JPH05207926A - ジャー炊飯器 - Google Patents

ジャー炊飯器

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JPH05207926A
JPH05207926A JP4015971A JP1597192A JPH05207926A JP H05207926 A JPH05207926 A JP H05207926A JP 4015971 A JP4015971 A JP 4015971A JP 1597192 A JP1597192 A JP 1597192A JP H05207926 A JPH05207926 A JP H05207926A
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heat retention
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time
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浩典 浜田
Haruo Ishikawa
春生 石川
Yasuhiko Tanaka
靖彦 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保温時に、室温の変化が温度検知手段に与え
る影響を低減し、鍋内のご飯温度を一定に保つジャー炊
飯器を提供することを目的とする。 【構成】 制御手段18が、鍋11底の温度を保温制御
温度になるようにヒータ12を制御し、第1のタイマ手
段15で30分間の保温制御温度変更時のヒータの通電
時間への影響による誤判定防止期間を設けその後第2の
タイマ手段16で30分を計測している間に、第3のタ
イマ手段17でヒータ12の加熱時間を計時する。第2
のタイマ手段16の計時終了後、30分中のヒータ12
の通電時間の占めている割合に応じて、記憶手段14に
記憶している保温制御温度を選択し、かつ前記第1のタ
イマ手段と前記第2のタイマ手段と前記第3のタイマ手
段の計時内容を初期化することで、室温の変化による加
熱時間の変化を基に鍋底の保温制御温度を一定周期で補
正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭で使用される
保温機能を備えたジャー炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ジャー炊飯器は炊飯性能の向上を
めざしていろいろな取り組みが行われてきた。しかし、
ジャー機能の保温性能についてはあまり検討がなされて
いなかったが、長時間保温に対するニーズの高まりにと
もない、保温時の臭気やご飯の黄変等の対策が必要にな
ってきている。
【0003】以下に従来のジャー炊飯器の保温工程につ
いて説明する。図6は従来のジャー炊飯器の構成を示す
ものである。図6において1は米と水とを入れる鍋、2
は前記鍋1を加熱するヒータ、3は前記鍋1の底部の温
度を検知する温度検知手段、4は記憶手段で、前記ヒー
タ2を制御するための保温制御温度を含む制御温度デー
タを記憶している。5は前記鍋1の底部の温度が保温時
に前記記憶手段4に予め設定されている保温制御温度に
なるように前記ヒータ2を制御している制御手段であ
る。
【0004】以上のように構成された従来のジャー炊飯
器の保温工程について、以下その動作について説明す
る。制御回路5は保温工程に入ると温度検知手段3で検
知した鍋1の底部の温度が記憶手段4に記憶されている
保温制御温度(約71.5℃)以下の場合にヒータ2を
通電して鍋1を加熱し、保温制御温度を越えている場合
にヒータ2の通電を停止して鍋1を加熱しない。この制
御動作を続けて行うことにより鍋1の温度を一定の保温
制御温度に保とうとする。
【0005】図7は以上の動作を示したもので、このヒ
ータ2による加熱量(通電時間)と温度検知手段3で検
知した鍋1の底部の温度とを縦軸に、時間を横軸に取っ
ている。この図7では、保温制御温度点に対して実際の
鍋底の温度は、ヒータ2の停止後の余熱やヒータ2の通
電開始時の熱伝達の遅れ等により差が生じていることが
わかる。
【0006】図8は上記のように構成された従来のジャ
ー炊飯器における温度検知手段3で検知した鍋1の底部
の温度および鍋内のご飯の温度と室温による相関を示し
ている。この図8では、鍋底を保温制御温度点で制御し
た場合、室温が低いほど鍋の外周が冷やされることによ
り鍋の底部(外周)と鍋内のご飯(内部)とでは温度差
が生じ実際のご飯の温度は保温制御温度より高くなって
いることがわかる。
【0007】図9はヒータの30分当たりの加熱時間と
室温との相関を示している。この図9では、室温が低い
ほど鍋の外周が冷やされるためヒータ2の通電比率は高
くなっていることがわかる。
【0008】次に保温時のご飯について説明する。ご飯
の色の黄変は、ご飯温度が一定温度(70℃付近)を越
えると急激に進む。また、ご飯の臭気は、ご飯温度が一
定温度(70℃付近)を越えるとご飯の中に含まれる脂
肪酸が酸化作用により分解することにより強くなり、逆
に、温度が低いと雑菌等の繁殖により臭いが強くなると
いうことが分かっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、図8より明らかなように室温の変化が温
度検知手段に与える影響により、保温制御温度と実際の
ご飯の温度との間にズレが生じるという問題点を有して
いた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、室温の変化が温度検知手段に与える影響を低減し、
鍋内のご飯温度を一定に保つジャー炊飯器を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に特許請求の範囲第1項に示す本発明のジャー炊飯器
は、米と水とを入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段
と、前記鍋内の温度を検知する温度検知手段と、前記加
熱手段を制御するための複数の保温制御温度を記憶して
いる記憶手段と、保温工程に移行してから計時を開始し
所定の時間で出力する第1のタイマ手段と、前記第1の
タイマ手段の出力を受けてから計時を開始し所定の時間
で出力する第2のタイマ手段と、前記第1のタイマ手段
の出力を受けてから前記第2のタイマ手段の出力を受け
るまでの前記加熱手段の加熱時間を計時し出力する第3
のタイマ手段と、保温工程移行時に前記第1のタイマ手
段の計時を開始させ、前記鍋の温度が保温時に前記記憶
手段に記憶している保温制御温度の中で予め選択されて
いる保温制御温度になるように前記加熱手段を制御し、
前記第2のタイマ手段の出力を受けた後前記第3のタイ
マ手段の出力により前記記憶手段に記憶している保温制
御温度を選択すると共に前記第1のタイマ手段と前記第
2のタイマ手段と前記第3のタイマ手段の計時内容を初
期化し前記第1のタイマ手段の計時を開始させる制御手
段とを有している。
【0012】更に、この目的を達成するために特許請求
の範囲第2項に示す本発明のジャー炊飯器は、制御手段
が、保温工程移行時に前記第1のタイマ手段の計時を開
始させ、前記鍋の温度が保温時に前記記憶手段に記憶し
ている保温制御温度の中で予め選択されている保温制御
温度になるように前記加熱手段を制御し、前記第2のタ
イマ手段の出力を受けた後前記第3のタイマ手段の出力
により前記記憶手段に記憶している保温制御温度を選択
し、この選択された保温制御温度が前回選択されていた
保温制御温度と異なっている場合は前記第1のタイマ手
段と前記第2のタイマ手段と前記第3のタイマ手段の計
時内容を初期化し前記第1のタイマ手段の計時を開始さ
せ、この保温制御温度が前回選択されていた保温制御温
度と同じであれば前記第2のタイマ手段と前記第3のタ
イマ手段の計時内容を初期化し前記第2のタイマ手段と
前記第3のタイマ手段の計時を開始させる構成としてい
る。
【0013】
【作用】前記第1の手段の構成によって、制御手段は保
温工程に入ってから鍋底の温度が所定の保温制御温度に
なるように加熱手段を制御し、第1のタイマ手段により
所定時間が経過するまでは保温制御温度の変更を禁止
し、その後第2のタイマ手段により所定時間が経過した
ときに第3のタイマ手段で計時した加熱手段の加熱時間
に対応する保温制御温度を記憶手段に記憶している保温
制御温度から選択すると同時に前記第1のタイマ手段と
前記第2のタイマ手段と前記第3のタイマ手段の計時内
容を初期化するので、室温の変化による加熱時間の変化
を基に鍋底の保温制御温度を一定周期で補正してご飯の
温度を一定の保温温度に近づけることができる。
【0014】更に前記第2の手段の構成によって、制御
手段は保温工程に入ってから鍋底の温度が所定の保温制
御温度になるように加熱手段を制御し、第1のタイマ手
段により所定時間が経過するまでは保温制御温度の変更
を禁止し、その後第2のタイマ手段により所定時間が経
過したときに、第3のタイマ手段より計時した加熱手段
の加熱時間に対応する保温制御温度を記憶手段に記憶し
ている保温制御温度から選択すると同時に、この選択さ
れた保温制御温度が前回選択されていた保温制御温度と
異なっている場合は前記第1のタイマ手段と前記第2の
タイマ手段と前記第3のタイマ手段の計時内容を初期化
し前記第1のタイマ手段の計時を開始させ、逆にこの保
温制御温度が前回選択されていた保温制御温度と同じで
あれば前記第2のタイマ手段と前記第3のタイマ手段の
計時内容を初期化し前記第2のタイマ手段と前記第3の
タイマ手段の計時を開始させるので、加熱時間に変化の
ない場合には連続的にまた加熱時間に変化のある場合に
は一定の禁止時間をもつことで室温の変化と保温制御温
度の変更とによる加熱時間の変化を基に鍋底の保温制御
温度を補正してご飯の温度を一定の保温制御温度に近づ
けることができる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0016】図1において、11は米と水とを入れる
鍋、12は前記鍋11を加熱するヒータ、13は前記鍋
11底の温度を検知する温度検知手段、14は前記ヒー
タ12を制御するための複数の保温制御温度を記憶して
いる記憶手段、15は保温工程に移行してから計時を開
始し所定の時間で出力する第1のタイマ手段、16は前
記第1のタイマ手段15の出力を受けてから計時を開始
し所定の時間で出力する第2のタイマ手段、17は前記
第1のタイマ手段15の出力を受けてから前記第2のタ
イマ手段16の出力を受けるまでの前記ヒータ12の加
熱時間を計時し出力する第3のタイマ手段、18は制御
手段で、保温工程移行時に前記第1のタイマ手段15の
計時を開始させ、前記鍋11底の温度が保温時に前記記
憶手段14に記憶している保温制御温度の中で予め選択
されている保温制御温度になるように前記ヒータ12を
制御し、前記第2のタイマ手段16の出力を受けた後前
記第3のタイマ手段17の出力に対応する保温制御温度
を記憶手段14に記憶している保温制御温度から選択す
ると共に前記第1のタイマ手段15と前記第2のタイマ
手段16と前記第3のタイマ手段17の計時内容を初期
化し前記第1のタイマ手段15の計時を開始させる。
【0017】図2は本発明の第1および第2の実施例に
おけるジャー炊飯器の具体的な回路図を示したもので、
この図2において、20は交流電源で、この交流電源2
0に鍋11を加熱するヒータ21とリレー接点22の直
列回路が接続され、マイクロコンピュータ23の出力ポ
ートからの信号によりトランジスタ24を介してリレー
コイル25に電流を流すことによりリレー接点22を開
閉するように構成している。26はマイクロコンピュー
タ23の電源である。27は鍋11底の温度を検知する
サーミスタで、A/D変換器28と接続されマイクロコ
ンピュータ23へデータを入力している。29は炊飯の
開始および保温の終了を行うスイッチである。23はマ
イクロコンピュータで炊飯および保温制御を行ってい
る。
【0018】以上のように構成されたジャー炊飯器につ
いて、図3のフローチャートを用いてその動作を説明す
る。スイッチ29が押されたならば、マイクロコンピュ
ータ23は炊飯制御を行い、炊飯終了後ステップ31へ
進み保温を開始する。まずステップ32で保温制御温度
を記憶手段14に記憶されている保温温度の中の72℃
に設定し、ステップ33で第1のタイマ手段15の計時
時間T1と第2のタイマ手段16の計時時間T2と第3
のタイマ手段17の計時時間T3を初期化し、ステップ
34で第1のタイマ手段15により時間T1を計時す
る。ステップ35ではサーミスタ27により鍋11底の
温度を入力し、その入力温度が72℃を越えているかど
うか判定し、越えていなければステップ36でヒータ2
1が通電されるように制御しステップ38へ進む。ステ
ップ35で入力温度が72℃を越えていたならばステッ
プ37でヒータ21の通電を遮断するように制御しステ
ップ38へ進む。ステップ38では第1のタイマ手段1
5の計時時間T1が30分になったかどうか判定し、な
っていなければステップ39へ進む。ステップ39では
スイッチ29が押されたかどうか判定し、押されたなら
ばステップ51へ進み、押されなければステップ34へ
戻る。保温に入ってから第1のタイマ手段15の計時時
間T1が30分以内で、スイッチ29が押されていなけ
ればステップ34からステップ39を繰り返す。ステッ
プ38で第1のタイマ手段15の計時時間T1が30分
になったならステップ40へ進み、ステップ40では第
2のタイマ手段16により時間T2を計時する。ステッ
プ41ではサーミスタ27により鍋11底の温度を入力
し、その入力温度が72℃を越えているかどうか判定
し、越えていなければステップ42でヒータ21が通電
されるように制御し、ステップ43では第3のタイマ手
段17によりヒータ21の通電時間T2の計時を行いス
テップ45へ進む。ステップ41で入力温度が72℃を
越えていたならばステップ44でヒータ21の通電を遮
断するように制御しステップ45へ進む。ステップ45
では第2のタイマ手段16の計時時間T2が30分にな
ったかどうか判定し、なっていなければステップ46へ
進む。ステップ46ではスイッチ29が押されたかどう
か判定し、押されたならばステップ51へ進み、押され
なければステップ40へ戻る。第2のタイマ手段16の
計時時間T2が30分以内で、スイッチ29が押されて
いなければステップ40からステップ46を繰り返す。
ステップ45で第2のタイマ手段16の計時時間T2が
30分になったならステップ47へ進み、ステップ47
ではステップ43で計時したヒータ21の通電時間T3
が10分以上であったならステップ48で保温制御温度
として記憶手段14に記憶されている保温温度の中の7
0℃を選択しステップ50へ進む。ステップ47でヒー
タ21の通電時間T3が10分未満であったならステッ
プ49で保温制御温度として記憶手段14に記憶されて
いる保温温度の中の72℃を選択しステップ50へ進
む。ステップ50ではスイッチ29が押されたかどうか
判定し、押されたならばステップ51へ進み、押されな
ければステップ33へ戻る。ステップ51では保温工程
の取り消し等次の工程へ進む。
【0019】このように本発明の実施例のジャー炊飯器
によれば、保温工程に入り鍋底の温度を保温制御温度
(72℃)になるように通電制御し、室温が低いときは
ヒータの通電時間が伸びるため(図7参照)、この通電
時間の長さが30分当たり10分以上であったなら室温
が低いと検知する。室温が低ければ保温制御温度と比べ
ご飯の温度は高くなる(図8参照)ので、この保温制御
温度の設定を下げる(72℃から70℃へ変更)。さら
に保温制御温度の設定を72℃から70℃に下げた場合
鍋底の温度が70℃に下がるまでは通電しないため保温
制御温度の設定を下げた後の30分間は室温が低くても
通電時間が短くなり(10分以下)室温が高いと誤って
検知してしまうので、保温制御温度の選択後に第1のタ
イマ手段と第2のタイマ手段と第3のタイマ手段を初期
化し、30分間の通電時間計時禁止期間と30分の通電
時間計時期間とで1周期として保温制御温度を随時選択
していく。以上の動作から、保温している間室温の変化
に対して一定周期で保温制御温度を変更するので室温が
サーミスタに与える影響を低減し、実際のご飯の温度を
一定温度(73℃)付近に保つことができる。
【0020】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0021】図4において、11は米と水とを入れる
鍋、12は前記鍋11を加熱するヒータ、13は前記鍋
11底の温度を検知する温度検知手段、14は前記ヒー
タ12を制御するための複数の保温制御温度を記憶して
いる記憶手段、15は保温工程に移行してから計時を開
始し所定の時間で出力する第1のタイマ手段、16は前
記第1のタイマ手段15の出力を受けてから計時を開始
し所定の時間で出力する第2のタイマ手段、17は前記
第1のタイマ手段15の出力を受けてから前記第2のタ
イマ手段16の出力を受けるまでの前記ヒータ12の加
熱時間を計時し出力する第3のタイマ手段で、以上は図
1と同様なものである。図1の構成と異なるのは制御手
段18を、保温工程移行時に前記第1のタイマ手段15
の計時を開始させ前記鍋11底の温度が保温時に前記記
憶手段14に記憶している保温制御温度の中で予め選択
されている保温制御温度になるように前記ヒータ12を
制御し、前記第2のタイマ手段16の出力を受けた後前
記第3のタイマ手段17の出力に対応する保温制御温度
を記憶手段14に記憶している保温制御温度から選択
し、この選択された保温制御温度が前回選択されていた
保温制御温度と異なっている場合は前記第1のタイマ手
段15と前記第2のタイマ手段16と前記第3のタイマ
手段17の計時内容を初期化し前記第1のタイマ手段1
5の計時を開始させ、逆にこの保温制御温度が前回選択
されていた保温制御温度と同じであれば前記第2のタイ
マ手段16と前記第3のタイマ手段17の計時内容を初
期化し前記第2のタイマ手段16と前記第3のタイマ手
段17の計時を開始させるようにした点である。
【0022】以上のように構成されたジャー炊飯器につ
いて、図5のフローチャートを用いてその動作を説明す
る。スイッチ29が押されたならば、マイクロコンピュ
ータ23は炊飯制御を行い、炊飯終了後ステップ61へ
進み保温を開始する。まずステップ62で第1のタイマ
手段15の計時時間T1と第2のタイマ手段16の計時
時間T2と第3のタイマ手段17の計時時間T3を初期
化し、ステップ63で保温制御温度を記憶手段14に記
憶されている保温温度の中の72℃に設定し、ステップ
64で第1のタイマ手段15により時間T1を計時す
る。ステップ65ではサーミスタ27により鍋11底の
温度を入力し、その入力温度が72℃を越えているかど
うか判定し、越えていなければステップ66でヒータ2
1が通電されるように制御しステップ68へ進む。ステ
ップ65で入力温度が72℃を越えていたならばステッ
プ67でヒータ21の通電を遮断するように制御しステ
ップ68へ進む。ステップ68では第1のタイマ手段1
5の計時時間T1が30分になったかどうか判定し、な
っていなければステップ69へ進む。ステップ69では
スイッチ29が押されたかどうか判定し、押されたなら
ばステップ85へ進み、押されなければステップ64へ
戻る。保温に入ってから第1のタイマ手段15の計時時
間T1が30分以内で、スイッチ29が押されていなけ
ればステップ64からステップ69を繰り返す。ステッ
プ68で第1のタイマ手段15の計時時間T1が30分
になったならステップ70へ進み、ステップ70では第
2のタイマ手段16により時間T2を計時する。ステッ
プ71ではサーミスタ27により鍋11底の温度を入力
し、その入力温度が72℃を越えているかどうか判定
し、越えていなければステップ72でヒータ21が通電
されるように制御し、ステップ73では第3のタイマ手
段17によりヒータ21の通電時間T2の計時を行いス
テップ75へ進む。ステップ71で入力温度が72℃を
越えていたならばステップ74でヒータ21の通電を遮
断するように制御しステップ75へ進む。ステップ75
では第2のタイマ手段16の計時時間T2が30分にな
ったかどうか判定し、なっていなければステップ76へ
進む。ステップ76ではスイッチ29が押されたかどう
か判定し、押されたならばステップ85へ進み、押され
なければステップ70へ戻る。第2のタイマ手段16の
計時時間T2が30分以内で、スイッチ29が押されて
いなければステップ70からステップ76を繰り返す。
ステップ75で第2のタイマ手段16の計時時間T2が
30分になったならステップ77へ進み、ステップ77
ではステップ73で計時したヒータ21の通電時間T3
が10分以上であったならステップ78で保温制御温度
として記憶手段14に記憶されている保温温度の中の7
0℃を選択しステップ80へ進む。ステップ77でヒー
タ21の通電時間T3が10分未満であったならステッ
プ79で保温制御温度として記憶手段14に記憶されて
いる保温温度の中の72℃を選択しステップ80へ進
む。ステップ80ではステップ77からステップ79ま
での工程で今回選択された保温制御温度がステップ77
の工程以前に選択されていた保温制御温度と同じかどう
か判定し、同じでなければステップ81へ進む。ステッ
プ81ではスイッチ29が押されたかどうか判定し、押
されたならばステップ85へ進み、押されなければステ
ップ82進み、ステップ82で第1のタイマ手段15の
計時時間T1と第2のタイマ手段16の計時時間T2と
第3のタイマ手段17の計時時間T3を初期化し、ステ
ップ64へ戻る。ステップ80で今回選択された保温制
御温度がステップ77の工程以前に選択されていた保温
制御温度と同じであればステップ83に進み、ステップ
83では第2のタイマ手段16の計時時間T2と第3の
タイマ手段17の計時時間T3を初期化しステップ84
へ進む。ステップ84ではスイッチ29が押されたかど
うか判定し、押されたならばステップ85へ進み、押さ
れなければステップ70へ戻る。ステップ51では保温
工程の取り消し等次の工程へ進む。
【0023】このように本発明の第2の実施例のジャー
炊飯器によれば、保温工程に入り鍋底の温度を保温制御
温度(72℃)になるように通電制御し、室温が低いと
きはヒータの通電時間が伸びるため(図7参照)、この
通電時間の長さが30分当たり10分以上であったなら
室温が低いと検知する。室温が低ければ保温制御温度に
比べご飯の温度は高くなる(図8参照)ので、この保温
制御温度の設定を下げる(72℃から70℃へ変更)。
保温制御温度の設定を72℃から70℃に下げた場合鍋
底の温度が70℃に下がるまでは通電しないため保温制
御温度の設定を下げた後の30分間は室温が低くても通
電時間が短くなり(10分以下)室温が高いと誤って検
知してしまうので、保温制御温度の選択後に第1のタイ
マ手段と第2のタイマ手段と第3のタイマ手段を初期化
し、30分間の通電時間計時禁止期間を設けその後30
分間を通電時間計時期間として保温制御温度を随時選択
していく。さらに室温の変化が見られない場合(実施例
では室温が高くヒータの通電時間の長さが30分当たり
10分以下であった場合)には、保温制御温度の選択値
は変更されず(72℃のまま)保温制御温度変更による
ヒータの通電時間への影響がないので、保温制御温度の
選択後に第2のタイマ手段と第3のタイマ手段だけを初
期化しすぐに次の30分間を通電時間計時期間として保
温制御温度を随時選択してい。以上の動作から、保温し
ている間室温の変化に対してより迅速に保温制御温度を
変更するので室温がサーミスタに与える影響を低減し、
実際のご飯の温度を一定温度(73℃)付近に保つこと
ができる。
【0024】なお、本実施例では、加熱手段にヒータを
用いたが、誘導加熱コイル,ガス燃焼器,さらにはヒー
タと誘導加熱コイルとを組み合せた加熱手段でもよく、
要は保温する加熱手段であればよい。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように第1の
本発明によれば、一定周期で室温の変化が温度検知手段
に与える影響を低減し、所定の保温温度に鍋内のご飯温
度を近づけることができ、保温時のご飯の臭気や黄変を
軽減することができるものである。
【0026】また第2の本発明によれば、室温が変化し
たときだけ保温制御温度変更時のヒータの通電時間への
影響による誤判定を防止しながら室温の変化が温度検知
手段に与える影響を低減し、所定の保温温度にご飯の温
度を近づけるよう随時制御するため、長時間保温時のご
飯の臭気や黄変を軽減することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のジャー炊飯器のブロッ
ク図
【図2】本発明の第1および第2の実施例のジャー炊飯
器の具体的回路図
【図3】本発明の第1の実施例のジャー炊飯器のマイク
ロコンピュータの動作を示すフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例のジャー炊飯器のブロッ
ク図
【図5】本発明の第2の実施例のジャー炊飯器のマイク
ロコンピュータの動作を示すフローチャート
【図6】従来のジャー炊飯器のブロック図
【図7】従来のジャー炊飯器の保温動作を示す図
【図8】従来のジャー炊飯器の保温工程時のご飯温度及
び鍋底温度と室温の相関を示す図
【図9】従来のジャー炊飯器の保温工程時のヒータによ
る鍋の加熱時間と室温の相関を示す図
【符号の説明】
11 鍋 12 ヒータ 13 温度検知手段 14 記憶手段 15 第1のタイマ手段 16 第2のタイマ手段 17 第3のタイマ手段 18 制御手段 23 マイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米と水とを入れる鍋と、前記鍋を加熱す
    る加熱手段と、前記鍋の温度を検知する温度検知手段
    と、前記加熱手段を制御するための複数の保温制御温度
    を記憶している記憶手段と、保温工程に移行してから計
    時を開始し所定の時間で出力する第1のタイマ手段と、
    前記第1のタイマ手段の出力を受けてから計時を開始し
    所定の時間で出力する第2のタイマ手段と、前記第1の
    タイマ手段の出力を受けてから前記第2のタイマ手段の
    出力を受けるまでの前記加熱手段の加熱時間を計時し出
    力する第3のタイマ手段と、保温工程移行時に前記第1
    のタイマ手段の計時を開始させ、前記鍋の温度が保温時
    に前記記憶手段に記憶している保温制御温度の中で予め
    選択されている保温制御温度になるように前記加熱手段
    を制御し、前記第2のタイマ手段の出力を受けた後前記
    第3のタイマ手段の出力により前記記憶手段に記憶して
    いる保温制御温度を選択すると共に前記第1のタイマ手
    段と前記第2のタイマ手段と前記第3のタイマ手段の計
    時内容を初期化し前記第1のタイマ手段の計時を開始さ
    せる制御手段とからなるジャー炊飯器。
  2. 【請求項2】制御手段は、保温工程移行時に前記第1の
    タイマ手段の計時を開始させ、前記鍋の温度が保温時に
    前記記憶手段に記憶している保温制御温度の中で予め選
    択されている保温制御温度になるように前記加熱手段を
    制御し、前記第2のタイマ手段の出力を受けた後前記第
    3のタイマ手段の出力により前記記憶手段に記憶してい
    る保温制御温度を選択し、この選択された保温制御温度
    が前回選択されていた保温制御温度と異なっている場合
    は前記第1のタイマ手段と前記第2のタイマ手段と前記
    第3のタイマ手段の計時内容を初期化し前記第1のタイ
    マ手段の計時を開始させ、この保温制御温度が前回選択
    されていた保温制御温度と同じであれば前記第2のタイ
    マ手段と前記第3のタイマ手段の計時内容を初期化し前
    記第2のタイマ手段と前記第3のタイマ手段の計時を開
    始させる請求項1記載のジャー炊飯器。
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