JPH0519574Y2 - - Google Patents
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- JPH0519574Y2 JPH0519574Y2 JP1988001216U JP121688U JPH0519574Y2 JP H0519574 Y2 JPH0519574 Y2 JP H0519574Y2 JP 1988001216 U JP1988001216 U JP 1988001216U JP 121688 U JP121688 U JP 121688U JP H0519574 Y2 JPH0519574 Y2 JP H0519574Y2
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- fuel
- piezoelectric element
- cooling liquid
- chamber
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は内燃機関の燃料噴射制御に使用される
ピエゾ圧電素子の冷却制御装置に関する。
ピエゾ圧電素子の冷却制御装置に関する。
ピエゾ圧電素子はキユーリー点、例えば150℃
を越えると作動が不安定になる。従つて従来より
内燃機関の燃料噴射制御にピエゾ圧電素子を使用
する場合にはピエゾ圧電素子の周りに冷却液体を
導びいてこの冷却液体によりピエゾ圧電素子を常
時冷却するようにしている(特開昭60−19968号
公報或いは特開昭60−104762号公報参照)。
を越えると作動が不安定になる。従つて従来より
内燃機関の燃料噴射制御にピエゾ圧電素子を使用
する場合にはピエゾ圧電素子の周りに冷却液体を
導びいてこの冷却液体によりピエゾ圧電素子を常
時冷却するようにしている(特開昭60−19968号
公報或いは特開昭60−104762号公報参照)。
しかしながらピエゾ圧電素子は温度に応じて結
晶構造が変化するために受容しうる電荷量が変化
し、一般的に云つてピエゾ圧電素子の温度が低く
なるにつれて受容しうる電荷量が減少する。受容
しうる電荷量が減少するとピエゾ圧電素子の伸び
量が減少し、従つてピエゾ圧電素子の温度が低下
するほどピエゾ圧電素子の伸び量が減少すること
になる。従つて上述の如く冷却液体によりピエゾ
圧電素子を常時冷却するとピエゾ圧電素子の温度
が低いときにはピエゾ圧電素子の伸び量がかなり
減少し、その結果燃料噴射制御を行なうことがで
きないという問題がある。
晶構造が変化するために受容しうる電荷量が変化
し、一般的に云つてピエゾ圧電素子の温度が低く
なるにつれて受容しうる電荷量が減少する。受容
しうる電荷量が減少するとピエゾ圧電素子の伸び
量が減少し、従つてピエゾ圧電素子の温度が低下
するほどピエゾ圧電素子の伸び量が減少すること
になる。従つて上述の如く冷却液体によりピエゾ
圧電素子を常時冷却するとピエゾ圧電素子の温度
が低いときにはピエゾ圧電素子の伸び量がかなり
減少し、その結果燃料噴射制御を行なうことがで
きないという問題がある。
上記問題点を解決するために本考案によればピ
エゾ圧電素子に冷却液体を供給する冷却液体供給
通路内に温度が高くなるにつれて流路面積が増大
する冷却液体流量制御弁を設けている。
エゾ圧電素子に冷却液体を供給する冷却液体供給
通路内に温度が高くなるにつれて流路面積が増大
する冷却液体流量制御弁を設けている。
第1図、第4図および第5図を参照すると、1
はハウジング本体、2はその先端部にノズル口3
を形成したノズル、4はスペーサ、5はスリー
ブ、6はこれらノズル2、スペーサ4、スリーブ
5をハウジング本体1に固締するためのノズルホ
ルダを夫々示す。ノズル2内にはノズル口3の開
閉制御を行なうニードル7が摺動可能に挿入さ
れ、ニードル7の頂部は加圧ピン8を介してスプ
リングリテーナ9に連結される。このスプリング
リテーナ9は圧縮ばね10により常時下方に向け
て押圧され、この押圧力は加圧ピン8を介してニ
ードル7に伝えられる。従つてニードル7は圧縮
ばね10によつて常時閉弁方向に付勢されること
になる。
はハウジング本体、2はその先端部にノズル口3
を形成したノズル、4はスペーサ、5はスリー
ブ、6はこれらノズル2、スペーサ4、スリーブ
5をハウジング本体1に固締するためのノズルホ
ルダを夫々示す。ノズル2内にはノズル口3の開
閉制御を行なうニードル7が摺動可能に挿入さ
れ、ニードル7の頂部は加圧ピン8を介してスプ
リングリテーナ9に連結される。このスプリング
リテーナ9は圧縮ばね10により常時下方に向け
て押圧され、この押圧力は加圧ピン8を介してニ
ードル7に伝えられる。従つてニードル7は圧縮
ばね10によつて常時閉弁方向に付勢されること
になる。
一方、ハウジング本体1内にはニードル7と共
軸的にプランジヤ孔11が形成され、このプラン
ジヤ孔11内にプランジヤ12が摺動可能に挿入
される。プランジヤ12の上端部はタペツト13
に連結され、このタペツト13は圧縮ばね14に
より常時上方に向けて付勢される。このタペツト
13は機関駆動のカム(図示せず)により上下動
せしめられ、それによつてプランジヤ12がプラ
ンジヤ孔11内において上下動せしめられる。一
方、プランジヤ12下方のプランジヤ孔11内に
はプランジヤ12によつて画定された燃料加圧室
15が形成される。この燃料加圧室15は棒状フ
イルタ16および燃料通路17を介してニードル
加圧室18に連結され、このニードル加圧室18
はニードル7周りの環状燃料通路19を介してノ
ズル口3に連結される。また、プランジヤ孔11
の内壁面上には第4図に示すようにプランジヤ1
2が上方位置にあるときに燃料加圧室15内に開
口する燃料供給ポート20が形成され、この燃料
供給ポート20から燃料加圧室15内に3Kg/cm2
程度の圧力の燃料が供給される。
軸的にプランジヤ孔11が形成され、このプラン
ジヤ孔11内にプランジヤ12が摺動可能に挿入
される。プランジヤ12の上端部はタペツト13
に連結され、このタペツト13は圧縮ばね14に
より常時上方に向けて付勢される。このタペツト
13は機関駆動のカム(図示せず)により上下動
せしめられ、それによつてプランジヤ12がプラ
ンジヤ孔11内において上下動せしめられる。一
方、プランジヤ12下方のプランジヤ孔11内に
はプランジヤ12によつて画定された燃料加圧室
15が形成される。この燃料加圧室15は棒状フ
イルタ16および燃料通路17を介してニードル
加圧室18に連結され、このニードル加圧室18
はニードル7周りの環状燃料通路19を介してノ
ズル口3に連結される。また、プランジヤ孔11
の内壁面上には第4図に示すようにプランジヤ1
2が上方位置にあるときに燃料加圧室15内に開
口する燃料供給ポート20が形成され、この燃料
供給ポート20から燃料加圧室15内に3Kg/cm2
程度の圧力の燃料が供給される。
一方、ハウジング本体1内にはプランジヤ孔1
1内の側方近傍において横方向に延びる摺動孔2
1が形成される。この摺動孔21内には溢流弁2
2が摺動可能に挿入され、この摺動孔21に隣接
してこの摺動孔21よりも大径の燃料溢流室23
が形成される。この燃料溢流室23には燃料近傍
口24から燃料が供給され、図示しない燃料流出
口から燃料が流出する。この燃料溢流室23内の
燃料圧は3Kg/cm2程度に維持されている。溢流弁
22は燃料溢流室23内に位置する拡大頭部22
aと、拡大頭部22aに隣接して形成された円周
溝22bとを有し、この拡大頭部22aが弁ポー
ト25の開閉制御を行なう。摺動弁22は拡大頭
部22aと反対側に位置する圧縮ばね26により
第1図において常時右方に向けて付勢される。ま
た、ハウジング本体1内には第4図に示すように
燃料加圧室15から半径方向上方に向けて延びる
燃料溢流路27が形成される。この燃料溢流路2
7の一端は常時燃料加圧室15内に連通してお
り、燃料溢流路27の他端は常時溢流弁22の円
周溝22b内に連通する。
1内の側方近傍において横方向に延びる摺動孔2
1が形成される。この摺動孔21内には溢流弁2
2が摺動可能に挿入され、この摺動孔21に隣接
してこの摺動孔21よりも大径の燃料溢流室23
が形成される。この燃料溢流室23には燃料近傍
口24から燃料が供給され、図示しない燃料流出
口から燃料が流出する。この燃料溢流室23内の
燃料圧は3Kg/cm2程度に維持されている。溢流弁
22は燃料溢流室23内に位置する拡大頭部22
aと、拡大頭部22aに隣接して形成された円周
溝22bとを有し、この拡大頭部22aが弁ポー
ト25の開閉制御を行なう。摺動弁22は拡大頭
部22aと反対側に位置する圧縮ばね26により
第1図において常時右方に向けて付勢される。ま
た、ハウジング本体1内には第4図に示すように
燃料加圧室15から半径方向上方に向けて延びる
燃料溢流路27が形成される。この燃料溢流路2
7の一端は常時燃料加圧室15内に連通してお
り、燃料溢流路27の他端は常時溢流弁22の円
周溝22b内に連通する。
更に、ハウジング本体1内には摺動孔21と共
軸的にロツド孔28が形成され、このロツド孔2
8内にロツド29が摺動可能に挿入される。ロツ
ド29の一端は溢流弁22の拡大頭部22aと当
接可能に配置され、ロツド29の他端にはロツド
29の他端により画定された圧力制御室30が形
成される。
軸的にロツド孔28が形成され、このロツド孔2
8内にロツド29が摺動可能に挿入される。ロツ
ド29の一端は溢流弁22の拡大頭部22aと当
接可能に配置され、ロツド29の他端にはロツド
29の他端により画定された圧力制御室30が形
成される。
一方、ハウジング本体1には垂直方向上方に延
びる圧電素子ハウジング31が固締され、この圧
電素子ハウジング31内に多数の圧電素子板を積
層したピエゾ圧電素子32が挿入される。圧電素
子ハウジング31の下端部にはピストン33が摺
動可能に挿入され、このピストン33の下方には
燃料で満たされたシリンダ室34が形成される。
このシリンダ室34は燃料通路35を介して圧力
制御室30に連結される。また、シリンダ室34
内にはピストン33を常時上方に向けて付勢する
皿ばね36が挿入され、ピエゾ圧電素子32は圧
電素子ハウジング31の頂部とピストン33間に
おいて支持される。このピエゾ圧電素子32の軸
線は溢流弁22とロツド29の共通軸線に対して
ほぼ直角をなしており、従つてピエゾ圧電素子3
2の軸線はプランジヤ13とニードル7の共通軸
線とほぼ平行をなす。ピエゾ圧電素子32の上端
部周りには冷却液体、例えば燃料が流入する環状
の冷却液体流入室37が形成され、この冷却液体
流入室37は冷却液体供給通路38を介して冷却
液体供給源、例えば燃料溢流室23に連結され
る。一方、ピエゾ圧電素子32の周りには冷却液
体流入室37から下方に延びる環状の冷却液体通
路39が形成され、この冷却液体通路39の下端
部は冷却液体排出通路40に連結される。この冷
却液体排出通路40は大気に開放されている。燃
料溢流室23から冷却液体供給通路38を介して
冷却液体流入室37内に流入した冷却液体、即ち
燃料はピエゾ圧電素子32を冷却しつつ冷却液体
流通路39内を下降し、次いで冷却液体排出通路
40から排出される。
びる圧電素子ハウジング31が固締され、この圧
電素子ハウジング31内に多数の圧電素子板を積
層したピエゾ圧電素子32が挿入される。圧電素
子ハウジング31の下端部にはピストン33が摺
動可能に挿入され、このピストン33の下方には
燃料で満たされたシリンダ室34が形成される。
このシリンダ室34は燃料通路35を介して圧力
制御室30に連結される。また、シリンダ室34
内にはピストン33を常時上方に向けて付勢する
皿ばね36が挿入され、ピエゾ圧電素子32は圧
電素子ハウジング31の頂部とピストン33間に
おいて支持される。このピエゾ圧電素子32の軸
線は溢流弁22とロツド29の共通軸線に対して
ほぼ直角をなしており、従つてピエゾ圧電素子3
2の軸線はプランジヤ13とニードル7の共通軸
線とほぼ平行をなす。ピエゾ圧電素子32の上端
部周りには冷却液体、例えば燃料が流入する環状
の冷却液体流入室37が形成され、この冷却液体
流入室37は冷却液体供給通路38を介して冷却
液体供給源、例えば燃料溢流室23に連結され
る。一方、ピエゾ圧電素子32の周りには冷却液
体流入室37から下方に延びる環状の冷却液体通
路39が形成され、この冷却液体通路39の下端
部は冷却液体排出通路40に連結される。この冷
却液体排出通路40は大気に開放されている。燃
料溢流室23から冷却液体供給通路38を介して
冷却液体流入室37内に流入した冷却液体、即ち
燃料はピエゾ圧電素子32を冷却しつつ冷却液体
流通路39内を下降し、次いで冷却液体排出通路
40から排出される。
圧電素子ハウジング31の頂部にはピエゾ圧電
素子32に電力を供給するためのプラグ41が取
付けられる。
素子32に電力を供給するためのプラグ41が取
付けられる。
第1図のA部の拡大図を示す第2図を参照する
と、冷却液体供給通路38内には温度が高くなる
につれて流路面積が増大する冷却液体流量制御弁
43が設けられる。この冷却液体流量制御弁43
はハウジング本体1と圧電素子ハウジング31間
に挿入されたシール部材42内に配置される。こ
の冷却液体流量制御弁43は第2図に示す実施例
においては円筒孔44aを有しかつ温度が上昇す
るにつれて円筒孔44aの径が大きくなる中空円
筒体44と、円筒孔44a内に挿入されたボール
45と、中空円筒体44の外周面上に嵌着された
中空円筒状のシール部材46からなる。中空円筒
体44は比較的大きな熱膨張率を有する銅或いは
ポリエチレン等の材料から形成され、ボール45
は中空円筒体44よりも熱膨張率の小さな材料か
ら形成される。また、シール部材46は伸縮自在
な例えばゴム材料からなり、このシール部材46
は中空円筒体44の外径が変化したときにそれに
伴なつて径が変化する。温度が低いときには第2
図において破線Bで示すように中空円筒体44が
収縮して中空円筒体44の円筒孔44aの内周面
がボール45の外周面に密封的に接触する。従つ
てこのときには冷却液体流量制御弁43は完全に
閉弁している。温度が高くなると円筒孔44aの
径が実線で示すように次第に大きくなるために円
筒孔44aとボール45間に形成される流路面積
が次第に増大し、斯くしてピエゾ圧電素子32に
導びかれる冷却水量、即ち燃料量が次第に増大す
る。
と、冷却液体供給通路38内には温度が高くなる
につれて流路面積が増大する冷却液体流量制御弁
43が設けられる。この冷却液体流量制御弁43
はハウジング本体1と圧電素子ハウジング31間
に挿入されたシール部材42内に配置される。こ
の冷却液体流量制御弁43は第2図に示す実施例
においては円筒孔44aを有しかつ温度が上昇す
るにつれて円筒孔44aの径が大きくなる中空円
筒体44と、円筒孔44a内に挿入されたボール
45と、中空円筒体44の外周面上に嵌着された
中空円筒状のシール部材46からなる。中空円筒
体44は比較的大きな熱膨張率を有する銅或いは
ポリエチレン等の材料から形成され、ボール45
は中空円筒体44よりも熱膨張率の小さな材料か
ら形成される。また、シール部材46は伸縮自在
な例えばゴム材料からなり、このシール部材46
は中空円筒体44の外径が変化したときにそれに
伴なつて径が変化する。温度が低いときには第2
図において破線Bで示すように中空円筒体44が
収縮して中空円筒体44の円筒孔44aの内周面
がボール45の外周面に密封的に接触する。従つ
てこのときには冷却液体流量制御弁43は完全に
閉弁している。温度が高くなると円筒孔44aの
径が実線で示すように次第に大きくなるために円
筒孔44aとボール45間に形成される流路面積
が次第に増大し、斯くしてピエゾ圧電素子32に
導びかれる冷却水量、即ち燃料量が次第に増大す
る。
第3図は冷却液体流量制御弁43の別の実施例
を示す。この実施例では冷却液体流量合金から形
成された中空円筒体47と、円筒孔47a内に挿
入されたボール48からなる。温度が低いときに
は第3図において破線Cで示すように円筒孔47
aの内周面がボール48の外周面に密封的に接触
する。一方、温度が高くなると中空円筒体47は
形状が変化して第3図において実線で示すように
円筒孔47aの径が大きくなる。
を示す。この実施例では冷却液体流量合金から形
成された中空円筒体47と、円筒孔47a内に挿
入されたボール48からなる。温度が低いときに
は第3図において破線Cで示すように円筒孔47
aの内周面がボール48の外周面に密封的に接触
する。一方、温度が高くなると中空円筒体47は
形状が変化して第3図において実線で示すように
円筒孔47aの径が大きくなる。
第8図は同一電圧を印加した場合のピエゾ圧電
素子32の伸び量Sと温度Tとの関係を示す。第
8図からピエゾ圧電素子32の温度Tが低くなる
につれてピエゾ圧電素子32の伸び量Sが減少す
ることがわかる。ところで本考案では前述したよ
うに温度が低いときには冷却液体流量制御弁43
が完全に閉弁しており、従つてこのときにはピエ
ゾ圧電素子32への冷却液体、即ち燃料の供給が
停止される。しかも冷却液体流通路39は垂直配
置されているので冷却液体流通路39内の全燃料
は冷却液体排出通路40から外部に排出され、従
つて冷却液体流通路39内は空気で満たされる。
従つてピエゾ圧電素子32が冷却液体によつて冷
却されることがないのでピエゾ圧電素子32の伸
び量Sが極度に減少するのを阻止することができ
る。一方、温度が高くなるとピエゾ圧電素子32
に導びかれる冷却液体、即ち燃料の量が増大せし
められ、斯くしてピエゾ圧電素子32が良好に冷
却されるのでピエゾ圧電素子32の温度がキユー
リ点を越えるのを阻止することができる。なお、
冷却液体流量制御弁43としては構造は多少複雑
になるがバイメタル素子を用いた制御弁等、他の
形式の制御弁を使用することができる。
素子32の伸び量Sと温度Tとの関係を示す。第
8図からピエゾ圧電素子32の温度Tが低くなる
につれてピエゾ圧電素子32の伸び量Sが減少す
ることがわかる。ところで本考案では前述したよ
うに温度が低いときには冷却液体流量制御弁43
が完全に閉弁しており、従つてこのときにはピエ
ゾ圧電素子32への冷却液体、即ち燃料の供給が
停止される。しかも冷却液体流通路39は垂直配
置されているので冷却液体流通路39内の全燃料
は冷却液体排出通路40から外部に排出され、従
つて冷却液体流通路39内は空気で満たされる。
従つてピエゾ圧電素子32が冷却液体によつて冷
却されることがないのでピエゾ圧電素子32の伸
び量Sが極度に減少するのを阻止することができ
る。一方、温度が高くなるとピエゾ圧電素子32
に導びかれる冷却液体、即ち燃料の量が増大せし
められ、斯くしてピエゾ圧電素子32が良好に冷
却されるのでピエゾ圧電素子32の温度がキユー
リ点を越えるのを阻止することができる。なお、
冷却液体流量制御弁43としては構造は多少複雑
になるがバイメタル素子を用いた制御弁等、他の
形式の制御弁を使用することができる。
一方、第6図および第7図に示されるようにハ
ウジング本体1には逆止弁50が挿入される。こ
の逆止弁50は弁ポート51の開閉制御をするボ
ール52と、ボール52のリフト量を規制するロ
ツド53と、ボール52およびロツド53を常時
下方に向けて押圧する圧縮ばね54とを具備し、
従つて弁ポート51は通常ボール52によつて閉
鎖される。逆止弁50の弁ポート51は環状の燃
料流入通路55および燃料流入通路56を介して
燃料溢流室23に連結され、逆止弁50の燃料流
出通路57はシリンダ室34内に連結される。前
述したように燃料溢流室23内の燃料圧は3Kg/
cm2程度に維持されており、シリンダ室34内の燃
料圧が燃料溢流室23内の燃料圧より低くなると
逆止弁50が開弁して燃料がシリンダ室34内に
補給される。従つてシリンダ室34は常時燃料に
よつて満たされることになる。
ウジング本体1には逆止弁50が挿入される。こ
の逆止弁50は弁ポート51の開閉制御をするボ
ール52と、ボール52のリフト量を規制するロ
ツド53と、ボール52およびロツド53を常時
下方に向けて押圧する圧縮ばね54とを具備し、
従つて弁ポート51は通常ボール52によつて閉
鎖される。逆止弁50の弁ポート51は環状の燃
料流入通路55および燃料流入通路56を介して
燃料溢流室23に連結され、逆止弁50の燃料流
出通路57はシリンダ室34内に連結される。前
述したように燃料溢流室23内の燃料圧は3Kg/
cm2程度に維持されており、シリンダ室34内の燃
料圧が燃料溢流室23内の燃料圧より低くなると
逆止弁50が開弁して燃料がシリンダ室34内に
補給される。従つてシリンダ室34は常時燃料に
よつて満たされることになる。
前述したようにプランジヤ12が上方位置にあ
るときには燃料供給ポート20から燃料加圧室1
5内に燃料が供給され、従つてこのときには燃料
加圧室15内は3Kg/cm2程度の低圧になつてい
る。一方、このときピエゾ圧電素子32は最大収
縮位置にあり、このときシリンダ室34および圧
力制御室30内の燃料圧は3Kg/cm2程度の低圧に
なつている。従つてこのとき溢流弁22は圧縮ば
ね26のばね力により第1図において右方に移動
しており、溢流弁22の拡大頭部22aが弁ポー
ト25を開口している。斯くしてこのとき燃料溢
流路27および溢流弁22の円周溝22b内の燃
料圧も3Kg/cm2程度の低圧になつている。
るときには燃料供給ポート20から燃料加圧室1
5内に燃料が供給され、従つてこのときには燃料
加圧室15内は3Kg/cm2程度の低圧になつてい
る。一方、このときピエゾ圧電素子32は最大収
縮位置にあり、このときシリンダ室34および圧
力制御室30内の燃料圧は3Kg/cm2程度の低圧に
なつている。従つてこのとき溢流弁22は圧縮ば
ね26のばね力により第1図において右方に移動
しており、溢流弁22の拡大頭部22aが弁ポー
ト25を開口している。斯くしてこのとき燃料溢
流路27および溢流弁22の円周溝22b内の燃
料圧も3Kg/cm2程度の低圧になつている。
次いでプランジヤ12が下降すると燃料供給ポ
ート20がプランジヤ12によつて閉鎖されるが
溢流弁22が弁ポート25を開口しているために
燃料加圧室15内の燃料は燃料溢流路27、溢流
弁22の円周溝22bおよび弁ポート25を介し
て燃料溢流室23内に流出する。従つてこのとき
も燃料加圧室15内の燃料圧は3Kg/cm2程度の低
圧となつている。
ート20がプランジヤ12によつて閉鎖されるが
溢流弁22が弁ポート25を開口しているために
燃料加圧室15内の燃料は燃料溢流路27、溢流
弁22の円周溝22bおよび弁ポート25を介し
て燃料溢流室23内に流出する。従つてこのとき
も燃料加圧室15内の燃料圧は3Kg/cm2程度の低
圧となつている。
次いで燃料噴射を開始すべくピエゾ圧電素子3
2に電荷がチヤージされるとピエゾ圧電素子32
は軸線方向に伸長し、その結果ピストン33が下
降するためにシリンダ室34および圧力制御室3
0内の燃料圧が急激に上昇する。圧力制御室30
内の燃料圧が上昇するとロツド29は第1図にお
いて左方に移動するためにそれに伴なつて溢流弁
22も左方に移動し、溢流弁22の拡大頭部22
aが弁ポート25を閉鎖する。弁ポート25が閉
鎖されると燃料加圧室15内の燃料圧はプランジ
ヤ12の下降運動により急速に上昇し、燃料加圧
室15内の燃料圧が予め定められた圧力、例えば
1500Kg/cm2以上の一定圧を越えるとニードル7が
開弁してノズル口3から燃料が噴射される。この
とき燃料溢流路27を介して溢流弁22の円周溝
22b内に高圧が加わるが円周溝22bの軸方向
両端面の受圧面積が等しいためにこの高圧によつ
て溢流弁22に駆動力が作用しない。
2に電荷がチヤージされるとピエゾ圧電素子32
は軸線方向に伸長し、その結果ピストン33が下
降するためにシリンダ室34および圧力制御室3
0内の燃料圧が急激に上昇する。圧力制御室30
内の燃料圧が上昇するとロツド29は第1図にお
いて左方に移動するためにそれに伴なつて溢流弁
22も左方に移動し、溢流弁22の拡大頭部22
aが弁ポート25を閉鎖する。弁ポート25が閉
鎖されると燃料加圧室15内の燃料圧はプランジ
ヤ12の下降運動により急速に上昇し、燃料加圧
室15内の燃料圧が予め定められた圧力、例えば
1500Kg/cm2以上の一定圧を越えるとニードル7が
開弁してノズル口3から燃料が噴射される。この
とき燃料溢流路27を介して溢流弁22の円周溝
22b内に高圧が加わるが円周溝22bの軸方向
両端面の受圧面積が等しいためにこの高圧によつ
て溢流弁22に駆動力が作用しない。
次いで燃料噴射を停止すべくピエゾ圧電素子3
2にチヤージされた電荷がデイスチヤージされる
とピエゾ圧電素子32が収縮する。その結果、ピ
ストン33が皿ばね36のばね力により上昇せし
められるためにシリンダ室34および圧力制御室
30内の燃料圧が低下する。圧力制御室30内の
燃料圧が低下するとロツド29および溢流弁22
が圧縮ばね26のばね力により第1図において右
方に移動するために溢流弁22の拡大頭部22b
が弁ポート25を開口する。その結果、燃料加圧
室15内の高圧の燃料が燃料溢流室27、溢流弁
22の円周溝22bおよび弁ポートを介して燃料
溢流室23内に流出するために燃料加圧室15内
の燃料圧はただちに3.0Kg/cm2程度の低圧まで低
下し、ニードル7が下降して燃料噴射を停止す
る。次いでプランジヤ12が上昇して上端位置ま
で戻り、再び下降を開始する。
2にチヤージされた電荷がデイスチヤージされる
とピエゾ圧電素子32が収縮する。その結果、ピ
ストン33が皿ばね36のばね力により上昇せし
められるためにシリンダ室34および圧力制御室
30内の燃料圧が低下する。圧力制御室30内の
燃料圧が低下するとロツド29および溢流弁22
が圧縮ばね26のばね力により第1図において右
方に移動するために溢流弁22の拡大頭部22b
が弁ポート25を開口する。その結果、燃料加圧
室15内の高圧の燃料が燃料溢流室27、溢流弁
22の円周溝22bおよび弁ポートを介して燃料
溢流室23内に流出するために燃料加圧室15内
の燃料圧はただちに3.0Kg/cm2程度の低圧まで低
下し、ニードル7が下降して燃料噴射を停止す
る。次いでプランジヤ12が上昇して上端位置ま
で戻り、再び下降を開始する。
ピエゾ圧電素子の過熱を防止しつつピエゾ圧電
素子低温時のピエゾ圧電素子の十分な伸び量を確
保することができるので常時良好な燃料噴射作用
を確保することができる。
素子低温時のピエゾ圧電素子の十分な伸び量を確
保することができるので常時良好な燃料噴射作用
を確保することができる。
第1図は第4図の−線に沿つてみたユニツ
トインジエクタの側面断面図、第2図は第1図の
A部の拡大側面断面図、第3図は冷却液体流量制
御弁の別の実施例を示す図、第4図は第1図の
−線に沿つてみた側面断面図、第5図は第1図
の平面図、第6図は第1図の−線に沿つてみ
た断面図、第7図は第6図の−線に沿つてみ
た断面図、第8図はピエゾ圧電素子の伸び量と温
度との関係を示す線図である。 7……ニードル、12……プランジヤ、15…
…燃料加圧室、21……摺動孔、22……溢流
弁、23……燃料溢流室、29……ロツド、30
……圧力制御室、32……ピエゾ圧電素子、38
……冷却液体供給通路、43……冷却液体流量制
御弁。
トインジエクタの側面断面図、第2図は第1図の
A部の拡大側面断面図、第3図は冷却液体流量制
御弁の別の実施例を示す図、第4図は第1図の
−線に沿つてみた側面断面図、第5図は第1図
の平面図、第6図は第1図の−線に沿つてみ
た断面図、第7図は第6図の−線に沿つてみ
た断面図、第8図はピエゾ圧電素子の伸び量と温
度との関係を示す線図である。 7……ニードル、12……プランジヤ、15…
…燃料加圧室、21……摺動孔、22……溢流
弁、23……燃料溢流室、29……ロツド、30
……圧力制御室、32……ピエゾ圧電素子、38
……冷却液体供給通路、43……冷却液体流量制
御弁。
Claims (1)
- ピエゾ圧電素子に冷却液体を供給する冷却液体
供給通路内に温度が高くなるにつれて流路面積が
増大する冷却液体流量制御弁を設けたピエゾ圧電
素子の冷却制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988001216U JPH0519574Y2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988001216U JPH0519574Y2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01108358U JPH01108358U (ja) | 1989-07-21 |
| JPH0519574Y2 true JPH0519574Y2 (ja) | 1993-05-24 |
Family
ID=31200914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988001216U Expired - Lifetime JPH0519574Y2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519574Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-11 JP JP1988001216U patent/JPH0519574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01108358U (ja) | 1989-07-21 |
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