のカメラに応用した
例を示したが、このようなカメラに限定されなく、カメ
ラの巻取りスプールへ連続的にフィルムを巻上げる次の
ような場合にも本発明を応用することができる。 (1)撮影に先だっていったんすべてのフィルムをカメ
ラの巻取りスプールへ巻上げ、撮影ごとにフィルムパト
ローネへ巻き戻すプリワインド方式のカメラにおける初
期巻上げ。 (2)撮影駒ごとにフィルム上の磁気トラックに撮影済
み情報などの撮影に関する情報を記録するカメラにおい
て、撮影途中のフィルムが再装填されたときに、各撮影
駒の撮影済み情報を読み取って未露光駒を検索するため
に行なう予備巻上げ。
フィルムパトローネから引出し、カメラの巻取りスプー
ルに巻上げるノーマルワインド方式のカメラに応用した
例を示したが、このようなカメラに限定されなく、カメ
ラの巻取りスプールへ連続的にフィルムを巻上げる次の
ような場合にも本発明を応用することができる。 (1)撮影に先だっていったんすべてのフィルムをカメ
ラの巻取りスプールへ巻上げ、撮影ごとにフィルムパト
ローネへ巻き戻すプリワインド方式のカメラにおける初
期巻上げ。 (2)撮影駒ごとにフィルム上の磁気トラックに撮影済
み情報などの撮影に関する情報を記録するカメラにおい
て、撮影途中のフィルムが再装填されたときに、各撮影
駒の撮影済み情報を読み取って未露光駒を検索するため
に行なう予備巻上げ。
【0046】このような連続巻上げ時に、フィルムパト
ローネ内のフィルムに適当な巻き緩みを確保する例を以
下に示す。なおここでは、連続的に巻上げられるフィル
ムに同期して、どれだけフォーク7を回転させるかが主
題なので、上記の各連続巻上げ時の制御方法についての
説明を省略する。図10は、フィルム装填プログラムを
示すフローチャートである。ステップS111で、シャ
ッターレリーズ半押しスイッチSW1によりシャッター
レリーズが半押しされたか否かを判別し、半押しされる
とステップS112へ進み、第1のモータ10を起動す
る。次にステップS113で、フィルムの先端が巻取り
スプール5へ達したか否かを判別し、達したらステップ
S114へ進み、第2のモータ17を起動する。ステッ
プS115で、フィルムの送り量Lおよびフォーク回転
角θの計測を開始する。ここで、上述した(3)式は、
フィルムの最初からの引出し量がLのとき、フォーク7
を最初の状態からθの回転位置まで回せばよいことを表
している。従って、連続巻上げ中に逐次Lを計測し、こ
のフィルムの送り量Lに相当する角度位置になるよう
に、第1のモータの回転を制御する。ステップS116
で、フィルムの送り量Lを取込み、さらにステップS1
17で、フォーク回転角θの計測値を取込む。ステップ
S118で、フィルム送り量Lに対するフォーク回転角
θの計算値と計測値とが一致するように、第1のモータ
10の回転を制御する。ステップS119で、連続巻上
げが終了したか否かを判別し、終了したらステップS1
20へ進んで第1および第2のモータを停止し、巻上げ
が終了していなければステップS116へ戻って上記処
理を繰り返す。
ローネ内のフィルムに適当な巻き緩みを確保する例を以
下に示す。なおここでは、連続的に巻上げられるフィル
ムに同期して、どれだけフォーク7を回転させるかが主
題なので、上記の各連続巻上げ時の制御方法についての
説明を省略する。図10は、フィルム装填プログラムを
示すフローチャートである。ステップS111で、シャ
ッターレリーズ半押しスイッチSW1によりシャッター
レリーズが半押しされたか否かを判別し、半押しされる
とステップS112へ進み、第1のモータ10を起動す
る。次にステップS113で、フィルムの先端が巻取り
スプール5へ達したか否かを判別し、達したらステップ
S114へ進み、第2のモータ17を起動する。ステッ
プS115で、フィルムの送り量Lおよびフォーク回転
角θの計測を開始する。ここで、上述した(3)式は、
フィルムの最初からの引出し量がLのとき、フォーク7
を最初の状態からθの回転位置まで回せばよいことを表
している。従って、連続巻上げ中に逐次Lを計測し、こ
のフィルムの送り量Lに相当する角度位置になるよう
に、第1のモータの回転を制御する。ステップS116
で、フィルムの送り量Lを取込み、さらにステップS1
17で、フォーク回転角θの計測値を取込む。ステップ
S118で、フィルム送り量Lに対するフォーク回転角
θの計算値と計測値とが一致するように、第1のモータ
10の回転を制御する。ステップS119で、連続巻上
げが終了したか否かを判別し、終了したらステップS1
20へ進んで第1および第2のモータを停止し、巻上げ
が終了していなければステップS116へ戻って上記処
理を繰り返す。
【0047】なお、連続して巻上げられるフィルムが所
定長巻上げられるごとに、その所定長に応じた回転角だ
けフォークを回転させるようにしてもよい。
定長巻上げられるごとに、その所定長に応じた回転角だ
けフォークを回転させるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、全
撮影駒の撮影が終了するまでの間に巻き上げによってフ
ィルムがパトローネスプールに巻き締まることがないよ
うにパトローネスプールをフィルム送り出し方向に回転
させるので、巻取りスプールはパトローネ内で常に巻き
緩んだ状態のフィルムを巻き上げることになり、巻き上
げスプールを駆動するモータの負荷が巻き上げ途中で急
激に増加することがなく、安定した一定速度でフィルム
を巻き上げることができる。従って、フィルム巻き上げ
時の操作性と信頼性が向上するとともに、フィルム巻き
上げ時に種々の撮影情報をフィルム上に記録したり、フ
ィルム上の情報を再生する場合には、情報の記録および
再生に対する信頼性が向上する。
撮影駒の撮影が終了するまでの間に巻き上げによってフ
ィルムがパトローネスプールに巻き締まることがないよ
うにパトローネスプールをフィルム送り出し方向に回転
させるので、巻取りスプールはパトローネ内で常に巻き
緩んだ状態のフィルムを巻き上げることになり、巻き上
げスプールを駆動するモータの負荷が巻き上げ途中で急
激に増加することがなく、安定した一定速度でフィルム
を巻き上げることができる。従って、フィルム巻き上げ
時の操作性と信頼性が向上するとともに、フィルム巻き
上げ時に種々の撮影情報をフィルム上に記録したり、フ
ィルム上の情報を再生する場合には、情報の記録および
再生に対する信頼性が向上する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明に係るカメラの巻き上げ・巻き戻し機構
部を示す斜視図。
部を示す斜視図。
【図3】フィルムの第1駒目を所定の撮影位置にセット
したときのパトローネ内のフィルムの状態を示す図。
したときのパトローネ内のフィルムの状態を示す図。
【図4】フィルムの巻き上げ・巻き戻しの制御プログラ
ム例を示すフローチャート。
ム例を示すフローチャート。
【図5】初期巻き上げサブルーチンを示すフローチャー
ト。
ト。
【図6】1駒送りサブルーチンを示すフローチャート。
【図7】巻き戻しサブルーチンを示すフローチャート。
【図8】従来のカメラの巻き上げ・巻き戻し機構部を示
す斜視図。
す斜視図。
【図9】他の1駒送りサブルーチンを示すフローチャー
ト。
ト。
【図10】フィルム装填ルーチンを示すフローチャー
ト。
ト。
3 パトローネ 3a パトローネスプール 3b スプライン 5 巻取りスプール 6 フィルム 7 フォーク 10 第1のモータ 11 第1の駆動機構 17 第2のモータ 18 第2の駆動機構 24 フィルムエンコーダ 25 スプールエンコーダ 31 第1のモータ駆動回路 32 第2のモータ駆動回路 36 制御回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】パトローネスプールを送り出し方向に回転
させてパトローネからフィルムを送り出すとともに、撮
影ごとにカメラの巻取りスプールによって前記フィルム
を巻き取るカメラのフィルム巻き上げ方法において、 全撮影駒の撮影が終了するまでの間に前記巻き上げによ
って前記フィルムが前記パトローネスプールに巻き締ま
ることを防ぐように前記パトローネスプールを前記送り
出し方向に回転させることを特徴とするカメラのフィル
ム巻き上げ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3257102A JPH0519340A (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-09 | カメラのフイルム巻き上げ方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23943190 | 1990-09-10 | ||
| JP2-239431 | 1990-09-10 | ||
| JP3257102A JPH0519340A (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-09 | カメラのフイルム巻き上げ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519340A true JPH0519340A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=26534246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3257102A Pending JPH0519340A (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-09 | カメラのフイルム巻き上げ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519340A (ja) |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP3257102A patent/JPH0519340A/ja active Pending
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