JPH05209111A - 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

印刷配線板用エポキシ樹脂組成物

Info

Publication number
JPH05209111A
JPH05209111A JP1443592A JP1443592A JPH05209111A JP H05209111 A JPH05209111 A JP H05209111A JP 1443592 A JP1443592 A JP 1443592A JP 1443592 A JP1443592 A JP 1443592A JP H05209111 A JPH05209111 A JP H05209111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
molecular weight
resin composition
high molecular
epoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1443592A
Other languages
English (en)
Inventor
Mare Takano
希 高野
Katsuji Shibata
勝司 柴田
Kazuhito Kobayashi
和仁 小林
Masami Arai
正美 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP1443592A priority Critical patent/JPH05209111A/ja
Publication of JPH05209111A publication Critical patent/JPH05209111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷配線板に、層間の接着性が良好で優れた
はんだ耐熱性、耐電食性を与えるエポキシ樹脂組成物を
提供すること。 【構成】 エポキシ樹脂に硬化剤を配合した系に、高分
子量エポキシ重合体および還元剤を添加した印刷配線板
用エポキシ樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷配線板などに用い
られるエポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化、高性能化に伴い、そ
の中に搭載される印刷配線板は、高多湿化、薄物化、ス
ル−ホ−ルの小径化及び穴間隔の減少などによる高密度
化が進行している。このため、印刷配線板の耐熱性や電
気絶縁特性に対する要求はますます厳しくなっている。
印刷配線板の絶縁材科として従来から広く使用されてい
るエポキシ樹脂は、耐熱性や寸法安定性などの向上を目
的として高Tg(ガラス転移温度)化が進んでいる。高
Tg化の手法としては、多官能性エポキシ樹脂をジシア
ンジアミドで硬化させる系が広く検討されているが、3
官能、4官能のエポキシ樹脂は高価であり、ジシアンジ
アミド硬化系では吸湿牲が高くなる欠点がある。一方、
多官能性フェノ−ル樹脂を硬化剤とした系では、吸湿性
も低く、高Tgを有する樹脂硬化物が得られる。しかし
ながらこのような高Tg化に伴い、得られるエポキシ樹
脂硬化物はより剛直になり、ドリル加工時のクラックの
発生やガラス布などとの接着性の低下が問題になる。ま
た印刷配線板の高密度化により、これまであまり問題と
ならなかった金属のマイグレーション(電食)による絶
縁不良や導通破壊が発生する問題が生じてきた。電食と
は、絶縁材料上または絶縁材料内の配線や回路パターン
あるいは電極などを構成する金属が、高湿度環境下、電
位差の作用によって絶縁材料の表面あるいは内部を移行
する現象である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる状況
に鑑みなされたもので、エポキシ樹脂に硬化剤を配合し
た系に高分子量エポキシ重合体を配合し、さらに還元剤
を添加することにより、印刷配線板とした場合に層間の
接着性が良好で優れたはんだ耐熱性、耐電食性を与える
エポキシ樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のエポ
キシ樹脂組成物は、(a)エポキシ樹脂(b)硬化剤
(c)高分子量エポキシ重合体および(d)還元剤を必
須成分として配合してなることを特長とする。以下、本
発明を詳細に説明する。
【0005】(a)のエポキシ樹脂としては、分子内に
二個以上のエポキシ基をもつ化合物であればどのような
ものでもよく、例えば、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹
脂、ビスフェノ一ルF型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ル
S型エポキシ樹脂、フェノ一ルノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾ一ルノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノ
−ルAノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ルFノ
ボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族
鎖状エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、ヒダントイン型
エポキシ樹脂、イソシアヌレ一ト型エポキシ樹脂、その
他、二官能フェノ一ル類のジグリシジルエ−テル化物、
二官能アルコ−ル類のジグリシジルエ一テル化物、およ
びそれらのハロゲン化物、水素添加物などがある。これ
らの化合物の分子量はどのようなものでもよい。これら
の化合物は何種類かを併用することができる。
【0006】(b)の硬化剤としては、エポキシ樹脂を
硬化させるものであればどのようなものでもよいが、代
表的なものとしては多官館フェノ−ル類、アミン類、イ
ミダゾ−ル類、酸無水物などがある。多官能フェノ−ル
類の例としては、単環二官能フェノ−ルであるヒドロキ
ノン、レゾルシノ−ル、カテコ−ル、多環二官能フェノ
−ルであるビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルF、ナフ
タレンジオ−ル類、ビスフェノ−ル類及びこれらのハロ
ゲン化物、アルキル基置換体などがある。更にこれらの
フェノ−ル類とアルデヒド類との重縮合物であるノボラ
ック、レゾ−ルがある。アミン類の例としては、脂肪族
の1級、2級、3級アミン、芳香族の1級、2級、3級
アミン、グアニジン類、尿素誘導体などがあり、具体的
には、トリエチレンテトラミン、ジアミノジフェニルメ
タン、ジアミノジフェニルエ−テル、ジシアンジアミ
ド、トリルビグアニド、グアニル尿素、ジメチル尿素な
どがある。イミダゾ−ル化合物の例としては、アルキル
基置換イミダゾ−ル、べンズイミダゾ−ルなどがある。
酸無水物の例としては、無水フタル酸、へキサヒドロ無
水フタル酸、ピロメリット酸二無水物、べンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物などがある。これらの硬化剤
は何種類かを併用してもよく、また、硬化を速めるため
硬化促進剤を使用することもできる。硬化促進剤として
は、3級アミン、イミダゾ−ル、4級アンミニウム塩な
どがある。
【0007】(c)の高分子量エポキシ重合体として
は、以下で詳しく説明する二官能エポキシ樹脂と二官能
フェノール類を触媒の存在下極性溶媒中で反応させて得
られるものである。本発明における高分子量エポキシ重
合体の合成原料である2官能エポキシ樹脂は、分子内に
2個以上のエポキシ基を持つ化合物であればどのような
ものでもよい。例えば、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹
脂、ビスフェノ−ルF型エポキシ樹脂、ビスフェノ−ル
S型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族鎖状エ
ポキシ樹脂、その他、2官能フェノ−ル類のジグリシジ
ルエ−テル化物、2官能アルコ−ル類のジグリシジルエ
−テル化物、及びそれらのハロゲン化物、水素添加物な
どがある。これらの化合物の分子量はどのようなもので
もよい。これらの化合物、何種類かを併用することがで
きる。また、2官能エポキシ樹脂以外の成分が、不鈍物
として含まれていても構わない。
【0008】また、本発明における高分子量エポキシ重
合体の合成原料である2官能フェノール類は、2個以上
のフェノール性水酸基を持つ化合物であればどのような
ものでもよい。例えば、単環二官能フェノ一ルであるヒ
ドロキノン、レゾルトシノール、カテコール、ビスフェ
ノールA、ビスフェノールF、ナフタレンジオール類、
ビフェノ一ル類およびこれらのハロゲン化物、アルキル
基置換体などがある。これらの化合物の分子量はどのよ
うなものでもよい。これらの化合物は何種類かを併用す
ることができる。また2官能フェノ−ル類以外の成分
が、不鈍物として含まれていても構わない。
【0009】また高分子量エポキシ重合体の合成触媒
は、エポキシ基とフェノ−ル性水酸基のエ−テル化反応
を促進させるような触媒能を持つ化合物であればどのよ
うなものでもよく、例えばアルカリ金属化合物、アルカ
リ土類金属化合物、イミダゾ一ル類、有機りん化合物、
第二級アミン、第三級アミン、第四級アンモニウム塩な
どがある。なかでもアルカリ金属化合物が最も好ましい
触媒であり、アルカリ金属化合物の例としては、ナトリ
ウム、リチウム、カリウムの水酸化物、ハロゲン化物、
有機酸塩、アルコラート、フェノラート、水素化物、ホ
ウ水素化物、アミドなどがある。これらの触媒は併用す
ることができる。本発明における高分子量エポキシ重合
体の合成反応溶媒であるアミド系溶媒は、沸点が130
℃以上で、原科となるエポキシ樹脂とフェノ−ル類を溶
解すれば、どのようなものでもよい。例えばホルムアミ
ド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,
N−ジメチルアセトアミド、N,N,N’,N’−テト
ラメチル尿素、2−ピロリドン、N−メチルピロリド
ン、カルバミド酸エステルなどがある。本発明における
高分子量エポキシ重合体の合成反応溶媒であるケトン系
溶媒は、沸点が130℃以上で、原科となるエポキシ樹
脂とフェノ一ル類を溶解すればどのようなものでもよ
く、例えばシクロへキサノン、アセチルアセトン、ジイ
ソブチルケトン、ホロン、イソホロン、メチルシクロへ
キサノン、アセトフェノンなどがある。これらの溶媒は
併用することできる。またアミド系、ケトン系、エーテ
ル系、アルコール系、エステル系などに代表されるその
他の溶媒と併用しても構わない。
【0010】高分子量エポキシ重合体の合成条件として
は、二官能エポキシ樹脂と二官能フェノール類の配合当
量比は、エポキシ基/フェノール性水酸基=1:0.9
〜1.1であることが望ましい。0.9当量より少ない
と、直鎖状に高分子量化せずに、副反応が起きて架橋
し、溶媒に不溶になる。1.1当量より多いと、高分子
量化が進まない。高分子量エポキシ重合体の合成反応触
媒の配合量はいくらでもかまわないが、一般にはエポキ
シ樹脂1モルに対して触媒は0.0001〜0.2モル
程度である。この範囲より少ないと高分子量化反応が著
しく遅く、この範囲より多いと副反応が多くなり直鎖状
に高分子量化しない。高分子量エポキシ重合体の合成反
応温度は、60〜150℃であることが望ましい。60
℃より低いと高分子量化反応が著しく遅く、150℃よ
り高いと副反応が多くなり直鎖状に高分子量化しない。
高分子量エポキシ重合体の合成反応時の固形分濃度は5
0%以下であればよいが、好ましくは40%以下がよ
い。さらに好ましくは30%以下にすることが望まし
い。高濃度になるにしたがい副反応が多くなり、直鎖状
に高分子量化しにくくなる。したがって、比較的高濃度
で重合反応を行い、しかも直鎖状の高分子量エポキシ重
合体を得ようとする場合には、反応湿度を低くし、触媒
量を少なくする必要がある。
【0011】本発明における高分子量エポキシ重合体
は、合成に用いた溶媒以外で、高分子量エポキシ重合体
に対して貧溶媒を重合体溶液に添加することにより固形
樹脂として折出させることができる。例えば、アルコー
ル系溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール、ペンタノール、へキサノール、シク
ロへキサノール、べンジルアルコール、メチルシクロへ
キサノール、エチレングリコール、プロパンジオール、
ブタンジオール、グリセリン、2−メトキシエタノー
ル、2−エトキシエタノール、ジエチレングリコール、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコールなどがある。ケトン系溶媒
としては、アセトン、メチルエチルケトン、ペンタノ
ン、ヘキサノンサノン、メチルシクロへキサノン、アセ
チルアセトン、ホロン、イソホロン、アセトフェノンな
どがある。炭化水素系溶媒としては、べンタン、ヘキサ
ン、へプタン、オクタン、べンゼン、トルエン、キシレ
ン、シクロペンタン、シクロへキサン、石油エ−テル、
塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエ
タン、トリクロロエタン、テトラクロロエタン、クロロ
べンゼン、ジクロロべンゼンなどがある。エ−テル系溶
媒としては、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、
ジブチルエーテル、メトキシトルエン、フラン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエト
キシエタン、ジブトキシエタン、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエー
テルなどがある。エステル系溶媒としては、ギ酸エチ
ル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチル、ギ酸メチル、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、2−メト
キシエチルアセテート、2−エトキシエチルアセテート
などがある。水系溶媒としては、水の他、水に酸、アル
カリ、塩などを溶解させた水溶液などがある。その他の
溶媒としては、酢酸、無水酢酸、フェノール、ニトロべ
ンゼン、ホルムアミド、アセトアミド、N、N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、エポクロロヒ
ドリン、シリコーンオイル、液状シリコーン化合物など
がある。これらの溶媒は、何種類用いても、混合して用
いても、いかなる温度で用いてもよい。
【0012】このようにして得られた高分子量エポキシ
重合体の配合量は、分子量によって異なり特に限定され
るものではないが、層間接着性を高め、優れたはんだ耐
熱性を示すには、エポキシ樹脂100重量部に対して5
重量部〜30重量部程度が好ましい。
【0013】(d)の還元剤としては、フェノール系、
硫黄系、リン系還元剤などが用いられるが、フェノール
系還元剤を用いると、ドリル加工性などの他の特性を低
下させることなく電気絶縁特性を向上させることができ
る。フェノール系還元剤としては、1,2,3−トリヒ
ドロキシべンゼン、ブチル化ヒドロキシアニソール、
2,4−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノールなどの
モノフェノール系や2,2’−メチレン−ビス−(4−
メチル−6−第3−ブチルフェノール)、4,4’−チ
オビス−(3−メチル−6−第3−ブチルフェノール)
などのビスフェノール系及び1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−第3−ブチル−4’
−ヒドロキシべンジル)べンゼン、テトラキス−[メチ
レン3−(3’5’−ジ−第3−ブチル−4’−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート]メタンなどの高分子型
フェノール系がある。硫黄系還元剤としては、ジラウリ
ルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオ
ネートなどがある。リン系還元剤としては、トリフェニ
ルホスファイト、ジフェニルイソデシルホスファイトな
どがある。これらの還元剤は何種類かを併用してもよ
く、配合量はエポキシ樹脂100重量部に対して0.1
〜20重量部が好ましい。0.1重量部以下では絶縁特
性の向上はみられず、20重量部以上では絶縁特性や耐
熱性が低下する傾向を示す。
【0014】本発明に係るエポキシ樹脂組成物は、各種
の形態で利用されるが基材に塗布、含浸する際にはしば
しば溶剤が用いられる。それらの溶剤としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、トルエン、キシレン、メチル
イソブチルケトン、酢酸エチル、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、N,N−ジメチルアセトアミド、メ
タノール、エタノールなどがあり、これらは何種類かを
混合してもよい。前記(a)〜(d)を配合して得たワ
ニスは、ガラス布、ガラス不織布または紙、ガラス以外
を成分とする布などの基材に含浸させ、乾燥炉中で80
〜200℃の範囲で乾燥させることにより、印刷配線板
用プリプレグを得る。プリプレグは150〜190℃、
20〜80kgf/cm2 の範囲で加熱加圧して印刷配
線板または金属張積層板を製造することに用いられる。
ここでの乾燥とは、溶剤を使用した場合には溶剤を除去
すること、溶剤を使用しない場合には室温で流動性がな
くなるようにすることをいう。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0016】実施例1 臭素化ビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂 100重量部 (エポキシ当量530) フェノ−ルノボラック樹脂 20重量部 (水酸基当量106) 下記の高分子量エポキシ重合体 10重量部 へキサメチレンジアミンイソシアネ−トでマスクした 2−エチル−4−メチルイミダゾ−ル 0.5重量部 ピロガロール 0.5重量部 高分子量エポキシ重合体は、ビスフェノ−ルA型エポキ
シ樹脂とビスフェノ−ルAを当量比1:1で配合し水酸
化ナトリウム1.77gを加えたものを固形分濃度30
%となるようシクロへキサノンに溶解させ120℃で4
h撹拌して合成した。得られた重合体溶液にメタノール
を添加し、高分子量エポキシ重合体を析出乾燥させた。
この重量平均分子量は、89,000であった。上記化
合物をシクロへキサノンに溶解し、不揮発分70%のワ
ニスを作製した。
【0017】実施例2 実施例1における高分子量エポキシ重合体合成時の当量
比を1:1.02とし得られた重量平均分子量40,0
00の高分子量エポキシ重合体をメタノ−ルで析出さ
せ、ワニス溶剤をメチルエチルケトンとした。
【0018】実施例3 実施例1におけるピロガロールの代わりに4,4’−ブ
チリデンビス(3−メチル−6−タ−シャリブチルフェ
ノ−ル)を0.5重量部配合した。 実施例4 実施例1におけるピロガロ−ルのかわりにテトラキス
[メチレン3−(3’5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネ−ト]メタンを0.5重
量部配合した。
【0019】実施例5 ビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂 100重量部 (エポキシ当量185) フェノ−ルノボラック樹脂 57重量部 (水酸基当量106) 下記の難燃性高分子量エポキシ重合体 25重量部 へキサメチレンジアミンイソシアネ−トでマスクした 2−エチル−4−メチルイミダゾ−ル 0.5重量部 ピロガロール 0.5重量部 高分子量エポキシ重合体は、ビスフェノ−ルA型エポキ
シ樹脂とテトラブロモビスフェノ−ルAを当量比1:1
で配合し水酸化ナトリウム1.20gを加えたものを固
形分濃度30%となるようN,N−ジメチルアセトアミ
ドに溶解させ120℃で6h撹拌して合成した。得られ
た重合体溶液にメタノールを添加し、高分子量エポキシ
重合体を析出乾燥させた。この重量平均分子量は、25
8,000であった。上記化合物をメチルエチルケトン
に溶解し、不揮発分70%のワニスを作製した。 実施例6 実施例5におけるピロガロールの代わりに4,4’−ブ
チリデンビス(3−メチル−6−タ−シャリブチルフェ
ノ−ル)を0.5重量部配合した。 実施例7 実施例5におけるピロガロ−ルのかわりにテトラキス
[メチレン3−(3’5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネ−ト]メタンを0.5重
量部配合した。
【0020】比較例1 実施例1における高分子量エポキシ重合体を配合しなか
った。 比較例2 実施例1におけるピロガロールを配合しなかった。
【0021】以上の実施例及び比較例で得られたワニス
を0.2mm厚のガラス布に含浸後、140℃で5〜1
0分間加熱してプリプレグを得た。このようにして得ら
れたプリプレグ8枚の両側に18μm厚の銅箔を配置
し、170℃、90分、40kfg/cm2 のプレス条
件で両面銅張積層板を作製した。また、得られた高分子
量エポキシ重合体の重量平均分子量は、ゲル浸透クロマ
トグラフィ−によるスチレン換算から求めた。この積層
板を用いて、マイグレーション試験、はんだ耐熱試験、
層間の引き剥がし試験を行った。マイグレ−ション試験
は、スル−ホ−ルの穴壁間隔を350μmとしたテスト
パタ−ンを用いて、各試料について400穴の絶縁抵抗
を経時的に測定した。試験条件は、85℃、90%RH
雰囲気中100V印加して行い、導通破壊が発生するま
での時間を測定した。はんだ耐熱の試験は、両面エッチ
ングを施した積層板をプレッシャ−クッカ−で2時間処
理した後、260℃のはんだに20秒間浸漬して、外観
を目視により評価し、ふくれのないものをOK、ふくれ
のあるものをNGとした。層間引き剥がし強さの測定
は、表面の1枚のプリプレグに10mm幅のラインを形
成し、そのラインの90°方向に50mm/分の速度で
引き剥がして行った。 プリプレグのゲルタイムは16
0℃で測定し、塗工直後と20℃/40RHで60日間
保管後のプリプレグについて行った。各樹脂系の測定結
果を、表1に示す。実施例1〜7に示すように、高分子
量エポキシ重合体を配合した系は層間引き剥がし強さが
向上し、優れたはんだ耐熱性を示した。更に還元剤を配
合した系では、耐熱性の低下もなく耐電食性が向上し
た。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のエポキシ樹脂組成物を用いることによって、高い層間
接着性を有し、はんだ耐熱性や耐電食性に優れた積層板
を得ることが可能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 正美 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)エポキシ樹脂(b)硬化剤(c)高
    分子量エポキシ重合体および(d)還元剤を必須成分と
    してなるエポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】高分子量エポキシ重合体が二官能エポキシ
    樹脂と二官能フェノ一ル類を触媒の存在下、沸点が13
    0℃以上のアミド系またはケトン系溶媒中、反応固形分
    濃度50重量%以下で、加熱して重合させて得た、ゲル
    浸透クロマトグラフィ一によるスチレン換算重量平均分
    子量または光散乱法による平均分子量が40,000以
    上である請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】高分子量エポキシ重合体の稀薄溶液の還元
    粘度が0.70dl/g以上である請求項1または2に
    記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】高分子量エポキシ重合体が二官能エポキシ
    樹脂とハロゲン化二官能フェノ一ル類を触媒の存在下、
    アミド系溶媒中、反応固形分濃度50重量%以下で、加
    熱して重合させて得た、ゲル浸透クロマトグラフィ一に
    よるスチレン換算重量平均分子量または光散乱法による
    平均分子量が50,000以上である請求項1に記載の
    エポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】高分子量エポキシ重合体の稀薄溶液の還元
    粘度が0.30dl/g以上である請求項4に記載のエ
    ポキシ樹脂組成物。
JP1443592A 1992-01-30 1992-01-30 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物 Pending JPH05209111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1443592A JPH05209111A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1443592A JPH05209111A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05209111A true JPH05209111A (ja) 1993-08-20

Family

ID=11860942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1443592A Pending JPH05209111A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05209111A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180472A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Hitachi Kasei Polymer Co Ltd フレキシブルプリント配線板用接着剤組成物およびそれを用いたカバーレイフィルム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180472A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Hitachi Kasei Polymer Co Ltd フレキシブルプリント配線板用接着剤組成物およびそれを用いたカバーレイフィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060167189A1 (en) Resin composition for printed wiring board, and vanish, prepreg and metal-clad laminate using the same
JP3668463B2 (ja) 高分子量エポキシ樹脂とその製造方法、該エポキシ樹脂を用いた電気積層板用樹脂組成物及び電気積層板
JPH11130939A (ja) エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた硬化物
JP2003342350A (ja) 高分子量エポキシ樹脂、電気積層板用樹脂組成物及び電気積層板
EP0133600A2 (en) Epoxy resin and composition
JP3485169B2 (ja) シアネート・エポキシ樹脂組成物並びにそれを用いたプリプレグ、金属箔張り積層板及び印刷配線板
JP2001240723A (ja) 熱硬化性樹脂組成物並びにそれを用いたプリプレグ、金属張積層板及び印刷配線板
JPH05295090A (ja) エポキシ樹脂組成物
JPH05209111A (ja) 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物
JPH08176274A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JPH05209110A (ja) 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物
JPH0598132A (ja) エポキシ樹脂組成物
JPH06350211A (ja) 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物
JPH1160677A (ja) 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ、金属張り積層板
JP3252291B2 (ja) エポキシ樹脂組成物
KR20010101310A (ko) 시아네이트-에폭시 수지 조성물, 및 이를 이용한프리프레그, 금속 호일 적층판 및 인쇄 배선판
JP2004051938A (ja) エポキシ樹脂組成物およびその用途
JP3331222B2 (ja) エポキシ樹脂及びエポキシ樹脂組成物
JPH05295085A (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物
JP3261073B2 (ja) 印刷配線板用樹脂組成物、ワニス、プリプレグ及びそれを用いた印刷配線板用積層板
JP3265871B2 (ja) 積層板用エポキシ樹脂組成物
JP3529118B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPS61272243A (ja) 印刷配線板用プリプレグの製造方法
JPH11106613A (ja) 印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いた印刷配線板
JP3218436B2 (ja) エポキシ樹脂組成物