JPH0521050U - 構造物解体機 - Google Patents

構造物解体機

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JPH0521050U
JPH0521050U JP7034391U JP7034391U JPH0521050U JP H0521050 U JPH0521050 U JP H0521050U JP 7034391 U JP7034391 U JP 7034391U JP 7034391 U JP7034391 U JP 7034391U JP H0521050 U JPH0521050 U JP H0521050U
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武彦 川野
弘志 岡田
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日本ニユーマチツク工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動シリンダの作動によって開閉される一対
のアームによって構造物を圧砕し、あるいは切断する構
造物解体機において、上記駆動シリンダの油圧回路に組
込まれたロータリジョイントの寿命向上を図る。 【構成】 自走式車両のアーム先端部に駆動シリンダ1
7と、そのシリンダ17によって開閉される一対の圧砕
アームとを有する圧砕機を取付ける。自走式車両に搭載
された油圧ユニット20と駆動シリンダ17とを2本の
油通路25、26で接続し、その油通路25、26の途
中にロータリジョイント30を組込む。駆動シリンダ1
7のピストン押し側に連通する油通路25に上記油圧ユ
ニット20によって発生される圧油の圧力をさらに高め
る増圧器40を組込み、その増圧器40をロータリジョ
イント30と駆動シリンダ17との間に組込んで増圧器
40で増圧された高圧油がロータリジョイント30に作
用しないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンクリート建築物等の構造物を解体する構造物解体機に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
上記構造物解体機として、特開昭62−83504号公報に記載されたものが 従来から知られている。この構造物解体機は、自走式車両に設けられた起伏自在 のアームの先端部に圧砕機を取付け、その圧砕機の駆動シリンダに自走式車両に 搭載された油圧ユニットの圧油を供給し、上記駆動シリンダの作動により一対の 圧砕アームを開閉させて構造物を掴み圧砕し、あるいは引きちぎるようにしてい る。
【0003】 また、上記構造物解体機においては、油圧ユニットと駆動シリンダとを連通さ せる2本の油通路のうち、駆動シリンダのピストン押し側に連通する油通路に上 記油圧ユニットによって発生された圧油の圧力をさらに高める増圧器を取付け、 その増圧器の作動によって一対の圧砕アームが構造物を掴んで圧砕する際の圧砕 力を高めるようにしている。
【0004】 構造物解体機には、上記のような構造物の圧砕の他に、車両のアーム先端に切 断機を取付け、その切断機に設けられた一対のアームの開閉により、鉄筋や鉄骨 等を切断するようにしたものである。
【0005】 上記のような構造物解体機においては、普通、圧砕機あるいは切断機のフレー ムを車両側アームに接続される固定フレームと、この固定フレームに対して回転 自在に接続された回転フレームとで形成し、その回転フレーム側に一対のアーム と、そのアーム開閉用の駆動シリンダとを取付け、上記回転フレームの回転によ って一対のアームの開閉方向を任意に変更し得るようにしている。
【0006】 このため、油圧ユニットと駆動シリンダとを連結する2本の油通路が可とう性 のホースであると、回転フレームの回転によってねじれが生じ、また、金属パイ プであると、回転フレームを回転させることができない。
【0007】 したがって、構造物解体機においては、2本の油通路の途中にロータリジョイ ントを組込み、そのロータリジョイントを圧砕機や切断機(以後、アーム開閉式 工具という)の固定フレームに取付けるようにしている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、増圧器を有する従来の構造物解体機においては、上記増圧器をロー タリジョイントと油圧ユニットとの間に組込んだ構成であるため、ロータリジョ イントの内部のシールは、増圧器で増圧された高圧油の圧縮作用を受けながら回 転フレームの回転によって回転力も受けるため、寿命が非常に短かいという問題 があった。
【0009】 この考案は、ロータリジョイントの寿命向上を図ることを技術的課題としてい る。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案において、前述従来の構成から成る構 造物解体機において、アーム開閉式工具の固定フレームに取付けられたロータリ ジョイントとアーム開閉式工具の回転フレーム側に設けられた駆動シリンダとの 間に増圧器を組込んだ構成を採用したのである。
【0011】
【作用】
上記のように、油圧ユニットの圧油の圧力をさらに高める増圧器をロータリジ ョイントと駆動シリンダとの間に組込むことにより、ロータリジョイントの内部 のシールには油圧ユニットによって発生した圧油の圧力が作用するのみであって 、増圧器で増圧された高圧油の圧力は作用しない。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、 自走式車両1は、クローラ2上に車体3を旋回自在に設け、その車体3に起伏自 在に取付けられたブーム4aの先端部にアーム4bを揺動自在に取付け、ブーム 4aを第1シリンダ5aで揺動させ、アーム4bを第2シリンダ5bで揺動させ るようにしている。
【0013】 上記アーム4の先端にはアーム開閉式工具としての圧砕機6が取付けられてい る。図2乃至図4は圧砕機6の詳細を示す。この圧砕機6は、固定フレーム7と 回転フレーム8とを有し、各フレーム7、8は、支持板7a、8aに一対の側板 7b、8bを設けた構成とされている。支持板7a、8aのそれぞれには径の異 なる一対の軌道輪9、10が取付けられ、その軌道輪9、10の対向面間に組込 んだボール11によって固定フレーム7と回転フレーム8は相対的に回転自在に 接続されている。
【0014】 固定フレーム7の一対の側板7bは、ピン12を介してアーム4bの先端部に 揺動自在に連結され、シリンダ13の作動によってピン12を中心に回動される 。
【0015】 回転フレーム8の一対の側板8bには、一対の圧砕アーム14a、14bの中 途がピン15を介して開閉自在に取付けられている。この一対の圧砕アーム14 a、14bは、リンク16によって接続され、後端部間に設けた駆動シリンダ1 7の作動によって開閉される。
【0016】 図5は、駆動シリンダ17を作動させる油圧回路を示す。この油圧回路は、走 行車両1の車体3に搭載された油圧ユニット20を利用する構成とされている。 油圧ユニット20は、油圧ポンプ21、4ポート3位置切換弁22、リリーフ弁 23およびタンク24から成る。
【0017】 切換弁22の2つのシリンダ口(Aポート、Bポート)のうち、Aポートは第 1油通路25を介して駆動シリンダ17のピストン押し側に接続され、一方、B ポートは第2油通路26を介して駆動シリンダ17のピストン戻し側に接続され ている。第1油通路25および第2油通路26の途中にはロータリジョイント3 0が組込まれている。
【0018】 ここで、ロータリジョイント30は、図4に示すように、固定フレーム7に取 付けられた筒状の固定部材31と、その固定部材31の内側に回転自在に組込ま れた回転部材32とから成り、固定部材31に設けた2つの通路33、34と回 転部材32に形成した2つの通路35、36を固定部材31の内径面に形成した 2つの環状溝37、38で連通させた構成とされている。
【0019】 なお、図では、固定部材31と回転部材32の摺動面から油が漏れるのを防止 するシールを省略してある。
【0020】 前記第1油通路25には、油圧ユニット20によって発生された圧油の圧力を さらに高める増圧器40が組込まれている。
【0021】 増圧器40は、シーケンス弁41、ブースタシリンダ42およびチェック弁4 3から成り、第1油通路25内の圧油の圧力がシーケンス弁41の設定圧力を越 えたとき、そのシーケンス弁41を開放させて第1油通路25内の圧油をブース タシリンダ42の低圧室に流入させ、その圧油の流入によりブースタピストン4 4を移動させて高圧油を形成し、この高圧油を駆動シリンダ17のピストン押し 側に流入させるようにしている。
【0022】 なお、実施例では、単動型のブースタシリンダ42を用いたが、本件出願人が 提案した特願昭59−83244号公報および特開昭59−221678号公報 に記載の復動型ブースタシリンダを用いてもよい。
【0023】 上記の構成から成る増圧器40は、ロータリジョイント30と駆動シリンダ1 7との間に組込まれている。
【0024】 いま、油圧ユニット20の切換弁22をピストン押し側にオフセットすると、 油圧ポンプ21の駆動によって発生された圧油は第1油通路25から駆動シリン ダ17のピストン押し側に流入する。このため、駆動シリンダ17のピストン1 8が前進し、一対の圧砕アーム14a、14bが閉じる。したがって、一対の圧 砕アーム14a、14b間に構造物を位置させることにより、その圧砕アーム1 4a、14bで構造物を圧砕することができる。
【0025】 上記構造物の圧砕時において、一対の圧砕アーム14a、14bが対象物を掴 んだ状態で動かなくなると、第1油通路25の圧油の圧力が上昇し、その圧力が シーケンス弁41の設定圧力を越えると、シーケンス弁41が開き、第1油通路 25の圧油がブースタシリンダ42の低圧室に流入し、ブースタピストン44が 前進して高圧油を形成する。この高圧油は駆動シリンダ17のピストン押し側に 流入するため、一対の圧砕アーム14a、14bは対象物を強い力で掴んで圧砕 する。このとき、チェック弁43は閉じ、増圧された高圧油が油圧ポンプ21側 に流れるのを防止する。
【0026】 この考案においては、油圧ユニット20によって発生した圧油の圧力をさらに 高める増圧器40をロータリジョイント30と駆動シリンダ17との間に組込ん だ構成であるため、増圧器40によって増圧された高圧油がロータリジョイント 30の内部に作用せず、シールの破損等を防止し、ロータリジョイント30の寿 命低下を抑制することができる。
【0027】 ここで、増圧器40は、図4に示すように、ロータリジョイント30の回転部 材32に取付けるようにしてもよく、あるいは図6に示すように、回転フレーム 8の側板8bに取付けるようにしてもよい。図6に示すように、側板8bに増圧 器40を取付けることにより、圧砕機6の長さを図4のものより短かくすること ができ、圧砕機6の小型化を図ることができる。
【0028】 なお、実施例では、圧砕機6として、一対の圧砕アーム14a、14bが駆動 シリンダ17の作動によって共に揺動される形式のものを示したが、一方の圧砕 アームを固定し、他方の圧砕アームを駆動シリンダで揺動させるようにしたもの であってもよい。
【0029】 また、アーム開閉式工具として、実施例では、圧砕機を示したが、アームの開 閉によって鉄筋や鉄骨等を切断する切断機であってもよい。
【0030】
【考案の効果】
以上のように、この考案においては、ロータリジョイントの圧油出口側に増圧 器を設けたので、増圧器によって発生された高圧油の圧力がロータリジョイント の内部に作用せず、ロータリジョイントの寿命向上を図ることができると共に、 回転フレームの回転抵抗が小さく、上記回転フレームをスムーズに回転させるこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る構造物解体機の一実施例を示す
正面図
【図2】同上圧砕機の縦断正面図
【図3】図2の平面図
【図4】圧砕機の一部を拡大して示す断面図
【図5】同上の駆動シリンダの油圧回路図
【図6】同上圧砕機の他の例を示す横断平面図
【符号の説明】
1 自走式車両 4 アーム 6 圧砕機 7 固定フレーム 8 回転フレーム 14a、14b 圧砕アーム 17 駆動シリンダ 20 油圧ユニット 25 第1油通路 26 第2油通路 30 ロータリジョイント 40 増圧器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ユニットを備える自走式車両のアー
    ム先端部にアーム開閉式工具を接続し、そのアーム開閉
    式工具が、アームに接続される固定フレームと、その固
    定フレームに回転自在に接続された回転フレームとを有
    し、上記回転フレームに一対のアームと、そのアーム開
    閉用の駆動シリンダとを設けた構成とされ、前記油圧ユ
    ニットと駆動シリンダとを2本の油通路で連通し、その
    油通路の途中に組込んだロータリジョイントを前記固定
    フレームに取付け、2本の油通路のうち、駆動シリンダ
    のピストン押し側に連通する油通路に油圧ユニットによ
    って発生された油圧をさらに高める増圧器を組込んだ構
    造物解体機において、前記増圧器をロータリジョイント
    と駆動シリンダとの間に組込んだことを特徴とする構造
    物解体機。
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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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