JPH05207712A - 外転式長細形モータ - Google Patents

外転式長細形モータ

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JPH05207712A
JPH05207712A JP1099592A JP1099592A JPH05207712A JP H05207712 A JPH05207712 A JP H05207712A JP 1099592 A JP1099592 A JP 1099592A JP 1099592 A JP1099592 A JP 1099592A JP H05207712 A JPH05207712 A JP H05207712A
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Toshiyasu Takura
敏靖 田倉
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ステータとロータの撓みによるエアーギャップ
の接触や磁気的振動の発生を極力防止し、剛性不足の問
題を解消する。また長さに比例して出力トルクを増加す
る。 【構成】円筒状ロータ21は円筒状ヨーク22の内周に
軸方向に一様となるように円周方向に8極着磁された永
久磁石23を固定している。長細形磁性板を長軸を中心
にして内角が135度となるようにくの字状に折り曲げ
たステータヨーク25a,25bに長軸方向に巻線26
a,26bを施してステータ磁極対27a,27bを構
成し、その各ステータ磁極対を周方向の位相を45度ず
らして軸方向に連結してステータ部24を形成する。ス
テータ部は円筒状ロータの内周面に固定された軸受31
〜33に回転自在に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリや
プリンタ等のオフィスオートション機器において紙送り
ローラ等として使用される外転式長細形モータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の外転式長細形モータとしては、内
部にロータの位置検出手段を備え、この位置検出手段に
よる位置検出に応じて積層コアに巻装されたコイルへの
通電をトランジスタで制御する方式のものが知られてい
る。
【0003】また図15に示すように、シャフト1の軸
方向に8個のステータ2〜9を所定の間隔を開けて固定
し、ステータ2と3、4と5、6と7、8と9の間にそ
れぞれ巻線10,11,12,13を配置し、さらにス
テータ5と6の間にシャフトの軸方向に着磁された円板
状の永久磁石14を固定してステータ組立て部を形成
し、そのステータ組立て部をベアリング軸15,16を
介してフレーム17,18を支持した円筒状ロータ19
内に組み込んだ1.8〜3.6のミニアングルステッピ
ングモータ方式のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の外転式長細形モータでは、ステータとロータの撓みに
よるエアーギャップの接触や磁気的振動の発生等によ
り、例えば直径が10mm以下で長さが100mm以上の超
細長形モータにすることが剛性不足等の理由で困難であ
った。
【0005】そこで本発明は、ステータとロータの撓み
によるエアーギャップの接触や磁気的振動の発生を極力
防止でき、従って剛性不足の問題を解消でき、例えば直
径が10mm以下で長さが100mm以上の超細長形モータ
にすることも容易にでき、しかも長さに比例して出力ト
ルクを増加させることができ、紙送りローラ等として使
用するのに適した外転式長細形モータを提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、長細形状の板
状ヨークに長軸方向の巻線を施してなるステータ磁極対
を、少なくとも2つ以上、間に軸受部を介して同軸上に
配置して棒状一体形状の固定子を形成し、その固定子の
外周に、円周方向に着磁された多極磁石を内周に有する
とともに軸受部に回転自在に支持された円筒状ロータを
設けたものである。
【0007】
【作用】このような構成の本発明においては、ステータ
の磁極を長細形状の板状ヨークに長軸方向の巻線を施し
て形成するので、超長細磁極を容易に製造できる。また
ロータを円周方向に着磁された多極磁石を内周に有する
円筒状ロータとしているので、超長細状のロータを容易
に製造できる。しかも磁極対を2つ以上、間に軸受部を
介して同軸上に配置して棒状一体形状の固定子としてい
るので、ロータの撓みが微小となりエアーギャップの接
触や磁気的振動の発生を極力防止でき剛性不足という問
題も解消できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1において、21は円筒状ロータで、こ
のロータ21は円筒状ヨーク22の内周に軸方向に一様
となるように円周方向に8極着磁されたリング状の永久
磁石23が固定されている。
【0010】24は固定子を構成するステータ部で、こ
のステータ部24は長細形磁性板を長軸を中心にして内
角が135度となるようにくの字状に折り曲げたステー
タヨーク25a,25bに、長軸方向にそれぞれ巻線2
6a,26bを施してなる2個のステータ磁極対27
a,27bからなり、その各ステータ磁極対27a,2
7bの間に絶縁体からなるステータヨーク接続部28を
介して軸方向に連結して形成されている。すなわちステ
ータ磁極対27aと27bはそれぞれA相とB相を構成
し、A相とB相との周方向の位相が45度ずれるように
ヨーク25a,25bを配置している。
【0011】前記ステータ部24の両端は絶縁体からな
るステータ固定部29,30に連結され、前記ステータ
ヨーク接続部28、ステータ固定部29,30は前記円
筒状ロータ21の内周面に固定された軸受31,32,
33に回転自在に支持されている。
【0012】前記各ステータ固定部29,30には外周
部にCリング34,35が取付けられ、前記ステータ部
24の前記円筒状ロータ21からの抜けを防止してい
る。また前記各ステータ固定部29,30の中心部には
孔36,37が開けられ、この孔36,37を介して前
記巻線26a,26bからのリード線38,39を外部
に引出すようになっている。
【0013】前記ステータ固定部29には図2に示すよ
うに内側に135度の角度の溝29a,29bが設けら
れ、この溝29a,29bに前記ステータ磁極対27a
のヨーク25aの一端が嵌合されている。前記ステータ
固定部30には図4に示すように内側に前記ステータ固
定部29の溝29a,29bとは22.5度ずらして1
35度の角度の溝30a,30bが設けられ、この溝3
0a,30bに前記ステータ磁極対27bのヨーク25
bの一端が嵌合されている。前記ステータヨーク接続部
28には図3に示すように前記ステータ固定部29と対
向する側にそのステータ固定部29の溝29a,29b
と対応する位置に溝28a,28bが設けられ、また前
記ステータ固定部30と対向する側にそのステータ固定
部30の溝30a,30bと対応する位置に溝28c,
28dが設けられ、溝28a,28bに前記ステータ磁
極対27aのヨーク25aの他端が嵌合され、溝28
c,28dに前記ステータ磁極対27bのヨーク25b
の他端が嵌合されている。
【0014】このような構成のモータを製造する場合
は、まず図5に示すように長細形磁性板を長軸を中心に
して内角が135度となるようにくの字状に折り曲げた
ヨーク25a,25bに長軸方向に巻線26a,26b
を施して2個のステータ磁極対27aと27bを製造す
る。そしてこの2個のステータ磁極対27a、27bを
ステータヨーク接続部28の溝28a〜28d、ステー
タ固定部29,30の溝29a,29b,30a,30
bに差し込み接着固定して細長いステータ部24を構成
する。
【0015】一方、円筒状ロータ21は図6に示すよう
に、磁性材パイプ41に2個のリング状永久磁石23及
びリング状軸受31を挿入し,軸受31をステータ部2
4のステータヨーク接続部28と対応した位置に固定
し、各永久磁石23をヨーク25a,25bと対応した
位置に固定する。さらに軸受32,33を磁性材パイプ
41の両端内周面に固定する。
【0016】又は図7に示すように、2枚の半円ヨーク
42a,42bを各軸受31〜33の外周面に接着固定
して形成する。勿論、2個のリング状永久磁石23の外
周面にも接着固定する。
【0017】さらには図8に示すように、折り込みを設
けた1枚の薄板43に永久磁石44を取付けると共に軸
受31〜33の外周を基準として巻き付けるように接着
接合して構成する。
【0018】こうして構成された円筒状ロータ21内に
細長いステータ部24を挿入し、Cリング34,35を
ステータ固定部29,30の外周に取付けてモータが完
成する。
【0019】このようにして構成されるモータの動作に
ついて述べると、今A相がON、B相がOFFのとき図
9の(a) に示す状態にロータ21が停止していると、こ
の状態ではA相のステータ磁極対27aのS極が永久磁
石23のN極と対向し、ステータ磁極対27aのN極が
永久磁石23のS極と対向している。またB相はステー
タ磁極対27bが永久磁石23のN極とS極の中間位
置、すなわち電気角で90度位相がずれた状態にある。
【0020】この状態でA相をOFFし、B相をONに
すると、ロータ21は機械角22.5度(電気角で90
度)右回転し、図9の(b) に示すようにB相のステータ
磁極対27bのS極が永久磁石23のN極と対向し、ス
テータ磁極対27bのN極が永久磁石23のS極と対向
する。またA相はステータ磁極対27aが永久磁石23
のN極とS極の中間に位置する。
【0021】この状態でA相をONして逆方向に励磁
し、B相をOFFすると、A相のステータ磁極対27a
のN極と永久磁石23のS極、ステータ磁極対27aの
S極と永久磁石23のN極との吸引力及びステータ磁極
対27aのN極と永久磁石23のN極、ステータ磁極対
27aのS極と永久磁石23のS極との反発力により、
ロータ21はさらに機械角22.5度(電気角で90
度)右回転し、図9の(c)に示すようにA相のステータ
磁極対27aのN極が永久磁石23のS極と対向し、ス
テータ磁極対27aのS極が永久磁石23のN極と対向
する。またB相はステータ磁極対27bが永久磁石23
のS極とN極の中間に位置する。
【0022】この状態でさらにA相をOFFし、B相を
ONして逆方向に励磁すると、B相のステータ磁極対2
7bのN極と永久磁石23のS極、ステータ磁極対27
bのS極と永久磁石23のN極との吸引力及びステータ
磁極対27bのN極と永久磁石23のN極、ステータ磁
極対27bのS極と永久磁石23のS極との反発力によ
り、ロータ21はさらに機械角22.5度(電気角で9
0度)右回転し、図9の(d) に示すようにB相のステー
タ磁極対27bのN極が永久磁石23のS極と対向し、
ステータ磁極対27bのS極が永久磁石23のN極と対
向する。またA相はステータ磁極対27aが永久磁石2
3のS極とN極の中間に位置する。の吸引力と対向して
いる。またB相はステータ磁極対27bが永久磁石23
のN極とS極の中間位置、すなわち電気角で90度位相
がずれた状態にある。こうしてロータ21はステータ部
24の外周に沿って機械角22.5度ずつ図中時計方向
にステップ回転することになる。
【0023】なお、上記の4ステップの制御を逆に行え
ばロータ21はステータ部24の外周に沿って機械角2
2.5度ずつ図中反時計方向にステップ回転することに
なる。
【0024】このように長細形磁性板を長軸を中心にし
て内角が135度となるようにくの字状に折り曲げたヨ
ーク25a,25bに長軸方向に巻線26a,26bを
施した2個のステータ磁極対27a,27bを絶縁体か
らなるステータヨーク接続部28により軸方向に連結し
てステータ部24を形成しているので、超長細磁極を容
易に製造できる。なお、成形型の中にヨークを保持して
おき、ステータ全体を一体的に成形すればより堅牢なス
テータ部24を構成することもできる。
【0025】またロータ21を円筒状ヨーク22の内周
に軸方向に一様となるように円周方向に8極着磁された
リング状の2つの永久磁石23を挿入固定するとともに
リング状の3つの軸受31〜33を挿入固定して形成し
ているので、超長細状のロータを容易に製造できる。従
って例えば直径が10mm以下で長さが100mm以上の超
細長形モータが容易に製造できる。
【0026】しかも軸受31によりステータ磁極対27
a,27bを連結するステータヨーク接続部28、また
軸受32,33によりステータ固定部29,30を回転
自在に支持しているので、剛性不足を解消でき、またロ
ータ21の撓みが微小となりエアーギャップの接触や磁
気的振動の発生を極力防止できる。
【0027】さらに2つのステータ磁極対27a,27
bを連結し、その周囲にそれぞれ8極に着磁した永久磁
石23を配置しているので、比較的大きな出力トルクが
得られ、例えばファクシミリやプリンタ等のオフィスオ
ートション機器において紙送りローラ等として使用する
のに適した外転形モータが得られる。そしてロータ21
の長さに比例してステータ磁極対及び永久磁石の数を3
個、4個と増加すれば、長さに比例して出力トルクを増
加させることができる。次に本発明の他の実施例を図面
を参照して説明する。
【0028】これは図10に示すようにステータヨーク
51に軸方向に3つの巻線52a,52b,52cを施
してA相のステータ磁極対53を形成すると共に、ステ
ータヨーク54に軸方向に3つの巻線55a,55b,
…を施してB相のステータ磁極対56を形成する。
【0029】前記各ステータヨーク51,54は図11
に示すように長細形状の板金57を図中一点鎖線で示す
部分を折り曲げ、図中a部であるスロットに巻線を施
し、図中b部をそれぞれ磁極としたもので、これを1
対、図12に示すように背合わせにして溶接又はモール
ドにより一体化してA相のステータ磁極対53とB相の
ステータ磁極対56を形成している。
【0030】前記各ステータヨーク51,54の各磁極
に対向する円筒状ヨーク22の内周には軸方向に一様と
なるように円周方向に4極着磁されたリング状の永久磁
石58が固定されている。
【0031】前記各ステータヨーク51,54はステー
タヨーク接続部59により連結され、そのステータヨー
ク接続部59は円筒状ヨーク22の内周に固定された軸
受60により回転自在に支持されている。
【0032】このような構成のモータにおいては、今図
13の(a) に示す位置にA相のステータヨーク51及び
B相のステータヨーク54が停止しているとすると、こ
の状態でB相の巻線55a,55b,…に図中矢印で示
す方向の電流を流すと、B1極とB3 極がN極に励磁さ
れ、B2 極とB4 極がS極に励磁される。これにより永
久磁石58には図中時計方向の回転力が発生し、ロータ
61は図13の(b) の状態を経由して図13の(c) の状
態になる。すなわち45度回転して停止する。
【0033】この状態で今度はA相の巻線52a〜52
cに電流を流しA1 極とA3 極をS極に励磁すると、ロ
ータ61はさらに45度回転して図13の(d) の状態に
なって停止する。さらにB相を逆方向に通電すればB1
極とB3 極がS極に励磁され、ロータ61はさらに45
度回転する。このようにしてロータ61を確実に回転さ
せることができる。
【0034】このような構成においても、超長細磁極を
容易に製造でき、また超長細状のロータも容易に製造で
き、従って例えば直径が10mm以下で長さが100mm以
上の超細長形モータが容易に製造できる。またその他に
ついても前記実施例と同様の効果が得られるものであ
る。
【0035】なお、この実施例ではA相のステータヨー
ク51とB相のステータヨーク54とで磁極の位置を4
5度ずらせたが必ずしもこれに限定されるものではな
く、図14に示すようにA相のステータヨーク51とB
相のステータヨーク54の磁極の位置を同相とし、その
外周に配置される永久磁石58の位相をA相とB相とで
45度ずらせるようにしてもよい。このようにすればA
相とB相のステータ磁極対を一体にして製造することが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ス
テータとロータの撓みによるエアーギャップの接触や磁
気的振動の発生を極力防止でき、従って剛性不足の問題
を解消でき、例えば直径が10mm以下で長さが100mm
以上の超細長形モータにすることも容易にでき、しかも
長さに比例して出力トルクを増加させることができ、紙
送りローラ等として使用するのに適した外転式長細形モ
ータを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】同実施例における一方のステータ固定部の拡大
断面図及び側面図。
【図3】同実施例におけるステータヨーク接続部の拡大
断面図及び側面図。
【図4】同実施例における他方のステータ固定部の拡大
断面図及び側面図。
【図5】同実施例におけるステータ磁極対の構成を示す
図。
【図6】同実施例における円筒状ロータの一構成例を示
す図。
【図7】同実施例における円筒状ロータの他の構成例を
示す図。
【図8】同実施例における円筒状ロータの他の構成例を
示す図。
【図9】同実施例の回転動作を説明するための図。
【図10】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図11】同実施例におけるステータヨークの構成を示
す図。
【図12】同実施例におけるステータ磁極対の構成を示
す図。
【図13】同実施例の回転動作を説明するための図。
【図14】本発明のさらに別の実施例を示す断面図。
【図15】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
21…円筒状ロータ、23…永久磁石、24…ステータ
部、25a,25b…ステータヨーク、26a,26b
…巻線、27a,27b…ステータ磁極対、28…ステ
ータヨーク接続部、29,30…ステータ固定部、3
1,32,33…軸受。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長細形状の板状ヨークに長軸方向の巻線
    を施してなるステータ磁極対を、少なくとも2つ以上、
    間に軸受部を介して同軸上に配置して棒状一体形状の固
    定子を形成し、その固定子の外周に、円周方向に着磁さ
    れた多極磁石を内周に有するとともに前記軸受部に回転
    自在に支持された円筒状ロータを設けたことを特徴とす
    る外転式長細形モータ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6250752B1 (en) 1998-06-17 2001-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Ink supply device and ink-jet recording head with filter and shaped flow passage
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CN103701282A (zh) * 2013-12-31 2014-04-02 刘忠涛 半磁外绕组节能电动机
WO2022180922A1 (ja) * 2021-02-25 2022-09-01 株式会社日立インダストリアルプロダクツ 回転電機及びそれを用いたダンプトラック用回転電機システム

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