JPH05209353A - 不織布の製造方法 - Google Patents
不織布の製造方法Info
- Publication number
- JPH05209353A JPH05209353A JP3220953A JP22095391A JPH05209353A JP H05209353 A JPH05209353 A JP H05209353A JP 3220953 A JP3220953 A JP 3220953A JP 22095391 A JP22095391 A JP 22095391A JP H05209353 A JPH05209353 A JP H05209353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unidirectional
- fiber
- conveyor
- fibrous web
- web
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦と横の強度差の少ない不織布を高速度で製
造する方法を提供する。 【構成】 短繊維群をカード機1で梳毛した一方向性第
一繊維ウェブ2を得る。この一方向性第一繊維ウェブ2
をそのまま搬送コンベア4上に乗せる。一方向性第一繊
維ウェブ2上に、スパンボンドフリース3を積層する。
スパンボンドフリース3は、長繊維が無作為に集積され
てなるものである。このスパンボンドフリース3上に、
短繊維群をカード機5で梳毛した一方向性第二繊維ウェ
ブ6をそのまま積層して三層積層物8を得る。この三層
積層物8に水柱流7を施す。その結果、一方向性第一繊
維ウェブ2とスパンボンドフリース3と一方向性第二繊
維ウェブ6の各構成繊維相互間が絡合される。この絡合
によって、一定の強度を示す不織布を得ることができ
る。
造する方法を提供する。 【構成】 短繊維群をカード機1で梳毛した一方向性第
一繊維ウェブ2を得る。この一方向性第一繊維ウェブ2
をそのまま搬送コンベア4上に乗せる。一方向性第一繊
維ウェブ2上に、スパンボンドフリース3を積層する。
スパンボンドフリース3は、長繊維が無作為に集積され
てなるものである。このスパンボンドフリース3上に、
短繊維群をカード機5で梳毛した一方向性第二繊維ウェ
ブ6をそのまま積層して三層積層物8を得る。この三層
積層物8に水柱流7を施す。その結果、一方向性第一繊
維ウェブ2とスパンボンドフリース3と一方向性第二繊
維ウェブ6の各構成繊維相互間が絡合される。この絡合
によって、一定の強度を示す不織布を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦と横の強度差の少な
い不織布を、高速度で且つ合理的に製造する方法に関す
るものである。
い不織布を、高速度で且つ合理的に製造する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、短繊維群をカード機で梳毛し
て繊維ウェブを形成し、この繊維ウェブに結合剤を付与
するという方法で、短繊維不織布が製造されている。ま
た、結合剤の付与に代えて、水柱流を施すことにより、
短繊維相互間を絡合させるという方法によっても、短繊
維不織布が製造されている。しかし、このようにして製
造された短繊維不織布は、縦と横の強度差が激しいもの
であった。この理由は、カード機で梳毛した繊維ウェブ
中の短繊維が、機械方向に配列しているためである。そ
して、この繊維ウェブをそのまま搬送コンベアに乗せ
て、不織布を製造するためである。このように、構成繊
維である短繊維が一定の方向に配列した不織布は、その
配列方向には高強度であるが、配列方向と直交する方向
には極めて強度の低いものである。
て繊維ウェブを形成し、この繊維ウェブに結合剤を付与
するという方法で、短繊維不織布が製造されている。ま
た、結合剤の付与に代えて、水柱流を施すことにより、
短繊維相互間を絡合させるという方法によっても、短繊
維不織布が製造されている。しかし、このようにして製
造された短繊維不織布は、縦と横の強度差が激しいもの
であった。この理由は、カード機で梳毛した繊維ウェブ
中の短繊維が、機械方向に配列しているためである。そ
して、この繊維ウェブをそのまま搬送コンベアに乗せ
て、不織布を製造するためである。このように、構成繊
維である短繊維が一定の方向に配列した不織布は、その
配列方向には高強度であるが、配列方向と直交する方向
には極めて強度の低いものである。
【0003】このため、カード機で梳毛して得られた繊
維ウェブを揺動コンベアに導入し、この揺動コンベア
を、搬送コンベアの幅方向に揺動させて繊維ウェブを折
り畳むことが行なわれている(いわゆるクロスラッピン
グ)。繊維ウェブを折り畳んで得られた繊維フリース中
の構成繊維は、揺動コンベアの揺動方向と搬送コンベア
の搬送方向とのベクトル和の方向に配列する。従って、
揺動コンベアは左右に揺動するため、繊維フリース中の
構成繊維は、バイアス方向(搬送コンベアの搬送方向と
搬送コンベアの幅方向との間の方向)に交差した状態で
配列している。この繊維フリースを使用して得られた不
織布は、構成繊維がバイアス方向に交差して配列してい
るため、縦(搬送コンベアの搬送方向)及び横(搬送コ
ンベアの幅方向)の強度差の小さいものである。
維ウェブを揺動コンベアに導入し、この揺動コンベア
を、搬送コンベアの幅方向に揺動させて繊維ウェブを折
り畳むことが行なわれている(いわゆるクロスラッピン
グ)。繊維ウェブを折り畳んで得られた繊維フリース中
の構成繊維は、揺動コンベアの揺動方向と搬送コンベア
の搬送方向とのベクトル和の方向に配列する。従って、
揺動コンベアは左右に揺動するため、繊維フリース中の
構成繊維は、バイアス方向(搬送コンベアの搬送方向と
搬送コンベアの幅方向との間の方向)に交差した状態で
配列している。この繊維フリースを使用して得られた不
織布は、構成繊維がバイアス方向に交差して配列してい
るため、縦(搬送コンベアの搬送方向)及び横(搬送コ
ンベアの幅方向)の強度差の小さいものである。
【0004】しかしながら、この方法を採用すると、不
織布の製造速度が遅くなるという欠点があった。これ
は、カード機で梳毛された繊維ウェブをそのまま搬送コ
ンベア上に乗せるのではなく、一旦揺動コンベアに導入
し、搬送コンベア上でクロスラッピングするためであ
る。クロスラッピングを行なうと、繊維フリースの搬送
速度は、カード機で梳毛された繊維ウェブをそのまま搬
送する場合に比べて、約1/2〜1/10程度になってしまう
のである。また、クロスラッピングを行なうためには、
搬送コンベアに対し直角になるように、カード機を設置
しなければならず、製造設備がL字型となる。このた
め、搬送コンベアとカード機で囲まれた区域が遊休スペ
ースとなり、設備配置形態が不合理になるという欠点が
あった。
織布の製造速度が遅くなるという欠点があった。これ
は、カード機で梳毛された繊維ウェブをそのまま搬送コ
ンベア上に乗せるのではなく、一旦揺動コンベアに導入
し、搬送コンベア上でクロスラッピングするためであ
る。クロスラッピングを行なうと、繊維フリースの搬送
速度は、カード機で梳毛された繊維ウェブをそのまま搬
送する場合に比べて、約1/2〜1/10程度になってしまう
のである。また、クロスラッピングを行なうためには、
搬送コンベアに対し直角になるように、カード機を設置
しなければならず、製造設備がL字型となる。このた
め、搬送コンベアとカード機で囲まれた区域が遊休スペ
ースとなり、設備配置形態が不合理になるという欠点が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、カ
ード機で梳毛された繊維ウェブをそのまま搬送コンベア
上に乗せて不織布を製造する方法、即ち高速度且つ省ス
ペースで不織布を製造する方法を採用しながら、なおか
つ不織布の縦及び横の強度差を少なくするように工夫し
たものである。
ード機で梳毛された繊維ウェブをそのまま搬送コンベア
上に乗せて不織布を製造する方法、即ち高速度且つ省ス
ペースで不織布を製造する方法を採用しながら、なおか
つ不織布の縦及び横の強度差を少なくするように工夫し
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、短繊維
群をカード機で梳毛した一方向性第一繊維ウェブを、そ
のまま搬送コンベア上に乗せ、次いで該一方向性第一繊
維ウェブ上に、長繊維が無作為に集積されてなるスパン
ボンドフリースを積層し、更に該スパンボンドフリース
上に、短繊維群をカード機で梳毛した一方向性第二繊維
ウェブをそのまま積層して三層積層物を得、その後該三
層積層物に水柱流を施して、該一方向性第一繊維ウェブ
の構成繊維と該スパンボンドフリースの構成繊維相互
間、該一方向性第一繊維ウェブの構成繊維と該一方向性
第二繊維ウェブの構成繊維相互間、及び該スパンボンド
フリースの構成繊維と該一方向性第二繊維ウェブの構成
繊維相互間を絡合させることを特徴とする不織布の製造
方法に関するものである。
群をカード機で梳毛した一方向性第一繊維ウェブを、そ
のまま搬送コンベア上に乗せ、次いで該一方向性第一繊
維ウェブ上に、長繊維が無作為に集積されてなるスパン
ボンドフリースを積層し、更に該スパンボンドフリース
上に、短繊維群をカード機で梳毛した一方向性第二繊維
ウェブをそのまま積層して三層積層物を得、その後該三
層積層物に水柱流を施して、該一方向性第一繊維ウェブ
の構成繊維と該スパンボンドフリースの構成繊維相互
間、該一方向性第一繊維ウェブの構成繊維と該一方向性
第二繊維ウェブの構成繊維相互間、及び該スパンボンド
フリースの構成繊維と該一方向性第二繊維ウェブの構成
繊維相互間を絡合させることを特徴とする不織布の製造
方法に関するものである。
【0007】本発明においては、まず短繊維群をカード
機1で梳毛した一方向性第一繊維ウェブ2を得る。本発
明で使用する短繊維としては、従来公知の短繊維を使用
でき、例えばレーヨン短繊維,ポリエステル短繊維,ポ
リプロピレン短繊維,ポリアミド短繊維等が使用でき
る。また、この短繊維の繊維長は、10〜100mm程度であ
る。短繊維群を梳毛するためのカード機1も従来公知の
カード機を使用することができ、例えばローラーカード
機,フラットカード機,ウールンカード機等を使用する
ことができる。このカード機1で短繊維群を梳毛する
と、短繊維が開繊され、且つ短繊維群がカード機の機械
方向に配列した、一方向性第一繊維ウェブ2を得ること
ができる。
機1で梳毛した一方向性第一繊維ウェブ2を得る。本発
明で使用する短繊維としては、従来公知の短繊維を使用
でき、例えばレーヨン短繊維,ポリエステル短繊維,ポ
リプロピレン短繊維,ポリアミド短繊維等が使用でき
る。また、この短繊維の繊維長は、10〜100mm程度であ
る。短繊維群を梳毛するためのカード機1も従来公知の
カード機を使用することができ、例えばローラーカード
機,フラットカード機,ウールンカード機等を使用する
ことができる。このカード機1で短繊維群を梳毛する
と、短繊維が開繊され、且つ短繊維群がカード機の機械
方向に配列した、一方向性第一繊維ウェブ2を得ること
ができる。
【0008】この一方向性第一繊維ウェブ2を、そのま
ま搬送コンベア4上に乗せる。従って、この搬送コンベ
ア4の搬送方向は、カード機1の機械方向、即ち第一繊
維ウェブ2中の短繊維の配列方向となっている。そし
て、この一方向性第一繊維ウェブ2の上に、スパンボン
ドフリース3を積層する。このスパンボンドフリース3
は、長繊維(連続繊維)が無作為に集積されてなるもの
である。そして、長繊維相互間は結合剤によって結合さ
れたり、或いは長繊維自体の熱融着によって自己結合さ
れてなるものであってもよいし、また長繊維相互間が結
合していないものであってもよい。長繊維としては、従
来公知の長繊維を使用することができ、例えばポリプロ
ピレン系長繊維,ポリエステル系長繊維,ポリアミド系
長繊維等を使用することができる。
ま搬送コンベア4上に乗せる。従って、この搬送コンベ
ア4の搬送方向は、カード機1の機械方向、即ち第一繊
維ウェブ2中の短繊維の配列方向となっている。そし
て、この一方向性第一繊維ウェブ2の上に、スパンボン
ドフリース3を積層する。このスパンボンドフリース3
は、長繊維(連続繊維)が無作為に集積されてなるもの
である。そして、長繊維相互間は結合剤によって結合さ
れたり、或いは長繊維自体の熱融着によって自己結合さ
れてなるものであってもよいし、また長繊維相互間が結
合していないものであってもよい。長繊維としては、従
来公知の長繊維を使用することができ、例えばポリプロ
ピレン系長繊維,ポリエステル系長繊維,ポリアミド系
長繊維等を使用することができる。
【0009】この後、スパンボンドフリース3上に、一
方向性第二繊維ウェブ6がそのまま積層される。一方向
性第二繊維ウェブ6は、短繊維群をカード機5で梳毛し
て得られるものである。ここで使用する短繊維やカード
機5は、一方向性第一繊維ウェブ2を得る場合に使用し
うるものを用いればよい。従って、一方向性第二繊維ウ
ェブ6中の短繊維の配列方向は、搬送コンベア4の搬送
方向となっている。以上のようにして、一方向性第一繊
維ウェブ2,スパンボンドフリース3,一方向性第二繊
維ウェブ6の順に積層された三層積層物8が得られ、こ
の三層積層物8は搬送コンベア上4に乗せられている。
なお、図1中において、搬送コンベア4は一つのコンベ
アで形成されているが、この搬送コンベア4は搬送方向
において任意の数に分割されていてもよい。
方向性第二繊維ウェブ6がそのまま積層される。一方向
性第二繊維ウェブ6は、短繊維群をカード機5で梳毛し
て得られるものである。ここで使用する短繊維やカード
機5は、一方向性第一繊維ウェブ2を得る場合に使用し
うるものを用いればよい。従って、一方向性第二繊維ウ
ェブ6中の短繊維の配列方向は、搬送コンベア4の搬送
方向となっている。以上のようにして、一方向性第一繊
維ウェブ2,スパンボンドフリース3,一方向性第二繊
維ウェブ6の順に積層された三層積層物8が得られ、こ
の三層積層物8は搬送コンベア上4に乗せられている。
なお、図1中において、搬送コンベア4は一つのコンベ
アで形成されているが、この搬送コンベア4は搬送方向
において任意の数に分割されていてもよい。
【0010】その後、この三層積層物8に水柱流7が施
される。この水柱流7は、一般的に以下の如き方法によ
って得られるものである。即ち、微細な直径のノズル孔
を通して、高圧で水を噴出させて得られるものである。
例えば、孔径0.01〜0.2mm程度のノズル孔を通して、10
〜150kg/cm2程度の圧力で水を噴出させて得られるもの
である。この水柱流7を三層積層物8に施すと、主とし
て、一方向性第一繊維ウェブ2を構成している短繊維及
び一方向性第二繊維ウェブ6を構成している短繊維が運
動し、この両者の短繊維が相互に絡合すると共に、この
短繊維とスパンボンドフリース3の長繊維とが相互に絡
合するのである。以上のようにして、不織布が製造さ
れ、この不織布は構成繊維相互間の絡合によって、所定
の強度が与えられるのである。
される。この水柱流7は、一般的に以下の如き方法によ
って得られるものである。即ち、微細な直径のノズル孔
を通して、高圧で水を噴出させて得られるものである。
例えば、孔径0.01〜0.2mm程度のノズル孔を通して、10
〜150kg/cm2程度の圧力で水を噴出させて得られるもの
である。この水柱流7を三層積層物8に施すと、主とし
て、一方向性第一繊維ウェブ2を構成している短繊維及
び一方向性第二繊維ウェブ6を構成している短繊維が運
動し、この両者の短繊維が相互に絡合すると共に、この
短繊維とスパンボンドフリース3の長繊維とが相互に絡
合するのである。以上のようにして、不織布が製造さ
れ、この不織布は構成繊維相互間の絡合によって、所定
の強度が与えられるのである。
【0011】
実施例 繊維長36mmのコットン短繊維群を、カード機(池上機械
株式会社製ローラーカード機)に供給して梳毛し、目付
32g/m2で幅1000mmの一方向性第一繊維ウェブを形成
した。そして、この一方向性第一繊維ウェブの形成速度
は35m/分であった。この一方向性繊維ウェブを、搬送
速度35m/分の搬送コンベア上にそのまま乗せて搬送し
た。次に、溶融紡糸装置を使用して、ポリプロピレン樹
脂[MFR40、分子量分布(Q値)=2.9]を230℃に加
熱溶融して押し出し、1g/孔・分の紡糸速度で紡糸し
た後、空気圧4kg/cm2で延伸及び開繊を行なって得られ
たポリプロピレン長繊維を、搬送されている一方向性第
一繊維ウェブ上に無作為に集積した。このようにして集
積されて、一方向性第一繊維ウェブ上に形成されたスパ
ンボンドフリースの目付は12g/m2であり、幅は1000m
mであった。この後、搬送されているスパンボンドフリ
ース上に、一方向性第一繊維ウェブを得たのと同様にし
て得られた一方向性第二繊維ウェブを、そのまま積層し
た。このようにして得られた三層積層物に、孔径0.1m
m、孔ピッチ1mm、孔数1000個の水流噴出装置から圧力30
kg/m2で噴出した水柱流を、三層積層物の厚さ方向に
施した。
株式会社製ローラーカード機)に供給して梳毛し、目付
32g/m2で幅1000mmの一方向性第一繊維ウェブを形成
した。そして、この一方向性第一繊維ウェブの形成速度
は35m/分であった。この一方向性繊維ウェブを、搬送
速度35m/分の搬送コンベア上にそのまま乗せて搬送し
た。次に、溶融紡糸装置を使用して、ポリプロピレン樹
脂[MFR40、分子量分布(Q値)=2.9]を230℃に加
熱溶融して押し出し、1g/孔・分の紡糸速度で紡糸し
た後、空気圧4kg/cm2で延伸及び開繊を行なって得られ
たポリプロピレン長繊維を、搬送されている一方向性第
一繊維ウェブ上に無作為に集積した。このようにして集
積されて、一方向性第一繊維ウェブ上に形成されたスパ
ンボンドフリースの目付は12g/m2であり、幅は1000m
mであった。この後、搬送されているスパンボンドフリ
ース上に、一方向性第一繊維ウェブを得たのと同様にし
て得られた一方向性第二繊維ウェブを、そのまま積層し
た。このようにして得られた三層積層物に、孔径0.1m
m、孔ピッチ1mm、孔数1000個の水流噴出装置から圧力30
kg/m2で噴出した水柱流を、三層積層物の厚さ方向に
施した。
【0012】以上のようにして得られた不織布は、目付
が76g/m2であった。そして、その縦(機械方向)の
強度は122.6kg/30cm巾であり、横(機械方向と直交す
る方向)の強度は24.0kg/30cm巾であった。また、この
不織布の生産速度は、搬送コンベアの搬送速度とほぼ一
致し、ほぼ35m/分であった。
が76g/m2であった。そして、その縦(機械方向)の
強度は122.6kg/30cm巾であり、横(機械方向と直交す
る方向)の強度は24.0kg/30cm巾であった。また、この
不織布の生産速度は、搬送コンベアの搬送速度とほぼ一
致し、ほぼ35m/分であった。
【0013】比較例1 スパンボンドフリースを使用しない以外は、実施例1と
同様にして不織布を得た。この不織布の目付は64g/m
2であり、縦の強度は38.0kg/30cm巾で、横の強度は7.8
kg/30cm巾であった。また、この不織布の生産速度は、
搬送コンベアの搬送速度とほぼ一致し、ほぼ35m/分で
あった。
同様にして不織布を得た。この不織布の目付は64g/m
2であり、縦の強度は38.0kg/30cm巾で、横の強度は7.8
kg/30cm巾であった。また、この不織布の生産速度は、
搬送コンベアの搬送速度とほぼ一致し、ほぼ35m/分で
あった。
【0014】比較例2 実施例で使用したカード機を使用して、実施例で形成し
たのと同様の一方向性繊維ウェブを得た。この一方向性
繊維ウェブを揺動コンベアに導入して、一方向性繊維ウ
ェブが二回折り畳まれるようにして、搬送コンベア上で
クロスラッピングを行なった。このようにして得られた
繊維フリースの目付は64g/m2であり、搬送コンベア
の搬送速度は17.5m/分であった。そして、この繊維フ
リースに実施例と同様の水柱流を施して、コットン繊維
相互間を絡合させた。その結果、得られた不織布の目付
は64g/m2であり、縦の強度は108.0kg/30cm巾で、横
の強度は29.6kg/30cm巾であった。
たのと同様の一方向性繊維ウェブを得た。この一方向性
繊維ウェブを揺動コンベアに導入して、一方向性繊維ウ
ェブが二回折り畳まれるようにして、搬送コンベア上で
クロスラッピングを行なった。このようにして得られた
繊維フリースの目付は64g/m2であり、搬送コンベア
の搬送速度は17.5m/分であった。そして、この繊維フ
リースに実施例と同様の水柱流を施して、コットン繊維
相互間を絡合させた。その結果、得られた不織布の目付
は64g/m2であり、縦の強度は108.0kg/30cm巾で、横
の強度は29.6kg/30cm巾であった。
【0015】以上の実施例及び比較例1とを比較すれば
明らかなように、スパンボンドフリースを使用しないで
不織布を製造すれば、その不織布の横の強度が極めて弱
く、実用に供しえないものであることが分かる。また、
実施例と比較例2とを比較すれば明らかなように、ほぼ
同目付の不織布を得る場合、クロスラッピングによって
不織布を得ると、不織布の生産速度が半減することが分
かる。なお、比較例2に係る方法において、カード機を
二台並列に配置し、即ち搬送コンベアに対し直角の方向
にカード機を二台配置すれば、実施例に係る不織布とほ
ぼ同目付の不織布を、同一の生産速度で製造することも
可能である(但し、この場合のカード機は目付16g/m
2の繊維ウェブを成形するものとする。)。しかし、搬
送コンベアに対して直角にカード機が二台配置されるの
で、不織布の製造設備の設置スペースが大きくなるとい
う欠点が生じる。
明らかなように、スパンボンドフリースを使用しないで
不織布を製造すれば、その不織布の横の強度が極めて弱
く、実用に供しえないものであることが分かる。また、
実施例と比較例2とを比較すれば明らかなように、ほぼ
同目付の不織布を得る場合、クロスラッピングによって
不織布を得ると、不織布の生産速度が半減することが分
かる。なお、比較例2に係る方法において、カード機を
二台並列に配置し、即ち搬送コンベアに対し直角の方向
にカード機を二台配置すれば、実施例に係る不織布とほ
ぼ同目付の不織布を、同一の生産速度で製造することも
可能である(但し、この場合のカード機は目付16g/m
2の繊維ウェブを成形するものとする。)。しかし、搬
送コンベアに対して直角にカード機が二台配置されるの
で、不織布の製造設備の設置スペースが大きくなるとい
う欠点が生じる。
【0016】
【作用及び発明の効果】本発明に係る不織布の製造方法
は、短繊維群をカード機で梳毛した一方向性第一繊維ウ
ェブを、そのまま搬送コンベア上に乗せ、そしてこの一
方向性繊維ウェブの上にスパンボンドフリースを積層
し、更にこのスパンボンドフリース上に、短繊維群をカ
ード機で梳毛した一方向性第二繊維ウェブをそのまま積
層し、この後水柱流を施してなるものである。即ち、カ
ード機で梳毛して得られる一方向性繊維ウェブの形成速
度と同一の速度で不織布を製造できるのである。従っ
て、不織布の製造を高速度で行なえるという効果を奏す
るものである。
は、短繊維群をカード機で梳毛した一方向性第一繊維ウ
ェブを、そのまま搬送コンベア上に乗せ、そしてこの一
方向性繊維ウェブの上にスパンボンドフリースを積層
し、更にこのスパンボンドフリース上に、短繊維群をカ
ード機で梳毛した一方向性第二繊維ウェブをそのまま積
層し、この後水柱流を施してなるものである。即ち、カ
ード機で梳毛して得られる一方向性繊維ウェブの形成速
度と同一の速度で不織布を製造できるのである。従っ
て、不織布の製造を高速度で行なえるという効果を奏す
るものである。
【0017】また、このような製造方法を採用したの
で、各カード機は搬送コンベアに対して直列に配置され
ている。従って、本発明に係る製造方法を採用すれば、
製造設備は直線状に並び、設置スペースを小さくしう
る。即ち、クロスラッピングで不織布を製造する場合に
おいては、カード機が搬送コンベアに対して直角に配置
されるので、カード機と搬送コンベアで囲まれた区域が
遊休スペースとなって、結局製造設備の設置スペースが
大きくなるのに比べ、本発明に係る製造方法を採用すれ
ば省スペース化が図れるのである。依って、不織布が高
速度で得られることと相俟って、不織布の製造コストを
低減しうるという効果を奏するのである。
で、各カード機は搬送コンベアに対して直列に配置され
ている。従って、本発明に係る製造方法を採用すれば、
製造設備は直線状に並び、設置スペースを小さくしう
る。即ち、クロスラッピングで不織布を製造する場合に
おいては、カード機が搬送コンベアに対して直角に配置
されるので、カード機と搬送コンベアで囲まれた区域が
遊休スペースとなって、結局製造設備の設置スペースが
大きくなるのに比べ、本発明に係る製造方法を採用すれ
ば省スペース化が図れるのである。依って、不織布が高
速度で得られることと相俟って、不織布の製造コストを
低減しうるという効果を奏するのである。
【0018】また、本発明に係る方法で得られた不織布
は、その中層に長繊維が無作為に集積されたスパンボン
ドフリースが存在するので、この長繊維によって不織布
の横の強度を向上させることができる。この結果、得ら
れる不織布の縦と横の強度差が少なくなり、各種の用途
に使用しやすい不織布を得ることができるという効果を
奏する。
は、その中層に長繊維が無作為に集積されたスパンボン
ドフリースが存在するので、この長繊維によって不織布
の横の強度を向上させることができる。この結果、得ら
れる不織布の縦と横の強度差が少なくなり、各種の用途
に使用しやすい不織布を得ることができるという効果を
奏する。
【図1】本発明に係る不織布の製造方法に使用する製造
設備の一例を示す、概略図である。
設備の一例を示す、概略図である。
1 カード機 2 一方向性第一繊維ウェブ 3 スパンボンドフリース 4 搬送コンベア 5 カード機 6 一方向性第二繊維ウェブ 7 水柱流 8 三層積層物
Claims (1)
- 【請求項1】 短繊維群をカード機で梳毛した一方向性
第一繊維ウェブを、そのまま搬送コンベア上に乗せ、次
いで該一方向性第一繊維ウェブ上に、長繊維が無作為に
集積されてなるスパンボンドフリースを積層し、更に該
スパンボンドフリース上に、短繊維群をカード機で梳毛
した一方向性第二繊維ウェブをそのまま積層して三層積
層物を得、その後該三層積層物に水柱流を施して、該一
方向性第一繊維ウェブの構成繊維と該スパンボンドフリ
ースの構成繊維相互間、該一方向性第一繊維ウェブの構
成繊維と該一方向性第二繊維ウェブの構成繊維相互間、
及び該スパンボンドフリースの構成繊維と該一方向性第
二繊維ウェブの構成繊維相互間を絡合させることを特徴
とする不織布の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220953A JPH05209353A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 不織布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220953A JPH05209353A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 不織布の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209353A true JPH05209353A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=16759142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3220953A Pending JPH05209353A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 不織布の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05209353A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003502515A (ja) * | 1999-06-10 | 2003-01-21 | リエテル・ペルフォジェ | 不織布を製造するための方法およびそれを実施するためのプラントならびにそのようにして得られた不織布 |
| KR100400086B1 (ko) * | 2001-10-13 | 2003-09-29 | (주) 삼보 | 3대의 카딩기로 생산된 위생자재용 4층 일체형 부직포 및동제품의 제조방법 |
| JP2006525440A (ja) * | 2003-05-01 | 2006-11-09 | ジョンソン・アンド・ジョンソン・ゲーエムベーハー | パターンシート製品 |
| JP2015048569A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 康那香企業股▲ふん▼有限公司 | 不織布及び該不織布の製造方法 |
| WO2015055177A1 (de) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | Ascania Nonwoven Germany Gmbh | Voluminöses vlieskomposit und verfahren zur herstellung desselben |
| CN109208182A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-01-15 | 佛山市南海必得福无纺布有限公司 | 一种具有立体结构纺粘热风无纺布生产线 |
| CN111888094A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-11-06 | 湖北丝宝股份有限公司 | 一种吸收芯体、一次性吸收制品及其制备工艺 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3220953A patent/JPH05209353A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003502515A (ja) * | 1999-06-10 | 2003-01-21 | リエテル・ペルフォジェ | 不織布を製造するための方法およびそれを実施するためのプラントならびにそのようにして得られた不織布 |
| KR100400086B1 (ko) * | 2001-10-13 | 2003-09-29 | (주) 삼보 | 3대의 카딩기로 생산된 위생자재용 4층 일체형 부직포 및동제품의 제조방법 |
| JP2006525440A (ja) * | 2003-05-01 | 2006-11-09 | ジョンソン・アンド・ジョンソン・ゲーエムベーハー | パターンシート製品 |
| JP2015048569A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 康那香企業股▲ふん▼有限公司 | 不織布及び該不織布の製造方法 |
| CN104420074A (zh) * | 2013-08-30 | 2015-03-18 | 康那香企业股份有限公司 | 非织造纸巾及其制备方法 |
| WO2015055177A1 (de) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | Ascania Nonwoven Germany Gmbh | Voluminöses vlieskomposit und verfahren zur herstellung desselben |
| US9878517B2 (en) | 2013-10-18 | 2018-01-30 | Mondi Ascania GmbH | Voluminous nonwoven composite and method for producing same |
| CN109208182A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-01-15 | 佛山市南海必得福无纺布有限公司 | 一种具有立体结构纺粘热风无纺布生产线 |
| CN111888094A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-11-06 | 湖北丝宝股份有限公司 | 一种吸收芯体、一次性吸收制品及其制备工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN100379919C (zh) | 制造复合非织造织物的方法以及由此得到的新颖织物 | |
| JP4546010B2 (ja) | 不織布を製造するための方法およびそれを実施するためのプラントならびにそのようにして得られた不織布 | |
| KR101642532B1 (ko) | 탄성 부직 섬유 웨브와 제조 및 사용 방법 | |
| US8906815B2 (en) | Composite nonwoven fibrous webs and methods of making and using the same | |
| EP1613802B1 (en) | Non-woven based on exploded or splittable multicomponent fibers | |
| US3502763A (en) | Process of producing non-woven fabric fleece | |
| US8584328B2 (en) | Process for preparing a non-woven fabric having a surface covered with microfiber and fabric obtainable with said process | |
| CN104797415B (zh) | 轻质毛毡材料 | |
| CN103180501B (zh) | 用于制造复合无纺布的方法和设备 | |
| EP1101855A1 (en) | Cross laminated nonwoven fabric having intermediate layer | |
| JPH06294060A (ja) | 結合された複合不織布ウエブおよびその製造方法 | |
| CN113737389B (zh) | 一种直接铺网的三梳理水刺无纺布及其制备方法 | |
| US5236771A (en) | Composite lining fabric and process for producing it | |
| CN111074427A (zh) | 一种熔喷复合无纺布及其制造方法 | |
| Russell et al. | Technical fabric structures–3. Nonwoven fabrics | |
| CN112166212B (zh) | 用于具有可变区域特性的非织造织物的方法 | |
| CN113166988B (zh) | 形成柔软且蓬松的非织造纤维网的方法 | |
| US7290314B2 (en) | Method for producing a complex nonwoven fabric and resulting novel fabric | |
| JP5902257B2 (ja) | 複合不織シートの製造方法 | |
| JPH03152255A (ja) | 不織布クリーニング材及びその製造方法 | |
| JPH06294058A (ja) | 複合詰わた、その製造方法及び装置 | |
| US20060260736A1 (en) | Method of making a dual performance nonwoven and the products therefrom | |
| CN100383308C (zh) | 热粘合非织造布、其生产方法及用途 | |
| JPH09123317A (ja) | 断熱性複合体及びこの製造方法 | |
| CN116949686A (zh) | 纺粘水刺无纺布的制备工艺 |