JPH0519476B2 - - Google Patents
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- JPH0519476B2 JPH0519476B2 JP60128956A JP12895685A JPH0519476B2 JP H0519476 B2 JPH0519476 B2 JP H0519476B2 JP 60128956 A JP60128956 A JP 60128956A JP 12895685 A JP12895685 A JP 12895685A JP H0519476 B2 JPH0519476 B2 JP H0519476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive layer
- coloring material
- printing
- composition
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は感熱転写記録媒体に関し、詳しくは熱
溶融性色材層の膜剥れを防止でき、多数回印字用
として好適に用い得る感熱転写記録媒体に関す
る。 〔従来の技術〕 従来、支持体と熱溶融性色材層との間に介在さ
せる接着層としては、ポリエステル樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、塩化
ビニル樹脂(特開昭55−105579号公報参照)、ポ
リアミド樹脂(特開昭56−116193号公報参照)、
ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂(特開
昭57−36698号公報参照)、飽和線状ポリエステル
樹脂(特開昭59−96992号公報参照)が用いられ
る旨開示されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに、従来の熱溶融性色材層は、ワツク
ス、高級樹脂酸等の極性の比較的小さな化合物を
生成分として使用しているため、支持体にポリエ
ステル樹脂、ポリアミド樹脂等の極性の比較的大
きなポリマーフイルムを使用した場合に、ポリビ
ニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、あるいはポ
リエステル樹脂等の極性の比較的大きな接着性物
質を接着層に用いると、支持体との接着力は強ま
るものの、色材層との接着力が弱く、色材層と接
着層との界面で膜剥れを起しやすく、多数回印字
を得ることが難しい、特に印加電力を大きくした
とき、あるいは色材層に界面活性剤等の添加剤を
混入せしめた場合に顕著となる。この膜剥れは印
字の端の部分に起こりやすく、この結果二度目の
印字に、所謂白ヌケ部分が生じ、非常に不鮮明な
文字となつてしまう。 本発明は支持体と色材層との接着力を強固に
し、且つ色材層の膜剥れを防止でき、特に印加電
力を増加したときや界面活性剤等の添加物を混入
させた場合にも前記膜剥れが生じない良好な多数
回印字を得ることができる感熱転写記録媒体を提
供することを技術的課題とする。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者は、鋭意研究を続けた結果、支持体上
に接着層を介して熱溶融性色材層を有する感熱転
写記録媒体において、該接着層に特に下記A群か
ら選ばれる少なくとも1つの化合物及び下記B群
から選ばれる少なくとも1つの化合物を組み合わ
せ含有せしめることによつて上記技術的課題を解
決され、本発明の目的が達成されることを見出
し、本発明に至つた。 〔A群〕 塩化ビニル重合体 塩化ビニル系共重合体 〔B群〕 酢酸ビニル系共重合体 アクリレート系共重合体 以下、本発明について詳述する。 本発明の感熱転写記録媒体は支持体上に接着層
が形成され、その上に熱溶融性色材層が1層又は
2層以上に形成されている。なお色材層が2層以
上に形成される場合、各色材層間には中間層が設
けられてもよい。 本発明において、接着層には上記A群から選ば
れる少なくとも1つの化合物、即ち塩化ビニル重
合体及び/又は塩化ビニル系共重合体と、上記B
群から選ばれる少なくとも1つの化合物、即ち酢
酸ビニル系共重合体及び/又はアクリレート系共
重合体とを組合せ含有する。 本発明で用いられる塩化ビニル重合体及び塩化
ビニル系共重合体とは、塩化ビニルモノマーの単
一重合体あるいは塩化ビニルモノマーと他のモノ
マーとの共重合体を意味する。 共重合される他のモノマーとしては、例えば酢
酸ビニル、エチレン、プロピレン、ステアリン酸
ビニル、ビニルエチルエーテル、N−ビニルピロ
リドン、アクリルアミド、アクリル酸メチル、ア
クリロニトリル、メタクリル酸メチル、スチレ
ン、クロトン酸、無水マレイン酸、アクリル酸、
メタクリル酸等が挙げられる。この中でも無水マ
レイン酸、酢酸ビニルが特に好ましい。また分子
鎖中に
溶融性色材層の膜剥れを防止でき、多数回印字用
として好適に用い得る感熱転写記録媒体に関す
る。 〔従来の技術〕 従来、支持体と熱溶融性色材層との間に介在さ
せる接着層としては、ポリエステル樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、塩化
ビニル樹脂(特開昭55−105579号公報参照)、ポ
リアミド樹脂(特開昭56−116193号公報参照)、
ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂(特開
昭57−36698号公報参照)、飽和線状ポリエステル
樹脂(特開昭59−96992号公報参照)が用いられ
る旨開示されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに、従来の熱溶融性色材層は、ワツク
ス、高級樹脂酸等の極性の比較的小さな化合物を
生成分として使用しているため、支持体にポリエ
ステル樹脂、ポリアミド樹脂等の極性の比較的大
きなポリマーフイルムを使用した場合に、ポリビ
ニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、あるいはポ
リエステル樹脂等の極性の比較的大きな接着性物
質を接着層に用いると、支持体との接着力は強ま
るものの、色材層との接着力が弱く、色材層と接
着層との界面で膜剥れを起しやすく、多数回印字
を得ることが難しい、特に印加電力を大きくした
とき、あるいは色材層に界面活性剤等の添加剤を
混入せしめた場合に顕著となる。この膜剥れは印
字の端の部分に起こりやすく、この結果二度目の
印字に、所謂白ヌケ部分が生じ、非常に不鮮明な
文字となつてしまう。 本発明は支持体と色材層との接着力を強固に
し、且つ色材層の膜剥れを防止でき、特に印加電
力を増加したときや界面活性剤等の添加物を混入
させた場合にも前記膜剥れが生じない良好な多数
回印字を得ることができる感熱転写記録媒体を提
供することを技術的課題とする。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者は、鋭意研究を続けた結果、支持体上
に接着層を介して熱溶融性色材層を有する感熱転
写記録媒体において、該接着層に特に下記A群か
ら選ばれる少なくとも1つの化合物及び下記B群
から選ばれる少なくとも1つの化合物を組み合わ
せ含有せしめることによつて上記技術的課題を解
決され、本発明の目的が達成されることを見出
し、本発明に至つた。 〔A群〕 塩化ビニル重合体 塩化ビニル系共重合体 〔B群〕 酢酸ビニル系共重合体 アクリレート系共重合体 以下、本発明について詳述する。 本発明の感熱転写記録媒体は支持体上に接着層
が形成され、その上に熱溶融性色材層が1層又は
2層以上に形成されている。なお色材層が2層以
上に形成される場合、各色材層間には中間層が設
けられてもよい。 本発明において、接着層には上記A群から選ば
れる少なくとも1つの化合物、即ち塩化ビニル重
合体及び/又は塩化ビニル系共重合体と、上記B
群から選ばれる少なくとも1つの化合物、即ち酢
酸ビニル系共重合体及び/又はアクリレート系共
重合体とを組合せ含有する。 本発明で用いられる塩化ビニル重合体及び塩化
ビニル系共重合体とは、塩化ビニルモノマーの単
一重合体あるいは塩化ビニルモノマーと他のモノ
マーとの共重合体を意味する。 共重合される他のモノマーとしては、例えば酢
酸ビニル、エチレン、プロピレン、ステアリン酸
ビニル、ビニルエチルエーテル、N−ビニルピロ
リドン、アクリルアミド、アクリル酸メチル、ア
クリロニトリル、メタクリル酸メチル、スチレ
ン、クロトン酸、無水マレイン酸、アクリル酸、
メタクリル酸等が挙げられる。この中でも無水マ
レイン酸、酢酸ビニルが特に好ましい。また分子
鎖中に
以下実施例を挙げるが、本発明がこれにより限
定されることはない。なお、以下に用いる「部」
とは「重量部」を示す。 実施例 1 3.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ムの上にワイヤーバーを用いて下記組成物Aを塗
布し、100℃で送風乾燥させた。このようにして
乾燥膜厚が1.0μmの接着層を得た。 (組成物A) 塩化ビニル(共)重合体(VAGHユニオンカー
バイド社製) 1部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(エバフレツクス
40X 三井ポリケミカル社製) 3部 メチルエチルケトン 48部 トルエン 48部 次に下記組成物Bをサンドグラインダーを用い
て110℃にて4時間分散した。 (組成物B) カーボンブラツク 13部 ポリエチレングリコールジエステルアレート(分
子量約7000) 20部 酸化ワツクス(NPS 9125日本精蝋社製) 10部 カルナバワツクス 17部 パラフインワツクス(SP 0145日本精蝋社製)
30部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(NUC 3150日本
ユニカー社製) 10部 この分散物を上記接着層の上にワイヤーバーに
てホツトメルト塗布を行い、膜厚10μmの熱溶融
性色材層を有する本発明の感熱転写記録媒体を得
た。 これをシリアル型サーマルプリンターにて1.1
mj/dotのエネルギーを与えてベタ黒印字を行
つた。1回印字後サーマルヘツドの位置を合わ
せ、記録媒体の同一部分を使用するようにして、
繰り返し印字を3回行つた。このとき被転写紙と
してはベツク平滑度が200secである上質紙を用い
て印字を行つた。 その結果、膜剥れが全くなく、3回印字を行つ
ても濃度低下が少なく、しかも高濃度の印字がで
きた。反射濃度は0.94、0.92、0.90であつた。 実施例 2 実施例1において、組成物Aのエチレン−酢酸
ビニル共重合体に代えてエチレン−エチルアクリ
レート共重合体(MB 870日本ユニカー社製)を
用いて実施例1と同様な膜厚1.0μmの接着層を得
た。 この接着層の上に組成物Bの分散物(色材層組
成物)をワイヤーバーにてホツトメルト塗布を行
い、膜厚8.0μmの熱溶融性色材層を有する本発明
の感熱転写記録媒体を得た。これを実施例1と同
様にベタ黒印字を行つた。 その結果、膜剥れが全くなく、3回印字を行つ
ても濃度低下が少なく、しかも高濃度の印字がで
きた。反応濃度は0.93、0.96、0.91であつた。 比較例 1 3.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ムの上にワイヤーバーを用いて下記組成物Cを塗
布し、100℃で送風乾燥させた。このようにして
乾燥膜厚が1.0μmの接着層を得た。 (組成物C) エチレン−酢酸ビニル共重合体(エバフレツクス
40X 三井ポリケミカル社製) 4部 トルエン 96部 この接着層の上に、実施例1と同じ組成の熱溶
融性色材層を膜厚10μmとなるように塗設して感
熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様に多数回ベタ黒印字を行
おうとした。 その結果、1回目の印字の際、ベタ黒の周辺部
に膜剥れが生じ、2回目の印字でその膜剥れ部分
が白く抜けてしまい、結局多数回印字を行うこと
ができなかつた。 比較例 2 3.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ムの上にワイヤーバーを用いて下記組成物Dを塗
布し、100℃で送風乾燥させた。このようにして
乾燥膜厚が1.0μmの接着層を得た。 (組成物D) エチレン−アクリル酸エチル共重合体(MB 870
日本ユニカー社製) 4部 トルエン 96部 この接着層の上に、実施例1と同じ組成の熱溶
融性色材層を膜厚10μmとなるように塗設して感
熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様に多数回ベタ黒印字を行
つた。 その結果、1回目の印字でベタ黒の周辺部に膜
剥れを生じ、2回目の印字で白く抜けた部分を生
じ、複数回性に乏しいものであつた。 比較例 3 3.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ムの上にワイヤーバーを用いて下記組成物Eを塗
布し、100℃で送風乾燥させた。このようにして
乾燥膜厚が1.0μmの接着層を得た。 (組成物E) 塩化ビニル(共)重合体(VAGH ユニオンカ
ーバイド社製) 4部 メチルエチルケトン 48部 トルエン 48部 この接着層の上に、実施例1と同じ組成(B)の熱
溶融性色材層を膜厚10μmとなるように塗設して
感熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様に多数回印字を行つた結
果、ベタ黒の周辺部に膜剥れを生じ複数回性に乏
しいものであつた。 比較例 4 比較例3の組成物Eに代えて下記組成物Fを用
いて比較例3と同様な膜厚1.0μmの接着層を得
た。 (組成物F) ポリエステル(パイロン200東洋紡社製) 2部 塩化ビニル重合体(VAGH ユニオンカーバイ
ド社製) 2部 テトラヒドロフラン 96部 この接着層の上に、実施例1と同じ組成の熱溶
融性色材層を膜厚10μmとなるように塗設して感
熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様に多数回印字を行つた。
その結果、ベタ黒の周辺部に膜剥れを生じ複数回
性に乏しいものであつた。 比較例 5 比較例3の組成物Eを下記組成物Gに代えた以
外は全く同様の操作を行い感熱転写記録媒体を得
た。 (組成物G) ポリビニルブチラール(BL−1積水化学社製)
4部 テトラヒドロフラン 96部 これを実施例1と同様の評価を行つた結果、ほ
とんど1回の印字ですべてのインク層が転写して
しまい、複数回性に乏しいものであつた。 実施例 3 実施例1において、組成物AのVAGH(ユニオ
ンカーバイド社製)に代えてデンカビニル
#1000A(電気化学工業社製)を用いて、実施例
1と同様な膜厚1.0μmの接着層を得た。 この接着層の上に実施例1と同様に得られた分
散物(色材層組成物)をワイヤーバーにてホツト
メルト塗布を行い、膜厚11μmの熱溶融性色材層
を有する本発明の感熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様にベタ黒印字を行つた。
その結果、膜剥れが全くなく、3回印字を行つて
も濃度低下が少なく、しかも高濃度の印字ができ
た。反射濃度は0.89、0.93、0.90であつた。 実施例 4 実施例1において、該実施例と同様な接着層を
用い、また熱溶融性色材層のポリエチレングリコ
ールジステアレート20部をポリエチレンワツクス
(バイバー103東洋ペトロライト社製)20部に代え
た以外は同様な感熱転写記録媒体を用いて同様な
印字を行つたところ、膜剥れの全くない印字がで
きた。反射濃度は0.85、0.80、0.78であつた。 〔発明の効果〕 本発明によれば支持体と色材層との接着力を強
固にし、且つ色材層の膜剥れを防止でき、特に印
加電力を増加したときや界面活性剤等の添加物を
混入された場合にも混入させないときにも、前記
膜剥れが生じない良好な多数回印字が可能な感熱
転写記録媒体を得ることができる。
定されることはない。なお、以下に用いる「部」
とは「重量部」を示す。 実施例 1 3.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ムの上にワイヤーバーを用いて下記組成物Aを塗
布し、100℃で送風乾燥させた。このようにして
乾燥膜厚が1.0μmの接着層を得た。 (組成物A) 塩化ビニル(共)重合体(VAGHユニオンカー
バイド社製) 1部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(エバフレツクス
40X 三井ポリケミカル社製) 3部 メチルエチルケトン 48部 トルエン 48部 次に下記組成物Bをサンドグラインダーを用い
て110℃にて4時間分散した。 (組成物B) カーボンブラツク 13部 ポリエチレングリコールジエステルアレート(分
子量約7000) 20部 酸化ワツクス(NPS 9125日本精蝋社製) 10部 カルナバワツクス 17部 パラフインワツクス(SP 0145日本精蝋社製)
30部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(NUC 3150日本
ユニカー社製) 10部 この分散物を上記接着層の上にワイヤーバーに
てホツトメルト塗布を行い、膜厚10μmの熱溶融
性色材層を有する本発明の感熱転写記録媒体を得
た。 これをシリアル型サーマルプリンターにて1.1
mj/dotのエネルギーを与えてベタ黒印字を行
つた。1回印字後サーマルヘツドの位置を合わ
せ、記録媒体の同一部分を使用するようにして、
繰り返し印字を3回行つた。このとき被転写紙と
してはベツク平滑度が200secである上質紙を用い
て印字を行つた。 その結果、膜剥れが全くなく、3回印字を行つ
ても濃度低下が少なく、しかも高濃度の印字がで
きた。反射濃度は0.94、0.92、0.90であつた。 実施例 2 実施例1において、組成物Aのエチレン−酢酸
ビニル共重合体に代えてエチレン−エチルアクリ
レート共重合体(MB 870日本ユニカー社製)を
用いて実施例1と同様な膜厚1.0μmの接着層を得
た。 この接着層の上に組成物Bの分散物(色材層組
成物)をワイヤーバーにてホツトメルト塗布を行
い、膜厚8.0μmの熱溶融性色材層を有する本発明
の感熱転写記録媒体を得た。これを実施例1と同
様にベタ黒印字を行つた。 その結果、膜剥れが全くなく、3回印字を行つ
ても濃度低下が少なく、しかも高濃度の印字がで
きた。反応濃度は0.93、0.96、0.91であつた。 比較例 1 3.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ムの上にワイヤーバーを用いて下記組成物Cを塗
布し、100℃で送風乾燥させた。このようにして
乾燥膜厚が1.0μmの接着層を得た。 (組成物C) エチレン−酢酸ビニル共重合体(エバフレツクス
40X 三井ポリケミカル社製) 4部 トルエン 96部 この接着層の上に、実施例1と同じ組成の熱溶
融性色材層を膜厚10μmとなるように塗設して感
熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様に多数回ベタ黒印字を行
おうとした。 その結果、1回目の印字の際、ベタ黒の周辺部
に膜剥れが生じ、2回目の印字でその膜剥れ部分
が白く抜けてしまい、結局多数回印字を行うこと
ができなかつた。 比較例 2 3.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ムの上にワイヤーバーを用いて下記組成物Dを塗
布し、100℃で送風乾燥させた。このようにして
乾燥膜厚が1.0μmの接着層を得た。 (組成物D) エチレン−アクリル酸エチル共重合体(MB 870
日本ユニカー社製) 4部 トルエン 96部 この接着層の上に、実施例1と同じ組成の熱溶
融性色材層を膜厚10μmとなるように塗設して感
熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様に多数回ベタ黒印字を行
つた。 その結果、1回目の印字でベタ黒の周辺部に膜
剥れを生じ、2回目の印字で白く抜けた部分を生
じ、複数回性に乏しいものであつた。 比較例 3 3.5μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ムの上にワイヤーバーを用いて下記組成物Eを塗
布し、100℃で送風乾燥させた。このようにして
乾燥膜厚が1.0μmの接着層を得た。 (組成物E) 塩化ビニル(共)重合体(VAGH ユニオンカ
ーバイド社製) 4部 メチルエチルケトン 48部 トルエン 48部 この接着層の上に、実施例1と同じ組成(B)の熱
溶融性色材層を膜厚10μmとなるように塗設して
感熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様に多数回印字を行つた結
果、ベタ黒の周辺部に膜剥れを生じ複数回性に乏
しいものであつた。 比較例 4 比較例3の組成物Eに代えて下記組成物Fを用
いて比較例3と同様な膜厚1.0μmの接着層を得
た。 (組成物F) ポリエステル(パイロン200東洋紡社製) 2部 塩化ビニル重合体(VAGH ユニオンカーバイ
ド社製) 2部 テトラヒドロフラン 96部 この接着層の上に、実施例1と同じ組成の熱溶
融性色材層を膜厚10μmとなるように塗設して感
熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様に多数回印字を行つた。
その結果、ベタ黒の周辺部に膜剥れを生じ複数回
性に乏しいものであつた。 比較例 5 比較例3の組成物Eを下記組成物Gに代えた以
外は全く同様の操作を行い感熱転写記録媒体を得
た。 (組成物G) ポリビニルブチラール(BL−1積水化学社製)
4部 テトラヒドロフラン 96部 これを実施例1と同様の評価を行つた結果、ほ
とんど1回の印字ですべてのインク層が転写して
しまい、複数回性に乏しいものであつた。 実施例 3 実施例1において、組成物AのVAGH(ユニオ
ンカーバイド社製)に代えてデンカビニル
#1000A(電気化学工業社製)を用いて、実施例
1と同様な膜厚1.0μmの接着層を得た。 この接着層の上に実施例1と同様に得られた分
散物(色材層組成物)をワイヤーバーにてホツト
メルト塗布を行い、膜厚11μmの熱溶融性色材層
を有する本発明の感熱転写記録媒体を得た。 これを実施例1と同様にベタ黒印字を行つた。
その結果、膜剥れが全くなく、3回印字を行つて
も濃度低下が少なく、しかも高濃度の印字ができ
た。反射濃度は0.89、0.93、0.90であつた。 実施例 4 実施例1において、該実施例と同様な接着層を
用い、また熱溶融性色材層のポリエチレングリコ
ールジステアレート20部をポリエチレンワツクス
(バイバー103東洋ペトロライト社製)20部に代え
た以外は同様な感熱転写記録媒体を用いて同様な
印字を行つたところ、膜剥れの全くない印字がで
きた。反射濃度は0.85、0.80、0.78であつた。 〔発明の効果〕 本発明によれば支持体と色材層との接着力を強
固にし、且つ色材層の膜剥れを防止でき、特に印
加電力を増加したときや界面活性剤等の添加物を
混入された場合にも混入させないときにも、前記
膜剥れが生じない良好な多数回印字が可能な感熱
転写記録媒体を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 支持体上に接着層を介して熱溶融性色材層を
有する感熱転写記録媒体において、該接着層が下
記A群から選ばれる少なくとも1つの重合体及び
下記B群から選ばれる少なくとも1つの重合体を
含有することを特徴とする感熱転写記録媒体。 〔A群〕 塩化ビニル重合体 塩化ビニル系共重合体 〔B群〕 酢酸ビニル系共重合体 アクリレート系共重合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60128956A JPS61286195A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | 感熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60128956A JPS61286195A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | 感熱転写記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61286195A JPS61286195A (ja) | 1986-12-16 |
| JPH0519476B2 true JPH0519476B2 (ja) | 1993-03-16 |
Family
ID=14997569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60128956A Granted JPS61286195A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | 感熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61286195A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0716452Y2 (ja) * | 1987-08-05 | 1995-04-19 | 東洋インキ製造株式会社 | 感熱転写材 |
| JP2532532B2 (ja) * | 1987-12-03 | 1996-09-11 | 三菱製紙株式会社 | 熱転写記録シ―ト |
| DE69514658T2 (de) * | 1995-09-14 | 2000-07-13 | Agfa-Gevaert N.V., Mortsel | Thermisches Bilderzeugungsmedium und Bilderzeugungsverfahren damit |
| JPH1142864A (ja) * | 1997-07-25 | 1999-02-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 受容層転写シート用熱転写シート |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020198B2 (ja) * | 1978-11-07 | 1985-05-20 | 日本電信電話株式会社 | 感熱性多数回転写材 |
| JPS5921798B2 (ja) * | 1980-10-16 | 1984-05-22 | コニカ株式会社 | 感熱記録材料 |
| JPS57105382A (en) * | 1980-12-24 | 1982-06-30 | Fujitsu Ltd | Ink sheet |
| JPS6040294A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-02 | Hitachi Chem Co Ltd | 熱転写フィルム |
| JPS60101083A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱転写シ−ト |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP60128956A patent/JPS61286195A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61286195A (ja) | 1986-12-16 |
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