JPH0576972A - 板金製ポリvプーリの耳部形成方法 - Google Patents
板金製ポリvプーリの耳部形成方法Info
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- JPH0576972A JPH0576972A JP23981191A JP23981191A JPH0576972A JP H0576972 A JPH0576972 A JP H0576972A JP 23981191 A JP23981191 A JP 23981191A JP 23981191 A JP23981191 A JP 23981191A JP H0576972 A JPH0576972 A JP H0576972A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 板金製ポリVプーリの外周壁に形成するベル
ト離脱防止用の耳部の外周壁からの突出量を十分に大き
くする。 【構成】 外周壁13を先窄まり状に成形した後、外周
壁13の根本部分と回転内型112との間に空間Sを存
在させた状態で外周壁13を回転内型112に被せる。
回転内型112の挾持面114,115で外周壁13を
挾み付け、回転外型213を回転させながら、外周壁1
3の根元部分を回転内型112に押し付けることと、そ
の根本部分を外側から2つに割くように回転外型の耳部
成形突部214を食い込ませることとを行う。
ト離脱防止用の耳部の外周壁からの突出量を十分に大き
くする。 【構成】 外周壁13を先窄まり状に成形した後、外周
壁13の根本部分と回転内型112との間に空間Sを存
在させた状態で外周壁13を回転内型112に被せる。
回転内型112の挾持面114,115で外周壁13を
挾み付け、回転外型213を回転させながら、外周壁1
3の根元部分を回転内型112に押し付けることと、そ
の根本部分を外側から2つに割くように回転外型の耳部
成形突部214を食い込ませることとを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板金製ポリVプーリの
耳部形成方法、詳しくはポリV溝が形成される外周壁の
一方側の端部に、ポリVベルトの外れを防止するための
径方向外方に突出する環状の耳部を形成する方法に関す
る。
耳部形成方法、詳しくはポリV溝が形成される外周壁の
一方側の端部に、ポリVベルトの外れを防止するための
径方向外方に突出する環状の耳部を形成する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、特願平1−507920
号により板金製ポリVプーリの耳部形成方法として次の
方法を提案した。この方法は、底壁に外周壁が形成され
た板金製の素材を、その内面を支持するための回転内型
に被せるとともに、その素材の底壁の厚みの範囲内に対
応する外周壁の根元部分に、その外周壁の根元部分を外
側より2つに割くように回転外型のローラ面に形成され
たV状の耳部成形突部を回転させながら食い込ませて、
ポリV溝が形成される上記外周壁の一方側の端部に、ポ
リVベルトの外れを防止するための径方向外方に突出す
る環状の耳部を形成するという方法である。
号により板金製ポリVプーリの耳部形成方法として次の
方法を提案した。この方法は、底壁に外周壁が形成され
た板金製の素材を、その内面を支持するための回転内型
に被せるとともに、その素材の底壁の厚みの範囲内に対
応する外周壁の根元部分に、その外周壁の根元部分を外
側より2つに割くように回転外型のローラ面に形成され
たV状の耳部成形突部を回転させながら食い込ませて、
ポリV溝が形成される上記外周壁の一方側の端部に、ポ
リVベルトの外れを防止するための径方向外方に突出す
る環状の耳部を形成するという方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来方
法によると、回転外型の耳部成形突部を外周壁の根本部
分に食い込ませても、外周壁の径方向外方に向く耳部の
突出量が不足していることがあるということが知見され
た。
法によると、回転外型の耳部成形突部を外周壁の根本部
分に食い込ませても、外周壁の径方向外方に向く耳部の
突出量が不足していることがあるということが知見され
た。
【0004】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、回転外型の耳部成形突部を外周壁の根本部分に食い
込ませたときに耳部を十分な量だけ外周壁の径方向外方
に確実に突出させることのできる板金製ポリVプーリの
耳部形成方法を提供することを目的とする。
で、回転外型の耳部成形突部を外周壁の根本部分に食い
込ませたときに耳部を十分な量だけ外周壁の径方向外方
に確実に突出させることのできる板金製ポリVプーリの
耳部形成方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による板金製プー
リの耳部形成方法は、外周壁の一方側の端部に、ポリV
ベルトの外れを防止するための径方向外方に突出する環
状の耳部を形成する方法において、上記外周壁を、その
根元部分よりも先端側部分が径小になるように成形した
後、外周壁の根本部分と回転内型との間に空間を存在さ
せた状態でその外周壁を回転内型に被せると共に、外周
壁を被せた回転内型の上下一対の挾持面でその外周壁を
挾み付けて回転外型を回転させながら、外周壁の根元部
分を回転外型で上記回転内型側に押し付け変形させるこ
とと、回転外型に具備されたV状の耳部成形突部でその
根本部分を外側より2つに割くようにその耳部成形突部
を食い込ませることとを行うものである。
リの耳部形成方法は、外周壁の一方側の端部に、ポリV
ベルトの外れを防止するための径方向外方に突出する環
状の耳部を形成する方法において、上記外周壁を、その
根元部分よりも先端側部分が径小になるように成形した
後、外周壁の根本部分と回転内型との間に空間を存在さ
せた状態でその外周壁を回転内型に被せると共に、外周
壁を被せた回転内型の上下一対の挾持面でその外周壁を
挾み付けて回転外型を回転させながら、外周壁の根元部
分を回転外型で上記回転内型側に押し付け変形させるこ
とと、回転外型に具備されたV状の耳部成形突部でその
根本部分を外側より2つに割くようにその耳部成形突部
を食い込ませることとを行うものである。
【0006】
【作用】この構成であると、回転内型の上下の挾持面で
挾み付けられた先端窄まり形状の外周壁は、その根本部
分と回転内型との間に空間が存在され、その根本部分が
回転外型で回転内型側に押し付け変形させられることに
よって、外周壁の根本部分の径方向外方に流れる材料の
量が多くなり、したがって、その根本部分を回転外型に
具備されたV状の耳部成形突部で外側より2つに割くよ
うに成形した場合、その根本部分の材料が径方向外方に
多く流れ、耳部を径方向外方に十分突出させることがで
きる。
挾み付けられた先端窄まり形状の外周壁は、その根本部
分と回転内型との間に空間が存在され、その根本部分が
回転外型で回転内型側に押し付け変形させられることに
よって、外周壁の根本部分の径方向外方に流れる材料の
量が多くなり、したがって、その根本部分を回転外型に
具備されたV状の耳部成形突部で外側より2つに割くよ
うに成形した場合、その根本部分の材料が径方向外方に
多く流れ、耳部を径方向外方に十分突出させることがで
きる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を採用した板金製ポリ
Vプーリの製造方法を工程毎に項分けして説明する。出
発素材としての平板状素材(不図示)には、製造される
板金製ポリVプーリにおけるポリV溝15の具備される
外周壁13に要求される肉厚と同じ肉厚のものが用いら
れている。
Vプーリの製造方法を工程毎に項分けして説明する。出
発素材としての平板状素材(不図示)には、製造される
板金製ポリVプーリにおけるポリV溝15の具備される
外周壁13に要求される肉厚と同じ肉厚のものが用いら
れている。
【0008】A.第1絞り工程 この工程は出発素材である平板状素材を図1のように内
型100と外型200とにより絞って底壁相当部1と周
壁相当部2とを形成する工程である。そして、周壁相当
部2には、製造される板金製ポリVプーリの軸受圧入用
の内周壁10となる内周壁相当部3と、その内周壁相当
部3の先端部が外方に張り出しポリV溝15の具備され
る外周壁13となる外周壁相当部4が具備される。この
第1絞り工程を経ることにより、底壁相当部1と内周壁
相当部3は薄肉化される。具体的には、肉厚2.8mm
の平板状素材を用いた場合、底壁相当部1は肉厚2.6
mm程度、内周壁相当部3は1.8〜2.1mm程度に
まで薄肉化される。外周壁相当部4の肉厚は変化しない
場合が多い。なお、絞り深さは15.1mmに設定して
ある。
型100と外型200とにより絞って底壁相当部1と周
壁相当部2とを形成する工程である。そして、周壁相当
部2には、製造される板金製ポリVプーリの軸受圧入用
の内周壁10となる内周壁相当部3と、その内周壁相当
部3の先端部が外方に張り出しポリV溝15の具備され
る外周壁13となる外周壁相当部4が具備される。この
第1絞り工程を経ることにより、底壁相当部1と内周壁
相当部3は薄肉化される。具体的には、肉厚2.8mm
の平板状素材を用いた場合、底壁相当部1は肉厚2.6
mm程度、内周壁相当部3は1.8〜2.1mm程度に
まで薄肉化される。外周壁相当部4の肉厚は変化しない
場合が多い。なお、絞り深さは15.1mmに設定して
ある。
【0009】B.穴明け工程 この工程は図2のように内型101とパンチ201とを
用いて上記底壁相当部1の中心に穴部5を開設する工程
である。この工程で開設される穴部5は、後工程で軸穴
16に加工されるものであり、その軸穴16に内径3
1.0mmが要求される場合には穴部5の内径をその約
半分の大きさである内径15.7mmにしておけばよ
い。6は穴明けで生じたスクラップであり、このスクラ
ップ6は薄肉化された底壁相当部1から打ち抜かれたも
のであり、しかも軸穴16の約半分の大きさの穴部5を
打ち抜くことによって生じたものであるから、その量は
著しく少ない。
用いて上記底壁相当部1の中心に穴部5を開設する工程
である。この工程で開設される穴部5は、後工程で軸穴
16に加工されるものであり、その軸穴16に内径3
1.0mmが要求される場合には穴部5の内径をその約
半分の大きさである内径15.7mmにしておけばよ
い。6は穴明けで生じたスクラップであり、このスクラ
ップ6は薄肉化された底壁相当部1から打ち抜かれたも
のであり、しかも軸穴16の約半分の大きさの穴部5を
打ち抜くことによって生じたものであるから、その量は
著しく少ない。
【0010】C.第2絞り工程 この工程は図2で説明した穴明け工程を経た素材(以
下、ハット形素材Wという。)の底壁相当部1と内周壁
相当部3とを図3のように内型102と外型202とを
用いてさらに絞り、それによって底壁相当部1の穴部5
を拡径する工程である。この第2絞り工程を経たハット
形素材Wにおいては、底壁相当部1と内周壁相当部3と
が曲率半径の比較的大きなアール部7を介して連続して
おり、そのアール部7が肉厚1.6〜1.7mm程度に
まで薄肉化される。また、内周壁相当部3は1.6〜
1.7mm程度にまで薄肉化される。
下、ハット形素材Wという。)の底壁相当部1と内周壁
相当部3とを図3のように内型102と外型202とを
用いてさらに絞り、それによって底壁相当部1の穴部5
を拡径する工程である。この第2絞り工程を経たハット
形素材Wにおいては、底壁相当部1と内周壁相当部3と
が曲率半径の比較的大きなアール部7を介して連続して
おり、そのアール部7が肉厚1.6〜1.7mm程度に
まで薄肉化される。また、内周壁相当部3は1.6〜
1.7mm程度にまで薄肉化される。
【0011】D.扱き工程 この工程は、第2絞り工程で絞った内周壁相当部3をさ
らに絞ってその形を整える工程である。したがって、こ
の扱き工程は、第2絞り工程に続いて行われる第3の絞
り工程であるとも言えるものであって、図4に示した第
1扱き工程と図5に示した第2扱き工程を含んでいる。
この工程を経ることによりハット形素材Wにおける底壁
相当部1と内周壁相当部3との境界部分に直角または直
角に近い隅部8が形成される。すなわち、図4の第1扱
き工程では、内型103と外型203とで図3に示した
アール部7の曲率半径が少し小さく整形され、その後、
図5の第2扱き工程を行うことによって、内型104と
外型204とでそのアール部7が直角にさらに近い隅部
8として整形され、同時に底壁相当部1が底壁9に形成
され、内周壁相当部3が内周壁10に形成される。
らに絞ってその形を整える工程である。したがって、こ
の扱き工程は、第2絞り工程に続いて行われる第3の絞
り工程であるとも言えるものであって、図4に示した第
1扱き工程と図5に示した第2扱き工程を含んでいる。
この工程を経ることによりハット形素材Wにおける底壁
相当部1と内周壁相当部3との境界部分に直角または直
角に近い隅部8が形成される。すなわち、図4の第1扱
き工程では、内型103と外型203とで図3に示した
アール部7の曲率半径が少し小さく整形され、その後、
図5の第2扱き工程を行うことによって、内型104と
外型204とでそのアール部7が直角にさらに近い隅部
8として整形され、同時に底壁相当部1が底壁9に形成
され、内周壁相当部3が内周壁10に形成される。
【0012】第2扱き工程で用いられる内型104は、
外径が一様な成形面105を具備し、その内型104の
成形面105にハット形素材Wの内周壁相当部3が被せ
られる。また、その内型104に対応する外型204
は、内型104に被せたハット形素材Wの内周壁相当部
3に対する押圧面205の内径がその内周壁相当部3に
おける上記底壁相当部1との境界部分、すなわち内周壁
相当部3の基端部(上記隅部8に相当する)を押圧する
部位から軸方向に遠ざかるほど拡径している。このよう
な外型204を用いて内型104に被せたハット形素材
Wの内周壁相当部3を扱いて内周壁10を形成させる
と、形成された内周壁10はその基端部である隅部8か
ら遠ざかるほど厚肉になる。すなわち、第2扱き工程を
経たハット形素材Wにあっては、隅部8やその直近の内
周壁10が肉厚1.7mm程度、内周壁10の先端直近
部分が肉厚2.1mm程度になる。そして、このように
すると、ハット形素材Wを離型しても内周壁10の内径
が一様に仕上がっていることが確認された。したがっ
て、内周壁10に軸受を圧入したときに軸受とプーリと
に芯ずれが生じず、また、軸受を所定位置まで確実に挿
入することができるようになる。なお、図5には内周壁
10における軸方向各部の肉厚の相違を誇張して表して
ある。
外径が一様な成形面105を具備し、その内型104の
成形面105にハット形素材Wの内周壁相当部3が被せ
られる。また、その内型104に対応する外型204
は、内型104に被せたハット形素材Wの内周壁相当部
3に対する押圧面205の内径がその内周壁相当部3に
おける上記底壁相当部1との境界部分、すなわち内周壁
相当部3の基端部(上記隅部8に相当する)を押圧する
部位から軸方向に遠ざかるほど拡径している。このよう
な外型204を用いて内型104に被せたハット形素材
Wの内周壁相当部3を扱いて内周壁10を形成させる
と、形成された内周壁10はその基端部である隅部8か
ら遠ざかるほど厚肉になる。すなわち、第2扱き工程を
経たハット形素材Wにあっては、隅部8やその直近の内
周壁10が肉厚1.7mm程度、内周壁10の先端直近
部分が肉厚2.1mm程度になる。そして、このように
すると、ハット形素材Wを離型しても内周壁10の内径
が一様に仕上がっていることが確認された。したがっ
て、内周壁10に軸受を圧入したときに軸受とプーリと
に芯ずれが生じず、また、軸受を所定位置まで確実に挿
入することができるようになる。なお、図5には内周壁
10における軸方向各部の肉厚の相違を誇張して表して
ある。
【0013】E.外周壁相当部分の仕上げ工程 この工程は図6のように内型106,107と外型20
7とを用いて外周壁相当部4の外周縁を切断除去する工
程である。11はスクラップである。
7とを用いて外周壁相当部4の外周縁を切断除去する工
程である。11はスクラップである。
【0014】F.逆絞り工程 この工程は図7のように内型108,109に被せて挾
み付けたハット形素材Wの外周壁相当部4を外型209
で折り返すことによって、その外周壁相当部4を傾斜し
た環状部12と上記内周壁10に対して同心の外周壁1
3とに形成する工程である。
み付けたハット形素材Wの外周壁相当部4を外型209
で折り返すことによって、その外周壁相当部4を傾斜し
た環状部12と上記内周壁10に対して同心の外周壁1
3とに形成する工程である。
【0015】G.バルジ工程 この工程は図8のように内型110に図7で説明した逆
絞り工程を経たハット形素材Wを被せると共に、その内
型110に具備された支持面111に上記外周壁13の
先端面を支持させ、その状態から外型210で上記環状
部12を押圧することにより外周壁13と環状部12と
の境界部分、すなわち外周壁の根本部分を外方に拡げる
工程である。この工程を経たハット形素材Wの上記外周
壁13は、その根元部分よりも先端側部分が径小になる
ように成形され、場合によっては同時に厚肉化される。
絞り工程を経たハット形素材Wを被せると共に、その内
型110に具備された支持面111に上記外周壁13の
先端面を支持させ、その状態から外型210で上記環状
部12を押圧することにより外周壁13と環状部12と
の境界部分、すなわち外周壁の根本部分を外方に拡げる
工程である。この工程を経たハット形素材Wの上記外周
壁13は、その根元部分よりも先端側部分が径小になる
ように成形され、場合によっては同時に厚肉化される。
【0016】H.耳部形成工程 この工程は、上記外周壁13と環状部12との交差部分
に単一層の環状の耳部14を形成する工程である。この
工程は次のようにして行われる。すなわち、図9のよう
に回転内型112,113にバルジ工程を経たハット形
素材Wを被せて挾み付け、同時に回転内型112,11
3の上下一対の挾持面114,115でその外周壁13
を挾み付ける。このようにハット形素材Wを回転内型1
12,113に被せると、外周壁13と回転内型112
との間に空間Sが形成される。
に単一層の環状の耳部14を形成する工程である。この
工程は次のようにして行われる。すなわち、図9のよう
に回転内型112,113にバルジ工程を経たハット形
素材Wを被せて挾み付け、同時に回転内型112,11
3の上下一対の挾持面114,115でその外周壁13
を挾み付ける。このようにハット形素材Wを回転内型1
12,113に被せると、外周壁13と回転内型112
との間に空間Sが形成される。
【0017】この状態で回転外型213を回転させなが
ら、図10のように、外周壁13の根元部分を上記回転
内型112側に押し付けて上記空間Sがなくなるように
変形させることと、その根本部分を2つに割くように外
側より回転外型213に具備された耳部成形突部214
を食い込ませることとを行う。このようにすると、回転
内型112,113の挾持面114,115で挾み付け
られた先端窄まり形状の外周壁13の根本部分は、上記
空間Sをなくすときの変形によって径方向外方に流れる
材料の量が多くなり、外周壁13からの耳部14の突出
量が十分に大きくなる。この工程を経た外周壁13は肉
厚2.9mm程度に厚肉化される。
ら、図10のように、外周壁13の根元部分を上記回転
内型112側に押し付けて上記空間Sがなくなるように
変形させることと、その根本部分を2つに割くように外
側より回転外型213に具備された耳部成形突部214
を食い込ませることとを行う。このようにすると、回転
内型112,113の挾持面114,115で挾み付け
られた先端窄まり形状の外周壁13の根本部分は、上記
空間Sをなくすときの変形によって径方向外方に流れる
材料の量が多くなり、外周壁13からの耳部14の突出
量が十分に大きくなる。この工程を経た外周壁13は肉
厚2.9mm程度に厚肉化される。
【0018】I.ポリV溝形成工程 この工程は、外周壁13にポリV溝15を形成する工程
である。この工程は図11・図12または図13のよう
に回転内型112,113にハット形素材Wを挾み込
み、その外周壁13に複数のV溝群よりなるポリV溝1
5を転造成形することにより行われるのであるが、この
ポリV溝15の形成には一回の転造で形成する場合より
も、予備ポリV溝成形工程と、この予備ポリV溝成形工
程を経た外周壁13のポリV溝にさらに転造を施してそ
の深さおよびピッチを要求通りに仕上げる仕上げ工程と
を有する複数回の転造成形によって行う方が好ましい。
である。この工程は図11・図12または図13のよう
に回転内型112,113にハット形素材Wを挾み込
み、その外周壁13に複数のV溝群よりなるポリV溝1
5を転造成形することにより行われるのであるが、この
ポリV溝15の形成には一回の転造で形成する場合より
も、予備ポリV溝成形工程と、この予備ポリV溝成形工
程を経た外周壁13のポリV溝にさらに転造を施してそ
の深さおよびピッチを要求通りに仕上げる仕上げ工程と
を有する複数回の転造成形によって行う方が好ましい。
【0019】この工程は、図13のように回転内型11
2の成形面116と回転外型215の成形面216とが
いずれも谷部と山部を交互に有し、かつ互いに噛合可能
な形状に形成されているものを用いても、あるいは図1
1や図12のように回転内型112の成形面116が上
下方向において平坦面で回転外型215の成形面216
が谷部と山部を交互に有する凹凸面に形成されているも
のを用いても、どちらでもよい。図13の方法を採用す
ると、外面側にポリV溝15を有し、内面が凹凸になっ
た外周壁13を有する板金製ポリVプーリが製作される
ことになる。図11や図12の方法を採用すると、外面
側にポリV溝15を有し、内面が上下方向において直線
になった外周壁13を有する板金製ポリVプーリが製作
されることになる。
2の成形面116と回転外型215の成形面216とが
いずれも谷部と山部を交互に有し、かつ互いに噛合可能
な形状に形成されているものを用いても、あるいは図1
1や図12のように回転内型112の成形面116が上
下方向において平坦面で回転外型215の成形面216
が谷部と山部を交互に有する凹凸面に形成されているも
のを用いても、どちらでもよい。図13の方法を採用す
ると、外面側にポリV溝15を有し、内面が凹凸になっ
た外周壁13を有する板金製ポリVプーリが製作される
ことになる。図11や図12の方法を採用すると、外面
側にポリV溝15を有し、内面が上下方向において直線
になった外周壁13を有する板金製ポリVプーリが製作
されることになる。
【0020】J.調芯工程 この工程は、図14のように内型117と外型217と
を用いて内周壁10と外周壁13とを調芯する工程であ
る。
を用いて内周壁10と外周壁13とを調芯する工程であ
る。
【0021】K.軸穴仕上げ工程 この工程は、図15のように内型118とパンチ218
とを用いて拡径された穴部5の周縁部を切断除去して軸
穴16に仕上げる工程である。17はスクラップであ
る。
とを用いて拡径された穴部5の周縁部を切断除去して軸
穴16に仕上げる工程である。17はスクラップであ
る。
【0022】以上説明した実施例において、穴部5を拡
径することにより形成される軸穴16は、内周壁10の
内径と同一の内径を有するものであってもよい。すなわ
ち、底壁9を持たずに内周壁10の開口部分が軸穴とな
るような板金製プーリを製造することも可能である。
径することにより形成される軸穴16は、内周壁10の
内径と同一の内径を有するものであってもよい。すなわ
ち、底壁9を持たずに内周壁10の開口部分が軸穴とな
るような板金製プーリを製造することも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、板金製ポリVプーリに
おいて外周壁の厚肉化が図られてラジアル荷重に対する
強度向上が達成されると同時に、耳部の突出量が十分に
大きくなり、板金製ポリVプーリを製作する際に、不良
品の発生率を低減できるという効果がある。
おいて外周壁の厚肉化が図られてラジアル荷重に対する
強度向上が達成されると同時に、耳部の突出量が十分に
大きくなり、板金製ポリVプーリを製作する際に、不良
品の発生率を低減できるという効果がある。
【図1】第1絞り工程の説明図である。
【図2】穴明け工程の説明図である。
【図3】第2絞り工程の説明図である。
【図4】第1扱き工程の説明図である。
【図5】第2扱き工程の説明図でる。
【図6】外周壁相当部分の仕上げ工程の説明図である。
【図7】逆絞り工程の説明図である。
【図8】バルジ工程の説明図である。
【図9】耳部形成工程の説明図である。
【図10】耳部形成工程の説明図である。
【図11】ポリV溝形成工程の説明図である。
【図12】ポリV溝形成工程の説明図である。
【図13】ポリV溝形成工程の説明図である。
【図14】調芯工程の説明図である。
【図15】軸穴仕上げ工程の説明図である。
13 外周壁 14 耳部 112,113 回転内型 114,115 挾持面 213 回転外型 214 耳部成形突部 S 空間
Claims (1)
- 【請求項1】 外周壁の一方側の端部に、ポリVベルト
の外れを防止するための径方向外方に突出する環状の耳
部を形成する方法において、 上記外周壁を、その根元部分よりも先端側部分が径小に
なるように成形した後、外周壁の根本部分と回転内型と
の間に空間を存在させた状態でその外周壁を回転内型に
被せると共に、外周壁を被せた回転内型の上下一対の挾
持面でその外周壁を挾み付けて回転外型を回転させなが
ら、外周壁の根元部分を回転外型で上記回転内型側に押
し付け変形させることと、回転外型に具備されたV状の
耳部成形突部でその根本部分を外側より2つに割くよう
にその耳部成形突部を食い込ませることとを行うことを
特徴とする板金製ポリVプーリの耳部形成方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239811A JPH0741335B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 板金製ポリvプーリの耳部形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239811A JPH0741335B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 板金製ポリvプーリの耳部形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576972A true JPH0576972A (ja) | 1993-03-30 |
| JPH0741335B2 JPH0741335B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=17050208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3239811A Expired - Lifetime JPH0741335B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 板金製ポリvプーリの耳部形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741335B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5769484A (en) * | 1994-12-27 | 1998-06-23 | Hino Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Overfender structure on rear door of vehicle |
| JP2006177457A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Nsk Ltd | プーリの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6411377A (en) * | 1987-07-06 | 1989-01-13 | Hitachi Ltd | Two-dimensional radiation image detector |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239811A patent/JPH0741335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6411377A (en) * | 1987-07-06 | 1989-01-13 | Hitachi Ltd | Two-dimensional radiation image detector |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5769484A (en) * | 1994-12-27 | 1998-06-23 | Hino Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Overfender structure on rear door of vehicle |
| JP2006177457A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Nsk Ltd | プーリの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0741335B2 (ja) | 1995-05-10 |
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