JPH05209110A - 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
印刷配線板用エポキシ樹脂組成物Info
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- JPH05209110A JPH05209110A JP1443492A JP1443492A JPH05209110A JP H05209110 A JPH05209110 A JP H05209110A JP 1443492 A JP1443492 A JP 1443492A JP 1443492 A JP1443492 A JP 1443492A JP H05209110 A JPH05209110 A JP H05209110A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷配線板用積層板において、はんだ耐熱性
や銅箔引き剥がし強さを向上させる。 【構成】 エポキシ樹脂に硬化剤を配合した系に、耐衝
撃性や層間接着性などを向上させるため高分子量エポキ
シ重合体を配合し、金属箔などの接着性向上剤として尿
素化合物を添加したエポキシ樹脂組成物。
や銅箔引き剥がし強さを向上させる。 【構成】 エポキシ樹脂に硬化剤を配合した系に、耐衝
撃性や層間接着性などを向上させるため高分子量エポキ
シ重合体を配合し、金属箔などの接着性向上剤として尿
素化合物を添加したエポキシ樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷配線板などに用い
られるエポキシ樹脂組成物に関する。
られるエポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化、高性能化に伴い、そ
の中に搭載される印刷配線板は、高多湿化、薄物化、ス
ル−ホ−ルの小径化及び穴間隔の減少などによる高密度
化が進行している。このため、印刷配線板の耐熱性や電
気絶縁特性に対する要求はますます厳しくなっている。
印刷配線板の絶縁材科として従来から広く使用されてい
るエポキシ樹脂は、耐熱性や寸法安定性などの向上を目
的として高Tg(ガラス転移湿度)化が進んでいる。高
Tg化の手法としては、多官能性エポキシ樹脂をジシア
ンジアミドで硬化させる系が広く検討されているが、3
官能、4官能のエポキシ樹脂は高価であり、ジシアンジ
アミド硬化系では吸湿牲が高くなる欠点がある。一方、
多官能性フェノ−ル樹脂を硬化剤とした系では、吸湿性
も低く、高Tgを有する樹脂硬化物が得られるが、銅箔
などの金属との接着性の低下が懸念される。また、この
ような高Tg化に伴い、得られるエポキシ樹脂硬化物は
より剛直となり、ドリル加工時のクラックの発生や層間
接着性の低下などによるはんだ耐熱性の低下が問題とな
ってくる。
の中に搭載される印刷配線板は、高多湿化、薄物化、ス
ル−ホ−ルの小径化及び穴間隔の減少などによる高密度
化が進行している。このため、印刷配線板の耐熱性や電
気絶縁特性に対する要求はますます厳しくなっている。
印刷配線板の絶縁材科として従来から広く使用されてい
るエポキシ樹脂は、耐熱性や寸法安定性などの向上を目
的として高Tg(ガラス転移湿度)化が進んでいる。高
Tg化の手法としては、多官能性エポキシ樹脂をジシア
ンジアミドで硬化させる系が広く検討されているが、3
官能、4官能のエポキシ樹脂は高価であり、ジシアンジ
アミド硬化系では吸湿牲が高くなる欠点がある。一方、
多官能性フェノ−ル樹脂を硬化剤とした系では、吸湿性
も低く、高Tgを有する樹脂硬化物が得られるが、銅箔
などの金属との接着性の低下が懸念される。また、この
ような高Tg化に伴い、得られるエポキシ樹脂硬化物は
より剛直となり、ドリル加工時のクラックの発生や層間
接着性の低下などによるはんだ耐熱性の低下が問題とな
ってくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる状況
に鑑みなされたもので、エポキシ樹脂に硬化剤を配合し
た系に高分子量エポキシ重合体を配合し、さらに尿素化
合物を添加することにより、印刷配線板とした場合に層
間接着性が良好で優れたはんだ耐熱性を示し、金属など
との接着性が良好となるエポキシ樹脂組成物を提供する
ことを目的とする。
に鑑みなされたもので、エポキシ樹脂に硬化剤を配合し
た系に高分子量エポキシ重合体を配合し、さらに尿素化
合物を添加することにより、印刷配線板とした場合に層
間接着性が良好で優れたはんだ耐熱性を示し、金属など
との接着性が良好となるエポキシ樹脂組成物を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のエポ
キシ樹脂組成物は、(a)エポキシ樹脂(b)硬化剤
(c)高分子量エポキシ重合体および(d)尿素化合物
を必須成分として配合してなることを特長とする。以
下、本発明を詳細に説明する。
キシ樹脂組成物は、(a)エポキシ樹脂(b)硬化剤
(c)高分子量エポキシ重合体および(d)尿素化合物
を必須成分として配合してなることを特長とする。以
下、本発明を詳細に説明する。
【0005】(a)のエポキシ樹脂としては、分子内に
二個以上のエポキシ基をもつ化合物であればどのような
ものでもよく、例えば、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹
脂、ビスフェノ一ルF型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ル
S型エポキシ樹脂、フェノ一ルノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾ一ルノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノ
−ルAノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ルFノ
ボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族
鎖状エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、ヒダントイン型
エポキシ樹脂、イソシアヌレ一ト型エポキシ樹脂、その
他、二官能フェノ一ル類のジグリシジルエ−テル化物、
二官能アルコ−ル類のジグリシジルエ一テル化物、およ
びそれらのハロゲン化物、水素添加物などがある。これ
らの化合物の分子量はどのようなものでもよい。これら
の化合物は何種類かを併用することができる。
二個以上のエポキシ基をもつ化合物であればどのような
ものでもよく、例えば、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹
脂、ビスフェノ一ルF型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ル
S型エポキシ樹脂、フェノ一ルノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾ一ルノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノ
−ルAノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ルFノ
ボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族
鎖状エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、ヒダントイン型
エポキシ樹脂、イソシアヌレ一ト型エポキシ樹脂、その
他、二官能フェノ一ル類のジグリシジルエ−テル化物、
二官能アルコ−ル類のジグリシジルエ一テル化物、およ
びそれらのハロゲン化物、水素添加物などがある。これ
らの化合物の分子量はどのようなものでもよい。これら
の化合物は何種類かを併用することができる。
【0006】(b)の硬化剤としては、エポキシ樹脂を
硬化させるものであればどのようなものでもよいが、代
表的なものとしては多官館フェノ−ル類、アミン類、イ
ミダゾ−ル類、酸無水物などがある。多官能フェノ−ル
類の例としては、単環二官能フェノ−ルであるヒドロキ
ノン、レゾルシノ−ル、カテコ−ル、多環二官能フェノ
−ルであるビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルF、ナフ
タレンジオ−ル類、ビスフェノ−ル類及びこれらのハロ
ゲン化物、アルキル基置換体などがある。更にこれらの
フェノ−ル類とアルデヒド類との重縮合物であるノボラ
ック、レゾ−ルがある。アミン類の例としては、脂肪族
の1級、2級、3級アミン、芳香族の1級、2級、3級
アミン、グアニジン類、尿素誘導体などがあり、具体的
には、トリエチレンテトラミン、ジアミノジフェニルメ
タン、ジアミノジフェニルエ−テル、ジシアンジアミ
ド、トリルビグアニド、グアニル尿素、ジメチル尿素な
どがある。イミダゾ−ル化合物の例としては、アルキル
基置換イミダゾ−ル、べンズイミダゾ−ルなどがある。
酸無水物の例としては、無水フタル酸、へキサヒドロ無
水フタル酸、ピロメリット酸二無水物、べンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物などがある。これらの硬化剤
は何種類かを併用してもよく、また、硬化を速めるため
硬化促進剤を使用することもできる。硬化促進剤として
は、3級アミン、イミダゾ−ル、4級アンミニウム塩な
どがある。
硬化させるものであればどのようなものでもよいが、代
表的なものとしては多官館フェノ−ル類、アミン類、イ
ミダゾ−ル類、酸無水物などがある。多官能フェノ−ル
類の例としては、単環二官能フェノ−ルであるヒドロキ
ノン、レゾルシノ−ル、カテコ−ル、多環二官能フェノ
−ルであるビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルF、ナフ
タレンジオ−ル類、ビスフェノ−ル類及びこれらのハロ
ゲン化物、アルキル基置換体などがある。更にこれらの
フェノ−ル類とアルデヒド類との重縮合物であるノボラ
ック、レゾ−ルがある。アミン類の例としては、脂肪族
の1級、2級、3級アミン、芳香族の1級、2級、3級
アミン、グアニジン類、尿素誘導体などがあり、具体的
には、トリエチレンテトラミン、ジアミノジフェニルメ
タン、ジアミノジフェニルエ−テル、ジシアンジアミ
ド、トリルビグアニド、グアニル尿素、ジメチル尿素な
どがある。イミダゾ−ル化合物の例としては、アルキル
基置換イミダゾ−ル、べンズイミダゾ−ルなどがある。
酸無水物の例としては、無水フタル酸、へキサヒドロ無
水フタル酸、ピロメリット酸二無水物、べンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物などがある。これらの硬化剤
は何種類かを併用してもよく、また、硬化を速めるため
硬化促進剤を使用することもできる。硬化促進剤として
は、3級アミン、イミダゾ−ル、4級アンミニウム塩な
どがある。
【0007】(c)の高分子量エポキシ重合体として
は、以下で詳しく説明する二官能エポキシ樹脂と二官能
フェノール類を触媒の存在下極性溶媒中で反応させて得
られるものである。本発明における高分子量エポキシ重
合体の合成原料である2官能エポキシ樹脂は、分子内に
2個以上のエポキシ基を持つ化合物であればどのような
ものでもよい。例えば、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹
脂、ビスフェノ−ルF型エポキシ樹脂、ビスフェノ−ル
S型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族鎖状エ
ポキシ樹脂、その他、2官能フェノ−ル類のジグリシジ
ルエ−テル化物、2官能アルコ−ル類のジグリシジルエ
−テル化物、及びそれらのハロゲン化物、水素添加物な
どがある。これらの化合物の分子量はどのようなもので
もよい。これらの化合物、何種類かを併用することがで
きる。また、2官能エポキシ樹脂以外の成分が、不鈍物
として含まれていても構わない。
は、以下で詳しく説明する二官能エポキシ樹脂と二官能
フェノール類を触媒の存在下極性溶媒中で反応させて得
られるものである。本発明における高分子量エポキシ重
合体の合成原料である2官能エポキシ樹脂は、分子内に
2個以上のエポキシ基を持つ化合物であればどのような
ものでもよい。例えば、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹
脂、ビスフェノ−ルF型エポキシ樹脂、ビスフェノ−ル
S型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族鎖状エ
ポキシ樹脂、その他、2官能フェノ−ル類のジグリシジ
ルエ−テル化物、2官能アルコ−ル類のジグリシジルエ
−テル化物、及びそれらのハロゲン化物、水素添加物な
どがある。これらの化合物の分子量はどのようなもので
もよい。これらの化合物、何種類かを併用することがで
きる。また、2官能エポキシ樹脂以外の成分が、不鈍物
として含まれていても構わない。
【0008】また、本発明における高分子量エポキシ重
合体の合成原料である2官能フェノール類は、2個以上
のフェノール性水酸基を持つ化合物であればどのような
ものでもよい。例えば、単環二官能フェノ一ルであるヒ
ドロキノン、レゾルトシノール、カテコール、ビスフェ
ノールA、ビスフェノールF、ナフタレンジオール類、
ビフェノ一ル類およびこれらのハロゲン化物、アルキル
基置換体などがある。これらの化合物の分子量はどのよ
うなものでもよい。これらの化合物は何種類かを併用す
ることができる。また2官能フェノ−ル類以外の成分
が、不鈍物として含まれていても構わない。
合体の合成原料である2官能フェノール類は、2個以上
のフェノール性水酸基を持つ化合物であればどのような
ものでもよい。例えば、単環二官能フェノ一ルであるヒ
ドロキノン、レゾルトシノール、カテコール、ビスフェ
ノールA、ビスフェノールF、ナフタレンジオール類、
ビフェノ一ル類およびこれらのハロゲン化物、アルキル
基置換体などがある。これらの化合物の分子量はどのよ
うなものでもよい。これらの化合物は何種類かを併用す
ることができる。また2官能フェノ−ル類以外の成分
が、不鈍物として含まれていても構わない。
【0009】また高分子量エポキシ重合体の合成触媒
は、エポキシ基とフェノ−ル性水酸基のエ−テル化反応
を促進させるような触媒能を持つ化合物であればどのよ
うなものでもよく、例えばアルカリ金属化合物、アルカ
リ土類金属化合物、イミダゾ一ル類、有機りん化合物、
第二級アミン、第三級アミン、第四級アンモニウム塩な
どがある。なかでもアルカリ金属化合物が最も好ましい
触媒であり、アルカリ金属化合物の例としては、ナトリ
ウム、リチウム、カリウムの水酸化物、ハロゲン化物、
有機酸塩、アルコラート、フェノラート、水素化物、ホ
ウ水素化物、アミドなどがある。これらの触媒は併用す
ることができる。本発明における高分子量エポキシ重合
体の合成反応溶媒であるアミド系溶媒は、沸点が130
℃以上で、原科となるエポキシ樹脂とフェノ−ル類を溶
解すれば、どのようなものでもよい。例えばホルムアミ
ド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,
N−ジメチルアセトアミド、N,N,N’,N’−テト
ラメチル尿素、2−ピロリドン、N−メチルピロリド
ン、カルバミド酸エステルなどがある。本発明における
高分子量エポキシ重合体の合成反応溶媒であるケトン系
溶媒は、沸点が130℃以上で、原科となるエポキシ樹
脂とフェノ一ル類を溶解すればどのようなものでもよ
く、例えばシクロへキサノン、アセチルアセトン、ジイ
ソブチルケトン、ホロン、イソホロン、メチルシクロへ
キサノン、アセトフェノンなどがある。これらの溶媒は
併用することできる。またアミド系、ケトン系、エ−テ
ル系、アルコ−ル系、エステル系などに代表されるその
他の溶媒と併用しても構わない。
は、エポキシ基とフェノ−ル性水酸基のエ−テル化反応
を促進させるような触媒能を持つ化合物であればどのよ
うなものでもよく、例えばアルカリ金属化合物、アルカ
リ土類金属化合物、イミダゾ一ル類、有機りん化合物、
第二級アミン、第三級アミン、第四級アンモニウム塩な
どがある。なかでもアルカリ金属化合物が最も好ましい
触媒であり、アルカリ金属化合物の例としては、ナトリ
ウム、リチウム、カリウムの水酸化物、ハロゲン化物、
有機酸塩、アルコラート、フェノラート、水素化物、ホ
ウ水素化物、アミドなどがある。これらの触媒は併用す
ることができる。本発明における高分子量エポキシ重合
体の合成反応溶媒であるアミド系溶媒は、沸点が130
℃以上で、原科となるエポキシ樹脂とフェノ−ル類を溶
解すれば、どのようなものでもよい。例えばホルムアミ
ド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,
N−ジメチルアセトアミド、N,N,N’,N’−テト
ラメチル尿素、2−ピロリドン、N−メチルピロリド
ン、カルバミド酸エステルなどがある。本発明における
高分子量エポキシ重合体の合成反応溶媒であるケトン系
溶媒は、沸点が130℃以上で、原科となるエポキシ樹
脂とフェノ一ル類を溶解すればどのようなものでもよ
く、例えばシクロへキサノン、アセチルアセトン、ジイ
ソブチルケトン、ホロン、イソホロン、メチルシクロへ
キサノン、アセトフェノンなどがある。これらの溶媒は
併用することできる。またアミド系、ケトン系、エ−テ
ル系、アルコ−ル系、エステル系などに代表されるその
他の溶媒と併用しても構わない。
【0010】高分子量エポキシ重合体の合成条件として
は、二官能エポキシ樹脂と二官能フェノ一ル類の配合当
量比は、エポキシ基/フェノ一ル性水酸基=1:0.9
〜1.1であることが望ましい。0.9当量より少ない
と、直鎖状に高分子量化せずに、副反応が起きて架橋
し、溶媒に不溶になる。1.1当量より多いと、高分子
量化が進まない。高分子量エポキシ重合体の合成反応触
媒の配合量はいくらでもかまわないが、一般にはエポキ
シ樹脂1モルに対して触媒は0.0001〜0.2モル
程度である。この範囲より少ないと高分子量化反応が著
しく遅く、この範囲より多いと副反応が多くなり直鎖状
に高分子量化しない。高分子量エポキシ重合体の合成反
応温度は、60〜150℃であることが望ましい。60
℃より低いと高分子量化反応が著しく遅く、150℃よ
り高いと副反応が多くなり直鎖状に高分子量化しない。
高分子量エポキシ重合体の合成反応時の固形分濃度は5
0%以下であればよいが、好ましくは40%以下がよ
い。さらに好ましくは30%以下にすることが望まし
い。高濃度になるにしたがい副反応が多くなり、直鎖状
に高分子量化しにくくなる。したがって、比較的高濃度
で重合反応を行い、しかも直鎖状の高分子量エポキシ重
合体を得ようとする場合には、反応湿度を低くし、触媒
量を少なくする必要がある。
は、二官能エポキシ樹脂と二官能フェノ一ル類の配合当
量比は、エポキシ基/フェノ一ル性水酸基=1:0.9
〜1.1であることが望ましい。0.9当量より少ない
と、直鎖状に高分子量化せずに、副反応が起きて架橋
し、溶媒に不溶になる。1.1当量より多いと、高分子
量化が進まない。高分子量エポキシ重合体の合成反応触
媒の配合量はいくらでもかまわないが、一般にはエポキ
シ樹脂1モルに対して触媒は0.0001〜0.2モル
程度である。この範囲より少ないと高分子量化反応が著
しく遅く、この範囲より多いと副反応が多くなり直鎖状
に高分子量化しない。高分子量エポキシ重合体の合成反
応温度は、60〜150℃であることが望ましい。60
℃より低いと高分子量化反応が著しく遅く、150℃よ
り高いと副反応が多くなり直鎖状に高分子量化しない。
高分子量エポキシ重合体の合成反応時の固形分濃度は5
0%以下であればよいが、好ましくは40%以下がよ
い。さらに好ましくは30%以下にすることが望まし
い。高濃度になるにしたがい副反応が多くなり、直鎖状
に高分子量化しにくくなる。したがって、比較的高濃度
で重合反応を行い、しかも直鎖状の高分子量エポキシ重
合体を得ようとする場合には、反応湿度を低くし、触媒
量を少なくする必要がある。
【0011】本発明における高分子量エポキシ重合体
は、合成に用いた溶媒以外で、高分子量エポキシ重合体
に対して貧溶媒を重合体溶液に添加することにより固形
樹脂として折出させることができる。例えば、アルコ−
ル系溶媒としては、メタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ
−ル、ブタノ−ル、ペンタノ一ル、へキサノ一ル、シク
ロへキサノ一ル、べンジルアルコ一ト、メチルシクロへ
キサノ一ル、エチレングリコ一ル、プロパンジオ一ル、
ブタンジオ一ル、グリセリン、2−メトキシエタノ一
ル、2−エトキシエタノ一ル、ジエヂレングリコ一ル、
ジエチレングリコ一ルモノメチルエ一テル、ジエチレン
グリコ一ルモノエチルエ一テル、トリエチレングリコ−
ル、ポリエチレングリコ−ルなどがある。ケトン系溶媒
としては、アセトン、メチルエチルケトン、ペンタノ
ン、ヘキサノンサノン、メチルシクロへキサノン、アセ
チルアセトン、ホロン、イソホロン、アセトフェノンな
どがある。炭化水素系溶媒としては、べンタン、ヘキサ
ン、へプタン、オクタン、べンゼン、トルエン、キシレ
ン、シクロペンタン、シクロへキサン、石油エ−テル、
塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエ
タン、トリクロロエタン、テトラクロロエタン、クロロ
べンゼン、ジクロロべンゼンなどがある。エ−テル系溶
媒としては、ジエチルエ一テル、ジプロピルエ一テル、
ジブチルエ一テル、メトキシトルエン、フラン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエト
キシエタン、ジブトキシエタン、ジエチレングリコ一ル
ジメチルエ一テル、ジエチレングリコ一ルジエチルエ一
テルなどがある。エステル系溶媒としては、ギ酸エチ
ル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチル、ギ酸メチル、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、2−メト
キシエチルアセテ−ト、2−エトキシエチルアセテ一ト
などがある。水系溶媒としては、水の他、水に酸、アル
カリ、塩などを溶解させた水溶液などがある。その他の
溶媒としては、酢酸、無水酢酸、フェノ一ル、ニトロべ
ンゼン、ホルムアミド、アセトアミド、N、N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、エポクロロヒ
ドリン、シリコ一ンオイル、液状シリコ一ン化合物など
がある。これらの溶媒は、何種類用いても、混合して用
いても、いかなる温度で用いてもよい。
は、合成に用いた溶媒以外で、高分子量エポキシ重合体
に対して貧溶媒を重合体溶液に添加することにより固形
樹脂として折出させることができる。例えば、アルコ−
ル系溶媒としては、メタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ
−ル、ブタノ−ル、ペンタノ一ル、へキサノ一ル、シク
ロへキサノ一ル、べンジルアルコ一ト、メチルシクロへ
キサノ一ル、エチレングリコ一ル、プロパンジオ一ル、
ブタンジオ一ル、グリセリン、2−メトキシエタノ一
ル、2−エトキシエタノ一ル、ジエヂレングリコ一ル、
ジエチレングリコ一ルモノメチルエ一テル、ジエチレン
グリコ一ルモノエチルエ一テル、トリエチレングリコ−
ル、ポリエチレングリコ−ルなどがある。ケトン系溶媒
としては、アセトン、メチルエチルケトン、ペンタノ
ン、ヘキサノンサノン、メチルシクロへキサノン、アセ
チルアセトン、ホロン、イソホロン、アセトフェノンな
どがある。炭化水素系溶媒としては、べンタン、ヘキサ
ン、へプタン、オクタン、べンゼン、トルエン、キシレ
ン、シクロペンタン、シクロへキサン、石油エ−テル、
塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエ
タン、トリクロロエタン、テトラクロロエタン、クロロ
べンゼン、ジクロロべンゼンなどがある。エ−テル系溶
媒としては、ジエチルエ一テル、ジプロピルエ一テル、
ジブチルエ一テル、メトキシトルエン、フラン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエト
キシエタン、ジブトキシエタン、ジエチレングリコ一ル
ジメチルエ一テル、ジエチレングリコ一ルジエチルエ一
テルなどがある。エステル系溶媒としては、ギ酸エチ
ル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチル、ギ酸メチル、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、2−メト
キシエチルアセテ−ト、2−エトキシエチルアセテ一ト
などがある。水系溶媒としては、水の他、水に酸、アル
カリ、塩などを溶解させた水溶液などがある。その他の
溶媒としては、酢酸、無水酢酸、フェノ一ル、ニトロべ
ンゼン、ホルムアミド、アセトアミド、N、N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、エポクロロヒ
ドリン、シリコ一ンオイル、液状シリコ一ン化合物など
がある。これらの溶媒は、何種類用いても、混合して用
いても、いかなる温度で用いてもよい。
【0012】このようにして得られた難燃性高分子量エ
ポキシ重合体の配合量は、分子量によって異なり特に限
定されるものではないが、層間接着性を高め、優れたは
んだ耐熱性を示すには、エポキシ樹脂100重量部に対
して5重量部〜30重量部程度が好ましい。
ポキシ重合体の配合量は、分子量によって異なり特に限
定されるものではないが、層間接着性を高め、優れたは
んだ耐熱性を示すには、エポキシ樹脂100重量部に対
して5重量部〜30重量部程度が好ましい。
【0013】(d)の尿素化合物としては、
【化1】 (ここで、R,R’,R’’は水素、アルキル基、アル
カンを含む置換基、アルケンを含む置換基、シアノ基、
ニトロ基、フェニル基などの芳香環を含む置換基、イミ
ダゾ−ルなどの複素環を含む置換基)の構造を持つもの
で、具体的には尿素、N−モノアルキル尿素、N,N−
ジアルキル尿素、N,N’−ジアルキル尿素、N−アリ
ル尿素、ジアセチル尿素、ジべンゾイル尿素、べンゼン
スルホニル尿素、P−トルエンスルホニル尿素、トリア
ルキル尿素、テトラアルキル尿素、フェニル尿素、ジフ
ェニル尿素、N−P−エトキシフェニル−N’−ビニル
尿素、ニトロソ尿素、ビウレア、ビウレット、グアニル
尿素、ヒダントイン、γ−カルバミルプロピルトリエト
キシシラン、その他ウレイド化合物、イソ尿素化合物、
セミカルバジド化合物などの鎖状、環状化合物がある。
これらの化合物は、2種類以上併用してもよい。配合量
は、エポキシ樹脂100重量部に対し0.1〜10重量
部が好ましい。0.1重量部では銅箔引きは剥がし強さ
などの接着力が十分でなく、10重量部以上ではドリル
加工性や耐熱性が低下する。
カンを含む置換基、アルケンを含む置換基、シアノ基、
ニトロ基、フェニル基などの芳香環を含む置換基、イミ
ダゾ−ルなどの複素環を含む置換基)の構造を持つもの
で、具体的には尿素、N−モノアルキル尿素、N,N−
ジアルキル尿素、N,N’−ジアルキル尿素、N−アリ
ル尿素、ジアセチル尿素、ジべンゾイル尿素、べンゼン
スルホニル尿素、P−トルエンスルホニル尿素、トリア
ルキル尿素、テトラアルキル尿素、フェニル尿素、ジフ
ェニル尿素、N−P−エトキシフェニル−N’−ビニル
尿素、ニトロソ尿素、ビウレア、ビウレット、グアニル
尿素、ヒダントイン、γ−カルバミルプロピルトリエト
キシシラン、その他ウレイド化合物、イソ尿素化合物、
セミカルバジド化合物などの鎖状、環状化合物がある。
これらの化合物は、2種類以上併用してもよい。配合量
は、エポキシ樹脂100重量部に対し0.1〜10重量
部が好ましい。0.1重量部では銅箔引きは剥がし強さ
などの接着力が十分でなく、10重量部以上ではドリル
加工性や耐熱性が低下する。
【0014】本発明に係るエポキシ樹脂組成物は、各種
の形態で利用されるが基材に塗布、含浸する際にはしば
しば溶剤が用いられる。それらの溶剤としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、トルエン、キシレン、メチル
イソブチルケトン、酢酸エチル、エチレングリコ−ルモ
ノメチルエ−テル、N,N−ジメチルアセトアミド、メ
タノ−ル、エタノ−ルなどがあり、これらは何種類かを
混合してもよい。前記(a)〜(d)を配合して得たワ
ニスは、ガラス布、ガラス不織布または紙、ガラス以外
を成分とする布などの基材に含浸させ、乾燥炉中で80
〜200℃の範囲で乾燥させることにより、印刷配線板
用プリプレグを得る。プリプレグは150〜190℃、
20〜80kfg/cm2 の範囲で加熱加圧して印刷配
線板または金属張積層板を製造することに用いられる。
ここでの乾燥とは、溶剤を使用した場合には溶剤を除去
すること、溶剤を使用しない場合には室温で流動性がな
くなるようにすることをいう。
の形態で利用されるが基材に塗布、含浸する際にはしば
しば溶剤が用いられる。それらの溶剤としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、トルエン、キシレン、メチル
イソブチルケトン、酢酸エチル、エチレングリコ−ルモ
ノメチルエ−テル、N,N−ジメチルアセトアミド、メ
タノ−ル、エタノ−ルなどがあり、これらは何種類かを
混合してもよい。前記(a)〜(d)を配合して得たワ
ニスは、ガラス布、ガラス不織布または紙、ガラス以外
を成分とする布などの基材に含浸させ、乾燥炉中で80
〜200℃の範囲で乾燥させることにより、印刷配線板
用プリプレグを得る。プリプレグは150〜190℃、
20〜80kfg/cm2 の範囲で加熱加圧して印刷配
線板または金属張積層板を製造することに用いられる。
ここでの乾燥とは、溶剤を使用した場合には溶剤を除去
すること、溶剤を使用しない場合には室温で流動性がな
くなるようにすることをいう。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0016】実施例1 臭素化ビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂 100重量部 (エポキシ当量530) フェノ−ルノボラック樹脂 20重量部 (水酸基当量106) 下記の高分子量エポキシ重合体 10重量部 へキサメチレンジアミンイソシアネ−トでマスクした 2−エチル−4−メチルイミダゾ−ル 0.5重量部 尿素 2重量部 高分子量エポキシ重合体は、ビスフェノ−ルA型エポキ
シ樹脂とビスフェノ−ルAを当量比1:1で配合し水酸
化ナトリウム1.77gを加えたものを固形分濃度30
%となるようシクロへキサノンに溶解させ120℃で4
h撹拌して合成した。得られた重合体溶液にメタノール
を添加し、高分子量エポキシ重合体を析出乾燥させた。
この重量平均分子量は、89,000であった。上記化
合物をシクロへキサノンに溶解し、不揮発分70%のワ
ニスを作製した。
シ樹脂とビスフェノ−ルAを当量比1:1で配合し水酸
化ナトリウム1.77gを加えたものを固形分濃度30
%となるようシクロへキサノンに溶解させ120℃で4
h撹拌して合成した。得られた重合体溶液にメタノール
を添加し、高分子量エポキシ重合体を析出乾燥させた。
この重量平均分子量は、89,000であった。上記化
合物をシクロへキサノンに溶解し、不揮発分70%のワ
ニスを作製した。
【0017】実施例2 実施例1における高分子量エポキシ重合体合成時の当量
比を1:1.02とし得られた重量平均分子量40,0
00の高分子量エポキシ重合体をメタノ−ルで析出さ
せ、ワニス溶剤をメチルエチルケトンとした。
比を1:1.02とし得られた重量平均分子量40,0
00の高分子量エポキシ重合体をメタノ−ルで析出さ
せ、ワニス溶剤をメチルエチルケトンとした。
【0018】実施例3 実施例1におけるフェノールノボラック樹脂の代わりに
ビスフェノールAノボラック樹脂(水酸基当量114)
を22重量部配合した。 実施例4 実施例1におけるフェノールノボラック樹脂の代わりに
ジシアンジアミドを4重量部配合し、さらに溶媒として
エチレングリコールモノメチルエーテルを加えた。
ビスフェノールAノボラック樹脂(水酸基当量114)
を22重量部配合した。 実施例4 実施例1におけるフェノールノボラック樹脂の代わりに
ジシアンジアミドを4重量部配合し、さらに溶媒として
エチレングリコールモノメチルエーテルを加えた。
【0019】実施例5 ビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂 100重量部 (エポキシ当量185) フェノ−ルノボラック樹脂 57重量部 (水酸基当量106) 下記の難燃性高分子量エポキシ重合体 25重量部 へキサメチレンジアミンイソシアネ−トでマスクした 2−エチル−4−メチルイミダゾ−ル 0.5重量部 尿素 2重量部 高分子量エポキシ重合体は、ビスフェノ−ルA型エポキ
シ樹脂とテトラブロモビスフェノ−ルAを当量比1:1
で配合し水酸化ナトリウム1.20gを加えたものを固
形分濃度30%となるようN,N−ジメチルアセトアミ
ドに溶解させ120℃で6h撹拌して合成した。得られ
た重合体溶液にメタノールを添加し、高分子量エポキシ
重合体を析出乾燥させた。この重量平均分子量は、25
8,000であった。上記化合物をメチルエチルケトン
に溶解し、不揮発分70%のワニスを作製した。 実施例6 実施例1におけるフェノールノボラック樹脂の代わりに
ジシアンジアミドを4重量部配合し、さらに溶媒として
エチレングリコールモノメチルエーテルを加えた。
シ樹脂とテトラブロモビスフェノ−ルAを当量比1:1
で配合し水酸化ナトリウム1.20gを加えたものを固
形分濃度30%となるようN,N−ジメチルアセトアミ
ドに溶解させ120℃で6h撹拌して合成した。得られ
た重合体溶液にメタノールを添加し、高分子量エポキシ
重合体を析出乾燥させた。この重量平均分子量は、25
8,000であった。上記化合物をメチルエチルケトン
に溶解し、不揮発分70%のワニスを作製した。 実施例6 実施例1におけるフェノールノボラック樹脂の代わりに
ジシアンジアミドを4重量部配合し、さらに溶媒として
エチレングリコールモノメチルエーテルを加えた。
【0020】比較例1 実施例1における高分子量エポキシ重合体を配合しなか
った。 比較例2 実施例1における尿素を配合しなかった。 比較例3 実施例5における難燃性高分子量エポキシ重合体を配合
せず、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の代わりに臭素
化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量53
0)を用いた。
った。 比較例2 実施例1における尿素を配合しなかった。 比較例3 実施例5における難燃性高分子量エポキシ重合体を配合
せず、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の代わりに臭素
化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量53
0)を用いた。
【0021】以上の実施例及び比較例で得られたワニス
を0.2mm厚のガラス布に含浸後、140℃で5〜1
0分間加熱してプリプレグを得た。このようにして得ら
れたプリプレグ8枚の両側に18μm厚の銅箔を配置
し、170℃、90分、40kgf/cm2 のプレス条
件で両面銅張積層板を作製した。また、得られた高分子
量エポキシ重合体の重量平均分子量は、ゲル浸透クロマ
トグラフィ−によるスチレン換算から求めた。この積層
板を用いて、はんだ耐熱試験、層間の引き剥がし試験、
外層銅箔及び内層銅箔引き剥がし試験を行った。はんだ
耐熱の試験は、両面エッチングを施した積層板をプレッ
シャ−クッカ−で2時間処理した後、260℃のはんだ
に20秒間浸漬して、外観を目視により評価し、ふくれ
のないものをOK、ふくれのあるものをNGとした。層
間引き剥がし強さの測定は、表面の1枚のプリプレグに
10mm幅のラインを形成し、そのラインの90°方向
に50mm/分の速度で引き剥がして行った。外層銅箔
引き剰がし強さの測定は、外層銅箔上に1mm幅のライ
ンを形成し、そのラインの90°方向に50mm/分の
速度で引き剥がして行った。内層銅箔引き剥がし強さの
測定は、内層銅箔の光沢面に粗化処理を行い、その処理
面とプリプレグ層との引き剥がし強さを外層の場合と同
様の条件で行った。また、これら銅箔引き剥がし試験で
の塩酸処理は、35℃の18%塩酸で60分間行った。
を0.2mm厚のガラス布に含浸後、140℃で5〜1
0分間加熱してプリプレグを得た。このようにして得ら
れたプリプレグ8枚の両側に18μm厚の銅箔を配置
し、170℃、90分、40kgf/cm2 のプレス条
件で両面銅張積層板を作製した。また、得られた高分子
量エポキシ重合体の重量平均分子量は、ゲル浸透クロマ
トグラフィ−によるスチレン換算から求めた。この積層
板を用いて、はんだ耐熱試験、層間の引き剥がし試験、
外層銅箔及び内層銅箔引き剥がし試験を行った。はんだ
耐熱の試験は、両面エッチングを施した積層板をプレッ
シャ−クッカ−で2時間処理した後、260℃のはんだ
に20秒間浸漬して、外観を目視により評価し、ふくれ
のないものをOK、ふくれのあるものをNGとした。層
間引き剥がし強さの測定は、表面の1枚のプリプレグに
10mm幅のラインを形成し、そのラインの90°方向
に50mm/分の速度で引き剥がして行った。外層銅箔
引き剰がし強さの測定は、外層銅箔上に1mm幅のライ
ンを形成し、そのラインの90°方向に50mm/分の
速度で引き剥がして行った。内層銅箔引き剥がし強さの
測定は、内層銅箔の光沢面に粗化処理を行い、その処理
面とプリプレグ層との引き剥がし強さを外層の場合と同
様の条件で行った。また、これら銅箔引き剥がし試験で
の塩酸処理は、35℃の18%塩酸で60分間行った。
【0022】各樹脂系の測定結果を、表1に示す。実施
例1〜6に示すように、高分子量エポキシ重合体を配合
した系は、その種類や硬化系にかかわらず高い層間接着
性を有し優れたはんだ耐熱性を示した。
例1〜6に示すように、高分子量エポキシ重合体を配合
した系は、その種類や硬化系にかかわらず高い層間接着
性を有し優れたはんだ耐熱性を示した。
【表1】
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のエポキシ樹脂組成物を用いることによって、高い層間
接着性を有し、はんだ耐熱性や銅箔引き剥がし強さに優
れた積層板を提供することが可能になった。
のエポキシ樹脂組成物を用いることによって、高い層間
接着性を有し、はんだ耐熱性や銅箔引き剥がし強さに優
れた積層板を提供することが可能になった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/38 E 7011−4E (72)発明者 清水 浩 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館研究所内 (72)発明者 新井 正美 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】(a)エポキシ樹脂(b)硬化剤(c)高
分子量エポキシ重合体および(d)尿素化合物を必須成
分としてなるエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項2】高分子量エポキシ重合体が二官能エポキシ
樹脂と二官能フェノ一ル類を触媒の存在下、沸点が13
0℃以上のアミド系またはケトン系溶媒中、反応固形分
濃度50重量%以下で、加熱して重合させて得た、ゲル
浸透クロマトグラフィ一によるスチレン換算重量平均分
子量または光散乱法による平均分子量が40,000以
上である請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項3】高分子量エポキシ重合体の稀薄溶液の還元
粘度が0.50dl/g以上である請求項1または2に
記載のエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項4】高分子量エポキシ重合体が二官能エポキシ
樹脂とハロゲン化二官能フェノ一ル類を触媒の存在下、
アミド系溶媒中、反応固形分濃度50重量%以下で、加
熱して重合させて得た、ゲル浸透クロマトグラフィ一に
よるスチレン換算重量平均分子量または光散乱法による
平均分子量が50,000以上である請求項1に記載の
エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項5】高分子量エポキシ重合体の稀薄溶液の還元
粘度が0.30dl/g以上である請求項4に記載のエ
ポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1443492A JPH05209110A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1443492A JPH05209110A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209110A true JPH05209110A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11860917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1443492A Pending JPH05209110A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 印刷配線板用エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05209110A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006219669A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-08-24 | Hitachi Chem Co Ltd | 硬化性樹脂組成物、プリプレグ、基板、金属箔張積層板、樹脂付金属箔及びプリント配線板 |
| JP2007504341A (ja) * | 2003-05-30 | 2007-03-01 | デグサ アクチエンゲゼルシャフト | エポキシ樹脂のための促進剤としての尿素−誘導体の使用 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1443492A patent/JPH05209110A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007504341A (ja) * | 2003-05-30 | 2007-03-01 | デグサ アクチエンゲゼルシャフト | エポキシ樹脂のための促進剤としての尿素−誘導体の使用 |
| US7750107B2 (en) | 2003-05-30 | 2010-07-06 | Alzchem Trostberg Gmbh | Substituted urea accelerator with dicyandiamide for epoxy resin systems |
| JP2006219669A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-08-24 | Hitachi Chem Co Ltd | 硬化性樹脂組成物、プリプレグ、基板、金属箔張積層板、樹脂付金属箔及びプリント配線板 |
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