JPH0521184Y2 - - Google Patents

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JPH0521184Y2
JPH0521184Y2 JP1987116666U JP11666687U JPH0521184Y2 JP H0521184 Y2 JPH0521184 Y2 JP H0521184Y2 JP 1987116666 U JP1987116666 U JP 1987116666U JP 11666687 U JP11666687 U JP 11666687U JP H0521184 Y2 JPH0521184 Y2 JP H0521184Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は航路偏差計の偏差表示回路に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、航路偏差計は特開昭59−47613号公報
「作業船誘導方式」に開示されているように、作
業船を目的地点に誘導するために予定の航路を設
定した航路偏差計を作業船に搭載し航行中に電波
または光波による測位儀により測定した自船の位
置データを航路偏差計に入力し、予め設定した航
路との偏差を算出してその偏差をデジタル表示す
ると同時にアナログメータにより表示するように
して、この偏差が少くなるように操船するのに用
いる。
第2図aは従来の作業船誘導方式における航路
偏差計の一実施例の構成図である。
第2図aにおいて、Aは船上に設置された電波
または光波測位儀の主局、B,Cは夫々、定点に
設置された従局である。1Aは航路偏差計本体
部、2は演算回路、3は航路設定回路、1Bは作
業船のブリツジに設置される航路偏差計表示部、
4はデジタル表示器、5はD/A変換器、6は表
示計である。
この作業船誘導方式においては船上に設置され
た測位儀の主局Aから、陸上の定点に設置された
従局B、従局C迄の距離を測定し、この測定デー
タを航路偏差計の演算回路2へ入力し、自船の位
置の座標成分を求めると同時に航路設定回路3に
予め設定された航路の座標成分との偏差を求め、
演算回路2より並列デジタル信号として出力し、
多芯ケーブルでブリツジに設置された表示部1B
へ送り、デジタル表示器4に数字で表示するとと
もに、D/A変換器5を介して表示計6により偏
差をアナグロ表示する。この表示計6は第2図b
に示すように0を中心として偏差を(+)又は
(−)側に等分に目盛られたものが用いられてい
る。
第2図cは偏差測定原理説明図である。
偏差の測定は、第2図cに示すように地図上の
北軸Xと東軸Yの座標系の原点Pを座標X1,Y1
に移動して原点P1とし、X軸よりθだけ廻転し
た新座標系x,yを作成し、y軸に平行してw=
x0なる航路を設定する。作業船はこの設定された
航路に沿つて航行するために測位儀によつて自船
の位置を測定し、その測定データを航路偏差計の
演算回路2に入力すると、予め設定された航路x
=x0から右または左へのズレを(+),(−)の偏
差としてデジタル信号で出力される。この信号は
表示部1Bへ送られ、表示器4並びに表示計6に
よつて偏差値並びにズレの方向が表示されるの
で、操船者は主として表示計6の指針を見ながら
指針が0を指すように操船していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら前記のように従来の航路偏差計に
おいては予め設定された航路と自船の航路との偏
差を算出する演算回路の出力は並列信号であるた
め、航路の偏差を4桁で表示するものとすると、
BCDコードで出力する場合には他の制御線等を
含めて16本以上の配線を必要とし、取付工事、保
守点検等にあたつて作業上の問題点があつた。
又、演算回路によつて算出された偏差はデジタ
ル信号で出力され、そのままデジタル表示器に表
示されるとともに、D/A変換器によつてアナロ
グ信号に変換し、零中心の両振れの表示計によつ
て偏差を指示させている。このとき前記D/A変
換器の出力電圧は該変換器に入力されるデジタル
信号に比例して直線的に変化するので電圧増幅し
て偏差の読取り精度を高くすれば表示計のフルス
ケールで表示される偏差は少くなり、逆にフルス
ケールで表される偏差値を大きくするように電圧
増幅度を減らせば、偏差の読取り精度が低くなる
ので偏差の大小によつて表示計の感度を切替える
等の手段を必要とするという問題点があつた。
本考案は航路偏差計本体部と表示部との配線を
少くするとともに偏差の少い範囲では表示の読取
り精度が高く、且つ偏差の表示範囲の広い航路偏
差計を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は航路偏差計の本体部に船舶の位置座標
成分を算出する第1の演算回路と、この演算回路
から出力される位置座標成分の並列デジタル信号
を直列デジタル信号に変換する並列−直列変換器
とを設け、この変換器から出力される直列デジタ
ル信号を一対の線路を介して、ブリツジに設けら
れた表示部へ送り、ここにおいて直列−並列変換
器によつて並列デイタル信号に変換して、第2の
演算回路に印加する。この演算回路において航路
設定回路に予め設定された航路の座標成分とを比
較して、設定航路からの偏差を算出する。このと
き演算回路は前記両座標成分の差の大小に対応し
て異る演算を行うようにして算出された偏差が少
いときは表示計での読取り精度が高くなり、偏差
が特定値以上のときは、読取り精度は低いが、偏
差の表示範囲が広くなるように演算結果を出力
し、D/A変換器を介して前記出力に対応する折
れ線目盛を有する表示計を設けて構成したもので
ある。
(作用) 本考案によれば航路偏差計の本体部と表示部と
を前記のように構成したので、本体部からの船舶
の位置座標成分を一対の線路を介して一般的なコ
ンピユータ通信に使用するRS−232C等の標準方
式によつて直列デジタル信号として伝送すること
ができる。
又偏差表示計の表示は設定航路の座標成分と船
舶の位置座標成分との偏差を算出する演算回路に
組込まれるプログラムに偏差が或る特定値を超え
たときは偏差を1/nに圧縮して出力するような
サブルーチンを付加することによつて、前記演算
回路の出力をD/A変換器によつてアナログ値と
して出力し、この出力に対応した折れ線目盛を有
する表示計によつて、偏差の少いときは読取精度
は細かく、偏差が大きいときは読取精度は粗くな
るが、偏差の表示範囲を拡大することができるの
である。
(実施例) 第1図aは本考案の一実施例の構成図、第1図
bは本考案の表示部の一実施例の構成図、第1図
cは本考案に使用する表示計の目盛の一実施例を
示す図である。
第1図aにおいてAは電波または光波による測
位儀の主局、B,Cは夫々陸上の定点に設置され
た従局である。
11Aは航路偏差計の本体部で演算回路12、
並列−直列変換器13よりなり、測位儀主局Aと
ともに設置されている。11Bは航路偏差計の表
示部で直列−並列変換器14、演算回路15,航
路設定回路16、デジタル表示器17、D/A変
換器18、表示計19よりなり、ブリツジに設置
されている。なお本体部11Aと表示部11Bは
1対の線路で接続されている。
第1図bは表示部11Bの演算回路15に使用
されるマイクロCPUを中心とした表示部の一実
施例の構成図で21はマイクロCPU、22はメ
モリ、23は入力回路、24は出力回路でその他
のものは第1図aの番号と同一のものである。
本考案による航路偏差計の偏差表示回路の動作
を第1図aおよび第1図bにより説明する。測位
儀主局Aにより測定された航行中の船舶の位置情
報は航路偏差計本体11Aの演算回路12におい
て位置座標成分が算出され、並列−直列変換器と
線路を介して表示部11Bへ送られる。
表示部11Bにおいては直列デジタル信号によ
る位置座標成分は直列−並列変換器14により並
列デジタル信号に変換されてメモリ22に蓄積さ
れて順次マイクロCPUによつて、入力回路23
を通して入力される航路設定回路からの予め設定
された航路の座標成分との偏差が演算されて、そ
の偏差は出力回路24を介してデジタル表示器1
7に数値で表示されると同時で、D/A変換器1
8を介して表示計19により表示される。
この場合D/A変換器18の出力電圧は、入力
されるデジタル値に比例し、偏差表示計として使
用される電圧計は、通常のものは直線的に変化す
るので、例えば航行時に読取りを必要とする最大
偏差値が100mの場合に100mを表示計のフルスケ
ールにとると第2図bに示すように読取りうる最
小偏差は極めて粗となり設定された航路に沿つて
正確に航行することは困難となる。そこで、偏差
Aが、0から特定値B迄はA/D変換器18の出
力電圧V1は、 V1=A・β(βは係数) であり、特定値Bを超えると、偏差が1/nに圧
縮されて出力電圧V2が V2=(A−B/n+B)β となるように、演算回路のプログラムを組めばよ
いことになる。
このようにすれば、従来のように表示計の振れ
は直線的に変化せず通常、操船の時間遅れが問題
となるような偏差内では偏差の読取り精度を高く
し、それ以外では偏差の読取りは大まかになるが
偏差の表示範囲を広くすることができる。第1図
cはBを10(m),nを10、最大表示偏差100(m)
の場合の目盛の一例である。
次にマイクロCPUの動作とそのフローチヤー
トについて説明する。
第1図bは前述のように表示部11Bをマイク
ロCPUを利用して構成した場合の実施例である。
第1図bにおいて、21はマイクロCPU、2
2はメモリ、23は入力回路、24は出力回路:
14は直列−並列変換器、16は航路設定回路、
17はデジタル表示器、18はD/A変換器、1
9は表示計である。
各部の動作は次の通りである。
1 マイクロCPU21は演算及びプログラムの
実行を行う。
2 直列−並列変換器14は本体部11Aから送
られてくる直列デジタル信号による船の位置デ
ータを受け、並列デジタル信号に変換して出力
する。
3 メモリ22はプログラム及びデータを収容す
る。
4 D/A変換器18はマイクロCPU21で演
算した偏差をアナログ信号に変換する。
5 航路設定回路16は予定航路の座標成分x0
y0を設定する。
6 入力回路23は設定座標成分x0,y0を入力す
る。ここでx0,y0はx軸又はy軸に対するオフ
セツト値で、偏差はx0又はy0に対して演算され
たものである。
7 出力回路24は演算された偏差をデジタル表
示器17に出力する。
8 表示計19は折れ線目盛を有しD/A変換器
の出力電力によつて偏差を表示する。表示計1
9の目盛の一例を第1図cに示す。
第1図dはメインプログラムのフローチヤート
である。動作は以下に述べる通りである。
101 スタート 102 直列デジタル信号を並列デイタル信号に変
換するコントロールを行なう。
103 直列−並列変換器よりの測位データを読取
る。
104 測位データより座標成分x,yをメモリへ
収納する。
105 入力回路23を介して、航路設定回路16
よりの設定データx0またはy0を読取る。
106入力された設定座標成分がx0かy0かを判定す
る。これは別途設けたスイツチのステータスに
より決まる。
107 x軸に対する偏差の演算を行なう。
108 y軸に対する偏差の演算を行なう。
109 折れ線演算を行い偏差を出力する。
110 デジタル表示器並びにD/A変換器を介し
てアナログ表示計へ出力する。
第1図eは折れ線演算のサブルーチンのフロ
ーチヤートである。動作は以下に述べる通りで
ある。
111 スタート 112 入力される偏差x1又はy1は一旦、Zという
別のサブルーチン内の変数に変換される。
113 変数Zが折れ線の曲り点の値Bより大きい
か、小さいかを判定する。
114 変数ZがBより小さいときは、演算回路の
出力A1はA1=α・Z(ここではαは係数) 115 変数ZがBより大きい場合には演算回路の
出力A2はA2={(Z−B)/n+B}α(ここでnは 圧縮係数) となるような演算を行なう。
116 リターン、メインプログラムに戻り101を実
行する。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、予
め設定された航路に沿つて航行する船舶が設定航
路に近づくと表示計に表示される偏差を読みとる
ことができるので操船が容易にできる。また設定
航路から大きくはずれている場合でも、大まかな
偏差を知ることができるので、測量船や工事を行
う船舶の誘導を行うとき大きい効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例の綜合系統図、第
1図bは本考案による表示部の一実施例の構成
図,第1図cは本考案の表示計目盛の一例を示す
図、第1図dは第1図bのメインプログラムのフ
ローチヤート、第1図eは第1図bのサブルーチ
ンのフローチヤート、第2図aは従来の航路偏差
計の一例の綜合系統図、第2図bは従来の偏差表
示計の目盛の一例を示す図、第2図cは航路偏差
計の偏差測定原理説明図である。 A……測位儀主局、B,C……従局、1A……
本体部、1B……表示部、2……演算回路、3…
…航路設定回路、4……デジタル表示器、5……
D/A変換器、6……表示計、11A……本体
部、11B……表示部、12……演算回路、13
……並列−直列変換器、14……直列−並列変換
器、15……演算回路、16……航路設定回路、
17……デジタル表示器、18……D/A変換
器、19……表示計。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 予め設定された航路に沿つて航行する船舶の位
    置を測位儀により測定し、該位置データより、位
    置座標成分を算出するとともに、前記設定航路の
    座標成分とを比較して該設定航路との偏差を演
    算、表示する航路偏差計において、 前記船舶の位置座標成分を直列デジタル信号で
    受け、並列デジタル信号に変換する直列−並列変
    換器と、航路の座標を設定する航路設定回路と、
    前記船舶の位置座標成分と設定航路の座標成分と
    を比較し、両成分の間の差の大小に対応して異る
    演算を行うようにし、該差が特定値より大きいと
    きは、偏差を圧縮して出力する演算回路と、前記
    偏差をデジタル表示する表示器と、D/A変換器
    を介してアナログ表示する折れ線目盛りを有する
    表示計とで構成したことを特徴とする航路偏差計
    の偏差表示回路。
JP1987116666U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0521184Y2 (ja)

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JP1987116666U JPH0521184Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6424489U JPS6424489U (ja) 1989-02-09
JPH0521184Y2 true JPH0521184Y2 (ja) 1993-05-31

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ID=31359407

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011180075A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Chugoku Electric Power Co Inc:The 縦型指示計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011180075A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Chugoku Electric Power Co Inc:The 縦型指示計

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JPS6424489U (ja) 1989-02-09

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