JPH0519939U - 圧力センサ - Google Patents
圧力センサInfo
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- JPH0519939U JPH0519939U JP7697591U JP7697591U JPH0519939U JP H0519939 U JPH0519939 U JP H0519939U JP 7697591 U JP7697591 U JP 7697591U JP 7697591 U JP7697591 U JP 7697591U JP H0519939 U JPH0519939 U JP H0519939U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電体を効果的に冷却して、圧電体からの検
出信号を安定化して検出精度を向上する。 【構成】 コンタクトプレート18の外周側に、該コン
タクトプレート18のコンタクト部18Aの上面側に当
接する環状の鍔部20Aと、ロッド部18Bを囲繞する
小径筒部20Bとからなり、アルミナ等の絶縁性、かつ
高熱伝導性を有するセラミックス材料から形成されたイ
ンシュレータ20を設ける構成とした。従って、圧電体
16に熱が加えられると、この熱はコンタクトプレート
18のコンタクト部18Aを介してインシュレータ20
の鍔部20Aに伝達される。これにより、インシュレー
タ20は、この熱をロッド部18Bを介して上端側から
放熱し、圧電体16を冷却する。また、コンタクトプレ
ート18をりん青銅等の導電性を有する軟質材料から形
成したから、該コンタクトプレート18は、圧電体16
に密着する。
出信号を安定化して検出精度を向上する。 【構成】 コンタクトプレート18の外周側に、該コン
タクトプレート18のコンタクト部18Aの上面側に当
接する環状の鍔部20Aと、ロッド部18Bを囲繞する
小径筒部20Bとからなり、アルミナ等の絶縁性、かつ
高熱伝導性を有するセラミックス材料から形成されたイ
ンシュレータ20を設ける構成とした。従って、圧電体
16に熱が加えられると、この熱はコンタクトプレート
18のコンタクト部18Aを介してインシュレータ20
の鍔部20Aに伝達される。これにより、インシュレー
タ20は、この熱をロッド部18Bを介して上端側から
放熱し、圧電体16を冷却する。また、コンタクトプレ
ート18をりん青銅等の導電性を有する軟質材料から形
成したから、該コンタクトプレート18は、圧電体16
に密着する。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車用エンジン等の燃焼圧を検出する燃焼圧センサに用い て好適な圧力センサに関する。
【0002】
図2に従来技術による圧力センサとしてエンジンの燃焼圧を検出する燃焼圧セ ンサを例に挙げて説明する。
【0003】 一般に、ケーシング1と、該ケーシング1の下端側に設けられ、該ケーシング 1の下端側に外部から作用する圧力に応じて軸方向に変位する平板状のダイヤフ ラム2と、下端側が該ダイヤフラム2に当接するように前記ケーシング1内に設 けられ、該ダイヤフラム2の変位によって軸方向に変位するステンレス等の鉄系 材料からなる受圧ロッド3と、前記ケーシング1内に位置して該受圧ロッド3の 上端側に設けられ、該受圧ロッド3を介して伝達された前記ダイヤフラム2の軸 方向の変位を前記圧力に応じた電圧信号として出力する圧電体4と、円板状のコ ンタクト部5Aが該圧電体4の下側電極4Aに当接し、該圧電体4からの電圧信 号を外部に出力する鉄系の導電性を有する硬質材料からなるコンタクトプレート 5と、前記受圧ロッド3の上端側に設けられ、該受圧ロッド3とコンタクトプレ ート5のコンタクト部5Aとの間を絶縁する円板状の下側プレート6と、前記圧 電体4の上側電極4Bに当接して設けられた環状のアッパープレート7と、前記 ケーシング1の上端側に設けられ、該アッパープレート7を介して前記圧電体4 の上側電極4Bと電気的に接続されると共に、該圧電体4等を固定する止めねじ 8と、前記コンタクトプレート5の外周側に設けられ、該コンタクトプレート5 と止めねじ8等との間を絶縁する絶縁チューブ9とからなる圧力センサとしての 燃焼圧センサは知られている。
【0004】 この種の従来技術による燃焼圧センサは、ダイヤフラム2がエンジンの燃焼室 に臨むようにしてエンジン本体(いずれも図示せず)に取付けられ、これによっ て、圧電体4の上側電極4Bは、アッパープレート7、止めねじ8、ケーシング 1を介して該エンジン本体にアースされる。
【0005】 そして、エンジンの燃焼室内の混合気が着火して燃焼圧が発生すると、この燃 焼圧を受承してダイヤフラム2は軸方向に撓み、受圧ロッド3は、該ダイヤフラ ム2の撓みにより軸方向に変位して、下側プレート6を介して圧電体4を軸方向 に押圧する。これにより圧電体4は、受圧ロッド3から加えられた圧力に応じた 電荷(電圧)を発生し、この電圧信号を燃焼圧検出信号として、下側電極4Aか らコンタクトプレート5等を介してコントロールユニット(図示せず)に出力す る。
【0006】
ところで、上述した従来技術によるものでは、以下のような問題がある。
【0007】 第1に、受圧ロッド3は、ダイヤフラム2の微小変位を弾性変形することなく 圧電体4に伝達できるように、ステンレス材等の鉄系材料を用いている。ところ が、この鉄系材料は熱的良導体であるため、燃焼室内の高熱が圧電体4に伝達さ れてしまう。そこで、該受圧ロッド3の軸方向寸法を長くして、燃焼室内の熱が 圧電体4に伝達されるのを極力抑えるようにしているものの、エンジンを長時間 に亘って運転した場合には、受圧ロッド3から圧電体4に熱が伝達されるばかり か、燃焼室内の熱がエンジン本体、ケーシング1等を介して圧電体4に徐々に伝 達され、これによって該圧電体4が温度上昇してパイロ電気を生じ、圧力の検出 精度が大幅に低下する。
【0008】 第2に、コンタクトプレート5は、鉄系の導電性を有する硬質材料から形成さ れているから、圧電体4の下側電極4A上面側の面粗度が高いと、該下側電極4 Aとコンタクトプレート5のコンタクト部5Aとの間で接触不良が発生して検出 精度が不安定になる。
【0009】 第3に、圧電体4の上側電極4Bは、アッパープレート7、止めねじ8、ケー シング1を介してエンジン本体にアースされている。しかし、止めねじ8をケー シング1内に螺着し、該止めねじ8の先端部でアッパープレート7を押圧するこ とによって、アッパープレート7と止めねじ8との間を電気的に接続しているた め、該止めねじ8の先端部に形状不良等が生じている場合には、止めねじ8がア ッパープレート7に部分的に当接して片当たりが生じ、該止めねじ8とアッパー プレート7との間を確実に電気的に接続することができなくなる。このため、圧 電体4の上側電極4Bを確実にアースすることができず、検出信号が不安定にな り、圧力の検出精度が大幅に低下する。
【0010】 第4に、受圧ロッド3は軸方向寸法を長くして形成されているから、該受圧ロ ッド3の重量が増大してしまい、これによって、圧力の検出時に受圧ロッド3が 変位しにくくなり、圧力検出時の応答性が大幅に低下する。
【0011】 第5に、圧電体4と受圧ロッド3との間には、コンタクトプレート5のコンタ クト部5Aが配設されている上に、該コンタクトプレート5と前記受圧ロッド3 とは導電性材料から形成されているから、該コンタクトプレート5のコンタクト 部5Aと受圧ロッド3との間を絶縁する下側プレート6を配設しなくてはならな い。このため、圧電体4と受圧ロッド3との間にコンタクトプレート5のコンタ クト部5Aと下側プレート6とが介在することによって、圧力による受圧ロッド 3の変位が圧電体4にスムーズに伝達されず、受圧感度が大幅に低下する。
【0012】 本考案は上述した従来技術による幾多の問題に鑑みなされたもので、圧電体の 温度上昇を効果的に防止すると共に、圧電体からの検出信号を安定化して検出精 度を向上できるようにした圧力センサを提供することを目的とする。
【0013】
上述した課題を解決するために本考案が採用する構成は、ケーシングと、該ケ ーシングの一端側に設けられ、該ケーシングの一端側に外部から作用する圧力に 応じて軸方向に変位するダイヤフラムと、一端側が該ダイヤフラムに当接するよ うに前記ケーシング内に設けられ、該ダイヤフラムの変位によって軸方向に変位 する受圧ロッドと、前記ケーシング内に位置して該受圧ロッドの他端側に設けら れ、受圧ロッドを介して伝達された前記ダイヤフラムの変位を前記圧力に応じた 電圧信号として出力する圧電体と、該圧電体の他端側に当接して設けられ、該圧 電体からの電圧信号を外部に出力する軟質導電性材料からなるコンタクトプレー トと、該コンタクトプレートの外周側を覆うように設けられ、絶縁性、かつ熱伝 導性を有する材料から形成された絶縁部材と、前記ケーシングの他端側に設けら れ、該絶縁部材を介して前記圧電体を固定する止めねじとからなる。
【0014】
上記構成により、圧電体に外部から受圧ロッド等を介して熱が加えられると、 この熱はコンタクトプレートを介して絶縁部材に伝達され、該絶縁部材を介して ケーシングの他端側に放熱される。
【0015】 また、止めねじにより絶縁部材を介して圧電体を固定すると、コンタクトプレ ートは該絶縁部材と共に圧電体に押し付けられ、該コンタクトプレートの一端側 と圧電体の他端側とが密着する。
【0016】
以下、本考案の実施例を図1に基づき、燃焼圧センサとして用いた場合を例に 挙げて説明する。
【0017】 図において、11はケーシング、12は後述するダイヤフラム13、上カバー 14と共に該ケーシング11を構成するケーシング本体を示し、該ケーシング本 体12は、その上端側が上カバー14によって施蓋され、後述のコンタクトプレ ート18、圧電体16等を収容した大径筒部12Aと、該大径筒部12Aの下端 側に一体形成され、後述の受圧ロッド15を収容した小径筒部12Bとから段付 筒状に形成され、該小径筒部12Bの下端側にはダイヤフラム13が一体的に設 けられている。そして、該ケーシング本体12はダイヤフラム13がエンジン本 体の燃焼室内に臨むようにして、エンジン本体のシリンダヘッド(いずれも図示 せず)に取付けられる。
【0018】 13はケーシング本体12の小径筒部12Bの下端側に一体形成された薄肉円 板状のダイヤフラムを示し、該ダイヤフラム13は燃焼室内の圧力(燃焼圧)を 受圧すると、この圧力に応じて軸方向(上,下方向)に撓み、受圧ロッド15を 軸方向に変位させるものである。
【0019】 14はケーシング本体12の大径筒部12Aの上端側にレーザ溶接等の手段を 用いて固着された段付円筒状の上カバーを示し、該上カバー14の中央側にはシ リンダヘッド外へと上向きに突出する縮径部14Aが形成され、該上カバー14 内には、後述のリード線19が上向きに伸長して設けられている。
【0020】 15はケーシング本体12の小径筒部12B内に位置して軸方向に変位可能に 設けられ、ジルコニア(ZrO 2)等の絶縁性、かつ熱伝導率の小さいセラミッ クス材料から段付棒状に形成された受圧ロッドを示し、該受圧ロッド15は、そ の下端側の球面部15Aがダイヤフラム13の上面側に当接し、上端側の円錐部 15B上端面が後述する圧電体16の下側電極16Bに当接している。また、該 受圧ロッド15の表面には後述のメッキ層17が形成されている。そして、該受 圧ロッド15は、燃焼圧によってダイヤフラム13が軸方向に撓むと、ケーシン グ本体12内を軸方向に変位し、このダイヤフラム13の変位を圧電体16に軸 方向に伝達すると共に、燃焼室内の高温が圧電体16に直接伝わるのを防止して いる。
【0021】 16はケーシング本体12の大径筒部12A内に位置して、受圧ロッド15の 円錐部15B上端側に設けられ、チタン酸鉛等の圧電性材料から円柱状に形成さ れた圧電体を示し、該圧電体16の上面側および下面側には、導電性ペースト等 からなるシート状の上側電極16Aと下側電極16Bとが形成されている。また 、該圧電体16の下側電極16Bは、メッキ層17、ケーシング本体12等を介 してエンジン本体にアースされ、上側電極16Aは、後述するコンタクトプレー ト18のコンタクト部18Aに接触して電気的に接続されている。そして、該圧 電体16は、ダイヤフラム13が軸方向に撓んで受圧ロッド15が軸方向に変位 し、該受圧ロッド15によって軸方向に押圧されると、圧縮歪が生じて電荷を発 生し、この電荷(電圧信号)を燃焼圧に対応した燃焼圧検出信号として各電極1 6A,16Bからコンタクトプレート18、リード線19等を介してコントロー ルユニット(図示せず)に出力するものである。
【0022】 17は、受圧ロッド15の全表面に亘って設けられ、金等の導電性材料から形 成されたメッキ層を示し、該メッキ層17は、その上端側が圧電体16の下側電 極16Bに、下端側がダイヤフラム13の上面側に、それぞれ当接して電気的に 接続されることによって、該下側電極16Bをダイヤフラム13、ケーシング本 体12を介してエンジン本体にアースしている。
【0023】 18は受圧ロッド15と対向してケーシング本体12の大径筒部12A内に設 けられ、りん青銅等の導電性を有し、かつ比較的軟質な材料からなるコンタクト プレートを示し、該コンタクトプレート18は、下端側に設けられた円板状のコ ンタクト部18Aと、該コンタクト部18Aの中央側から上向きに伸長して設け られたロッド部18Bとから段付円柱状に一体形成され、該コンタクト部18A の下面側は、圧電体16の上側電極16Aに当接し、ロッド部18Bの上端側は 、上カバー14の縮径部14A内に伸長してリード線19にカシメ固定されてい る。また、該コンタクトプレート18の外周側には、後述のインシュレータ20 が設けられている。そして、該コンタクトプレート18は圧電体16の上側電極 16Aからの電圧信号をリード線19を介してコントロールユニットに伝達する ものである。
【0024】 20はコンタクトプレート18の外周側に設けられ、アルミナ(Al2O3 ) 等の絶縁性、かつ熱伝導率の高いセラミックス材料からなる絶縁部材としてのイ ンシュレータを示し、該インシュレータ20は、コンタクトプレート18のコン タクト部18Aの上面側に当接して設けられた環状の鍔部20Aと、該鍔部20 Aの上面内周側からコンタクトプレート18のロッド部18Bを囲むように上向 きに伸長した小径筒部20Bとから段付円筒状に形成されている。そして、該イ ンシュレータ20は、コンタクトプレート18と後述の止めねじ22等との間を 絶縁すると共に、圧電体16に加えられた熱がコンタクトプレート18のコンタ クト部18Aを介して鍔部20Aに伝達されると、この熱を小径筒部20Bの上 端側から放熱し、該圧電体16が高温になるのを防止している。
【0025】 21はコンタクトプレート18のコンタクト部18Aの上面側に当接して設け られ、りん青銅等の軟質材料から環状に形成されたアッパープレートを示し、該 アッパープレート21は、止めねじ22によってインシュレータ20、コンタク トプレート18、圧電体16等を押圧して固定するときに、該止めねじ22でイ ンシュレータ20等が損傷するのを防止するものである。
【0026】 22はケーシング本体12の大径筒部12A内に螺着され、先端部がアッパー プレート21の上面側に当接した止めねじを示し、該止めねじ22は、アッパー プレート21、インシュレータ20、コンタクトプレート18を介して圧電体1 6を上側から所定の加重で押圧すると共に、該圧電体16、受圧ロッド15等を ダイヤフラム13との間に挟持して固定するものである。
【0027】 本実施例による燃焼圧センサは上述の如き構成を有するもので、該燃焼圧セン サは、ダイヤフラム13がエンジンの燃焼室に臨むようにしてエンジン本体に取 付けられる。そして、圧電体16の上側電極16Aはコンタクトプレート18、 リード線19を介してコントロールユニットに接続され、下側電極16Bはメッ キ層17、ダイヤフラム13、ケーシング本体12を介してエンジン本体にアー スされる。
【0028】 そして、エンジンの燃焼室内の混合気が着火して燃焼圧が発生すると、この燃 焼圧を受承してダイヤフラム13は軸方向に撓み、受圧ロッド15は該ダイヤフ ラム13の撓みにより軸方向に変位して圧電体16を軸方向に押圧する。これに より、圧電体16は受圧ロッド15から加えられた圧力に応じた電荷(電圧)を 発生し、この電圧信号を燃焼圧検出信号として上側電極16Aからコンタクトプ レート18、リード線19を介してコントロールユニットに出力する。
【0029】 一方、エンジンの運転によって発生した熱が受圧ロッド15等を介して圧電体 16に伝達されると、この熱はコンタクトプレート18のコンタクト部18Aを 介してインシュレータ20の鍔部20Aに伝達される。そして、インシュレータ 20は、この伝達された熱を小径筒部20Bを介して上カバー14等に伝達し、 該上カバー14等から外気中に排熱させる。また、この圧電体16に加えられた 熱の一部は、コンタクトプレート18のコンタクト部18A、インシュレータ2 0の鍔部20A、アッパープレート21を介して止めねじ22に伝達され、該止 めねじ22からケーシング本体12を介して外気中に排熱される。
【0030】 かくして本実施例によれば、以下の効果を奏する。
【0031】 インシュレータ20によって、圧電体16に外部から加えられた熱を効果的に 外気中に放熱して排熱することができ、圧電体16を効果的に冷却して、該圧電 体16がパイロ電気等を生じるのを確実に防止でき、検出精度を安定化して信頼 性や寿命を大幅に向上できる。
【0032】 また、コンタクトプレート18をりん青銅等の導電性を有する軟質材料から形 成したから、圧電体16の上側電極16A上面側が凹凸状に形成されていても、 該上側電極16Aの形状に馴染ませて該コンタクトプレート18のコンタクト部 18Aを当接させることができる。この結果、圧電体16の上側電極16Aとコ ンタクトプレート18のコンタクト部18Aとの間を確実に電気的に接続でき、 検出精度を安定化して信頼性を大幅に向上できる。
【0033】 さらに、受圧ロッド15の全表面に亘って金等の導電性材料からなるメッキ層 17を設ける構成としたから、圧電体16の下側電極16Bとダイヤフラム13 とを電気的に接続させることができ、該下側電極16Bをメッキ層17、ダイヤ フラム13、ケーシング本体12を介してエンジン本体に確実にアースできる。 この結果、圧電体16の下側電極16Bをエンジン本体に確実にアースすること ができ、検出信号を安定化し、圧力の検出精度を向上して、信頼性、寿命等を大 幅に向上できる。
【0034】 そして、受圧ロッド15をジルコニア等の熱伝導率の小さいセラミックス材料 から形成したから、燃焼室内の高温が該受圧ロッド15を介して圧電体16に伝 達されるのを効果的に防止でき、これにより、受圧ロッド15の軸方向長さを短 くすることができる。この結果、圧電体16の下側電極16Bとダイヤフラム1 3との距離を短くでき、メッキ層17の電気抵抗を小さくでき、圧電体16の下 側電極16Bを確実にアースできると共に、受圧ロッド15の重量を軽減でき、 微小圧力によるダイヤフラム13の変位をも確実に受承して、受圧感度を大幅に 向上できると共に、当該燃焼圧センサを大幅に小型化できる。
【0035】 さらにまた、圧電体16の上側電極16Aを該圧電体16の上端側に設け、コ ンタクトプレート18等を介して出力させ、下側電極16Bを下端側に設け、メ ッキ層17、ダイヤフラム13を介してケーシング本体12にアースさせるよう にしたから、受圧ロッド15の円錐部15B上端に直接圧電体16の下側電極1 6Bを当接させることができる。この結果、圧電体16と受圧ロッド15との間 に他部材を介在させることなく、該受圧ロッド15の変位を圧電体16に直に伝 達することができ、微小圧力による変位をも確実に受承して、受圧感度を大幅に 向上できる。
【0036】 なお、前記実施例では、絶縁部材としてのインシュレータ20は、環状の鍔部 20Aと、該鍔部20Aの上面内周側から上向きに伸長した小径筒部20Bとか ら一体的に形成するものとして述べたが、本考案はこれに限らず、例えば鍔部2 0Aと小径筒部20Bとを別部材として設け、該小径筒部20Bを鍔部20Aの 内周側に螺着あるいは圧入してもよい。
【0037】 また、前記実施例では、絶縁部材としてのインシュレータ20は、絶縁性、か つ熱伝導性を有する材料としてアルミナ等のセラミックス材料を用いて形成する ものとして述べたが、これに替えて、例えば絶縁性、かつ熱伝導性を有する材料 としてダイヤモンド等を用いてもよい。
【0038】 また、前記実施例では、コンタクトプレート18は、導電性を有し、かつ比較 的軟質な材料としてりん青銅等を用いて形成するものとして述べたが、本考案は これに限らず、例えば導電性を有し、比較的軟質な材料としてカーボン等を用い てもよい。
【0039】 さらに、前記実施例では、メッキ層17は、金等の高導電性材料から形成する ものとして述べたが、これに替えて、例えば銀、銅等の他の導電性材料を用いて もよい。
【0040】 一方、前記実施例では、圧力センサとして燃焼圧センサに用いた場合を例に挙 げて説明したが、本考案はこれに限らず、例えば空気、工業用ガス等の気体や燃 料、水等の液体の圧力を検出する圧力センサにも適用することができる。
【0041】
以上詳述した通り、本考案によれば、絶縁部材は、コンタクトプレートの外周 側を覆うように設け、絶縁性、かつ高熱伝導性を有する材料から形成する構成と したから、圧電体に外部から熱が加えられると、この熱はコンタクトプレートを 介して絶縁部材に伝達される。そして、該絶縁部材はこの熱をケーシングの他端 側に放熱して圧電体を冷却する。この結果、圧電体が外部からの熱で高温になる のを確実に防止でき、該圧電体にパイロ電気が生じるのを防止して、検出精度、 信頼性、寿命等を向上できる。
【0042】 また、コンタクトプレートを導電性を有する軟質材料から形成したから、該コ ンタクトプレートを圧電体に確実に電気的に接続することができ、該コンタクト プレートと圧電体との間に接触不良が生じるのを確実に防止して、検出精度、信 頼性を向上できる。
【図1】本考案の実施例による燃焼圧センサを示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】従来技術による燃焼圧センサを示す縦断面図で
ある。
ある。
12 ケーシング本体(ケーシング) 13 ダイヤフラム 15 受圧ロッド 16 圧電体 18 コンタクトプレート 20 インシュレータ(絶縁部材) 22 止めねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシングの一端側に
設けられ、該ケーシングの一端側に外部から作用する圧
力に応じて軸方向に変位するダイヤフラムと、一端側が
該ダイヤフラムに当接するように前記ケーシング内に設
けられ、該ダイヤフラムの変位によって軸方向に変位す
る受圧ロッドと、前記ケーシング内に位置して該受圧ロ
ッドの他端側に設けられ、受圧ロッドを介して伝達され
た前記ダイヤフラムの変位を前記圧力に応じた電圧信号
として出力する圧電体と、該圧電体の他端側に当接して
設けられ、該圧電体からの電圧信号を外部に出力する軟
質導電性材料からなるコンタクトプレートと、該コンタ
クトプレートの外周側を覆うように設けられ、絶縁性、
かつ熱伝導性を有する材料から形成された絶縁部材と、
前記ケーシングの他端側に設けられ、該絶縁部材を介し
て前記圧電体を固定する止めねじとから構成してなる圧
力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7697591U JPH0519939U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7697591U JPH0519939U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 圧力センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519939U true JPH0519939U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13620791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7697591U Pending JPH0519939U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519939U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007534918A (ja) * | 2004-04-27 | 2007-11-29 | シーメンス ヴイディオー オートモーティヴ | 圧力センサを備えたグロープラグのボディ |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP7697591U patent/JPH0519939U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007534918A (ja) * | 2004-04-27 | 2007-11-29 | シーメンス ヴイディオー オートモーティヴ | 圧力センサを備えたグロープラグのボディ |
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