JPH05194010A - 石炭灰を主原料としたタイルの製造方法 - Google Patents

石炭灰を主原料としたタイルの製造方法

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JPH05194010A
JPH05194010A JP4032567A JP3256792A JPH05194010A JP H05194010 A JPH05194010 A JP H05194010A JP 4032567 A JP4032567 A JP 4032567A JP 3256792 A JP3256792 A JP 3256792A JP H05194010 A JPH05194010 A JP H05194010A
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JP
Japan
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tile
coal ash
weight
raw material
molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP4032567A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kuno
裕明 久野
Noboru Kato
登 加藤
Toru Onuki
徹 大貫
Masaki Motohiro
誠基 元広
Tatsufumi Suzuki
達史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/60Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特性が良好で美観も良好なタイルの得られ
る、石炭灰を主原料として用いたタイル製造方法を提供
する。 【構成】 石炭灰を主材とするタイル原料を所定形状に
成形し、その成形体の少なくとも第一回目の焼成をロー
ラーハースキルンを用いて各成形体表面が炉内雰囲気中
に露出する状態で行い、タイル焼成品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタイルの製造方法に関
し、詳しくは石炭灰を主原料とするタイルの製造方法に
関する。
【0002】
【発明の背景】陶器質内装タイルの製造方法として、臘
石を主材としてこれに粘土,石灰を加えたものを原料と
し、これを所定形状に成形した後成形体をトンネル炉を
用いて一次焼成し、次いで一次焼成品の表面に釉薬をか
けてその後二次焼成し、最終のタイル焼成品を得る方法
が実施されている。
【0003】ここでトンネル炉を用いた一次焼成では、
多数のタイル成形体を直接接触する状態に段積みし、そ
の状態でこれを焼成炉内に搬入して加熱焼成している。
【0004】ところで、タイル原料として安価なものを
用いることはタイルのコストを低廉化する上で有用な手
段であり、そこでかかるタイル原料として石炭灰を用い
ることの可否が検討されている。
【0005】石炭灰は火力発電所において石炭の微粉末
を火炎中に投入して一挙に燃焼させたときに生ずる灰で
あって、従来は道路用の骨材とか埋立用の材料として用
いられている、価格の安いものである。
【0006】しかもこの石炭灰は成分的に以下の組成を
有する上記臘石と似ており、このことからかかる石炭灰
をタイル原料として用いることが着眼されているのであ
る。
【0007】[臘石組成] SiO2:50〜70重量% Al23:10〜20重量% Fe23:5重量%以下 MgO,CaO:0.1重量%以下 Na2O,K2O:0.5重量%以下
【0008】本発明者はこのような着眼の下に原料とし
て石炭灰を用い、上記の製造方法に従ってタイルの製造
実験を行った。
【0009】ところがタイル原料としてこのような石炭
灰を用いたところ、一次焼成した段階で図1に示すよう
にタイル表面10に円状の黒い発色12が表われること
が判明した。
【0010】この発色12は、この後一次焼成品の表面
に釉薬を施して二次焼成したときも完全に消えず、釉薬
層を透して表面に表われてしまい、タイルの美観を著し
く損ねる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の事情を背
景としてなされたものであって、その要旨は、石炭灰を
主材とするタイル原料を所定形状に成形し、その成形体
の少なくとも第一回目の焼成をローラーハースキルンを
用いて、各成形体表面が炉内雰囲気中に露出する状態で
行い、タイル焼成品を得ることにある。
【0012】
【作用及び発明の効果】前述したように従来のタイル製
造方法では、タイル成形体を上下に多数段(例えば百数
十段)に段積みした状態でトンネル炉内に搬入して一次
焼成を行っている。
【0013】しかるに本発明は、タイル成形体に対する
第一回目の焼成をローラーハースキルンを用い、しかも
非段積み状態、即ち成形体表面が炉内雰囲気中に露出す
る状態、換言すれば成形体表面が炉内雰囲気に十分に曝
される状態で行うものである。
【0014】而してタイル原料として石炭灰を用いたも
のをこのような条件で第一回目の焼成を行ったところ、
上述したような円状の発色は全く発生しないことが確認
された。その理由は以下の点にあるものと考えられる。
【0015】即ち前述した円状の黒色の発色が表われる
のは、石炭灰中に未燃焼のカーボンが含まれており、こ
の未燃焼のカーボンはタイル成形体をトンネル炉を用い
て段積状態で焼成したとき、炉内雰囲気中の酸素と十分
に接触する機会がないため、かかるカーボンがタイル成
形体の素地中に含まれているFe23の酸素と反応して
これをFeOに還元してしまい、しかもこの還元反応は
炉内雰囲気中の酸素との接触の機会がより少ない表面中
心部分において顕著に生じることから、上記円状の発色
が表われるものと推察される。
【0016】しかるに本発明に従ってタイル成形体を段
積みしない状態で、つまりタイル表面が炉内雰囲気中に
露出する状態で焼成した場合、石炭灰中のカーボンが雰
囲気中の酸素と良好に反応してFe23の還元反応に用
いられず、この結果焼成品表面に円形の発色現象が惹起
されなくなったものと考えられるのである。
【0017】而して本発明によれば、安価な石炭灰を原
料として用いた場合においても通常のタイルと同等の特
性を有するものが得られ、タイルの製造コストを低廉化
することができる。
【0018】本発明においては、上記石炭灰としてSi
2:50〜70重量%,Al23:15〜25重量
%,CaO:5〜20重量%,MgO:5重量%以下,
Na2O+K2O:5重量%以下を含有するものを好適に
用いることができる(請求項2)。
【0019】この組成の石炭灰は上記臘石と成分的に良
く似通っており、臘石の一部或いは場合によって全部を
置き換える形で使用することが可能である。
【0020】本発明においては、更に、前記原料として
石炭灰:30〜60重量%,臘石:5〜50重量%,粘
土:20〜50重量%,石灰:30重量%以下を含有す
るものを用いることができる(請求項3)。勿論必要に
応じて陶石,長石,タルク等を添加することができる。
【0021】このように原料として石炭灰と臘石とを併
せて用いることで、タイル焼成時の収縮を小さく抑制で
きる効果が得られる。
【0022】臘石はAl23・4SiO2・H2Oの組成
を有するもので、加熱焼成時に脱水を起こして結晶構造
の変化に伴う体積膨張を起こすとともに、更に分解した
パイロフィライトが石灰等の成分と反応する際に再び体
積膨張を起こす。
【0023】石炭灰をタイル原料として用いた場合、焼
成時に大きな体積収縮を起こし、このことがタイル原料
としての用途を阻む一因となっていたのであるが、本発
明の原料を用いた場合、この収縮が臘石の体積膨張によ
って相殺され、結果的にタイルの焼成収縮が有効に抑制
されるのである。尚臘石の望ましい含有量は10重量%
以上である。
【0024】
【実施例】次に本発明の特徴を更に明確にすべく、以下
にその実施例を詳述する。SiO2:50〜70重量
%,Al23:15〜25重量%,CaO:5〜20重
量%,MgO:5重量%以下,Na2O+K2O:5重量
%以下,その他:10重量%以下から成る石炭灰を用
い、且つ石炭灰:50重量%,臘石:10重量%,粘
土:30重量%,石灰:10重量%から成る原料をメジ
アン径で約10μmまで粉砕し、その後造粒して以下の
粒度分布から成る粉体を得た。 [粒度分布] 850μm以上 0〜1重量% 850〜355μm 45〜75重量% 355〜150μm 20〜40重量% 150μm以下 5〜20重量% そしてこの原料粉末を用いて所定形状に乾式プレス成形
してタイル成形体を得た。
【0025】次にこのタイル成形体をローラーハースキ
ルンを用いて最高温度1080℃,30分焼成の条件で
ローラー上に一枚ずつ載せて炉内を移動させ、一次焼成
を行った。
【0026】次にこの一次焼成品の表面に釉薬を施した
後、これを再びローラーハースキルンを用いて二次焼成
した。二次焼成の条件は1125℃で30分焼成の条件
を採用した。
【0027】得られたタイル焼成品の各特性を調べたと
ころ表1の如くであった。
【0028】尚、比較のために臘石:60重量%,粘
土:30重量%,石灰:10重量%から成る原料を用い
て成形体を得、更にこれを144枚段積みした状態(高
さ76cm)でトンネル炉を用いて1110℃,39時
間の条件で一次焼成し、次いで施釉後ローラーハースキ
ルンを用いて1125℃,22分の条件で二次焼成を行
い、得られた焼成品の特性を調べた。これらの結果が表
1に併せて示してある。
【0029】
【表1】
【0030】これらの結果から、本実施例品は従来の方
法により得られたタイルとほぼ同等の特性を有すること
が分かる。
【0031】本実施例品は、一次焼成した段階で表面に
図1に示す如き円状の発色は認められなかった。
【0032】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた
態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
10 タイル表面 12 円状の発色
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元広 誠基 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 鈴木 達史 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石炭灰を主材とするタイル原料を所定形
    状に成形し、その成形体の少なくとも第一回目の焼成を
    ローラーハースキルンを用いて、各成形体表面が炉内雰
    囲気中に露出する状態で行い、タイル焼成品を得ること
    を特徴とするタイルの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記石炭灰としてSiO2:50〜70
    重量%,Al23:15〜25重量%,CaO:5〜2
    0重量%,MgO:5重量%以下,Na2O+K2O:5
    重量%以下を含有するものを用いることを特徴とする請
    求項1に記載のタイルの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記原料として石炭灰:30〜60重量
    %,臘石:5〜50重量%,粘土:20〜50重量%,
    石灰:30重量%以下を含有するものを用いることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のタイルの製造方法。
JP4032567A 1992-01-22 1992-01-22 石炭灰を主原料としたタイルの製造方法 Pending JPH05194010A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101132168B1 (ko) * 2011-06-30 2012-04-05 이상우 내화성 타일의 제조방법
JP2022504880A (ja) * 2018-10-15 2022-01-13 ベコー アイピー ホールディングス リミテッド 石炭燃焼フライアッシュを含有するセラミック粒子混合物

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JPH03187967A (ja) * 1989-12-16 1991-08-15 Ig Tech Res Inc 長尺セラミック体の製造装置

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