JPH05199282A - Fifoメモリ - Google Patents

Fifoメモリ

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JPH05199282A
JPH05199282A JP4025846A JP2584692A JPH05199282A JP H05199282 A JPH05199282 A JP H05199282A JP 4025846 A JP4025846 A JP 4025846A JP 2584692 A JP2584692 A JP 2584692A JP H05199282 A JPH05199282 A JP H05199282A
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JP
Japan
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data
input
latch circuit
data block
latch
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JP4025846A
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Masao Aoki
正夫 青木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エラー・データだけを廃棄するFIFOメモ
リを提供する。 【構成】 入力されたデータ・ブロックに含まれる複数
のデータを順に記憶するデータ記憶手段11、12、13と、
データ記憶手段間の前記データのシフトを制御する制御
手段とを備えたFIFOメモリにおいて、データ記憶手
段に記憶されたデータに関して「エラーの無いデータ・
ブロックのデータ」と「入力中のデータ・ブロックのデ
ータ」との別を記憶する有効データ記憶表示手段21〜23
と、エラー信号に応じて、データ記憶手段に記憶された
「入力中のデータ・ブロックのデータ」を廃棄する制御
手段61〜63、81〜83とを設け、エラー発生時に「入力中
のデータ・ブロックのデータ」だけを廃棄するようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信制御装置等に使用
するFIFO(ファースト・イン・ファースト・アウ
ト)メモリに関し、特に、書き込み中のデータ・ブロッ
クにエラーが発生した場合に簡単に処理ができるように
構成したものである。
【0002】
【従来の技術】通信制御装置等に使用するFIFOメモ
リでは、パケットのように複数のデータによって構成さ
れるデータ・ブロックの各データを順に格納している。
従来のFIFOメモリは、図3に示すように、1段分の
メモリ回路が、1ビットまたは複数ビットのデータを記
憶するDラッチ回路11、12、13と、NAND回路51、5
2、53と、これらNAND回路の出力をクロック(C
K)の立ち上がりに合わせてQ出力するDフリップ・フ
ロップ回路41、42、43と、これらDフリップ・フロップ
回路のQ出力でセットされ、次段のDフリップ・フロッ
プ回路のQ出力(または入力Z)でリセットされるRS
ラッチ回路31、32、33とによって構成されており、この
メモリ回路が複数段(図3では3段)接続されている。
【0003】各段のNAND回路51、52、53、Dフリッ
プ・フロップ回路41、42、43およびRSラッチ回路31、
32、33は、Dラッチ回路11、12、13の制御回路を形成し
ている。
【0004】このDラッチ回路11、12、13は、−G端子
に印加する信号がハイレベルからロウレベルに変わる
と、イネーブル(割り込み可能)状態となり、D端子に
入力する信号YをそのままQ出力する。また、−G端子
に印加する信号がロウレベルからハイレベルに変わる
と、ディスエーブル(割り込み不可)状態に移り、その
時点の信号Yを記憶してQ出力する。
【0005】図3のFIFOメモリは、初期状態では全
段にデータが格納されていない状態、すなわちRSラッ
チ回路31、32、33はリセット状態(Q出力はロウレベ
ル)である。また、Dフリップ・フロップ回路41、42、
43はセット状態(Q出力はハイレベル)であり、入力X
はロウレベル、入力Zはハイレベルである。
【0006】外部クロック信号(以下、クロックとい
う)CKは連続パルスであり、FIFOメモリ内でデー
タを後段にシフトさせるときの同期クロックとして用い
られる。ただし、FIFOメモリ内でクロックCKに同
期してデータをシフトするため、クロックCKは、デー
タの書き込みおよび読み出しに比べて十分に速いことが
必要である。
【0007】このFIFOメモリのファーストイン・フ
ァーストアウト動作のうち、先ず、書き込み時の動作に
ついて説明する(図5のa参照)。
【0008】入力XがハイレベルになるとNAND回路
51の全入力がハイレベルとなるため、NAND回路51の
出力がロウレベルとなる。そこでクロックCKが立ち上
がると、Dフリップ・フロップ回路41のQ出力がロウレ
ベルとなる。Dフリップ・フロップ回路41の出力がロウ
レベルになると、RSラッチ回路31がセットされ、Dラ
ッチ回路11がイネーブルとなる。また、RSラッチ回路
31がセットされると、NAND回路51の出力がハイレベ
ルに戻る。
【0009】そのため、2番目のクロックCKの立ち上
がりでDフリップ・フロップ回路41の出力がハイレベル
に変わり、Dラッチ回路11がディスエーブルとなる。た
だし、データの二重書き込みを防ぐために3番目のクロ
ックCKの立ち上がりまでに、入力Xは、ロウレベルに
戻っていることが必要である。
【0010】前記書き込み時の動作における初段のDラ
ッチ回路11の動作に着目すると、初段のDラッチ回路11
は、入力Xがハイレベルとなってから最初のクロックC
Kの立ち上がりでイネーブル、2番目のクロックCKの
立ち上がりでディスエーブルとなる。したがって、入力
Xがハイレベルとなってから2番目のクロックCKの立
ち上がりで、信号線Yから入力されているデータが初段
のDラッチ回路11に格納される。
【0011】図3のように、メモリ回路が多段に接続し
ている場合には、初段のRSラッチ回路31のQ出力が第
2段に対して初段における入力Xと同様の働きをし、第
2段も初段と同様の動作を行なう。また、第2段のDラ
ッチ回路12のイネーブル信号が初段のRSラッチ回路31
のリセット端子に入力されているため、初段のDラッチ
回路11に保持されたデータが、第2段のDラッチ回路12
に取り込まれると同時に初段のRSラッチ回路31はリセ
ットされる。
【0012】そのため、入力Xが次にハイレベルとなっ
たときに(但し、Dフリップ・フロップ回路42のQ出力
はハイレベルに戻っているとする)、前記動作の繰り返
しにより、初段のDラッチ回路11は、新データを記憶す
ることが可能となる。
【0013】以下、同様の動作が後段に引き継がれ、デ
ータが後段へ伝搬して行き、最後段のDラッチ回路13か
ら順番にデータが蓄積されていく。Dラッチ回路13にデ
ータが蓄積されると、その段のRSラッチ回路33はセッ
ト状態を維持し、RSラッチ回路33のQ出力はハイレベ
ルを保つ。このRSラッチ回路33のQ出力がハイレベル
である限り、NAND回路53はロウレベルを出力するこ
とがなく、そのため、Dラッチ回路13がイネーブル状態
に移ることはない。つまり、蓄積しているデータが新デ
ータによって書き換えられる事態は生じない。
【0014】次に、このFIFOメモリのファーストイ
ン・ファーストアウト動作のうち、読み出し時の動作に
ついて説明する(図5のb参照)。
【0015】図3において、既に全てのDラッチ回路1
1、12、13にデータが格納されており、それに伴い全て
のRSラッチ回路31、32、33がセットされているとす
る。ここで、最終段のDラッチ回路13に保持されている
記憶データが読み出されて、入力Zがロウレベルとなる
と、最終段のRSラッチ回路33はリセットされる。次に
入力Zがハイレベルに戻ると、NAND回路53の全ての
入力がハイレベルとなるため、NAND回路53の出力が
ロウレベルとなり、その後のクロックCKの立ち上がり
でDフリップ・フロップ回路43の出力がロウレベルに変
わる。したがって、RSラッチ回路33はセットされ、且
つDラッチ回路13がイネーブルとなる。また、RSラッ
チ回路33がセットされると、NAND回路53の出力がハ
イレベルに戻る。このため、次のクロックCKの立ち上
がりでDフリップ・フロップ回路43の出力がハイレベル
となってDラッチ回路13がディスエーブルとなる。
【0016】この読み出し時の動作において、最終段の
Dラッチ回路13は、入力Zがハイレベルに戻ってから最
初のクロックCKの立ち上がりでイネーブル、2番目の
クロックCKの立ち上がりでディスエーブルとなる。し
たがって、このとき前段のDラッチ回路12に保持されて
いるデータが最終段のDラッチ回路13に格納され、Dラ
ッチ回路13から次のデータを読み出すことが可能とな
る。
【0017】また、最終段のDラッチ回路13のイネーブ
ル信号が前段のRSラッチ回路32のリセット端子へ入力
されているため、前段のDラッチ回路12に保持されてい
るデータが最終段のDラッチ回路13に格納されると同時
に、前段のRSラッチ回路32がリセットされ、Dラッチ
回路12は、第1段のDラッチ回路11のデータの格納が可
能になる。以下、同様の動作が次々と前段に引き継が
れ、データが後段へと伝搬していく。
【0018】このような一連の動作により、従来のFI
FOメモリでは、ファーストイン・ファーストアウトが
行なわれている。
【0019】次に、従来のFIFOメモリに、データ・
ブロックとしてまとまって入力されるデータを記憶する
場合の動作について、図4により説明する。
【0020】図4には、24段構成のFIFOメモリに
データ・ブロックを格納する状況を示しており、図3に
おけるDラッチ回路11、12、13を順に並べたものを1nと
して、また、図3におけるRSラッチ回路31、32、33を
順に並べたものを3nとして表示している。
【0021】Dラッチ回路1nには、入力データY1、デー
タ・ブロックの入力の終了を表示するデータ・ブロック
入力終了信号Y2およびエラーが発生したデータ・ブロッ
クを表示する入力データ・ブロック・エラー信号Y3が入
力され、それぞれ、出力データy1、データ・ブロック出
力終了信号y2および出力データ・ブロック・エラー信号
y3として出力される。これらの3種の信号は、図3にお
ける信号Yを構成している。
【0022】一方、RSラッチ回路3nのデータは、Dラ
ッチ回路1nにデータが記憶されているかどうかを示して
いる。
【0023】図4において、Dラッチ回路1nには、すで
にデータ・ブロックA、Bが格納されており、データ・
ブロックCが入力中である。
【0024】データ・ブロックAは、データA1〜A12か
ら成るが、データA1〜A7は、既に読み出されている。1
2個目のデータA12と同時に書き込まれたデータ・ブロ
ック入力終了信号Y2は、1となっており、これによっ
て、12個目のデータA12がデータ・ブロックAの最後
のデータであることを示している。
【0025】また、データ・ブロックBは、8個のデー
タB1〜B8から成り、8個目のデータB8と同時にデータ・
ブロック入力終了信号Y2に1が書き込まれている。さら
に、8個目のデータB8と同時に書き込まれたデータ・ブ
ロック・エラー信号Y3は、1となっており、データ・ブ
ロックBがエラーの発生したデータ・ブロックであるこ
とを示している。
【0026】データ・ブロックCは、5個のデータが書
き込まれているが、まだ入力中であり、最後のデータは
書き込まれていない。
【0027】このように、データ・ブロック入力終了信
号Y2を入力データY1と共にDラッチ回路1nに格納するこ
とによって、読み出し時にデータをデータ・ブロック毎
に区切ることができる。さらに、入力データ・ブロック
・エラー信号Y3を入力データと共にDラッチ回路1nに格
納することによって、読み出したデータ・ブロックにエ
ラーが発生していることを読み出し側に知らせることが
できる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のFIF
Oメモリでは、書き込み中のデータ・ブロックにエラー
が発生した場合に、その処理の仕方に以下の問題があっ
た。
【0029】説明を容易にするため、従来のFIFOメ
モリを、HDLC(High Level DataLink Control Proce
dure)フレームを格納する受信バッファに適用した場合
を例に挙げる。
【0030】HDLCパケットの受信バッファに適用さ
れた従来のFIFOメモリでは、パケットが前記データ
・ブロックに相当する。書き込み中のパケットに発生し
得るエラーとしては、オーバーラン、FCS(Frame Ch
eck Sequence)エラー、パケット長異常、アボート等が
あり、これらのエラーは、パケットを途中まで、あるい
は全て受信して、受信バッファに格納してから発生す
る。従来のFIFOメモリでは、前記エラーが発生した
場合、次の2通りの対応を採ることができる。第1の手
段は、エラーが発生した時点でFIFOメモリをリセッ
トする方法である。但し、この場合には、エラーを起こ
したパケットだけでなくFIFOメモリに格納されてい
る全てのパケットが廃棄されてしまうという問題があ
る。
【0031】第2の手段は、入力データ・ブロック・エ
ラー信号を1にすることによって、読み出し側にエラー
の発生したパケットを通知し、そのパケットのデータの
廃棄を読み出し側で行なわせる方法である。この場合、
読み出し側では、該当するパケットを全て読み出してか
らデータを廃棄する必要があるため、読み出し動作が無
駄になるという問題がある。さらに、Dラッチ回路を使
用してエラーを通知するため、その分、Dラッチ回路の
容量を大きくしなければならないという問題がある。
【0032】本発明は、このような従来のFIFOメモ
リが持つ問題点を解決するものであり、無駄な読み出し
を行なうことなく、エラーを起こしたデータ・ブロック
だけを廃棄することができるFIFOメモリを提供する
ことを目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、入
力されたデータ・ブロックに含まれる複数のデータを順
に記憶するために直列に接続された複数のデータ記憶手
段と、データ記憶手段間の前記データのシフトを制御す
る制御手段とを備えたFIFOメモリにおいて、データ
記憶手段の各々に記憶するデータに関して「エラーの無
いデータ・ブロックに含まれるデータ」と「入力中のデ
ータ・ブロックに含まれるデータ」との別を記憶する有
効データ記憶表示手段と、エラーの発生を示す信号に応
じて、データ記憶手段に記憶された「入力中のデータ・
ブロックに含まれるデータ」を廃棄する制御手段とを設
けている。
【0034】
【作用】そのため、各データ記憶手段が記憶するデータ
に関して、「エラーの無いデータ・ブロックに含まれる
データ」であるか、または「入力中のデータ・ブロック
に含まれるデータ」であるかが有効データ記憶表示手段
によって区別されており、エラーが発生した場合には、
データ記憶手段が記憶する「入力中のデータ・ブロック
に含まれるデータ」だけが廃棄され、「エラーの無いデ
ータ・ブロックに含まれるデータ」は、データ記憶手段
に記憶され続ける。
【0035】
【実施例】本発明の実施例におけるFIFOメモリは、
図1に示すように、1ビットまたは複数ビットのデータ
を記憶するDラッチ回路11、12、13と、Dラッチ回路1
1、12、13に記憶するデータがエラーの無いデータ・ブ
ロックに含まれるデータであるかどうかを示すセット付
Dラッチ回路21、22、23と、これらのDラッチ回路およ
びセット付Dラッチ回路の制御回路を形成するNAND
回路51、52、53、71、72、73、81、82、83、Dフリップ
・フロップ回路41、42、43、RSラッチ回路31、32、33
およびNOR回路61、62、63とにより1段分のメモリ回
路が構成され、このメモリ回路が複数段(図1では3
段)接続されている。
【0036】このFIFOメモリは、従来のFIFOメ
モリ(図3)と比べて、RSラッチ回路31、32、33のリ
セット(−R)端子に、NOR回路61、62、63を介し
て、信号が加えられている点、およびセット付Dラッチ
回路21、22、23を具備している点において相違してい
る。
【0037】前者の相違点であるRSラッチ回路31、3
2、33のリセット端子の入力について見ると、前記RS
ラッチ回路のリセット端子に接続するNOR回路61、6
2、63の一方の入力は、後段Dフリップ・フロップ回路4
2、43のQ出力(またはZ入力)であり、これは従来の
FIFOメモリにおける前記リセット端子への入力と変
わりがない。NOR回路61、62、63の他方には、入力デ
ータ・ブロック・エラー信号である入力ERRとセット
付Dラッチ回路21、22、23のQ出力の反転信号とを入力
とするNAND回路81、82、83の出力が入力される。
【0038】この入力ERRは、初期状態ではロウレベ
ルであり、エラーが発生したときにハイレベルとなる。
したがって、エラーの発生の無いときは、NAND回路
81、82、83の出力は、ハイレベルであり、NOR回路6
1、62、63の出力は、後段Dフリップ・フロップ回路4
2、43のQ出力(またはZ入力)だけに依存する。つま
り、エラーの発生が無い場合のRSラッチ回路31、32、
33のリセット端子に加わる信号は、従来のFIFOメモ
リのそれと変わりが無い。
【0039】また、後者の相違点であるセット付Dラッ
チ回路21、22、23の動作について見ると、このセット付
Dラッチ回路のD端子には、入力Vが印加され、−G端
子には、Dラッチ回路11、12、13の−G端子と同様、D
フリップ・フロップ回路41、42、43のQ出力が加えられ
る。更に、セット(−S)端子には、データ・ブロック
入力終了信号である入力ENDとRSラッチ回路31、3
2、33のQ出力とを入力とするNAND回路71、72、73
の出力が加えられる。
【0040】入力Vは、初段のセット付Dラッチ回路21
に対して、常にロウレベルが入力される。一方、入力E
NDは、Y信号に含まれるデータ・ブロック入力終了信
号と同じものであって、初期状態においてロウレベルで
あるが、データ・ブロックの最後のデータの入力時にハ
イレベルとなる。したがって、NAND回路71、72、73
の出力は、RSラッチ回路31、32、33がセットされ、か
つ、データ・ブロック入力終了信号が加えられたときに
のみ、つまり、Dラッチ回路11、12、13にデータ・ブロ
ックの全てのデータがエラー無く格納されたときにのみ
ロウレベルとなる。セット付Dラッチ回路21、22、23の
セット端子にロウレベルが加えられると、セット付Dラ
ッチ回路21、22、23はセットされ、D端子に加えられる
信号の如何に拘わらず、Q出力はハイレベルとなる。
【0041】このように、セット付Dラッチ回路21、2
2、23は、Dラッチ回路11、12、13にエラーの無い有効
なデータ・ブロックのデータを記憶し終えたときにのみ
ハイレベルをQ出力することになる。
【0042】このFIFOメモリの動作について説明す
る。Dラッチ回路11、12、13、RSラッチ回路31、32、
33およびDフリップ・フロップ回路41、42、43の初期状
態は、従来のFIFOメモリと同じであり、Dラッチ回
路11、12、13には、全段にデータが格納されておらず、
RSラッチ回路31、32、33はリセット状態(Q出力はロ
ウレベル)であり、Dフリップ・フロップ回路41、42、
43はセット状態(Q出力はハイレベル)である。
【0043】また、入力Xはロウレベル、入力Zはハイ
レベルであって、やはり、従来のFIFOメモリと変わ
りがない。
【0044】したがって、ファーストイン・ファースト
アウト動作の内、書き込み時の動作に関しては、ERR
信号が入力しない限り、Dラッチ回路11、12、13、RS
ラッチ回路31、32、33、Dフリップ・フロップ回路41、
42、43およびNAND回路51、52、53は、従来のFIF
Oメモリと同じように動作し、信号線Yから入力するデ
ータを順次後段のDラッチ回路に送り、最後段のDラッ
チ回路13から順番にデータを蓄積していく。
【0045】また、データを蓄積したDラッチ回路13と
同じ段のRSラッチ回路33は、セット状態を維持し、Q
出力はハイレベルに保たれる。RSラッチ回路のQ出力
がハイレベルを保つ限り、Dラッチ回路はイネーブル状
態にならないので、データは蓄積され続ける。
【0046】また、セット付Dラッチ回路21、22、23
は、Dラッチ回路11、12、13と同じタイミングでイネー
ブルおよびディスエーブルとなって、信号線Vから入力
する信号を後段へと転送する。そのため、セット付Dラ
ッチ回路21、22、23には、同一段のDラッチ回路11、1
2、13に蓄積されたデータに対応する入力Vの信号が蓄
積されるが、この蓄積される信号は、初段のセット付D
ラッチ回路21に加えられる入力Vがロウレベルであるた
め、入力ENDがハイレベルにならない限り、ロウレベ
ルである。
【0047】また、ファーストイン・ファーストアウト
動作の内、読み出し時の動作についても、従来のFIF
Oメモリのそれと同じであり、最後段のDラッチ回路13
のデータが読み出されると、第2段のDラッチ回路12に
蓄積されているデータが最後段のDラッチ回路13に、ま
た、第1段のDラッチ回路11に蓄積されているデータが
第2段のDラッチ回路12に、それぞれ、転送される。
【0048】このとき、セット付Dラッチ回路21、22、
23に蓄積された信号も、同一段のDラッチ回路11、12、
13のデータと同じタイミングで転送される。
【0049】次に、入力中のデータ・ブロックの入力が
終了した場合の動作について説明する。図1に示すFI
FOメモリにおいて、第2段と第3段に入力中のデータ
・ブロックのデータが格納され、第1段には、未だデー
タが格納されていないものと仮定する。したがって、R
Sラッチ回路31はリセット状態(Q出力はロウレベル)
で、RSラッチ回路32、33はセット状態(Q出力はハイ
レベル)である。
【0050】このとき、入力ENDがハイレベルになる
と、NAND回路71の出力はハイレベルのままである
が、NAND回路72、73の出力はロウレベルに変わり、
そのため、セット付Dラッチ回路22、23がセットされ、
Q出力がハイレベルになる。これによって、第2段と第
3段のDラッチ回路12、13に格納されたデータは、以
後、エラーのない有効なデータとして記憶される。
【0051】次に、入力中のデータ・ブロックに何らか
のエラーが発生した場合の動作について説明する。
【0052】図1に示すFIFOメモリにおいて、第2
段と第3段にデータ・ブロックのデータが格納されてお
り、第1段には、未だデータが格納されていないものと
仮定する。したがって、RSラッチ回路31はリセット状
態(Q出力はロウレベル)で、RSラッチ回路32、33は
セット状態(Q出力はハイレベル)である。
【0053】また、Dラッチ回路12に格納されているデ
ータは、入力中のデータ・ブロックに属し、Dラッチ回
路13に格納されているデータは、エラーなく入力し終え
たデータ・ブロックに属するものとする。したがって、
セット付Dラッチ回路21、22はリセット状態(Q出力は
ロウレベル)、セット付Dラッチ回路23はセット状態
(Q出力はハイレベル)である。
【0054】このとき、エラーの発生により入力ERR
がハイレベルになると、NAND回路83では、ハイレベ
ルの出力を維持するが、NAND回路81、82の出力は、
ロウレベルに変わり、NOR回路61、62の出力がロウレ
ベルとなって、RSラッチ回路31、32がリセットされ
る。したがって、Dラッチ回路12は、再びイネーブルに
移り得る状態となり、Dフリップ・フロップ回路42から
イネーブル信号が−G端子に入力したとき、格納してい
たデータに代わって新データが取り込まれる(いわゆ
る、重ね書きされる)。そのため、それまで格納してい
たデータは、廃棄されたことになる。
【0055】しかし、RSラッチ回路33はリセットされ
ないから、Dラッチ回路13の記憶するデータは、廃棄さ
れず、そのまま継続して記憶される。
【0056】次に、実施例のFIFOメモリに、データ
・ブロックとしてまとまったデータが入力され、記憶さ
れる状況について、図2を用いて説明する。
【0057】図2には、24段構成のFIFOメモリに
データ・ブロックのデータを格納する状況について示し
ており、図1におけるDラッチ回路11、12、13を順に並
べたものを1nとして、また、セット付Dラッチ回路21、
22、23を順に並べたものを2nとして、また、RSラッチ
回路31、32、33を順に並べたものを3nとして表示してい
る。
【0058】Dラッチ回路1nには、図1の信号Yを構成
する、入力データY1およびデータ・ブロックの入力の終
了を表示するデータ・ブロック入力終了信号Y2が入力さ
れ、出力データy1およびデータ・ブロック出力終了信号
y2として出力される。
【0059】図2において、Dラッチ回路1nには、すで
にデータ・ブロックA、Bが格納されており、データ・
ブロックCが入力中である。データ・ブロックAは、1
2個のデータA1〜A12からなるが、データA1〜A7は、既
に読み出されている。
【0060】また、データ・ブロックBは、8個のデー
タB1〜B8からなる。データ・ブロックAの12個目のデ
ータA12およびデータ・ブロックBの8個目のデータB8
と同時に、データ・ブロックの入力終了を表示するデー
タ・ブロック入力終了信号Y2(=1)が書き込まれてい
る。データ・ブロックCは、入力中であるため、データ
・ブロック入力終了信号Y2を伴った最後のデータが未だ
書き込まれていない。
【0061】このように入力データと共にデータ・ブロ
ックの区切りを示すビットがDラッチ回路1nに格納され
ているため、読み出し側では、データをデータ・ブロッ
ク毎に区切ることが可能となる。
【0062】セット付Dラッチ回路2nでは、データ・ブ
ロック入力終了信号Y2の書き込まれたデータ・ブロック
のデータに対して、1が書き込まれる。この1の書き込
まれたデータは、エラーが無いことを示している。
【0063】RSラッチ回路3nのデータは、Dラッチ回
路1nにデータが記憶されているかどうかを示している。
【0064】入力中のデータ・ブロックCにエラーの発
生したことが通知されると、セット付Dラッチ回路2nに
1の書き込まれていないデータ、つまり、入力中のデー
タ・ブロックのデータだけが自動的に廃棄される。
【0065】このように、実施例のFIFOメモリで
は、エラーの発生した時に、そのエラーの生じた入力中
のデータ・ブロックのデータだけを、Dラッチ回路に格
納することなく、廃棄することができる。
【0066】したがって、このFIFOメモリでは、格
納している全てのデータを廃棄したり、読み出し側でエ
ラーデータを読み出した後に廃棄する等の、従来のFI
FOメモリで行なわれている無駄な動作を必要としな
い。また、データのエラーを読み出し側に通知する必要
もないため、Dラッチ回路の容量をその分小さくするこ
とができる。
【0067】なお、セット付Dラッチ回路2nでは、エラ
ーの無いデータ・ブロックのデータを表示する代わり
に、逆に、入力中のデータ・ブロックのデータを表示す
るように変更することもできる。
【0068】また、データ・ブロックの長さが固定長で
ある場合には、データ・ブロック入力終了信号Y2を読み
出し側に通知しなくとも、データ・ブロックの区切りが
分かる。このように、データ・ブロックの区切りを通知
する必要が無い場合には、データ・ブロック入力終了信
号Y2をDラッチ回路に格納しなくともよい。この場合に
は、Dラッチ回路の容量を更に小さくすることができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上の実施例の基づく説明から明らかな
ように、本発明のFIFOメモリでは、エラーが発生し
たデータ・ブロックに対する処理を極めて効率的に行な
うことができる。エラー・データ・ブロックを読み出し
た後に廃棄する従来のFIFOメモリと比べて、読み出
し側の負担を軽減することができ、また、エラーを通知
する必要がないため、データ記憶手段の記憶容量を小さ
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFIFOメモリの一実施例を示す構成
図、
【図2】本発明の実施例におけるデータ格納例、
【図3】従来のFIFOメモリの一例を示す構成図、
【図4】従来のFIFOメモリのデータ格納例、
【図5】従来のFIFOメモリの書き込み時(a)および
読み出し時(b)の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
11、12、13、1n Dラッチ回路 21、22、23,2n セット付Dラッチ回路 31、32、33,3n RSラッチ回路 41、42、43 Dフリップ・フロップ回路 51、52、53、71、72、73、81、82、83 NAND回路 61、62、63 NOR回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデータ・ブロックに含まれる
    複数のデータを順に記憶するために直列に接続された複
    数のデータ記憶手段と、該データ記憶手段間の前記デー
    タのシフトを制御する制御手段とを備えたFIFOメモ
    リにおいて、前記データ記憶手段の各々に記憶するデー
    タに関してエラーの無いデータ・ブロックに含まれるデ
    ータと入力中のデータ・ブロックに含まれるデータとの
    別を記憶する有効データ記憶表示手段と、エラーの発生
    を示す信号に応じて、前記データ記憶手段に記憶された
    前記入力中のデータ・ブロックに含まれるデータを廃棄
    する制御手段とを設けたことを特徴とするFIFOメモ
    リ。
JP4025846A 1992-01-17 1992-01-17 Fifoメモリ Pending JPH05199282A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19724658A1 (de) * 1996-11-19 1998-05-20 Lg Semicon Co Ltd Datenspeicherverfahren und Datenspeichergerät zur Übertragungsratenanpassung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19724658A1 (de) * 1996-11-19 1998-05-20 Lg Semicon Co Ltd Datenspeicherverfahren und Datenspeichergerät zur Übertragungsratenanpassung
DE19724658C2 (de) * 1996-11-19 2002-06-06 Lg Semicon Co Ltd Verfahren und Vorrichtung zum Anpassen einer Sende-Empfangs-Rate bei der Übertragung von Daten zwischen einem ersten Prozessor und einem zweiten Prozessor

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