JPH05194699A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH05194699A JPH05194699A JP4302217A JP30221792A JPH05194699A JP H05194699 A JPH05194699 A JP H05194699A JP 4302217 A JP4302217 A JP 4302217A JP 30221792 A JP30221792 A JP 30221792A JP H05194699 A JPH05194699 A JP H05194699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- diisocyanate
- weight
- parts
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリフェニレンエーテル、ポリアリーレンス
ルフィド及びポリイソシアネート類を主要樹脂成分とす
る耐溶剤性と機械特性に優れた熱可塑性樹脂組成物の提
供。 【構成】 (A)ポリフェニレンエーテル、(B)ポリ
アリーレンスルフィド、(C)ポリイソシアネート類お
よび(D)無機固体からなり、不飽和カルボン酸または
不飽和カルボン酸無水物を含有しない樹脂組成物。
ルフィド及びポリイソシアネート類を主要樹脂成分とす
る耐溶剤性と機械特性に優れた熱可塑性樹脂組成物の提
供。 【構成】 (A)ポリフェニレンエーテル、(B)ポリ
アリーレンスルフィド、(C)ポリイソシアネート類お
よび(D)無機固体からなり、不飽和カルボン酸または
不飽和カルボン酸無水物を含有しない樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂組成物に関し、更に
詳しくは、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリアリーレ
ンスルフィド樹脂を主要な構成樹脂成分とする耐溶剤性
と機械特性に優れた熱可塑性の樹脂組成物に関する。
詳しくは、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリアリーレ
ンスルフィド樹脂を主要な構成樹脂成分とする耐溶剤性
と機械特性に優れた熱可塑性の樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンエーテルは優れた機械
的、電気的特性と高い耐熱性を備えた樹脂であるが、成
形加工性と耐溶剤性が劣るという欠点を有するため、ポ
リフェニレンエーテル単独での利用についてはその範囲
が大きく制限されるという状況にある。
的、電気的特性と高い耐熱性を備えた樹脂であるが、成
形加工性と耐溶剤性が劣るという欠点を有するため、ポ
リフェニレンエーテル単独での利用についてはその範囲
が大きく制限されるという状況にある。
【0003】一方、ポリフェニレンスルフィドに代表さ
れるポリアリーレンスルフィドは耐熱樹脂に区分される
樹脂の1つであり、高い連続使用温度と高い剛性を有す
ることに加えて、溶融流動性が高いこと、難燃性である
こと、耐溶剤性が優れていること等の特長を備えてお
り、各種成形品やフィルムとして広く実用されている。
しかし、この樹脂には機械強度、とりわけ衝撃強度、が
低いという欠点があり、このことがポリアリーレンスル
フィドの更なる用途拡大の大きな障害となっている。
れるポリアリーレンスルフィドは耐熱樹脂に区分される
樹脂の1つであり、高い連続使用温度と高い剛性を有す
ることに加えて、溶融流動性が高いこと、難燃性である
こと、耐溶剤性が優れていること等の特長を備えてお
り、各種成形品やフィルムとして広く実用されている。
しかし、この樹脂には機械強度、とりわけ衝撃強度、が
低いという欠点があり、このことがポリアリーレンスル
フィドの更なる用途拡大の大きな障害となっている。
【0004】かかる状況下にあって、それぞれに優れた
特長を有するポリフェニレンエーテルとポリアリーレン
スルフィドとをブレンドして両者の長所を備えた樹脂組
成物をつくることは工業的に価値あることであり、既に
提案がなされている(特公昭56−34032号公
報)。しかし、一般に、ポリフェニレンエーテルとポリ
アリーレンスルフィドは互いに親和性が低く、両者のブ
レンドによって機械的特性の優れた樹脂組成物を得るこ
とは難しいのが実情である。
特長を有するポリフェニレンエーテルとポリアリーレン
スルフィドとをブレンドして両者の長所を備えた樹脂組
成物をつくることは工業的に価値あることであり、既に
提案がなされている(特公昭56−34032号公
報)。しかし、一般に、ポリフェニレンエーテルとポリ
アリーレンスルフィドは互いに親和性が低く、両者のブ
レンドによって機械的特性の優れた樹脂組成物を得るこ
とは難しいのが実情である。
【0005】かかる不都合の改善を目指した組成物とし
て、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィ
ド及びエポキシ樹脂からなる樹脂組成物(特公昭60−
11063号公報)、変性ポリフェニレンエーテルとポ
リフェニレンスルフィドからなる樹脂組成物(特開昭6
4−36645号公報)、変性ポリフェニレンエーテ
ル、変性ポリフェニレンスルフィドおよび結合剤からな
る樹脂組成物(特開平1−266160号公報)、炭素
数3〜10を有する不飽和カルボン酸または不飽和カル
ボン酸無水物が付加した変性ポリフェニレンエーテル、
ポリフェニレンスルフィドおよびポリイソシアネート化
合物からなる樹脂組成物、またはポリフェニレンエーテ
ル、ポリフェニレンスルフィド、炭素数3〜10を有す
る不飽和カルボン酸または不飽和カルボン酸無水物およ
びポリイソシアネート化合物からなる樹脂組成物(特開
平2−49023号公報)等が提案されている。中で
も、特開平2−49023号公報に開示の樹脂組成物は
耐溶剤性、成形加工性、機械的性質等の改善された組成
物を与える優れた提案である。
て、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィ
ド及びエポキシ樹脂からなる樹脂組成物(特公昭60−
11063号公報)、変性ポリフェニレンエーテルとポ
リフェニレンスルフィドからなる樹脂組成物(特開昭6
4−36645号公報)、変性ポリフェニレンエーテ
ル、変性ポリフェニレンスルフィドおよび結合剤からな
る樹脂組成物(特開平1−266160号公報)、炭素
数3〜10を有する不飽和カルボン酸または不飽和カル
ボン酸無水物が付加した変性ポリフェニレンエーテル、
ポリフェニレンスルフィドおよびポリイソシアネート化
合物からなる樹脂組成物、またはポリフェニレンエーテ
ル、ポリフェニレンスルフィド、炭素数3〜10を有す
る不飽和カルボン酸または不飽和カルボン酸無水物およ
びポリイソシアネート化合物からなる樹脂組成物(特開
平2−49023号公報)等が提案されている。中で
も、特開平2−49023号公報に開示の樹脂組成物は
耐溶剤性、成形加工性、機械的性質等の改善された組成
物を与える優れた提案である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平2−4
9023号公報に開示されている樹脂組成物は不飽和カ
ルボン酸または不飽和カルボン酸無水物である変性剤が
用いられており、このことによる押出機、成形機や金型
の腐食、経済的不利益等の問題を有しており、工業的に
十分満足なものではない。また、同公報にはポリフェニ
レンエーテル、ポリフェニレンスルフィドおよびポリイ
ソシアネート化合物からなる樹脂組成物も開示されてい
るが、その組成物は相溶化程度が低く、耐溶剤性の劣っ
た組成物であることが示されている。
9023号公報に開示されている樹脂組成物は不飽和カ
ルボン酸または不飽和カルボン酸無水物である変性剤が
用いられており、このことによる押出機、成形機や金型
の腐食、経済的不利益等の問題を有しており、工業的に
十分満足なものではない。また、同公報にはポリフェニ
レンエーテル、ポリフェニレンスルフィドおよびポリイ
ソシアネート化合物からなる樹脂組成物も開示されてい
るが、その組成物は相溶化程度が低く、耐溶剤性の劣っ
た組成物であることが示されている。
【0007】本発明の目的は耐熱性と機械特性に特長を
有するポリフェニレンエーテルと耐溶剤性、難燃性、溶
融流動性等に特長を有するポリアリーレンスルフィドを
主要な構成樹脂成分とする耐溶剤性、機械特性および経
済性が優れ、押出機腐食等の不都合の無い樹脂組成物を
提供することである。
有するポリフェニレンエーテルと耐溶剤性、難燃性、溶
融流動性等に特長を有するポリアリーレンスルフィドを
主要な構成樹脂成分とする耐溶剤性、機械特性および経
済性が優れ、押出機腐食等の不都合の無い樹脂組成物を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意研究を行なった結果、ポリフェニレンエ
ーテルとポリアリーレンスルフィドからなる樹脂組成物
に対してポリイソシアネート類と無機固体の両者を配合
せしめた場合に、驚くべきことに、不飽和カルボン酸ま
たは不飽和カルボン酸無水物が無くても十分相溶化した
樹脂組成物が得られるということを見い出し、本発明を
完成するに至った。
達成すべく鋭意研究を行なった結果、ポリフェニレンエ
ーテルとポリアリーレンスルフィドからなる樹脂組成物
に対してポリイソシアネート類と無機固体の両者を配合
せしめた場合に、驚くべきことに、不飽和カルボン酸ま
たは不飽和カルボン酸無水物が無くても十分相溶化した
樹脂組成物が得られるということを見い出し、本発明を
完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は(A)ポリフェニレン
エーテル、(B)ポリアリーレンスルフィド、(C)ポ
リイソシアネート類および(D)無機固体からなり、不
飽和カルボン酸または不飽和カルボン酸無水物を含有し
ないことを特徴とする樹脂組成物である。
エーテル、(B)ポリアリーレンスルフィド、(C)ポ
リイソシアネート類および(D)無機固体からなり、不
飽和カルボン酸または不飽和カルボン酸無水物を含有し
ないことを特徴とする樹脂組成物である。
【0010】本発明におけるポリフェニレンエーテル
(A)とは一般式〔I〕
(A)とは一般式〔I〕
【化1】 で表わされる繰り返し単位からなる重合体のことであ
る。ここに、R1 ,R2 ,R3 およびR4 は水素原子、
ハロゲン原子、炭化水素基、置換炭化水素基、炭化水素
オキシ基および置換炭化水素オキシ基からなる群から選
ばれる互いに同じかまたは異なる基を表わす。置換炭化
水酸基および置換炭化水素オキシ基における置換基の例
としてはハロゲン原子、水酸基、アミノ基、ニトロ基、
シアノ基、カルボキシル基、アミド基、エーテル基、ス
ルフィド基、スルホン基等の熱的に安定な基が挙げられ
る。
る。ここに、R1 ,R2 ,R3 およびR4 は水素原子、
ハロゲン原子、炭化水素基、置換炭化水素基、炭化水素
オキシ基および置換炭化水素オキシ基からなる群から選
ばれる互いに同じかまたは異なる基を表わす。置換炭化
水酸基および置換炭化水素オキシ基における置換基の例
としてはハロゲン原子、水酸基、アミノ基、ニトロ基、
シアノ基、カルボキシル基、アミド基、エーテル基、ス
ルフィド基、スルホン基等の熱的に安定な基が挙げられ
る。
【0011】一般式〔I〕で表わされるポリフェニレン
エーテルの具体例としてポリ(2,6−ジメチル−1,
4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジエチル−
1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6
−エチル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−
メチル−6−プロピル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2,6−ジプロピル−1,4−フェニレン
エーテル)、ポリ(2−エチル−6−プロピル−1,4
−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ブチル−1,
4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジプロペニ
ル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジ
ラウリル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,
6−ジフェニル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2,6−ジメトキシ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2,6−ジエトキシ−1,4−フェニレン
エーテル)、ポリ(2−メトキシ−6−エトキシ−1,
4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−エチル−6−ス
テアリルオキシ−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレンエー
テル)、ポリ(2−メチル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−エトキシ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−クロロ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(3−メチル−6−t−ブチル−1,4−フ
ェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジクロロ−1,4
−フェニレンエーテル)、ポリ(2,5−ジブロモ−
1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジベン
ジル−1,4−フェニレンエーテル)およびこれらの重
合体を構成する繰り返し単位の複数種を含む各種共重合
体を挙げることができる。共重合体の中には2,3,6
−トリメチルフェノール、2,3,5,6−テトラメチ
ルフェノール等の多置換フェノールと2,6−ジメチル
フェノールとの共重合体等も含む。なお、本発明におい
て言うポリフェニレンエーテルには上記ポリフェニレン
エーテルをスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン
系モノマーによりグラフト変性したもの等も含むものと
する。これらポリフェニレンエーテルのうちで好ましい
ポリフェニレンエーテルはポリ(2,6−ジメチル−
1,4−フェニレンエーテル)および2,6−ジメチル
フェノールと2,3,6−トリメチルフェノールとの共
重合体である。
エーテルの具体例としてポリ(2,6−ジメチル−1,
4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジエチル−
1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6
−エチル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−
メチル−6−プロピル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2,6−ジプロピル−1,4−フェニレン
エーテル)、ポリ(2−エチル−6−プロピル−1,4
−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ブチル−1,
4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジプロペニ
ル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジ
ラウリル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,
6−ジフェニル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2,6−ジメトキシ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2,6−ジエトキシ−1,4−フェニレン
エーテル)、ポリ(2−メトキシ−6−エトキシ−1,
4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−エチル−6−ス
テアリルオキシ−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレンエー
テル)、ポリ(2−メチル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−エトキシ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−クロロ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(3−メチル−6−t−ブチル−1,4−フ
ェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジクロロ−1,4
−フェニレンエーテル)、ポリ(2,5−ジブロモ−
1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジベン
ジル−1,4−フェニレンエーテル)およびこれらの重
合体を構成する繰り返し単位の複数種を含む各種共重合
体を挙げることができる。共重合体の中には2,3,6
−トリメチルフェノール、2,3,5,6−テトラメチ
ルフェノール等の多置換フェノールと2,6−ジメチル
フェノールとの共重合体等も含む。なお、本発明におい
て言うポリフェニレンエーテルには上記ポリフェニレン
エーテルをスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン
系モノマーによりグラフト変性したもの等も含むものと
する。これらポリフェニレンエーテルのうちで好ましい
ポリフェニレンエーテルはポリ(2,6−ジメチル−
1,4−フェニレンエーテル)および2,6−ジメチル
フェノールと2,3,6−トリメチルフェノールとの共
重合体である。
【0012】本発明に使用することができるポリフェニ
レンエーテルの分子量は、目的によってその好適な範囲
が異なるため一概にその範囲は定められないが、一般に
30℃のクロロホルム中で測定した極限粘度で表わして
0.1乃至0.7dl/g、より好ましくは0.2乃至
0.6dl/g、である。かかるポリフェニレンエーテル
の製造法は公知であり、例えば、米国特許第33068
74号、同第3306875号、同第3257357号
各明細書並びに特公昭52−17880号、特開昭50
−51197号および特開平1−304119号公報明
細書等に記載されている。
レンエーテルの分子量は、目的によってその好適な範囲
が異なるため一概にその範囲は定められないが、一般に
30℃のクロロホルム中で測定した極限粘度で表わして
0.1乃至0.7dl/g、より好ましくは0.2乃至
0.6dl/g、である。かかるポリフェニレンエーテル
の製造法は公知であり、例えば、米国特許第33068
74号、同第3306875号、同第3257357号
各明細書並びに特公昭52−17880号、特開昭50
−51197号および特開平1−304119号公報明
細書等に記載されている。
【0013】本発明におけるポリアリーレンスルフィド
(B)とは一般式〔II〕で表わされる繰り返し単位から
なる重合体のことである。
(B)とは一般式〔II〕で表わされる繰り返し単位から
なる重合体のことである。
【化2】 (式中のArは2価の芳香族残基を表わす。)Arの例
としては
としては
【化3】 等およびこれらの核置換体が挙げられる。また、これら
2価の芳香族残基に加えて
2価の芳香族残基に加えて
【化4】 等の三官能の基を少量含む重合体も本発明のポリアリー
レンスルフィドに含まれる。
レンスルフィドに含まれる。
【0014】一般式〔II〕で表わされるポリアリーレン
スルフィドの具体例としてはポリフェニレンスルフィ
ド、ポリ(1,4−フェニレンカルボニル−1,4−フ
ェニレンスルフィド)、ポリ(1,4−フェニレンスル
ホニル−1,4−フェニレンスルフィド)、ポリ(ビフ
ェニレンスルフィド)等が挙げられる。これらのうちで
好ましいポリアリーレンスルフィドは
スルフィドの具体例としてはポリフェニレンスルフィ
ド、ポリ(1,4−フェニレンカルボニル−1,4−フ
ェニレンスルフィド)、ポリ(1,4−フェニレンスル
ホニル−1,4−フェニレンスルフィド)、ポリ(ビフ
ェニレンスルフィド)等が挙げられる。これらのうちで
好ましいポリアリーレンスルフィドは
【化5】 単位を50モル%以上含むポリアリーレンスルフィドで
あり、より好ましいポリアリーレンスルフィドはポリフ
ェニレンスルフィドである。ポリアリーレンスルフィド
の分子量については特に制限はないが、一般に300℃
における溶融粘度で表わして100乃至50000ポイ
ズ、好ましくは200乃至20000ポイズのものが使
用される。
あり、より好ましいポリアリーレンスルフィドはポリフ
ェニレンスルフィドである。ポリアリーレンスルフィド
の分子量については特に制限はないが、一般に300℃
における溶融粘度で表わして100乃至50000ポイ
ズ、好ましくは200乃至20000ポイズのものが使
用される。
【0015】かかるポリアリーレンスルフィドの製造法
は公知であり、例えば、(i) 有機極性溶媒中でジハロゲ
ン化芳香族化合物と硫化アルカリとを反応させる方法
(米国特許第2513188号公報、米国特許第403
8261号公報、特公昭44−27671号公報、特公
昭45−3368号公報、特公昭52−12240号公
報、特開昭55−43139号公報等参照)、(ii)チオ
フェノール類のアルカリ触媒または銅塩等の存在下にお
ける縮合反応(米国特許第3274165 号公報参照)、(ii
i) ルイス酸の存在下に芳香族炭化水素と塩化イオウ類
を反応させる方法(特公昭46−27255号公報参
照)等をその例として挙げることができる。
は公知であり、例えば、(i) 有機極性溶媒中でジハロゲ
ン化芳香族化合物と硫化アルカリとを反応させる方法
(米国特許第2513188号公報、米国特許第403
8261号公報、特公昭44−27671号公報、特公
昭45−3368号公報、特公昭52−12240号公
報、特開昭55−43139号公報等参照)、(ii)チオ
フェノール類のアルカリ触媒または銅塩等の存在下にお
ける縮合反応(米国特許第3274165 号公報参照)、(ii
i) ルイス酸の存在下に芳香族炭化水素と塩化イオウ類
を反応させる方法(特公昭46−27255号公報参
照)等をその例として挙げることができる。
【0016】本発明におけるポリイソシアネート類
(C)とは一分子中に2個以上のイソシアネート基およ
び/またはイソチアシアネート基を有する有機化合物の
ことである。かかるポリイソシアネート類の具体例とし
てはm−フェニレンジイソシアネート、2,4−トルイ
レンジイソシアネート、2,6−トルイレンジイソシア
ネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、4,4′−ジフェニルプロパンジイソシアネート、
ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、3,3′−ジ
メチルビフェニル−4,4′−ジイソシアネート、ジメ
チルジフェニルメタンジイソシアネート、ジフェニルエ
ーテル−4,4′−ジイソシアネート、ジフェニルスル
ホン−4,4′−ジイソシアネート、トリフェニルメタ
ントリイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート
類;キシリレンジイソシアネート等の芳香脂肪族ポリイ
ソシアネート類;4,4′−シクロヘキサンジイソシア
ネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、1,12−ド
デカンジイソシアネート、へキサメチレンジイソシアネ
ート、2,4,4−トリメチルへキサメチレンジイソシ
アネート等の脂肪族ポリイソシアネート類等およびこれ
らの混合物、並びにこれらに対応するイソチアシアネー
ト基を持った化合物を挙げることができる。また、これ
らの2量体、3量体等の多量体型;カルボジイミド変性
型;フェノール類、ラクタム類等によってイソシアネー
ト基をマスクしたブロック型等のポリイソシアネート変
性体も本発明のポリイソシアネート類に含まれる。
(C)とは一分子中に2個以上のイソシアネート基およ
び/またはイソチアシアネート基を有する有機化合物の
ことである。かかるポリイソシアネート類の具体例とし
てはm−フェニレンジイソシアネート、2,4−トルイ
レンジイソシアネート、2,6−トルイレンジイソシア
ネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、4,4′−ジフェニルプロパンジイソシアネート、
ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、3,3′−ジ
メチルビフェニル−4,4′−ジイソシアネート、ジメ
チルジフェニルメタンジイソシアネート、ジフェニルエ
ーテル−4,4′−ジイソシアネート、ジフェニルスル
ホン−4,4′−ジイソシアネート、トリフェニルメタ
ントリイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート
類;キシリレンジイソシアネート等の芳香脂肪族ポリイ
ソシアネート類;4,4′−シクロヘキサンジイソシア
ネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、1,12−ド
デカンジイソシアネート、へキサメチレンジイソシアネ
ート、2,4,4−トリメチルへキサメチレンジイソシ
アネート等の脂肪族ポリイソシアネート類等およびこれ
らの混合物、並びにこれらに対応するイソチアシアネー
ト基を持った化合物を挙げることができる。また、これ
らの2量体、3量体等の多量体型;カルボジイミド変性
型;フェノール類、ラクタム類等によってイソシアネー
ト基をマスクしたブロック型等のポリイソシアネート変
性体も本発明のポリイソシアネート類に含まれる。
【0017】上記ポリイソシアネート類のうちで好まし
いポリイソシアネート類は芳香族ポリイソシアネート類
および脂肪族ポリイソシアネート類であり、より好まし
いポリイソシアネート類は2,4−トルイレンジイソシ
アネート、2,6−トルイレンジイソシアネート、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3′−
ジメチルビフェニル−4,4′−ジイソシアネート、ジ
フェニルエーテル−4,4′−ジイソシアネート、へキ
サメチレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシ
アネートであり、最も好ましいポリイソシアネート類は
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートである。
いポリイソシアネート類は芳香族ポリイソシアネート類
および脂肪族ポリイソシアネート類であり、より好まし
いポリイソシアネート類は2,4−トルイレンジイソシ
アネート、2,6−トルイレンジイソシアネート、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3′−
ジメチルビフェニル−4,4′−ジイソシアネート、ジ
フェニルエーテル−4,4′−ジイソシアネート、へキ
サメチレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシ
アネートであり、最も好ましいポリイソシアネート類は
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートである。
【0018】本発明における無機固体(D)とは繊維状
もしくは粉粒体状の無機物質であり、その具体例として
はミルドタイプを含むガラス繊維、チタン酸カリウム繊
維、ロックウール、炭素繊維、ガラスビーズ、アスベス
ト、シリカ、ワラストナイト、マイカ、タルク、クレ
ー、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、シリカ、珪
藻土、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛等が挙げられ
る。これらの中で好ましい無機固体はガラス繊維、炭素
繊維、チタン酸カリウム繊維、タルク、マイカ、クレイ
および酸化チタンであり、更に好ましい無機固体はガラ
ス繊維、タルクおよび酸化チタンである。
もしくは粉粒体状の無機物質であり、その具体例として
はミルドタイプを含むガラス繊維、チタン酸カリウム繊
維、ロックウール、炭素繊維、ガラスビーズ、アスベス
ト、シリカ、ワラストナイト、マイカ、タルク、クレ
ー、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、シリカ、珪
藻土、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛等が挙げられ
る。これらの中で好ましい無機固体はガラス繊維、炭素
繊維、チタン酸カリウム繊維、タルク、マイカ、クレイ
および酸化チタンであり、更に好ましい無機固体はガラ
ス繊維、タルクおよび酸化チタンである。
【0019】本発明の樹脂組成物における上記ポリフェ
ニレンエーテル(A)とポリアリーレンスルフィド
(B)の配合割合は該組成物に要求される耐熱性、流動
性等、目的に応じて任意に選ぶことができ、特に制限は
されないが、一般にポリフェニレンエーテル(A)とポ
リアリーレンスルフィド(B)の合計量を基準として表
わした重量%で、ポリフェニレンエーテル(A):ポリ
アリーレンスルフィド(B)=1:99〜99:1、好
ましくは5:95〜95:5である。本発明の樹脂組成
物におけるポリイソシアネート類(C)および無機固体
(D)については、それらの効果がそれら自身の種類に
加えて、選択されるポリフェニレンエーテル(A)とポ
リアリーレンスルフィド(B)の種類あるいはその組成
等によって異なるため、一概にそれらの使用割合の好適
な範囲を定めることはできないが、一般にポリフェニレ
ンエーテル(A)とポリアリーレンスルフィド(B)の
合計量100重量部に対してポリイソシアネート類
(C)が0.01〜30重量部、好ましくは0.1〜2
0重量部、更に好ましくは0.6〜10重量部であり、
無機固体(D)は1乃至200重量部、好ましくは5乃
至150重量部である。
ニレンエーテル(A)とポリアリーレンスルフィド
(B)の配合割合は該組成物に要求される耐熱性、流動
性等、目的に応じて任意に選ぶことができ、特に制限は
されないが、一般にポリフェニレンエーテル(A)とポ
リアリーレンスルフィド(B)の合計量を基準として表
わした重量%で、ポリフェニレンエーテル(A):ポリ
アリーレンスルフィド(B)=1:99〜99:1、好
ましくは5:95〜95:5である。本発明の樹脂組成
物におけるポリイソシアネート類(C)および無機固体
(D)については、それらの効果がそれら自身の種類に
加えて、選択されるポリフェニレンエーテル(A)とポ
リアリーレンスルフィド(B)の種類あるいはその組成
等によって異なるため、一概にそれらの使用割合の好適
な範囲を定めることはできないが、一般にポリフェニレ
ンエーテル(A)とポリアリーレンスルフィド(B)の
合計量100重量部に対してポリイソシアネート類
(C)が0.01〜30重量部、好ましくは0.1〜2
0重量部、更に好ましくは0.6〜10重量部であり、
無機固体(D)は1乃至200重量部、好ましくは5乃
至150重量部である。
【0020】本発明の樹脂組成物の製造法としては溶液
ブレンド、溶融混練等、従来公知の各種の方法が採用可
能であるが溶融混練が好ましい。溶融混練の方法として
は上記各成分をヘンシェルミキサー、スーパーミキサ
ー、リボンブレンダー、Vブレンダー等の樹脂同士ある
いは樹脂と液体または固体の添加物を混合するために用
いられる公知の混合手段により混合し、均一な混合物と
なした後、該混合物をバンバリーミキサー、プラストミ
ル、ブラベンダープラストグラフ、一軸または二軸の押
出機等の混練手段を用いて混練する方法等を例示するこ
とができる。混練に際して、温度は150乃至400
℃、好ましくは200乃至350℃の範囲で選ばれる。
ブレンド、溶融混練等、従来公知の各種の方法が採用可
能であるが溶融混練が好ましい。溶融混練の方法として
は上記各成分をヘンシェルミキサー、スーパーミキサ
ー、リボンブレンダー、Vブレンダー等の樹脂同士ある
いは樹脂と液体または固体の添加物を混合するために用
いられる公知の混合手段により混合し、均一な混合物と
なした後、該混合物をバンバリーミキサー、プラストミ
ル、ブラベンダープラストグラフ、一軸または二軸の押
出機等の混練手段を用いて混練する方法等を例示するこ
とができる。混練に際して、温度は150乃至400
℃、好ましくは200乃至350℃の範囲で選ばれる。
【0021】なお、ポリイソシアネート類(C)の反応
を促進せしめる触媒としての第3級アミン類、第4級ア
ンモニウム塩類、ホスフィン類、イミダゾール類等の添
加は何ら制限されるものではない。本発明の樹脂組成物
は所望により上記以外の他の物質を広くこれを含むこと
ができる。かかる他の物質の例としては、エラストマー
類、難燃剤、安定剤、可塑剤、滑剤、顔料、強化繊維、
充填剤等が挙げられる。
を促進せしめる触媒としての第3級アミン類、第4級ア
ンモニウム塩類、ホスフィン類、イミダゾール類等の添
加は何ら制限されるものではない。本発明の樹脂組成物
は所望により上記以外の他の物質を広くこれを含むこと
ができる。かかる他の物質の例としては、エラストマー
類、難燃剤、安定剤、可塑剤、滑剤、顔料、強化繊維、
充填剤等が挙げられる。
【0022】エラストマー類の例としてはポリブタジエ
ンゴム、ポリイソプレンゴム、ブチルゴム、エチレン−
プロピレン共重合体ゴム、ブタジエン−スチレン共重合
体ゴム、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体ゴム、
水添および非水添のスチレン−共役ジエン系ブロック共
重合体ゴム、ポリエステルゴム、アクリルゴム、シリコ
ンゴム等およびこれらの変性物等を挙げることができ
る。これらの中で好ましいエラストマー類は、ジエン系
化合物を共重合した三元共重合体およびスチレン等の不
飽和単量体をグラフト共重合せしめたグラフト共重合体
等の変性物を含むエチレン−プロピレン共重合体ゴム、
並びに部分水添物等の水素添加物を含むスチレン−イソ
プレンジブロック共重合体、スチレン−ブタジエントリ
ブロック共重合体等のスチレン−共役ジエン系ブロック
共重合体ゴムである。
ンゴム、ポリイソプレンゴム、ブチルゴム、エチレン−
プロピレン共重合体ゴム、ブタジエン−スチレン共重合
体ゴム、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体ゴム、
水添および非水添のスチレン−共役ジエン系ブロック共
重合体ゴム、ポリエステルゴム、アクリルゴム、シリコ
ンゴム等およびこれらの変性物等を挙げることができ
る。これらの中で好ましいエラストマー類は、ジエン系
化合物を共重合した三元共重合体およびスチレン等の不
飽和単量体をグラフト共重合せしめたグラフト共重合体
等の変性物を含むエチレン−プロピレン共重合体ゴム、
並びに部分水添物等の水素添加物を含むスチレン−イソ
プレンジブロック共重合体、スチレン−ブタジエントリ
ブロック共重合体等のスチレン−共役ジエン系ブロック
共重合体ゴムである。
【0023】難燃剤の例としてはトリフェニルホスフェ
ート、トリクレジルホスフェート、イソプロピルフェノ
ールとフェノールの混合物より得られるホスフェート、
ベンゾヒドロキノンあるいはビスフェノールAのような
二官能性フェノールと他のアルコール類あるいはフェノ
ール類との混合物から得られるホスフェート等で例示さ
れるリン酸エステル類;デカブロモビフェニル、ペンタ
ブロモトルエン、デカブロモジフェニルエーテル、ヘキ
サブロモベンゼン、ブロム化ポリスチレン、ブロム化エ
ポキシ樹脂等で例示される臭素化化合物;メラミン、メ
ラミントリイソシヌレート等の含窒素化合物等を挙げる
ことができる。
ート、トリクレジルホスフェート、イソプロピルフェノ
ールとフェノールの混合物より得られるホスフェート、
ベンゾヒドロキノンあるいはビスフェノールAのような
二官能性フェノールと他のアルコール類あるいはフェノ
ール類との混合物から得られるホスフェート等で例示さ
れるリン酸エステル類;デカブロモビフェニル、ペンタ
ブロモトルエン、デカブロモジフェニルエーテル、ヘキ
サブロモベンゼン、ブロム化ポリスチレン、ブロム化エ
ポキシ樹脂等で例示される臭素化化合物;メラミン、メ
ラミントリイソシヌレート等の含窒素化合物等を挙げる
ことができる。
【0024】強化繊維の具体例としては芳香族ポリアミ
ド繊維、ポリベンツイミダゾール繊維等の有機繊維;黄
銅繊維、アルミニウム亜鉛繊維等の金属繊維を挙げるこ
とができる。充填剤の例としてはアルミニウムフレー
ク、亜鉛フレーク等の金属充填剤;ポリイミド粉末等の
有機充填剤等が挙げられる。その他、安定剤の具体例と
しては立体障害性フェノール類、有機ホスファイト類、
しゅう酸ジアジド類、立体障害性アミン類等を、顔料の
具体例としてカーボンブラック、酸化鉄等を、および滑
剤の具体例としてはポリエチレンワックス、パラフィン
等をそれぞれ挙げることができる。
ド繊維、ポリベンツイミダゾール繊維等の有機繊維;黄
銅繊維、アルミニウム亜鉛繊維等の金属繊維を挙げるこ
とができる。充填剤の例としてはアルミニウムフレー
ク、亜鉛フレーク等の金属充填剤;ポリイミド粉末等の
有機充填剤等が挙げられる。その他、安定剤の具体例と
しては立体障害性フェノール類、有機ホスファイト類、
しゅう酸ジアジド類、立体障害性アミン類等を、顔料の
具体例としてカーボンブラック、酸化鉄等を、および滑
剤の具体例としてはポリエチレンワックス、パラフィン
等をそれぞれ挙げることができる。
【0025】上記他の物質は目的に応じて任意にその配
合割合を選択できるのであるが、それらを使用する場合
の一般的な目安を示すならば、ポリフェニレンエーテル
(A)とポリアリーレンスルフィド(B)の合計量10
0重量部に対して、上記エラストマー類は100重量部
以下;上記難燃剤は30重量部以下、好ましくは1乃至
20重量部;上記安定剤は20重量部以下、好ましくは
0.001乃至10重量部;上記強化繊維および充填剤
はそれぞれ150重量部以下、好ましくは0.1乃至1
00重量部;滑剤は2重量部以下等である。
合割合を選択できるのであるが、それらを使用する場合
の一般的な目安を示すならば、ポリフェニレンエーテル
(A)とポリアリーレンスルフィド(B)の合計量10
0重量部に対して、上記エラストマー類は100重量部
以下;上記難燃剤は30重量部以下、好ましくは1乃至
20重量部;上記安定剤は20重量部以下、好ましくは
0.001乃至10重量部;上記強化繊維および充填剤
はそれぞれ150重量部以下、好ましくは0.1乃至1
00重量部;滑剤は2重量部以下等である。
【0026】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが本発明はかかる実施例によりその範囲を限定さ
れるものではない。なお、実施例中の抽出率とはクロロ
ホルムを溶媒として8時間ソックスレー抽出した後の樹
脂組成物の重量減少を最初の重量に対する百分率で表わ
したものであり、その値が0に近い程耐溶剤性が良好で
あることを示す。曲げ特性は射出成形によって作成した
試験片についてASTM D790に準じて23℃で測
定した値である。
明するが本発明はかかる実施例によりその範囲を限定さ
れるものではない。なお、実施例中の抽出率とはクロロ
ホルムを溶媒として8時間ソックスレー抽出した後の樹
脂組成物の重量減少を最初の重量に対する百分率で表わ
したものであり、その値が0に近い程耐溶剤性が良好で
あることを示す。曲げ特性は射出成形によって作成した
試験片についてASTM D790に準じて23℃で測
定した値である。
【0027】実施例1 極限粘度が0.46dl/gであるポリ(2,6−ジメチ
ル−1,4−フェニレンエーテル)〔日本ポリエーテル
(株)製:PPE H−46〕40重量部、ポリフェニ
レンスルフィド〔トープレン(株)製:トープレンT−
4〕60重量部、ガラス繊維〔日本硝子繊維(株)製:
RES 03TP66〕42.9重量部および4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート〔住友バイエルウ
レタン(株)製:スミジュール44S〕1.5重量部を
40mm径一軸押出機を用い、バレル温度300℃の条件
で押し出した。押し出されたストランドをペレット化
し、本発明の樹脂組成物を得た。該組成物の抽出率、曲
げ強度および曲げ弾性率はそれぞれ0.5%、2130
kg/cm2 および94500kg/cm2 であった。
ル−1,4−フェニレンエーテル)〔日本ポリエーテル
(株)製:PPE H−46〕40重量部、ポリフェニ
レンスルフィド〔トープレン(株)製:トープレンT−
4〕60重量部、ガラス繊維〔日本硝子繊維(株)製:
RES 03TP66〕42.9重量部および4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート〔住友バイエルウ
レタン(株)製:スミジュール44S〕1.5重量部を
40mm径一軸押出機を用い、バレル温度300℃の条件
で押し出した。押し出されたストランドをペレット化
し、本発明の樹脂組成物を得た。該組成物の抽出率、曲
げ強度および曲げ弾性率はそれぞれ0.5%、2130
kg/cm2 および94500kg/cm2 であった。
【0028】実施例2 ガラス繊維をチタン酸カリウム繊維〔大塚化学(株)
製:ティスモD〕に替えた以外は実施例1と同様に操作
し、本発明の樹脂組成物を得た。該組成物の抽出率、曲
げ強度および曲げ弾性率はそれぞれ1.2%、1850
kg/cm2 および89000kg/cm2 であった。
製:ティスモD〕に替えた以外は実施例1と同様に操作
し、本発明の樹脂組成物を得た。該組成物の抽出率、曲
げ強度および曲げ弾性率はそれぞれ1.2%、1850
kg/cm2 および89000kg/cm2 であった。
【0029】実施例3 ガラス繊維42.9重量部をタルク〔林化成(株)製:
ミクロンホワイト5000E〕67重量部に、および
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの1.5
重量部を3重量部にそれぞれ替えた以外は実施例1と同
様に操作し、本発明の樹脂組成物を得た。該組成物の抽
出率、曲げ強度および曲げ弾性率はそれぞれ1.8%、
1100kg/cm2 および80200kg/cm2 であった。
ミクロンホワイト5000E〕67重量部に、および
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの1.5
重量部を3重量部にそれぞれ替えた以外は実施例1と同
様に操作し、本発明の樹脂組成物を得た。該組成物の抽
出率、曲げ強度および曲げ弾性率はそれぞれ1.8%、
1100kg/cm2 および80200kg/cm2 であった。
【0030】比較例1 ガラス繊維を用いない以外は実施例1と同様に操作し本
発明の樹脂組成物を得た。該組成物の抽出率、曲げ強度
および曲げ弾性率はそれぞれ8%、960kg/cm 2 およ
び28000kg/cm2 であった。
発明の樹脂組成物を得た。該組成物の抽出率、曲げ強度
および曲げ弾性率はそれぞれ8%、960kg/cm 2 およ
び28000kg/cm2 であった。
【0031】比較例2 4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートを用いな
い以外は実施例1と同様に操作し本発明の樹脂組成物を
得た。該組成物の抽出率、曲げ強度および曲げ弾性率は
それぞれ5%、1350kg/cm2 および92000kg/
cm2 であった。
い以外は実施例1と同様に操作し本発明の樹脂組成物を
得た。該組成物の抽出率、曲げ強度および曲げ弾性率は
それぞれ5%、1350kg/cm2 および92000kg/
cm2 であった。
【0032】実施例4 極限粘度が0.3dl/gであるポリ(2,6−ジメチル
−1,4−フェニレンエーテル)〔日本ポリエーテル
(株)製:PPE H−30〕10重量部、低分子量非
架橋タイプのポリフェニレンスルフィド〔トープレン
(株)製:トープレンT−1〕90重量部、実施例1に
おけるガラス繊維67重量部および実施例1における
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート3重量部
を実施例1における40mm径一軸押出機を用い、バレル
温度300℃の条件で押し出した。押し出されたストラ
ンドをペレット化し、本発明の樹脂組成物を得た。該組
成物の抽出率、曲げ強度および曲げ弾性率はそれぞれ
0.1%、2600kg/cm2 および128000kg/cm
2 であった。
−1,4−フェニレンエーテル)〔日本ポリエーテル
(株)製:PPE H−30〕10重量部、低分子量非
架橋タイプのポリフェニレンスルフィド〔トープレン
(株)製:トープレンT−1〕90重量部、実施例1に
おけるガラス繊維67重量部および実施例1における
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート3重量部
を実施例1における40mm径一軸押出機を用い、バレル
温度300℃の条件で押し出した。押し出されたストラ
ンドをペレット化し、本発明の樹脂組成物を得た。該組
成物の抽出率、曲げ強度および曲げ弾性率はそれぞれ
0.1%、2600kg/cm2 および128000kg/cm
2 であった。
【0033】
【発明の効果】かくして、押出機腐食等のない経済的な
方法で得られる本発明の樹脂組成物はその優れた耐溶剤
性と機械特性が生かされて押し出し成形、射出成形、ブ
ロー成形等の種々の成形法によって成形され、有用な各
種樹脂製品として世の中に供給されるのであり、その工
業的価値はすこぶる大である。
方法で得られる本発明の樹脂組成物はその優れた耐溶剤
性と機械特性が生かされて押し出し成形、射出成形、ブ
ロー成形等の種々の成形法によって成形され、有用な各
種樹脂製品として世の中に供給されるのであり、その工
業的価値はすこぶる大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 81/00 LRG 7167−4J
Claims (7)
- 【請求項1】 (A)ポリフェニレンエーテル、(B)
ポリアリーレンスルフィド、(C)ポリイソシアネート
類および(D)無機固体からなり、不飽和カルボン酸ま
たは不飽和カルボン酸無水物を含有しないことを特徴と
する樹脂組成物。 - 【請求項2】 無機固体がガラス繊維、チタン酸カリウ
ム繊維、ロックウール、炭素繊維、ガラスビーズ、アス
ベスト、シリカ、ワラストナイト、マイカ、タルク、ク
レー、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、シリカ、
珪藻土、酸化チタン、酸化亜鉛および硫化亜鉛からなる
群から選ばれる物質である請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 無機固体がガラス繊維、炭素繊維、チタ
ン酸カリウム繊維、タルク、マイカ、クレイおよび酸化
チタンからなる群から選ばれる物質である請求項1記載
の樹脂組成物。 - 【請求項4】 無機固体がガラス繊維、チタン酸カリウ
ム繊維およびタルクからなる物質である請求項1記載の
樹脂組成物。 - 【請求項5】 (A)ポリフェニレンエーテル1乃至9
9重量%および(B)ポリアリーレンスルフィド99乃
至1重量%からなる樹脂組成物100重量部、(C)ポ
リイソシアネート類0.01乃至30重量部および
(D)無機固体1乃至150重量部からなることを特徴
とする請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項6】 ポリイソシアネート類が2,4−トルイ
レンジイソシアネート、2,6−トルイレンジイソシア
ネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、3,3′−ジメチルビフェニル−4,4′−ジイソ
シアネート、ジフェニルエーテル−4,4′−ジイソシ
アネート、へキサメチレンジイソシアネートおよびイソ
ホロンジイソシアネートからなる群から選ばれる化合物
である請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項7】 ポリイソシアネート類が4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネートである請求項1記載の樹
脂組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US79269991A | 1991-11-15 | 1991-11-15 | |
| US792699 | 1991-11-15 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05194699A true JPH05194699A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=25157777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4302217A Pending JPH05194699A (ja) | 1991-11-15 | 1992-11-12 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05194699A (ja) |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP4302217A patent/JPH05194699A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5028656A (en) | Resin composition, and molded articles therefrom | |
| JPS63289057A (ja) | 改良された熱膨張率を有する相容性ポリフェニレンエーテル−線状ポリエステルブレンド | |
| JP3079781B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP3102133B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP3265407B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| US5336713A (en) | Resin composition | |
| JP3036157B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH05306365A (ja) | リサイクル性が改良された樹脂組成物 | |
| JP3183578B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH05194699A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP3183576B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0657135A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH0459871A (ja) | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 | |
| JP4574150B2 (ja) | 柔軟性に優れる樹脂組成物 | |
| JP2004331825A (ja) | 耐熱性樹脂複合材料 | |
| JP3102121B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPWO2002038651A1 (ja) | ポリアリーレンスルフィド樹脂 | |
| JPH04122770A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0459870A (ja) | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 | |
| JPH0525244A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0657152A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH07118517A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH0586290A (ja) | ポリフエニレンスルフイドよりなる樹脂組成物 | |
| JPH06145531A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JP5411800B2 (ja) | 柔軟性に優れる樹脂組成物を用いたワイヤ被覆材またはケーブル被覆材 |