JPH05202452A - 鉄基磁性合金の熱処理方法 - Google Patents

鉄基磁性合金の熱処理方法

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JPH05202452A
JPH05202452A JP1299292A JP1299292A JPH05202452A JP H05202452 A JPH05202452 A JP H05202452A JP 1299292 A JP1299292 A JP 1299292A JP 1299292 A JP1299292 A JP 1299292A JP H05202452 A JPH05202452 A JP H05202452A
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temperature
crystallization
heat treatment
annealing
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JP1299292A
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Hiroshi Fujita
浩史 藤田
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】Fe−P−C系の非晶質合金を磁化容易軸方向に
33エルステッド以上、88エルステッド以下の範囲で直流
磁場を印加した状態で、真空中または非酸化性雰囲気中
で、DSC測定によって検出される焼鈍時の結晶化発熱
量の第一ピークの終了温度±10℃まで昇温した後、直ち
にまたは60分以内の保持を行って冷却することを特徴と
する鉄基磁性合金の熱処理方法。 【効果】磁場中で、合金の組成から決まる特定の焼鈍温
度で熱処理することにより、無磁場中での熱処理に比較
して、磁性合金の保磁力を20ミリエルステッド以上低下
させることができる。また、無磁場中での事前の結晶化
処理工程を省略することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器等の磁心等に用
いられる鉄基磁性合金を製造するための熱処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】磁心材料としては、従来珪素鋼板が広く
使用されていたが、最近では非晶質合金、あるいはこれ
を微細結晶化した合金が注目されている。
【0003】非晶質合金の代表的なものにFe−P−C系
合金があり、また、Fe−Cu−P−C系(本明細書ではこ
れらもFe−P−C系に含めるものとする)の組成を持
ち、非晶質相と微細な準安定 bcc相の結晶からなる合金
も提案されている(本出願人の特願平2−305660号参
照)。
【0004】非晶質合金は溶湯急冷法によって薄帯(リ
ボン)状に製造するのが普通であるが、このようにして
製造された非晶質合金薄帯は、急冷によって生じる内部
応力が高く、軟磁気特性は不十分である。これを結晶化
温度以下で焼鈍すると内部応力が除去され、構造緩和に
より保磁力等で示される軟磁気特性が改善される。しか
し、鉄基非晶質合金の場合は、キューリー温度以下で焼
鈍を行うと磁壁が固着( 磁壁ピンニングともいわれ、結
晶粒界の不純物、欠陥等により、磁束が動き難くなる現
象) し、保磁力の上昇が見られ軟磁気特性が悪化する。
この好ましくない現象を回避するために、静磁場中で磁
壁の数を減じて焼鈍を行うのがよいとされている。この
とき磁化容易軸方向に磁場を印加すれば、一軸誘導磁気
異方性が発生して、B−Hループの角型性が増し、この
結果、保磁力の減少、ヒステリシス損の減少等により軟
磁気特性の向上が期待できる。この磁場中焼鈍により一
軸誘導磁気異方性を発生させ軟磁気特性を向上させる手
法は非晶質材料に限らず結晶材料においても幅広く行わ
れている。
【0005】Fe−P−C系非晶質合金は、鉄損が低く製
造法が簡単で安価に大量生産が可能であるが、高温にさ
らされると結晶化するなど軟磁気特性が熱的に不安定
で、これが非晶質合金の弱点の一つとなっている。しか
し、前記の本出願人が提案した合金のように、非晶質合
金を熱処理して微細な準安定 bcc相を析出させたもの
は、上記の熱的安定性が高いという特性を有する。ま
た、Fe−P−C系微細結晶合金は通常キューリー温度よ
り結晶化温度が高いので磁壁固着の影響はなく、磁場中
焼鈍により非晶質材と同様に軟磁気特性の向上が見込ま
れる。本発明者が出願した特願平3− 82352号の発明の
一つは、このような観点に立ったものであり、熱処理を
二段階として、まず製造した非晶質材を無磁場中で一旦
結晶化させる熱処理を行い、その後結晶化温度より低温
で磁場中再焼鈍を行う方法である。
【0006】しかし、この方法でも再焼鈍中に軟磁気特
性の悪化が見られ、望ましい低値の保磁力を示す合金が
得られないという問題がある。さらに、可能なら熱処理
を一回のみにして結晶化と磁場中焼鈍を同時に行うのが
望ましい。この磁場中における一段階熱処理方法につい
ても、同じく特願平3− 82352号において、その発明の
一つとして提案した。しかし、Fe−P−C系非晶質合金
の磁場中結晶化焼鈍に関しては、印加磁場の強さ、焼鈍
温度、及び保持時間等が軟磁気特性に及ぼす影響につい
ての系統的な調査がなされておらず、従って最適条件は
未だ明確になっていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、Fe−P−C
系非晶質合金の磁場中結晶化焼鈍条件を詳細に解明して
最適な一段階熱処理条件を見出し、もって生産工程にお
ける熱処理時間を短縮し、変圧器等の磁心に適する優れ
た軟磁性材料を、従来よりもさらに経済的に製造する方
法を確立することを課題としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、結晶化後の
保磁力特性に与える焼鈍温度と印加磁場との関係を詳細
に検討し、結晶化温度領域内で、最も望ましい低い保磁
力を与える温度が、前記のDSC第一ピーク終了温度付
近にあり、直流磁場印加状態下では更にこの保磁力が低
下すること、また、これらの条件下では、無磁場中での
事前の結晶化を省略しても磁性合金の特性は、従来より
もさらに向上することを明らかにした。
【0009】本発明の方法は、これらの新しい知見に基
づいてなされたものである。
【0010】本発明の要旨は、下記の熱処理方法にあ
る。
【0011】Fe−P−C系非晶質合金を磁化容易軸方向
に直流磁場を印加した状態で、真空中または非酸化性雰
囲気で、DSC(Differential Scanning Calorimetry
、示差走差熱量計)で測定・検出された焼鈍時の結晶
化発熱量の第一ピークが終了する温度付近で結晶粒の粗
大化により軟磁気特性が悪化しない程度の温度域まで昇
温した後、直ちにまたは60分以内の保持を行って冷却す
ることを特徴とする鉄基磁性合金の熱処理方法。
【0012】本発明において、Fe−P−C系非晶質合金
とは、例えば、Fe80P13C7 のような組成を持ち溶融状態
から急冷されて非晶質状態になっているものである。安
定に非晶質合金を製造するにはPおよびCの合計量は10
〜25 at.%とするのがよい。
【0013】また、微細結晶を析出させるにはFe−P−
C系合金にCuを適正な量、例えば 0.1〜3 at.%以下添
加するのが望ましい。具体的には、前記の特願平2−30
5660号の明細書に示したように、一般式 Fe100-x-y-zCu
x P y C z (ただし x,y,zはat. %で 0.1≦x ≦3, 10
≦y+z ≦25) で表される組成を持ち、結晶化により微細
な結晶粒(粒径 200Å以下)が析出する合金が望まし
い。これに加えて、金属間化合物の析出温度を上昇させ
bcc相をより安定に析出させるMoと、結晶磁気異方性及
び磁歪を減少させるSiを微量添加し、PとCの量を適正
に選んで、高飽和磁化 (σ:約165emu/g) で低保磁力(H
c:約80ミリエルステッド、以下これを mOe、またエルス
テッドを Oe と記す) を急冷直後の非晶質状態で達成
できる組成として、例えばFe79.5Cu0.5Si1.5Mo0.5P12C6
があげられる。本発明では、先ずこの組成の非晶質合金
について前記の詳細な検討をおこなった。
【0014】
【作用】以下、本発明の熱処理方法の諸条件について、
その目的と適正な範囲を選んだ理由を説明する。
【0015】 昇温速度:昇温速度は、厳密に特定す
る必要はないが、均一な熱処理を行うためには、約10℃
/分程度が適当である。昇温速度が速すぎると試料の温
度分布が不均一になり、また、Fe3P等の金属間化合物の
析出を招く場合がある。昇温速度が遅すぎると熱処理に
時間がかかり効率的ではない。
【0016】 焼鈍温度:結晶化のための熱処理は、
微細結晶の析出する温度、すなわちDSC(示差走査熱
量計)で測定された結晶化発熱量の第一ピーク終了温度
を中心として±10℃以内の範囲で行うのが適当である。
その根拠を図1〜3の例に基づいて説明する。
【0017】これらの図は、後述する実施例1の方法で
製造された、前記の Fe79.5Cu0.5Si1.5Mo0.5P12C6
組成を有する非晶質磁性合金についてなされたものであ
る。
【0018】図1は、無磁場中及び66 Oe の磁場中で結
晶化焼鈍を行った際の焼鈍温度(到達最高温度、保持時
間0分)と保磁力(Hc)との関係を示す。図2はDSCで
測定・検出した結晶化発熱挙動を示す。図3は、焼鈍温
度と結晶比率および結晶粒径との関係を示す。
【0019】ここでいう第一ピーク終了温度は、例えば
図2に示すように低温度側で現れる第一の発熱ピークの
立ち下がりの最大傾斜の延長線と基線との交点から決定
される。このように第一ピーク終了温度は、合金の組成
によって予め求めることができ、この合金の例では、図
2からDSC第一ピーク終了温度は約 415℃と判定され
る。また、図3に示すように結晶化はこの 415℃まで急
激に進み、これ以上の温度になると飽和的挙動をとるこ
とが明らかである。焼鈍温度が低すぎると一定体積の結
晶化に長時間を要するか、または結晶化しない。焼鈍温
度が高すぎると、結晶粒成長や結晶粒界での磁壁ピンニ
ングにより図1に例示するように保磁力が増大し軟磁気
特性が悪化する。これを図2の発熱挙動と対比するとD
SC第一ピークは結晶化による発熱によって生じ、この
第一ピーク終了温度は結晶化が進みにくくなる温度と一
致していると判断される。すなわち、DSC第一ピーク
終了温度付近が結晶化を最も効率よく進行させる温度で
あると考えてよい。
【0020】一方、図3に示すように結晶粒径は、焼鈍
温度の上昇と共にゆるやかに増大するが、DSC第一ピ
ーク終了温度(415℃) 付近までは望ましい比較的小粒径
にとどまっていると判断される。しかも図1から明らか
なように、事前の無磁場中結晶化処理をすることなく 4
15℃焼鈍で得られた保磁力(Hc)は、結晶化領域温度内で
は、その上昇傾向が反転し低値のピークを示している。
すなわち 66 Oeを印加した磁場中焼鈍条件下では、Hcは
50 mOeを示し、望ましい低い保磁力が得られていること
がわかる。
【0021】以上の結果から、高結晶化比率で小結晶粒
径を維持し、しかも最良の磁気特性が得られる条件の一
つとして、焼鈍温度を第一ピーク終了温度付近と規定し
たものである。なお、±10℃は、この温度を求める実験
上の測定誤差ならびに現実のコントロール可能範囲等を
考慮して定めたものである。
【0022】 保持時間:上記の焼鈍所定温度に達し
たら、直ちに、または所定時間以内の保持をして冷却す
る。長時間の保持を行うと、結晶粒成長により、後述す
る図4に例示するように保磁力が増大し磁気特性が悪化
するので、所定の焼鈍温度に達したら、直ちに冷却する
か、または60分以内の保持の後冷却するのがよい。
【0023】 印加磁場:前記特願平3 −82352 号で
提案したように、直流磁場を印加することによって保磁
力の減少が得られ、より望ましい特性を付与できる。こ
のとき、直流磁場は一定方向の静磁場を得るために必要
である。ただし、印加磁場が極端に小さいと誘導磁気異
方性が顕著に現れない。一方、印加磁場が大きすぎると
誘導磁気異方性がきつすぎるため回転磁化を阻害し、軟
磁気特性を悪化させる。後述する図5に例示するように
直流磁場を印加しながら行う結晶化焼鈍は、一旦無磁場
中で結晶化を行ってから後に磁場中低温再焼鈍を行うよ
りも効果的であり、その際の印加磁場は再焼鈍の場合と
同じく33 Oe 以上で88 Oe 以下とするのが適当である。
【0024】 熱処理雰囲気:合金の酸化を防止する
ために、焼鈍は真空中または非酸化性雰囲気で行う。真
空度は10-5Torr程度が望ましい。非酸化性雰囲気として
は窒素ガス雰囲気が使用できる。
【0025】 冷却速度:結晶粒の成長を抑えるため
にある程度以上の冷却速度(例えば5℃/分以上)で冷
却するのが望ましい。
【0026】
【実施例】
【0027】
【実施例1】単ロール法溶湯急冷装置で作製したFe79.5
Cu0.5Si1.5Mo0.5P12C6(at.%、仕込み組成) の幅約10mm
の非晶質薄帯を熱処理用試料として用いた。熱処理は 1
0 -5Torrの真空中で赤外炉を用いて行い、昇温速度はす
べて10℃/分に統一した。磁場の印加は、石英管に径1
mmの銅線をソレノイド状に 155回巻いて、管の中心に試
料を置いて電流を流した時に発生した磁場によって行っ
た。この磁場は、すべて試料の長手(容易軸)方向に結
晶化熱処理中の全時間にわたって印加した。また、比較
するため、磁場を印加しないで結晶化させた場合、およ
び一旦無磁場中415 ℃まで10℃/分で焼鈍し保持時間を
0分として直ちに冷却する微細結晶化処理を行ってか
ら、次に磁場中低温再焼鈍を行った場合についても実験
を行った。
【0028】上記のように熱処理した試料の保磁力をヴ
ェルケ社製のHcメーターにより測定した。また、結晶化
発熱挙動はセイコー電子社製のDSC(示差走査熱量
計)で測定・検出した。さらに、焼鈍温度を変化させた
場合の結晶化率と結晶粒径をX線回析により測定した。
結晶化率は bcc相の(110) ピークとその付近に現れた非
晶質相によるブロードなピーク間でピーク分離を行い、
その強度比から、また結晶粒径は bcc相の(110) ピーク
半値幅からScherrerの式を用いてそれぞれ求めた。これ
らの結果を図4〜5に示す。
【0029】図4は、焼鈍温度( 到達最高温度) をDS
Cで測定された結晶化第一ピーク終了温度を、前記 415
℃で一定として、無磁場中及び66 Oe 磁場中において焼
鈍を行った際の、焼鈍温度(415℃) での保持時間に対す
る保磁力の変化を示している。比較のため、一旦無磁場
中で結晶化を行ってから後に66 Oe 磁場中で 350℃の再
焼鈍を行った場合についても、 350℃での保持時間に対
する保磁力の変化を示した。保持時間が長くなるほど保
磁力が大きくなっており、 0分のものが最も保磁力が小
さい。焼鈍温度での保持は60分以内にするのが良いこと
がわかる。また、磁場中結晶化焼鈍は、無磁場中結晶化
焼鈍及び無磁場中結晶化材の低磁場中再焼鈍より保磁力
が小さくその効果があることがわかる。
【0030】図5は、同様に、焼鈍温度( 到達最高温
度) をDSCで測定された結晶化第一ピーク終了温度(4
15℃) で一定とし、保持時間を 0分とした時の印加磁場
に対する保磁力の変化を示している。比較のため、一旦
無磁場中で結晶化を行ってから後に 350℃で 0分保持の
再焼鈍を行った場合について、印加磁場に対する保磁力
の変化も示した。この結果から、適切な直流磁場の印加
により保磁力が小さくなることが明らかである。また、
磁場中結晶化焼鈍は、無磁場中結晶化材の低温磁場中再
焼鈍より保磁力が小さく、その効果があることがわか
る。
【0031】
【実施例2】表1(1) および表1(2) は、一般式 Fe
100-x-y-zCux P y C z で表される種々の組成の非晶質
薄帯を供試材として、本発明の方法で定める条件または
それから外れる条件で焼鈍を行った時の保磁力の変化を
調べた結果である。
【0032】昇温速度は10℃/分の一定とし、焼鈍雰囲
気、磁場の印加方法及び保磁力の測定方法は、実施例1
と同じとした。ただし、低温磁場中再焼鈍時に使用した
無磁場中結晶化材には 415℃まで10℃/分で焼鈍し保持
時間を 0分として直ちに冷却する微細結晶化処理を行っ
ている。また、低温磁場中再焼鈍時の焼鈍条件は最も良
い結果が得られた条件とした。表1(1) および表1(2)
に示すように、磁場中結晶化焼鈍時の焼鈍温度による結
晶化状態の判定はX線ディフラクトメーター法により得
た(110) 回折ピークの有無によって行い、まだ非晶質状
態であるものを×、結晶化が十分進んでいるものを○と
した。さらに、保磁力については、磁場中結晶化焼鈍の
方法が無磁場中結晶化材の低温磁場中再焼鈍より20 mOe
以上の保磁力の減少が見られたのに対しては効果があっ
たとして○、20 mOe未満の保磁力の減少は効果がなかっ
たとして×としている。
【0033】これらの比較結果から、本発明の方法であ
る実施例に相当するものは、全て評価が○になってお
り、DSC第一ピーク終了温度±10℃以内における磁場
中結晶化焼鈍の効果が顕著である。
【0034】
【表1(1)】
【0035】
【表1(2)】
【0036】
【発明の効果】本発明の熱処理方法によれば、結晶化材
の低温磁場中再焼鈍に比べて、鉄基磁性合金の保磁力を
20 mOe以上低くすることができる。従って熱処理が一回
ですみ、熱処理に要する時間を短縮することができる。
【0037】本発明の方法により、変圧器の磁心に適す
る優れた軟磁気特性を持つ微細結晶化合金材料が経済的
に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非晶質合金薄帯を結晶化焼鈍した時の焼鈍温度
( 最高到達温度) と保磁力との関係の一例を示す図であ
る。
【図2】DSCで測定した非晶質合金薄帯の結晶化発熱
挙動の一例を示す図である。
【図3】焼鈍温度と結晶化率及び結晶粒度との関係、お
よび結晶化率の挙動とDSC第一ピーク終了温度との関
係の一例を示す図である。また、DSC第一ピーク終了
温度の定義を示す。
【図4】焼鈍温度での保持時間と保磁力との関係の一例
を示す図である。無磁場中結晶化材の低温磁場中再焼鈍
の結果も加えられている。
【図5】印加磁場と保磁力との関係の一例を示す図であ
る。無磁場中結晶化材の低温磁場中再焼鈍の結果も加え
られている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Fe−P−C系の非晶質合金を磁化容易軸方
    向に33エルステッド以上、88エルステッド以下の範囲で
    直流磁場を印加した状態で、真空中または非酸化性雰囲
    気中で、DSC測定によって測定・検出される焼鈍時の
    結晶化発熱量の第一ピークの終了温度±10℃まで昇温し
    た後、直ちにまたは60分以内の保持を行って冷却するこ
    とを特徴とする鉄基磁性合金の熱処理方法。
JP1299292A 1992-01-28 1992-01-28 鉄基磁性合金の熱処理方法 Pending JPH05202452A (ja)

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