JPH0643490Y2 - インジェクタ用アクチュエータ - Google Patents
インジェクタ用アクチュエータInfo
- Publication number
- JPH0643490Y2 JPH0643490Y2 JP1987201189U JP20118987U JPH0643490Y2 JP H0643490 Y2 JPH0643490 Y2 JP H0643490Y2 JP 1987201189 U JP1987201189 U JP 1987201189U JP 20118987 U JP20118987 U JP 20118987U JP H0643490 Y2 JPH0643490 Y2 JP H0643490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- piezoelectric element
- housing
- chamber
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインジェクタ用アクチュエータに関する。
ピエゾ圧電素子をハウジング内に伸縮可能に配置し、ピ
エゾ圧電素子によってピストンを駆動するようにした種
々のインジェクタ用アクチュエータが公知である。例え
ば特開昭59-206671号公報に記載されたインジェクタ用
アクチュエータではピエゾ圧電素子の外周壁面がハウジ
ング内周壁面によって支承される構造となっており、特
開昭59-58129号公報に記載されたインジェクタ用アクチ
ュエータではピエゾ圧電素子の外周壁面をインシュレー
タによって覆い、ピエゾ圧電素子の外周壁面がこのイン
シュレータを介してハウジング内周壁面によって支承さ
れる構造となっている。
エゾ圧電素子によってピストンを駆動するようにした種
々のインジェクタ用アクチュエータが公知である。例え
ば特開昭59-206671号公報に記載されたインジェクタ用
アクチュエータではピエゾ圧電素子の外周壁面がハウジ
ング内周壁面によって支承される構造となっており、特
開昭59-58129号公報に記載されたインジェクタ用アクチ
ュエータではピエゾ圧電素子の外周壁面をインシュレー
タによって覆い、ピエゾ圧電素子の外周壁面がこのイン
シュレータを介してハウジング内周壁面によって支承さ
れる構造となっている。
また、特開昭60-19968号公報に記載されたインジェクタ
用アクチュエータではピエゾ圧電素子の外周壁面とハウ
ジング内周壁面間に環状の冷却油室を形成し、この冷却
油室内に導入された冷却油によってピエゾ圧電素子を冷
却する構造となっている。
用アクチュエータではピエゾ圧電素子の外周壁面とハウ
ジング内周壁面間に環状の冷却油室を形成し、この冷却
油室内に導入された冷却油によってピエゾ圧電素子を冷
却する構造となっている。
ところでピエゾ圧電素子は多数の圧電素子板の積層体か
ら形成されており、積層体はその長手軸線に沿って湾曲
しやすく、また個々の圧電素子板が互いにずれる場合も
ある。しかしながらこのように積層体がその長手軸線に
沿って湾曲したり、或いは個々の圧電素子板が互いにず
れると圧電素子板に局所的な集中応力が発生し、圧電素
子板が破損するという問題を生ずる。
ら形成されており、積層体はその長手軸線に沿って湾曲
しやすく、また個々の圧電素子板が互いにずれる場合も
ある。しかしながらこのように積層体がその長手軸線に
沿って湾曲したり、或いは個々の圧電素子板が互いにず
れると圧電素子板に局所的な集中応力が発生し、圧電素
子板が破損するという問題を生ずる。
ところで上述の特開昭59-206671号公報或いは特開昭59-
58129号公報に記載されているようにピエゾ圧電素子の
外周壁面をハウジング内周壁面によって支承する構造に
すると積層体が湾曲するのを阻止できると共に圧電素子
板が互いにずれるのを阻止できるので圧電素子板が破損
するのを阻止することができる。しかしながらこのよう
にピエゾ圧電素子の外周壁面をハウジング内周壁面によ
って支承する構造にするとピエゾ圧電素子の外周壁面周
りに冷却液体を直接導びくことができず、従ってピエゾ
圧電素子を良好に冷却できないという問題がある。
58129号公報に記載されているようにピエゾ圧電素子の
外周壁面をハウジング内周壁面によって支承する構造に
すると積層体が湾曲するのを阻止できると共に圧電素子
板が互いにずれるのを阻止できるので圧電素子板が破損
するのを阻止することができる。しかしながらこのよう
にピエゾ圧電素子の外周壁面をハウジング内周壁面によ
って支承する構造にするとピエゾ圧電素子の外周壁面周
りに冷却液体を直接導びくことができず、従ってピエゾ
圧電素子を良好に冷却できないという問題がある。
上記問題点を解決するために本考案によれば、ピエゾ圧
電素子をハウジング内に伸縮可能に配置し、ピエゾ圧電
素子によってピストンを駆動するようにしたインジェク
タ用アクチュエータにおいて、ハウジング内周壁面の内
径をピエゾ圧電素子の外径とほぼ等しく形成してピエゾ
圧電素子の外周壁面のほぼ全体をハウジング内周壁面に
より支承し、ハウジング内周壁面のほぼ全体に亘って螺
線状に延びる冷却液体流通溝をハウジング内周壁面上に
形成している。
電素子をハウジング内に伸縮可能に配置し、ピエゾ圧電
素子によってピストンを駆動するようにしたインジェク
タ用アクチュエータにおいて、ハウジング内周壁面の内
径をピエゾ圧電素子の外径とほぼ等しく形成してピエゾ
圧電素子の外周壁面のほぼ全体をハウジング内周壁面に
より支承し、ハウジング内周壁面のほぼ全体に亘って螺
線状に延びる冷却液体流通溝をハウジング内周壁面上に
形成している。
第3図から第5図を参照すると、1はハウジング本体、
2はその先端部にノズル口3を形成したノズル、4はス
ペーサ、5はスリーブ、6はこれらノズル2、スペーサ
4、スリーブ5をハウジング本体1に固締するためのノ
ズルホルダを夫々示す。ノズル2内にはノズル口3の開
閉制御を行なうニードル7が摺動可能に挿入され、ニー
ドル7の頂部は加圧ピン8を介してスプリングリテーナ
9に連結される。このスプリングリテーナ9は圧縮ばね
10により常時下方に向けて押圧され、この押圧力は加圧
ピン8を介してニードル7に伝えられる。従ってニード
ル7は圧縮ばね10によって常時閉弁方向に付勢されるこ
とになる。
2はその先端部にノズル口3を形成したノズル、4はス
ペーサ、5はスリーブ、6はこれらノズル2、スペーサ
4、スリーブ5をハウジング本体1に固締するためのノ
ズルホルダを夫々示す。ノズル2内にはノズル口3の開
閉制御を行なうニードル7が摺動可能に挿入され、ニー
ドル7の頂部は加圧ピン8を介してスプリングリテーナ
9に連結される。このスプリングリテーナ9は圧縮ばね
10により常時下方に向けて押圧され、この押圧力は加圧
ピン8を介してニードル7に伝えられる。従ってニード
ル7は圧縮ばね10によって常時閉弁方向に付勢されるこ
とになる。
一方、ハウジング本体1内にはニードル7と共軸的にプ
ランジャ孔11が形成され、このプランジャ孔11内にプラ
ンジャ12が摺動可能に挿入される。プランジャ12の上端
部はタペット13に連結され、このタペット13は圧縮ばね
14により常時上方に向けて付勢される。このタペット13
は機関駆動のカム(図示せず)により上下動せしめら
れ、それによってプランジャ12がプランジャ孔11内にお
いて上下動せしめられる。一方、プランジャ12下方のプ
ランジャ孔11内にはプランジャ12によって画定された燃
料加圧室15が形成される。この燃料加圧室15は棒状フィ
ルタ16および燃料通路17を介してニードル加圧室18に連
結され、このニードル加圧室18はニードル7周りの環状
燃料通路19を介してノズル口3に連結される。また、プ
ランジャ孔11の内壁面上には第4図に示すようにプラン
ジャ12が上方位置にあるときに燃料加圧室15内に開口す
る燃料供給ポート20が形成され、この燃料供給ポート20
から燃料加圧室15内に3kg/cm2程度の圧力の燃料が供給
される。
ランジャ孔11が形成され、このプランジャ孔11内にプラ
ンジャ12が摺動可能に挿入される。プランジャ12の上端
部はタペット13に連結され、このタペット13は圧縮ばね
14により常時上方に向けて付勢される。このタペット13
は機関駆動のカム(図示せず)により上下動せしめら
れ、それによってプランジャ12がプランジャ孔11内にお
いて上下動せしめられる。一方、プランジャ12下方のプ
ランジャ孔11内にはプランジャ12によって画定された燃
料加圧室15が形成される。この燃料加圧室15は棒状フィ
ルタ16および燃料通路17を介してニードル加圧室18に連
結され、このニードル加圧室18はニードル7周りの環状
燃料通路19を介してノズル口3に連結される。また、プ
ランジャ孔11の内壁面上には第4図に示すようにプラン
ジャ12が上方位置にあるときに燃料加圧室15内に開口す
る燃料供給ポート20が形成され、この燃料供給ポート20
から燃料加圧室15内に3kg/cm2程度の圧力の燃料が供給
される。
一方、ハウジング本体1内にはプランジャ孔11内の側方
近傍において横方向に延びる摺動孔21が形成される。こ
の摺動孔21内には溢流弁22が摺動可能に挿入され、この
摺動孔21に隣接してこの摺動孔21よりも大径の燃料溢流
室23が形成される。この燃料溢流室23には燃料供給口24
から燃料が供給され、図示しない燃料流出口から燃料が
流出する。この燃料溢流室23内の燃料圧は3kg/cm2程度
に維持されている。溢流弁22は燃料溢流室23内に位置す
る拡大頭部22aと、拡大頭部22aに隣接して形成された円
周溝22bとを有し、この拡大頭部22aが弁ポート25の開閉
制御を行なう。摺動弁22は拡大頭部22aと反対側に位置
する圧縮ばね26により第3図において常時右方に向けて
付勢される。また、ハウジング本体1内には第4図に示
すように燃料加圧室27が形成される。この燃料溢流路27
の一端は常時燃料加圧室15内に連通しており、燃料溢流
路27の他端は常時溢流弁22の円周溝22b内に連通する。
近傍において横方向に延びる摺動孔21が形成される。こ
の摺動孔21内には溢流弁22が摺動可能に挿入され、この
摺動孔21に隣接してこの摺動孔21よりも大径の燃料溢流
室23が形成される。この燃料溢流室23には燃料供給口24
から燃料が供給され、図示しない燃料流出口から燃料が
流出する。この燃料溢流室23内の燃料圧は3kg/cm2程度
に維持されている。溢流弁22は燃料溢流室23内に位置す
る拡大頭部22aと、拡大頭部22aに隣接して形成された円
周溝22bとを有し、この拡大頭部22aが弁ポート25の開閉
制御を行なう。摺動弁22は拡大頭部22aと反対側に位置
する圧縮ばね26により第3図において常時右方に向けて
付勢される。また、ハウジング本体1内には第4図に示
すように燃料加圧室27が形成される。この燃料溢流路27
の一端は常時燃料加圧室15内に連通しており、燃料溢流
路27の他端は常時溢流弁22の円周溝22b内に連通する。
更に、ハウジング本体1内には摺動孔21と共軸的にロッ
ド孔28が形成され、このロッド孔28内にロッド29が摺動
可能に挿入される。ロッド29の一端は溢流弁22の拡大頭
部22aと当接可能に配置され、ロッド29の他端にはロッ
ド29の他端により画定された圧力制御室30が形成され
る。
ド孔28が形成され、このロッド孔28内にロッド29が摺動
可能に挿入される。ロッド29の一端は溢流弁22の拡大頭
部22aと当接可能に配置され、ロッド29の他端にはロッ
ド29の他端により画定された圧力制御室30が形成され
る。
一方、ハウジング本体1にはアクチュエータハウジング
31が固締され、このアクチュエータハウジング31内に多
数の圧電素子板を積層したピエゾ圧電素子32が挿入され
る。アクチュエータハウジング31の下端部にはピストン
33が摺動可能に挿入され、このピストン33の下方には燃
料で満たされたシリンダ室34が形成される。このシリン
ダ室34は燃料通路35を介して圧力制御室30に連結され
る。また、シリンダ室34内にはピストン33を常時上方に
向けて付勢する皿ばね36が挿入される。
31が固締され、このアクチュエータハウジング31内に多
数の圧電素子板を積層したピエゾ圧電素子32が挿入され
る。アクチュエータハウジング31の下端部にはピストン
33が摺動可能に挿入され、このピストン33の下方には燃
料で満たされたシリンダ室34が形成される。このシリン
ダ室34は燃料通路35を介して圧力制御室30に連結され
る。また、シリンダ室34内にはピストン33を常時上方に
向けて付勢する皿ばね36が挿入される。
第1図および第2図を参照すると、アクチュエータハウ
ジング31は中空円筒状のハウジング本体31aと、ハウジ
ング本体31aの上端部に嵌着固定されたカップ状の上部
ハウジング31bからなり、この上部ハウジング31bはハウ
ジングホルダ37によってハウジング本体31aに固締され
る。上部ハウジング31bにはピエゾ圧電素子32に電力を
供給するためのプラグ38が取付けられる。ピエゾ圧電素
子32の上端部に取付けられた絶縁板39はスペーサ40に固
定され、このスペーサ40は上方に突出する突起41を有す
る。この突起41は上部ハウジング31bに形成された心合
せ孔42孔に嵌着され、それによってピエゾ圧電素子32が
ハウジング31a,31bの中心軸線上に位置決めされる。一
方、ピエゾ圧電素子32の下端部に取付けられた絶縁板43
の下壁面上には凹溝44が形成され、この凹溝44内にピス
トン33に一体形成された突起45が嵌着される。ピエゾ圧
電素子32の外周壁面はその全面に亘って絶縁フィルム46
により覆われる。
ジング31は中空円筒状のハウジング本体31aと、ハウジ
ング本体31aの上端部に嵌着固定されたカップ状の上部
ハウジング31bからなり、この上部ハウジング31bはハウ
ジングホルダ37によってハウジング本体31aに固締され
る。上部ハウジング31bにはピエゾ圧電素子32に電力を
供給するためのプラグ38が取付けられる。ピエゾ圧電素
子32の上端部に取付けられた絶縁板39はスペーサ40に固
定され、このスペーサ40は上方に突出する突起41を有す
る。この突起41は上部ハウジング31bに形成された心合
せ孔42孔に嵌着され、それによってピエゾ圧電素子32が
ハウジング31a,31bの中心軸線上に位置決めされる。一
方、ピエゾ圧電素子32の下端部に取付けられた絶縁板43
の下壁面上には凹溝44が形成され、この凹溝44内にピス
トン33に一体形成された突起45が嵌着される。ピエゾ圧
電素子32の外周壁面はその全面に亘って絶縁フィルム46
により覆われる。
第1図および第2図に示されるように上部ハウジング31
bの下方部内周壁面47は絶縁フィルム46を具えたピエゾ
圧電素子32の外径とほぼ等しい内径を有し、従ってこの
下方部内周壁面47はその全面に亘ってピエゾ圧電素子32
の絶縁フィルム46と接触する。下方部内周壁面47の上方
には冷却液体、例えば燃料が供給される冷却液体流入室
48が形成され、この冷却液体流入室48はハウジング31a,
31b内を延びる冷却液体供給通路49を会して冷却液体供
給源、例えば燃料溢流室23に接触される。一方、ハウジ
ング本体31aの内周壁面50も絶縁フィルム46を具えたピ
エゾ圧電素子32の外径とほぼ等しい内径を有し、従って
ハウジング本体31aの内周壁面50もそのほぼ全面に亘っ
てピエゾ圧電素子32の絶縁フィルム46と接触する。上部
ハウジング31bおよびハウジング本体31aの内周壁面47,5
0上にはこれら内周壁面47,50のほぼ全長に亘って螺旋状
に延びる冷却液体流通溝52が形成される。この冷却液体
流通溝52の上端部は冷却液体流入室48に連結され、この
冷却液体流通溝52の下端部は冷却液体排出通路51に連結
される。冷却液体流入室48内に供給された冷却液体、例
えば燃料はピエゾ圧電素子32を冷却しつつ冷却液体流通
溝52を螺旋状に流れ、次いで冷却液体排出路51から排出
される。
bの下方部内周壁面47は絶縁フィルム46を具えたピエゾ
圧電素子32の外径とほぼ等しい内径を有し、従ってこの
下方部内周壁面47はその全面に亘ってピエゾ圧電素子32
の絶縁フィルム46と接触する。下方部内周壁面47の上方
には冷却液体、例えば燃料が供給される冷却液体流入室
48が形成され、この冷却液体流入室48はハウジング31a,
31b内を延びる冷却液体供給通路49を会して冷却液体供
給源、例えば燃料溢流室23に接触される。一方、ハウジ
ング本体31aの内周壁面50も絶縁フィルム46を具えたピ
エゾ圧電素子32の外径とほぼ等しい内径を有し、従って
ハウジング本体31aの内周壁面50もそのほぼ全面に亘っ
てピエゾ圧電素子32の絶縁フィルム46と接触する。上部
ハウジング31bおよびハウジング本体31aの内周壁面47,5
0上にはこれら内周壁面47,50のほぼ全長に亘って螺旋状
に延びる冷却液体流通溝52が形成される。この冷却液体
流通溝52の上端部は冷却液体流入室48に連結され、この
冷却液体流通溝52の下端部は冷却液体排出通路51に連結
される。冷却液体流入室48内に供給された冷却液体、例
えば燃料はピエゾ圧電素子32を冷却しつつ冷却液体流通
溝52を螺旋状に流れ、次いで冷却液体排出路51から排出
される。
このように上部ハウジング31bおよびハウジング本体31a
の内周壁面47,50上に螺旋状の冷却液体流通溝52を形成
するとピエゾ圧電素子32の外周壁面はその全長に亘って
これら内周壁面47,50により支承されることになり、斯
くしてピエゾ圧電素子32がその軸線に沿って湾曲するの
を完全に阻止することができると共に圧電素子板がずれ
るのを完全に阻止することができる。また、上部ハウジ
ング31bおよびハウジング本体31aの内周壁面47,50上に
螺旋状の冷却液体流通溝52を形成することによってこれ
ら内周壁面47,50によりピエゾ圧電素子32の外周壁面を
その全長に亘って支承しつつ冷却液体とピエゾ圧電素子
32の接触面積および接触時間を増大することができる。
その結果、ピエゾ圧電素子32に対する高い冷却効率を確
保することができる。
の内周壁面47,50上に螺旋状の冷却液体流通溝52を形成
するとピエゾ圧電素子32の外周壁面はその全長に亘って
これら内周壁面47,50により支承されることになり、斯
くしてピエゾ圧電素子32がその軸線に沿って湾曲するの
を完全に阻止することができると共に圧電素子板がずれ
るのを完全に阻止することができる。また、上部ハウジ
ング31bおよびハウジング本体31aの内周壁面47,50上に
螺旋状の冷却液体流通溝52を形成することによってこれ
ら内周壁面47,50によりピエゾ圧電素子32の外周壁面を
その全長に亘って支承しつつ冷却液体とピエゾ圧電素子
32の接触面積および接触時間を増大することができる。
その結果、ピエゾ圧電素子32に対する高い冷却効率を確
保することができる。
一方、第6図および第7図に示されるようにハウジング
本体1には逆止弁53が挿入される。この逆止弁53は弁ポ
ート54の開閉制御をするボール55と、ボール55のリフト
量を規制するロッド56と、ボール55およびロッド56を常
時下方に向けて押圧する圧縮ばね57とを具備し、従って
弁ポート54は通常ボール55によって閉鎖される。逆止弁
53の弁ポート54は環状の燃料流入通路58および燃料流入
通路59を介して燃料溢流室23に連結され、逆止弁53の燃
料流出通路60はシリンダ室34内に連結される。前述した
ように燃料溢流室23内の燃料圧は3kg/cm2程度に維持さ
れており、シリンダ室34内の燃料圧が燃料溢流室23内の
燃料圧よりも低くなると逆止弁53が開弁して燃料がシリ
ンダ室34内に補給される。従ってシリンダ室34は常時燃
料によって満たされることになる。
本体1には逆止弁53が挿入される。この逆止弁53は弁ポ
ート54の開閉制御をするボール55と、ボール55のリフト
量を規制するロッド56と、ボール55およびロッド56を常
時下方に向けて押圧する圧縮ばね57とを具備し、従って
弁ポート54は通常ボール55によって閉鎖される。逆止弁
53の弁ポート54は環状の燃料流入通路58および燃料流入
通路59を介して燃料溢流室23に連結され、逆止弁53の燃
料流出通路60はシリンダ室34内に連結される。前述した
ように燃料溢流室23内の燃料圧は3kg/cm2程度に維持さ
れており、シリンダ室34内の燃料圧が燃料溢流室23内の
燃料圧よりも低くなると逆止弁53が開弁して燃料がシリ
ンダ室34内に補給される。従ってシリンダ室34は常時燃
料によって満たされることになる。
前述したようにプランジャ12が上方位置にあるときには
燃料供給ポート20から燃料加圧室15内に燃料が供給さ
れ、従ってこのときには燃料加圧室15内は3kg/cm2程度
の低圧になっている。一方、このときピエゾ圧電素子32
は最大収縮位置にあり、このときシリンダ室34および圧
力制御室30内の燃料圧は3kg/cm2程度の低圧になってい
る。従ってこのとき溢流弁22は圧縮ばね26のばね力によ
り第3図において右方に移動しており、溢流弁22の拡大
頭部22aが弁ポート25を開口している。斯くしてこのと
き燃料溢流路27および溢流弁22の円周溝22b内の燃料圧
も3kg/cm2程度の低圧になっている。
燃料供給ポート20から燃料加圧室15内に燃料が供給さ
れ、従ってこのときには燃料加圧室15内は3kg/cm2程度
の低圧になっている。一方、このときピエゾ圧電素子32
は最大収縮位置にあり、このときシリンダ室34および圧
力制御室30内の燃料圧は3kg/cm2程度の低圧になってい
る。従ってこのとき溢流弁22は圧縮ばね26のばね力によ
り第3図において右方に移動しており、溢流弁22の拡大
頭部22aが弁ポート25を開口している。斯くしてこのと
き燃料溢流路27および溢流弁22の円周溝22b内の燃料圧
も3kg/cm2程度の低圧になっている。
次いでプランジャ12が下降すると燃料供給ポート20がプ
ランジャ12によって閉鎖されるが溢流弁22が弁ポート25
を開口しているために燃料加圧室15内の燃料は燃料溢流
路27、溢流弁22の円周溝22bおよび弁ポート25を介して
燃料溢流室23内に流出する。従ってこのときも燃料加圧
室15内の燃料圧は3kg/cm2程度の低圧になっている。
ランジャ12によって閉鎖されるが溢流弁22が弁ポート25
を開口しているために燃料加圧室15内の燃料は燃料溢流
路27、溢流弁22の円周溝22bおよび弁ポート25を介して
燃料溢流室23内に流出する。従ってこのときも燃料加圧
室15内の燃料圧は3kg/cm2程度の低圧になっている。
次いで燃料噴射を開始すべくピエゾ圧電素子32に電荷が
チャージされるとピエゾ圧電素子32は軸線方向に伸長
し、その結果ピストン33が下降するためにシリンダ室34
および圧力制御室30内の燃料圧が急激に上昇する。圧力
制御室30内の燃料圧が上昇するとロッド29が第3図にお
いて左方に移動するためにそれに伴って溢流弁22も左方
に移動し、溢流弁22の拡大頭部22aが弁ポート25を閉鎖
する。弁ポート25が閉鎖されると燃料加圧室15内の燃料
圧はプランジャ12の下降運動により急速に上昇し、燃料
加圧室15内の燃料圧が予め定められた圧力、例えば1500
kg/cm2以上の一定圧を越えるとニードル7が開弁してノ
ズル口3から燃料が噴射される。このとき燃料溢流路27
を介して溢流弁22の円周溝22b内にも高圧が加わるが円
周溝22bの軸方向両端面の受圧面積が等しいためにこの
高圧によって溢流弁22に駆動力が作用しない。
チャージされるとピエゾ圧電素子32は軸線方向に伸長
し、その結果ピストン33が下降するためにシリンダ室34
および圧力制御室30内の燃料圧が急激に上昇する。圧力
制御室30内の燃料圧が上昇するとロッド29が第3図にお
いて左方に移動するためにそれに伴って溢流弁22も左方
に移動し、溢流弁22の拡大頭部22aが弁ポート25を閉鎖
する。弁ポート25が閉鎖されると燃料加圧室15内の燃料
圧はプランジャ12の下降運動により急速に上昇し、燃料
加圧室15内の燃料圧が予め定められた圧力、例えば1500
kg/cm2以上の一定圧を越えるとニードル7が開弁してノ
ズル口3から燃料が噴射される。このとき燃料溢流路27
を介して溢流弁22の円周溝22b内にも高圧が加わるが円
周溝22bの軸方向両端面の受圧面積が等しいためにこの
高圧によって溢流弁22に駆動力が作用しない。
次いで燃料噴射を停止すべくピエゾ圧電素子32にチャー
ジされた電荷がディスチャージされるとピエゾ圧電素子
32が収縮する。その結果、ピストン33が皿ばね36のばね
力により上昇せしめられるためにシリンダ34および圧力
制御室30内の燃料圧が低下する。圧力制御室30内の燃料
圧が低下するとロッド29および溢流弁22が圧縮ばね26の
ばね力により第3図において右方に移動するために溢流
弁22の拡大頭部22bが弁ポ−ト25を開口する。その結
果、燃料加圧室15内の高圧の燃料が燃料溢流路27、溢流
弁22の円周溝22bおよび弁ポ−ト25を介して燃料溢流室2
3内に流出するために燃料加圧室15内の燃料圧はただち
に3.0kg/cm2程度の低圧まで低下し、ニードル7が降下
して燃料噴射を停止する。次いでプランジャ12が上昇し
て上端位置まで戻り、再び下降を開始する。
ジされた電荷がディスチャージされるとピエゾ圧電素子
32が収縮する。その結果、ピストン33が皿ばね36のばね
力により上昇せしめられるためにシリンダ34および圧力
制御室30内の燃料圧が低下する。圧力制御室30内の燃料
圧が低下するとロッド29および溢流弁22が圧縮ばね26の
ばね力により第3図において右方に移動するために溢流
弁22の拡大頭部22bが弁ポ−ト25を開口する。その結
果、燃料加圧室15内の高圧の燃料が燃料溢流路27、溢流
弁22の円周溝22bおよび弁ポ−ト25を介して燃料溢流室2
3内に流出するために燃料加圧室15内の燃料圧はただち
に3.0kg/cm2程度の低圧まで低下し、ニードル7が降下
して燃料噴射を停止する。次いでプランジャ12が上昇し
て上端位置まで戻り、再び下降を開始する。
ハウジング内周壁面上に螺線状に延びる冷却液体流通溝
を形成することによってピエゾ圧電素子の外周壁面をそ
の全長に亘ってハウジング内周壁面により支承できるの
でピエゾ圧電素子がその軸線に沿って湾曲するのを完全
に阻止することができると共に圧電素子板がずれるのを
完全に阻止することができ、更に冷却液体流通溝内を流
れる冷却液体とピエゾ圧電素子の接触面積および接触時
間を増大することができるのでピエゾ圧電素子に対する
高い冷却効率を確保することができる。
を形成することによってピエゾ圧電素子の外周壁面をそ
の全長に亘ってハウジング内周壁面により支承できるの
でピエゾ圧電素子がその軸線に沿って湾曲するのを完全
に阻止することができると共に圧電素子板がずれるのを
完全に阻止することができ、更に冷却液体流通溝内を流
れる冷却液体とピエゾ圧電素子の接触面積および接触時
間を増大することができるのでピエゾ圧電素子に対する
高い冷却効率を確保することができる。
第1図はアクチュエータの側面断面図、第2図はピエゾ
圧電素子を取除いたところを示す第1図のアクチュエー
タの側面断面図、第3図は第4図のIII-III線に沿って
みたユニットインジェクタの側面断面図、第4図は第3
図のIV-IV線に沿ってみた側面断面図、第5図は第3図
の平面図、第6図は第3図のVI-VI線に沿ってみた断面
図、第7図は第6図のVII-VII線に沿ってみた断面図で
ある。 7……ニードル、12……プランジャ、 15……燃料加圧室、21……摺動孔、 22……溢流弁、23……燃料溢流室、 29……ロッド、30……圧力制御室、 31……アクチュエータハウジング、 32……ピエゾ圧電素子、33……ピストン、 52……冷却液体流通溝。
圧電素子を取除いたところを示す第1図のアクチュエー
タの側面断面図、第3図は第4図のIII-III線に沿って
みたユニットインジェクタの側面断面図、第4図は第3
図のIV-IV線に沿ってみた側面断面図、第5図は第3図
の平面図、第6図は第3図のVI-VI線に沿ってみた断面
図、第7図は第6図のVII-VII線に沿ってみた断面図で
ある。 7……ニードル、12……プランジャ、 15……燃料加圧室、21……摺動孔、 22……溢流弁、23……燃料溢流室、 29……ロッド、30……圧力制御室、 31……アクチュエータハウジング、 32……ピエゾ圧電素子、33……ピストン、 52……冷却液体流通溝。
Claims (1)
- 【請求項1】ピエゾ圧電素子をハウジング内に伸縮可能
に配置し、該ピエゾ圧電素子によってピストンを駆動す
るようにしたインジェクタ用アクチュエータにおいて、
上記ハウジング内周壁面の内径をピエゾ圧電素子の外径
とほぼ等しく形成してピエゾ圧電素子の外周壁面のほぼ
全体をハウジング内周壁面により支承し、ハウジング内
周壁面のほぼ全体に亘って螺旋状に延びる冷却液体流通
溝をハウジング内周壁面上に形成したインジェクタ用ア
クチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987201189U JPH0643490Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | インジェクタ用アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987201189U JPH0643490Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | インジェクタ用アクチュエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01105772U JPH01105772U (ja) | 1989-07-17 |
| JPH0643490Y2 true JPH0643490Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31491561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987201189U Expired - Lifetime JPH0643490Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | インジェクタ用アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643490Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0233875B2 (ja) * | 1983-07-15 | 1990-07-31 | Nippon Jidosha Buhin Sogo Kenkyusho Kk | Denwaishikiekiatsuhatsuseisochi |
| JPS6059981A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-06 | Asahi Okuma Ind Co Ltd | 駆動装置 |
-
1987
- 1987-12-29 JP JP1987201189U patent/JPH0643490Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01105772U (ja) | 1989-07-17 |
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