JPH0519972U - 誘電体共振器共振周波数の温度係数測定装置 - Google Patents
誘電体共振器共振周波数の温度係数測定装置Info
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- JPH0519972U JPH0519972U JP6821191U JP6821191U JPH0519972U JP H0519972 U JPH0519972 U JP H0519972U JP 6821191 U JP6821191 U JP 6821191U JP 6821191 U JP6821191 U JP 6821191U JP H0519972 U JPH0519972 U JP H0519972U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 誘電体共振器共振周波数の温度係数測定装置
におけるTE01l+δモードの境界条件を単純化する。 【構成】 導電性中空円筒形密閉容器2を具備し、導電
性中空円筒形密閉容器2底壁に載置され測定されるべき
誘電体共振器1を設置する誘電体円板4を具備し、ここ
で導電性中空円筒形密閉容器2の内径および誘電体円板
4の直径は測定されるべき誘電体共振器1の直径と比較
して充分に大であり、誘電体円板4の周縁部と導電性中
空円筒形密閉容器2の内周面との間には間隙が存在する
ように構成した。
におけるTE01l+δモードの境界条件を単純化する。 【構成】 導電性中空円筒形密閉容器2を具備し、導電
性中空円筒形密閉容器2底壁に載置され測定されるべき
誘電体共振器1を設置する誘電体円板4を具備し、ここ
で導電性中空円筒形密閉容器2の内径および誘電体円板
4の直径は測定されるべき誘電体共振器1の直径と比較
して充分に大であり、誘電体円板4の周縁部と導電性中
空円筒形密閉容器2の内周面との間には間隙が存在する
ように構成した。
Description
【0001】
この考案は、誘電体共振器共振周波数の温度係数測定装置に関する。
【0002】
誘電体共振器の共振周波数の温度係数を測定する測定装置およびこれによる測 定の従来例を図4を参照して説明する。図4において、2は誘電体共振器の共振 周波数の温度係数測定装置の金属製中空円筒形密閉容器であり、測定されるべき 誘電体共振器1はこの容器2内に収容される。11は誘電体共振器1の支持台で あり、誘電体の細いパイプにより構成されている。次いで、TE01l+δモードの 境界条件を示す図2を参照するに、5は密閉容器2の上下の導体壁を示し、1は 測定されるべき誘電体共振器であり、εr1は支持台11を含む共振器1下方領域 の比誘電率、εr2は共振器1上方領域の比誘電率、εr4は共振器1側方領域の比 誘電率、εr3は共振器1側方領域の下方の領域の比誘電率、εr5は共振器1側方 領域の上方の領域の比誘電率、εr は測定されるべき誘電体共振器1自体の比誘 電率である。測定はεr1=εr2=εr3=εr4=εr5=1であるものと仮定して行 なわれる。また、誘電体共振器の共振周波数の温度係数τf は、その誘電率の温 度係数をτε、その熱膨張係数をαとして、下記の式(1)により求める。
【0003】
【数1】
【0004】
しかし、図4に示される装置内において測定される共振周波数の温度係数は、 厳密には下記の式(2)で表現される。
【0005】
【数2】 但し、εr :誘電体共振器の比誘電率 D :誘電体共振器の直径 L :誘電体共振器の高さ ε' r :支持台の比誘電率 d1 :支持台の直径 d2 :密閉容器の内経 l1 :支持台の高さ l2 :密閉容器の内側高さ t :温度 F :εr 、D、L、ε' r d1 、d2 、l1 、l2 をパラメータ として共振周波数を記述する関数。
【0006】 即ち、図4に示される装置内において測定される共振周波数の温度係数は、温 度変化による誘電体共振器1の比誘電率εr の変動に起因する変動項、温度変化 による誘電体共振器1の直径Dの変動に起因する変動項、温度変化による誘電体 共振器1の高さLの変動に起因する変動項、温度変化による支持台11の比誘電 率ε' r 変動に起因する変動項、温度変化による支持台11の直径d1 の変動に 起因する変動項、温度変化による金属製中空円筒形密閉容器2の内径d2 の変動 に起因する変動項、温度変化による支持台11の高さl1 の変動に起因する変動 項、温度変化による金属製中空円筒形密閉容器2の内側高さl2 の変動に起因す る変動項、より成る。
【0007】 ここで、密閉容器2と支持台11に関する最後の5個の変動項をτc としてま とめると、
【0008】
【数3】 となる。τc が無視しても差し支えない程小であれば、式(2)は式(1)と等 価である。しかし、図4に示される温度係数測定装置はτc を無視することがで きる構成のものではない。τc を無視できる様にするためには誘電体共振器1と 温度係数測定装置の寸法比が一定になる様にすればよく、このことは既に実施さ れている。即ち、温度係数測定装置の熱膨張係数を誘電体共振器1の熱膨張係数 αに近似するために、温度係数測定装置を誘電体共振器1の熱膨張係数αに合わ せてカスタム・メイドしている。これは効率的な、容易なやり方とは言えない。 そして、支持台11として細い支持棒を使用しており、細いとはいえこの支持棒 が存在するために誘電体共振器1下方領域の比誘電率εr1を1と近似することが できない。また、支持台11は細い支持棒であるところから測定されるべき誘電 体共振器1は支持台11に接着固定しなければ不安定である。
【0009】 この考案は、上述の通りの欠点、問題を解消した誘電体共振器共振周波数の温 度係数測定装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 誘電体共振器共振周波数の温度係数測定装置いおいて、導電性中空円筒形密閉 容器を具備し、導電性中空円筒形密閉容器に対してその直径方向に挿入位置決め される2本のアンテナ・プローブを具備し、導電性中空円筒形密閉容器底壁に載 置され測定されるべき誘電体共振器を設置する誘電体円板を具備し、ここで導電 性中空円筒形密閉容器の内径および誘電体円板の直径は測定されるべき誘電体共 振器の直径と比較して充分に大であり、誘電体円板の周縁部と導電性中空円筒形 密閉容器の内周面との間には間隙が存在するように構成した。
【0011】
この考案の実施例を図1を参照して説明する。図1における2は誘電体共振器 の共振周波数の温度特性測定装置の金属製中空円筒形密閉容器である。4は誘電 率の温度変化の少ない誘電体円板である。これら密閉容器2および誘電体円板4 の直径は測定されるべき誘電体共振器1の直径と比較して充分に大きく例えば3 倍以上に構成されている。図3を参照すると、円筒形密閉容器2には、その直径 方向に、円筒形密閉容器2への突入長さを調整可能に、挿入位置決めされる2本 のアンテナ・プローブが具備されている。3はアンテナを導くセミリジット・ケ ーブル、10はセミリジット・ケーブル3を円筒形密閉容器2内に導入するパイ プである。9はセミリジット・ケーブル3とパイプ10との間を封止するシール 剤である。7は円筒形密閉容器2とパイプ10との間を気密にするOリングであ る。8はバックアップ・リング、12は押圧部材、6は取付ネジである。取付ネ ジ6をゆるめれば、パイプ10を動かすことができ、これによりアンテナと誘電 体共振器1との間の結合の調整ができる。13は円筒形密閉容器2内の空気を吸 引するための排気口である。
【0012】 ここで、誘電体共振器共振周波数の温度係数τf を求める手順を簡単に説明し ておく。先ず、TE01l+δモードの共振周波数f0 は、図2の境界条件のもとに おけるTE01l+δモードの特性方程式および共振条件式を連立させ、固有値を計 算することにより求めることができる。そして、共振周波数f0 を測定すること ができたことで、逆に誘電体共振器の比誘電率εr を計算により求めることがで きる。比誘電率εr は温度tの関数εr (t) であり、これから下記の定義式によ りτεを求めることができる。
【0013】
【数4】 誘電体共振器の熱膨張係数αは別に実測しておく。これらτεとαと式(1)と により誘電体共振器共振周波数の温度係数τf を求めることができる。
【0014】
以上の通りであって、この考案による誘電体共振器共振周波数の温度係数測定 装置は、測定されるべき誘電体共振器1を支持する支持台として、測定されるべ き誘電体共振器1の直径と比較して充分に大なる直径の誘電体円板4を採用した ことにより、図2の境界条件においてεr1=εr3=ε' r 成立し、そして密閉容 器2内を排気して減圧すればεr2=εr4=εr5≒1も成立するし、測定中の誘電 体共振器の結露を防止することができる結局、図2の境界条件は極く単純化され る。このことによりTE01l+δモードの共振周波数f0 の測定精度を高くするこ とができ、従って誘電体共振器の比誘電率εr を正確に求めることができる。誘 電体共振器の設置についても、接着固定の必要はなく極く容易になった。温度係 数測定装置を誘電体共振器1の熱膨張係数αに合わせてカスタム・メイドするよ うな必要はなくなった。
【図1】この考案の温度係数測定装置を示す図。
【図2】TE01l+δモードの境界条件を示す図。
【図3】アンテナ・プローブの導電性中空円筒形密閉容
器への突入長さを調整可能に挿入位置決めする構成を示
す図。
器への突入長さを調整可能に挿入位置決めする構成を示
す図。
【図4】温度係数測定装置の従来例を示す図。
2 金属製中空円筒形密閉容器 3 アンテナ・プローブ を円筒形密閉容器ないに導
入するセミリジット・ケーブル 4 誘電体円板
入するセミリジット・ケーブル 4 誘電体円板
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性中空円筒形密閉容器を具備し、導
電性中空円筒形密閉容器に対してその直径方向に挿入位
置決めされる2本のアンテナ・プローブを具備し、導電
性中空円筒形密閉容器底壁に載置され測定されるべき誘
電体共振器を設置する誘電体円板を具備し、ここで導電
性中空円筒形密閉容器の内径および誘電体円板の直径は
測定されるべき誘電体共振器の直径と比較して充分に大
であり、誘電体円板の周縁部と導電性中空円筒形密閉容
器の内周面との間には間隙が存在するように構成される
ことを特徴とする誘電体共振器共振周波数の温度係数測
定装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載される誘電体共振器共振
周波数の温度係数測定装置において、導電性中空円筒形
密閉容器に排気口を具備せしめたことを特徴とする誘電
体共振器共振周波数の温度係数測定装置。 - 【請求項3】 請求項1、2に記載される誘電体共振器
共振周波数の温度係数測定装置において、アンテナ・プ
ローブの導電性中空円筒形密閉容器への突入長さは調整
可能とされたものであることを特徴とする誘電体共振器
共振周波数の温度係数測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6821191U JPH0519972U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 誘電体共振器共振周波数の温度係数測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6821191U JPH0519972U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 誘電体共振器共振周波数の温度係数測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519972U true JPH0519972U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13367238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6821191U Withdrawn JPH0519972U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 誘電体共振器共振周波数の温度係数測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519972U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1084206A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Nec Corp | 誘電体共振器の支持構造 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP6821191U patent/JPH0519972U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1084206A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Nec Corp | 誘電体共振器の支持構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |