JPH05213169A - ブレーキの液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキの液圧制御装置

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JPH05213169A
JPH05213169A JP1799292A JP1799292A JPH05213169A JP H05213169 A JPH05213169 A JP H05213169A JP 1799292 A JP1799292 A JP 1799292A JP 1799292 A JP1799292 A JP 1799292A JP H05213169 A JPH05213169 A JP H05213169A
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JP
Japan
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pressure
control
brake
hydraulic
plunger
Prior art date
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Application number
JP1799292A
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English (en)
Inventor
Kazumi Hiraiwa
一美 平岩
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Rhythm Corp
Original Assignee
Rhythm Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自動車の制動時に後輪が前輪より先にロック
することを防止するため、後輪ブレーキ液圧を制御する
ブレーキ液圧制御装置に関し、制御特性の安定化を図
り、より安全な制動を確保することを目的としている。 【構成】 マスタシリンダ2とホイールブレーキユニッ
トとの間に設けられ、車両の減速度を感知して後輪の液
圧制御を行うブレーキ液圧制御装置1において、液圧が
作用するプランジャー16を有する液圧制御機構と、バ
キューム圧及び制御圧が作用するダイヤフラム24とを
設け、所定の減速度に達したときに前記ダイヤフラムに
作用する制御圧を封じ込め、該封じ込められた制御圧の
作用で前記液圧を減圧制御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の制動時に後輪
が前輪より先にロックすることを防止するため、後輪ブ
レーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の制動時に後輪が前輪より
先にロックすることを防止するための後輪のブレーキ液
圧制御装置としては、特公昭61−11824号のよう
に車両が所定の減速度に達したことを感知して、それ以
降は後輪液圧の上昇を前輪液圧の上昇より低く抑える方
式が用いられている。
【0003】この方式は、マスタシリンダからのブレー
キ液圧を制御ピストンに作用させて、液圧制御プランジ
ャーを押圧するスプリング荷重を上昇させ、所定の減速
度に達すると慣性体(鋼球)が制御ピストンへの液流路
を閉じ、前記スプリング荷重の上昇を止める。制御プラ
ンジャーにはマスタシリンダからの液圧が作用するA面
と、それより小さい面積の後輪液圧が作用するB面があ
り、当初はマスタシリンダ側と後輪側が連通しており、
A,B両面には同一圧が作用し、A,B両面の面積差か
らプランジャーに生ずる推力は前記スプリング荷重と対
抗しているので、前記ボールが液流路を閉じる前はマス
タシリンダ圧の上昇に伴うスプリング荷重の上昇でプラ
ンジャーは移動せず、前述のようにマスタシリンダ側と
後輪側が連通している。
【0004】しかるに、前述のように所定の減速度に達
すると液流路が閉じてスプリング荷重の上昇が止まるの
で、その後のマスタシリンダ側の液圧上昇でプランジャ
ーがスプリング荷重に逆らって移動し、マスタシリンダ
側と後輪側の連通がポペットバルブの閉塞で遮断され、
以降はマスタシリンダ液圧の上昇と後輪側液圧の上昇は
A,B両面の面積比の関係になる。
【0005】即ち、前輪に作用するマスタシリンダ液圧
に対し、後輪に作用する液圧は低めに制御され、後輪が
前輪より早期にロックすることが防止され、後輪早期ロ
ックによる車両の横滑りを防ぐことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のブレーキ液圧制御装置において、車両減速度
を感知して液流路を閉じるボールがブレーキ液の中にあ
るため、温度によるブレーキ液粘度の変化でボールの動
作速度が異なり、また、ブレーキペダルの踏み込み速度
の緩急で液流力がボールの動作に異なった影響を及ぼす
など、作動が不安定になりやすいと言う問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、制御特性の安定化を図り、よ
り安全な制動を確保することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、マスタシリンダとホイールブレーキユニ
ットとの間に設けられ、車両の減速度を感知して後輪の
液圧制御を行うブレーキ液圧制御装置において、液圧が
作用するプランジャーを有する液圧制御機構と、バキュ
ーム圧及び制御圧が作用するダイヤフラムとを設け、所
定の減速度に達したときに前記ダイヤフラムに作用する
制御圧を封じ込め、該封じ込められた制御圧の作用で前
記液圧を減圧制御するようにしたものである。
【0009】また、本発明は、所定の減速度に達したと
きに、前記制御圧を封じ込めるため、連通孔を閉じる慣
性体を備えたものである。
【0010】
【作用】本発明においては、所定の減速度に達すると、
慣性体が連通孔を閉じてダイヤフラムに作用する制御圧
を封じ込め、封じ込めた制御圧をプランジャーを有する
液圧制御機構に作用させる。これによりスプリットポイ
ントを設定する。マスタシリンダからの液圧がスプリッ
トポイントを越えると、液圧の増加に応じて液圧制御機
構は後輪ホイールブレーキユニットに供給する液圧を所
定のレデューシングレシオで減圧し、制御停止直前の後
輪ロックを防止する。
【0011】このように、慣性体で連通孔を閉じ、制御
圧を液圧制御機構に作用させるようにしたため、周囲の
温度によって制御特性が左右されるという不具合を解消
することができ、制御特性を安定化することができる。
その結果、より安全な制動を確保することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示す図である。
なお、本実施例は、一般的なバキューム式倍力装置を有
するブレーキシステムに適している。図1において、実
施例に係るブレーキ液圧制御装置1は、マスタシリンダ
2とホイールブレーキユニットとの間に設けられ、図示
のように車両に対して傾斜して設置されている(車両前
側が上がっている)。
【0013】運転者がブレーキペダル3を操作すると、
バキュームブースタ(倍力装置)4のダイヤフラム5に
バキューム差圧が作用してマスタシリンダ2を倍力して
押圧する。バキュームブースタ4の内部はダイヤフラム
5により加圧室6と負圧室7に画成され、負圧室7内に
はダイヤフラム5をリターンさせるリターンスプリング
8が介装されている。9はブレーキペダル3の操作で作
動し、加圧室6に大気を導入するためのバルブである。
【0014】負圧室7は負圧路10を介してバキューム
源に接続され、負圧路10の途中にはチェックバルブ1
1が介装されている。また、負圧室7およびバキューム
源には負圧路10を介してバキュームパイプ12が接続
されている。マスタシリンダ2は液圧パイプ13を介し
て、ブレーキ液圧制御装置1に接続され、液圧(ブレー
キ液圧)をブレーキ液圧制御装置1のバルブハウジング
14に形成した液入口14Aに供給する。
【0015】バルブハウジング14には液入口14Aに
連通するバルブ孔15が形成され、バルブ孔15内には
プランジャー16が摺動自在に収納されている。プラン
ジャー16の内部流路にはポペットバルブ17が組み込
まれ、また、内部流路の出口側のプランジャー16には
弁座18を固着している。これらによって後輪ホイール
ブレーキユニットに供給する液圧を減圧制御するための
液圧制御機構を構成している。
【0016】プランジャー16の内部流路にはマスタシ
リンダ2から液圧パイプ13を介して液圧が供給され、
内部流路を通って液出口19から後輪ホイールブレーキ
ユニットに導かれる。すなわち、図示のように、ポペッ
トバルブ17はバルブスプリング20により押圧されて
いるが、当初は押し力より強い力でプランジャー16が
バルブ孔15の底部に押しつけられているため、ポペッ
トバルブ17は開弁している。
【0017】バルブハウジング13の開口部21には、
カバー22が設けられ、カバー22の内部はその端部を
バルブハウジング13上にカバー22を重ねてボルト2
3により固定したダイヤフラム24によって負圧室25
と制御圧室26がそれぞれ画成されている。負圧室25
は負圧口29、バキュームパイプ12、負圧路10を介
してバキュームブースタ4の負圧室7およびバキューム
源に連通している。
【0018】ダイヤフラム24にはプレート27,28
を介してボス部30が固着され、ボス部30はプランジ
ャー16に当接している。制御圧室26内には開弁スプ
リング31が設けられている。カバー22にはゴム部材
32を介してボールハウジング33がボルト34により
固定され、ボールハウジング33にはボール35を収納
する大気室36が形成されている。大気室36に突出し
て通気管37が設けられ、その一端部は制御圧室26を
通ってボス部30内に挿入、固定されている。カバー2
2およびゴム部材32には連通孔38が形成され、連通
孔38を介して大気室36と制御圧室26が連通してい
る。ブレーキ非作動時には、バキューム源および負圧室
7のバキューム圧(負圧)は、ボス部30に形成した通
気孔39、通気管37を介して、大気室36に作用し、
また、連通孔38を介して制御圧室26に作用してい
る。
【0019】ボールハウジング33には大気導入口40
が形成され、大気導入口40には大気導入バルブ41が
バルブスプリング42を介して設けられている。ダイヤ
フラム24により通気管37が大気導入バルブ41を押
圧すると、大気導入バルブ41は開弁して、大気を大気
室36に導入する。大気室36内には慣性体(鋼材)で
あるボール35が転動自在に収納され、ブレーキが所定
の減速度に達すると、ボール39は連通孔38を閉止し
て、大気室36と制御圧室26の連通を遮断する。
【0020】なお、プランジャー16とバルブハウジン
グ13の間はオイルシール43とOリング44でシール
されている。次に、動作を説明する。ブレーキの非作動
時には、バルブハウジング13の負圧室25は負圧口2
9、バキュームパイプ12、負圧路10、チェックバル
ブ11を介してバキューム源に連通しており、ボス部3
0の通気孔39、通気管37を介して大気室36および
制御圧室26にバキューム圧(負圧)が作用している。
また、プランジャー16にブレーキ液圧も作用しないの
で、ダイヤフラム24は作動しない。
【0021】運転者がブレーキペダル3を踏むと前述の
ようにブレーキ液圧が発生し、該液圧は前輪のホイール
ブレーキユニットに送られるとともに、ブレーキ液圧制
御装置1のバルブ孔15に送られる。ブレーキ液圧制御
装置1に送られた液圧はプランジャー16の中を通って
後輪のホイールブレーキユニットに送られる。
【0022】ここで、プランジャー16に作用する液圧
力はプランジャー16のA面(Oリング44外径に相当
する面積)とB面(A面からシールリング43内径に相
当する面積を減じた面積)に作用し、両面の面積差から
プランジャー16を右下に押し下げようとする。液圧に
よるプランジャー16押し下げ力が開弁スプリング31
の張力に打ち勝つとプランジャー16とダイヤフラム2
4が右下に移動し、通気管37が大気導入バルブ41に
接すると負圧室25と制御圧室26との連通が遮断さ
れ、更に右下方に移動すると、大気導入バルブ41が開
き(図2、参照)大気室36に大気が導入され、連通孔
38を通じて制御圧室26にも大気が導入される。
【0023】制御圧室26に大気が導入されることによ
り、ダイヤフラム24にプランジャー16を押し返す推
力が生じ、該推力とプランジャー16を右下方へ押す液
圧力とがバランスした処でダイヤフラム24は中立位置
に戻り大気導入バルブ41は閉じる。即ち、ボール35
が連通孔38を閉じない限りプランジャー16に作用す
る液圧力とダイヤフラム24に作用する推力が常にバラ
ンスするよう大気導入バルブ41が大気室が大気室3
6、制御圧室26の圧力を調整することになり、マスタ
シリンダ2からの液圧は後輪のホイールブレーキユニッ
トに送られる。
【0024】現実にはブレーキペダル3を踏み込むこと
によってブレーキ液圧が上昇すると、ブレーキが効いて
減速度が生じる。そして、所定の減速度に達するとボー
ル35が慣性により転動して連通孔38を遮断する。そ
のため、ダイヤフラム24に作用する両室間25,26
間の差圧上昇が止まるのでダイヤフラム24に作用する
推力の上昇も止まる。更に、液圧が上昇するとプランジ
ャー16がダイヤフラム24に作用する推力および開弁
スプリング31の張力に打ち勝って右下側に動き、ポペ
ットバルブ17が閉塞するようになり、以降は後輪のブ
レーキユニットへ送り出される液圧はマスタシリンダ2
からの吐出圧から独立した液圧になる。
【0025】ここで、連通孔38が閉じ、ダイヤフラム
24に作用する推力が一定になるので、プランジャー1
6に作用する力のバランスからポペットバルブ17は開
閉を繰り返して、図3のような液圧特性を示す。こうし
て、後輪ブレーキユニットへ送り出される液圧の上昇は
マスタシリンダ2からの吐出圧の上昇に対して、A面と
B面との面積比の割合で緩やかに上昇するので、前輪よ
り先に後輪がロックするのを防ぐことができる。
【0026】すなわち、以後、液圧の増加に応じたプラ
ンジャー16の往復移動によるポペットバルブ17の開
閉の繰り返しにより、液圧を所定のレデューシングレシ
オで減圧し、制動停止直前の後輪ロックを防いで車両の
制動安定性を確保することができる。なお、図3中、A
はフル積載で所定減速度に達したスプリットポイント
を、Bは軽積載で所定減速度に達したスプリットポイン
トを、それぞれ示す。
【0027】このように、所定の減速度に達したとき
は、ダイヤフラム24に作用する制御圧を封じ込めて、
封じ込めた制御圧をポペットバルブ17を内蔵したプラ
ンジャー16に作用させるようにしたため、周囲の温度
によって制御特性が変化することを防止することがで
き、より安全な制動を確保することができる。なお、本
実施例では、プランジャー16にポペットバルブ17を
設けた例で示したが、プランジャー16の外周のOリン
グ44の代りにバルブの作用をするシールリングを設け
た、いわゆるリップシールタイプの場合も同様に作動す
ることは言うまでもない。
【0028】また、ポペットバルブ17が閉じるまでの
ストロークの関係を図4に示す。ポペットバルブ17の
ストロークA>通気管37のストロークBとなるように
する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周囲の温度によって制御特性が左右されるという不具合
を解消することができ、安定したブレーキ液圧の制御を
行うことが可能となり、安全性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図
【図2】大気導入バルブの開弁状態を示す図
【図3】マスタシリンダの吐出圧と後輪ブレーキ圧の関
係を示すグラフ
【図4】バルブが閉じるまでのストロークの関係を示す
【符号の説明】
1:ブレーキ液圧制御装置 2:マスタシリンダ 3:ブレーキペダル 4:バキュームブースタ 5:ダイヤフラム 6:加圧室 7:負圧室 8:リターンスプリング 9:バルブ 10:負圧路 11:チェックバルブ 12:バキュームパイプ 13:液圧パイプ 14:バルブハウジング 14A:液入口 15:バルブ孔 16:プランジャー 17:ポペットバルブ 18:弁座 19:液出口 20:バルブスプリング 21:開口部 22:カバー 23:ボルト 24:ダイヤフラム 25:負圧室 26:制御圧室 27,28:プレート 29:負圧口 30:ボス部 31:開弁スプリング 32:ゴム部材 33:ボールハウジング 34:ボルト 35:ボール 36:大気室 37:通気管 38:連通孔 39:通気孔 40:大気導入口 41:大気導入バルブ 42:バルブスプリング 43:オイルシール 44:Oリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタシリンダとホイールブレーキユニッ
    トとの間に設けられ、車両の減速度を感知して後輪の液
    圧制御を行うブレーキ液圧制御装置において、 液圧が作用するプランジャーを有する液圧制御機構と、
    バキューム圧及び制御圧が作用するダイヤフラムとを設
    け、所定の減速度に達したときに前記ダイヤフラムに作
    用する制御圧を封じ込め、該封じ込められた制御圧の作
    用で前記液圧を減圧制御することを特徴とするブレーキ
    液圧制御装置。
  2. 【請求項2】所定の減速度に達したときに、前記制御圧
    を封じ込めるため、連通孔を閉じる慣性体を備えたこと
    を特徴とする前記請求項1のブレーキ液圧制御装置。
JP1799292A 1992-02-04 1992-02-04 ブレーキの液圧制御装置 Pending JPH05213169A (ja)

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Cited By (5)

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