JPH05205298A - ピックアップ - Google Patents
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- JPH05205298A JPH05205298A JP3435792A JP3435792A JPH05205298A JP H05205298 A JPH05205298 A JP H05205298A JP 3435792 A JP3435792 A JP 3435792A JP 3435792 A JP3435792 A JP 3435792A JP H05205298 A JPH05205298 A JP H05205298A
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- JP
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- base
- head base
- force
- suspension
- leaf spring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘットベースに生じる高次共振を防止するこ
と。 【構成】 サスペンションベース20側からみてヘッド
ベース30側の支持間隔を狭めた状態で板バネ51を取
付け、ヘッドベース30を移動させようとする方向に周
るモーメントmを得るようにした。 【効果】 ヘッドベース30を移動させようとする方向
に周るモーメントmを得るようにしたことから、高次共
振による位相遅れを相殺することができる。
と。 【構成】 サスペンションベース20側からみてヘッド
ベース30側の支持間隔を狭めた状態で板バネ51を取
付け、ヘッドベース30を移動させようとする方向に周
るモーメントmを得るようにした。 【効果】 ヘッドベース30を移動させようとする方向
に周るモーメントmを得るようにしたことから、高次共
振による位相遅れを相殺することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サスペンションバネに
よってサスペンションベースにピックアップヘッドが搭
載されたヘッドベースを片持ち支持する構成の光学式の
ピックアップに係り、特にサスペンションバネの取付け
状態を考慮することによってヘッドベースの位相遅れを
防止するようにしたピックアップに関する。
よってサスペンションベースにピックアップヘッドが搭
載されたヘッドベースを片持ち支持する構成の光学式の
ピックアップに係り、特にサスペンションバネの取付け
状態を考慮することによってヘッドベースの位相遅れを
防止するようにしたピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】光学式のピックアップは、コンパクトデ
ィスク(CD)やレーザディスク(LD)に記録されて
いる情報を再生したり、フォーカスエラー信号やトラッ
キングエラー信号を生成したりする機能を有している。
ィスク(CD)やレーザディスク(LD)に記録されて
いる情報を再生したり、フォーカスエラー信号やトラッ
キングエラー信号を生成したりする機能を有している。
【0003】このようなピックアップにおいては、小型
軽量等を追求し種々改良が重ねられており、その一例と
して2軸バネによりサスペンションベースにピックアッ
プヘッドを搭載するヘッドベースを片持ち支持した構成
のものが開発されている。
軽量等を追求し種々改良が重ねられており、その一例と
して2軸バネによりサスペンションベースにピックアッ
プヘッドを搭載するヘッドベースを片持ち支持した構成
のものが開発されている。
【0004】つまり、図1に示すように、ピックアップ
1のピックアップケース2に設けられているレーザダイ
オード3から発せられたレーザ光は、グレーティング4
の面に蒸着された回折格子により複数の光束に回折(分
離)される。ここで、中心の0次光は信号読取りとフォ
ーカスサーボ用として利用され、その両側の2本の光束
はトラッキングサーボ用として利用される。
1のピックアップケース2に設けられているレーザダイ
オード3から発せられたレーザ光は、グレーティング4
の面に蒸着された回折格子により複数の光束に回折(分
離)される。ここで、中心の0次光は信号読取りとフォ
ーカスサーボ用として利用され、その両側の2本の光束
はトラッキングサーボ用として利用される。
【0005】グレーティング4を経たレーザ光は、光を
透過させる性質及び反射させる性質を有するハーフミラ
ー5によってディスク(図示省略)側に反射され、反射
ミラー6によりその光軸が90゜曲げられる。
透過させる性質及び反射させる性質を有するハーフミラ
ー5によってディスク(図示省略)側に反射され、反射
ミラー6によりその光軸が90゜曲げられる。
【0006】そして、反射ミラー6からのレーザ光は、
対物レンズ37によってディスク上に集光される。
対物レンズ37によってディスク上に集光される。
【0007】ディスクからの反射光は、対物レンズ37
及び反射ミラー6を経た後、ハーフミラー5を経て光電
子集積回路(OEIC)7に導かれる。
及び反射ミラー6を経た後、ハーフミラー5を経て光電
子集積回路(OEIC)7に導かれる。
【0008】ここで、反射光であるレーザ光の光軸調整
は、光電子集積回路7をx,y方向に移動させることに
より行われる。
は、光電子集積回路7をx,y方向に移動させることに
より行われる。
【0009】図2及び図3は、上記のピックアップケー
ス2内に収納されているアクチュエータユニットを示す
もので、アクチュエータユニット9にはヨークベース1
0、サスペンションベース20及びヘッドベース30が
備えられている。
ス2内に収納されているアクチュエータユニットを示す
もので、アクチュエータユニット9にはヨークベース1
0、サスペンションベース20及びヘッドベース30が
備えられている。
【0010】ヨークベース10の一端部10a側には、
この一部が折曲げられたヨーク部11,12が設けられ
ている。ヨーク部12には、永久磁石13が固着されて
いる。ヨークベース10の他端部10b側には、ネジ4
0が挿入されるネジ孔14が形成されている。ネジ孔1
4の両サイドには、位置決め孔15,15が形成されて
いる。
この一部が折曲げられたヨーク部11,12が設けられ
ている。ヨーク部12には、永久磁石13が固着されて
いる。ヨークベース10の他端部10b側には、ネジ4
0が挿入されるネジ孔14が形成されている。ネジ孔1
4の両サイドには、位置決め孔15,15が形成されて
いる。
【0011】サスペンションベース20の両端部のそれ
ぞれの上下には、板バネ51の一端部側の固着片52が
固着される固着部21,22が設けられている。サスペ
ンションベース20の中央部には、上記のネジ40が挿
入されるネジ孔23が形成されている。サスペンション
ベース20の下面側には、上記のヨークベース10の位
置決め孔15,15に挿入される位置決め突起(図示省
略)が設けられている。
ぞれの上下には、板バネ51の一端部側の固着片52が
固着される固着部21,22が設けられている。サスペ
ンションベース20の中央部には、上記のネジ40が挿
入されるネジ孔23が形成されている。サスペンション
ベース20の下面側には、上記のヨークベース10の位
置決め孔15,15に挿入される位置決め突起(図示省
略)が設けられている。
【0012】ヘッドベース30には、ヨークベース10
のヨーク部11,12が挿通される挿通孔31が形成さ
れている。挿通孔31には、挿通孔32を有したコイル
ボビン33が固着されている。コイルボビン33には、
フオーカス用の2個の励磁コイル34,35が取付けら
れている。またコイルボビン33の周囲には、トラッキ
ング用の励磁コイル(図示省略)が巻回されている。コ
イルボビン33の両端部のそれぞれの上下には、フオー
カス用の励磁コイル34,35又はトラッキング用の励
磁コイルの始端又は終端が引き出されるコイル引出部3
6Aが設けられている。
のヨーク部11,12が挿通される挿通孔31が形成さ
れている。挿通孔31には、挿通孔32を有したコイル
ボビン33が固着されている。コイルボビン33には、
フオーカス用の2個の励磁コイル34,35が取付けら
れている。またコイルボビン33の周囲には、トラッキ
ング用の励磁コイル(図示省略)が巻回されている。コ
イルボビン33の両端部のそれぞれの上下には、フオー
カス用の励磁コイル34,35又はトラッキング用の励
磁コイルの始端又は終端が引き出されるコイル引出部3
6Aが設けられている。
【0013】ヘッドベース30の先端部には、対物レン
ズ37が取付けられている。ヘッドベース30の対物レ
ンズ37を挟んだ両端部のそれぞれの上下には、板バネ
51の他端部側の固着片54が固着される固着部38,
39が設けられている。
ズ37が取付けられている。ヘッドベース30の対物レ
ンズ37を挟んだ両端部のそれぞれの上下には、板バネ
51の他端部側の固着片54が固着される固着部38,
39が設けられている。
【0014】なお、板バネ51にあっては、耳部60に
連結片61を介して連結された状態で製造されたもので
あり、板バネ51の固着片52,54がサスペンション
ベース20及びヘッドベース30側に固着された後、連
結片61の中央部分がカットされ、板バネ51が耳部6
0から切り離されるようになっている。
連結片61を介して連結された状態で製造されたもので
あり、板バネ51の固着片52,54がサスペンション
ベース20及びヘッドベース30側に固着された後、連
結片61の中央部分がカットされ、板バネ51が耳部6
0から切り離されるようになっている。
【0015】フレキシブル基板80は、トラッキング及
びフォーカスのための制御信号たる励磁電流を供給する
ものであり、リード線81の出力端には、板バネ51の
固着片52に設けられている連結片52Aが接続される
ランド82が設けられている。
びフォーカスのための制御信号たる励磁電流を供給する
ものであり、リード線81の出力端には、板バネ51の
固着片52に設けられている連結片52Aが接続される
ランド82が設けられている。
【0016】このような構成のアクチュエータユニット
9の組立に際しては、まずヨークベース10のヨーク部
12に永久磁石13を固着する。次いで、ヨークベース
10の位置決め孔15,15にサスペンションベース2
0の下面側に設けられている位置決め突起を挿入してヨ
ークベース10とサスペンションベース20とを固定す
る。
9の組立に際しては、まずヨークベース10のヨーク部
12に永久磁石13を固着する。次いで、ヨークベース
10の位置決め孔15,15にサスペンションベース2
0の下面側に設けられている位置決め突起を挿入してヨ
ークベース10とサスペンションベース20とを固定す
る。
【0017】ヨークベース10とサスペンションベース
20との固定を終えた後、サスペンションベース20の
両端部のそれぞれの上下に設けられている固着部21,
22に、板バネ51の一端部側の固着片52をたとえば
熱硬化性接着剤を用いて固着する。
20との固定を終えた後、サスペンションベース20の
両端部のそれぞれの上下に設けられている固着部21,
22に、板バネ51の一端部側の固着片52をたとえば
熱硬化性接着剤を用いて固着する。
【0018】次いで、板バネ51の他端部側の固着片5
4をヘッドベース30の固着部38,39に上記の熱硬
化性接着剤を用いて固着する。
4をヘッドベース30の固着部38,39に上記の熱硬
化性接着剤を用いて固着する。
【0019】サスペンションベース20及びヘッドベー
ス30の所定箇所に板バネ51の各固着片52,54を
固着した後、コイルボビン33の両端部のそれぞれの上
下のコイル取出部36Aからコイルを引出して板バネ5
1の固着片54に半田付けする。
ス30の所定箇所に板バネ51の各固着片52,54を
固着した後、コイルボビン33の両端部のそれぞれの上
下のコイル取出部36Aからコイルを引出して板バネ5
1の固着片54に半田付けする。
【0020】これにより、トラッキング用の励磁コイル
34,35及びフォーカス用の励磁コイルが板バネ51
に電気的に接続される。板バネ51の半田付けを終えた
後、耳部60の連結片61の中央部分をカットし、板バ
ネ51を耳部60から切り離す。
34,35及びフォーカス用の励磁コイルが板バネ51
に電気的に接続される。板バネ51の半田付けを終えた
後、耳部60の連結片61の中央部分をカットし、板バ
ネ51を耳部60から切り離す。
【0021】フレキシブル基板80に対しては、図4に
示すように、各板バネ51の固着片52に設けられてい
る連結片52Aをランド82に挿入し、このランド部分
を半田付けする。
示すように、各板バネ51の固着片52に設けられてい
る連結片52Aをランド82に挿入し、このランド部分
を半田付けする。
【0022】フレキシブル基板80との半田付けを終え
た後、サスペンションベース20及びヨークベース10
のネジ挿入孔23,14にネジ40を挿入し、このネジ
40を介してサスペンションベース20及びヨークベー
ス10をピックアップケース2の所定箇所に固定する。
た後、サスペンションベース20及びヨークベース10
のネジ挿入孔23,14にネジ40を挿入し、このネジ
40を介してサスペンションベース20及びヨークベー
ス10をピックアップケース2の所定箇所に固定する。
【0023】そして、フレキシブル基板80を介し制御
信号たる励磁電流が各板バネ51を介してコイルボビン
33に設けられているそれぞれの励磁コイルに供給され
ることにより、トラッキング及びフォーカスがとられ
る。つまり、トラッキングをとる場合にはトラッキング
用の励磁コイル34,35から磁束が発生され、フォー
カスをとる場合にはフォーカス用の励磁コイルから磁束
が発生される。
信号たる励磁電流が各板バネ51を介してコイルボビン
33に設けられているそれぞれの励磁コイルに供給され
ることにより、トラッキング及びフォーカスがとられ
る。つまり、トラッキングをとる場合にはトラッキング
用の励磁コイル34,35から磁束が発生され、フォー
カスをとる場合にはフォーカス用の励磁コイルから磁束
が発生される。
【0024】この発生した磁束の向き及び強さ等がフレ
キシブル基板80を介して供給される制御信号によって
コントロールされることにより、ヘッドベース30が各
板バネ51に片持ち支持された状態で上下左右方向に移
動する。これにより、対物レンズ37をディスクのトラ
ッキング方向及びフォーカス方向に移動させることがで
きる。
キシブル基板80を介して供給される制御信号によって
コントロールされることにより、ヘッドベース30が各
板バネ51に片持ち支持された状態で上下左右方向に移
動する。これにより、対物レンズ37をディスクのトラ
ッキング方向及びフォーカス方向に移動させることがで
きる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のアクチュエータユニット9においては、特に板バネ
51を図5及び図6に示す状態で取付けていることか
ら、次のような不具合が発生している。
来のアクチュエータユニット9においては、特に板バネ
51を図5及び図6に示す状態で取付けていることか
ら、次のような不具合が発生している。
【0026】つまり、図2に示したアクチュエータユニ
ット9は、駆動源となる永久磁石13及び各励磁コイル
34,35(各励磁コイル34,35を単体とみなす)
をそれぞれ1個とした構成であり、このような構成では
板バネ51による駆動中心(作用点G0 )と可動状態に
あるヘッドベース30の重心位置とを一致させることは
一般的に不可能である。
ット9は、駆動源となる永久磁石13及び各励磁コイル
34,35(各励磁コイル34,35を単体とみなす)
をそれぞれ1個とした構成であり、このような構成では
板バネ51による駆動中心(作用点G0 )と可動状態に
あるヘッドベース30の重心位置とを一致させることは
一般的に不可能である。
【0027】また図5に示すように、サスペンションベ
ース20側からみてヘッドベース30側の板バネ51の
支持間隔を広げ(L1 <L2 )、駆動力Fを図中左向き
とした場合の力Vの向きは、それぞれ左上がり、左下が
りとなり、また各板バネ51に発生する反作用力Sの向
きもそれぞれ左下がり、左上がりとなることから、モー
メントmは右周りとなる。
ース20側からみてヘッドベース30側の板バネ51の
支持間隔を広げ(L1 <L2 )、駆動力Fを図中左向き
とした場合の力Vの向きは、それぞれ左上がり、左下が
りとなり、また各板バネ51に発生する反作用力Sの向
きもそれぞれ左下がり、左上がりとなることから、モー
メントmは右周りとなる。
【0028】このような場合には、対物レンズ37を移
動させようとする方向に周るモーメントmを得ることが
できないために、高次共振を相殺することができず、ヘ
ッドベース30の移動が遅れてしまう(位相遅れ)こと
から、対物レンズ37によるトラッキングの追従性が低
下してしまう。
動させようとする方向に周るモーメントmを得ることが
できないために、高次共振を相殺することができず、ヘ
ッドベース30の移動が遅れてしまう(位相遅れ)こと
から、対物レンズ37によるトラッキングの追従性が低
下してしまう。
【0029】更に、図6に示すように、L1 =L2 とし
た場合には、各板バネ51には反作用力S等が発生せ
ず、左右いずれかのモーメントmの発生もなく、各板バ
ネ51による作用点G0 の移動もないため、各板バネ5
1による配置状態は極めて理想的なものとなる。
た場合には、各板バネ51には反作用力S等が発生せ
ず、左右いずれかのモーメントmの発生もなく、各板バ
ネ51による作用点G0 の移動もないため、各板バネ5
1による配置状態は極めて理想的なものとなる。
【0030】但し、実際には各板バネ51が弾力性を有
しているため、所定の重量をもったヘッドベース30を
左右のいずれかに移動させようとした場合には、ヘッド
ベース30に位相遅れを生じてしまうことからヘッドベ
ース30の高次共振の改善が不完全なものとなる。
しているため、所定の重量をもったヘッドベース30を
左右のいずれかに移動させようとした場合には、ヘッド
ベース30に位相遅れを生じてしまうことからヘッドベ
ース30の高次共振の改善が不完全なものとなる。
【0031】ちなみに、図7は、図5の各板バネ51に
おける間隔をL1 <L2 とした場合のサーボゲイン及び
位相の特性を示すもので、特に斜線で囲った領域におい
てサーボゲインに大幅な変動が見られる。またサーボゲ
インに大幅な変動をもたらす位相特性においても大幅な
遅れが見られる。
おける間隔をL1 <L2 とした場合のサーボゲイン及び
位相の特性を示すもので、特に斜線で囲った領域におい
てサーボゲインに大幅な変動が見られる。またサーボゲ
インに大幅な変動をもたらす位相特性においても大幅な
遅れが見られる。
【0032】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、駆動中心とヘッドベースの重心位置との位
置ずれを考慮し、ヘッドベースを移動させようとする方
向に周るモーメントを得、互いの位置ずれを相殺するこ
とによりヘッドベースに発生する高次共振を防止するこ
とができるピックアップを提供することを目的とする。
れたもので、駆動中心とヘッドベースの重心位置との位
置ずれを考慮し、ヘッドベースを移動させようとする方
向に周るモーメントを得、互いの位置ずれを相殺するこ
とによりヘッドベースに発生する高次共振を防止するこ
とができるピックアップを提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ベースに取付けられたサスペンションベ
ースに複数のサスペンションバネを介してヘッドベース
を片持ち支持してなるピックアップにおいて、前記複数
のサスペンションバネが、前記サスペンションベース側
からみて前記ヘッドベース側の支持間隔を狭めた状態で
取付けられてなることを特徴とする。
成するために、ベースに取付けられたサスペンションベ
ースに複数のサスペンションバネを介してヘッドベース
を片持ち支持してなるピックアップにおいて、前記複数
のサスペンションバネが、前記サスペンションベース側
からみて前記ヘッドベース側の支持間隔を狭めた状態で
取付けられてなることを特徴とする。
【0034】
【作用】本発明のピックアップでは、各サスペンション
バネによる駆動中心とヘッドベースの重心位置との位置
ずれによって生じるヘッドベースの高次共振を防止しよ
うとするものであり、サスペンションベースとヘッドベ
ースとの間に固着されるサスペンションバネの取付け状
態を、サスペンションベース側からみてヘッドベース側
の支持間隔が狭められるようにしたものである。
バネによる駆動中心とヘッドベースの重心位置との位置
ずれによって生じるヘッドベースの高次共振を防止しよ
うとするものであり、サスペンションベースとヘッドベ
ースとの間に固着されるサスペンションバネの取付け状
態を、サスペンションベース側からみてヘッドベース側
の支持間隔が狭められるようにしたものである。
【0035】これにより、ヘッドベースを移動させよう
とする方向に周るモーメントを得ることができることか
ら、各サスペンションバネによる駆動中心とヘッドベー
スの重心位置との位置ずれを相殺することができるた
め、ヘッドベースに発生する高次共振を防止することが
できる。
とする方向に周るモーメントを得ることができることか
ら、各サスペンションバネによる駆動中心とヘッドベー
スの重心位置との位置ずれを相殺することができるた
め、ヘッドベースに発生する高次共振を防止することが
できる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。なお、以下に説明する図において、図2及
び図3と共通する部分には同一符号を付し重複する説明
を省略する。
て説明する。なお、以下に説明する図において、図2及
び図3と共通する部分には同一符号を付し重複する説明
を省略する。
【0037】図8及び図9は、本発明のピックアップに
係るアクチュエータユニット9の構成を示すもので、ア
クチュエータユニット9にはヨークベース10、サスペ
ンションベース20及びヘッドベース30が備えられて
いる。
係るアクチュエータユニット9の構成を示すもので、ア
クチュエータユニット9にはヨークベース10、サスペ
ンションベース20及びヘッドベース30が備えられて
いる。
【0038】ヨークベース10の一端部10a側には、
ヨーク部11,12が設けられている。ヨーク部12に
は、永久磁石13が固着されている。永久磁石13のヨ
ーク部11に対向する面側の角部13aがカットされて
いる。これにより、永久磁石13のヨーク部11に対向
する面の幅寸法がヨーク部11の幅寸法より小さくされ
るため、後述するように永久磁石13からの磁束が扇状
に広がってヨーク部11側に導かれる。
ヨーク部11,12が設けられている。ヨーク部12に
は、永久磁石13が固着されている。永久磁石13のヨ
ーク部11に対向する面側の角部13aがカットされて
いる。これにより、永久磁石13のヨーク部11に対向
する面の幅寸法がヨーク部11の幅寸法より小さくされ
るため、後述するように永久磁石13からの磁束が扇状
に広がってヨーク部11側に導かれる。
【0039】ヨークベース10の他端部10b側には、
ネジ40を挿入するためのネジ孔14が形成されてい
る。ネジ孔14の両サイドには、位置決め孔15,15
が形成されている。
ネジ40を挿入するためのネジ孔14が形成されてい
る。ネジ孔14の両サイドには、位置決め孔15,15
が形成されている。
【0040】サスペンションベース20の両端部に設け
られている固着部21,22には、接続片91aを有す
る半田用端子91の脚部91bが圧入されるようになっ
ており、この半田用端子91を介してサスペンションバ
ネである板バネ51の固着片52が後述するように半田
によって固着されるようになっている。
られている固着部21,22には、接続片91aを有す
る半田用端子91の脚部91bが圧入されるようになっ
ており、この半田用端子91を介してサスペンションバ
ネである板バネ51の固着片52が後述するように半田
によって固着されるようになっている。
【0041】板バネ51の固着片52,54には、孔5
2a,54aが設けられており、この孔52a,54a
によって固着片52,54の下面側に予め塗布された半
田へのレーザ光による熱が効率よく伝達されるようにな
っている。また板バネ51の固着片54には、連結片5
3が設けられており、コイルボビン33側の励磁コイル
34,35,36と接続されるようになっている。
2a,54aが設けられており、この孔52a,54a
によって固着片52,54の下面側に予め塗布された半
田へのレーザ光による熱が効率よく伝達されるようにな
っている。また板バネ51の固着片54には、連結片5
3が設けられており、コイルボビン33側の励磁コイル
34,35,36と接続されるようになっている。
【0042】なお、孔52a,54aの形状にあって
は、同図のように円形状のものに限らず、たとえば図1
0に示すように切欠き状の孔52b,54bとしてもよ
い。また図中符号51Aは板バネ51の振動を吸収する
ための吸振部を示している。
は、同図のように円形状のものに限らず、たとえば図1
0に示すように切欠き状の孔52b,54bとしてもよ
い。また図中符号51Aは板バネ51の振動を吸収する
ための吸振部を示している。
【0043】サスペンションベース20の中央部には、
ネジ孔23が形成されている。サスペンションベース2
0の下面側には、ヨークベース10の位置決め孔15,
15に挿入される位置決め突起(図示省略)が設けられ
ている。
ネジ孔23が形成されている。サスペンションベース2
0の下面側には、ヨークベース10の位置決め孔15,
15に挿入される位置決め突起(図示省略)が設けられ
ている。
【0044】ヘッドベース30には、ヨークベース10
のヨーク部11,12が挿通される挿通孔31が形成さ
れている。挿通孔31には、挿通孔32を有したコイル
ボビン33が固着されている。
のヨーク部11,12が挿通される挿通孔31が形成さ
れている。挿通孔31には、挿通孔32を有したコイル
ボビン33が固着されている。
【0045】コイルボビン33の周囲には、図11に示
すように、フォーカス用の励磁コイル36が巻回されて
いる。励磁コイル36の上部には、フオーカス用の励磁
コイル34,35が取付けられている。
すように、フォーカス用の励磁コイル36が巻回されて
いる。励磁コイル36の上部には、フオーカス用の励磁
コイル34,35が取付けられている。
【0046】コイルボビン33のコイル引出部36Aに
は、接続片92aを有した半田用端子92の脚部92b
が圧入されるようになっている。ここで、各励磁コイル
34,35,36と半田用端子92の接続片92aとの
接続関係は、たとえばコイルボビン33の上側の半田用
端子92の接続片92aをそれぞれトラッキング用及び
フォーカス用としたとき、下側の対角線上にある接続片
92aをそれぞれに対応させてトラッキング用及びフォ
ーカス用としている。
は、接続片92aを有した半田用端子92の脚部92b
が圧入されるようになっている。ここで、各励磁コイル
34,35,36と半田用端子92の接続片92aとの
接続関係は、たとえばコイルボビン33の上側の半田用
端子92の接続片92aをそれぞれトラッキング用及び
フォーカス用としたとき、下側の対角線上にある接続片
92aをそれぞれに対応させてトラッキング用及びフォ
ーカス用としている。
【0047】これにより、コイルボビン33をヘッドベ
ース30に組込む際に、上下を逆に取付けた場合でもそ
れぞれの励磁コイル34,35,36の利用用途が変わ
ることがなくなるため、作業性が大幅に改善される。つ
まり、トラッキング用をフォーカス用として用いること
である。
ース30に組込む際に、上下を逆に取付けた場合でもそ
れぞれの励磁コイル34,35,36の利用用途が変わ
ることがなくなるため、作業性が大幅に改善される。つ
まり、トラッキング用をフォーカス用として用いること
である。
【0048】ちなみに、各励磁コイル34,35,36
と半田用端子92の接続片92aとの接続関係を、たと
えば図12に示すように、コイルボビン33の上側の半
田用端子92の接続片92aを共にトラッキング用と
し、下側の接続片92aを共にフォーカス用としたと
き、コイルボビン33の上下を逆にして取り付けてしま
うと、それぞれの励磁コイル34,35,36の利用用
途が逆になってしまう。このため、コイルボビン33を
ヘッドベース30に組込む際には、コイルボビン33の
取付け方向が制約されるため、かなりの注意力を必要と
することから作業性が低下してしまう要因ともなりかね
ない。
と半田用端子92の接続片92aとの接続関係を、たと
えば図12に示すように、コイルボビン33の上側の半
田用端子92の接続片92aを共にトラッキング用と
し、下側の接続片92aを共にフォーカス用としたと
き、コイルボビン33の上下を逆にして取り付けてしま
うと、それぞれの励磁コイル34,35,36の利用用
途が逆になってしまう。このため、コイルボビン33を
ヘッドベース30に組込む際には、コイルボビン33の
取付け方向が制約されるため、かなりの注意力を必要と
することから作業性が低下してしまう要因ともなりかね
ない。
【0049】ヘッドベース30の先端部には、対物レン
ズ37が取付けられている。ヘッドベース30の対物レ
ンズ37を挟んだ両端部のそれぞれの上下に設けられて
いる固着部38,39には、半田用端子90の脚部90
bが圧入されるようになっている。
ズ37が取付けられている。ヘッドベース30の対物レ
ンズ37を挟んだ両端部のそれぞれの上下に設けられて
いる固着部38,39には、半田用端子90の脚部90
bが圧入されるようになっている。
【0050】なお、板バネ51にあっては、位置決め孔
62を有した耳部60に連結片61を介して連結された
状態で製造されたものであり、板バネ51の固着片5
2,54がサスペンションベース20及びヘッドベース
30側に固着された後、連結片61の中央部分がカット
され、板バネ51が耳部60から切り離されるようにな
っている。
62を有した耳部60に連結片61を介して連結された
状態で製造されたものであり、板バネ51の固着片5
2,54がサスペンションベース20及びヘッドベース
30側に固着された後、連結片61の中央部分がカット
され、板バネ51が耳部60から切り離されるようにな
っている。
【0051】サスペンションベース20側には、リード
線81を有したフレキシブル基板80が取付けられるよ
うになっている。フレキシブル基板80の各ランド82
には、上記の半田用端子91の接続片91aを位置決め
するための位置決め凹部83が形成されている。
線81を有したフレキシブル基板80が取付けられるよ
うになっている。フレキシブル基板80の各ランド82
には、上記の半田用端子91の接続片91aを位置決め
するための位置決め凹部83が形成されている。
【0052】ここで、フレキシブル基板80の各ランド
82間の寸法は、半田用端子91の接続片91a間の寸
法より若干広めとされている。これにより、それぞれの
接続片91aがランド82の位置決め凹部83に嵌合さ
れると、フレキシブル基板80には撓みによる反発力が
発生し、各位置決め凹部83に外側に広がる方向の力が
作用するため、接続片91aとランド82との接続がよ
り確実なものとなるとともに。なお、ランド82の形状
に関しては、図4に示した円形状のものであってもよ
い。
82間の寸法は、半田用端子91の接続片91a間の寸
法より若干広めとされている。これにより、それぞれの
接続片91aがランド82の位置決め凹部83に嵌合さ
れると、フレキシブル基板80には撓みによる反発力が
発生し、各位置決め凹部83に外側に広がる方向の力が
作用するため、接続片91aとランド82との接続がよ
り確実なものとなるとともに。なお、ランド82の形状
に関しては、図4に示した円形状のものであってもよ
い。
【0053】図13は、図8における板バネ51の取付
け状態によっての板バネ51による作用を示すものであ
り、サスペンションベース20側からみてヘッドベース
30側の支持間隔を狭めた状態で板バネ51が取り付け
られている。
け状態によっての板バネ51による作用を示すものであ
り、サスペンションベース20側からみてヘッドベース
30側の支持間隔を狭めた状態で板バネ51が取り付け
られている。
【0054】つまり、平面上において対向する板バネ5
1の固着片54間の距離をL1 とし、同じく固着片52
間の距離をL2 としたとき、L1 >L2 となっている。
これにより、トラッキング用の励磁コイル34,35
から発生する磁束によって得られる駆動力Fの向きを矢
印方向(左側)とした場合、板バネ51に発生する力M
との合力によって実際の運動方向の力Vが得られる。ま
た力Mの反作用として反作用力Sが得られる。
1の固着片54間の距離をL1 とし、同じく固着片52
間の距離をL2 としたとき、L1 >L2 となっている。
これにより、トラッキング用の励磁コイル34,35
から発生する磁束によって得られる駆動力Fの向きを矢
印方向(左側)とした場合、板バネ51に発生する力M
との合力によって実際の運動方向の力Vが得られる。ま
た力Mの反作用として反作用力Sが得られる。
【0055】この反作用力Sによって見かけ上の作用点
G1 をもつヘッドベース30の移動方向(F方向)に周
るモーメントmが得られることから、板バネ51による
作用点G0 とヘッドベース30の重心位置とが一致して
いなくともヘッドベース30に位相遅れを生じないよう
にすることができる。その結果、ヘッドベース30に発
生する高次共振を極力小さくすることができる。
G1 をもつヘッドベース30の移動方向(F方向)に周
るモーメントmが得られることから、板バネ51による
作用点G0 とヘッドベース30の重心位置とが一致して
いなくともヘッドベース30に位相遅れを生じないよう
にすることができる。その結果、ヘッドベース30に発
生する高次共振を極力小さくすることができる。
【0056】つまり、図8に示したアクチュエータユニ
ット9は、駆動源となる永久磁石13及び各励磁コイル
34,35,36(各励磁コイル34,35,36を単
体とみなす)をそれぞれ1個とした構成であり、このよ
うな構成では板バネ51による駆動中心(作用点G0 )
と可動状態にあるヘッドベース30の重心位置とを一致
させることは一般的に不可能である。
ット9は、駆動源となる永久磁石13及び各励磁コイル
34,35,36(各励磁コイル34,35,36を単
体とみなす)をそれぞれ1個とした構成であり、このよ
うな構成では板バネ51による駆動中心(作用点G0 )
と可動状態にあるヘッドベース30の重心位置とを一致
させることは一般的に不可能である。
【0057】このようなことから、板バネ51による駆
動中心とヘッドベース30の重心位置との位置ずれが高
次共振を招く原因となっていたが、上述したように、サ
スペンションベース20側からみてヘッドベース30側
の板バネ51の支持間隔を狭めることにより、駆動中心
とヘッドベース30の重心位置との位置ずれによる不具
合を相殺することが可能となる。
動中心とヘッドベース30の重心位置との位置ずれが高
次共振を招く原因となっていたが、上述したように、サ
スペンションベース20側からみてヘッドベース30側
の板バネ51の支持間隔を狭めることにより、駆動中心
とヘッドベース30の重心位置との位置ずれによる不具
合を相殺することが可能となる。
【0058】図14は、図10の各板バネ51における
間隔をL1 >L2 とした場合のサーボゲイン及び位相の
特性を示すもので、特に斜線で囲った領域に着目する
と、サーボゲインの変動及び位相の遅れが大幅に改善さ
れていることが解る。
間隔をL1 >L2 とした場合のサーボゲイン及び位相の
特性を示すもので、特に斜線で囲った領域に着目する
と、サーボゲインの変動及び位相の遅れが大幅に改善さ
れていることが解る。
【0059】図15は、永久磁石13からの磁束の流れ
による作用を説明するためのものであり、ヨーク部11
に対向する面側の角部13aをカットし、ヨーク部11
の幅寸法より小さい対向面とした場合にはヨーク部11
側へ向かう磁束が扇状に広がる。これにより、上述した
各板バネ51による高次共振の改善と同様の効果が得ら
れる。
による作用を説明するためのものであり、ヨーク部11
に対向する面側の角部13aをカットし、ヨーク部11
の幅寸法より小さい対向面とした場合にはヨーク部11
側へ向かう磁束が扇状に広がる。これにより、上述した
各板バネ51による高次共振の改善と同様の効果が得ら
れる。
【0060】つまり、図16に示すように、永久磁石1
3からの磁束Bに対して各励磁コイル34,35に左向
きに電流iが流れた場合、磁束Bに対して直交する方向
に駆動力F(=ilB)が発生する。このとき、各励磁
コイル34,35では、それぞれ下向き及び上向きの回
転運動の素となる力Oが得られ、これにより各励磁コイ
ル34,35には左周りのモーメントmが得られる。
3からの磁束Bに対して各励磁コイル34,35に左向
きに電流iが流れた場合、磁束Bに対して直交する方向
に駆動力F(=ilB)が発生する。このとき、各励磁
コイル34,35では、それぞれ下向き及び上向きの回
転運動の素となる力Oが得られ、これにより各励磁コイ
ル34,35には左周りのモーメントmが得られる。
【0061】図17は、図1で示したレーザダイオード
3及びグレーティング4をピックアップケース2にて固
定するためのバネ部材を示すもので、バネ部材100の
ベース101にはピックアップケース2の一部に当接す
るベース101が設けられている。ベース101には、
それぞれ異なる方向に付勢力を持つ弾性支持体102,
103が設けられている。
3及びグレーティング4をピックアップケース2にて固
定するためのバネ部材を示すもので、バネ部材100の
ベース101にはピックアップケース2の一部に当接す
るベース101が設けられている。ベース101には、
それぞれ異なる方向に付勢力を持つ弾性支持体102,
103が設けられている。
【0062】弾性支持体102には、ピックアップケー
ス2の所定箇所に螺着されるネジ(図示省略)の挿入孔
104が設けられている。弾性支持体103には、レー
ザダイオード3からのレーザ光を通過させる通過孔10
5が設けられている。
ス2の所定箇所に螺着されるネジ(図示省略)の挿入孔
104が設けられている。弾性支持体103には、レー
ザダイオード3からのレーザ光を通過させる通過孔10
5が設けられている。
【0063】そして、バネ部材100の弾性支持体10
2,103によってレーザダイオード3及びグレーティ
ング4をピックアップケース2の所定箇所にそれぞれ矢
印方向に押圧固定することができる。それぞれを固定し
た後は挿入孔104に挿入したネジをピックアップケー
ス2の所定箇所に螺着することにより、弾性支持体10
2を介してバネ部材100を固定することができるた
め、作業性が大幅に向上する。
2,103によってレーザダイオード3及びグレーティ
ング4をピックアップケース2の所定箇所にそれぞれ矢
印方向に押圧固定することができる。それぞれを固定し
た後は挿入孔104に挿入したネジをピックアップケー
ス2の所定箇所に螺着することにより、弾性支持体10
2を介してバネ部材100を固定することができるた
め、作業性が大幅に向上する。
【0064】ちなみに、従来では、図18に示すよう
に、グレーティング4をスプリング106(同図a)あ
るいは板バネ107によって矢印方向に付勢し(同図
b)、その板バネ107を単独固定としている。またレ
ーザダイオード3は、同図cに示すように板バネ108
によって矢印方向に付勢し、その板バネ108を単独固
定としている。
に、グレーティング4をスプリング106(同図a)あ
るいは板バネ107によって矢印方向に付勢し(同図
b)、その板バネ107を単独固定としている。またレ
ーザダイオード3は、同図cに示すように板バネ108
によって矢印方向に付勢し、その板バネ108を単独固
定としている。
【0065】したがって、スプリング106又は板バネ
107,108のそれぞれを単独固定する必要があるこ
とから作業工程が増えてしまうばかりか、固定後のグレ
ーティング4又はレーザダイオード3の位置調整等にお
いてもそれぞれ単独固定されたスプリング106又は板
バネ107,108の固定を緩める必要があることから
作業性を悪化させる要因ともなっている。
107,108のそれぞれを単独固定する必要があるこ
とから作業工程が増えてしまうばかりか、固定後のグレ
ーティング4又はレーザダイオード3の位置調整等にお
いてもそれぞれ単独固定されたスプリング106又は板
バネ107,108の固定を緩める必要があることから
作業性を悪化させる要因ともなっている。
【0066】図19は、図1で示したハーフミラー5
を、ピックアップケース2の取付け凹部2aに取付ける
際の固定バネ部材を示すを示すもので、固定バネ部材1
06にはネジ107の係合溝108を有した係合片10
9、取付け時にハーフミラー5に係合し固定バネ部材1
06の姿勢を保持する保持片110、ハーフミラー5を
矢印方向に付勢する弾性片111が設けられている。
を、ピックアップケース2の取付け凹部2aに取付ける
際の固定バネ部材を示すを示すもので、固定バネ部材1
06にはネジ107の係合溝108を有した係合片10
9、取付け時にハーフミラー5に係合し固定バネ部材1
06の姿勢を保持する保持片110、ハーフミラー5を
矢印方向に付勢する弾性片111が設けられている。
【0067】取付けに際しては、取付け凹部2aにハー
フミラー5を落し込んだ後、固定バネ部材106の弾性
片111を取付け凹部2aの隙間に差し込む。このと
き、保持片110がハーフミラー5に係合し、固定バネ
部材106の姿勢を安定した状態に保ち、この状態から
係合片109が段部112に係合され、弾性片111が
ハーフミラー5を側圧する。
フミラー5を落し込んだ後、固定バネ部材106の弾性
片111を取付け凹部2aの隙間に差し込む。このと
き、保持片110がハーフミラー5に係合し、固定バネ
部材106の姿勢を安定した状態に保ち、この状態から
係合片109が段部112に係合され、弾性片111が
ハーフミラー5を側圧する。
【0068】ちなみに、従来では、図20に示すよう
に、図19の固定バネ部材106に設けられていた保持
片110が設けられておらず、固定バネ部材106の弾
性片111を取付け凹部2aの隙間に差し込む際に係合
片109が段部112からずり落ちてしまうことが多い
ため、作業性が著しく阻害されていた。
に、図19の固定バネ部材106に設けられていた保持
片110が設けられておらず、固定バネ部材106の弾
性片111を取付け凹部2aの隙間に差し込む際に係合
片109が段部112からずり落ちてしまうことが多い
ため、作業性が著しく阻害されていた。
【0069】図21は、上記アクチュエータユニット9
の組立工程を示すもので、クランパベース70にはヨー
クベースクランパ71及びヘッドベースクランパ72が
備えられている。
の組立工程を示すもので、クランパベース70にはヨー
クベースクランパ71及びヘッドベースクランパ72が
備えられている。
【0070】アクチュエータユニット9のサスペンショ
ンベース20及びヘッドベース30は、それぞれヨーク
ベースクランパ71及びヘッドベースクランパ72によ
ってクランプされている。各ヨークベースクランパ71
及びヘッドベースクランパ72により、ヨークベース2
0及びヘッドベース30が平行度を精度良く保った状態
でクランプされている。
ンベース20及びヘッドベース30は、それぞれヨーク
ベースクランパ71及びヘッドベースクランパ72によ
ってクランプされている。各ヨークベースクランパ71
及びヘッドベースクランパ72により、ヨークベース2
0及びヘッドベース30が平行度を精度良く保った状態
でクランプされている。
【0071】またベース70には、板バネ51の耳部6
0を位置決めするための耳部載置部73が設けられてい
る。耳部載置部73には位置決め突起74が設けられて
おり、耳部60の位置決め孔62を位置決め突起74に
嵌め込むことによってサスペンションベース20及びヘ
ッドベース30に対する板バネ51の相対位置が一義的
に決められるようになっている。なお、図中符号80は
クリーム半田や硬化時間の短い熱硬化性接着剤等の接合
材を塗布するための塗布器、符号81はレーザ光を照射
するためのレーザ照射器をそれぞれ示している。
0を位置決めするための耳部載置部73が設けられてい
る。耳部載置部73には位置決め突起74が設けられて
おり、耳部60の位置決め孔62を位置決め突起74に
嵌め込むことによってサスペンションベース20及びヘ
ッドベース30に対する板バネ51の相対位置が一義的
に決められるようになっている。なお、図中符号80は
クリーム半田や硬化時間の短い熱硬化性接着剤等の接合
材を塗布するための塗布器、符号81はレーザ光を照射
するためのレーザ照射器をそれぞれ示している。
【0072】続いて、このようなアクチュエータユニッ
ト9の組立手順を、図22を用いて説明する。
ト9の組立手順を、図22を用いて説明する。
【0073】まず(手順1)では、サスペンションベー
ス20を取り付けたヨークベース10を、ヨークベース
クランパ71にセットする。このとき、ヨークベースク
ランパ71によるクランプ圧を、ヨークベース10に対
してサスペンションベース20が浮き上がらない程度と
することが望ましく、更にはヨークベース10及びサス
ペンションベース20が変形しない程度にクランプする
ことが好ましい。これにより、ヨークベース10及びサ
スペンションベース20の平面度の精度が高めらた状態
でのクランプが行われるようになっている。
ス20を取り付けたヨークベース10を、ヨークベース
クランパ71にセットする。このとき、ヨークベースク
ランパ71によるクランプ圧を、ヨークベース10に対
してサスペンションベース20が浮き上がらない程度と
することが望ましく、更にはヨークベース10及びサス
ペンションベース20が変形しない程度にクランプする
ことが好ましい。これにより、ヨークベース10及びサ
スペンションベース20の平面度の精度が高めらた状態
でのクランプが行われるようになっている。
【0074】(手順2)では、ヘッドベース30をヘッ
ドベースクランパ72にセットする。このヘッドベース
クランパ72のクランプによって、ヘッドベース30の
平面度の精度が高められるようになっている。
ドベースクランパ72にセットする。このヘッドベース
クランパ72のクランプによって、ヘッドベース30の
平面度の精度が高められるようになっている。
【0075】(手順3)では、塗布器80によってサス
ペンションベース20及びヘッドベース30の固着部2
1,22,38,39に所定量の半田を塗布する。な
お、このような半田に限らず、上述したような硬化時間
の短い熱硬化性樹脂を代用してもよい。
ペンションベース20及びヘッドベース30の固着部2
1,22,38,39に所定量の半田を塗布する。な
お、このような半田に限らず、上述したような硬化時間
の短い熱硬化性樹脂を代用してもよい。
【0076】(手順4)では、板バネ51の耳部60の
位置決め孔62を耳部載置部73の位置決め突起74に
嵌め込む。これにより、サスペンションベース20及び
ヘッドベース30に対する板バネ51の相対位置が一義
的に決められる。
位置決め孔62を耳部載置部73の位置決め突起74に
嵌め込む。これにより、サスペンションベース20及び
ヘッドベース30に対する板バネ51の相対位置が一義
的に決められる。
【0077】(手順5)では、(手順3)によって塗布
されたサスペンションベース20及びヘッドベース30
の表側の固着部21,38に、レーザ照射器81によっ
てレーザ光を照射する。これにより、予め塗布されてい
る半田が溶融することによって板バネ51の固着片5
2,54が固着部21,38に固着される。
されたサスペンションベース20及びヘッドベース30
の表側の固着部21,38に、レーザ照射器81によっ
てレーザ光を照射する。これにより、予め塗布されてい
る半田が溶融することによって板バネ51の固着片5
2,54が固着部21,38に固着される。
【0078】サスペンションベース20及びヘッドベー
ス30の表側の固着部21,38に対する板バネ51の
固着片52,54の固着を終えた後、同様の作業をサス
ペンションベース20及びヘッドベース30の裏側の固
着部22,39に対して行う。
ス30の表側の固着部21,38に対する板バネ51の
固着片52,54の固着を終えた後、同様の作業をサス
ペンションベース20及びヘッドベース30の裏側の固
着部22,39に対して行う。
【0079】(手順6)では、(手順5)にての固着を
終えた後、耳部60の連結片61の中間部分をカットす
る。
終えた後、耳部60の連結片61の中間部分をカットす
る。
【0080】(手順7)では、ヘッドベースクランパ7
2の取り外しを行う。 (手順8)では、サスペンションベース20の固着部2
1,22に対してのみレーザ照射器81によるレーザ光
の再照射を行う。これにより、サスペンションベース2
0の固着部21,22における半田が短時間内に再度溶
融〜固着する間、上述したように板バネ51の反りによ
る部分的な歪が補正され、再固着が行われる。
2の取り外しを行う。 (手順8)では、サスペンションベース20の固着部2
1,22に対してのみレーザ照射器81によるレーザ光
の再照射を行う。これにより、サスペンションベース2
0の固着部21,22における半田が短時間内に再度溶
融〜固着する間、上述したように板バネ51の反りによ
る部分的な歪が補正され、再固着が行われる。
【0081】(手順9)では、ヘッドベース30の所定
箇所に対物レンズ37を取付ける。このように、本実施
例では、サスペンションベース20側からみてヘッドベ
ース30側の支持間隔を狭めた状態で板バネ51を取付
けた。これにより、ヘッドベース30を移動させようと
する方向に周るモーメントmを得ることができることか
ら、各板バネ51による駆動中心とヘッドベース30の
重心位置との位置ずれを相殺することができるため、ヘ
ッドベース30に発生する高次共振を防止することがで
きる。
箇所に対物レンズ37を取付ける。このように、本実施
例では、サスペンションベース20側からみてヘッドベ
ース30側の支持間隔を狭めた状態で板バネ51を取付
けた。これにより、ヘッドベース30を移動させようと
する方向に周るモーメントmを得ることができることか
ら、各板バネ51による駆動中心とヘッドベース30の
重心位置との位置ずれを相殺することができるため、ヘ
ッドベース30に発生する高次共振を防止することがで
きる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のピックア
ップによれば、各サスペンションバネによる駆動中心と
ヘッドベースの重心位置との位置ずれによって生じるヘ
ッドベースの高次共振を防止しようとするものであり、
サスペンションベースとヘッドベースとの間に固着され
るサスペンションバネの取付け状態を、サスペンション
ベース側からみてヘッドベース側の支持間隔が狭められ
るようにしたものである。
ップによれば、各サスペンションバネによる駆動中心と
ヘッドベースの重心位置との位置ずれによって生じるヘ
ッドベースの高次共振を防止しようとするものであり、
サスペンションベースとヘッドベースとの間に固着され
るサスペンションバネの取付け状態を、サスペンション
ベース側からみてヘッドベース側の支持間隔が狭められ
るようにしたものである。
【0083】これにより、ヘッドベースを移動させよう
とする方向に周るモーメントを得ることができることか
ら、各サスペンションバネによる駆動中心とヘッドベー
スの重心位置との位置ずれを相殺することができるた
め、ヘッドベースに発生する高次共振を防止することが
できる。
とする方向に周るモーメントを得ることができることか
ら、各サスペンションバネによる駆動中心とヘッドベー
スの重心位置との位置ずれを相殺することができるた
め、ヘッドベースに発生する高次共振を防止することが
できる。
【図1】従来のピックアップの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のピックアップのピックアップケースに収
納されているアクチュエータユニットを示す斜視図であ
る。
納されているアクチュエータユニットを示す斜視図であ
る。
【図3】図2のアクチュエータユニットを示す分解斜視
図である。
図である。
【図4】図2のアクチュエータユニットに設けられてい
るフレキシブル基板の拡大斜視図である。
るフレキシブル基板の拡大斜視図である。
【図5】図2の板バネの作用を説明するための図であ
る。
る。
【図6】図2の板バネの作用を説明するための図であ
る。
る。
【図7】図2の板バネの作用によるサーボゲイン及び位
相の状態を説明するための特性図である。
相の状態を説明するための特性図である。
【図8】本発明のピックアップの一実施例に係るアクチ
ュエータユニットを示す斜視図である。
ュエータユニットを示す斜視図である。
【図9】図8のアクチュエータユニットを示す分解斜視
図である。
図である。
【図10】図8の板バネの他の例を示す斜視図である。
【図11】図8のコイルボビンを示す斜視図である。
【図12】図8のコイルボビンの作用を説明するための
他のコイルボビンの斜視図である。
他のコイルボビンの斜視図である。
【図13】図8の板バネの作用を説明するための図であ
る。
る。
【図14】図8の板バネの作用によるサーボゲイン及び
位相の改善された状態を説明するための特性図である。
位相の改善された状態を説明するための特性図である。
【図15】図8の永久磁石の作用を説明するための平面
図である。
図である。
【図16】図15の永久磁石からの磁束の向き及び各励
磁コイルに作用するモーメントの向き等を説明するため
の図である。
磁コイルに作用するモーメントの向き等を説明するため
の図である。
【図17】図1のレーザダイオード及びグレーティング
をピックアップケースにて固定するためのバネ部材を示
す斜視図である。
をピックアップケースにて固定するためのバネ部材を示
す斜視図である。
【図18】図17のバネ部材の作用を説明するための他
のバネ部材を示す斜視図である。
のバネ部材を示す斜視図である。
【図19】図1のハーフミラーを圧着固定するためのバ
ネ部材を示す図である。
ネ部材を示す図である。
【図20】図19のバネ部材の作用を説明するためのた
のバネ部材を示す図である。
のバネ部材を示す図である。
【図21】図8のアクチュエータユニットの組立工程を
示す図である。
示す図である。
【図22】図8のアクチュエータユニットの組立手順を
説明するための図である。
説明するための図である。
1 ピックアップ 2 ピックアップケース 9 アクチュエータユニット 10 ヨークベース 11,12 ヨーク部 13 永久磁石 20 サスペンションベース 21,22,38,39 固着部 30 ヘッドベース 33 コイルボビン 37 対物レンズ 51 板バネ 52 固着片 60 耳部 61 連結片 80 フレキシブル基板 81 リード線 82 ランド 83 位置決め凹部 90,91,92 半田用端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 槙本 誠一 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 白井 冬樹 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースに取付けられたサスペンションベ
ースに複数のサスペンションバネを介してヘッドベース
を片持ち支持してなるピックアップにおいて、 前記複数のサスペンションバネが、前記サスペンション
ベース側からみて前記ヘッドベース側の支持間隔を狭め
た状態で取付けられてなることを特徴とするピックアッ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3435792A JPH05205298A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3435792A JPH05205298A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | ピックアップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05205298A true JPH05205298A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12411913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3435792A Pending JPH05205298A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05205298A (ja) |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP3435792A patent/JPH05205298A/ja active Pending
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