JPH05206732A - 周波数シンセサイザ - Google Patents

周波数シンセサイザ

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JPH05206732A
JPH05206732A JP1198892A JP1198892A JPH05206732A JP H05206732 A JPH05206732 A JP H05206732A JP 1198892 A JP1198892 A JP 1198892A JP 1198892 A JP1198892 A JP 1198892A JP H05206732 A JPH05206732 A JP H05206732A
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JP
Japan
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output
frequency
circuit
triangular wave
frequency synthesizer
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JP1198892A
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English (en)
Inventor
Motohiro Kuniyone
基宏 国米
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイレクトディジタルシンセサイザの回路規
模と消費電力とを低減すること。 【構成】 加算器6は、その出力として入力と時刻とに
比例した鋸波状の波形を発生する。三角波変換回路10
は、この鋸波状の波形を三角波に変換し、D/A変換器
8は、この三角波をアナログ値に変換したサンプル値を
出力する。直線補間回路11は、前記サンプル値相互間
を時間に対して直線的に補間する。コンパレータ12
は、直線補間された信号のゼロクロスタイミングを求め
るので、ジッタのない信号を出力することができる。本
発明によれば、sin、cos変換回路と理想的低域フ
ィルタの代わりに、三角波変換回路と直線補間回路とを
使用するため、回路規模と消費電力を低減することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数シンセサイザに
係り、特に、正確かつ任意の周波数を発生させることの
できる周波数シンセサイザに関する。
【0002】
【従来の技術】正確かつ任意の周波数を発振する周波数
発振器に関する従来技術として、例えば、水晶発振器等
の発振周波数を基準周波数として用いるPLL(位相制
御ループ)回路を用いる周波数発生方法が知られてい
る。
【0003】図8はこの従来技術の構成を示すブロック
図である。図8において、1は1/m分周器、2は1/
n分周器、3は位相比較器、4はループフィルタ、5は
電圧制御発振器(VCO)である。
【0004】図示従来技術は、1/m分周器1により入
力周波数fi を1/m分周した周波数と、1/n分周器
2により出力周波数fo を1/n分周した周波数とを位
相比較器3により比較し、その結果をループフィルタ4
を経てVCO5に接続し、これにより、VCO5より、
fo=fi・n/m なる周波数を出力させるものであ
る。
【0005】この従来技術は、出力周波数foが入力周
波数fiに比例するので、入力周波数fi を水晶発振器
等により正確に保つことにより、正確な周波数を合成す
ることができるものである。
【0006】しかし、この従来技術は、周波数の分解能
を向上させるためにはmとnとの値を大きくする必要が
あり、位相比較する周波数(fi/m、fo/n)が低く
なるため、PLL回路の収束速度が遅くなり、PLL回
路の安定性も悪くなるという問題点を有している。
【0007】PLL回路を使用してこのような問題点を
解決する他の技術として、PLL回路を多段に使用する
方法も知られているが、この方法は、回路が複雑になり
設計が複雑であるという問題点を有している。
【0008】前述のような問題点を解決する他の従来技
術として、ダイレクトディジタルシンセサイズ方式が知
られている。
【0009】図9はダイレクトディジタルシンセサイズ
方式による従来技術の構成を示すブロック図である。図
9において、6は加算器、7はROM、8はD/A変換
器、9はローパスフィルタ(LPF)である。
【0010】図9に示す従来技術は、発生すべき周波数
に対応する数値を入力として加算器6に与え、これを加
算器6により積分して周波数と時間とに比例した数値を
加算器6から出力させ、この数値をSin関数、あるい
は、Cos関数を記憶したROM(読みだし専用メモ
リ)7のアドレスに入力することにより、ROM出力か
ら正弦波を得るというものである。そして、この従来技
術は、ROM7の出力を電圧信号として取り出すため
に、D/A変換器8とサンプリング周波数のおよそ1/
2のカットオフ周波数を持つLPF9とが設けられてい
る。
【0011】この従来技術は、加算器6の演算精度を高
め、回路の動作周波数(サンプリング周波数)を正確に
することにより、正確な任意の周波数を合成することが
可能である。
【0012】しかし、前記従来技術は、合成しようとす
る周波数が高くなり、サンプリング周波数の1/2に近
くになると、D/A変換器8の出力サンプルを精度良く
補間する必要があるため、LPF9として理想的なLP
Fを用いるか、あるいは、サンプリング周波数を高く設
計する必要がある。このような手段を講じない場合、前
記従来技術は、補間誤差により位相にジッタを発生する
という問題点を生じさせてしまう。このため、この従来
技術は、合成する周波数の上限が原理的にはサンプリン
グ周波数の1/2であり、ジッタ仕様に依存するが、実
用上はサンプリング周波数の1/4程度が限界である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記ダイレクトディジ
タルシンセサイズ方式による従来技術は、正弦波を補間
してジッタを低減するために、ROM、LPF等を必要
とし、ハードウエア量が多く、このために消費電力も大
きいという問題点を有している。
【0014】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、ハードウエア量を低減することができ、消費電
力の低減を図ることができるROMを使用しない周波数
シンセサイザを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、正弦波の代わりに三角波を発生させ、これを直線補
間するようにすることにより、また、三角波の発生をR
OMを使用せずに簡単な論理回路で行うようにすること
により達成される。
【0016】
【作用】正弦波の代わりに三角波を直線補間するように
することにより、サンプリング周波数の1/4までの合
成周波数に対し従来と同等のジッタの周波数を生成する
ことができる。また、三角波の発生は、ROMを必要と
せず、簡単な論理回路で合成することができ、直線補間
を行えばよいので、この補間も簡単な回路で行うことが
できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明による周波数シンセサイザの実
施例を図面により詳細に説明する。
【0018】図1はに本発明の第1の実施例の構成を示
すブロック図、図2は直線補間回路の出力波形を説明す
る図である。図1において、10は三角波変換回路、1
1は直線補間回路、12はコンパレータであり、他の符
号は図9の場合と同一である。
【0019】図1に示す本発明の第1の実施例におい
て、入力信号として、出力周波数に対応させた値が加算
器6に入力される。加算器6は、その動作周波数(サン
プリング周波数)毎に入力される数値と前回の加算結果
とを加算していき、加算を行う毎に大きな数値を出力
し、加算器結果が表現可能な値を越えた場合、通常の加
算器と同様に、越えた量だけを加算結果として出力す
る。この結果、加算器6は、その出力として入力と時刻
とに比例した鋸波状の波形を発生する。
【0020】三角波変換回路10は、加算器6より出力
された鋸波状の波形を三角波に変換してD/A変換器8
に対して出力する。D/A変換器8は、この値をアナロ
グ値に変換する。これらの値は、回路が動作するたびに
得られるサンプル値であるため、時間的にとびとびのタ
イミングの波形として出力されることになる。
【0021】直線補間回路11は、前記サンプル値相互
間を時間に対して直線的に補間する回路である。直線補
間回路11の手前におけるD/A変換器8の信号波形
は、サンプルが時間に対して階段状に変化するため、波
形のゼロクロスタイミングはサンプルタイミングより小
さい精度にすることができない。そのため、一般には、
合成する周波数が高くなる程ジッタが増加することにな
る。しかし、図1に示す本発明の実施例は、直線補間回
路11を用いてサンプル相互間を補間しているので、サ
ンプル相互間が時間的に直線で結ばれる。
【0022】このため、本発明の第1の実施例は、正確
なゼロクロスタイミングを実現することができ、ジッタ
を小さくすることができる。
【0023】直線補間回路11の出力波形は、図2に示
すような波形であり、図2から判るように、合成すべき
三角波とサンプルタイミングとの時間関係に関わらず、
直線補間によるゼロクロスタイミングが変わることがな
い。このような特長は、合成周波数がサンプル周波数の
1/4以下の場合に成り立つ。
【0024】前述のようにして得ることができた直線補
間回路11の出力は、コンパレータ12に入力され、コ
ンパレータ12にゼロクロスタイミングを求めさせるこ
とにより、ジッタの小さい出力波形に合成することがで
きる図3は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図、図4は各レジスタの出力値の時間変化、すなわち、
出力波形を示す図、図5は直線補間回路の動作を説明す
る図、図6はPLL回路の動作を説明する図である。図
3において、13、14はサンプルホールド回路、15
は積分器、16はPLL回路であり、他の符号は図1の
場合と同一である。
【0025】図3に示す本発明の第2の実施例は、図1
における三角波変換回路10及び直線補間回路11を具
体的な回路構成とし、コンパレータ12の出力にn倍の
PLL回路16を接続して、n倍の周波数の電圧Gを得
ることができるように構成したものである。
【0026】この図3において、三角波変換回路10
は、加算器6の出力がセットされるレジスタBからの信
号の最上位ビットと最上位ビット以外のビットのそれぞ
れとの排他的論理和を取る複数のイクスクルーシブオア
EORにより構成され、また、直線補間回路11は、D
/A変換器8の出力電圧Dをサンプルホールドするサン
プルホールド回路13と、直線補間回路11の出力電圧
Eをサンプルホールドするサンプルホールド回路14
と、これらのサンプルホールド回路の出力を受けて、積
分を行いその結果を直線補間回路の出力電圧Eとする積
分器15とにより構成される。
【0027】図3において、コンパレータ12の出力電
圧Fを合成する周波数とする場合、これに対応する数値
がレジスタAに予めセットされる。加算器6の出力がセ
ットされるレジスタBのビット長をLビットとすれば、
合成周波数がサンプル周波数の最大1/4であるので、
レジスタAのビット長は、L−1ビットあれば充分であ
る。いま、電圧Fの合成周波数をfo、その周波数分解
能をfd、回路の動作周波数、すなわち、サンプル周波
数をfs 、レジスタAの値をaとすると次式が成り立
つ。
【0028】 fo=fs・a/2^L fd=fs/2^L ただし ^ はべき乗を表す。
【0029】前述は電圧Fについてであったが、電圧G
についてみれば、その合成周波数と周波数分解能は、P
LL回路16の周波数倍率をnとすると、それぞれ前記
式のn倍となる。
【0030】次に、前述の本発明の第2の実施例におけ
る、各構成回路について説明する。
【0031】三角波変換回路には、アナログ波形の所要
精度に応じて加算器6の出力がセットされるレジスタB
の上位m+1ビットが入力される。図示実施例は、この
レジスタBの最上位のビットが“1”のとき、下位ビッ
トをEORにより反転して鋸波状の入力波形を三角波に
変換し、これをレジスタCに出力している。
【0032】これにより、レジスタC内に得られたmビ
ットの三角波のサンプルは、D/Aコンバータ8により
アナログ値に変換され電圧Dとして出力される。
【0033】前述した動作時の各レジスタA、B、Cの
波形が図4に示されている。この図には、時刻tにレジ
スタAの値を変化させた場合に、瞬時に出力周波数がレ
ジスタAの値に対応して変化するすることが示されてい
る。
【0034】直線補間回路11は、入力の電圧Dと出力
の電圧Eとをサンプルホールドし、その差を時間的に積
分することにより次の動作タイミングまで直線的に補間
する動作を行っており、図5に示すように、階段状に変
化する電圧Dに対して直線状に変化する電圧Eを出力す
ることができる。この補間回路11内の積分器15は、
そのゲインを回路の動作周波数に応じて調整する必要が
あるが、このゲインは、合成周波数には依存しないので
固定した値とすることができる。
【0035】前述のようにして、直線補回路11より得
られた三角波の電圧Eは、そのゼロクロスタイミングが
コンパレータ12により求められ、コンパレータ12よ
り電圧Fとして出力される。
【0036】さらに、この電圧Fは、PLL回路16を
用いてn倍の周波数の電圧Gに合成される。これらの電
圧E、F、Gの波形は、図6に示すようになる。この例
では、PLL回路16の倍数nをn=2として示してい
る。
【0037】前述した本発明の第2の実施例は、PLL
回路16を使用することにより、サンプル周波数よりも
高い周波数を発生させることができる。
【0038】前述においては、コンパレータの出力をP
LL回路に入力するとしたが、直線補間回路の出力をP
LL回路に入力するようにしてもよい。
【0039】図7は本発明の第3の実施例の構成を示す
ブロック図である。図7において、17は周波数シンセ
サイザ、18は帯域フィルタ、19は乗算器である。
【0040】図7に示す本発明の第3の実施例は、前述
した本発明の第1または第2の実施例による周波数シン
セサイザ17により得られた周波数f1 と、他の安定な
周波数f2 とを、乗算器19により乗算しその結果を帯
域フィルタ18を介して出力させるようにしたものであ
る。すなわち、この実施例は、周波数シンセサイザ17
により得られた周波数f1 をヘテロダイン検波すること
により、f1+f2、または、f1−f2の周波数を持つ電
圧を合成することができるようにしたものである。
【0041】前述した本発明の第3の実施例によれば、
サンプル周波数よりも高く、周波数分解能の高い信号を
発生させることができる。
【0042】なお、前述では、ヘテロダイン検波する信
号を、シンセサイザの出力信号としたが、直線補間回路
の出力信号をヘテロダイン検波するようにしてもよい。
【0043】また、前述した本発明の各実施例は、加算
器が鋸波状の電圧信号を出力するものとしたが、本発明
は、この加算器を出力すべき波形の位相を計算する演算
器とし、この位相に対応する三角波を発生させ、前回発
生させた三角波との間を時間的に直線補間するようにし
てもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、R
OMを使用する必要がないため、回路の規模と消費電力
を削減することができ経済的に周波数シンセサイザを構
成することができる。また、直線補間回路の働きによ
り、サンプル周波数の1/4までの合成波形のジッタを
低減することができ性能のよい周波数シンセサイザを得
ることができる。
【0045】本発明によれば、さらに、PLL回路、ヘ
テロダイン検波等を併用することにより、サンプル周波
数を超える周波数を精度よく合成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はに本発明の第1の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図2は直線補間回路の出力波形を説明する図で
ある。
【図3】図3は本発明の第2の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図4は各レジスタの出力値の時間変化、すなわ
ち、出力波形を示す図である。
【図5】図5は直線補間回路の動作を説明する図であ
る。
【図6】図6はPLLの動作を説明する図である。
【図7】図7は本発明の第3の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】図8は従来技術の構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】図9は従来技術の他の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 1/m分周器 2 1/n分周器 3 位相比較器 4 ループフィルタ 5 電圧制御発振器(VCO) 6 加算器 7 ROM 8 D/A変換器 9 ローパスフィルタ(LPF) 10 三角波変換回路 11 直線補間回路 12 コンパレータ 13、14 サンプルホールド回路 15 積分器 16 PLL回路 17 周波数シンセサイザ 18 帯域フィルタ 19 乗算器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の周波数の信号を発生させる周波数
    シンセサイザにおいて、入力される数値と前回の加算結
    果とを加算する加算器と、この加算器の出力を三角波に
    変換する三角波変換回路と、この三角波変換回路の出力
    をアナログ電圧に変換するD/A変換回路と、このD/
    A変換回路の出力を時間的に直線補間する直線補間回路
    と、この直線補間回路の出力をある値と比較しその大小
    により2値の電圧を発生するコンパレータとを備えるこ
    とを特徴とする周波数シンセサイザ。
  2. 【請求項2】 前記三角波変換回路は、前記加算器の出
    力の最上位ビットと最上位ビット以外のビットのそれぞ
    れとの排他的論理和を行うものであることを特徴とする
    請求項1記載の周波数シンセサイザ。
  3. 【請求項3】 前記直線補間回路は、前記D/A変換回
    路の出力をサンプルホールドすると同時に、自身の出力
    をもサンプルホールドし、両者の差を時間的に積分して
    出力するものであることを特徴とする請求項1または2
    記載の周波数シンセサイザ。
  4. 【請求項4】 前記コンパレータの出力に、該コンパレ
    ータの出力を基準位相とする位相制御ループ回路を備え
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載の周波数
    シンセサイザ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうち1記載の周波数
    シンセサイザの出力または直線補間回路出力をヘテロダ
    イン検波して出力することを特徴とする周波数シンセサ
    イザ。
  6. 【請求項6】 任意の周波数の信号を発生させる周波数
    シンセサイザにおいて、一定の時間毎に、出力すべき波
    形の位相を計算し、この位相に対応する三角波を発生さ
    せ、前回発生させた三角波との間を時間的に直線補間す
    ることを特徴とする周波数シンセサイザ。
JP1198892A 1992-01-27 1992-01-27 周波数シンセサイザ Pending JPH05206732A (ja)

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