JPH05213537A - 精紡機の巻取り装置で糸継ぎを行うための方法及び巻取り装置 - Google Patents

精紡機の巻取り装置で糸継ぎを行うための方法及び巻取り装置

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JPH05213537A
JPH05213537A JP4323097A JP32309792A JPH05213537A JP H05213537 A JPH05213537 A JP H05213537A JP 4323097 A JP4323097 A JP 4323097A JP 32309792 A JP32309792 A JP 32309792A JP H05213537 A JPH05213537 A JP H05213537A
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sensor
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splicing
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カトケ グレゴール
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精紡機の巻取り装置で繰り出しボビンの糸と
巻取りボビン(綾巻きボビン)の糸とを糸継ぎするため
の装置を備えた巻取り装置を改良して、いずれにしても
設けられている測定装置及び測定信号を用いて糸継ぎを
確実に行うことができるようにする。 【構成】 糸供給装置20,25の位置を検出するため
の装置42,43が設けられており、糸供給装置20,
25の位置信号と、除塵装置6に設けられた糸存在確認
−/糸品質制御センサの信号とを接続するための論理回
路を備えた制御装置19が設けられており、該制御装置
19は切断装置15に接続されていて、糸供給装置2
0,25の位置信号に基づいて、前記センサに働いてこ
のセンサが糸3″の存在確認を問い合わせるようにし、
かつ、糸供給装置20,25の位置に基づいて糸の存在
が確認されない場合に前記切断装置15を操作するよう
に働き、糸の存在を知らせるセンサ信号が終了した時に
糸継ぎ作業を続行させるための回路が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精紡機の巻取り装置で
繰り出しボビンの糸と巻取りボビン(綾巻きボビン)の
糸とを糸継ぎするための方法、及びこの方法を実施する
ための巻取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】精紡機の繰り出しボビンから巻取りボビ
ン(巻取りボビン)に糸を巻戻す際には、一般に糸の存
在確認及び糸の品質がセンサによって検出されるように
なっている。糸が決められた品質を維持していない場合
は、糸は切断されて、欠陥のある部分が切り離され、そ
れによって生じた2つの糸端部が、糸継ぎ装置(一般に
空圧力式のより継ぎ装置)内で接続されて、繰り出しボ
ビンと巻取りボビン(綾巻きボビン)との間の正常な糸
走行経路を再び形成するようになっている。糸に品質上
の欠陥が確認されてその部分が切断される以外に、糸
は、欠陥に基づいて自動的に引き千切られ得るようにな
っている。このような欠陥が生じると、巻取り装置は駆
動停止される。欠陥が知らされると糸継ぎ装置を作動さ
せなければならない。ドイツ連邦共和国特許出願公開第
3644433号明細書によれば、巻取り装置の運転停
止に基づいて糸切断装置が操作されるような方法が開示
されている。巻取り装置の運転停止後に(どのような理
由によって運転停止されたかには拘わらず)、繰り出し
ボビンがさらに繰り出されて糸が巻取りボビンに巻き取
られないようにするために、どのような欠陥が生じた時
でも糸の切断が行われる。従って、例えば除塵装置によ
って検出されないような、しかも場合によっては切換え
られず、また所定の巻取り速度では形成されないような
糸層が綾巻きボビン上に形成されることによって、糸の
品質上の欠陥が検出されないことがある。このような場
合には、特に糸が切断されない場合に、新たな欠陥が生
じることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、いずれにしても設けられている測定装置及び測定信
号を用いて糸継ぎを確実に行うことができるようにする
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の方法の手段によれば、糸継ぎ作業が正常に経過して
いる間で、まだ糸が前記センサの範囲内に達することが
できない、糸継ぎ作業時間内の所定の時点までに、前記
センサによって糸の存在の確認を問い合わせ、糸の存在
が確認された場合は糸を切断し、糸の存在を知らせたセ
ンサ信号が終了した時に、糸継ぎ作業を続行するように
した。
【0005】またこの課題を解決した本発明の装置の手
段によれば、糸端部を探し出して挿入する際の少なくと
も1つの糸供給装置の位置を検出するための装置が設け
られており、前記糸供給装置の少なくとも1つの位置信
号と、除塵装置に設けられた糸存在確認−/糸品質制御
センサの信号とを接続するための論理回路を備えた制御
装置が設けられており、該制御装置は、切断装置に接続
されていて、かつ、前記制御装置は、糸供給装置の少な
くとも1つの位置信号に基づいて、前記センサに働いて
このセンサが糸の存在確認を問い合わせるようにし、か
つ、糸供給装置の位置に基づいて糸の存在が確認されな
い場合に前記切断装置を操作するように働くようになっ
ており、糸の存在を知らせるセンサ信号が終了した時に
糸継ぎ作業を続行させるための回路が設けられている。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、糸が、糸の存在確認及
び糸の品質制御を行うためのセンサを有する電子式の除
塵装置から飛び出した時に生じるような欠陥を避けるこ
とができる。このように糸が正常な糸走行経路から飛び
出すことは、糸が、例えばシラミの卵等の不純物によっ
て生じる。このような不純物は、糸ガイド部に固着し、
巻取り速度が高いことに基づいて糸は、引き千切られる
ことなしに、そのガイド部から投げ出される。従って、
糸の存在を確認するためのセンサには、糸切れ状態と同
様の状態が生じる。これによって巻取り装置が運転停止
せしめられ、糸継ぎを行うための方法が導入される。
【0007】除塵装置に糸切れと見せかける状態は、電
気的な故障例えば回路網の変動によって生じ、この回路
網の変動はセンサにおける電圧変動の原因となり、ひい
ては信号を発信することになる。また、例えば糸くず等
の汚れがセンサの測定フィールド内に侵入することによ
って、糸切れに見せかけた状態が生じる可能性がある。
いわゆる“雑音ホール”によって、糸の見せかけの欠陥
状態がセンサに検知されることがある。このような状態
は、糸の未処理の箇所によって生じることがある。この
ような糸の未処理の箇所は、巻き付け繊維が不足してい
て、一般にモノフィラメントより成る未処理の芯部だけ
がセンサの測定フィールドによって引き寄せられる時
に、芯糸において生じる。
【0008】前記のような欠陥の可能性においては、原
則として巻取り装置は、見せかけの糸切れ状態に基づい
て運転停止される。次いで行われる、存在すると思われ
る仮定上の糸端部の接続過程において、まだ存在する糸
は、これが本発明に従って切断されていれば、欠陥とは
見なされない。そうでなければ、巻取り装置の制御装置
は、繰り出しボビンから巻取りボビンへの糸走行経路が
中断されたと仮定することになる。従って、仮定上の糸
端部を綾巻きボビン及び繰り出しボビンから引き取って
糸継ぎ装置に挿入するために、糸供給装置が作動せしめ
られる。この過程においては、糸供給装置は、まだ存在
する糸に突き当たって、仮定上の糸端部を綾巻きボビン
から吸い込む際に糸ループが形成され、この糸ループが
糸継ぎ装置内に挿入される。また、糸供給装置は、繰り
出しボビンの糸端部を見付け出さなければ、この糸供給
装置が糸継ぎ装置内に糸を挿入できないという場合もあ
る。次いで行われる綾巻きボビンのより継ぎ過程及び高
速運転時に、糸供給装置によって形成された糸ループは
絡まった層として綾巻きボビンに巻き付けられ、1つの
糸層が形成される。このような綾巻きボビンはもちろん
次の処理所業には回せないことになる。また綾巻きボビ
ンの糸くずによっても欠陥及びひいてはウエーブ状の巻
き形状が生じることがある。糸走行状態に欠陥があると
実際に糸切れが生じることがある。また糸ループが形成
されると、これがウエーブ状の巻き形状若しくは絡まっ
た糸層として綾巻きボビン上に巻き付けられて、作業員
が取り除かなければならなくなる。最も不都合な場合に
は、綾巻きボビンは絡まった層によって廃棄しなければ
ならなくなる。
【0009】本発明によれば、糸を切断したい時に切断
装置が働かない場合に生じるような欠陥も避けることが
できる。糸がまだ存在している時でも、切断衝撃によっ
て、糸継ぎ作業を開始されるようになっていれば、前述
のような困難が生じる。
【0010】糸走行経路が実際に中断された場合の糸継
ぎ作業過程中は、通常の作業経過に基づいて糸存在確認
−/糸品質制御センサの測定フィールド内に糸が来ない
所定の時間間隔があてられる。このような認識は、本発
明によれば、欠陥信号“糸走行中断”に基づいて糸走行
が実際に中断されているかどうかを確認するために利用
される。このために、この所定の時間間隔内の比較可能
な時点で、センサが糸の存在を問い合わせるようになっ
ている。この時点で糸が実際に存在していることをセン
サが確認すると、それが制御装置に知らされる。それに
応じて制御装置は切断装置を操作し、これによって糸が
切断されひいては糸走行が実際に中断される。これによ
って、糸継ぎするための方法を実施することができる。
【0011】本発明の方法は、実際には繰り出しボビン
から綾巻きボビンへの糸走行経路が存在している、見せ
かけの糸切れ状態において、また糸が、一方の糸供給装
置それも特に綾巻きボビン上に存在する糸端部をつかむ
ための糸供給装置を操作することによって所定の走行経
路内に存在しない時に、糸をその間違った糸走行経路か
ら取り出すという考え方に基づいている。この場合に、
他方の糸供給装置においては吸込み空気によって糸端部
を空圧式に探し出しながら、糸供給装置の旋回運動によ
って形成された糸ループを吸込み、糸をピンと張るよう
になっている。糸供給装置の吸込みノズルが綾巻きボビ
ンの外周面上に向けられると、糸は一般にその所定の糸
走行経路内に再び戻し案内されて、これによって糸存在
確認−/糸品質制御センサの測定フィールド内に戻され
る。このセンサは、正常な糸継ぎ作業経過に基づいてそ
の測定フィールド内に糸が存在し得ない時点において、
糸の存在を確認する。このような理由により、欠陥の存
在が確認され、制御装置への問い合わせに基づいてセン
サが糸の存在を知らせる。糸の存在を知らせるセンサ信
号が終了すると、糸継ぎ作業が行われる。切断信号にも
拘わらず、センサが糸の存在を知らせると、糸継ぎ作業
が中断され、機械内で取り除かれない欠陥の存在が知ら
される。このような欠陥は例えば切断装置の故障による
ものである。つまり、制御装置の切断信号が切断装置に
働かないか、或は切断装置のカッタが切れなくなってい
るか又はロックされていることが考えられる。
【0012】糸は有利には、綾巻きボビンの糸端部をつ
かむための糸供給装置と繰り出しボビンの糸端部をつか
むための糸供給装置とが作動可能な時間内に切断され
る。糸供給装置は原則として空圧式に働くので、糸継ぎ
作業中に、吸込み空気が糸供給装置の吸込みノズルに供
給される。まだ存在する糸を切断することによって、人
工的に2つの糸端部が形成される。繰り出しボビンに属
する糸端部は、これに対応配置された一方の糸供給装置
によって吸い込まれ、これに対して綾巻きボビンに属す
る糸端部は他方の糸供給装置によって吸い込まれる。こ
の場合、これら2つの糸供給装置は、正常な糸継ぎ作業
中において占める位置と同じ位置を占めている。本発明
によればこの時点から、糸継ぎ作業を続行することがで
きる。何故ならば、糸を切断することによって、そのた
めに必要な前提条件が得られるからである。こうして実
際に2つの糸端部が形成され、これら2つの糸端部は、
その先の作業で一本の糸に接続される。こうして、綾巻
きボビン上の絡まり層の形成並びに糸くず及びウエーブ
状の巻き形状は避けられる。
【0013】本発明の別の構成要件によれば、糸継ぎ作
業中に糸が電子式の除塵装置内のセンサの範囲内に達す
ることのない時間間隔の開始時点及び継続時間は、糸継
ぎ作業経過中に少なくとも1つの糸供給装置の位置に基
づいて規定される。センサによって、糸の仮定上の欠陥
及びひいては仮定上の糸切れが確認されると、巻取り装
置が運転停止され、糸走行経路を再生するための方法が
実施される。このためには、糸供給装置を、糸端部を探
し出すための相応の位置内に旋回させなければならな
い。綾巻きボビン上の糸端部をつかむための糸供給装置
が綾巻きボビンに向かって旋回せしめられるか、又はほ
ぼ旋回せしめられた時点になってから、センがを糸の存
在を問い合わせるようにするとよい。前述のように、こ
の糸供給装置は、原則として綾巻きボビンの幅全部に亙
って作用する吸い込みノズルを備えているので、この糸
供給装置は例えば所定の糸走行経路の外にある糸をその
糸走行経路から取り出す位置にある。糸ループが形成さ
れた場合に、この糸ループは、綾巻きボビンに向かって
旋回させられる際に吸込み空気によって吸い込まれるよ
うになっている。これによって、ピンと張った糸走行経
路が得られ、吸込みノズルが綾巻きボビンに向かって旋
回させられると、糸はその所定の糸走行経路内に戻し案
内される。吸込みノズルが綾巻きボビンの直前に存在す
る時点になってから、糸はセンサによって再び記録され
得るようになっている。
【0014】少なくとも1つの糸供給装置の位置は1つ
のセンサによって確認することができる。この糸供給装
置としては、前述のように、綾巻きボビン上の糸端部を
つかむための糸供給装置が使用される。センサは、糸供
給装置の旋回経路内で、綾巻きボビンの手前のその終端
位置に達する直前に、又はこの終端位置に配置される。
糸供給装置が所定の位置のうちの1つに達すると、セン
サが糸の存在を問い合わせ開始する。
【0015】前述のように、少なくとも1つの糸供給装
置、原則として綾巻きボビン上の糸端部をつかむための
糸供給装置の位置は、インクリメンタル式の糸測定装置
によって検出される。このために、例えば糸供給装置の
旋回軸にインクリメント発信器が設けられている。糸供
給装置の所定の位置と同一である、所定数のインクリメ
ントが数えられると、センサは糸の存在を問い合わせ
る。
【0016】本発明の方法を実施するためには、除塵装
置内に設けられたセンサが、糸走行経路を再生するため
の方法が正常に実施されている場合に糸がその測定範囲
内に達することがない所定の時間間隔に亙って糸の存在
を問い合わせるようになっている。センサが糸の存在を
問い合わせる時間間隔は、少なくとも1つの糸供給装置
の移動運動の経過時間に基づいて、2つの所定の位置の
間で規定され得る。センサの問い合わせは、綾巻きボビ
ン上の糸端部をつかむための糸供給装置がその旋回経路
内でセンサを通過すると開始される。問い合わせは、所
定数のインクリメントが数えられた時に、インクリメン
タル式の位置測定装置においても行うことができる。糸
供給装置が再び戻し旋回して、センサを2度目に通過す
るか、又はインクリメンタル式の位置測定装置において
所定数のインクリメントが更に数えられると、センサ信
号の終了が知らされた時に、問い合わせを終了すること
ができる。これは、糸の存在を知らせていることにな
る。何故ならば、切断装置が糸を切断しているからであ
る。切断信号にも拘わらず、糸の存在が知らされること
によって糸信号がさらに確認されると、糸は切断装置に
よって切断されていないことになる。その場合は、糸継
ぎ作業が中断されて、欠陥信号が発信される。
【0017】センサが糸の存在を問い合わせる時間間隔
は、少なくとも1つの糸供給装置が所定の位置において
運転停止している時間に基づいて規定することもでき
る。このために例えば、糸供給装置がその終端位置にあ
る箇所に、所定の糸供給装置の存在を確認するためのセ
ンサが配置されている。糸供給装置がこの位置に来ると
初めて、綾巻きボビン上の糸端部をつかむための糸供給
装置において例として説明されているように、場合によ
っては糸走行経路から外れた糸がその所定の糸走行経路
内に戻されていることを前提とすることができる。
【0018】インクリメンタル式の位置測定装置によっ
て糸供給装置の位置を確認する際に、例えば、2つの糸
供給装置の運動が、共通の軸に固定されたカムによって
制御される場合に、これら2つの糸供給装置の位置を確
認することができる。この場合に、カムの位置は、1つ
のインクリメント発信器によってカムの回転軸上で特定
され得る。センサが糸の存在を問い合わせる時点は、数
えられるインクリメントを用いて容易に規定することが
できる。
【0019】本発明の別の構成要件によれば、センサが
糸の存在問い合わせる時点として、綾巻きボビン上の糸
端部をつかむための糸供給装置が綾巻きボビンに向き合
った時点が利用されるようになっている。繰り出しボビ
ン上の糸端部をつかむための糸供給装置が同時に、その
最も深い位置で繰り出しボビンの範囲内にあれば有利で
ある。このような配置によれば、2つの糸供給装置の吸
込みノズルが糸走行経路の範囲内に来るという利点が得
られる。糸が実際にその所定の糸走行経路内に戻し案内
されれば、糸は吸込みノズルの範囲内に来る。これによ
って、糸切れ時には、糸端部が2つの糸供給装置の吸込
みノズルによって直ちに吸い込まれ、実際の糸走行経路
の中断時に生じる状態が得られる。
【0020】
【実施例】図1には精紡機の巻取り装置1が示されてい
る。この図1には、本発明を理解するために必要な部分
だけが示されている。繰り出し位置にある繰り出しボビ
ン2から糸3が、糸の存在を確認にして糸の品質を制御
するためのセンサを備えた電子式の除塵装置6と引き出
し加速機4とによって糸ガイド7を介して糸ガイドドラ
ム8に案内される。この糸ガイドドラム8は、糸3をそ
の糸ガイド溝9によって綾巻きボビン10(巻取りボビ
ン)に層状に綾巻きする。糸ガイドドラム8は駆動装置
11によって軸12介して駆動される。綾巻きボビン1
0はボビンホルダ13によって支持されている。さらに
また、糸通路には、糸緊張装置5の上側で糸継ぎ装置1
4が配置されていて、電子式の除塵装置6のすぐ上には
切断装置15が配置されている。この切断装置15は、
定置のカッタ16と、操作装置18を備えた駆動される
カッタ17とから成っている。この切断装置15は、電
子式の除塵装置6によって、許容できない程度の糸の欠
陥が確認されたときに操作される。このような欠陥を、
電子式の除塵装置6の糸存在確認及び糸品質制御センサ
が確認すると、このセンサは欠陥を信号ライン6aを介
して制御装置19に伝達する。この制御装置19はさら
に制御ライン18aを介して、カッタ17を操作するた
めの切断装置15の操作装置18に命令を発する。欠陥
を有する糸部分は、糸継ぎ装置14で糸をつなぐ前に切
断され、排出される。
【0021】巻取り装置はさらに2つの糸供給装置を有
している。糸が切れている時又は分離している時にその
欠陥が確認されると、綾巻きボビン10で糸端部を探し
出してこれを糸継ぎ装置14に挿入するための第1の糸
供給装置20が使用される。この第1の糸供給装置20
は、偏平な吸込みノズル22を備えた管21より成って
おり、この管の吸込み開口22aの幅は、綾巻きボビン
の幅(長手方向寸法)と同じである。管21は巻取り装
置1の壁23で回り継ぎ手24内で回転可能に軸受けさ
れている。吸込みノズル22は非作業位置では、糸緊張
装置5の上及び糸継ぎ装置14の下にある。糸供給装置
20の旋回範囲は、除塵装置6及び切断装置15を含ん
でいる。
【0022】綾巻きボビン(巻取りボビン)の糸端部を
つかむための第2の糸供給装置25としては管として構
成されたつかみ装置が使用される。非作業位置でこの第
2の糸供給装置25の吸込み開口26は、引き出し加速
機4と糸緊張装置5との間で、糸3の走行経路の側方及
び後ろに存在している。この第2の糸供給装置25は、
巻取り装置1の壁23に設けられた回り継ぎ手28内で
軸受けされた管より成っている。
【0023】これら第1及び第2の糸供給装置20,2
5は、図示の実施例ではカムによって操作される。カム
装置29によって、糸継ぎを行う際の巻取り装置の機能
が制御される。図示の実施例ではカム装置29のうちの
2つのカム30,31だけが示されている。これらのカ
ム30,31によって糸供給装置20若しくは25の運
動が制御される。カムは軸32に取り付けられており、
この軸32は、巻取り装置の壁23に軸受けされてい
て、モータ33によって駆動される。モータ33は、制
御ライン33aを介して制御装置19に接続されてい
る。カムレバー34による糸供給装置の操作も概略的に
示されている。カムレバー34は一方では巻取り装置の
壁23に軸受けされていて、他方ではカム30に当接し
ている。このカムレバー34は歯車セグメント36を介
在して歯車セグメント37にかみ合っており、この歯車
セグメント37は、壁23を貫通して延びる糸供給装置
20の管21に取り付けられている。カム形状に応じて
カムレバー34は変位せしめられる。カムレバー34
は、図示していないばねによってカムに押し付けられ
る。カムレバー34の運動は、歯車セグメント36によ
って、糸供給装置20に設けられたかみ合い状態にある
歯車セグメント37に伝達される。これによってカムレ
バー34の旋回運動は、糸供給装置20の逆向きの旋回
運動に変換される。同様形式で糸供給装置25も操作さ
れる。同様に巻取り装置の壁23に軸受けされたカムレ
バー35は、図示していないばねによってカム31に押
し付けられ、その形状に基づいて変位せしめられる。カ
ムレバー35は同様に歯車セグメント38を有してお
り、該歯車セグメント38は、糸供給装置25の歯車セ
グメント39に係合している。この実施例でもカムレバ
ー35の運動は糸供給装置25に逆向きに伝達される。
【0024】2つの糸供給装置20,25の位置に応じ
て、図示していない弁が制御される。この弁は、各糸供
給装置の吸込み開口22a及び26における吸込み空気
を制御する。矢印40及び41で示された方向で流れる
吸込み空気は、糸端部を吸い込んで、糸継ぎ装置14内
に挿入する際にこの糸端部をピンと張るように作用す
る。糸端部を挿入し次いで糸継ぎ装置で糸継ぎしてか
ら、切り離された端糸を糸供給装置の吸込みノズルによ
って吸い取る。
【0025】カムの位置及びひいては糸供給装置の位置
は、インクリメンタル式の位置測定装置によって検出さ
れる。このために、カム装置29を駆動する軸32に、
円板として構成されたインクリメンタル式の信号発信器
42が取り付けられている。この円板(信号発信器4
2)には、読み取り装置43によって検出される長点パ
ターンが付けられている。軸32の角度位置に応じて、
長点パターンを有する円板(信号発信器42)が回転さ
れ、こうして読み取り装置43によって、信号発信器4
2の所定の角度位置に配属された所定数の長点が記録さ
れる。信号発信器42の検出された角度位置に基づい
て、糸供給装置20若しくは25はその位置で閉鎖され
るようになっている。読み取り装置43は信号ライン4
3aを介して制御装置19に接続されていて、この制御
装置19に、記録されたインクリメントのその都度の数
を知らせ、これによって制御装置19は、糸供給装置の
位置を検知することができる。
【0026】図1には正常な状態の巻取り過程における
糸の走行状態が示されている。これに対して図2には正
常でない場合の糸の走行状態が示されている。糸3′
は、糸ガイドから飛び出していて、図2に破線で示され
た正常な走行状態にある糸3に隣接して延びている。こ
のような非正常な状態は、不純物(例えば種皮の残り)
が糸に付着している場合に生じることがある。この不純
物は高速の巻取り速度において糸ガイドの縁部にぶつか
って跳ね返ることによって、糸を引き千切らずにその正
常な走行軌道から外すことになる。糸及び糸速度のその
都度の弾性特性に基づいて、糸の揺動速度は、糸が再び
その元の正常な走行状態に戻らず、切換運動に補助され
て正常な糸走行形状の隣に側方へ投げ出される程度に高
くなっている。このように糸が正常でない走行位置に投
げ出されると、このような糸の存在しない状態は直ち
に、電子式の糸除塵装置6に設けられた糸存在確認−/
糸品質制御センサによって確認され、信号ライン6aを
介して制御装置19に伝達される。この制御装置におい
て、「糸が存在しない状態」とは糸切れを意味する。制
御装置19はさらに、制御ライン11aを介して糸ガイ
ドドラム8の駆動装置11を停止させる。さらにまた制
御ライン33aを介して、カム装置29を駆動させるた
めのモータ33が作動接続されるようになっている。図
面では簡略のために完全に示されていないカム装置によ
って、糸供給装置及び糸継ぎ装置の糸継ぎのために必要
なそれぞれの運動が開始され制御される。これはつま
り、「糸が存在しない」という情報が伝達されると、糸
端部を探し出すための糸供給装置が旋回せしめられると
いうことを意味する。
【0027】切れたと見なされた糸の糸端部を探し出す
ためにはまず、第1の糸供給装置20が、矢印44で示
されているように綾巻きボビン10に向かって旋回せし
められる。しかしながら実際には、まだ切れていない糸
は繰り出しボビン2から綾巻きボビン10までの延びて
いる。それにも拘わらず、制御装置19によって、正常
な糸走行状態を再生するためのプログラムがスタートさ
れる。第1の糸供給装置20を綾巻きボビン10に向か
って旋回させる際に、この糸供給装置20の吸込みノズ
ル22の後ろ側によって糸が捕まえられて連行される。
この場合に糸3′は、欠陥を取り除くためにガイドされ
た位置から取り出される。この過程は、図3の概略図で
示された巻取り装置の側面図に示されている。図3に示
されているように、糸供給装置20を矢印44方向(綾
巻きボビンに向かう方向)で旋回させると、糸3′は吸
込みノズル22の上側によってその走行軌道から押しや
られる。これによって糸ループが形成される。糸供給装
置20の吸込み開口22aが綾巻きボビン10の表面に
達する前に、吸込み空気の供給装置が作動接続される。
これによって、糸供給装置の旋回運動によって形成され
た糸ループの余剰の糸長さが吸い込まれる。
【0028】糸供給装置の旋回運動中に吸い込まれるノ
ズル22の表面から糸が滑り落ちないよう、またこれに
よって新たな欠陥位置を占めることがないようにするた
めに、吸込みノズル22の上側には糸ガイド輪郭面45
が形成されている。この糸ガイド輪郭面45の表面はボ
ビン縁部の範囲で隆起部を有しており、これに対してこ
の輪郭面は、綾巻きボビン10の中央の範囲では、糸が
この輪郭面内に入り込んでガイドされるようにへこんで
形成されている。これによって糸は綾巻きボビン10の
中央部に自動的に整列され、ひいては所定の糸走行経路
が得られる。
【0029】糸供給装置20の旋回運動中に読み取り装
置43によって、インクリメンタル式の信号発信器42
が糸供給装置20の位置を問い合わせる。糸供給装置2
0が、巻上げボビン(綾巻きボビン)上の糸端部を探し
出すための位置に達する前に、吸込み空気供給装置が作
動接続される。
【0030】位置供給装置20を綾巻きボビン10に向
かって旋回運動開始させる前に、第2の糸供給装置25
は、図3に一点鎖線で示されたその基本位置から、吸込
み開口26が引き出し加速機4のすぐ上でしかも正常な
糸走行過程中に糸が占める経路のすぐ隣に達するまで、
矢印46方向で旋回せしめられる。第2の糸供給装置2
5(掴み管として構成された)が繰り出しボビンの範囲
でその最も低い位置25′に達すると、位置26′にお
ける吸込み開口において吸込み流が供給される。
【0031】図4及び図5には、糸供給装置20が綾巻
きボビン10の手前にある位置が示されている。この位
置においては、綾巻きボビンで場合によっては存在する
糸端部を探し出して吸い込む準備状態にある。吸込みノ
ズル22の吸込み開口22aが綾巻きボビン10の手前
に来ると、旋回運動時に生じる糸ループは再び解きほぐ
される。余剰の糸ループ長さは、吸込み開口22aに供
給された吸込み空気流によって吸込みノズル22内に吸
い込まれるので、糸は所定の緊張状態にもたらされる。
これによって糸は吸込みノズル22の上側で糸ガイド輪
郭面45に引き込まれ、図4及び図5に糸3″で示され
た位置にもたらされる。糸の走行経路は再び、正常な糸
走行状態において繰り出しボビンと綾巻きボビンとの間
に存在する形状を取ることになる。正常な状態の糸走行
経路の形状との違いは、糸が吸込みノズル22上に巻き
付けられているという点である。糸走行経路にもたらさ
れたガイド輪郭面、例えば糸ガイド7は、糸を正常な状
態の糸走行経路の範囲内に戻し案内し、これによって糸
は再び糸緊張装置5、電子式の除塵装置6及び切断装置
15に導入される。綾巻きボビン10上で糸を探し出す
作業は、糸の繰り出し作業と関連して行われる。この場
合に、綾巻きボビン10の外周面上に存在する糸端部が
探し出され、糸は吸込みノズル22内に吸い込まれる。
この状態は図4及び図5に示されている。綾巻きボビン
10が巻き付け方向とは反対方向に回転すると、繰り出
された糸は吸込みノズル22によって吸込まれる。
【0032】通常の糸継ぎ過程においては、糸3″は繰
り出しボビンと巻取りボビン(綾巻きボビン)との間に
は存在しない。従って、図4及び図5に示された糸供給
装置20,25の位置においては、電子式の除塵装置6
の糸存在確認−/糸品質制御センサによって糸の存在が
確認されることはない。図4及び図5に示した巻取り装
置の状態において、従来技術で公知なように糸継ぎ過程
がさらに行われると、存在する糸3″の糸継ぎはできな
い。糸ループが糸継ぎ装置内に導入されて、糸供給装置
の吸込みノズルによって吸込まれた糸端部が再始動時に
引き千切られて綾巻きボビンに巻き付けられる危険性が
生じる。
【0033】以上のような理由により本発明によれば、
図4及び図5に示されているように、糸3″が生じる時
点に、電子式の除塵装置6の糸存在確認−/糸品質制御
センサによって糸の存在が問い合わされるようになって
いる。信号ライン6aを介して、電子式の除塵装置6か
ら発信された信号が制御装置19内で受信されてインタ
プレットされる。除塵装置6に設けられたセンサが糸の
存在を問い合わせる作業は、糸供給装置20,25(特
に糸供給装置20)の位置に応じて、インクリメンタル
式の信号発信器42における読み取り装置43によって
開始される。この読み取り装置は、糸継ぎするための方
法を開始する時点で、インクリメンタル式の信号発信器
42から発信された信号を数える。インクリメントによ
って所定数の信号が数えられることによって、糸継ぎす
るための方法を開始されてからの正確に規定された時間
経過が計算される。この正確に規定された経過時間にな
った時点で、糸供給装置20,25は前以て正確に規定
された位置を占める。糸供給装置20は、その吸込みノ
ズル22が、綾巻きボビン上に存在すると思われる糸端
部を探し出すために綾巻きボビン10の手前に位置して
いて、糸供給装置25は、繰り出しボビン2に存在する
と思われる糸端部を掴むために、糸の走行経路における
繰り出しボビンの範囲でその最も深い位置に存在する。
【0034】電子式の除塵装置6に設けられたセンサが
糸の存在を問い合わせる時点で、前記実施例においては
センサが、糸3″の存在を確認した信号を発信する。こ
のようにして知らされた糸の存在は、除塵装置6によっ
て前以て発信された信号、つまり糸の存在が突然確認さ
れなくなって、糸切れが生じたらしいことを表す信号と
矛盾することになる。このような状態は、除塵装置6
が、外部からの故障信号に基づいて又は欠陥のある糸に
おいて糸走行信号の消失に基づいて糸が存在していない
ことを知らせた場合においても生じる。
【0035】センサの問い合わせ時間は、巻取り装置の
構造に合わせられる。それと同様に、センサが糸の存在
を問い合わせる時点が調節され得る。この時点の制御及
び問い合わせの時間間隔は、あらかじめ与えられた数に
基づいてインクリメンタルステップによって与えられ
る。第1の糸供給装置20が糸端部を糸継ぎ装置14内
に挿入するために戻り移動すると、インクリメンタル式
の信号発信器42がさらに回転する。この時点において
既に又はインクリメンタル信号の所定数後に、センサが
糸の存在を問い合わせる作業が終了される。この時点で
センサは除塵装置内で糸を見付けることはできない。
【0036】図示の実施例では、第1の糸供給装置20
が綾巻きボビン10に対するその最も高い位置に存在す
る時点から、除塵装置6のセンサからの信号と第1の糸
供給装置20の位置信号とを接続するための制御装置1
9内の論理回路に基づいて、糸3″が除塵装置6内に存
在するかどうかの問い合わせが行われる。これはつま
り、制御装置19に欠陥を知らせるということである。
従って制御装置19から信号が制御ライン18aを介し
て切断装置15の操作装置18に与えられる。操作装置
18は操作されるカッタ17を定置のカッタ16に向か
って移動させ、糸3″を切断する。こうして糸走行経路
は、実際の糸切れ時又は糸切断時においてそうであるよ
うに、中断される。この時点から、除塵装置のセンサは
もはや糸を探し出すことができない。これはつまり、図
6に示されているように、糸が実際に切断されているこ
とを証明している。こうして、実際の糸切れ時において
もそうである状況が生じる。切断装置15の下側に存在
する糸端部は、位置25′に存在する糸供給装置の位置
26′における吸込み開口によって捕まえられて吸い込
まれる。第1の切断装置15の上側に存在する糸端部
は、吸込み開口22aで形成された吸込み流によって吸
込みノズル22内に吸い込まれる。
【0037】図6に示されているように、糸切断後に、
電子式の除塵装置6の糸存在確認−/糸品質制御センサ
が糸をもはや確認しない場合は、糸継ぎを行うための方
法が実施されるように切り替えられる。そうでなければ
この方法は停止され、欠陥信号が発信される。実際に存
在する糸端部は糸継ぎ装置14内に挿入される。このた
めに管として構成された第2の糸供給装置25が、糸継
ぎ装置14の上の位置に旋回され、第1の糸供給装置2
0はその出発位置に戻し旋回される。公知形式で糸端部
を糸継ぎ装置14内に挿入してから、この糸継ぎ装置1
4は制御ライン14aを介して2つの糸端部を接続する
ように操作される。
【0038】図1〜図6に示された実施例においては、
糸供給装置の位置は、インクリメンタル式の信号発信器
及びこの信号の読み取り装置によって確認される。所定
の経過時間に相当する、加えられたインクリメント信号
の数に基づいて、吸込みノズルにおける吸込み空気の作
動接続、及び電子式の除塵装置の糸存在確認−/糸品質
制御センサの問い合わせが制御される。糸供給装置の位
置は、本発明の範囲から逸脱することなしに、その他の
手段によっても確認することができる。糸供給装置の旋
回は例えば制御されるステップモータによって行われる
が、この場合に糸の位置は、経過したステップの数によ
って検出される。
【0039】センサを問い合わせるための別の可能性に
よれば、図7に示されているように、糸供給装置の位置
を糸供給装置の旋回経路内に配置されたセンサによって
確認するようになっている。第1の糸供給装置20がそ
の最も上の位置にあれば、つまり、糸供給装置20の吸
込みノズル22aが糸端部を綾巻きボビン10によって
吸い込む位置にあれば、吸込みノズル22はセンサ48
を覆う。吸込みノズル22がセンサ48を覆うと直ち
に、信号ライン48aを介して、図示していない制御装
置に糸供給装置20の存在が知らされる。この時点か
ら、糸存在確認−/糸品質制御センサは糸の存在を問い
合わせることができる。センサ49,50は、第2の糸
供給装置25の旋回経路内に存在する。図7には、繰り
出しボビンにおける糸端部を捕まえるための糸供給装置
が位置25′にあって、その吸込み開口26′がセンサ
49の範囲にある。糸端部を糸継ぎ装置14内に挿入す
る際に、吸込み開口26は、センサ50を覆う位置に来
る。こうして、糸供給装置25その都度の位置は、セン
サ49及び50によって確認され、この場合にそれぞれ
の存在信号は、信号ライン49a若しくは50aを介し
て、図示していない制御装置19に知らされる。
【0040】糸供給装置20若しくは25のその都度の
位置に応じて、電子式の除塵装置6の糸存在確認−/糸
品質制御センサが糸の存在を問い合わせ開始する時点が
制御される。糸継ぎを行うための方法が正常に行われて
いる間で除塵装置内に糸が存在しない時点までに、糸の
存在が確認された場合は、切断装置15の操作が開始さ
れる。第1の糸供給装置20が、吸い込んだ糸端部を糸
継ぎ装置14内に挿入るために旋回させられることによ
って、吸込みノズル22がセンサ48の範囲を通過する
と、除塵装置6のセンサによる糸の存在確認のための問
い合わせは終了される。
【0041】センサは、旋回経路内で吸込みノズルの終
端位置の手前に位置することもできるので、糸の存在を
確認するセンサの問い合わせ時間は、吸込みノズルから
綾巻きボビンへの旋回通過時に開始され、糸を繰り出す
際に終了される。さらにまた、込み空気を吸込み開口2
2a若しくは26に当てつける当てつけ作業もセンサに
よって制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】正常な巻取り運転状態における巻取り装置を示
した概略的な正面図である。
【図2】繰り出しボビンから綾巻きボビンへと延びる正
常な糸走行経路を有する巻取り装置を示した概略的な正
面図である。
【図3】綾巻きボビン上の糸端部をつかむための糸供給
装置の旋回運動中における糸走行経路を示した、巻取り
装置の概略図な側面図である。
【図4】綾巻きボビンの手前での糸供給装置の位置にお
ける糸走行経路を示した、巻取り装置の概略的な側面図
である。
【図5】巻取り装置の概略的な正面図である。
【図6】糸切れ後の巻取り装置を示した概略的な側面図
である。
【図7】綾巻きボビン上の糸端部をつかむ際の糸供給装
置の位置を検出するセンサを備えた巻取り装置を示した
概略的な側面図である。
【符号の説明】
1 巻取り装置、 2 繰り出しボビン 3,3′,
3″ 糸、 4 引出加速機、 5 糸緊張装置、 6
除塵装置、 6a 信号ライン、 7 糸ガイド、
8 糸ガイドドラム、 9 糸ガイド溝、 10 綾巻
きボビン、 11駆動装置、 12 軸、 13 ボビ
ンホルダ、 14 糸継ぎ装置、 14a 制御ライ
ン、 15 切断装置、 16,17 カッタ、 18
操作装置、 18a 制御ライン、 19 制御装
置、 20 糸供給装置、 21 管、 22 吸込み
ノズル、 22a 吸込み開口、 23 壁、 24
回り継ぎ手、 25 糸供給装置、 26 吸込み開
口、 25′,26′ 位置、27 管、 28 回り
継ぎ手、 29 カム装置、 30,31 カム、 3
2 軸、 33 モータ、 33a 制御ライン、 3
4,35 カムレバー、36,37,38,39 歯車
セグメント、 40,41,44 矢印、 42 信号
発信器、 43 読み取り装置、 43a 信号ライ
ン、45 糸ガイド輪郭面、 48 センサ、 48a
信号ライン、 49,50 センサ、49a,50a
信号ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘリベルト カーゲル ドイツ連邦共和国 フィアゼン 11 アイ ントラッハシュトラーセ 20ツェー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精紡機の巻取り装置で繰り出しボビンの
    糸と巻取りボビンの糸とを糸継ぎするための方法であっ
    て、糸存在確認及び糸品質を制御するためのセンサを設
    け、該センサのそばを糸が通過して巻取りボビンに巻き
    上げられ前記センサによって繰り出しボビンと巻取りボ
    ビンとの間で糸が存在しないことが確認されると巻取り
    過程が中断されるようにし、繰り出しボビン上の糸端部
    をつかむための第1の糸供給装置と、巻取りボビン上の
    糸端部をつかむための第2の糸供給装置とを設け、これ
    ら2つの糸供給装置が、それぞれの糸端部を糸継ぎ装置
    内に挿入し、糸継ぎを終了してから、巻取り過程を再開
    するようにする方法において、 糸継ぎ作業が正常に経過している間で、まだ糸が前記セ
    ンサの範囲内に達することができない、糸継ぎ作業時間
    内の所定の時点までに、前記センサによって糸の存在の
    確認を問い合わせ、糸の存在が確認された場合は糸を切
    断し、糸の存在を知らせたセンサ信号が終了した時に、
    糸継ぎ作業を続行することを特徴とする、精紡機の巻取
    り装置で糸継ぎを行うための方法。
  2. 【請求項2】 糸継ぎ作業中で糸をまだセンサの範囲内
    にもたらすことができない時間間隔及びその開始時点
    を、糸継ぎ作業中に少なくとも1つの糸供給装置の位置
    によって確認する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの糸供給装置の位置を少
    なくとも1つのセンサによって確認する、請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの糸供給装置の位置をイ
    ンクリメンタル式の位置測定装置によって検出する、請
    求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 センサが糸の存在を問い合わせることが
    できる時間間隔を、所定の2つの位置間での少なくとも
    1つの糸供給装置の移動運動時間に基づいて規定する、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 センサが糸の存在を問い合わせることが
    できる時間間隔を、少なくとも1つの糸供給装置が所定
    の位置で停止している時間間隔に基づいて規定する、請
    求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 巻取りボビン上の糸端部をつかむための
    第2の糸供給装置が巻取りボビンに向き合う位置に来た
    時を、センサが糸の存在を問い合わせるまでの時点とす
    る、請求項2から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか1項に記
    載の方法を実施するための、繰り出しボビンの糸端部と
    巻取りボビンの糸端部とを接続する糸継ぎ装置を備えた
    精紡機の巻取り装置であって、繰り出しボビン上及び巻
    取りボビン上のそれぞれの糸端部を探し出して前記糸継
    ぎ装置内に挿入するための2つの糸供給装置と、糸の存
    在を確認して糸の品質を制御するセンサを備えた電子式
    の除塵装置と、前記除塵装置に配属された切断装置と有
    している形式のものにおいて、 糸端部を探し出して挿入する際の少なくとも1つの糸供
    給装置(20,25)の位置を検出するための装置(4
    2,43)が設けられており、前記糸供給装置(20,
    25)の少なくとも1つの位置信号と、除塵装置(6)
    に設けられた糸存在確認−/糸品質制御センサの信号と
    を接続するための論理回路を備えた制御装置(19)が
    設けられており、該制御装置(19)は切断装置(1
    5)に接続されていて、かつ、糸供給装置(20,2
    5)の少なくとも1つの位置信号に基づいて、前記セン
    サに働いてこのセンサが糸(3″)の存在確認を問い合
    わせるようにし、かつ、糸供給装置(20,25)の位
    置に基づいて糸の存在が確認されない場合に前記切断装
    置(15)を操作するように働くようになっており、糸
    の存在を知らせるセンサ信号が終了した時に糸継ぎ作業
    を続行させるための回路が設けられていることを特徴と
    する、精紡機の巻取り装置。
  9. 【請求項9】 巻取りボビン(10)上の糸端部をつか
    むための糸供給装置(20)が巻取りボビン(10)に
    向き合った位置に来たときに、前記センサ(6)が問い
    合わせを行うための回路が設けられている、請求項8記
    載の巻取り装置。
  10. 【請求項10】 巻取りボビン(10)上の糸端部をつ
    かむための糸供給装置(20)の少なくとも旋回範囲内
    に、糸供給装置(20)の位置を検出するための少なく
    とも1つのセンサ(48)が設けられている、請求項8
    又は9記載の巻取り装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも、巻取りボビン(10)上
    の糸端部をつかむための糸供給装置(20)が、糸供給
    装置のインクリメンタル式の位置測定を行うためのイン
    クリメンタル式の信号発信器(42)と作用接続してい
    る、請求項8又は9記載の巻取り装置。
  12. 【請求項12】 糸供給装置(20,25)を操作する
    ためのカム(30,31)が設けられており、これらの
    カム(30,31)の位置に応じて糸(3″)の存在を
    確認するためのセンサ(6)が切換可能である、請求項
    8から11までのいずれか1項記載の巻取り装置。
  13. 【請求項13】 糸供給装置(20,25)がそれぞれ、
    吸込み空気(40,41)によって負荷される管(2
    1,27)より成っており、これらの管(21,27)
    の旋回範囲がそれぞれ、糸継ぎ装置(14)を覆ってい
    て、これによって巻取りボビンのための糸供給装置(2
    0)がセンサ(6)及び切断装置(15)を覆ってい
    る、請求項8から12までのいずれか1項記載の巻取り
    装置。
  14. 【請求項14】 巻取りボビン(10)上の糸端部をつ
    かむための糸供給装置(20)が、吸込みノズル(2
    2)の上側で、正常でない糸走行経路にある糸端部
    (3″)のための糸ガイド輪郭面(45)を有してい
    る、請求項8から13までのいずれか1項記載の巻取り
    装置。
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