JPH05196809A - カラーフィルター - Google Patents
カラーフィルターInfo
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- JPH05196809A JPH05196809A JP992492A JP992492A JPH05196809A JP H05196809 A JPH05196809 A JP H05196809A JP 992492 A JP992492 A JP 992492A JP 992492 A JP992492 A JP 992492A JP H05196809 A JPH05196809 A JP H05196809A
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- Japan
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- color filter
- light
- thin film
- shielding film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画素間部位における光透過と光反射を防止し
て表示画像のコントラスト向上が図れる高品質のカラー
フィルターを提供すること。 【構成】 このカラーフィルターは、基板であるスライ
ドガラス1と、一様に製膜されて反射防止膜を形成する
TiO膜から成る透明無機薄膜2と、画素間部位に選択
的に設けられたCr薄膜から成る金属遮光膜3と、画素
部位に各々選択的に設けられた色フィルター層4R、4
G、4Bと、金属遮光膜3と色フィルター層4R、4
G、4Bを含む全面に設けられた平滑層5と、この平滑
層5上に一様に設けられたITO膜6とでその主要部が
構成されている。そして、画素間部位を透過する光につ
いては金属遮光膜3が遮蔽し、かつ、ガラス1基板側か
らみた時の屈折率を上記透明無機薄膜2が低減させるた
め、表示画像を構成しない外乱光を減少させることが可
能になり表示画像のコントラスト向上が図れる。
て表示画像のコントラスト向上が図れる高品質のカラー
フィルターを提供すること。 【構成】 このカラーフィルターは、基板であるスライ
ドガラス1と、一様に製膜されて反射防止膜を形成する
TiO膜から成る透明無機薄膜2と、画素間部位に選択
的に設けられたCr薄膜から成る金属遮光膜3と、画素
部位に各々選択的に設けられた色フィルター層4R、4
G、4Bと、金属遮光膜3と色フィルター層4R、4
G、4Bを含む全面に設けられた平滑層5と、この平滑
層5上に一様に設けられたITO膜6とでその主要部が
構成されている。そして、画素間部位を透過する光につ
いては金属遮光膜3が遮蔽し、かつ、ガラス1基板側か
らみた時の屈折率を上記透明無機薄膜2が低減させるた
め、表示画像を構成しない外乱光を減少させることが可
能になり表示画像のコントラスト向上が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置等の表示装
置に適用されるカラーフィルターに係り、特に、画素間
部位における光透過と光反射を防止して表示画像のコン
トラスト向上が図れるカラーフィルターの改良に関する
ものである。
置に適用されるカラーフィルターに係り、特に、画素間
部位における光透過と光反射を防止して表示画像のコン
トラスト向上が図れるカラーフィルターの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置等の表示装置に適用される
この種のカラーフィルターは、ガラス等の透明基板と、
この基板上の画素部位に設けられその透過光を画素毎に
着色する色フィルター層とでその主要部が構成されてお
り、上記色フィルター層を透過した着色光を表示光にし
てカラー画像を表示するものである。
この種のカラーフィルターは、ガラス等の透明基板と、
この基板上の画素部位に設けられその透過光を画素毎に
着色する色フィルター層とでその主要部が構成されてお
り、上記色フィルター層を透過した着色光を表示光にし
てカラー画像を表示するものである。
【0003】ところで、上記画素部位以外の部位(画素
間部位)からの透過光は画素部位を透過した表示光に対
し外乱光として作用し、表示画像のコントラスト低下を
招くため、例えば、特開昭62−143023号公報に
記載されているように上記画素間部位にその透過光を遮
蔽する遮光膜を設け、上記外乱光の発生を防止して表示
画像のコントラスト向上を図ったカラーフィルターが開
発されている。
間部位)からの透過光は画素部位を透過した表示光に対
し外乱光として作用し、表示画像のコントラスト低下を
招くため、例えば、特開昭62−143023号公報に
記載されているように上記画素間部位にその透過光を遮
蔽する遮光膜を設け、上記外乱光の発生を防止して表示
画像のコントラスト向上を図ったカラーフィルターが開
発されている。
【0004】そして、この遮光膜を構成する材料として
は、金属や、顔料を含む感光性ポリマー等が知られてい
るが、光の透過率が低いこと、及び、画素間部位にのみ
選択的に遮光膜を形成する際の微細加工が容易であるこ
と等の理由から金属薄膜、特にクロム薄膜が主流になっ
ている。
は、金属や、顔料を含む感光性ポリマー等が知られてい
るが、光の透過率が低いこと、及び、画素間部位にのみ
選択的に遮光膜を形成する際の微細加工が容易であるこ
と等の理由から金属薄膜、特にクロム薄膜が主流になっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に金属は
反射率が高いことから上記基板側から表示装置を観察し
た際に、金属薄膜から成る遮光膜が周囲の光を反射して
表示画像のコントラストを低下させるという問題点があ
った。
反射率が高いことから上記基板側から表示装置を観察し
た際に、金属薄膜から成る遮光膜が周囲の光を反射して
表示画像のコントラストを低下させるという問題点があ
った。
【0006】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、その課題とするところは、上記遮光膜によ
る反射をその遮光性を損なうことなく減らすことにより
画素間部位の光透過と光反射を減少させ、コントラスト
の高い画像を表示できるカラーフィルターを提供するこ
とにある。
れたもので、その課題とするところは、上記遮光膜によ
る反射をその遮光性を損なうことなく減らすことにより
画素間部位の光透過と光反射を減少させ、コントラスト
の高い画像を表示できるカラーフィルターを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、透明基板と、この透明基板上の画素部位に設
けられ画素毎にその透過光を着色する色フィルター層
と、上記透明基板上の画素間部位に設けられた金属遮光
膜とを備えるカラーフィルターを前提とし、上記金属遮
光膜と透明基板との間に透明無機薄膜から成る反射防止
膜を設けたことを特徴とするものであり、他方、請求項
2に係る発明は請求項1に係る発明を前提とし、上記透
明無機薄膜を構成する材料が、透明基板の屈折率と金属
遮光膜の屈折率との間の屈折率を有していることを特徴
ものである。
る発明は、透明基板と、この透明基板上の画素部位に設
けられ画素毎にその透過光を着色する色フィルター層
と、上記透明基板上の画素間部位に設けられた金属遮光
膜とを備えるカラーフィルターを前提とし、上記金属遮
光膜と透明基板との間に透明無機薄膜から成る反射防止
膜を設けたことを特徴とするものであり、他方、請求項
2に係る発明は請求項1に係る発明を前提とし、上記透
明無機薄膜を構成する材料が、透明基板の屈折率と金属
遮光膜の屈折率との間の屈折率を有していることを特徴
ものである。
【0008】このような技術的手段において透明無機薄
膜から成る反射防止膜とは、上記透明基板と金属遮光膜
との間に設けられ透明基板側からみたときの反射率を減
少させる薄膜をいい、この透明無機薄膜を構成する材料
が透明基板の屈折率と金属遮光膜の屈折率との間の屈折
率を有している場合に上記反射率を著しく減少させるこ
とが可能となる。
膜から成る反射防止膜とは、上記透明基板と金属遮光膜
との間に設けられ透明基板側からみたときの反射率を減
少させる薄膜をいい、この透明無機薄膜を構成する材料
が透明基板の屈折率と金属遮光膜の屈折率との間の屈折
率を有している場合に上記反射率を著しく減少させるこ
とが可能となる。
【0009】尚、透明無機薄膜から成る反射防止膜は、
原則として透明基板上の上記金属遮光膜に対応する部
位、すなわち上記画素間部位に設けられる。ここで、こ
の画素間部位とは、表示画像を構成する画素と画素の間
に位置し一般には格子状にパターン化されている画素部
以外の領域をいう。但し、上記透明無機薄膜は本来透明
で光学的損失を生じないため、画素部位を含む透明基板
上全面に一様に設けても表示光の色純度や表示画像のコ
ントラストに悪影響を及ぼすことはない。
原則として透明基板上の上記金属遮光膜に対応する部
位、すなわち上記画素間部位に設けられる。ここで、こ
の画素間部位とは、表示画像を構成する画素と画素の間
に位置し一般には格子状にパターン化されている画素部
以外の領域をいう。但し、上記透明無機薄膜は本来透明
で光学的損失を生じないため、画素部位を含む透明基板
上全面に一様に設けても表示光の色純度や表示画像のコ
ントラストに悪影響を及ぼすことはない。
【0010】このような透明無機薄膜としては、例え
ば、Al2 O3 、MgO、ZrO2 、TiO2 、Ta2
O5 、SiO等の酸化物、LaF3 等のフッ化物、Si
N等の窒化物、あるいはこれらの混合物から成る厚さ3
0〜60nmの薄膜が利用できる。
ば、Al2 O3 、MgO、ZrO2 、TiO2 、Ta2
O5 、SiO等の酸化物、LaF3 等のフッ化物、Si
N等の窒化物、あるいはこれらの混合物から成る厚さ3
0〜60nmの薄膜が利用できる。
【0011】一方、上記金属遮光膜としては、光透過率
が低くかつエッチング等の微細加工が容易な金属ならば
特に限定されず、例えば、Cr、Al、Ni等が挙げら
れ、特にCrが上述した点から好ましい。尚、この膜厚
については200nm〜1μmに設定される。
が低くかつエッチング等の微細加工が容易な金属ならば
特に限定されず、例えば、Cr、Al、Ni等が挙げら
れ、特にCrが上述した点から好ましい。尚、この膜厚
については200nm〜1μmに設定される。
【0012】次に、上記透明無機薄膜と金属遮光膜の製
膜手段としては、均一な厚みと組成が得られるものであ
れば任意な手段が適用でき、例えば、真空蒸着やスパッ
タリング法等が適用できる。そして、これ等手段により
上記透明基板上に透明無機薄膜と金属遮光膜を製膜し、
この金属遮光膜をエッチングして画素部位の金属遮光膜
を除去することにより画素間部位にのみ金属遮光膜を選
択的に形成することができる。この際、金属遮光膜と同
時に無機透明薄膜をもエッチング除去すれことにより画
素間部位に同一パターンの透明無機薄膜と金属遮光膜を
形成することが可能となる。
膜手段としては、均一な厚みと組成が得られるものであ
れば任意な手段が適用でき、例えば、真空蒸着やスパッ
タリング法等が適用できる。そして、これ等手段により
上記透明基板上に透明無機薄膜と金属遮光膜を製膜し、
この金属遮光膜をエッチングして画素部位の金属遮光膜
を除去することにより画素間部位にのみ金属遮光膜を選
択的に形成することができる。この際、金属遮光膜と同
時に無機透明薄膜をもエッチング除去すれことにより画
素間部位に同一パターンの透明無機薄膜と金属遮光膜を
形成することが可能となる。
【0013】また、この技術的手段において上記透明基
板としては、ガラス、樹脂等が使用でき、特にガラスが
好ましい。また、上記色フィルター層については、感光
性樹脂を塗布しこれを露光現像した後に染料で染色して
形成する方法(染色法)、透明着色剤が含まれた感光性
樹脂を塗布した後に露光現像して形成する方法(顔料分
散法)、透明着色剤を含む印刷インキを印刷して形成す
る方法(印刷法)等のいずれの方法によって形成してよ
い。
板としては、ガラス、樹脂等が使用でき、特にガラスが
好ましい。また、上記色フィルター層については、感光
性樹脂を塗布しこれを露光現像した後に染料で染色して
形成する方法(染色法)、透明着色剤が含まれた感光性
樹脂を塗布した後に露光現像して形成する方法(顔料分
散法)、透明着色剤を含む印刷インキを印刷して形成す
る方法(印刷法)等のいずれの方法によって形成してよ
い。
【0014】また、本発明に係るカラーフィルターにお
いては、上記色フィルター層上に設けられ画素毎に液晶
の配向を変えて画素部位の光透過を制御する透明電極層
を具備していてもよい。この透明電極層としては光透過
率が80%以上、電気抵抗値が100Ω/□以下のもの
が使用でき、具体的には真空蒸着法やスパッタリング法
で製膜されたITO(インジウム・スズ・オキサイド)
薄膜が多く用いられる。更に、上記色フィルター層と透
明電極層の間に透明樹脂から構成される平滑層又は保護
層を備えてもよい。
いては、上記色フィルター層上に設けられ画素毎に液晶
の配向を変えて画素部位の光透過を制御する透明電極層
を具備していてもよい。この透明電極層としては光透過
率が80%以上、電気抵抗値が100Ω/□以下のもの
が使用でき、具体的には真空蒸着法やスパッタリング法
で製膜されたITO(インジウム・スズ・オキサイド)
薄膜が多く用いられる。更に、上記色フィルター層と透
明電極層の間に透明樹脂から構成される平滑層又は保護
層を備えてもよい。
【0015】
【作用】請求項1〜2に係る発明によれば、画素間部位
に設けられた金属遮光膜と透明基板との間に透明無機薄
膜から成る反射防止膜を備えており、上記画素間部位を
透過する光については金属遮光膜が遮蔽し、かつ、基板
側からみたときの屈折率を上記透明無機薄膜から成る反
射防止層が低減させるため、表示画像を構成しない外乱
光を減少させることが可能となる。
に設けられた金属遮光膜と透明基板との間に透明無機薄
膜から成る反射防止膜を備えており、上記画素間部位を
透過する光については金属遮光膜が遮蔽し、かつ、基板
側からみたときの屈折率を上記透明無機薄膜から成る反
射防止層が低減させるため、表示画像を構成しない外乱
光を減少させることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0017】図1に示すように実施例に係るカラーフィ
ルターは、スライドガラス(コーニング社製 #705
9)1と、このガラス1全面に一様に製膜された厚さ4
0nmのTiO膜から成る透明無機薄膜2と、この透明
無機薄膜2上の画素間部位に選択的に設けられた厚さ2
00nmのCr薄膜から成る金属遮光膜3と、上記透明
無機薄膜2上の画素部位に各々選択的に設けられた厚さ
約1μmの色フィルター層4R、4G、4Bと、金属遮
光膜3と色フィルター層4R、4G、4Bを含む全面に
設けられ透明樹脂より成る厚さ5μmの平滑層5と、こ
の平滑層5上に一様に設けられたITO膜6とでその主
要部が構成されているものである。
ルターは、スライドガラス(コーニング社製 #705
9)1と、このガラス1全面に一様に製膜された厚さ4
0nmのTiO膜から成る透明無機薄膜2と、この透明
無機薄膜2上の画素間部位に選択的に設けられた厚さ2
00nmのCr薄膜から成る金属遮光膜3と、上記透明
無機薄膜2上の画素部位に各々選択的に設けられた厚さ
約1μmの色フィルター層4R、4G、4Bと、金属遮
光膜3と色フィルター層4R、4G、4Bを含む全面に
設けられ透明樹脂より成る厚さ5μmの平滑層5と、こ
の平滑層5上に一様に設けられたITO膜6とでその主
要部が構成されているものである。
【0018】そして、このカラーフィルターは以下の方
法により製造されている。
法により製造されている。
【0019】まず、上記スライドガラス1上全面にRF
スパッタリング法により厚さ40nmのTiO2 膜を製
膜して透明無機薄膜2形成し、かつ、同じくRFスパッ
タリング法により200nmのCr膜を製膜した後、画
素部位のCr膜をエッチングにより除去してCr薄膜か
ら成る金属遮光膜3を形成した。このエッチングの際に
上記TiO2 膜はまったくエッチングされず、上記画素
部位を含むスライドガラス1全面に亘り残存していた。
スパッタリング法により厚さ40nmのTiO2 膜を製
膜して透明無機薄膜2形成し、かつ、同じくRFスパッ
タリング法により200nmのCr膜を製膜した後、画
素部位のCr膜をエッチングにより除去してCr薄膜か
ら成る金属遮光膜3を形成した。このエッチングの際に
上記TiO2 膜はまったくエッチングされず、上記画素
部位を含むスライドガラス1全面に亘り残存していた。
【0020】次に、上記金属遮光膜3の形成面全面に赤
色有機顔料が分散された感光性樹脂を塗布し、露光現像
して所定の画素部位に選択的に残存させて色フィルター
層4Rを求めた。同様に、緑色有機顔料又は青色有機顔
料が分散された感光性樹脂についても同じ工程を繰り返
し、それぞれの画素部位に対応した色の色フィルター層
4G、4Bを形成した。
色有機顔料が分散された感光性樹脂を塗布し、露光現像
して所定の画素部位に選択的に残存させて色フィルター
層4Rを求めた。同様に、緑色有機顔料又は青色有機顔
料が分散された感光性樹脂についても同じ工程を繰り返
し、それぞれの画素部位に対応した色の色フィルター層
4G、4Bを形成した。
【0021】次いで、これ等色フィルター層4R、4
G、4Bの形成面に透明樹脂を約5μmの厚さでスピン
コートした後これを熱硬化させて平滑層5を形成し、最
後にこの平滑層5上にスパッタリング法によりITO膜
6を100nmの厚さで製膜してカラーフィルターを求
めた。
G、4Bの形成面に透明樹脂を約5μmの厚さでスピン
コートした後これを熱硬化させて平滑層5を形成し、最
後にこの平滑層5上にスパッタリング法によりITO膜
6を100nmの厚さで製膜してカラーフィルターを求
めた。
【0022】また、他の実施例として上記TiO2 膜に
変え、夫々、MgO膜とZrO2 膜を適用して透明無機
薄膜2を形成し、同様のカラーフィルターを求めた。
変え、夫々、MgO膜とZrO2 膜を適用して透明無機
薄膜2を形成し、同様のカラーフィルターを求めた。
【0023】更に、比較例として上記スライドガラス1
上に透明無機薄膜2を介すことなく直接Cr薄膜から成
る金属遮光膜3を製膜した外は実施例と同様のカラーフ
ィルターを求めた。
上に透明無機薄膜2を介すことなく直接Cr薄膜から成
る金属遮光膜3を製膜した外は実施例と同様のカラーフ
ィルターを求めた。
【0024】そして、得られた4種類のカラーフィルタ
ーについてその構成材料であるスライドガラス、MgO
膜、ZrO2 膜、TiO2 膜、及び、Cr膜の屈折率を
エリプソメータにより測定し、その値を吸収係数と合わ
せ表1に示す。
ーについてその構成材料であるスライドガラス、MgO
膜、ZrO2 膜、TiO2 膜、及び、Cr膜の屈折率を
エリプソメータにより測定し、その値を吸収係数と合わ
せ表1に示す。
【0025】尚、上記MgO膜、ZrO2 膜、TiO2
膜、及び、Cr膜の屈折率の値は、上記スライドガラス
上にRFスパッタリング法にて膜厚200nmの各膜を
製膜しエリプソメータによりこれ等の屈折率を測定して
求めたものである。
膜、及び、Cr膜の屈折率の値は、上記スライドガラス
上にRFスパッタリング法にて膜厚200nmの各膜を
製膜しエリプソメータによりこれ等の屈折率を測定して
求めたものである。
【0026】
【表1】 この表1から、MgO膜、ZrO2 膜、TiO2 膜の屈
折率はいずれもスライドガラスの屈折率とCr膜の屈折
率の間にあることが確認できた。
折率はいずれもスライドガラスの屈折率とCr膜の屈折
率の間にあることが確認できた。
【0027】また、Cr膜の吸収係数が大きいことから
このCr膜内部に入射した光は急激に減衰して透過光が
生じないことが、他方、MgO膜、ZrO2 膜、TiO
2 膜は光を吸収せず光学的損失を引き起こさないことも
確認できた。
このCr膜内部に入射した光は急激に減衰して透過光が
生じないことが、他方、MgO膜、ZrO2 膜、TiO
2 膜は光を吸収せず光学的損失を引き起こさないことも
確認できた。
【0028】次に、上記4種類のカラーフィルターにつ
いて、その画素間部位にスライドガラス1側から光を入
射した場合の分光反射率を測定し、実施例に係るカラー
フィルターと、上記透明無機薄膜2を具備しない比較例
に係るカラーフィルターの反射率を比較した。この結果
を図2に示す。
いて、その画素間部位にスライドガラス1側から光を入
射した場合の分光反射率を測定し、実施例に係るカラー
フィルターと、上記透明無機薄膜2を具備しない比較例
に係るカラーフィルターの反射率を比較した。この結果
を図2に示す。
【0029】尚、これ等の分光反射率の値は、実施例に
ついては上記スライドガラス上にRFスパッタリング法
にて膜厚40nmのMgO膜、ZrO2 膜、TiO2 膜
を各々製膜し、かつ、各膜上に膜厚200nmのCr膜
を製膜した後、また、比較例についてはスライドガラス
上に膜厚200nmのCR膜を直接製膜した後、基板側
からの反射率を分光光度計により夫々測定して求めたも
のである。
ついては上記スライドガラス上にRFスパッタリング法
にて膜厚40nmのMgO膜、ZrO2 膜、TiO2 膜
を各々製膜し、かつ、各膜上に膜厚200nmのCr膜
を製膜した後、また、比較例についてはスライドガラス
上に膜厚200nmのCR膜を直接製膜した後、基板側
からの反射率を分光光度計により夫々測定して求めたも
のである。
【0030】そして、図2から明らかなようにスライド
ガラス1の屈折率と金属遮光膜3の屈折率との間にその
屈折率を有する透明無機薄膜2をこれらの間に介在させ
た各実施例に係るカラーフィルターについては、これを
介在させない比較例に係るカラーフィルターと比較して
その反射率が著しく小さく、従って、透明無機薄膜2は
反射防止作用に優れることが確認できた。
ガラス1の屈折率と金属遮光膜3の屈折率との間にその
屈折率を有する透明無機薄膜2をこれらの間に介在させ
た各実施例に係るカラーフィルターについては、これを
介在させない比較例に係るカラーフィルターと比較して
その反射率が著しく小さく、従って、透明無機薄膜2は
反射防止作用に優れることが確認できた。
【0031】更に、これ等4種のカラーフィルターにつ
いてスライドガラス1側から肉眼観察したところ、Ti
O2 膜、MgO膜、及び、ZrO2 膜を形成した実施例
に係るカラーフィルターは比較例に係るカラーフィルタ
ーと比較して画素間部位の反射光が明らかに少なく、従
って、表示画像のコントラストに優れているものである
ことが確認できた。
いてスライドガラス1側から肉眼観察したところ、Ti
O2 膜、MgO膜、及び、ZrO2 膜を形成した実施例
に係るカラーフィルターは比較例に係るカラーフィルタ
ーと比較して画素間部位の反射光が明らかに少なく、従
って、表示画像のコントラストに優れているものである
ことが確認できた。
【0032】
【発明の効果】請求項1〜2に係る発明によれば、画素
間部位に設けられた金属遮光膜と透明基板との間に透明
無機薄膜から成る反射防止膜を備えており、上記画素間
部位を透過する光については金属遮光膜が遮蔽し、か
つ、基板側からみたときの屈折率を上記透明無機薄膜か
ら成る反射防止層が低減させるため、表示画像を構成し
ない外乱光を減少させることが可能となる。
間部位に設けられた金属遮光膜と透明基板との間に透明
無機薄膜から成る反射防止膜を備えており、上記画素間
部位を透過する光については金属遮光膜が遮蔽し、か
つ、基板側からみたときの屈折率を上記透明無機薄膜か
ら成る反射防止層が低減させるため、表示画像を構成し
ない外乱光を減少させることが可能となる。
【0033】従って、コントラストの高い鮮明な画像を
表示できる効果を有している。
表示できる効果を有している。
【図1】実施例に係るカラーフィルターの断面図。
【図2】透明基板と金属遮光膜との間に透明無機薄膜を
介在させた場合と介在させない場合との分光反射率を示
すグラフ図。
介在させた場合と介在させない場合との分光反射率を示
すグラフ図。
1 ガラス 2 透明無機薄膜 3 金属遮光膜 4R 色フィルター層 4G 色フィルター層 4B 色フィルター層 5 平滑層 6 ITO膜
Claims (2)
- 【請求項1】透明基板と、この透明基板上の画素部位に
設けられ画素毎にその透過光を着色する色フィルター層
と、上記透明基板上の画素間部位に設けられた金属遮光
膜とを備えるカラーフィルターにおいて、 上記金属遮光膜と透明基板との間に透明無機薄膜から成
る反射防止膜を設けたことを特徴とするカラーフィルタ
ー。 - 【請求項2】上記透明無機薄膜を構成する材料が、透明
基板の屈折率と金属遮光膜の屈折率との間の屈折率を有
していることを特徴とする請求項1記載のカラーフィル
ター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP992492A JPH05196809A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | カラーフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP992492A JPH05196809A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | カラーフィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196809A true JPH05196809A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11733638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP992492A Pending JPH05196809A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | カラーフィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05196809A (ja) |
Cited By (4)
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