JPH0521091B2 - - Google Patents

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JPH0521091B2
JPH0521091B2 JP60045365A JP4536585A JPH0521091B2 JP H0521091 B2 JPH0521091 B2 JP H0521091B2 JP 60045365 A JP60045365 A JP 60045365A JP 4536585 A JP4536585 A JP 4536585A JP H0521091 B2 JPH0521091 B2 JP H0521091B2
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JP
Japan
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musk
extract
present
solvent
sheep
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JP60045365A
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JPS61204129A (ja
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Seiji Sekino
Zenichi Ogita
Kenji Kawasuji
Kiichi Kubo
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KOKANDO KK
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KOKANDO KK
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、五疳薬〔六神丸〕〔救命丸〕〔感應
丸〕等の必須成分として有名であり多くの薬理効
果を有するジヤコウと同様の薬理効果を有する成
分の新しい製造法に関するものである。 (従来の技術) ジヤコウはその強力かつ有益な薬理効果を有す
ると拘わらず高貴かつ入手困難な物質として有名
である。ジヤコウの起源であるジヤコウジカは希
少動物であつて、近年はまたワシントン条約適用
の強化により、ますますその入手が困難となつて
きている。 上記の情勢からジヤコウに類似する効果を有す
る成分についての研究が続けられてきた。本発明
者らは、先にジヤコウと同属の偶蹄目動物の生殖
腺、副生殖腺からジヤコウ類似効果を有する成分
を見いだし特許出願した(特願昭56−0129305
号)。しかし、これら方法で取得されるジヤコウ
類似効果成分はその作用において充分にジヤコウ
に対応することができるものということができず
またその収率も必ずしも満足しうるものではなか
つた。 (発明が解決しようとする問題点) そこで本発明者らは、真にジヤコウに置換しう
る物質をしかもより用意に取得することができる
方法を永続的に確立する目的で鋭意研究を重ねた
結果、終に本発明に想到することができたもので
ある。 (問題点を解決するための手段) 本発明の要旨は、羊の生殖腺、副生殖腺を使
用すること、及び取得の過程において、無極性
溶剤−含水アルコール系の溶媒分配法を施行する
こと、の二点にある。 ジヤコウの代替品を求めるものとして、ジヤコ
ウと同様の成分、同様の薬理活性を期待するとき
にはジヤコウジカと同じ偶蹄目動物の生殖腺、副
生殖腺を対象とするのは合目的であるが、その中
でも永続的な物質供給を考えれば、資源確保の見
地から偶蹄目動物のうち一般に繁用されている羊
若しくは豚が有力であつた。そこで、羊及び豚の
各精巣のもつジヤコウ類似効果成分の優劣を、マ
ウスの顎下腺中のアルギニンペプチダーゼ酵素を
指標とする生理学的活性試験法で詳細に検討して
みた。すると、羊の精巣エキスが豚のそれよりも
ジヤコウ効果により類似する強力な効果を有する
ことが分つた。本発明者らは、この新知見に基づ
き、羊の生殖腺、副生殖腺からのジヤコウ類似効
果成分の製造に想到したものである。 本発明を更に詳しく説明する。 本発明においては、まず羊の生殖腺、副生殖腺
その他の付属器官、例えば睾丸をとり、必要に応
じてこれを凍結乾燥し、これをアセトン類、アル
コール類、エーテル類、ベントン類の如き有機溶
媒で抽出、抽出液を必要に応じ減圧下で濃縮して
エキスを得る。このエキスをヘキサン、シクロヘ
キサン、石油エーテルの如き無極性溶剤を溶解す
る。これにメタノール、エタノール、n−プロパ
ノールの如きアルコール類に含水させた極性溶剤
を加えて溶媒分配を行い、分離した極性溶剤を濃
縮して、ジヤコウ類似効果成分を得る。 該分画成分はそのまま医薬原料として用いられ
るが、用途によつて精製する必要がある場合、さ
らにカラムクロマト法を行う。この際、酢酸エチ
ル、アセトン、クロロホルムの如き半有極性溶媒
によつてジヤコウ類似効果成分が溶出し、溶出液
を濃縮して精製される。 尚、羊精巣エキスを直接カラムクロマトに付
し、ジヤコウ類似効果成分を得る方法も有力なも
のである。しかし該方法は分離を目的とする試料
量に対し、使用される充填剤、例えばシリカゲル
などは十倍量以上を要することから、大量処理を
目的とする工業的製造には、大きなカラム容量設
備を必要とする。またそれに伴ない相当量の溶媒
の分離を必要とする。 本発明に係る溶媒分配法は簡易な設備で処理で
きることから、溶媒の使用量もカラムクロマト法
とは比較にならないほど少なくて済み、かつ短時
間で大量の試料を分離することができるなど、工
業的生産に甚だ適しているといえる。 本発明に係るジヤコウ類似効果成分とジヤコウ
との化学的類似性及び生物学的類似性を検討す
る。 〔生理学的活性試験〕 体重約25g約8週令のDDY系雄マウスをネン
ブタールで麻酔した後、去勢を行う。約1全角月
後、マウスを1群5匹ずつとして6群に分け、
2、3、4、6、8及び10回の薬物投与群とし
た。 ジヤコウ、羊精巣、及び豚精巣の各抽出エキス
20mlを流動パラフイン0.2mlに溶解して1回の投
与量とし、1日1回マウスの腹腔内に注射した。 上記の実験後、マウスから顎下腺を摘出、0.9
%の食塩水で洗浄し、顎下腺重量の4倍量の精製
水を加せホモゲナイザーにかける。ついで4℃で
30分間10000Gで遠心を行う。その上清液をとり、
アルギニンペプチダーゼ活性度をP.T.Rickkinen
の方法に準じて測定した。その結果を第1図に示
した。 ジヤコウエキス投与群と羊精巣エキス投与群に
おけるアルギニンペプチダーゼ活性値は、はじめ
は用量に応じて上昇するが、80mg及び160mg投与
では一定の水準を保ち、さらに200mgの大量投与
では逆に下降を示し、酷似した傾向をみせた。一
方、豚精巣エキス投与群では、40mg投与で活性値
の低下を示している。さらに投与量を増加させる
と活性値は上昇し80mgから160mg投与の範囲で一
定化し、200mg投与では低下を示し、前二者とは
明らかに相違をみせている。羊精巣エキスの活性
誘導調整能がジヤコウエキスのそれと極めて類似
し豚精巣エキスとは明らかに相違していることが
推察される。 〔化学的成分検索〕 ジヤコウエキス及び本発明に係るジヤコウ類似
効果成分について、吉井らの方法に従つてガスク
ロマトグラフイーを行つた結果を第2図に示す。 両者を比較すると、いずれも1群のC19ステロ
イド系化合物を含有し、特にジヤコウ中に含まれ
るステロイドのいくつかが本発明に係る成分にも
含まれていることを確認した。これにより、本発
明に係るジヤコウ類似効果成分がジヤコウが含有
する化学的成分に非常に類似していることが分か
つた。 〔薬理学的試験〕 受精鶏卵法 実験方法は大塚らの方法に準じた。ただし、
しよう尿膜は気室から孔をあけて露出させ、肉
芽組繊は湿重量で測定した。その結果を第1表
に示す。本発明に係る羊精巣エキスの瀘紙デス
ク当たりの10、20μg及びジヤコウエキスの瀘
紙デイスク当たり1、5μgの各用量で、コン
トロールと比較して有意な肉芽形成抑制効果が
みられた。また両者とも用量依存性がみられ
ず、かつ肉芽形成阻止率は同等であり、両者の
作用に類似性があることが分かつた。
【表】 カラゲニン足蹠浮腫法 体重120〜140gのWistar系ラツトを用い、
1群6〜7匹とし、1%カラゲニン0.1mlを右
後肢足蹠に皮下注射し浮腫を惹起させた。被験
薬物は、起炎剤注射1時間前に経口投与した。
浮腫増加率は次式により算出した。 浮腫増加率=Ex−Ec/Ec×100(%) Ec=足蹠皮下適用前の正常足の容積 Ex=足蹠皮下適用後の浮腫足の容積 各薬物の経口投与による浮腫抑制効果の経時
的変化を第3図に示す。本発明に係る羊精巣エ
キス500mg/Kg、ジヤコウエキス200mg/Kgを投
与した場合、既知化合物にフエニルブタゾンに
匹敵する有意な抑制効果を示した。特に5時間
内の経時による浮腫抑制効果は、両者が非常に
似たパターンを示し、効力の類似性が確認でき
た。 血管透過性の測定はWhittleの実験法に従つ
た。DDY系マウス雄を用い、1群の動物数は
10匹とした。薬物を経口投与し、60分後に2%
ブリリアントブルー液を0.1ml尾静脈より注射
し、15分後に1%の酢酸溶液0.1mlを腹腔内に
注入した。45分後に脊髄脱臼法によりマウスを
屠殺した。実験結果を第2表に示す。コントロ
ールに比較して既知薬物アスピリンが強い抑制
率を示した。 これに対して本発明に係る羊精巣エキス及び
ジウエキスは、抑制率は弱いながらも両者の効
力には類似性が認められた。
【表】 (実施例) 以下に本発明に係る実施例を掲げて本発明を更
に詳しく説明する。 実施例 1 生の羊の睾丸2Kgの皮を剥ぎ、ミキサーにかけ
て肉汁とし、これにアセトン5を加え冷却器を
付して約6時間加熱抽出する。冷後アセトンを留
去し、残留物はエーテル2を加えて抽出する。
その後エーテルを留去、残留物をヘキサン200ml
を加えて溶解、これに95%メタノール200mlを加
えて溶媒分配し、メタノール層を分取する。溶媒
を減圧濃縮し、約7.0gのエキスを得た。 実施例 2 生の羊の睾丸40Kgを皮を剥ぎ、ミキサーにかけ
て肉汁とし、これを真空乾燥機で乾燥する。温度
は60℃、真空度は10mmHgであつた。その後、ス
ピードミキサーのかけて4Kgの粉末を得た。この
粉末2Kgにメタノール6を加え冷却器に付して
約6時間加熱抽出する。冷後溶媒を留去し、残留
物をシクロヘキサン600mlに溶解する。これに95
%メタノール600mlを加えて溶媒分配し、メタノ
ール層を分取する溶媒を留去した後、残留物を酢
酸エチルに溶解、これを予め500gのシリカゲル
(Merck Kieselgel 60 230〜400mesh)で調製し
たカラムに吸着、カラムクロマト法を行つて酢酸
エチル2を溶出させる。溶出液を合わせて留去
し、エキス約3.0gを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ジヤコウエキス、本発明に係る成
分、及び豚精巣エキスの投与による去勢マウス顎
下腺中のアルギニンペプチターゼ活性度の変化を
示したものである。縦軸はアルギニンペプチター
ゼ活性度(v/g組繊)を表わす。横軸は用量
(mg)を表わす。●はジヤコウエキスを、○は本
発明に係る成分を、また□は豚精巣エキスを表わ
す。第2図は、本発明に係る成分とジヤコウエキ
スとをガスクロマトグラフイーで分離した結果を
表わす。上部が本発明に係る成分である。下部が
ジヤコウエキスである。横軸はリテンシヨンタイ
ム(min)を表わす。二つの矢印をした部分は、
左が5β−アンドロスタン−3α、17β−ジオール
を、右が5β−アンドロスタン−3α,17β−ジオー
ルを、それぞれ表わす。カラム温度は210℃、充
填剤はOV171.0%(ガスクロムQ80〜100メツシ
ユ)、カラムはガラスカラム(4mm×1m)であ
つた。第3図は、マウスに経口投与をした後に足
蹠にカラゲニンを注射し、浮腫抑止効果をみたと
きの経時的変化を表わす。縦軸は浮腫率(%)
を、横軸は経過時間(時間)を、それぞれ表わ
す。●はコントロール(1%CMC溶液)を、■
はフエニルブタゾン(200mg/Kg)を、○はジヤ
コウエキス(200mg/Kg)を、また△は本発明に
係る成分(500mg/Kg)を、それぞれ表わす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 羊の生殖腺又は副生殖腺を原料として用い、
    これらを有機溶剤で抽出して得られるエキスに無
    極性溶剤−含水アルコール系の溶媒分配法を施し
    て分離することを特徴とするジヤコウ類似効果成
    分の製造法。
JP60045365A 1985-03-06 1985-03-06 ジヤコウ類似効果成分の製法 Granted JPS61204129A (ja)

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