JPH0521074Y2 - - Google Patents

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JPH0521074Y2
JPH0521074Y2 JP1988037674U JP3767488U JPH0521074Y2 JP H0521074 Y2 JPH0521074 Y2 JP H0521074Y2 JP 1988037674 U JP1988037674 U JP 1988037674U JP 3767488 U JP3767488 U JP 3767488U JP H0521074 Y2 JPH0521074 Y2 JP H0521074Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フアイルシートに保持されたスライ
ド、プレパラート等をフアイリングのまま、直接
的に拡大映写或いは顕微鏡観察することのできる
装置に用いるフアイルシートに関するものであ
る。
(従来の技術) オーバーヘツドタイプフアイル映写機やいわゆ
る顕微鏡投影機、顕微鏡等でスライド、プレパラ
ート等を拡大映写したり、観察する場合は、これ
らの装置の上を前後方向或いは左右方向に移動で
きるようにされたステージにスライド、プレパラ
ート等をマウントしたフアイルシートを用いる。
そしてフアイルシートにマウントしたスライド、
プレパラート等に投影レンズ系や顕微鏡の接眼レ
ンズ系等を合焦して投影或いは顕微鏡観察等をし
ていたのである。
フアイルシートは収納管理の不十分等によりフ
アイルシート全体にゆがみを生じたり、その他の
理由により変形することがあるとフアイルシート
をステージに水平に保持できないので、ステージ
は上板、下板から成る挟持体とするものが提案さ
れている。フアイルシートをステージに水平に保
持しないと投影、顕微鏡観察等の光学系の焦点合
わせが一枚のフアイルシートでありながら個々の
対象体ごとに焦点合わせをしなければならなくな
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上板、下板から成る挟持体構成
のステージを用いる場合も従来のフアイルシート
を圧接するように挟持して使用していた。このた
めステージの上板に設けたフアイルシート抑え具
が針金等の細棒である場合、フアイル上面を安定
して抑えつけることができないという問題があつ
た。これはフアイルシート上面の仕切り帯がスラ
イド、プレパラート等の耳板とほぼ同一高さの平
坦面であるため、フアイル抑え具が定置しにくい
からである。
一方、フアイルシートをステージに保持して装
置本体上を投影、顕微鏡観察のため移動させる場
合仕切り帯の上にフアイルシート抑え具が載置し
て突出することとなるため、投影、顕微鏡観察の
ための光学系にとつて障害となつてしまうという
問題があつた。つまり、特に顕微鏡にあつては対
物レンズがフアイルの観察対象体に対して0.5mm
程度の間隔を残して接近するということがある。
したがつて、一つの観察対象体を顕微鏡観察後、
ステージとともにフアイルシートを移動した場
合、ステージのフアイルシート抑え具が対物レン
ズに当つてしまうという事態が生じていまう。
本考案は、上記問題点を解決すべく提案される
もので、針金等の細棒をフアイルシート抑え具と
して有する上板と下板から成る挟持体構成のステ
ージに用いるフアイルシートにおいて、安定して
挟持できるとともにステージ移動の際も円滑に行
なえるようにしたフアイルシートを提供すること
を目的としたものである。
(課題を解決するための手段および作用) 本考案は、上記目的を達成するため、少なくと
も投光機能を有する装置本体と、装置上方に設け
られる光学系と、細棒をフアイルシート抑え具と
して有する上板とフアイルシートを載置する下板
とでフアイルシートを挟持しながら、装置本体上
を所定方向にスライドするステージとを具えた装
置に用いるフアイルシートにおいて、複数の観察
対象体を着脱自在にマウントできるようにしたフ
アイルシート本体上面に、ステージ上板の細棒を
嵌合させるとともに嵌合後は細棒がフアイルシー
ト上面より下に埋没するような細棒定置用溝を設
けたものである。これによりフアイルシートをス
テージに安定して挟持できるとともにステージ移
動も支障なく行なうことができる。
(実施例) 第1図は、本考案の一実施例を示すフアイルシ
ートの平面図である。これは生体組織の一部を切
り取つたものなどを通常約1×3インチの薄いガ
ラス板に貼り付け更にカバーガラス板でカバーし
て対象体としたプレパラートを保持するプレパラ
ート用フアイルシートである。
プレパラート用フアイルシート1は透明プラス
チツク板を成形したものである。このプレパラー
ト用フアイルシートの外形は、例えば横寸法が約
28cmおよび縦寸法が約24cmである。このプレパラ
ート用フアイルシートは3列6行即ち18枚のプレ
パラート2を格子状に整然と配置し得る保存用具
である。各プレパラート2は、たとえば第1図に
示すように、フアイルシート1の個々の収納窪み
3に着脱可能に挿入される。ここで、プレパラー
ト2をプレパラート用フアイルシート1にいつた
ん挿入すると、そのプレパラート2は、プレパラ
ート用フアイルシート1の底面に対して並行に保
持される。
プレパラート2はフアイルシート1内で、一対
の耳板4a,4bおよび突起5a,5bにより、
水平位置に保持される。この耳板はプラスチツク
から成り、フアイルページ1の窪み側壁に一体に
設けられる。この耳板をやや下方に向けて傾斜さ
せて、プレパラート2を適所に弾性的に押圧す
る。
2個若しくは4個の突起又は耳板の近傍の底面
から上方に突出する。また、プレパラート挿入方
向の前記耳板4a,4bと対向する壁部6に収納
窪み3の内方側に傾斜する傾斜面を設けて、プレ
パラート2を挿入し易くする。これにより、プレ
パラート2の、収納窪み3への挿入およびプレパ
ラートのフアイルシートからの取出しが極めて容
易になる。しかしながら、プレパラートの挿入後
は、収納窪み3からの逸脱は防止され、例えばフ
アイルシートを逆にして振つても、プレパラート
がフアイルシートから脱落するおそれはない。
また、前記突起5a,5bは、フアイルシート
の底面に対する外側からの衝撃に対して、ガラス
製のプレパラート2を破損から防ぐ為のスペーサ
として作用する。さらに、前記突起は、フアイル
シートを通して直接的に観察を行うに際し、収納
窪み3の底面板上の、細かい塵埃その他を被検体
の影像からアウトフオーカスするために必要な間
隙を形成する。プレパラート2は、このようにし
てなるフアイルシート1に規則的かつ水平に配列
しているので、それぞれのプレパラートは、フア
イルシート1を光にかざすことにより容易に識別
することができる。
なお、このフアイルシートの一方の端縁には、
通常のバインダー等に綴じるための一列の綴じ孔
7を設ける。
この綴じ孔7は、バインダー等に綴じるための
他にステージ上でフアイルシートの位置決めをす
べく作用する。
フアイルシート1の列間には左右のプレパラー
ト列を分ける仕切る帯が介在するが、ここへステ
ージ上板に設けたフアイルシート抑え用の細棒が
嵌め込まれる抑え溝8を設ける。実施例では抑え
溝8は2列であるが、フアイルシートのプレパラ
ート列構成、行構成により適宜構成すればよいこ
とはいうまでもない。また、フアイルシートを挟
持し抑えるステージ上板の抑え具構成によつて
も、それに対応した位置に抑え溝を構成しなけれ
ばならない。したがつて、抑え溝8は3列以上と
なることもあろうしまた1列の場合もあろう。ま
た方向も前後方向に限定されず左右方向に設ける
こともよい。前後左右に抑え溝を設けて格子状と
することもよい。抑え溝8の長さはフアイルシー
ト外枠内でできるだけ長い方がフアイル抑え効果
は上がる。抑え溝8の深さは少なくともステージ
上板の抑え具が嵌まり込んだ際に少なくともフア
イルシートの上面の最も高い部分より下にあるよ
うにすることが必要である。第2図は、第1図中
のA−A断面図であるがステージ上板の抑え具9
が図示のごとく嵌まり込めばよいのである。16
は顕微鏡の対物レンズであり、プレパラート2の
カバーガラスに接近している状態を示している。
第3図A,Bは本考案のフアイルシートを挟持
するステージを示したものである。上板10、下
板11とを有し間にフアイルシートを挟持するの
であるが、下板11の後部両側には上板10をス
ライドして開閉するための案内具12を設けてい
る。案内具12には上板10に設けたピン13が
係合する長孔14を形成してあり、この長孔14
の後端には落し溝15を連続形成している。上板
10のピン13を落し溝15から引き上げ長孔1
4に沿つて手前に引き出し上方に持ち上げると第
3図Aに示す状態となる。このように上板10が
作動することによりフアイルシートの出し入れが
容易となる。
フアイルシートを挟持して上板10を閉じると
上板10の針金等の細棒状抑え具9がフアイルシ
ート1の抑え溝8に嵌まり込み安定して挟持でき
るとともにフアイルシートの位置決めも行なわれ
ることとなる。抑え具9は上板10枠体との固定
個所で下板11側へ折曲されており、フアイルシ
ートの抑え溝8に円滑に嵌まり込む。フアイルシ
ートを外す場合も上板10を手前に引き出しなが
らフアイルシート端部を軽く抑えて、上板10を
持ち上げると抑え溝8から抑え具9が容易に外れ
るので、簡便にフアイルシートは外せる。第4図
は、ステージの他の実施例を示すもので第3図は
プレパラート用フアイルシートを挟持する構成で
あるのに対し、これは第5図に示すような35mmス
ライド用フアイルシートを挟持する構成である。
(考案の効果) 以上のごとく、本考案によれば針金等の細棒を
フアイルシート抑え具とした上板を有するステー
ジにフアイルシートを挟持した場合、平面的かつ
安定的に挟持できるとともにステージにフアイル
シートを保持した状態で投影機、顕微鏡等の装置
上面を活動させても投影、顕微鏡観察用の光学系
の対物レンズに上板の抑え棒が接触してしまうと
いうことを避けられる。このようにしてプレパラ
ート等の観察対象体を適正な平面状態にフアイル
シートに保持して、適正画像の投影、観察ができ
る。本考案のフアイルシートはオーバーヘツドタ
イプフアイル映写機をはじめいわゆる顕微鏡投影
機と称される顕微鏡観察した像を直接投影する投
影機更にプレパラート等を観察する顕微鏡等の装
置上面に設置して使用するステージ等に幅広く使
用できる。またフアイルシートに保持するものは
プレパラートをはじめスライド等、その観察対象
体を選ばないことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すフアイルシ
ートの平面図、第2図は、A−A断面図、第3図
Aは,フアイルシートを使用するステージの側面
図、第3図Bは斜視図、第4図は、他のステージ
の斜視図、第5図は、フアイルシートの他の実施
例を示す平面図である。 1……フアイルシート、3……収納窪み、4
a,4b……耳板、8……抑え溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも投光機能を有する装置本体と、装置
    上方に設けられる光学系と、細棒をフアイルシー
    ト抑え具として有する上板とフアイルシートを載
    置する下板とでフアイルシートを挟持しながら、
    装置本体上を所定方向にスライドするステージと
    を具えた装置に用いるフアイルシートにおいて、 複数の観察対象体を着脱自在にマウントできる
    ようにしたフアイルシート本体上面に、ステージ
    上板の細棒を嵌合させるとともに嵌合後は細棒が
    フアイルシート上面より下に埋没するような細棒
    定置用溝を設けたことを特徴とするフアイルシー
    ト。
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