JPH05194356A - オリゴマーカルボジイミド - Google Patents

オリゴマーカルボジイミド

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JPH05194356A
JPH05194356A JP4210155A JP21015592A JPH05194356A JP H05194356 A JPH05194356 A JP H05194356A JP 4210155 A JP4210155 A JP 4210155A JP 21015592 A JP21015592 A JP 21015592A JP H05194356 A JPH05194356 A JP H05194356A
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condensation
oligomer
oligomeric
mol
diisocyanatodiphenylmethane
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Withdrawn
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JP4210155A
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English (en)
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Dietrich Scherzer
ディートリッヒ、シェルツァー
Roland Minges
ローラント、ミンゲス
Friedhelm Lehrich
フリートヘルム、レーリッヒ
Werner Langer
ヴェルナー、ランガー
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/29Compounds containing one or more carbon-to-nitrogen double bonds
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリエステルポリオールの酸価をオリゴマー
カルボジイミドの添加により減少させることで、このポ
リエステルポリオールからのポリウレタンエラストマー
の加水分解抵抗性を向上させる。 【構成】 イソシアナートにホスホレンオキシド等の触
媒を作用させて、縮合度2から30までの範囲のオリゴ
マーカルボジイミドを製造し、このオリゴマーカルボジ
イミドがポリエステルポリオールの酸価減少およびポリ
エステルポリウレタンの加水分解抵抗性の改善に有効で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平均縮合度が2から30
までのオリゴマーカルボジイミドに係るものであり、 a)4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンまたは
3,3′,5,5′−テトラ−C1 −C4 −アルキル−
4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの40から
100モル%の、および b)さらなる二または多官能基の芳香族イソシアナート
の、および c)望ましければ、オリゴマーの残存遊離イソシアナー
ト基の、脂肪族、アリール脂肪族または脂環式アルコー
ルまたはアミンと完全にまたは部分的に反応する、オリ
ゴマー縮合により得られるオリゴマーカルボジイミドに
関するものである。さらに本発明は、オリゴマーカルボ
ジイミドの製造法、このオリゴマーカルボジイミドを加
水分解に敏感な物質中の水捕集剤および酸捕集剤として
使用する方法、およびこれらのカルボジイミドで安定化
された物質、およびエステル化反応、特にポリエステル
ポリオールの製造の場合におけるエステル化反応の終息
のためのこれらカルボジイミドの使用法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】米国特許第2941983号明細書は、
末端ウレタン基を有し、単核または二核芳香族ジイソシ
アナートに基づいており、ポリエステル繊維用および繊
維、フィルムおよびコーティング製造のための帯電防止
剤として推奨されるオリゴマーおよびポリマーカルボジ
イミドを開示している。
【0003】さらに西ドイツ特許公開第2248751
号公報は、ウレタン基を有し、イソシアナート基が異な
る反応性を有する芳香族ジイソシアナートに基づいてい
るオリゴマーおよびポリマーカルボジイミドを開示して
いる。これらは、最初により急速に反応するイソシアナ
ート基の若干をアルコールと反応させて対応するウレタ
ン基に変換し、次に残っているイソシアナート基を経て
カルボジイミドを生成させることにより、製造される。
これらのカルボジイミドは、ポリエステルウレタンゴム
の加水分解性劣化に対する安定化のために使用されてい
るが、この点に関して不満足である。
【0004】低分子量カルボジイミド、例えば2,6−
ジイソプロピルフェニルイソシアナートに基づくカルボ
ジイミドも、またポリエステルウレタンゴム用の安定剤
として使用されている[クンストシュトッフ−ハンドブ
ック(Kunststoff−Handbuch)、7
巻、ポリウレタン、第2版(1983)、ハンザー出版
(Hanser−Verlag)、408頁]。
【0005】しかし低分子量であるために、2,6−ジ
イソプロピルフェニルイソシアナートに基づいたカルボ
ジイミドはポリウレタンゴムからしみ出し(ブルーミン
グ)し易い傾向となっている。
【0006】東ドイツ特許第132969号によれば、
加水分解に対して安定なポリエステルウレタンは、使用
されるポリエステルポリオールが痕跡の酸を除去するた
めに、ポリウレタンに変換される前にカルボジイミドま
たはポリカルボジイミドで処理されることにより得られ
ると記載されている。このタイプの適当な化合物は、ポ
リ置換ジアリールカルボジイミド、例えば2,2′,
6,6′−テトライソプロピルジフェニルカルボジイミ
ドである。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、加水分解に敏感な物
質、特にエステル類およびポリマー類、例えばエステル
基を含む重付加または重縮合生成物に対して加水分解安
定性を与えるのに上述の種類の既知化合物よりもさらに
好適な新規のオリゴマーカルボジイミドを提供すること
である。
【0008】
【発明の構成】我々は、この目的が初めに規定したとお
りのオリゴマーカルボジイミドによって達成されること
を見出した。
【0009】我々は、またこれらのオリゴマーカルボジ
イミドの製造方法および加水分解に敏感であるエステル
類およびポリマー類がこれらの化合物によって安定化さ
れることを見出した。さらに我々は、エステル化反応が
本発明の新規オリゴマーカルボジイミドによって、希望
する変換率に到達した時には効果的に終息させられるこ
とができることを見出した。
【0010】オリゴマーカルボジイミドが原料として基
づいているジ−イソシアナート類(a)
【0011】
【化1】 は大部分良く知られており、対応するアミンからホスゲ
ンとの反応で製造されることができる。製造法は、例え
ばクンストシュトッフ−ハンドブッフ(Kunstst
off−Handbuch)、7巻、ポリウレタン、第
2版(1983)、ハンザー出版(Hanser−Ve
rlag)、63−69頁中に記載されている。
【0012】好適なオリゴマーカルボジイミドは、化合
物(a)からのみ合成されるものである。しかしなが
ら、他の二または多官能基の芳香族イソシアナート類
(b)の60モル%より多くない、好適には30モル%
より多くないように含むコオリゴマーも、また良好な目
標達成能力を有している。
【0013】好適なイソシアナート類(b)は主として
二核化合物であり、例えば4,4′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンまたはナフタレン−1,5−ジイソシア
ナート、および4,4′−ジイソシアナトジフェニルメ
タンの製造において得られるような高官能基を有する多
核イソシアナートである。高官能基を有するこれらイソ
シアナートの量は、(a)および(b)の混合物当たり
で0.5重量%から5重量%であるのが好適である。
【0014】平均縮合度が2から10までのオリゴマー
カルボジイミドは、一般的に安定化される必要のある物
質中に特に容易に組み込まれることができるので、好適
である。より高い縮合度を有するカルボジイミドは、一
般的に固体であり高融点を有していて、従ってポリマー
物質と均一に混合するのにはより困難である。
【0015】成分(a)および(b)から得られるオリ
ゴマーカルボジイミドは未だ遊離イソシアナート基を有
しているので、それらは限られた貯蔵寿命を有するだけ
なので急いで使用されなければならない。イソシアナー
ト基がアルコールまたはアミン(c)で飽和されている
新規化合物は、ウレタンまたはウレア(尿素)基を有し
ており、上述の理由から一般的により好適である。
【0016】アルコールおよびアミン(c)の化学的性
状は、もしこれらがその他の反応性基、これは自明のこ
とであるが例えばカルボキシル基等を含んでいないなら
ば、ここではあまり問題とならない。アルコールは一般
的に好適であり、例えばC1−C18−アルコール類、す
なわちメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール、イソプロパノール、2−エチルヘキサノールおよ
びドデカノールであり、特にC2 −C8 −アルコール類
が好適である。
【0017】アミン類、好適には合計で2個から12個
までの炭素原子を有する第二級ジアルキルアミン、例え
ばジエチルアミン、ジプロピルアミンおよびジブチルア
ミンが、また適しているが、一般的に不快臭を有してお
り、未反応残留アミンが技術的に複雑となるために除去
されねばならないこと等の欠点を有している。
【0018】イソシアナート(a)および(b)のオリ
ゴマー生成縮合は、50から200℃までで実施される
ことができる。これに対応する方法は、ベー.ノイマン
(W.Neumann)およびペー.フィッシャー
(P.Fischer)、アンゲバンドテ.フェミー
(Angew.Chemie)74(1962)、80
1により記載されていて触媒の存在が推奨されている。
特に好適な触媒は、ホスホレンオキシドである。比較的
立体障害のないイソシアナート、例えば4,4′−ジイ
ソシアナトジフェニルメタンは、100℃以下、特に4
0から100℃までで変換されることができる。立体障
害のあるイソシアナート、例えば3,3′−、5,5′
−テトライソプロピル−4,4′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタンは、好適には100から180℃で変換さ
れる。
【0019】反応条件、例えば温度、触媒の種類および
触媒量、および反応時間等の選択によって、熟練技術者
は慣用される方法によって縮合の程度を調整することが
できる。反応経過は、NCO含量を測定することにより
最も簡単に監視することができる。またその他のパラメ
ータ、例えば粘度の増加、着色が多くなることまたは二
酸化炭素の発生等が、反応の監視および制御のために使
われることができる。上述の理由から一般的に推奨され
るように、縮合の完結後に遊離イソシアナート基はアル
コールまたはアミンを好適には小過剰で縮合物に添加す
ることによって、アルコールまたはアミンと反応し、次
にアルコールまたはアミンの残留分を減圧で留去させ
る。
【0020】好適な具体的方法においては、はじめに
(a)および/または(b)のイソシアナート基の60
%より多くない、好適には40%より多くない部分がア
ルコールまたはアミン(c)と反応して、次に縮合反応
が実施される方法によって、新規カルボジイミドが製造
されることができる。イソシアナート基が異なる反応性
を有しているジイソシアナートの場合には、同一分子の
両イソシアナート基の内で望ましくない反応の方がこの
場合には起こりにくくなるので、特に上述の方法は成功
裡に実施されることができる。
【0021】一官能基の分子鎖終結化合物がこの方法に
おいては縮合中に既に存在しているので、この方法は比
較的均一な縮合度を達成させることを可能にしている。
もしアルコールまたはアミンの量が、例えば全イソシア
ナート基の量に基づいて20モル%であるならば、これ
は平均縮合度5を与えており、これは現在の観察に基づ
けばまたすみやかに実際の縮合度に対応している。50
モル%の場合には、理論的にはダイマーが得られ、アル
コールまたはアミンの量が50モル%より多くなると、
ダイマーカルボジイミドのみならず使用されたジイソシ
アネートの対応するビスウレタンまたはビス尿素が得ら
れ、これらはそれら自身では望ましいジイミド機能を有
していないけれども、それらはプラスチック物質にカル
ボジイミドを組み込まれることを容易にさせている。
【0022】新規のオリゴマーカルボジイミドは酸捕集
剤として非常に適しており、従ってエステルの加水分解
に対する安定剤として好適である。これらはポリエステ
ル含有プラスチック、例えばポリエステルウレタンゴム
に対する安定剤として著しく適しており、特にエステル
含有重付加ポリマーおよび重縮合ポリマーの加水分解性
劣化に対する安定剤として好適である。
【0023】新規のオリゴマーカルボジイミドは、たぶ
んカルボジイミド基が比較的水に対して敏感でないとい
う事実のために水によって早めに不活化されることがな
いので長期的な効果を持続でき、従ってエステル結合の
開裂を触媒的に促進する痕跡の酸と反応するために比較
的長期間利用できるようになっている。
【0024】安定化される物質中のオリゴマーカルボジ
イミドの濃度は、一般的に0.1から2重量%までであ
る。個々の場合において、この濃度はまた加水分解性ス
トレスによっては、例えば5重量%まで高くすることも
できる。
【0025】新規のオリゴマーカルボジイミドは、また
ポリエステル含有プラスチック、特にポリエステルウレ
タンゴムの製造用に用いられるポリエステルポリオール
の脱酸用に好適である。
【0026】他の重要な応用分野は、特にポリエステル
の製造において重縮合の希望する程度にまで到達した時
に、エステル化反応の終息のために使うことである。
【0027】さらに新規のオリゴマーカルボジイミド
は、ポリエステルポリオールおよびエステル基を含むポ
リマー、特にポリエステルウレタンゴムとの相溶性に優
れている利点を有しており、低融点のためにこれらの物
質との溶融混合が容易に均一に実施されることができる
特徴を有している。別の利点は、新規のオリゴマーカル
ボジイミドがしみ出し(ブルーミング)傾向のないこと
である。
【0028】
【実施例】
A)オリゴマーカルボジイミドの製造法 実施例1(比較例) 4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン(4,4′
−MDI)の250g(1モル)が、500ppmの1
−メチルホスホレン1−オキシドの添加の下で80℃で
反応させられてNCO含量が最初の値の60%にまでさ
れた。次に触媒が、180℃および0.1ミリバールで
の蒸留によって除去された。
【0029】生成物のNCO含量は、13.5重量%で
あった(最初の値の40%)。生成物は70から120
℃の温度で溶融する。NCO基の変換率から、平均縮合
度は2.5と計算されている。
【0030】実施例2 2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン(2,4′
−MDI)の250g(1モル)が、実施例1と同様に
反応させられた。
【0031】触媒が留去された後の生成物のNCO含量
は、12重量%であった(最初の値の36%)。
【0032】生成物は60から120℃で溶融する。N
CO基の変換率から、平均縮合度は2.8と計算されて
いる。
【0033】実施例3 3,3′,5,5′−テトラエチル−4,4′−ジイソ
シアナトジフェニルメタン(TE−MDI)の362g
(1モル)が、実施例1と同様に130℃で反応させら
れた。
【0034】触媒が留去された後の生成物のNCO含量
は、7.4重量%であった(最初の値の32%)。
【0035】生成物は100から150℃で溶融する。
NCO基の変換率から、平均縮合度は3.1と計算され
ている。
【0036】実施例4 3,3′,5,5′−テトライソプロピル−4,4′−
ジイソシアナトジフェニルメタン(TIP−MDI)の
418g(1モル)が、実施例1と同様に140℃で反
応させられた。
【0037】触媒が留去された後の生成ポリマーのNC
O含量は、8.0重量%であった(最初の値の40
%)。
【0038】生成物は100から150℃で溶融する。
NCO基の変換率から、平均縮合度は2.5と計算され
ている。
【0039】実施例5(比較例) 4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの250g
(1モル)が、80℃で500ppmの1−メチルホス
ホレン1−オキシド添加の下でNCO含量が12.5重
量%(最初の値の37%)になるまで反応させられた。
41.4g(0.9モル)のエタノールが次に加えられ
た。30分後に、触媒および過剰のアルコールが、18
0℃および0.1ミリバールで留去された。
【0040】NCO基の変換率から、平均縮合度は2.
7と計算された。
【0041】生成物は80から120℃で溶融する。ポ
リウレタンゴムおよびポリエステルポリオール中に、可
溶性である。
【0042】実施例6 4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの250g
(1モル)が、0.9モル(117g)の2−エチルヘ
キサノールの添加によって実施例5と同様に反応させら
れた。
【0043】生成物は70から100℃で溶融する。ポ
リウレタンゴムおよびポリエステルポリオールに可溶性
である。計算された縮合度は、2.7である。
【0044】実施例7 2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの250g
(1モル)が、実施例5と同様に反応させられた。
【0045】生成物は60から90℃で溶融する。ポリ
ウレタンゴムおよびポリエステルポリオールに可溶性で
ある。計算された縮合度は、2.7である。
【0046】実施例8 2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの250g
(1モル)が、0.9モル(177g)の2−エチルヘ
キサノールの添加によって実施例5と同様に反応させら
れた。
【0047】生成物は50から90℃で溶融する。ポリ
ウレタンゴムおよびポリエステルポリオールに可溶性で
ある。計算された縮合度は2.7である。
【0048】実施例9 2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの125g
(0.5モル)および4,4′−ジイソシアナトジフェ
ニルメタンの125g(0.5モル)からの混合物が、
0.9モル(117g)の2−エチルヘキサノールの添
加によって実施例5と同様に反応させられた。
【0049】生成物は60から90℃で溶融する。ポリ
ウレタンゴムおよびポリエステルポリオールに可溶性で
ある。計算された縮合度は2.7である。
【0050】実施例10 3,3′,5,5′−テトラエチル−4,4′−ジイソ
シアナトジフェニルメタンの362g(1モル)が、実
施例5と同様に反応させられた。
【0051】生成物は90から130℃で溶融する。ポ
リウレタンゴムおよびポリエステルポリオールに可溶性
である。計算された縮合度は2.7である。
【0052】実施例11 3,3′,5,5′−テトラエチル−4,4′−ジイソ
シアナトジフェニルメタンの362g(1モル)が、
0.9モル(117g)の2−エチルヘキサノール添加
によって実施例5と同様に反応させられた。
【0053】生成物は70から110℃で溶融する。ポ
リウレタンゴムおよびポリエステルポリオールに可溶性
である。計算された縮合度は2.7である。
【0054】実施例12 3,3′,5,5′−テトライソプロピル−4,4′−
ジイソシアナトジフェニルメタンの418g(1モル)
が、実施例5と同様に反応させられた。
【0055】生成物は100から140℃で溶融する。
ポリウレタンゴムおよびポリエステルポリオールに可溶
性である。計算された縮合度は2.7である。
【0056】実施例13 3,3′,5,5′−テトライソプロピル−4,4′−
ジイソシアナトジフェニルメタンの418g(1モル)
が、0.9モル(117g)の2−エチルヘキサノール
の添加により実施例5と同様に反応させられた。
【0057】生成物は90から130℃で溶融する。ポ
リウレタンゴムおよびポリエステルポリオールに可溶性
である。計算された縮合度は2.7である。 B)性能の特徴 4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの430g
(1.72モル)、ブチルヘキサメチルアジピン酸(分
子量2,000)の1,000g(0.5モル)および
ブタン−1,4−ジオールの110g(1.72モル)
から合成された熱可塑性ポリエステルポリウレタンの矩
形テストピース(200mm×100mm×15mm)
が、16日間95℃の熱水中で保存された。ショアA硬
さが85であった。対応するカルボジイミドの1重量%
が、各々の場合においてポリウレタン中に混合された。
【0058】K値(DIN53,726によりジメチル
ホルムアミド中0.5重量%濃度溶液の粘度)が、試験
開始前および8日後、16日後について測定された。
【0059】K値は分子量と相関関係があるので、低下
することは、試験期間中に熱可塑性ポリウレタンゴムが
加水分解により劣化したことを意味している。
【0060】これらの試験の詳細は、下表に示されてい
る。試験NO.14は、カルボジイミドの添加なしに行
なわれた。
【0061】 表 試験No. 実施例No. オリゴマーカルボジイミド K 値 組 成 分 開始時 8日後 16日後 ジイソシアナート アルコール ──────────────────────────────────── 本発明方法 1 2 2,4 ′-MDI - 71 57 38 2 3 TE-MDI - 71 62 49 3 4 TIP-MDI - 71 60 51 4 7 2,4 ′-MDI エタノール 71 62 39 5 8 2,4 ′-MDI 2-エチルヘキサノール 71 61 40 6 9 2,4 ′/4,4′-MDI 2-エチルヘキサノール 71 57 31 7 10 TE-MDI エタノール 71 64 42 8 11 TE-MDI 2-エチルヘキサノール 71 65 59 9 12 TIP-MDI エタノール 71 66 58 10 13 TIP-MDI 2-エチルヘキサノール 71 65 60 比較例 11 1 4,4 ′-MDI - 71 53 34 12 5 4,4 ′-MDI エタノール 71 50 23 13 6 4,4 ′-MDI 2-エチルヘキサノール 71 51 19 14 − カルボジイミド無添加 71 42 19
【0062】試験15 分子量約2,000を有し、酸価が0.35(KOHm
g/g)であるブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−
1,6−ジオールおよびアジピン酸の反応で得るポリエ
ステルポリオールの800gが、実施例No.13に従
ってのオリゴマーカルボジイミドの4gにより180℃
で30分間処理されて、酸価が0.026(KOHmg
/g)に低下した。
【0063】このポリエステルポリオールに基づいた熱
可塑性ポリウレタンゴムは、加水分解試験(95℃熱
水)5日間で引張強さが17%低下した。
【0064】オリゴマーカルボジイミドによる予備処理
をしていないポリエステルポリオールが試験ピースの製
造に使用された時には、加水分解試験5日間での引張強
さが90%以上失なわれていた。
【0065】試験16 分子量約2,000を有し、酸価が0.35(KOHm
g/g)であるブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−
1,6−ジオールおよびアジピン酸の反応で得るポリエ
ステルポリオールの800gが、実施例No.9に従っ
てのオリゴマーカルボジイミドの8gにより180℃で
30分間処理されて、酸価が0.035(KOHmg/
g)に低下した。
【0066】このポリエステルポリオールに基づいた熱
可塑性ポリウレタンゴムは、加水分解試験(95℃熱
水)5日間で引張強さが26%低下した。
【0067】オリゴマーカルボジイミドによる予備処理
をしていないポリエステルポリオールが試験ピースの製
造に使用された時には、加水分解試験5日間での引張強
さが90%以上失なわれていた。
【0068】試験17 ブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオー
ルおよびアジピン酸からのポリエステルポリオールの製
造において、エステル化は通常の酸価0.3(KOHm
g/g)に達するまで行なわれなかったが、しかし実施
例No.13に従ってのカルボジイミドの0.6重量%
を添加することによって酸価0.5(KOHmg/g)
になった。
【0069】ここでは、エステルの製造時間が12時間
(反応の終点なし)から10時間に減少していた。
【0070】得られたポリエステエルポリオールは、酸
価0.045(KOHmg/g)を有していた。普通に
製造されて次に酸を低下させたポリエステルポリオール
(試験15および16)と比較した時に、性能の特徴に
関しては全く異なることがなかった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローラント、ミンゲス ドイツ連邦共和国、6718、グリューンシュ タット、アウフ、デァ、ゼッツ、23 (72)発明者 フリートヘルム、レーリッヒ ドイツ連邦共和国、6720、シュパイャー、 フェルギスマイニヒトヴェーク、6 (72)発明者 ヴェルナー、ランガー ドイツ連邦共和国、6700、ルートヴィヒス ハーフェン、ヴィテルスバッハシュトラー セ、41

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)2,4′−ジイソシアナトジフェニ
    ルメタンまたは3,3′,5,5′−テトラ−C1 −C
    4 −アルキル−4,4′−ジイソシアナトジフェニルメ
    タンの40から100モル%、および b)さらに二または多官能基の芳香族イソシアナートか
    ら更に c)望ましければ、オリゴマーの残存遊離イソシアナー
    ト基が、脂肪族、アリール脂肪族または脂環式アルコー
    ルまたはアミンと完全にまたは部分的に反応する、 オリゴマー縮合により得られ、2から30までの平均縮
    合度を有することを特徴とするオリゴマーカルボジイミ
    ド。
  2. 【請求項2】 実際上成分(a)の100モル%から得
    られることを特徴とする請求項1記載のオリゴマーカル
    ボジイミド。
  3. 【請求項3】 成分(a)または(b)からのオリゴマ
    ーの残存遊離イソシアナート基を成分(c)としてのC
    1 −C12−アルコールと反応させることにより得られる
    ことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載
    のオリゴマーカルボジイミド。
  4. 【請求項4】 平均縮合度が2から10までであること
    を特徴とする、請求項1または2または3のいずれかに
    記載のオリゴマーカルボジイミド。
  5. 【請求項5】 a)2,4′−ジイソシアナトジフェニ
    ルメタンまたは3,3′−5,5′−テトラ−C1 −C
    4 −アルキル−4,4′−ジイソシアナトジフェニルメ
    タンの40から100モル%および b)さらに二または多官能基の芳香族イソシアナートの
    0から60モル%が出発原料として使用されること、お
    よび c)得られたオリゴマーの遊離イソシアナート基が、望
    ましければ脂肪族、アリール脂肪族または脂環式アルコ
    ールまたはアミンと完全にまたは部分的に反応させられ
    るか、または成分(a)または(b)のイソシアナート
    基の60%以下が縮合前に最初に成分(c)と反応し
    て、次に縮合が実施されること、および望ましければオ
    リゴマーの残存している未だ遊離のイソシアナート基が
    次に成分(c)と反応させられることを特徴とする二ー
    または多官能基芳香族イソシアナートの縮合によるオリ
    ゴマーカルボジイミドの製造方法。
  6. 【請求項6】 縮合がホスホレンオキシドの存在で実施
    されることを特徴とする、請求項5記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 加水分解性劣化に対する安定剤として使
    用することを特徴とする、請求項1または2または3ま
    たは4または5または6のいずれかに記載のオリゴマー
    カルボジイミドを含有する加水分解に対して敏感な物
    質。
  8. 【請求項8】 加水分解性劣化に対する安定剤として使
    用することを特徴とする、請求項1または2または3ま
    たは4または5または6のいずれかに記載のオリゴマー
    カルボジイミドを含有するエステル基を含むポリマー。
  9. 【請求項9】 エステル化反応が希望の変換に到達した
    後でこのエステル化反応を、請求項1または2または3
    または4または5または6のいずれかに記載のオリゴマ
    ーカルボジイミドを添加することによって終了させるこ
    とを特徴とする、対応する酸または酸誘導体とアルコー
    ルとの反応によるモノ−、オリゴマーまたはポリエステ
    ルの製造方法。
  10. 【請求項10】 低分子量化合物または高分子量化合物
    から水または酸の痕跡を除去することを特徴とする、請
    求項1または2または3または4または5または6のい
    ずれかに記載のオリゴマーカルボジイミドの使用法。
JP4210155A 1991-08-09 1992-08-06 オリゴマーカルボジイミド Withdrawn JPH05194356A (ja)

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