JPH0520697Y2 - - Google Patents

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JPH0520697Y2
JPH0520697Y2 JP10534289U JP10534289U JPH0520697Y2 JP H0520697 Y2 JPH0520697 Y2 JP H0520697Y2 JP 10534289 U JP10534289 U JP 10534289U JP 10534289 U JP10534289 U JP 10534289U JP H0520697 Y2 JPH0520697 Y2 JP H0520697Y2
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hole
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、チツプ化された電子部品を自動挿入
機により、電子機器に装着する時、都合の良いプ
ラスチツク製キヤリアテープに関するものであ
る。
特に、プラスチツク製キヤリアテープの製造に
おいて、冷間加工してもくぼみ穴に割れ、あるい
は脱落部が生じないと共に、チツプ化された電子
部品がくぼみ穴から脱落しないようなくぼみ穴の
構造に関するものである。
〔従来の技術〕
電子機器に使用されている部品は、小型化が進
み、チツプ化されているため、このような電子部
品を人手によつて電子機器に装着することは、硬
度の技術と時間を必要とした。しかし、自動挿入
機の開発が進むに従い、チツプ化された電子部品
は、キヤリアテープに実装され、電子機器に人手
を使わずに短時間のうちに正確に取付けられるよ
うになつた。このように、チツプ化された電子部
品が自動挿入機によつて正確に、しかも短時間に
電子機器に取付けられるためには、自動挿入機だ
けではなく、キヤリアテープの精度も問題にな
る。
そのためチツプ化された電子部品の実装位置お
よびキヤリアテープの送り孔位置は、EIAJ(日本
電子機械工業規格)によつて定められている。
そして、自動挿入機が高速化されるに従つて、
キヤリアテープにおけるチツプ化された電子部品
を収容するくぼみ穴は、その大きさ、形、強度、
位置等の精度が厳しくなつてきた。
従来のキヤリアテープにおけるチツプ化された
電子部品を収容し得るくぼみ穴は、プラスチツク
製キヤリアテープを加熱した所でプレスし、また
は加圧された空気を送り込むか、あるいはそれら
の組合せで加工した後に直ちに冷却し成形する。
しかし、上記熱間におけるくぼみ穴の成形は、
上記加熱あるいは冷却を行うための装置が必要で
あり、この装置は大掛かりのものとなつた。
また、本出願人が提案した実願昭57−200352号
(実開昭59−107197号公報)に記載されたものは、
第5図に示すように、図示されていないチツプ化
された電子部品を収容し得るくぼみ穴2を、キヤ
リアテープ1に冷間加工により、プレス金型で押
出加工を行つていた。この時、上記くぼみ穴2の
両側に開口部4ができ、そこからチツプ化された
電子部品が脱落するだけでなく、また、上記開口
部4の大きさは、温度や加工速度によつて不揃い
が生じ易い。さらに、この開口部4におけるプラ
スチツクの肉は、上記くぼみ穴2に行き、その分
くぼみ穴2の深さにも不揃いが生じた。
この欠点を解決するために、本出願人が提案し
た特開昭59−124797号に記載されたものは、第6
図に示すように、チツプ化された電子部品を収容
し得るくぼみ穴2に相当する部分に、くぼみ穴2
になるためのプラスチツクの肉を逃す貫通孔5を
開口する。そして、この部分を冷間において、押
出加工することによつて、チツプ化された電子部
品を収容し得るくぼみ穴2は作られていた。
さらに、くぼみ穴の底壁に凸部を設けたキヤリ
アテープとして、実開昭57−119596号公報に記載
されたものがある。すなわち、くぼみ穴の凹部の
底壁の少なくとも一部を、凹部の開口側に向かつ
て突出させ、この底壁が外側に弛むことのないよ
うな構成(図示されていない)にしたものであ
る。このような構成のキヤリアテープは、キヤリ
アテープに形成されたくぼみ穴に収納されている
チツプ化された電子部品が傾いて収納され、ある
いは跳ねて飛び出すことのないような構造とする
ことである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記実開昭59−107197号公報に記載されたキヤ
リアテープの貫通孔(第6図参照)は、押出加工
の際に潰れて塞がり、上記電子部品の脱落はなく
なる。しかし、加工速度を上げていくと、くぼみ
穴2の肉部の逃げ方が必ずしも一定とならず、貫
通孔5が小孔として残る。あるいはくぼみ穴2の
深さ、大きさに僅かの違いが生じ、これが自動挿
入機に使用する場合の事故の原因となつていた。
また、前記実開昭57−119596号公報に記載され
たもの(図示されていない)は、くぼみ穴におけ
る底壁の凸部により、キヤリアテープを送るスプ
ロケツト、あるいはローラーによつてくぼみ穴の
外底壁が当接されても、チツプ化された電子部品
を突き上げる力、および位置をずらす力にならな
い。しかし、上記くぼみ穴における底壁に設けら
れた凸部は、キヤリアテープのくぼみ穴を冷間に
おいて成形する際に、キヤリアテープのくぼみ穴
に伸縮性を与えるものではない。
本考案は、上記従来の欠点を除去するもので、
熱間加工による加熱装置と冷却装置とを省略し、
冷間加工で、加工速度を上げてもチツプ化された
電子部品を収容し得るくぼみ穴の形状が安定して
できるプラスチツク製キヤリアテープを提供する
ことを目的とする。
また、本考案は、前記くぼみ穴の肉部の逃げを
当該くぼみ穴に平均的に分散させるようにするこ
とにより、キヤリアテープの加工速度およびチツ
プ化された電子部品をキヤリアテープにマウント
する速度を高速にしても、くぼみ穴の形状に変化
のない安定したプラスチツク製キヤリアテープを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の如き問題点を解決することを
目的としており、その目的を達成するために本考
案のプラスチツク製キヤリアテープは、キヤリア
テープ送り孔と、チツプ化された電子部品を収容
し得るくぼみ穴と、該くぼみ穴の内周壁面および
内部底壁面の全面にわたつて設けられた多数の微
小凹凸とから構成される。
また、前記多数の微小凹凸は、少なくとも一方
向で、多数の線状、、同心的な線、あるいは線状、
任意角度で交叉する線、同心的な線、小突起のう
ち少なくとも二つ以上を組合わせて構成される。
〔作用〕
本考案は、従来プラスチツク材を熱間で塑性加
工していたのに対して、冷間において、プラスチ
ツク製キヤリアテープに送り孔を開口した後、く
ぼみ穴を成形する部分に伸縮性をもたせるため
に、多数の微小凹凸を設ける。そして、この多数
の微小凹凸は伸縮性に富んでいるため、くぼみ穴
を成形する際に、くぼみ穴が裂けたりあるいはピ
ンホールのような孔が生じない。
また、くぼみ穴を成形した後にも、くぼみ穴の
周壁あるいは底壁部に伸縮性がある程度残されて
いるため、この伸縮性によりチツプ化された電子
部品の製作誤差を吸収できるだけでなく、チツプ
化された電子部品を固定して、キヤリアテープか
らの飛び出しを防止する。
〔実施例〕
本考案は、先ず、第1図に示すように、第1工
程でプラスチツクテープ1を冷間において、図示
されていないスプレ金型でテープ送り孔3を開口
する。第4図には、次の第2工程を使用するプレ
ス金型の加工面の模様と、その断面図が示されて
いる。この模様には、一方向で多数の微小間隔の
線状凹凸部イ〜ハ、同心角あるいは同心円からな
る微小凹凸ニ,ホ、小突起の集合ヘ、多数の線状
凹凸部を任意の角度で交叉させて網状としたもの
トがある。その他これらを組み合わせたものが考
えられる。これらを組み合わせた方が、プラスチ
ツクテープの表面の凹凸を細かくでき、その表面
積は拡大されて、伸縮性を増す。
したがつて、第2工程で使用する金型の模様
は、第4図のものとこれらを組み合わせたものだ
けに限定されることはなく、くぼみ穴に相当する
部分の凹凸の深さや大きさが均一で、くぼみ穴全
面に分布していれば良い。
第2工程では、これらの金型のいずれかで、プ
ラスチツクテープ1の図示されていないチツプ化
された電子部品を収容し得るくぼみ穴2に相当す
る部分を押圧すると、たとえば、第2図イ図示の
ように網状の凹凸部6が成形される。この部分の
拡大断面図である第2図ロからわかるように、波
状の凹凸7は、プラスチツクテープの表面積を拡
大すると共に伸縮性を持つことになる。
次に、第3工程は、冷間でプラスチツクテープ
1の網状凹凸部6にチツプ化された電子部品を収
容し得るくぼみ穴2を作るための前記金型とは別
の図示されていない金型で押圧する。
この時、第2図ロと第3図ロの一部拡大断面図
の凹凸の深さからわかるように、最初にプラスチ
ツクテープ1の表面に深い凹凸を設け、この凹凸
7を伸ばすことにより、押出加工に無理がないよ
うにしている。
このようにしてできた、くぼみ穴2には、図示
されていないチツプ化された電子部品を挿入し、
その上面に図示されていないプラスチツクフイル
ムを貼り、上記チツプ化された電子部品のキヤリ
アテープへの装着は完了する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、冷間加工だけであるから、加
熱および冷却装置を必要としないだけでなく、加
熱および冷却を行う時間も不要であるから、安価
なキヤリアテープを安定して作ることができる。
また、従来の冷間加工を行つたものと比較して
も、工程数は同じで、第2加工でキヤリアテープ
の表面に深い多数の微小凹凸を緊密に作り、第3
工程でこの多数の微小凹凸を伸ばして、チツプ化
された電子部品を収容し得るくぼみ穴を作つてい
る。このため、第2工程で凹凸にピンホールがな
い限り、第3工程で穴は開かない。
さらに、第二工程で形成された多数の微小凹凸
は、金属テープの伸展性と同様に伸びるので、く
ぼみ穴を形成する場合に、くぼみ穴の側壁部と底
壁部との伸びを側壁に移動する。このため、第3
工程のプレス加工の際に無理がなく、多数の微小
凹凸は上記くぼみ穴の形状を正確に成形する。
さらに、くぼみ穴の凹凸模様は、くぼみ穴を伸
縮させることができるので、チツプ化された電子
部品の製作誤差を吸収できるだけでなく、チツプ
化された電子部品をくぼみ穴にしつかりと固定で
きる。
したがつて、キヤリアテープの加工あるいは自
動挿入機にキヤリアテープをかける時、高速で行
つても上記キヤリアテープのくぼみ穴は、形状に
変化がなく、常に設計通りのものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案におけるキヤリアテープの第1
工程説明図、第2図イは本考案におけるキヤリア
テープの第2工程説明図、第2図ロは第2図イ図
示のA−A′部の一部拡大断面図、第3図イは本
考案においてキヤリアテープにくぼみ穴を形成す
る第3工程説明図、第3図ロは第3図図示のB−
B′部の一部拡大断面図、第4図イないしトは本
考案におけるキヤリアテープの他の実施例説明
図、第5図および第6図は従来例のキヤリアテー
プ説明図を示す。 1……キヤリアテープ、2……チツプ化された
電子部品を収容し得るくぼみ穴、3……テープ送
り孔、4……開口部、5……貫通孔、6……凹凸
部、7……凹凸、8……第2工程に使用する金型
加工面の凹凸模様。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) キヤリアテープ送り孔と、チツプ化された電
    子部品を収容し得るくぼみ穴と、当該くぼみ穴
    の内周壁面および内部底壁面の全面にわたつて
    設けられた多数の微小凹凸とからなることを特
    徴とするプラスチツク製キヤリアテープ。 (2) 前記多数の微小凹凸は、少なくとも一方向
    で、多数の線状であることを特徴とする請求項
    1記載のプラスチツク製キヤリアテープ。 (3) 前記多数の微小凹凸は、同心的な線であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラスチツク製
    キヤリアテープ。 (4) 前記多数の微小凹凸は、線状、任意角度で交
    叉する線、同心的な線、小突起のうち少なくと
    も二つ以上を組合わせたことを特徴とする請求
    項1記載のプラスチツク製キヤリアテープ。
JP10534289U 1989-09-11 1989-09-11 Expired - Lifetime JPH0520697Y2 (ja)

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