JPH05196608A - 離隔渦流探傷方法および装置 - Google Patents
離隔渦流探傷方法および装置Info
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- JPH05196608A JPH05196608A JP4009103A JP910392A JPH05196608A JP H05196608 A JPH05196608 A JP H05196608A JP 4009103 A JP4009103 A JP 4009103A JP 910392 A JP910392 A JP 910392A JP H05196608 A JPH05196608 A JP H05196608A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 31
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 36
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検出材の透磁率の影響を受けずに欠陥の大
きさに対応する位相差信号を得る。 【構成】 被検出材である鋼管3には、励磁コイル2と
受信コイル4とが間隔をあけて配置される。電源1は励
磁コイル2を励磁し、励磁コイル2から発生された磁束
は受信コイル4によって検出される。励磁信号と検出信
号の位相差φ1は位相差検出回路5によって検出され
る。検出信号の振幅平均A1は、振幅補正回路7によっ
て定数設定回路8に設定された定数A0,aに従って補
正される。位相差補正回路9では、検出された位相差を
補正する。これによって鋼管3の透磁率μの影響を受け
にくい位相差信号を得ることができる。
きさに対応する位相差信号を得る。 【構成】 被検出材である鋼管3には、励磁コイル2と
受信コイル4とが間隔をあけて配置される。電源1は励
磁コイル2を励磁し、励磁コイル2から発生された磁束
は受信コイル4によって検出される。励磁信号と検出信
号の位相差φ1は位相差検出回路5によって検出され
る。検出信号の振幅平均A1は、振幅補正回路7によっ
て定数設定回路8に設定された定数A0,aに従って補
正される。位相差補正回路9では、検出された位相差を
補正する。これによって鋼管3の透磁率μの影響を受け
にくい位相差信号を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中埋設鋼管などの被
検出材の腐食減肉を検査するためなどに用いられる離隔
渦流探傷方法および装置に関する。
検出材の腐食減肉を検査するためなどに用いられる離隔
渦流探傷方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、離隔渦流探傷方法は、リモー
トフィールド渦流探傷(略称「RFEC」)法とも呼ば
れ、地中埋設鋼管などの金属製管の腐食減肉を検査する
ために用いられている。離隔渦流探傷方法の実施は、管
内に励磁コイルと受信コイルとを、その管軸方向に間隔
をあけて配置して行う。この間隔は、励磁コイルからの
直接の磁場の影響が受信コイルにおよばないように、通
常直径(すなわち管の外径)の2〜4倍とすることが必
要とされている。
トフィールド渦流探傷(略称「RFEC」)法とも呼ば
れ、地中埋設鋼管などの金属製管の腐食減肉を検査する
ために用いられている。離隔渦流探傷方法の実施は、管
内に励磁コイルと受信コイルとを、その管軸方向に間隔
をあけて配置して行う。この間隔は、励磁コイルからの
直接の磁場の影響が受信コイルにおよばないように、通
常直径(すなわち管の外径)の2〜4倍とすることが必
要とされている。
【0003】励磁コイルに交流電流を流すと、励磁コイ
ルからの磁束が管を貫通して外部空間を通り、管の外面
に沿って伝わる。受信コイルには、再び管を貫通する磁
束が受信される。この磁束の電磁波は、管の肉厚部を通
過するときの速度の方が空気中を通過するときの速度に
比べて大幅に小さい。したがって、この伝播時間、すな
わち励磁コイルの励磁信号と受信コイルの検出信号との
位相差が、管の肉厚に比例して変化する。このことか
ら、位相差に対応した管の腐食減肉を検出することがで
きる。
ルからの磁束が管を貫通して外部空間を通り、管の外面
に沿って伝わる。受信コイルには、再び管を貫通する磁
束が受信される。この磁束の電磁波は、管の肉厚部を通
過するときの速度の方が空気中を通過するときの速度に
比べて大幅に小さい。したがって、この伝播時間、すな
わち励磁コイルの励磁信号と受信コイルの検出信号との
位相差が、管の肉厚に比例して変化する。このことか
ら、位相差に対応した管の腐食減肉を検出することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】離隔渦流探傷方法で
は、検出される位相差は被検出材の透磁率μの平方根に
比例する。透磁率の値は材質によって大きく変化する。
したがって、被検出材を貫通する磁束の部分的な位相差
の変化によって、腐食減肉状態の発生を検出することは
可能であるけれども、定量評価することは困難である。
このため、離隔渦流探傷方法による位相差信号の出力を
記録計に出力して、その出力から欠陥の有無を知ること
ができる。欠陥の大きさについては、推測するのみであ
る。
は、検出される位相差は被検出材の透磁率μの平方根に
比例する。透磁率の値は材質によって大きく変化する。
したがって、被検出材を貫通する磁束の部分的な位相差
の変化によって、腐食減肉状態の発生を検出することは
可能であるけれども、定量評価することは困難である。
このため、離隔渦流探傷方法による位相差信号の出力を
記録計に出力して、その出力から欠陥の有無を知ること
ができる。欠陥の大きさについては、推測するのみであ
る。
【0005】本発明の目的は、被検出材の材質に関係な
く、同一の欠陥には同一の位相差信号を発生することが
できる離隔渦流探傷方法および装置を提供することであ
る。
く、同一の欠陥には同一の位相差信号を発生することが
できる離隔渦流探傷方法および装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、励磁コイルを
励磁信号で励磁して磁束を発生させ、受信コイルによっ
て被検出材を貫通する磁束を検出し、受信コイルからの
検出信号の振幅平均A1を或る値A0に正規化した値に
ついて、予め定める指数aに対する累乗値を求め、前記
励磁信号と検出信号との位相差φ1を求められた累乗値
に掛けた値φ1・(A1/A0)a を位相差として求
め、求められた位相差に対応して被検出材の肉厚減少箇
所を検知することを特徴とする離隔渦流探傷方法であ
る。
励磁信号で励磁して磁束を発生させ、受信コイルによっ
て被検出材を貫通する磁束を検出し、受信コイルからの
検出信号の振幅平均A1を或る値A0に正規化した値に
ついて、予め定める指数aに対する累乗値を求め、前記
励磁信号と検出信号との位相差φ1を求められた累乗値
に掛けた値φ1・(A1/A0)a を位相差として求
め、求められた位相差に対応して被検出材の肉厚減少箇
所を検知することを特徴とする離隔渦流探傷方法であ
る。
【0007】本発明は、励磁コイルと、被検出材に沿っ
て励磁コイルから間隔をあけて配置される受信コイル
と、励磁コイルを励磁する励磁信号の位相と、励磁コイ
ルから発生され、被検出材を貫通する磁束によって受信
コイルに発生する検出信号の位相とを比較し、位相差φ
1を表す信号を導出する位相差比較手段と、受信コイル
からの検出信号に応答し、検出信号の振幅平均A1を或
る値A0で正規化し、予め定める指数aに対する累乗値
を表す信号を導出する振幅補正手段と、位相比較手段お
よび振幅補正手段からの信号に応答し、被検出材の肉厚
に対応する位相差φを、演算式
て励磁コイルから間隔をあけて配置される受信コイル
と、励磁コイルを励磁する励磁信号の位相と、励磁コイ
ルから発生され、被検出材を貫通する磁束によって受信
コイルに発生する検出信号の位相とを比較し、位相差φ
1を表す信号を導出する位相差比較手段と、受信コイル
からの検出信号に応答し、検出信号の振幅平均A1を或
る値A0で正規化し、予め定める指数aに対する累乗値
を表す信号を導出する振幅補正手段と、位相比較手段お
よび振幅補正手段からの信号に応答し、被検出材の肉厚
に対応する位相差φを、演算式
【0008】
【数1】φ=φ1・(A1/A0)a に従って位相差補正手段とを含むことを特徴とする離隔
渦流探傷装置である。
渦流探傷装置である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、励磁コイルから発生された磁
束は被検出材を貫通して受信コイルによって検出され
る。検出信号の振幅平均A1は、或る値A0と予め定め
る指数aによって補正される。励磁コイルを励磁する励
磁信号と検出信号との位相差φ1を振幅についての補正
値と乗算して、φ1・(A1/A0)a を位相差として
求める。このように位相差を補正することによって、被
検出材の透磁率の変化の影響を受けにくくすることがで
きる。位相差に対応して被検出材の肉厚減少箇所を検知
するので、肉厚減少などの欠陥の大きさを容易に検知す
ることができる。
束は被検出材を貫通して受信コイルによって検出され
る。検出信号の振幅平均A1は、或る値A0と予め定め
る指数aによって補正される。励磁コイルを励磁する励
磁信号と検出信号との位相差φ1を振幅についての補正
値と乗算して、φ1・(A1/A0)a を位相差として
求める。このように位相差を補正することによって、被
検出材の透磁率の変化の影響を受けにくくすることがで
きる。位相差に対応して被検出材の肉厚減少箇所を検知
するので、肉厚減少などの欠陥の大きさを容易に検知す
ることができる。
【0010】また本発明に従えば、離隔渦流探傷装置
は、励磁コイルと、受信コイルと、位相差比較手段と、
振幅補正手段と、位相差補正手段とを含む。励磁コイル
と受信コイルとは、被検出材に沿って間隔をあけて配置
され、励磁コイルを励磁する励磁信号の位相と、励磁コ
イルから発生されて被検出材を貫通する磁束によって受
信コイルに発生する検出信号の位相とは、位相差比較手
段によって比較される。検出信号の振幅平均A1は間隔
補正手段によって補正される。位相差補正手段は、位相
比較手段からの位相差φ1を振幅補正手段からの信号に
よって補正して、位相差φ、
は、励磁コイルと、受信コイルと、位相差比較手段と、
振幅補正手段と、位相差補正手段とを含む。励磁コイル
と受信コイルとは、被検出材に沿って間隔をあけて配置
され、励磁コイルを励磁する励磁信号の位相と、励磁コ
イルから発生されて被検出材を貫通する磁束によって受
信コイルに発生する検出信号の位相とは、位相差比較手
段によって比較される。検出信号の振幅平均A1は間隔
補正手段によって補正される。位相差補正手段は、位相
比較手段からの位相差φ1を振幅補正手段からの信号に
よって補正して、位相差φ、
【0011】
【数3】φ=φ1・(A1/A0)a を求める。この補正によって、位相差φは被検出材の透
磁率μの変化を受けなくなるので、被検出材の肉厚が腐
食などによって減少する欠陥を検知してその大きさを知
ることができる。
磁率μの変化を受けなくなるので、被検出材の肉厚が腐
食などによって減少する欠陥を検知してその大きさを知
ることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の全体の電気的構
成を示す。離隔渦流探傷方法を実施するために、電源1
によって励磁される励磁コイル2と、被検出材である鋼
管3の管軸に沿って間隔をあけて受信コイル4とが設け
られる。
成を示す。離隔渦流探傷方法を実施するために、電源1
によって励磁される励磁コイル2と、被検出材である鋼
管3の管軸に沿って間隔をあけて受信コイル4とが設け
られる。
【0013】図2は、図1に示される実施例の原理を説
明するための概略的な斜視図である。地中に埋設されて
いる鋼管3などの管の腐食減肉状態を検査するために、
本発明に従う離隔渦流探傷方法が用いられる。受信コイ
ル4としては、鋼管3の内周面に沿って90°ずつずら
して4つのコイル4a,4b,4c,4dが配置され
る。励磁コイル2と受信コイル4とを、鋼管3の管軸方
向の距離Lを一定に保ちながら、管軸方向に移動するこ
とによって、鋼管3の腐食減肉状態を検査することがで
きる。励磁コイル2と受信コイル4との間隔Lは、励磁
コイル2からの直接の磁束が受信コイル4によって検出
されないように定められる。一般的には、たとえば鋼管
3の外径Dの3倍以上に選ばれる。
明するための概略的な斜視図である。地中に埋設されて
いる鋼管3などの管の腐食減肉状態を検査するために、
本発明に従う離隔渦流探傷方法が用いられる。受信コイ
ル4としては、鋼管3の内周面に沿って90°ずつずら
して4つのコイル4a,4b,4c,4dが配置され
る。励磁コイル2と受信コイル4とを、鋼管3の管軸方
向の距離Lを一定に保ちながら、管軸方向に移動するこ
とによって、鋼管3の腐食減肉状態を検査することがで
きる。励磁コイル2と受信コイル4との間隔Lは、励磁
コイル2からの直接の磁束が受信コイル4によって検出
されないように定められる。一般的には、たとえば鋼管
3の外径Dの3倍以上に選ばれる。
【0014】励磁コイル2からの磁束は、鋼管3を貫通
して空中である外部空間を通り、再び被検出材である鋼
管3を貫通して受信コイル4に到達する。この磁束とし
ての電磁波の速度は、鋼管3内の方が外部空間に比べて
大幅に小さいので、その伝幡時間、すなわち励磁コイル
2の励磁信号と受信コイル4の検出信号との位相差は、
鋼管3の厚みに対応する。
して空中である外部空間を通り、再び被検出材である鋼
管3を貫通して受信コイル4に到達する。この磁束とし
ての電磁波の速度は、鋼管3内の方が外部空間に比べて
大幅に小さいので、その伝幡時間、すなわち励磁コイル
2の励磁信号と受信コイル4の検出信号との位相差は、
鋼管3の厚みに対応する。
【0015】励磁信号と検出信号との位相の遅れ、すな
わち位相差φ1は、次の数4の式で示される。
わち位相差φ1は、次の数4の式で示される。
【0016】
【数4】
【0017】ここでdは鋼管3の厚み、πは円周率、f
は励磁信号の周波数、μは鋼管3の透磁率、σは鋼管3
の導電率を示す。すなわち位相差φ1は、鋼管3の透磁
率μに関して単調増加である。
は励磁信号の周波数、μは鋼管3の透磁率、σは鋼管3
の導電率を示す。すなわち位相差φ1は、鋼管3の透磁
率μに関して単調増加である。
【0018】受信コイル4の検出信号の振幅平均A1
は、次の数5の式で示される。
は、次の数5の式で示される。
【0019】
【数5】
【0020】ここで、d,π,f,μ,σは、上述の数
4の式と同じである。すなわち検出信号の振幅平均A1
は、透磁率μに関して単調減少である。鋼管3の材質に
よって透磁率μは大きく変動するけれども、導電率σの
変動は少ない。
4の式と同じである。すなわち検出信号の振幅平均A1
は、透磁率μに関して単調減少である。鋼管3の材質に
よって透磁率μは大きく変動するけれども、導電率σの
変動は少ない。
【0021】図1図示の実施例においては、励磁コイル
2と受信コイル4との位相差φ1は、位相差検出回路5
によって検出される。受信コイル4からの検出信号の振
幅は、振幅測定回路6によって測定される。この測定値
は、振幅補正回路7によって、定数設定回路8に設定さ
れている定数A0およびaの値を用いて補正される。A
0の値は、振幅平均A1を正規化するための値であり、
aの値は、正規化された振幅に対する指数である。振幅
補正回路7からの出力は、(A1/A0)a を表す。
2と受信コイル4との位相差φ1は、位相差検出回路5
によって検出される。受信コイル4からの検出信号の振
幅は、振幅測定回路6によって測定される。この測定値
は、振幅補正回路7によって、定数設定回路8に設定さ
れている定数A0およびaの値を用いて補正される。A
0の値は、振幅平均A1を正規化するための値であり、
aの値は、正規化された振幅に対する指数である。振幅
補正回路7からの出力は、(A1/A0)a を表す。
【0022】位相差検出回路5および振幅補正回路7か
らの出力は、位相差補正回路9に与えられる。位相差補
正回路9は、次の数6の式に従って、補正された位相差
φを求める。
らの出力は、位相差補正回路9に与えられる。位相差補
正回路9は、次の数6の式に従って、補正された位相差
φを求める。
【0023】
【数6】φ=φ1・(A1/A0)a この補正された位相差φは、比較回路10に与えられ、
基準値設定回路11に予め設定されている位相差の基準
値と比較される。位相差φが基準値以上となると、腐食
減肉などによる欠陥と判断され、出力回路12から警報
などが出力される。
基準値設定回路11に予め設定されている位相差の基準
値と比較される。位相差φが基準値以上となると、腐食
減肉などによる欠陥と判断され、出力回路12から警報
などが出力される。
【0024】図1図示の実施例による実験結果の一例を
次の表1に示す。
次の表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】この実験データから図3に示すグラフが得
られる。このグラフから、指数aの値が求められる。
られる。このグラフから、指数aの値が求められる。
【0027】この実験データで、縦軸に位相差φ1をと
り、横軸に振幅Vをとると、図4に示すように、位相差
の値のばらつきが大きくなる。このばらつきは被検出材
の透磁率μの変化による。位相差を補正すると、図5の
ように、補正した位相差のばらつきは小さくなる。図6
は、さらに多くの試料について試験結果を示す。このう
ち、励磁5Vについて、補正の効果を図7に示す。この
ようにして、鋼管3の透磁率に依存することなく、腐食
減肉箇所などの肉厚に対応した位相差を得ることができ
る。
り、横軸に振幅Vをとると、図4に示すように、位相差
の値のばらつきが大きくなる。このばらつきは被検出材
の透磁率μの変化による。位相差を補正すると、図5の
ように、補正した位相差のばらつきは小さくなる。図6
は、さらに多くの試料について試験結果を示す。このう
ち、励磁5Vについて、補正の効果を図7に示す。この
ようにして、鋼管3の透磁率に依存することなく、腐食
減肉箇所などの肉厚に対応した位相差を得ることができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被検出材
の材質による透磁率変化の影響を受けずに、腐食減肉な
どの欠陥の大きさに対応する位相差信号を得ることがで
きる。これによって肉厚箇所を正しく検知することがで
きる。
の材質による透磁率変化の影響を受けずに、腐食減肉な
どの欠陥の大きさに対応する位相差信号を得ることがで
きる。これによって肉厚箇所を正しく検知することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例の大略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の原理を示す概略的な斜視図である。
【図3】図1図示の実施例による検出信号の振幅と励磁
信号に対する位相差との関係を示すグラフである。
信号に対する位相差との関係を示すグラフである。
【図4】図1図示の実施例による検出信号の振幅と励磁
信号に対する位相差との関係を示すグラフである。
信号に対する位相差との関係を示すグラフである。
【図5】図1図示の実施例による補正した位相差と振幅
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図6】図1図示の実施例による検出信号の振幅と励磁
信号に対する位相差との関係を示すグラフである。
信号に対する位相差との関係を示すグラフである。
【図7】図6図示の試料による補正の効果を示すグラフ
である。
である。
1 電源 2 励磁コイル 3 鋼管 4 受信コイル 5 位相差検出回路 7 振幅補正回路 8 定数設定回路 9 位相差補正回路 10 比較回路
Claims (2)
- 【請求項1】 励磁コイルを励磁信号で励磁して磁束を
発生させ、 受信コイルによって被検出材を貫通する磁束を検出し、 受信コイルからの検出信号の振幅平均A1を或る値A0
に正規化した値について、予め定める指数aに対する累
乗値を求め、 前記励磁信号と検出信号との位相差φ1を求められた累
乗値に掛けた値φ1・(A1/A0)a を位相差として
求め、 求められた位相差に対応して被検出材の肉厚減少箇所を
検知することを特徴とする離隔渦流探傷方法。 - 【請求項2】 励磁コイルと、 被検出材に沿って励磁コイルから間隔をあけて配置され
る受信コイルと、 励磁コイルを励磁する励磁信号の位相と、励磁コイルか
ら発生され、被検出材を貫通する磁束によって受信コイ
ルに発生する検出信号の位相とを比較し、位相差φ1を
表す信号を導出する位相差比較手段と、 受信コイルからの検出信号に応答し、検出信号の振幅平
均A1を或る値A0で正規化し、予め定める指数aに対
する累乗値を表す信号を導出する振幅補正手段と、位相
比較手段および振幅補正手段からの信号に応答し、被検
出材の肉厚に対応する位相差φを、演算式 【数1】φ=φ1・(A1/A0)a に従って位相差補正手段とを含むことを特徴とする離隔
渦流探傷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009103A JPH05196608A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 離隔渦流探傷方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009103A JPH05196608A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 離隔渦流探傷方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196608A true JPH05196608A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11711295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4009103A Pending JPH05196608A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 離隔渦流探傷方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05196608A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002350406A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Kawasaki Steel Corp | 渦流探傷装置 |
| JP2010038914A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-02-18 | Toshiba Corp | リモートフィールド渦電流探傷プローブ |
| JP2016224010A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 渦電流検査装置 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4009103A patent/JPH05196608A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002350406A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Kawasaki Steel Corp | 渦流探傷装置 |
| JP2010038914A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-02-18 | Toshiba Corp | リモートフィールド渦電流探傷プローブ |
| JP2016224010A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 渦電流検査装置 |
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