JPH0521065U - カード読取装置 - Google Patents

カード読取装置

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JPH0521065U
JPH0521065U JP6994991U JP6994991U JPH0521065U JP H0521065 U JPH0521065 U JP H0521065U JP 6994991 U JP6994991 U JP 6994991U JP 6994991 U JP6994991 U JP 6994991U JP H0521065 U JPH0521065 U JP H0521065U
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光治 戸田
名雄樹 杉田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カード挿入部9に対するピンホール板3側と
は反対側に、磁性体からなる磁性板8が固定状態に設け
られ、カード挿入部9へのカードの非挿入時に、本体1
の支持穴1aに配され、着磁された磁性ピン2を、磁性
ピン2と磁性板8との間の磁気的吸引力にて、ピンホー
ル板3のピンホール3aに嵌合させてピンホール板3を
ロックする。カード挿入部9へのカード7の挿入時に
は、カード7における磁性ピン2と同極性の着磁部7d
にて磁性ピン2を退行させ、ピンホール板3のロックを
解除するもの。 【効果】 カード読取装置R1 の配置が磁性ピン2を水
平方向へ移動させる垂直配置でも、少ない部品点数かつ
簡単な構造にて、カードの非挿入時には、磁性ピンによ
りピンホール板3を確実にロックできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁性ピンにより移動部材がロックされた本体内にカードを挿入し、 カードに設けた着磁部の磁力により磁性ピンによるロックを解除して移動部材を 移動させることにより、所望の動作を行うようにしたカード読取装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のカード読取装置としては、本願出願人が先に出願した、特願昭 62−314494号公報に開示されているものがある。このカード読取装置は 、本体に磁性ピンの嵌合する支持穴を形成すると共に、本体に対し移動自在とさ れたピンホール板に上記支持穴の下方にて支持穴と対向するピンホールを設けて いる。そして、本体に対するカードの非挿入時には、磁性ピンが支持穴とピンホ ールの双方に嵌合するようにして移動部材を本体にロックする一方、本体に対す るカードの挿入時には、カードの着磁部との間の磁気的な反発力により磁性ピン を上方へ移動させてピンホールから離脱させ、この状態でカードと共に移動部材 を本体に対し移動させることにより、扉のロック機構におけるロックまたはロッ ク解除を行うようにしている。このようなカード読取装置は扉のロック機構の操 作用ばかりでなく、所定のカードの所持者にのみキースイッチ等の各種スイッチ の操作を許可する等の目的でも使用できる。
【0003】 ところで、上記のカード読取装置は、磁性ピンが自重によりピンホール板のピ ンホールに嵌合してカード読取装置本体に対する移動部材のロックを行う構成で あるため、ピンホールが支持穴の下方に位置する姿勢でカード読取装置の取付が 行われない場合は、磁性ピンによる移動部材のロックが不可能となって、正常な 動作が行えなくなるという問題があった。
【0004】 そこで、このような不都合を解消するものとして、本願出願人は、さらに実願 昭63−89757号公報に開示されているカード読取装置を提案し、先に出願 している。このカード読取装置は、上記の磁性ピンを、カードの着磁部による付 勢力より小さい付勢力で本体側凹部と移動部材側凹部との双方に嵌合する方向に 付勢する付勢手段、例えばばねを設けたものとなっている。このような構成によ れば、前述のカード読取装置のように取り付け姿勢が特に限定されることなく、 大きい自由度での取り付けが可能となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のカード読取装置では、多数備えられている各磁性ピン毎 にばねを設ける必要があるため、部品点数が増加し、カード読取装置の組付け作 業が煩雑になると共に、構造が複雑になるという問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案のカード読取装置は、上記の課題を解決するために、本体側凹 部を有するカード読取装置本体と、このカード読取装置本体における本体側凹部 形成面と対向配置され、本体側凹部に対応する移動部材側凹部を有すると共に、 カードにて押圧されることによりカード読取装置本体に対し移動できるようにカ ード読取装置本体により支持されている移動部材、例えばピンホール板と、上記 の本体側凹部と移動部材側凹部との間で移動可能とされ、カード挿入部へのカー ドの非挿入時に本体側凹部および移動部材側凹部の双方に嵌合することによりカ ード読取装置本体に対する移動部材の移動を阻止する着磁された磁性ピンと、上 記の移動部材に対する本体側凹部形成面側とは反対側のカード挿入部に対して挿 脱自在であり、このカード挿入部へ挿入されたときに磁性ピンを本体側凹部のみ に嵌合するように磁力により移動させる着磁部を有するカードと、上記のカード 挿入部に対する移動部材側とは反対側に固定状態に設けられ、磁性体からなる磁 性板とを備えていることを特徴としている。
【0007】 請求項2の考案のカード読取装置は、上記の課題を解決するために、請求項1 に記載のカード読取装置において、磁性板が、カード読取装置本体の本体側凹部 形成面と対向する側の、カード読取装置における外郭をなす外面板を構成してい ることを特徴としている。
【0008】 請求項3の考案のカード読取装置は、上記の課題を解決するために、請求項1 に記載のカード読取装置において、磁性板に代えて、各磁性ピンと対応する部位 に磁性ピンと逆極性の着磁部を有する着磁板、例えばゴム磁石板が設けられてい ることを特徴としている。
【0009】
【作用】
請求項1の構成によれば、上記のように磁性板が設けられているので、カード 読取装置が、カードを垂直方向に挿脱し、磁性ピンを水平方向へ移動させるよう な垂直配置の状態で取り付けられている場合であっても、カードの非挿入時には 、磁性ピンと磁性板との間の磁気的な吸引力により磁性ピンを移動させて、本体 側凹部と移動部材側凹部の双方に確実に嵌合させることができる。従って、カー ド読取装置本体に対する移動部材のロックが確実に行われる。そして、上記の磁 性ピンの移動は、磁性ピンと磁性板との間の磁気的な吸引力によって行われるよ うにしているので、部品点数が少なく、簡単な構造となっている。
【0010】 一方、カードの挿入時には、カードの着磁部と磁性ピンとの間の磁気的な反発 力により、磁性ピンが本体側凹部のみに嵌合する方向に移動する。これにより、 移動部材がカード読取装置本体に対して移動可能となり、移動部材の移動に伴う 所定の動作を行うことができる。
【0011】 請求項2の構成によれば、請求項1に記載のカード読取装置において、磁性板 が、カード読取装置本体の本体側凹部形成面と対向する側の、カード読取装置に おける外郭をなす外面板を構成しているので、請求項1の構成による作用に加え て、独立した磁性板を省くことができ、請求項1の構成によるカード読取装置と 比較して、構造が簡素化される。尚、このカード読取装置の動作は請求項1の構 成によるカード読取装置と同様である。
【0012】 請求項3の構成によれば、請求項1に記載のカード読取装置において、磁性板 に代えて、各磁性ピンと対応する部位に磁性ピンと逆極性の着磁部を有する着磁 板が設けられているので、請求項1の構成による作用に加えて、カードの非挿入 時には、磁性ピンとゴム磁石板の着磁部との間に磁気的に大きな吸引力が作用す る。従って、カード読取装置が、カードの非挿入時に磁性ピンを磁性ピンの上方 に設けられた着磁板に向かって上昇させるように配置された場合、即ち逆配置さ れた場合であっても、磁性ピンを本体側凹部と移動部材側凹部の双方に確実に嵌 合させることができる。従って、カード読取装置本体に対する移動部材のロック が確実に行われる。
【0013】
【実施例】
本考案の一実施例を図1ないし図21に基づいて説明すれば、以下の通りであ る。
【0014】 例えば扉の施解錠装置に付設される本実施例のカード読取装置R1 は、図1な いし図6に示すカード読取装置本体(以下、単に本体と称する)1を備えている 。この本体1には、図1および図2に示すように、本体1の両側面を覆うと共に 、本体1の本体側凹部形成面である支持穴形成面1eと所定の間隔をおいてこれ を覆う外面板6が設けられている。
【0015】 上記の本体1は非磁性体である例えば樹脂により形成されている。本体1には 、本体1の支持穴形成面1eに開口され、この支持穴形成面1eに対して本体1 の内部方向へ垂直に延びる本体側凹部としての20個の支持穴1a・1a…が形 成されている。支持穴1a・1a…は、図8に示すように、1列5個ずつ4列に 分けて配列され、隣接する列の支持穴1aは半ピッチずつずらされている。また 、図1および図2に示すように、本体1における上記の支持穴形成面1e側とは 反対側の部位には、扉の施解錠装置への取付部1bが形成されている。
【0016】 上記の各支持穴1a内には、ほぼ円柱状の磁性ピン2が進退自在に挿入されて いる。一部の磁性ピン2・2…は、支持穴1a内側の端部、即ち後端部がN極、 支持穴1aから突出する側の端部、即ち先端部がS極となるように着磁され、残 りの磁性ピン2・2…は後端部がS極、先端部がN極となるように着磁されてい る。
【0017】 本体1と外面板6との間における本体1の支持穴形成面1e側の部位には、図 9ないし図11にも示す移動部材としてのピンホール板3が本体1に対しAおよ び逆A方向へ摺動自在に配置されている。このピンホール板3は、非磁性体であ る例えば真鍮によって形成されている。ピンホール板3には、移動部材側凹部と しての複数のピンホール3a・3a…が支持穴1a・1a…に対応した配列で形 成されている。上記のピンホール3a・3a…には、図7にも示すように、ピン ホール板3が逆A方向の端部に位置している時に磁性ピン2・2…の先端部が嵌 合されるようになっている。
【0018】 ピンホール板3のA方向の端部には、後述するカード7の先端部が係合可能な 係合部としての、下方へ折り曲げられた折曲部3b・3bが形成されている。ま た、ピンホール板3の両側部には、僅かに本体1方向へ立ち上がった後、その反 対方向へ延びる脚部3c・3cが形成されている。尚、図7に示すように、ピン ホール板3は本体1方向へ突出する突起部3d・3dと本体1の凹部1cとの間 に縮設されたスプリング4・4により逆A方向に付勢されている。
【0019】 ピンホール板3の外面板6方向側には、図12および図13にも示す支持板5 が設けられている。この支持板5は、ピンホール板3と同様、非磁性体である例 えば真鍮によって形成されている。支持板5は、ピンホール板3のピンホール3 a・3a…からの外面板6方向への磁性ピン2・2…の抜脱を防止するために設 けられている。
【0020】 外面板6における支持板5との対向面には、鉄板等の磁性体からなる磁性板8 が固定状態に設けられている。この磁性板8は、上記の磁性ピン2・2…が設け られている領域と対応する外面板6上の領域にわたって設けられている。この磁 性板8と支持板5との間には後述のカード7を挿入可能な間隙、即ちカード挿入 部9が確保されている。
【0021】 外面板6は非磁性体で防錆機能の高い例えばステンレス材料(SUS304) によって形成されている。この外面板6は、図5に示すように、ほぼコ字形の断 面を有し、図6に示すように、コ字形に形成するための両折曲部に長穴6a・6 aが形成されている。この長穴6a・6aからはピンホール板3の脚部3c・3 cが外面板6の外方へ突出している。この脚部3c・3cは、ピンホール板3の Aおよび逆A方向への移動に伴って長穴6a・6a内で移動可能とされている。
【0022】 そして、脚部3c・3cには、図示しないスイッチ操作部材が取り付けられ、 このスイッチ操作部材が脚部3c・3c、即ちピンホール板3の移動に伴って移 動して図示しないリミットスイッチをON/OFFすることにより、電気的に駆 動する施解錠装置が作動するようになっている。
【0023】 また、本体1の前端部には、図4に示すように、後述するカード7の挿入口1 dが形成され、この挿入口1dから挿入されたカード7は上記のカード挿入部9 を移動してピンホール板3の折曲部3b・3bに当接できるようになっている。
【0024】 カード7は、図14ないし図16に示すように、例えば、表面がオーバーシー ト7a・7aで覆われた硬質塩化ビニル層7b・7b…内にバリウムフェライト 磁石層7cを埋め込んで形成されている。バリウムフェライト磁石層7cにおけ るピンホール板3のピンホール3a・3a…に対応する20箇所は、各ピンホー ル3a・3a…内の磁性ピン2・2…を磁気的な反発力により浮上あるいは後退 させることができる磁極の配置でスポット状に着磁され、これにより、バリウム フェライト磁石層7c内に20個の着磁部7d・7d…が形成されている。即ち 、先端部がN極となっている磁性ピン2に対応する着磁部7dの磁性ピン2との 対向部はN極とされ、一方、先端部がS極となっている磁性ピン2に対応する着 磁部7dの磁性ピン2との対向部はS極とされている。
【0025】 上記の構成において、本カード読取装置R1 の動作を、本カード読取装置R1 が水平配置された状態を模式的に示した図17ないし図20により以下に説明す る。
【0026】 カード7の非挿入状態においては、図17に示すように、ピンホール板3はス プリング4・4の付勢力により本体1の逆A方向の端部に位置している。この時 、磁性ピン2・2…は、自重、および磁性ピン2・2…と磁性板8との間の磁気 的な吸引力により磁性板8方向へ移動し、先端部がピンホール板3のピンホール 3a・3a…に嵌合すると共に、後端部が本体1の支持穴1a・1a…に嵌合す る。従って、本体1に対するピンホール板3のAおよび逆A方向への摺動が阻止 される。
【0027】 次に、カード読取装置R1 が取り付けられた扉の施解錠装置を作動させる時に は、カード読取装置R1 のカード挿入部9に、カード7を挿入口1dからA方向 へ挿入し、カード7の先端部をピンホール板3の折曲部3b・3bに当接させる 。ここで、挿入されたカード7が正規のものであれば、図18に示すように、各 磁性ピン2がカード7の対応する着磁部7dとの間の磁気的な反発力により、ピ ンホール板3のピンホール3aから浮上してピンホール3aから離脱し、磁性ピ ン2・2…による本体1とピンホール板3との係合が解除される。この状態で、 カード7を更にA方向へ移動させると、図19に示すように、ピンホール板3が カード7と共にA方向に移動し、扉の施解錠装置が作動する。即ち、ピンホール 板3の脚部3c・3cに取り付けられた図示しないスイッチ操作部材が、ピンホ ール板3の移動に伴って移動し、図示しないリミットスイッチを押圧してONに する。これにより、電気的に駆動される施解錠装置が作動する。
【0028】 一方、図20に示すように、正規のカード7以外のカード7´またはカードと 類似した形状の板材などがカード挿入部9に挿入された場合は、少なくとも一部 の磁性ピン2・2…がピンホール板3のピンホール3a・3a…に嵌合した状態 が維持されるので、ピンホール板3のA方向への移動は阻止され、これにより、 施解錠装置の作動は不可能となる。
【0029】 上記の説明では、本カード読取装置R1 が水平配置された場合について述べて いるが、本カード読取装置R1 は、カード挿入部9に対するピンホール板3側と は反対側の位置に、磁性板8を有しているので、図21に示すように、垂直配置 された場合であっても確実な動作を行うことができる。即ち、カード読取装置R1 が垂直配置されている場合には、カード7の非挿入時、磁性ピン2・2…の移 動する方向にその自重は作用しないものの、磁性ピン2・2…と磁性板8との間 の磁気的な吸引力により磁性ピン2・2…を磁性板8方向へ移動させてピンホー ル板3のピンホール3a・3a…と確実に嵌合させることができる。また、磁性 ピン2・2…と磁性板8との間に作用する磁力の大きさ、および磁性ピン2・2 …の重量等によっては、カード読取装置R1 を、図26に示すように逆配置する ことも可能となる。
【0030】 本考案の他の実施例を図22および図23に基づいて以下に説明する。
【0031】 図22および図23示すように、本実施例のカード読取装置R2 は、磁性体に よって形成された外面板11を使用することにより、図1に示したカード読取装 置R1 において使用している磁性板8を省いた構成となっている。他の構成は前 記のカード読取装置R1 と同一である。これにより、構造が簡略化されている。
【0032】 また、本カード読取装置R2 においても、図21に示すように、垂直配置され た場合に確実な動作を行うことができる。尚、磁性板8を省いたことによる支持 板5と外面板11との間隙、即ちカード挿入部9としての間隙は、外面板11の 寸法を変更することによって調整することができる。
【0033】 本考案のさらに他の実施例を図24ないし図26に基づいて以下に説明する。
【0034】 図24および図25示すように、本実施例のカード読取装置R3 は、図1に示 したカード読取装置R1 において、磁性板8に代えて着磁板としてのゴム磁石板 21を設けた構成となっている。このゴム磁石板21は、各磁性ピン2と対応す る部位に、対応する磁性ピン2の極性とは逆の極性に着磁された着磁部21aを 有している。他の構成は前記のカード読取装置R1 と同一である。
【0035】 上記の構成により、本カード読取装置R3 は、図26に示すように、カード挿 入部9へのカード7の非挿入時に磁性ピン2・2…を磁性ピン2・2…の上方に 設けられたゴム磁石板21に向かって上昇させるように配置された場合、即ち逆 配置された場合であっても、カード7の非挿入時におけるピンホール板3のロッ クを確実に行うことができる。即ち、カード読取装置R3 が逆配置された場合、 磁性ピン2・2…の重力の方向が磁性ピン2・2…をピンホール板3のロックの ために移動させる方向と逆方向になり、また、支持穴1a・1a…の深さによっ ては磁性ピン2・2…とゴム磁石板21との距離が長くなる場合がある。しかし ながら、カード7の非挿入時には、磁性ピン2・2…とゴム磁石板21の着磁部 21a・21a…とにより、磁性ピン2・2…とゴム磁石板21との間に磁気的 に大きな吸引力が作用する。従って、磁性ピン2・2…をピンホール板3のピン ホール3a・3a…と確実に嵌合させることができる。
【0036】
【考案の効果】
請求項1の考案のカード読取装置は、以上のように、本体側凹部を有するカー ド読取装置本体と、このカード読取装置本体における本体側凹部形成面と対向配 置され、本体側凹部に対応する移動部材側凹部を有すると共に、カードにて押圧 されることによりカード読取装置本体に対し移動できるようにカード読取装置本 体により支持されている移動部材と、上記の本体側凹部と移動部材側凹部との間 で移動可能とされ、カード挿入部へのカードの非挿入時に本体側凹部および移動 部材側凹部の双方に嵌合することによりカード読取装置本体に対する移動部材の 移動を阻止する着磁された磁性ピンと、上記の移動部材に対する本体側凹部形成 面側とは反対側のカード挿入部に対して挿脱自在であり、このカード挿入部へ挿 入されたときに磁性ピンを本体側凹部のみに嵌合するように磁力により移動させ る着磁部を有するカードと、上記のカード挿入部に対する移動部材側とは反対側 に固定状態に設けられ、磁性体からなる磁性板とを備えている構成である。
【0037】 これにより、カード読取装置が、カードを垂直方向に挿脱し、磁性ピンを水平 方向へ移動させるような垂直配置の状態で取り付けられている場合であっても、 カードの非挿入時には、磁性ピンと磁性板との間の磁気的な吸引力により磁性ピ ンを本体側凹部と移動部材側凹部の双方に確実に嵌合させ、カード読取装置本体 に対する移動部材のロックを確実に行うことができる。従って、部品点数を減少 させ、構造を簡素化することができる。
【0038】 請求項2の考案のカード読取装置は、以上のように、請求項1の考案のカード 読取装置において、磁性板が、カード読取装置本体の本体側凹部形成面と対向す る側の、カード読取装置における外郭をなす外面板を構成しているものとなって いる。
【0039】 これにより、請求項1の考案の効果に加えて、独立した磁性板を省くことがで きるので、構造をさらに簡素化するとができる。
【0040】 請求項3の考案のカード読取装置は、以上のように、請求項1の考案のカード 読取装置において、磁性板に代えて、各磁性ピンと対応する部位に磁性ピンと逆 極性の着磁部を有する着磁板が設けられている構成である。
【0041】 これにより、請求項1の考案の効果に加えて、カード読取装置が、カードの非 挿入時に磁性ピンを磁性ピンの上方に設けられた着磁板に向かって上昇させるよ うに配置された場合、即ち逆配置された場合であっても、磁性ピンを本体側凹部 と移動部材側凹部の双方に確実に嵌合させることができ、カード読取装置本体に 対する移動部材のロックを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであって、カード
読取装置の一部を破断して示す側面図である。
【図2】図1に示したカード読取装置の一部を破断して
示す正面図である。
【図3】図1に示したカード読取装置の側面図である。
【図4】図1に示したカード読取装置の正面図である。
【図5】図1に示したカード読取装置の背面図である。
【図6】図1に示したカード読取装置の底面図である。
【図7】図1に示したカード読取装置の一部を破断して
示す底面図である。
【図8】図1に示したカード読取装置本体の底面図であ
る。
【図9】図1に示したピンホール板の平面図である。
【図10】図9に示したピンホール板のX方向矢視図で
ある。
【図11】図9に示したピンホール板のY方向矢視図で
ある。
【図12】図1に示した支持板の平面図である。
【図13】図12におけるZ−Z線矢視断面図である。
【図14】図1に示したカード読取装置に使用されるカ
ードの平面図である。
【図15】図14に示したカードの縦断面図である。
【図16】図14に示したカードの部分拡大縦断面図で
ある。
【図17】図1に示したカード読取装置におけるカード
非挿入時の状態を模式的に示す断面図である。
【図18】図1に示したカード読取装置における正規の
カードを挿入した時の状態を模式的に示す断面図であ
る。
【図19】図1に示したカード読取装置における正規の
カードによりピンホール板を移動させた時の状態を模式
的に示す断面図である。
【図20】図1に示したカード読取装置における正規で
ないカードを挿入した時の状態を模式的に示す断面図で
ある。
【図21】図1に示したカード読取装置を垂直配置した
状態を示す側面図である。
【図22】本考案の他の実施例を示すものであって、カ
ード読取装置の一部を破断して示す側面図である。
【図23】図22に示したカード読取装置の一部を破断
して示す正面図である。
【図24】本考案のさらに他の実施例を示すものであっ
て、カード読取装置の一部を破断して示す側面図であ
る。
【図25】図24に示したカード読取装置の一部を破断
して示す正面図である。
【図26】図24に示したカード読取装置を逆配置した
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 カード読取装置本体 1a 支持穴(本体側凹部) 1e 支持穴形成面(本体側凹部形成面) 2 磁性ピン 3 ピンホール板(移動部材) 3a ピンホール(移動部材側凹部) 6 外面板 7 カード 7d 着磁部 8 磁性板 9 カード挿入部 11 外面板 21 ゴム磁石板(着磁板) 21a 着磁部 R1 カード読取装置 R2 カード読取装置 R3 カード読取装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体側凹部を有するカード読取装置本体
    と、 このカード読取装置本体における本体側凹部形成面と対
    向配置され、本体側凹部に対応する移動部材側凹部を有
    すると共に、カードにて押圧されることによりカード読
    取装置本体に対し移動できるようにカード読取装置本体
    により支持されている移動部材と、 上記の本体側凹部と移動部材側凹部との間で移動可能と
    され、カード挿入部へのカードの非挿入時に本体側凹部
    および移動部材側凹部の双方に嵌合することによりカー
    ド読取装置本体に対する移動部材の移動を阻止する着磁
    された磁性ピンと、 上記の移動部材に対する本体側凹部形成面側とは反対側
    のカード挿入部に対して挿脱自在であり、このカード挿
    入部へ挿入されたときに磁性ピンを本体側凹部のみに嵌
    合するように磁力により移動させる着磁部を有するカー
    ドと、 上記のカード挿入部に対する移動部材側とは反対側に固
    定状態に設けられ、磁性体からなる磁性板とを備えてい
    ることを特徴とするカード読取装置。
  2. 【請求項2】上記の磁性板は、カード読取装置本体の本
    体側凹部形成面と対向する側の、カード読取装置におけ
    る外郭をなす外面板を構成していることを特徴とする請
    求項1に記載のカード読取装置。
  3. 【請求項3】上記の磁性板に代えて、各磁性ピンと対応
    する部位に磁性ピンと逆極性の着磁部を有する着磁板が
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカー
    ド読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016099847A (ja) * 2014-11-24 2016-05-30 白川 利久 プリペイド式積算電力料金計及び当該電力料金計を設置せる消費所に給電するための給電システム。

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929718A (ja) * 1972-07-19 1974-03-16
JPH0211970U (ja) * 1988-07-05 1990-01-25

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