JPH0520777Y2 - - Google Patents

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JPH0520777Y2
JPH0520777Y2 JP14238188U JP14238188U JPH0520777Y2 JP H0520777 Y2 JPH0520777 Y2 JP H0520777Y2 JP 14238188 U JP14238188 U JP 14238188U JP 14238188 U JP14238188 U JP 14238188U JP H0520777 Y2 JPH0520777 Y2 JP H0520777Y2
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hydraulic motor
relief valve
hoisting
hydraulic
lowering
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば高層ビル等の高層階に対して
引つ越し貨物等の搬出、搬入を行うリフト車の改
良に係り、特にバケツトをガイドする延出部材
(ガイドレール)の起伏角度が比較的小さい場合
に於けるバケツト巻き下げ駆動がスムーズに行い
得るようにしたリフト車のウインチ油圧回路に関
するものである。
〔従来技術〕
引つ越し貨物等を搬出、搬入するリフト車は、
貨物を搭載してバケツトを上昇させる場合はガイ
ドレールの傾斜度(起伏角度)に関わりなく巻き
上げ用の油圧モータを駆動しているのは当然であ
るが、貨物の搬出に当たつては、通常のウインチ
装置と同様に巻き上げ用の油圧モータを逆回転さ
せ、かつブレーキ装置を併用してバケツトの下降
を行うことも考えられるが、今日に於いては第4
図の油圧回路に示す如く、搬出貨物を安全に搬出
するために、巻き下げ用の油圧モータ20を巻き
上げ用の油圧モータ21とは別に装備しているの
が実情である。
〔考案が解決すべき課題〕
然しながら、従来のリフト車のウインチ油圧回
路は第4図に示した如く、巻き上げ用の油圧モー
タ21と巻き下げ用の油圧モータ20を独立させ
て装備してはいるが、従来の巻き下げ用の油圧モ
ータ20の油圧回路は、一台の油圧ポンプ22を
共用し、かつ選択、即ち制御バルブ23を切り換
え操作することにより巻き上げ用の油圧モータ2
1を駆動させ、また巻き上げ用の油圧モータ21
が停止状態にある場合は、巻き下げ用の油圧モー
タ20を駆動するように構成しただけで、こと巻
き下げ用の油圧モータ20に作用する作動油の油
圧調整手段はなんら講じられていない。
つまり、従来の巻き下げ用の油圧モータ20に
は、前記巻き上げ用の油圧モータ21の送油管路
に介装したカウンタバランスバルブ24のパイロ
ツト作動圧しか働かないために、例えばガイドレ
ールの傾斜角度が小さい場合のバケツト下降操作
に於いては、巻き下げ用の油圧モータ20に十分
な駆動圧を得ることが出来ない。即ち、バケツト
がガイドレールの継ぎ目を越えるに十分なパワー
をも得られないためにバケツトのスムーズな下降
作業が実施出来ない等の問題を有していた。
〔考案の目的と課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、引つ越し貨物等の
搬出、搬入を行うリフト車の改良に係り、特にバ
ケツトをガイドする延出部材(ガイドレール)の
起伏角度が比較的小さい場合に於けるバケツトの
巻き下げ駆動がスムーズに行い得るリフト車のウ
インチ油圧回路を提供することにあり、そのため
に移動可能な車台上に起伏、伸縮、旋回自在な延
出部材を取り付け、該延出部材上に巻き上げウイ
ンチ装置、巻き下げウインチ装置の駆動でもつて
延出部材に沿つて昇降するバケツトを設けたリフ
ト車に於いて、前記巻き下げウインチ装置を駆動
する油圧モータを常に巻き下げワイヤを巻き取り
作動するように油圧源に連結し、該油圧源と前記
油圧モータを連結する管路に、前記巻き上げウイ
ンチ装置の巻き取り時に前記油圧モータの作動力
に抗して前記巻き下げワイヤが一定張力で繰り出
される制御圧力に設定された第1リリーフバルブ
と、該第1リリーフバルブより設定された制御圧
力が大きく前記巻き上げウインチ装置の繰り出し
時に前記巻き下げワイヤを巻き取る制御圧力に設
定された第2リリーフバルブとを前記油圧モータ
と並列に連結し、前記管路と第1リリーフバルブ
を連結する分岐管路に、前記管路内の圧力を第1
リリーフバルブの制御圧力及び第2リリーフバル
ブの制御圧力に選択的に制御する方向制御バルブ
を配設する。
〔作用〕 以上のように構成したので、巻き下げ用の油圧
モータの作動圧を複数段階、即ち本考案では少な
くとも3段階の可変作動圧(回転パワー)を作用
させることが出来るから、ガイドレールの傾斜角
度が小さく、ガイドレールの継ぎ目でもつてキヤ
リアのローラに相当多きな摩擦が生じる様な場合
においてもバケツトは当該部分にて引つ掛かり停
止することもなくスムーズな下降動をすることが
可能で、しかも安全で能率の良い作業ができる。
又、巻き下げ用の油圧モータの作動圧をタンク
圧にセツトすることが出来るからガイドレールの
後方にサブガイドレールを引き出す場合の作業が
極めて容易である。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第3図に基づいて本考案に係
るリフト車のウインチ油圧回路の一実施例を詳細
に説明する。
同図中、1は本考案に係るリフト車のウインチ
油圧回路を採用したウインチ装置2を装備したリ
フト車であり、3はターンテーブル、4は前記タ
ーンテーブル3に装備したガイドレール(起伏、
伸縮、旋回自在な延出部材)、5が前記ガイドレ
ール4の後方に引き出し可能に装備したサブガイ
ドレール、6は前記両ガイドレール4及び5に沿
い、かつ前記ウインチ装置2でもつて昇降せしめ
られるバケツト(通い箱)、7はキヤリア、8は
起伏シリンダ、9はアウトリガである。
ところで、前記ウインチ装置2は第2図a,
b,cに示す如く、巻き上げ側のウインチ2aと
巻き下げ側のウインチ2bに区別され、両ウイン
チ2a,2bはガイドレール4のターンテーブル
3寄りの下面に装備されている。10aは巻き上
げワイヤ、10bは巻き下げワイヤであつて、こ
れら両ワイヤ10a及び10bの一端は前記キヤ
リア7に接続され、他端は両ウインチ2a,2b
に接続、巻回されている。(第2図a,b参照)。
11は巻き上げ用の油圧モータ、12は巻き下
げ用の油圧モータであり、これら各油圧モータ1
1及び12は前記両ウインチ2a及び2bに組み
込まれている。
以下、第3図に基づいて前記ウインチ装置2の
油圧回路を説明する。
前記巻き上げ用の油圧モータ11は第1の油圧
ポンプ13を駆動源とし、ループ状の送油管路1
4に介装した切換バルブ15の切り換え操作でも
つて巻き上げ回転、巻き下げ回転が行われるよう
に成つている。
一方、巻き下げ用の油圧モータ12の送油管路
16は、前記第1の油圧ポンプ13とは別個に装
備する第2の油圧ポンプ17を駆動源とし、油圧
モータ12の前後にリリーフバルブ18(第1リ
リーフバルブ)、リリーフバルブ19(第2リリ
ーフバルブ)(リリーフバルブ18のセツト圧は
リリーフバルブ19のセツト圧に比べ大きい)を
並列に介装すると共に、前記油圧モータ12と一
方のリリーフバルブ19との間に3段階に切り換
え可能な方向制御バルブ20を介装したキヤリア
7の巻き下げ用独自のループ状の油圧管路として
構成する。
同図中、21はアウトリガ9の張り出し用バル
ブユニツト、22は前記切換バルブ15を含む主
操作バルブユニツト、23は伸縮シリンダ、24
は旋回モータである。
以下に、上記の構成に基づいて本考案に係るリ
フト車のウインチ油圧回路の作用を説明する。
即ち、本考案に係るリフト車のウインチ油圧回
路は、キヤリア7の巻き下げ用の油圧モータ12
に対し、巻き上げ用の油圧モータ11の駆動源で
ある第1の油圧ポンプ13とは別個に装備する第
2の油圧ポンプ17の構成を採用すると共に、前
記油圧モータ12の前後にセツト圧の異なるリリ
ーフバルブ18,19を並列に介装し、かつ前記
油圧モータ12と一方のリリーフバルブ19との
間に3段階、即ち前記リリーフバルブ19に所定
の送油を行うポートA、リリーフバルブ19への
送油を停止するポートB及びリリーフバルブ19
及び油圧モータ12の双方への送油を停止するポ
ートCを具備する方向制御バルブ20を介装した
ので、キヤリア7を巻き下げる場合に於いて、油
圧モータ12の作動圧を、例えば方向制御バルブ
20を所定のポート、即ちポートA(送油管路1
6の作動圧がリリーフバルブ19のセツト圧の範
囲に保持され油圧モータ12が小さいパワーで回
転する)、ポートB(送油管路16の作動圧はリリ
ーフバルブ18のみのセツト圧の範囲に保持され
るから油圧モータ12は大きなパワーで回転す
る)、ポートC(送油管路16の油圧はリザーバー
タンク圧まで下がるので、油圧モータ12は回転
しない状態に置かれる)の何れかにセツトするこ
とによりキヤリア7に対し、最良、つまり、ガイ
ドレール4の傾斜角度乃至積載荷重に対応した下
降速度乃至パワーを付与して巻き下げることが出
来る。
従つて、ガイドレール4の傾斜角度が小さく、
ガイドレール4の継ぎ目でもつてキヤリア7のロ
ーラに相当多きな摩擦が生じる様な場合において
もバケツト6は当該部分にて引つ掛かり停止する
こともなくスムーズな下降動をすることが可能と
なり、安全で能率の良い作業ができる。
殊に、方向制御バルブ20のポートをCの位置
にセツトすることで油圧モータ12はフリーの回
転状態に置かれるからガイドレール4の後方のサ
ブガイドレール5を引き出す場合の作業が極めて
容易となる。又、第1の油圧ポンプ13に対して
第2の油圧ポンプ17を装備したので、巻き上げ
状態においても第2の油圧モータ12をフリーな
状態にセツトして置くことで弛みがちなワイヤ1
0aも適度な張力を付与することができるのでヤ
イヤ10aの絡み等による事故は無くなる。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳細に説明した如く、移動可能な
車台上に起伏、伸縮、旋回自在な延出部材を取り
付け、該延出部材上に巻き上げウインチ装置、巻
き下げウインチ装置の駆動でもつて延出部材に沿
つて昇降するバケツトを設けたリフト車に於い
て、前記巻き下げウインチ装置を駆動する油圧モ
ータを常に巻き下げワイヤを巻き取り作動するよ
うに油圧源に連結し、該油圧源と前記油圧モータ
を連結する管路に、前記巻き上げウインチ装置の
巻き取り時に前記油圧モータの作動力に抗して前
記巻き下げワイヤが一定張力で繰り出される制御
圧力に設定された第1リリーフバルブと、該第1
リリーフバルブより設定された制御圧力が大きく
前記巻き上げウインチ装置の繰り出し時に前記巻
き下げワイヤを巻き取る制御圧力に設定された第
2リリーフバルブとを前記油圧モータと並列に連
結し、前記管路と第1リリーフバルブを連結する
分岐管路に、前記管路内の圧力を第1リリーフバ
ルブの制御圧力及び第2リリーフバルブの制御圧
力に選択的に制御する方向制御バルブを配設した
ので、巻き下げ用の油圧モータの作動圧を複数段
階、即ち本考案では少なくとも3段階の可変作動
圧(回転パワー)を作用させることが出来るか
ら、ガイドレールの傾斜角度が小さく、ガイドレ
ールの継ぎ目でもつてキヤリアのローラに相当多
きな摩擦が生じる様な場合においてもバケツトは
当該部分にて引つ掛かり停止することもなくスム
ーズな下降動をすることが可能で、しかも安全で
能率の良い作業ができる。又、巻き下げ用の油圧
モータの作動圧をタンク圧にセツトすることが出
来るからガイドレールの後方にサブガイドレール
を引き出す場合の作業が極めて容易である等種々
の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリフト車のウインチ油圧
回路を装備したリフト車の斜視図、第2図a,
b,cはウインチ装置の配置説明図、第3図はウ
インチ油圧回路、第4図は従来のリフト車のウイ
ンチ油圧回路を示す説明図である。 1……リフト車、2……ウインチ装置、3……
ターンテーブル、4……ガイドレール、5……サ
ブガイドレール、6……バケツト(通い箱)、7
……キヤリア、8……起伏シリンダ、9……アウ
トリガ、2a……巻き上げ側のウインチ、2b…
…巻き下げ側のウインチ、10a……巻き上げワ
イヤ、10b……巻き下げワイヤ、11……巻き
上げ用の油圧モータ、12……巻き下げ用の油圧
モータ、13……第1の油圧ポンプ、14……送
油管路、15……切換バルブ、16……送油管
路、17……第2の油圧ポンプ、18,19……
リリーフバルブ、20……方向制御バルブ、21
……バルブユニツト、22……主操作バルブユニ
ツト、23……伸縮シリンダ、24……旋回モー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動可能な車台上に起伏、伸縮、旋回自在な延
    出部材を取り付け、該延出部材上に巻き上げウイ
    ンチ装置、巻き下げウインチ装置の駆動でもつて
    延出部材に沿つて昇降するバケツトを設けたリフ
    ト車に於いて、前記巻き下げウインチ装置を駆動
    する油圧モータを常に巻き下げワイヤを巻き取り
    作動するように油圧源に連結し、該油圧源と前記
    油圧モータを連結する管路に、前記巻き上げウイ
    ンチ装置の巻き取り時に前記油圧モータの作動力
    に抗して前記巻き下げワイヤが一定張力で繰り出
    される制御圧力に設定された第1リリーフバルブ
    と、該第1リリーフバルブより設定された制御圧
    力が大きく前記巻き上げウインチ装置の繰り出し
    時に前記巻き下げワイヤを巻き取る制御圧力に設
    定された第2リリーフバルブとを前記油圧モータ
    と並列に連結し、前記管路と第1リリーフバルブ
    を連結する分岐管路に、前記管路内の圧力を第1
    リリーフバルブの制御圧力及び第2リリーフバル
    ブの制御圧力に選択的に制御する方向制御バルブ
    を配設したことを特徴とするリフト車のウインチ
    油圧回路。
JP14238188U 1988-10-31 1988-10-31 Expired - Lifetime JPH0520777Y2 (ja)

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