JPH052042A - 測定装置における測定偏差自動補正方法 - Google Patents
測定装置における測定偏差自動補正方法Info
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- JPH052042A JPH052042A JP3154533A JP15453391A JPH052042A JP H052042 A JPH052042 A JP H052042A JP 3154533 A JP3154533 A JP 3154533A JP 15453391 A JP15453391 A JP 15453391A JP H052042 A JPH052042 A JP H052042A
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、測定装置の測定偏差を自動的に補正
する方法に関し、測定偏差の補正を簡単に精度良く行う
ことを目的とする。 【構成】当該測定装置には、測定結果Vを記憶する記憶
部23と、測定結果Vの演算および記憶部23への書き込み
/読み出し制御を行う演算/制御部22とを備えるように
構成する。そして、測定装置の使用に先立って、任意の
大きさで基準となる物理量E1 を予め測定し、その測定
結果VE1(t1) を記憶部23に記憶しておく。後に、被測定
物理量E2 を測定しようとする場合は、第1に、再び前
記基準物理量E1 を測定してその測定結果VE1(t2) を
得、第2に、測定結果VE1(t1) と測定結果VE1(t2) との
差 VE1(t1)−VE1(t2) を演算/制御部22で求めてお
き、第3に、被測定物理量E2 の測定結果VE2(t2) に、
前記差 VE1(t1)−VE1(t2 ) の値を加算した結果を補
正された測定結果24として演算/制御部22から出力する
よう構成する。
する方法に関し、測定偏差の補正を簡単に精度良く行う
ことを目的とする。 【構成】当該測定装置には、測定結果Vを記憶する記憶
部23と、測定結果Vの演算および記憶部23への書き込み
/読み出し制御を行う演算/制御部22とを備えるように
構成する。そして、測定装置の使用に先立って、任意の
大きさで基準となる物理量E1 を予め測定し、その測定
結果VE1(t1) を記憶部23に記憶しておく。後に、被測定
物理量E2 を測定しようとする場合は、第1に、再び前
記基準物理量E1 を測定してその測定結果VE1(t2) を
得、第2に、測定結果VE1(t1) と測定結果VE1(t2) との
差 VE1(t1)−VE1(t2) を演算/制御部22で求めてお
き、第3に、被測定物理量E2 の測定結果VE2(t2) に、
前記差 VE1(t1)−VE1(t2 ) の値を加算した結果を補
正された測定結果24として演算/制御部22から出力する
よう構成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自然界に存在する物理
的な量を測定するための装置において、その測定偏差を
自動的に補正する方法に関する。
的な量を測定するための装置において、その測定偏差を
自動的に補正する方法に関する。
【0002】尚、具体的事例としては、電磁波すなわち
電波の電界強度を測定する電界強度測定装置において、
その測定偏差を自動的に補正する方法に関する。
電波の電界強度を測定する電界強度測定装置において、
その測定偏差を自動的に補正する方法に関する。
【0003】自然界に存在する物理量を測定する為に
は、当該物理量を検知するセンサを用いて行う。そし
て、そのセンサの出力信号の大きさから当該物理量を求
める方法が一般的に行われている。
は、当該物理量を検知するセンサを用いて行う。そし
て、そのセンサの出力信号の大きさから当該物理量を求
める方法が一般的に行われている。
【0004】ところで、センサの出力信号が微弱である
場合には、該出力信号を取り扱い易い大きさまで増幅す
る増幅器が必要であり、センサに入力する物理量とセン
サの出力信号との間に直線的な関係が無い場合にはリニ
アライザ等が必要になる。また、測定結果を表現する方
法として対数出力を得たい場合には、対数増幅器が必要
となる。
場合には、該出力信号を取り扱い易い大きさまで増幅す
る増幅器が必要であり、センサに入力する物理量とセン
サの出力信号との間に直線的な関係が無い場合にはリニ
アライザ等が必要になる。また、測定結果を表現する方
法として対数出力を得たい場合には、対数増幅器が必要
となる。
【0005】他方、センサや前記の増幅器等々は、一般
的に周囲温度によってその特性が変化する。また、周囲
の湿度や圧力等々によっても変化する場合が多い。すな
わち一般化して述べるならば、被測定物理量以外の物理
量によって影響を受ける。
的に周囲温度によってその特性が変化する。また、周囲
の湿度や圧力等々によっても変化する場合が多い。すな
わち一般化して述べるならば、被測定物理量以外の物理
量によって影響を受ける。
【0006】そこで、このような特性の変化が測定結果
に偏差を与えないように、補正回路を設けることが通例
である。そして、もっとも多く用いられる補正回路例と
しては温度補正回路を上げることができる。
に偏差を与えないように、補正回路を設けることが通例
である。そして、もっとも多く用いられる補正回路例と
しては温度補正回路を上げることができる。
【0007】しかし、センサや増幅器等が、例えば温度
に対して複雑な偏差量変化を示す場合には、補正回路が
複雑化するばかりか精度の低下を生じ、また測定装置の
コストを押し上げることにもなる。
に対して複雑な偏差量変化を示す場合には、補正回路が
複雑化するばかりか精度の低下を生じ、また測定装置の
コストを押し上げることにもなる。
【0008】そのため、測定偏差の補正を簡単に精度良
く行うことが可能な方法が求められている。
く行うことが可能な方法が求められている。
【0009】
【従来の技術】(1)物理量測定装置の一般的な構成
図4は、物理量測定装置の一般的構成を説明する図で、
(a) は基本的なブロック図、(b) は抽象化して示したブ
ロック図、である。
(a) は基本的なブロック図、(b) は抽象化して示したブ
ロック図、である。
【0010】自然界に存在する物理量Eとしては、例え
ば、電圧,電流,電荷,電界強度,等の電気的な量や、
照度,光スペクトル等の光学的な量、音圧,音波スペク
トル等の音響的な量、PH等の化学的な量、等々があ
る。
ば、電圧,電流,電荷,電界強度,等の電気的な量や、
照度,光スペクトル等の光学的な量、音圧,音波スペク
トル等の音響的な量、PH等の化学的な量、等々があ
る。
【0011】そして、これらの物理量を人間に知覚でき
る体系的な量に変換する装置が測定装置であり、基本的
には、物理量Eを検知するセンサ部2と、該センサ部2
の特性を補正する特性補正部3、また、検知・補正して
得られた結果が目的とする値であるか否かを判別する判
別部4とから成る。後は、必要に応じて適切なインタフ
ェース5を介して測定結果を表現することになる。
る体系的な量に変換する装置が測定装置であり、基本的
には、物理量Eを検知するセンサ部2と、該センサ部2
の特性を補正する特性補正部3、また、検知・補正して
得られた結果が目的とする値であるか否かを判別する判
別部4とから成る。後は、必要に応じて適切なインタフ
ェース5を介して測定結果を表現することになる。
【0012】特性補正部3が行う補正内容としては、温
度特性や入出力特性,周波数特性,等を上げることがで
きる。そして、一般的に良く知られている補正が温度補
正である。すなわち、センサやその回路は、そこに使用
されている材料の性質に原因して、温度が変化すること
でその特性が変化する。
度特性や入出力特性,周波数特性,等を上げることがで
きる。そして、一般的に良く知られている補正が温度補
正である。すなわち、センサやその回路は、そこに使用
されている材料の性質に原因して、温度が変化すること
でその特性が変化する。
【0013】したがって、これらを抽象的なモデルで表
すならば、図4(b)のように表すことができる。すなわ
ち、或る回路A(システムA)6から他方の回路B(シ
ステムB)8へ信号7aあるいはデータ7bを送る場合、回
路B(システムB)8が受け取る信号7aあるいはデータ
7bには、回路A(システムA)6において生じた偏差が
必ず含まれている。
すならば、図4(b)のように表すことができる。すなわ
ち、或る回路A(システムA)6から他方の回路B(シ
ステムB)8へ信号7aあるいはデータ7bを送る場合、回
路B(システムB)8が受け取る信号7aあるいはデータ
7bには、回路A(システムA)6において生じた偏差が
必ず含まれている。
【0014】そして、このような偏差を補正して正しい
測定結果(データ)を得る目的で特性補正が行われる。
測定結果(データ)を得る目的で特性補正が行われる。
【0015】(2)電界強度測定装置の構成例
図5は、電界強度測定装置の構成例を説明する図で、一
般のラジオ受信機やテレビ受像機に内蔵された例であ
る。そして、(a) はそのブロック図、(b) はインジケー
タの構成例を示すブロック図、である。
般のラジオ受信機やテレビ受像機に内蔵された例であ
る。そして、(a) はそのブロック図、(b) はインジケー
タの構成例を示すブロック図、である。
【0016】すなわち、センサ部に相当する部分は受信
機10に内蔵された電界強度検知回路11である。しかし、
広い意味では受信アンテナ9と受信機10, 電界強度検知
回路11がセンサ部に相当する。
機10に内蔵された電界強度検知回路11である。しかし、
広い意味では受信アンテナ9と受信機10, 電界強度検知
回路11がセンサ部に相当する。
【0017】電界強度検知回路11は、受信機10が受信ア
ンテナ9で捕らえた電波の電界強度Eを検知する回路で
あり、受信高周波信号の振幅に応じた検知電圧Vを出力
する。
ンテナ9で捕らえた電波の電界強度Eを検知する回路で
あり、受信高周波信号の振幅に応じた検知電圧Vを出力
する。
【0018】また、温度補正回路12は、前記電界強度検
知回路11の温度特性を補正するものであり、温度変化に
よって該電界強度検知回路11の出力電圧Vの大きさが変
動することを補正し、温度が変化することによる出力電
圧Vの変動を防いでいる。
知回路11の温度特性を補正するものであり、温度変化に
よって該電界強度検知回路11の出力電圧Vの大きさが変
動することを補正し、温度が変化することによる出力電
圧Vの変動を防いでいる。
【0019】判別回路13は、受信電界強度の大きさを判
別する回路であり、判別した結果をインジケータ14へ出
力してオペレータに報知する。
別する回路であり、判別した結果をインジケータ14へ出
力してオペレータに報知する。
【0020】例えば、図5(b) に示すバーグラフ型イン
ジケータ14a は、受信電界強度Eの大きさに応じて判別
回路13a がインジケータ 14a-1,14a-2, ・・・ 14a-8を
順次帯状に点灯させる構成例を示したものである。
ジケータ14a は、受信電界強度Eの大きさに応じて判別
回路13a がインジケータ 14a-1,14a-2, ・・・ 14a-8を
順次帯状に点灯させる構成例を示したものである。
【0021】(3)入出力特性と温度特性
図6は、電界強度検知回路の入出力特性と温度特性を説
明する図で、(a) は入力電界強度に対する検知出力電圧
の関係を示した特性図、(b) は検知出力電圧の温度に対
する関係を示した特性図、である。
明する図で、(a) は入力電界強度に対する検知出力電圧
の関係を示した特性図、(b) は検知出力電圧の温度に対
する関係を示した特性図、である。
【0022】1)入出力特性
図6(a) に示す3本の入出力特性A,B,Cは、温度変
化によって入出力特性が変化する基本類型を示してい
る。
化によって入出力特性が変化する基本類型を示してい
る。
【0023】すなわち、或る温度における入出力特性A
が、温度の変化に伴って特性Bあるいは特性Cのように
変化することを示しており、特性Bと特性Cとが組み合
わされて生じる場合もある。
が、温度の変化に伴って特性Bあるいは特性Cのように
変化することを示しており、特性Bと特性Cとが組み合
わされて生じる場合もある。
【0024】特性Aから特性Bへの特性変化は、特性線
の傾きが変化するものであり等価的に利得が変化したこ
とと一致する。
の傾きが変化するものであり等価的に利得が変化したこ
とと一致する。
【0025】他方、特性Aから特性Cへの特性変化は、
特性線が縦軸(検知出力電圧)方向へ平行移動するもの
であり、等価的にオフセットが変化したことと一致す
る。
特性線が縦軸(検知出力電圧)方向へ平行移動するもの
であり、等価的にオフセットが変化したことと一致す
る。
【0026】2)温度特性
図6(b) に示す3本の温度特性a,b,cは、前記1)
で類型説明した特性の変化が、温度をパラメータとして
どのように生じるかを示している。
で類型説明した特性の変化が、温度をパラメータとして
どのように生じるかを示している。
【0027】すなわち、特性aは、温度の変化にしたが
って直線的に変化することを示している。したがって、
前記1)の特性Aから特性Bへの変化あるいは特性Aか
ら特性Cへの変化が、温度変化にしたがって直線的に生
じることを例示している。
って直線的に変化することを示している。したがって、
前記1)の特性Aから特性Bへの変化あるいは特性Aか
ら特性Cへの変化が、温度変化にしたがって直線的に生
じることを例示している。
【0028】また、特性bは、指数関数的に変化するこ
とを示しており、特性Cは、2次以上の関数的変化を示
している。
とを示しており、特性Cは、2次以上の関数的変化を示
している。
【0029】(4)温度補正と従来の回路例
図7は、温度補正とその回路例を説明する図で、(a) は
温度特性が直線的に変化する場合の補正例を示すモデル
図、(b) は温度特性が指数関数的に変化する場合の補正
例を示すモデル図、(c) は補正回路例、である。
温度特性が直線的に変化する場合の補正例を示すモデル
図、(b) は温度特性が指数関数的に変化する場合の補正
例を示すモデル図、(c) は補正回路例、である。
【0030】すなわち、図7(a)(b)に理論的に示したよ
うに、原特性15,18 とは逆の特性16,19 で補正を行うこ
とによって、温度の変化に依らない特性17,20 を得るこ
とができる。
うに、原特性15,18 とは逆の特性16,19 で補正を行うこ
とによって、温度の変化に依らない特性17,20 を得るこ
とができる。
【0031】実際の温度補正回路の例としては、図7
(c) に示すようにサーミスタTHあるいはポジスタ等を補
正素子として用いる場合が多い。すなわち、サーミスタ
THの温度係数を適切に選択することによって、図7(a)
(b)に示すモデル図と同様に補正を行うことができる。
(c) に示すようにサーミスタTHあるいはポジスタ等を補
正素子として用いる場合が多い。すなわち、サーミスタ
THの温度係数を適切に選択することによって、図7(a)
(b)に示すモデル図と同様に補正を行うことができる。
【0032】尚、図7(c) は、図5(b) に示したバーグ
ラフ型インジケータ14a の1つのエレメントについて回
路例を示したものである。すなわち、コンパレータ21の
マイナス(−)側入力端子の基準電圧Vref よりも大き
い電圧υi が該コンパレータ21のプラス(+)側入力端
子に加わった場合に、該コンパレータ21の出力がアクテ
ィブとなり、バーグラフ型インジケータ14a のエレメン
トが点灯する仕組みの回路である。
ラフ型インジケータ14a の1つのエレメントについて回
路例を示したものである。すなわち、コンパレータ21の
マイナス(−)側入力端子の基準電圧Vref よりも大き
い電圧υi が該コンパレータ21のプラス(+)側入力端
子に加わった場合に、該コンパレータ21の出力がアクテ
ィブとなり、バーグラフ型インジケータ14a のエレメン
トが点灯する仕組みの回路である。
【0033】そして、この回路においては、抵抗R1,R
2,R3,R4 とサーミスタTHの分圧回路によって、電源V
ccから基準電圧Vref を作成している。すなわち、分圧
比とサーミスタTHの温度係数とを適切に選択することに
よって、入力電圧υi の温度特性と同様に基準電圧Vre
f を変化させ、該入力電圧υi の温度特性を打ち消して
いる。
2,R3,R4 とサーミスタTHの分圧回路によって、電源V
ccから基準電圧Vref を作成している。すなわち、分圧
比とサーミスタTHの温度係数とを適切に選択することに
よって、入力電圧υi の温度特性と同様に基準電圧Vre
f を変化させ、該入力電圧υi の温度特性を打ち消して
いる。
【0034】したがって、電界強度測定装置にあって
は、周囲温度の変化に依らずに再現性の高い電界強度測
定を行うことが可能となる。
は、周囲温度の変化に依らずに再現性の高い電界強度測
定を行うことが可能となる。
【0035】尚、図7(c) においては、抵抗R1,R2,R
3,R4 とサーミスタTHが温度補正回路に相当し、コンパ
レータ21が判別回路に相当する。
3,R4 とサーミスタTHが温度補正回路に相当し、コンパ
レータ21が判別回路に相当する。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来から採用
されている補正方法やその回路には、次のような問題が
ある。
されている補正方法やその回路には、次のような問題が
ある。
【0037】例えば図6(b) に示される特性cのよう
な温度特性を補正しようとすると、その補正回路が複雑
となるばかりか高い測定精度が期待できない。
な温度特性を補正しようとすると、その補正回路が複雑
となるばかりか高い測定精度が期待できない。
【0038】前記に原因して、装置の設計コストお
よび製造コストが高くなる。
よび製造コストが高くなる。
【0039】以上のである。
【0040】本発明の技術的課題は、測定装置の特性補
正回路における以上のような問題を解消し、測定偏差の
補正を簡単に精度良く行うことが可能な方法を確立する
ことによって、測定精度の高い測定装置を安価に実現す
ることにある。
正回路における以上のような問題を解消し、測定偏差の
補正を簡単に精度良く行うことが可能な方法を確立する
ことによって、測定精度の高い測定装置を安価に実現す
ることにある。
【0041】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を説明する図で、(a) は構成を説明するブロック図、
(b) は補正原理を説明する特性モデル図、である。
理を説明する図で、(a) は構成を説明するブロック図、
(b) は補正原理を説明する特性モデル図、である。
【0042】本発明は、被測定物理量E以外の物理量t
の変化すなわち測定環境の変化t1→t2によってセンサ部
2の入出力特性が変化し、その入出力特性の変化が等価
的にオフセット変化に相当する場合に有効である。すな
わち、図6(a) に示す基本類型において、特性Aから特
性Cへの特性変化の場合に有効である。
の変化すなわち測定環境の変化t1→t2によってセンサ部
2の入出力特性が変化し、その入出力特性の変化が等価
的にオフセット変化に相当する場合に有効である。すな
わち、図6(a) に示す基本類型において、特性Aから特
性Cへの特性変化の場合に有効である。
【0043】そして、本発明は、この入出力特性の変化
を予め求めておいてから被測定物理量を測定するところ
に特徴がある。
を予め求めておいてから被測定物理量を測定するところ
に特徴がある。
【0044】(1)測定偏差を自動的に補正する方法の
一般型 すなわち、物理的な量Eをセンサ部2で測定した結果の
値(以下「測定結果」と呼称する)Vに、該測定物理量
E以外の外的な物理量tの変化すなわち測定環境の変化
t1→t2に原因して偏差ΔVEが含まれている場合に、該偏
差ΔVEを自動的に補正して正しい測定結果を求める方法
である。
一般型 すなわち、物理的な量Eをセンサ部2で測定した結果の
値(以下「測定結果」と呼称する)Vに、該測定物理量
E以外の外的な物理量tの変化すなわち測定環境の変化
t1→t2に原因して偏差ΔVEが含まれている場合に、該偏
差ΔVEを自動的に補正して正しい測定結果を求める方法
である。
【0045】尚、前記の被測定物理量Eに対する測定結
果Vの特性が、前記外的物理量tの変化t1→t2に伴っ
て、何れの被測定物理量Eに対してもその測定結果Vに
同一量の偏差ΔVEを生じる場合に有効である。
果Vの特性が、前記外的物理量tの変化t1→t2に伴っ
て、何れの被測定物理量Eに対してもその測定結果Vに
同一量の偏差ΔVEを生じる場合に有効である。
【0046】そして、このような測定偏差ΔVEを自動的
に補正する為には、当該測定装置に、少なくとも、セン
サ部2の測定結果Vを記憶する記憶部23と、測定結果V
の演算が可能であり、かつ、測定結果Vの記憶部23への
書き込みと読み出し制御を行う演算/制御部22とを備え
るように構成する。
に補正する為には、当該測定装置に、少なくとも、セン
サ部2の測定結果Vを記憶する記憶部23と、測定結果V
の演算が可能であり、かつ、測定結果Vの記憶部23への
書き込みと読み出し制御を行う演算/制御部22とを備え
るように構成する。
【0047】他方、測定装置の使用に先立っては、任意
の大きさで基準となる物理量E1 を予めセンサ部2で測
定し、その測定結果VE1(t1) を記憶部23に記憶してお
く。
の大きさで基準となる物理量E1 を予めセンサ部2で測
定し、その測定結果VE1(t1) を記憶部23に記憶してお
く。
【0048】そして、後に被測定物理量E2 を測定しよ
うとする場合は、次の手順で測定を行う。
うとする場合は、次の手順で測定を行う。
【0049】第1に、再び前記基準物理量E1 をセンサ
部2で測定してその測定結果VE1(t2 ) を得る。
部2で測定してその測定結果VE1(t2 ) を得る。
【0050】第2に、先に基準物理量E1 を測定した結
果VE1(t1) と再び基準物理量E1 を測定した結果VE
1(t2) との差 VE1(t1)−VE1(t2) を演算/制御部22
で求めておく。
果VE1(t1) と再び基準物理量E1 を測定した結果VE
1(t2) との差 VE1(t1)−VE1(t2) を演算/制御部22
で求めておく。
【0051】第3に、被測定物理量E2 の測定結果VE
2(t2) に、前記差 VE1(t1)−VE1( t2) の値を加算し
た結果を補正された測定結果24として演算/制御部22か
ら出力する。
2(t2) に、前記差 VE1(t1)−VE1( t2) の値を加算し
た結果を補正された測定結果24として演算/制御部22か
ら出力する。
【0052】以上のような測定偏差自動補正方法であ
る。尚、測定結果Vは、アナログ値の信号(電圧や電
流)あるいはディジタル値のデータ、何れであってもよ
い。
る。尚、測定結果Vは、アナログ値の信号(電圧や電
流)あるいはディジタル値のデータ、何れであってもよ
い。
【0053】(2)測定装置が電界強度測定装置におけ
る測定偏差自動補正方法 前記(1)の測定偏差自動補正方法において用いた基準
物理量E1 は、電界強度測定装置においては、基準物理
量E1 =0とすることができる。すなわち、受信アンテ
ナ入力端子を終端することによって、その条件を満足す
ることができる。
る測定偏差自動補正方法 前記(1)の測定偏差自動補正方法において用いた基準
物理量E1 は、電界強度測定装置においては、基準物理
量E1 =0とすることができる。すなわち、受信アンテ
ナ入力端子を終端することによって、その条件を満足す
ることができる。
【0054】そして、当該電界強度測定装置は、少なく
とも、電界強度Eの測定結果Vを記憶する記憶部23と、
測定結果Vの演算が可能であり、かつ、測定結果Vの記
憶部23への書き込みと読み出し制御を行う演算/制御部
22とを備えるように構成する。
とも、電界強度Eの測定結果Vを記憶する記憶部23と、
測定結果Vの演算が可能であり、かつ、測定結果Vの記
憶部23への書き込みと読み出し制御を行う演算/制御部
22とを備えるように構成する。
【0055】他方、電界強度測定装置の使用に先立って
は、アンテナ入力端子を終端してその時の出力信号の大
きさVE1(t1) を記憶部23に記憶しておく。
は、アンテナ入力端子を終端してその時の出力信号の大
きさVE1(t1) を記憶部23に記憶しておく。
【0056】そして、後に被測定電界強度E2 を測定し
ようとする場合は、次の手順で測定を行う。
ようとする場合は、次の手順で測定を行う。
【0057】第1に、再びアンテナ入力端子を終端して
その時の出力信号の大きさVE1(t2) を得る。
その時の出力信号の大きさVE1(t2) を得る。
【0058】第2に、先にアンテナ入力端子を終端した
際の出力信号の大きさVE1(t1) と再びアンテナ入力端子
を終端した際の出力信号の大きさVE1(t2) との差 VE
1(t1 )−VE1(t2) を演算/制御部22で求めておく。
際の出力信号の大きさVE1(t1) と再びアンテナ入力端子
を終端した際の出力信号の大きさVE1(t2) との差 VE
1(t1 )−VE1(t2) を演算/制御部22で求めておく。
【0059】第3に、被測定電界強度E2 の測定結果VE
2(t2) に、前記差 VE1(t1)−VE 1(t2) の値を加算し
た結果を補正された測定結果24として演算/制御部22か
ら出力する。
2(t2) に、前記差 VE1(t1)−VE 1(t2) の値を加算し
た結果を補正された測定結果24として演算/制御部22か
ら出力する。
【0060】尚、被測定周波数以外の周波数において、
使用されていない周波数が予め判明しているならば、ア
ンテナ入力端子を終端することに代えて当該周波数を受
信してもよい。すなわち、当該周波数におけるアンテナ
入力が無入力であればよい。
使用されていない周波数が予め判明しているならば、ア
ンテナ入力端子を終端することに代えて当該周波数を受
信してもよい。すなわち、当該周波数におけるアンテナ
入力が無入力であればよい。
【0061】以上のような測定偏差自動補正方法であ
る。尚、測定結果Vは、アナログ値の信号(電圧や電
流)あるいはディジタル値のデータ、何れであってもよ
い。
る。尚、測定結果Vは、アナログ値の信号(電圧や電
流)あるいはディジタル値のデータ、何れであってもよ
い。
【0062】
【作用】(1)測定偏差を自動的に補正する方法の一般
型 本発明において、被測定物理量E以外の物理量tの変化
すなわち測定環境の変化t1→t2は、2つ以上の複合した
変化であってもよい。例えば、電圧を測定する際に、温
度や気圧,湿度等が変化してもよい。但し、それらに原
因して被測定物理量Eの測定結果に現れる測定偏差ΔVE
が、等価的にオフセット変化に相当することを必要条件
としている。
型 本発明において、被測定物理量E以外の物理量tの変化
すなわち測定環境の変化t1→t2は、2つ以上の複合した
変化であってもよい。例えば、電圧を測定する際に、温
度や気圧,湿度等が変化してもよい。但し、それらに原
因して被測定物理量Eの測定結果に現れる測定偏差ΔVE
が、等価的にオフセット変化に相当することを必要条件
としている。
【0063】そのため、予め決めておいた任意の大きさ
の基準物理量E1 を測定した際の測定結果VE1(t1) が、
測定環境の変化t1→t2によってVE1(t2) に変化した場
合、当該測定環境t2における測定偏差ΔVEは、次式(1)
で求めることができる。
の基準物理量E1 を測定した際の測定結果VE1(t1) が、
測定環境の変化t1→t2によってVE1(t2) に変化した場
合、当該測定環境t2における測定偏差ΔVEは、次式(1)
で求めることができる。
【0064】
ΔVE=VE1(t1) −VE1(t2) ----------(1)
【0065】したがって、測定環境t2において補正され
た測定結果24すなわちVE2(t1) は、次式(2) で求めるこ
とができる。
た測定結果24すなわちVE2(t1) は、次式(2) で求めるこ
とができる。
【0066】
VE2(t1) =VE2(t2) +ΔVE
=VE2(t2) +(VE1(t1) −VE1(t2) )--------(2)
【0067】(2)測定装置が電界強度測定装置におけ
る測定偏差自動補正方法 電界強度測定装置においては、アンテナ入力端子を終端
することによって該入力を0(ゼロ)にすることができ
る。また、使用されていない周波数を受信することによ
っても、当該周波数における入力を0(ゼロ)にするこ
とができる。
る測定偏差自動補正方法 電界強度測定装置においては、アンテナ入力端子を終端
することによって該入力を0(ゼロ)にすることができ
る。また、使用されていない周波数を受信することによ
っても、当該周波数における入力を0(ゼロ)にするこ
とができる。
【0068】他方、入力が0(ゼロ)であることは、優
れた基準物理量E1である。
れた基準物理量E1である。
【0069】したがって、基準物理量E1 =0とするこ
とによって、前記(1)と同様にして測定環境t2におけ
る補正された測定結果24すなわちVE2(t1) を求めること
ができる。
とによって、前記(1)と同様にして測定環境t2におけ
る補正された測定結果24すなわちVE2(t1) を求めること
ができる。
【0070】
【実施例】次に、本発明による方法を実際上どのように
具体化できるかを実施例で説明する。尚、本実施例にお
いては、ラジオ受信機に内蔵された電界強度測定装置を
例として説明する。
具体化できるかを実施例で説明する。尚、本実施例にお
いては、ラジオ受信機に内蔵された電界強度測定装置を
例として説明する。
【0071】(1)構成
図2は、実施例を説明する図で、電界強度測定装置の構
成を説明するブロック図である。
成を説明するブロック図である。
【0072】本実施例においては、図5(a) に示した電
界強度測定装置の温度補正回路12と判別回路13とを、 A
/D変換回路25, 制御回路(CPU:central processing
unit)26, RAM(random access memory)27とで置き換
えた構成である。また、インジケータ28は、予め決めた
大きさ以上の入力電界強度がある場合に点灯させ、オペ
レータに報知するインタフェース手段である。
界強度測定装置の温度補正回路12と判別回路13とを、 A
/D変換回路25, 制御回路(CPU:central processing
unit)26, RAM(random access memory)27とで置き換
えた構成である。また、インジケータ28は、予め決めた
大きさ以上の入力電界強度がある場合に点灯させ、オペ
レータに報知するインタフェース手段である。
【0073】他方、受信機10と内蔵された電界強度検知
回路11は従来構成のままである。尚、受信機10はスーパ
ーヘテロダイン型受信機であり、そのローカル発振回路
には発振周波数がプリセット可能なPLL(phase locked l
oop)発振回路を内蔵している。
回路11は従来構成のままである。尚、受信機10はスーパ
ーヘテロダイン型受信機であり、そのローカル発振回路
には発振周波数がプリセット可能なPLL(phase locked l
oop)発振回路を内蔵している。
【0074】そして、制御回路26から受信機10へ送出し
ている受信周波数設定データ信号30は、前記の PLL発振
回路の発振周波数を制御するデータ信号である。
ている受信周波数設定データ信号30は、前記の PLL発振
回路の発振周波数を制御するデータ信号である。
【0075】ところで、本実施例において、温度補正回
路および判別回路の代わりに構成したA/D 変換回路25,
制御回路26, RAM 27 は、 PLL発振回路を採用した受
信機にあっては、受信周波数の制御や同調制御等に使用
する専用の制御用IC(integrated circuit)に既に形成さ
れている回路である。
路および判別回路の代わりに構成したA/D 変換回路25,
制御回路26, RAM 27 は、 PLL発振回路を採用した受
信機にあっては、受信周波数の制御や同調制御等に使用
する専用の制御用IC(integrated circuit)に既に形成さ
れている回路である。
【0076】したがって、そのような受信機10にあって
は、 A/D変換回路25, 制御回路26,RAM 27 を新たに
設ける必要は無く、A/D 変換回路25と電界強度検知回路
11とを接続する配線と、制御回路26とインジケータ28と
を接続する配線を新設し、制御回路26の制御プログラム
に本発明の手順を追加するだけでよい。
は、 A/D変換回路25, 制御回路26,RAM 27 を新たに
設ける必要は無く、A/D 変換回路25と電界強度検知回路
11とを接続する配線と、制御回路26とインジケータ28と
を接続する配線を新設し、制御回路26の制御プログラム
に本発明の手順を追加するだけでよい。
【0077】尚、SSG(standard signal generater)2
9 は、当該受信機10の製造段階において、インジケータ
28の点灯電界強度を設定するために用いる。
9 は、当該受信機10の製造段階において、インジケータ
28の点灯電界強度を設定するために用いる。
【0078】(2)電界強度の補正とその作動
図3は、測定偏差の補正例を説明する図で、入力電界強
度に対する検知出力電圧の関係を示している。尚、本実
施例は、周囲温度の変化t1→t2に原因する測定偏差の補
正例である。
度に対する検知出力電圧の関係を示している。尚、本実
施例は、周囲温度の変化t1→t2に原因する測定偏差の補
正例である。
【0079】電界強度測定装置は、周囲温度がt1からt2
へ変化することによって、図3の実線に示す特性が点線
で示すような特性に変化する場合が多い。すなわち、オ
フセット変動に等価な特性変化を示す。
へ変化することによって、図3の実線に示す特性が点線
で示すような特性に変化する場合が多い。すなわち、オ
フセット変動に等価な特性変化を示す。
【0080】次に、測定偏差の補正手順を順に説明す
る。
る。
【0081】1)受信機の製造段階の作業(周囲温度t
1) 受信機10のアンテナ入力端子を終端し無入力状態にす
る。そしてその時の電界強度検知回路11の出力電圧V
01 をRAM 27に記憶させる。ちなみに、該出力電圧
V01 は A/D変換回路25で A/D変換された後、制御回路
26がRAM 27 に記憶させる。
1) 受信機10のアンテナ入力端子を終端し無入力状態にす
る。そしてその時の電界強度検知回路11の出力電圧V
01 をRAM 27に記憶させる。ちなみに、該出力電圧
V01 は A/D変換回路25で A/D変換された後、制御回路
26がRAM 27 に記憶させる。
【0082】インジケータ28の点灯電界強度に相当す
る信号Esを、SSG 29 から受信機10のアンテナ入力
端子へ入力する。そしてその時の電界強度検知回路11の
出力電圧Vs1 をRAM 27 に記憶させる。例えば、Es
=20dbμである。ちなみに、記憶の制御は制御回路26が
前記と同様に行う。
る信号Esを、SSG 29 から受信機10のアンテナ入力
端子へ入力する。そしてその時の電界強度検知回路11の
出力電圧Vs1 をRAM 27 に記憶させる。例えば、Es
=20dbμである。ちなみに、記憶の制御は制御回路26が
前記と同様に行う。
【0083】尚、以上のにおいて測定した出力電圧
データV01およびVs1 は、不揮発領域に記憶させる。
データV01およびVs1 は、不揮発領域に記憶させる。
【0084】2)受信機の使用段階(測定偏差の補正作
業, 周囲温度t2) 受信機10を使用する段階にあっては、その測定偏差の補
正作業は制御回路26がそのプログラムに基づいて自動的
に行う。
業, 周囲温度t2) 受信機10を使用する段階にあっては、その測定偏差の補
正作業は制御回路26がそのプログラムに基づいて自動的
に行う。
【0085】受信機10の受信周波数を、使用されてい
ない周波数すなわち無電界の周波数に設定する。そして
その時の電界強度検知回路11の出力電圧V02 をRAM
27に記憶させる。
ない周波数すなわち無電界の周波数に設定する。そして
その時の電界強度検知回路11の出力電圧V02 をRAM
27に記憶させる。
【0086】前記で記憶しておいた出力電圧データ
V01 と、前記で記憶しておいた出力電圧データV
02 とをRAM 27 から読み出し、その差すなわち偏
差ΔV0(ΔV0=V01 −V02 )を求める。そして、該
偏差ΔV0をRAM 27 に記憶する。
V01 と、前記で記憶しておいた出力電圧データV
02 とをRAM 27 から読み出し、その差すなわち偏
差ΔV0(ΔV0=V01 −V02 )を求める。そして、該
偏差ΔV0をRAM 27 に記憶する。
【0087】受信機10の受信周波数を目的の周波数に
設定する。そしてその時の電界強度検知回路11の出力電
圧Vn2 をRAM27 に記憶する。但し、この時の入力電
界強度をEn と仮定する。
設定する。そしてその時の電界強度検知回路11の出力電
圧Vn2 をRAM27 に記憶する。但し、この時の入力電
界強度をEn と仮定する。
【0088】前記で記憶しておいた偏差ΔV0と、前
記で記憶しておいた出力電圧データVn2 とをRAM 2
7 から読み出し、その和すなわちVn21(Vn21 =ΔV0+
Vn2 )を求める。
記で記憶しておいた出力電圧データVn2 とをRAM 2
7 から読み出し、その和すなわちVn21(Vn21 =ΔV0+
Vn2 )を求める。
【0089】前記で記憶しておいた出力電圧データ
Vs1 すなわちインジケータ28の点灯スレシホールド電圧
Vs1 と、前記の演算結果Vn21とを比較し、Vs1 ≦Vn21
が成立すればインジケータ28を点灯させる。
Vs1 すなわちインジケータ28の点灯スレシホールド電圧
Vs1 と、前記の演算結果Vn21とを比較し、Vs1 ≦Vn21
が成立すればインジケータ28を点灯させる。
【0090】以上の〜の手順によって、受信電界強
度の測定偏差を自動的に補正し、常に一定したアンテナ
入力に対してインジケータ28を点灯させることができ
る。
度の測定偏差を自動的に補正し、常に一定したアンテナ
入力に対してインジケータ28を点灯させることができ
る。
【0091】尚、前記の初期設定作業は1回行うだ
けでよいが、の補正値算出作業は受信機10の電源を
ONする度に実行し、続いて次のの電界強度測定
作業を行う。そしてそのことによって測定偏差を無くす
ことができる。
けでよいが、の補正値算出作業は受信機10の電源を
ONする度に実行し、続いて次のの電界強度測定
作業を行う。そしてそのことによって測定偏差を無くす
ことができる。
【0092】したがって、の補正値算出作業は、受
信機10が作動している間は時々定期的に行い、周囲温度
の変化による偏差ΔV0の変化を測定結果に反映させる必
要がある。
信機10が作動している間は時々定期的に行い、周囲温度
の変化による偏差ΔV0の変化を測定結果に反映させる必
要がある。
【0093】また、本実施例においては、図3に示した
入出力特性の温度特性が、例えば図6(b) の特性cのよ
うに複雑に変化する場合であっても、精度良く補正する
ことができる。なぜならば、全ての入力電界強度におい
て偏差ΔV0が同一に発生するからである。
入出力特性の温度特性が、例えば図6(b) の特性cのよ
うに複雑に変化する場合であっても、精度良く補正する
ことができる。なぜならば、全ての入力電界強度におい
て偏差ΔV0が同一に発生するからである。
【0094】(3)その他の実施例
本発明では、図6(a) に示す入出力特性の基本類型にお
いて、周囲温度の変化による特性変化が特性Aから特性
Cへ移行する場合にのみ有効であった。
いて、周囲温度の変化による特性変化が特性Aから特性
Cへ移行する場合にのみ有効であった。
【0095】しかし、特性Aから特性Bへ移行するよう
な特性であっても、補正回路を設けることによって特性
Cへ移行する型に補正した後、本発明の方法を適用する
ことかできる。この場合、補正回路の構成を簡略化する
ことができるので、測定装置全体としては構成を簡素化
することができる。
な特性であっても、補正回路を設けることによって特性
Cへ移行する型に補正した後、本発明の方法を適用する
ことかできる。この場合、補正回路の構成を簡略化する
ことができるので、測定装置全体としては構成を簡素化
することができる。
【0096】
【発明の効果】以上のように本発明による補正方法によ
れば、測定偏差の補正を簡単に精度良く行うことが可能
となる。そして、補正回路の面倒な補正特性設計作業が
不要となる為に設計コストが低くなり、測定精度の高い
測定装置を安価に実現することができる。
れば、測定偏差の補正を簡単に精度良く行うことが可能
となる。そして、補正回路の面倒な補正特性設計作業が
不要となる為に設計コストが低くなり、測定精度の高い
測定装置を安価に実現することができる。
【0097】また、最近の測定装置は必ずと言って良い
程ディジタル化されており、本発明の方法を実現する為
の構成要素すなわち演算/制御部や記憶部等を必ず有し
ている。
程ディジタル化されており、本発明の方法を実現する為
の構成要素すなわち演算/制御部や記憶部等を必ず有し
ている。
【0098】したがって、そのような測定装置にあって
は新たな構成要素を附加することなく本発明の補正方法
を実現することが可能であり、測定精度の高い測定装置
を極めて安価に実現することができる。
は新たな構成要素を附加することなく本発明の補正方法
を実現することが可能であり、測定精度の高い測定装置
を極めて安価に実現することができる。
【図1】本発明の基本原理を説明する図で、(a) は構成
を説明するブロック図、(b) は補正原理を説明する特性
モデル図、である。
を説明するブロック図、(b) は補正原理を説明する特性
モデル図、である。
【図2】実施例を説明する図で、電界強度測定装置の構
成を説明するブロック図である。
成を説明するブロック図である。
【図3】測定偏差の補正例を説明する図で、入力電界強
度に対する検知出力電圧の関係を示している。
度に対する検知出力電圧の関係を示している。
【図4】物理量測定装置の一般的構成を説明する図で、
(a) は基本的なブロック図、(b) は抽象化して示したブ
ロック図、である。
(a) は基本的なブロック図、(b) は抽象化して示したブ
ロック図、である。
【図5】電界強度測定装置の構成例を説明する図で、一
般のラジオ受信機やテレビ受像機に内蔵された例であ
る。そして、(a) はそのブロック図、(b) はインジケー
タの構成例を示すブロック図、である。
般のラジオ受信機やテレビ受像機に内蔵された例であ
る。そして、(a) はそのブロック図、(b) はインジケー
タの構成例を示すブロック図、である。
【図6】電界強度検知回路の入出力特性と温度特性を説
明する図で、(a) は入力電界強度に対する検知出力電圧
の関係を示した特性図、(b) は検知出力電圧の温度に対
する関係を示した特性図、である。
明する図で、(a) は入力電界強度に対する検知出力電圧
の関係を示した特性図、(b) は検知出力電圧の温度に対
する関係を示した特性図、である。
【図7】温度補正とその回路例を説明する図で、(a) は
温度特性が直線的に変化する場合の補正例を示すモデル
図、(b) は温度特性が指数関数的に変化する場合の補正
例を示すモデル図、(c) は補正回路例、である。
温度特性が直線的に変化する場合の補正例を示すモデル
図、(b) は温度特性が指数関数的に変化する場合の補正
例を示すモデル図、(c) は補正回路例、である。
1 測定装置
2 センサ部(測定部)
3 特性補正部
4 判別部
5 インタフェース
6 回路A(システムA)
7a 信号
7b データ
8 回路B(システムB)
9 受信アンテナ
10 受信機
11 電界強度検知回路
12 温度補正回路
13,13a 判別回路
14,28 インジケータ
14a バーグラフ型インジケータ
14a-1〜 14a-8 バーグラフ型インジケータの表示エ
レメント 15,18 (補正前の)原特性 16,19 補正特性 17,20 補正された特性 21 コンパレータ 22 演算/制御部 23 記憶部 24 補正された測定結果 25 A/D変換回路(analog-to-digital con
verter) 26 制御回路(CPU:central processi
ng unit) 27 RAM(random access memory) 29 SSG(standard signal generater) 30 受信周波数設定データ信号
レメント 15,18 (補正前の)原特性 16,19 補正特性 17,20 補正された特性 21 コンパレータ 22 演算/制御部 23 記憶部 24 補正された測定結果 25 A/D変換回路(analog-to-digital con
verter) 26 制御回路(CPU:central processi
ng unit) 27 RAM(random access memory) 29 SSG(standard signal generater) 30 受信周波数設定データ信号
Claims (2)
- 【請求項1】 物理的な量(E) をセンサ部(2) で測定し
た結果の値(以下「測定結果」と呼称する)(V) に、該
測定物理量(E) 以外の外的な物理量(t) の変化 (t1→t
2) に原因して偏差(ΔVE)が含まれている場合に、該
偏差(ΔVE) を自動的に補正して正しい測定結果を求め
る方法であって、前記の被測定物理量(E) に対する測定
結果(V) の特性が、前記外的物理量(t)の変化 (t1→t2)
に伴って、何れの被測定物理量(E) に対してもその測
定結果(V) に同一量の偏差(ΔVE)を生じる場合におい
て、当該測定装置は、センサ部(2) の測定結果(V)を記
憶する記憶部(23)と、測定結果(V) の演算が可能であ
り、かつ、測定結果(V) の記憶部(23)への書き込みと読
み出し制御を行う演算/制御部(22)とを備え、測定装置
の使用に先立って、任意の大きさで基準となる物理量(E
1)を予めセンサ部(2) で測定し、その測定結果(VE
1(t1)) を記憶部(23)に記憶しておき、後に、被測
定物理量(E2)を測定しようとする場合は、第1に、再び
前記基準物理量(E1)をセンサ部(2) で測定してその測定
結果(VE1 (t2)) を得、第2に、先に基準物理量(E1)
を測定した結果(VE1(t1)) と再び基準物理量(E1)を
測定した結果(VE1(t2)) との差(VE1(t1)−VE
1(t2 ) ) を演算/制御部(22)で求めておき、第3に、被
測定物理量(E2)の測定結果(VE2(t2)) に、前記差(V
E1(t1)−VE1(t2)) の値を加算した結果を補正され
た測定結果(24)として演算/制御部(22)から出力するこ
と、を特徴とする測定装置における測定偏差自動補正方
法 - 【請求項2】 請求項1記載の測定装置における測定偏
差自動補正方法において、測定装置が電界強度測定装置
の場合は、当該電界強度測定装置は、電界強度(E) の測
定した結果の値(以下「測定結果」と呼称する)(V) を
記憶する記憶部(23)と、測定結果(V) の演算が可能であ
り、かつ、測定結果(V) の記憶部(23)への書き込みと読
み出し制御を行う演算/制御部(22)とを備え、該電界強
度測定装置の使用に先立って、アンテナ入力端子を終端
してその時の出力信号の大きさ(VE1(t1)) を記憶部
(23)に記憶しておき、後に、被測定電界強度(E2)を測定
しようとする場合は、第1に、再びアンテナ入力端子を
終端してその時の出力信号の大きさ(VE1(t 2)) を
得、第2に、先にアンテナ入力端子を終端した際の出力
信号の大きさ(VE1(t1)) と再びアンテナ入力端子を
終端した際の出力信号の大きさ(VE1(t 2)) との差(V
E1(t1)−VE1(t2) ) を演算/制御部(22)で求めてお
き、第3に、被測定電界強度(E2)の測定結果(VE
2(t2)) に、前記差(VE1(t1)−VE 1(t2) ) の値
を加算した結果を補正された測定結果(24)として演算/
制御部(22)から出力すること、を特徴とする測定装置に
おける測定偏差自動補正方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3154533A JPH052042A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 測定装置における測定偏差自動補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3154533A JPH052042A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 測定装置における測定偏差自動補正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052042A true JPH052042A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15586341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3154533A Pending JPH052042A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 測定装置における測定偏差自動補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052042A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009033461A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 受信装置、電界強度計の特性補正方法、プログラム |
| JP2017090141A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | 多摩川精機株式会社 | 磁気式エンコーダの出力信号波形補正装置及び方法 |
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1991
- 1991-06-26 JP JP3154533A patent/JPH052042A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009033461A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 受信装置、電界強度計の特性補正方法、プログラム |
| JP2017090141A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | 多摩川精機株式会社 | 磁気式エンコーダの出力信号波形補正装置及び方法 |
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