JPH0520073U - ヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造 - Google Patents
ヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造Info
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- JPH0520073U JPH0520073U JP9237391U JP9237391U JPH0520073U JP H0520073 U JPH0520073 U JP H0520073U JP 9237391 U JP9237391 U JP 9237391U JP 9237391 U JP9237391 U JP 9237391U JP H0520073 U JPH0520073 U JP H0520073U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】記録紙剥離爪の先端に蓄積されたトナーに起因
するジャムの発生を防止できると共に、ヒートローラ退
避時に記録紙を確実にヒートローラから離間させること
のできるヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造。 【構成】ヒートローラ11の排紙側に、作用位置にある
ヒートローラ11の外周面に押圧付勢される剥離爪60
と、作用位置にあるヒートローラ11に当接せず且つヒ
ートローラ11の退避動に連動して剥離爪60よりプレ
スローラ12側に揺動する記録紙押え70が設けられて
いる。
するジャムの発生を防止できると共に、ヒートローラ退
避時に記録紙を確実にヒートローラから離間させること
のできるヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造。 【構成】ヒートローラ11の排紙側に、作用位置にある
ヒートローラ11の外周面に押圧付勢される剥離爪60
と、作用位置にあるヒートローラ11に当接せず且つヒ
ートローラ11の退避動に連動して剥離爪60よりプレ
スローラ12側に揺動する記録紙押え70が設けられて
いる。
Description
【0001】
本考案は、電子写真法を用いる画像形成装置に用いられるヒートローラとプレ スローラを圧接配置したヒートロール定着装置であって、印字待機時には前記ヒ ートローラが定着位置から退避するよう構成されたものに於て、ヒートローラか ら記録紙を分離・離間させるヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造に関す る。
【0002】
従来より、感光ドラム表面の感光体を露光して潜像を形成し、この潜像にトナ ーを付着させて現像(トナー像化)し、このトナー像を記録用紙に転写すると共 に定着装置で定着させる所謂電子写真法が知られている。 電子写真法に於る定着装置としては、加熱されるローラ部材(ヒートローラ) に加圧ローラを圧接配置し、このローラ対間に未定着の記録紙を挟んで加圧・加 熱して未定着のトナーをヒートローラから加えられる熱でトナーを加熱融着させ る所謂ヒートロール定着装置を用いるものが多い。 このようなヒートロール定着装置では、記録紙のヒートローラからの剥離を促 進し、溶融したトナーの粘着力等で記録紙がヒートローラに付着して搬送不良( 所謂ジャム)を生ずることを防ぐ為に、記録紙剥離爪がヒートローラの記録紙排 出側の周面に先端鋭角部を当接させて設けられる。
【0003】 ところで、例えばファンホールド紙と呼ばれる送り穴付き折り畳み連続紙等の 連続した記録紙に電子写真法を利用して画像形成する画像形成装置にヒートロー ル定着装置を採用した場合、印字待機中に記録紙(連続紙)がヒートローラとプ レスローラの間に挟まれていると、記録紙の同一箇所がヒートローラから加えら れる熱で焦げ付いたり火ぶくれを起す等の不具合を生じる為、本出願人は先にヒ ートローラを定着作用位置から(プレスローラとの圧接位置から)退避可能とす ると共に、このヒートローラの退避と連動して記録紙剥離爪がヒートローラから 離れる側に揺動してその背面で記録紙をヒートローラから離間する側に押圧し、 印字待機中は記録紙がヒートローラに接触しない構成を提案した。
【0004】
しかし乍ら、上記の如くヒートローラを退避可能とすると共にこのヒートロー ラの退避と連動して記録紙剥離爪がヒートローラから離れる側に揺動して記録紙 をヒートローラから離間させるように構成したものでは、定着作用時にヒートロ ーラの外周面に当接している記録紙剥離爪の先端部の背面(ヒートローラへの当 接面と反対の面)にヒートローラの表面に付着したトナーが溜り、印字待機時に にはこのトナーが蓄積した背面で記録紙をヒートローラから離間する側に押える ことから、記録紙剥離爪の先端に記録紙がトナーによって接着され、画像形成再 開時(定着作用再開時)に記録紙の移動を阻害してジャムを誘発するという問題 があった。つまり、ヒートローラの表面に付着したトナーは該ヒートローラの熱 で溶融状態にあり、この溶融トナーとヒートローラの表面に剥離性を高める為に 塗布されたシリコンオイルとが融合して粘着性が高く固化しづらいものとなって 、記録紙が極めて接着し易い状態のものとなるものである。
【0005】
本考案は、上記の如き事情に鑑み、記録紙剥離爪の先端に蓄積されたトナーに 起因するジャムの発生を防止できると共に、ヒートローラ退避時に記録紙を確実 にヒートローラから離間させることのできるヒートロール定着装置の記録紙分離 促進構造の提供、を目的とする。
【0006】
上記目的達成の為、本考案に係るヒートローラとプレスローラを圧接配置して 成るヒートロール定着装置であって、印字待機時には前記ヒートローラが定着位 置から退避するよう構成されたものに於て、ヒートローラの排紙側に、作用位置 にあるヒートローラの外周面に押圧付勢される剥離爪と、作用位置にあるヒート ローラに当接せず且つヒートローラの退避動に連動して剥離爪よりプレスローラ 側に揺動する記録紙押えと、を備えて構成されている。
【0007】
次に、図面に基いて本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案に係るヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造の一実施例 を適用した画像形成装置の定着装置部分の概略構成を示す断面図、図2はそのヒ ートローラの揺動退避構造を示す斜視図である。 図示定着装置は、ヒートローラ11とプレスローラ12とを上下に隣接配置し た定着ロール対10を、図中矢印で示すファンホールド紙20の搬送方向に対し て直交させて配置したものである。 上側のヒートローラ11は、円筒状のローラであってその内部にハロゲンラン プ等の発熱体が挿置され、該発熱体によって所定の温度に加熱されるようになっ ている。その両端は、軸13によってシャーシ1に揺動可能に枢着されたホルダ 30により支持されており、ヒートローラ11はシャーシ1に対して揺動移動可 能となっている。又、一方側端には図示しないがギアが固定されており、該ギア を介して回転駆動されるようになっている。 下側のプレスローラ12は、芯金の周囲に耐熱性を有する所定硬度のシリコン ゴム等の弾性部材層を形成したものであり、シャーシ1の所定位置に回転自在に 支持(その支持構造は図示せず)されている。
【0008】 ヒートローラ11を支持するホルダ30は、ヒートローラ11と略同一長さで 該ヒートローラ11の上側に位置する連結部31の両端からアーム部32をファ ンホールド紙20導入側に延設した形状を呈し、該アーム部32の略中央で軸1 3によってシャーシ1に枢支されている。又、アーム部32の先端には上方に立 上げた上辺部を内側(装置中心側)に向けて屈折したスプリング受け33が形成 されている。 アーム部32の内側には、該アーム部32を(即ちホルダ30を)枢支するそ の同じ軸13によってレバー40が揺動可能に枢支されている。 レバー40は、その長手方向略中央で軸13によって揺動可能に枢支されると 共に、その一方側(ファンホールド紙20導入側)の先端にカムフォロア41が 回転自在に設けられ、枢着位置(軸13)を挟むカムフォロア41と反対側(フ ァンホールド紙20排紙側)の端部に後述するシャフト50を回動操作する操作 部42が形成されている。又、ホルダ30のスプリング受け33と対応する下側 位置の下辺部位にスプリング保持部43が外側(アーム部32側)に向けて屈折 突設されると共に、該スプリング保持部43の軸13側に隣接してフック44が 外側に向けて屈折突設されている。
【0009】 軸13のホルダ30のアーム部32とレバー40の間には図3に示す如くトー ションスプリング15が外挿されており、このトーションスプリング15の延設 端の一方はレバー40のフック44の上側に位置すると共に他端はシャーシ1の 上辺を内側に屈折形成したフック部1Aの下面に当接し、該トーションスプリン グ15の復帰付勢力によってレバー40が図1に於て時計回り方向に揺動付勢さ れ、その端部に装着されたカムフォロア41が当該カムフォロア41の下側に位 置する偏心カム2の外周カム面に当接するようになっている。尚、図3ではホル ダ30のアーム部32は省略してある。 又、ホルダ30のスプリング受け33とレバー40のスプリング保持部43の 間にはコイルスプリング14が介設され、該コイルスプリング14の付勢力によ ってホルダ30がレバー40に対して反時計回り方向に(即ちヒートローラ11 保持側を下側とする方向に)揺動付勢されると共に、スプリング受け33を貫通 してスプリング保持部43に固定された揺動規制ボルト16がレバー40に対す るホルダ30の相対揺動量(両者の角度が広がる側の)を規制するようになって いる。
【0010】 つまり、レバー40は、トーションスプリング15によって時計回り方向に揺 動付勢されてそのカムフォロア41が偏心カム2に当接し、偏心カム2の回転に よる外周カム面の変位に従って揺動駆動されると共に、ホルダ30は、このレバ ー40の揺動にコイルスプリング14又は揺動規制ボルト16を介して連動揺動 するようになっているものである。そして、図1に示す如くカムフォロア41が 偏心カム2の外周カム面の回転中心からの変位が最も大きい位置に当接する状態 (カムフォロア41が最も上側に位置する状態)では、ヒートローラ11の外周 がプレスローラ12の外周に当接し、このヒートローラ11のプレスローラ12 への当接以降のレバー40の揺動によってコイルスプリング14が所定量圧縮変 形して当該コイルスプリング14の復帰力でヒートローラ11をプレスローラ1 2に所定の押圧力で圧接して定着作用状態となる。一方、カムフォロア41が偏 心カム2の外周カム面の回転中心からの変位が最も小さい位置に当接する状態( カムフォロア41が最も下側に位置する状態)では、レバー40の図中時計回り 方向の揺動にホルダ30が揺動規制ボルト16を介して連動し、その保持するヒ ートローラ11はプレスローラ12から上側に所定間隔遊離する退避状態となる ようになっている。 偏心カム2は、当該ヒートロール定着装置を備えた電子写真プリンタの図示し ない制御装置によって回転駆動制御され、印字時(画像形成時)には図1に示す 如くヒートローラ11を所定押圧力でプレスローラ12に圧接した定着作用状態 とすると共に、印字待機時にはヒートローラ11がプレスローラ12から上方に 遊離した退避状態となるように作動制御されるものである。
【0011】 ヒートローラ11の排紙側には、シャフト50が該ヒートローラ11と平行に 配置されており、該シャフト50に、その平面図を図4に背面図を図5に夫々示 す如く剥離爪60と記録紙押え70が装着されている。又、シャフト50の下側 (即ちプレスローラ12の排紙側)には、薄肉のリブを間欠的に並設して形成さ れた下部排紙ガイド17が設けられている。 シャフト50は、当該画像形成装置の本体に下端でピン3により枢着されて図 中反時計回りに揺動開成可能に装着されている排紙カバー80に、所定範囲回動 可能に保持されると共に、図2に示す如く一方側端に巻回装着されたスプリング 51によって図1中時計回り方向に回動付勢され、又、そのスプリング51装着 側とは反対側の端部に、該シャフト50と直角にアーム52が装着されている。 このアーム52のヒートローラ11側に、スペーサ部材81がその上端部で排 紙カバー80に揺動自在に枢着されており、該スペーサ部材81はレバー40の カムフォロア41が偏心カム2の外周カム面の変位が最も大きい位置に当接した 定着作用状態に於て、レバー40の操作部42がそのヒートローラ11側の面に 当接して時計回り方向に回動され、背面側がアーム52を押圧してシャフト50 をスプリング51の付勢力に抗して反時計回り方向に回動させるようになってい る。
【0012】 剥離爪60は、円筒状の基部61から先端が鋭角の爪部62が基部61の径方 向に延設されると共に反対側には操作部63が延設され、該操作部63の先端に は位置規制当接部63Aが左右に突設形成されている。そして、基部61でシャ フト50に遊嵌されると共にシャフト50に径方向に嵌挿されたピン54を基部 61の側面に形成された扇型の凹部63内に位置させることによりシャフト50 に対して所定角度範囲相対回動可能として装着され、シャフト50のファンホー ルド紙20の中心を対称中心とする左右二箇所に設けられている。 記録紙押え70は、その拡大側面図を図6に示す如く、剥離爪60と略同様に 、円筒状の基部71から先端が平坦な平坦部72Aとして形成された記録紙押え 部72が基部71の径方向に延設されると共に、該記録紙押え部72の下面にそ の幅方向中央に肉薄のリブ72Bが突設され、更に、記録紙押え部72の反対側 に位置規制突起73が延設されて形成されており、基部71がシャフト50に外 挿されてシャフト50に対して相対回転不能に固定され、剥離爪60,60の夫 々外側に隣接して設けられている。尚、図1及び図8に於て記録紙押え70の外 形は記録紙押え部72の先端部とリブ72Bの下面が異なる以外は殆ど剥離爪6 0と重なっているものである。 又、シャフト50に外挿されたスプリング53の端部が、夫々剥離爪60の操 作部の上面と記録紙押え70の記録紙押え部72の上面に位置しており、該スプ リング53の復帰力で剥離爪60はシャフト50に対してその爪部62の先端が ヒートローラ11と接近する方向(図1中反時計回り)に回動付勢されている。
【0013】 而して、上記の如く構成された定着装置では、前述の如く偏心カム2の回転に よるレバー40及びホルダ30の揺動駆動によって、印字時にはヒートローラ1 1を定着作用位置として定着作用を行なうと共に、印字待機時には所定量上方に 退避させる。 定着作用位置では、プレスローラ12が所定押圧力でヒートローラ11に押圧 付勢されると共にヒートローラ11が回転駆動され、両ローラ11,12に挟ま れたファンホールド紙20を加圧・加熱して定着作用を行ないつつファンホール ド紙20を搬送駆動して排紙する。
【0014】 ヒートローラ11が定着作用位置にある時には、前述の如くレバー40の操作 部42がスペーサ部材81を介してシャフト50のアーム52を押圧し、シャフ ト50を反時計回りに所定角度回動させる。この回動によって剥離爪60の爪部 62の先端がヒートローラ11の表面に当接し、剥離爪60はスプリング53の 復帰力に抗してシャフト50に対して時計回り方向に相対回動することとなり、 従って、剥離爪60は図7に示す如くスプリング53の付勢力による所定の押圧 力でヒートローラ11に押圧されることとなる。この時、剥離爪60の先端部の 下面62Aはファンホールド紙20の搬送経路と略等しく略水平となり、又、記 録紙押え70は、その先端平坦部72Aがヒートローラ11と所定間隔離れて対 向すると共に、そのリブ72Bの下面は剥離爪60の先端部下面62Aの排紙側 に隣接して位置する。 これにより、定着作用を終えたファンホールド紙20がトナーの粘着力等によ ってヒートローラ11に接着していたような場合でも、剥離爪60によって剥離 され、剥離されたファンホールド紙20は、剥離爪60の下面62Aから記録紙 押え70のリブ72Bの下面に沿って移動し(搬送され)、排出されるものであ る。この時、記録紙押え70はヒートローラ11に非接触であって温度の上昇も なく、剥離爪60の下面にトナーが蓄積しても記録紙押え70の下面にトナーが 蓄積することはない。又、記録紙押え70は肉薄のリブ72Bの下面でファンホ ールド紙20の移動を案内する為、このリブ72Bの下面にファンホールド紙2 0の表面の定着後のトナーの盛り上った部位が引っ掛る虞は極めて少ない。
【0015】 尚、上記の如く剥離爪60と記録紙押え70が正規位置にある時、剥離爪60 の操作部63の位置規制当接部63A、及び記録紙押え70の位置規制突起73 の下側には、排紙カバー80に内面に突設されたストッパ突起82が位置すると 共に、該ストッパ突起82の上面と位置規制当接部63A及び位置規制突起73 の下面とは僅かな間隔となるように設定されており、剥離爪60及び記録紙押え 70の先端がそれ以上ヒートローラ11側となる方向の揺動は、位置規制当接部 63A及び位置規制突起73がストッパ突起82に当接することで規制されるよ うになっている。これにより、ジャムを生じたファンホールド紙20が剥離爪6 0の先端62Aや記録紙押え70のリブ72Bの下面と下部排紙ガイド17との 間に詰まることによって剥離爪60や記録紙押え70がヒートローラ11の周面 に過剰な力で押圧されてヒートローラ11を傷付けることのないようになってい る。更に、記録紙押え70は、その先端平坦部72Aがヒートローラ11に対向 している為、万一ヒートローラ11に接触してもヒートローラ11を傷付ける虞 がないようになっているものである。
【0016】 又、本実施例では排紙カバー80が画像形成装置の本体に下端でピン3により 揺動可能に枢着されているが、この排紙カバー80を図7中反時計回りに揺動さ せた時、剥離爪60のスプリング53の付勢力による反時計回りに回動は、位置 規制当接部63Aがストッパ突起82に当接することで規制され、剥離爪60が ヒートローラ11と干渉して排紙カバー80が復帰不能となることはないように なっているものである。
【0017】 印字待機時に於てヒートローラ11が定着作用位置から上方に退避すると、レ バー40の操作部42によるスペーサ部材81を介してのアーム52の押圧が解 除され、シャフト50はスプリング51の付勢力で図7中時計回りに回動して自 由状態に復帰する。同時に、剥離爪60はスプリング53の付勢力でシャフト5 0に対してピン54が凹部63内を移動可能な範囲で反時計回りに回動し、剥離 爪60は両者の移動量を合成した角度、シャフト50を中心として揺動する。本 実施例では、その先端がヒートローラ11の周面に当接している位置より僅かに プレスローラ12に揺動し、結果として、図8に示す如くその先端とヒートロー ラ11の周面とは十分離間することとなる。
【0018】 一方、記録紙押え70は、シャフト50の回転に伴なって揺動し、その結果、 当該記録紙押え70のリブ72Bの下面が剥離爪60の下面62Aより下側(下 部排紙ガイド17側)に位置し、このリブ72Bの下面でファンホールド紙20 を下部排紙ガイド17の上面との間に挟むように作用する。これによってファン ホールド紙20の弛み等が生じても、退避したヒートローラ11にファンホール ド紙20が当接し続けることを確実に阻止すると共に、剥離爪60の下面にファ ンホールド紙20が当接し続けることを防ぐことができる。これにより、剥離爪 60の爪部62先端部の裏面(下面62A)にトナーが蓄積していても、この蓄 積トナーによってファンホールド紙20が剥離爪60に接着することはなく、こ れに起因するファンホールド紙20の搬送不良によってジャムが生ずることはな く、又、ファンホールド紙20が剥離爪60の爪部62先端部の裏面に蓄積した トナーによって汚れてしまうこともないものである。
【0019】
以上述べたように、本考案に係るヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造 によれば、記録紙剥離爪とは独立して記録紙押えを設けたことにより、記録紙剥 離爪の先端に蓄積されたトナーに起因するジャムの発生や記録紙の汚れを防止で きると共に、ヒートローラ退避時に記録紙を確実にヒートローラから離間させる ことができるものである。
【提出日】平成4年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【0012】 剥離爪60は、円筒状の基部61から先端が鋭角の爪部62が基部61の径方 向に延設されると共に反対側には操作部63が延設され、該操作部63の先端に は位置規制当接部63Aが左右に突設形成されている。そして、基部61でシャ フト50に遊嵌されると共にシャフト50に径方向に嵌挿されたピン54を基部 61の側面に形成された扇型の凹部64内に位置させることによりシャフト50 に対して所定角度範囲相対回動可能として装着され、シャフト50のファンホー ルド紙20の中心を対称中心とする左右二箇所に設けられている。 記録紙押え70は、その拡大側面図を図6に示す如く、剥離爪60と略同様に 、円筒状の基部71から先端が平坦な平坦部72Aとして形成された記録紙押え 部72が基部71の径方向に延設されると共に、該記録紙押え部72の下面にそ の幅方向中央に肉薄のリブ72Bが突設され、更に、記録紙押え部72の反対側 に位置規制突起73が延設されて形成されており、基部71がシャフト50に外 挿されてシャフト50に対して相対回転不能に固定され、剥離爪60,60の夫 々外側に隣接して設けられている。尚、図1及び図84に於て記録紙押え70の 外形は記緑紙押え部72の先端部とリブ72Bの下面が異なる以外は殆ど剥離爪 60と重なっているものである。 又、シャフト50に外挿されたスプリング53の端部が、夫々剥離爪60の操 作部の上面と記録紙押え70の記録紙押え部72の上面に位置しており、該スプ リング53の復帰力で剥離爪60はシャフト50に対してその爪部62の先端が ヒートローラ11と接近する方向(図1中反時計回り)に回動付勢されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【0017】 印字待機時に於てヒートローラ11が定着作用位置から上方に退避すると、レ バー40の操作部42によるスペーサ部材81を介してのアーム52の押圧が解 除され、シャフト50はスプリング51の付勢力で図7中時計回りに回動して自 由状態に復帰する。同時に、剥離爪60はスプリング53の付勢力でシャフト5 0に対してビン54が凹部64内を移動可能な範囲で反時計回りに回動し、剥離 爪60は両者の移動量を合成した角度、シャフト50を中心として揺動する。本 実施例では、その先端がヒートローラ11の周面に当接している位置より僅かに プレスローラ12に揺動し、結果として、図8に示す如くその先端とヒートロー ラ11の周面とは十分離間することとなる。
【図1】本考案に係るヒートロール定着装置の記録紙分
離促進構造の一実施例を適用した画像形成装置の定着装
置部分の概略構成を示す断面図。
離促進構造の一実施例を適用した画像形成装置の定着装
置部分の概略構成を示す断面図。
【図2】ヒートローラの揺動退避構造を示す斜視図。
【図3】レバーの揺動付勢構造を示す斜視図。
【図4】剥離爪及び記録紙押え部分の平面図。
【図5】剥離爪及び記録紙押えの背面図。
【図6】記録紙押えの拡大側面図
【図7】剥離爪及び記録紙押えの作動状態説明図
【図8】剥離爪及び記録紙押えの作動状態説明図
11…ヒートローラ 12…プレスローラ 20…ファンホールド紙(記録紙) 50…シャフト(軸) 60…剥離爪 70…記録紙押え
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月23日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
Claims (2)
- 【請求項1】ヒートローラとプレスローラを圧接配置し
て成るヒートロール定着装置であって、印字待機時には
前記ヒートローラが定着位置から退避するよう構成され
たものに於て、 前記ヒートローラの排紙側に、作用位置にある前記ヒー
トローラの外周面に押圧付勢される剥離爪と、作用位置
にある前記ヒートローラに当接せず且つ前記ヒートロー
ラの退避動に連動して前記剥離爪よりプレスローラ側に
揺動する記録紙押えと、を備えて構成されていること、
を特徴とするヒートロール定着装置の記録紙分離促進構
造。 - 【請求項2】上記剥離爪と、記録紙押えと、が同一軸に
支持されていること、を特徴とする請求項1記載のヒー
トロール定着装置の記録紙分離促進構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991092373U JP2567284Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991092373U JP2567284Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0520073U true JPH0520073U (ja) | 1993-03-12 |
| JP2567284Y2 JP2567284Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=14052625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991092373U Expired - Lifetime JP2567284Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567284Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006017794A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
| JP2018005193A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置および定着装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4729966B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2011-07-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6149372U (ja) * | 1984-09-04 | 1986-04-02 | ||
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-
1991
- 1991-08-23 JP JP1991092373U patent/JP2567284Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6149372U (ja) * | 1984-09-04 | 1986-04-02 | ||
| JPS6343167U (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-23 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2006017794A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
| JP2018005193A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置および定着装置 |
| CN107589648A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 富士施乐株式会社 | 图像形成设备及定影装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2567284Y2 (ja) | 1998-04-02 |
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