JPH0521396Y2 - - Google Patents

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JPH0521396Y2
JPH0521396Y2 JP1986176150U JP17615086U JPH0521396Y2 JP H0521396 Y2 JPH0521396 Y2 JP H0521396Y2 JP 1986176150 U JP1986176150 U JP 1986176150U JP 17615086 U JP17615086 U JP 17615086U JP H0521396 Y2 JPH0521396 Y2 JP H0521396Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は熱可塑性プラスチツクのフイルム又は
シートの成形機に適用される熱間貼合わせ装置付
き冷却固化装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の熱間貼合わせ装置付き冷却固化装置を第
5図に示す。本装置はプラスチツクフイルム、セ
ロフアン、紙等のラミネート材1と、ダイ7から
押出されプラスチツクシート又はフイルムとなつ
た溶融プラスチツク2とを、第1圧着ロール3と
第2圧着ロール4の圧着部Aに導いて、圧着・積
層する熱間貼合わせを行なうためのものである。
この貼合わせの際、ラミネート材1は巻出機5か
ら張力制御されて巻き出され、できる限り第1圧
着ロール3に近接させて設けられたガイドローラ
6を経て、圧着部Aにて積層する。
なお、図中8は積層体、9は第3圧着ロールで
あり、第3圧着ロール9は第2圧着ロール4に対
して離接可能にされている。第1〜第3圧着ロー
ル3,4,9はいずれも回転可能でロール温度が
調整できる構造となつており、溶融プラスチツク
2を冷却する機能を備えている。また、第6図に
示す如く、従来の熱間貼合わせ装置付き冷却固化
装置の第1圧着ロール3と第2圧着ロール4の空
間は、第1アーム支軸11を支点とし、第1油圧
シリンダ13を作動させて、第1アーム12に軸
支された第1圧着ロール3を回動させて形成す
る。一般的にラミネート材1と溶融プラスチツク
2を通紙する為には、第1と第2圧着ロール3,
4の間の隙間Bは60〜100mm程度が必要となる。
15は第3アーム支軸、16は第3アーム、1
7は第3油圧シリンダで第3圧着ロール9の回動
用のシリンダであり、18は装置全体のスタンド
である。
以上の熱間貼合わせ装置付き冷却固化装置を使
用してプラスチツクをラミネート材1に積層する
とき、第1圧着ロール3と第2圧着ロール4が共
に金属ロールの場合、溶融プラスチツク2の幅方
向の厚みむらを極度に小さくしないと、シートの
厚い部分が金属ロールに接触しても、薄い部分は
接触しない為、冷却シート表面に外観上タツチむ
らが生じ、ラミネート材1を貼合わせても、皺が
入つたり、接着むらが生じ製品価値を失つてしま
うという不具合があつた。一般的には、第1圧着
ロール3と第2圧着ロール4が共に金属ロールで
あると、溶融プラスチツク2が0.3mm以下の厚さ
では、機械的な誤差の割合が大きくなり、厚み調
整が難しく、薄い為に速く冷却され、シート表面
に外観上、タツチむらが生ずる。この為、溶融プ
ラスチツク2にラミネート材1を熱間貼合わせし
ても、皺が入つたり、接着むらとなり製品価値が
ない。厚み調整時間を長くすると、調整している
間、製品とならず生産効率が落ちてしまい、実生
産が難しいものとなつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 即ち、従来のこの種熱間貼合わせ装置付き冷却
固化装置は、第1および第2圧着ロールが共に金
属製であるため、シートの幅方向における厚みむ
らとか機械精度の影響を受けて、製品のシート面
に皺が入つたり、接着むらが生じ易く、特にプラ
スチツクの厚さが薄いときは前記現象が発生して
製品価値を失なうという問題点があり、これを調
整するにしても長時間を要するもので実生産が困
難であるという問題点があつた。
従来も金属製ロール同志の圧着による欠点を解
消するために、金属製ロールに溶融プラスチツク
を圧着する弾性体タツチロールを設けたシート成
形装置が、特開昭57−74122号公報において提案
されている。しかしこの弾性体タツチロールは比
較的小径のロールであり、また前記金属製ロール
に同タツチロールを撓み防止のために押付けるた
めの押付けロールは何も設けられていないため、
同弾性体タツチロールの撓み等により溶融プラス
チツクシートを均一な厚みに成形することは出来
ず、従つて0.3mm以下の薄い溶融プラスチツクシ
ートの成形は期待できなかつた。またこれは溶融
プラスチツクシートとラミネート材を積層するも
のではなかつた。
本考案は、これらの問題点を解決せんとしてな
されたもので、厚みに多少のむらのある溶融プラ
スチツクシート・フイルムに対しても全幅にわた
つて均等に圧着することができ、良品質の積層体
が得られる熱間貼合わせ装置付き冷却固化装置を
提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、溶融プラスチツクとラミネ
ート材を第1圧着ロールと第2圧着ロールの間に
導いて圧着、冷却固化させる装置において、第1
圧着ロールを第2圧着ロールに対し接触離間する
方向に支点を中心に揺動可能に設けると共に、同
第1圧着ロール側に弾性体からなるタツチロール
を、同第1圧着ロールに同調して揺動可能で、同
第1圧着ロールと接触して回転し、かつ着脱可能
なる如く設け、同弾性体タツチロールを第1圧着
ロールにより前記溶融プラスチツクとラミネート
材を介して第2圧着ロールに押し付け、溶融プラ
スチツクとラミネート材の積層体を圧着して冷却
固化するようにしてなるもので、これを問題点解
決のための手段とするものである。
(作用) 溶融プラスチツクとラミネート材の積層体を介
して、弾性体タツチロールを第2圧着ロールに第
1圧着ロールの押圧力により押付けている。従つ
て弾性体タツチロールの柔軟性により、溶融プラ
スチツクの厚みむらを吸収し、0.3mm以下の薄い
溶融プラスチツクであつても、ラミネート材を間
に空気が入らないようにして積層することがで
き、しかも溶融プラスチツクとラミネート材の間
に空気が入らないため、皺及び接着むらのない熱
間貼合わせが可能である。また弾性体タツチロー
ルを前記の如く第1圧着ロールの押圧力により第
2圧着ロールに押付けるため、弾性体タツチロー
ルの撓みを防止でき、前記の如き均一な積層体の
形成が可能となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第3図及び第4図はそれぞれロール配
置の異なる場合の本考案が適用された熱間貼合わ
せ装置付き冷却固化装置を示している。
まず、本考案の第1の実施例を第1図及び第2
図によつて説明する。第1図は運転時の状態を、
第2図は非運転時の状態を示している。
本実施例装置においては、第5図に示した従来
装置と異なるところは、第1アーム19の第2圧
着ロール4側に第1圧着ロール3と接触して回転
する弾性タツチロール10を軸着した点である。
従つて、このシリコンゴム等の非粘着性弾性体を
表面に装着した弾性体タツチロール10を取付け
る為には、第1、2圧着ロール間に大きな空間を
設ける必要があり、同時に第1アーム10の揺動
ストロークを大きくしている。そのため、第1油
圧シリンダ20のストロークも大きく設定してあ
る。弾性体タツチロール10は第1アーム19に
回転可能に軸受14を介して取付けられ、第1圧
着ロール3に接すると共に半径方向には多少のガ
タが設けられ、遊動可能となつている。
第1図は熱間貼合わせを実施している側面図で
ある。巻出機5で張力制御されながら巻出された
ラミネート材1(プラスチツクフイルム、セロフ
アン、紙等)はできる限り弾性体タツチロール1
0に近づけて設けられたガイドロール6を介し
て、弾性体タツチロール10と第2圧着ロール4
間の圧着部Aに導かれる。
この圧着部Aでは、押出機(図示せず)で溶融
押出され、ダイ7によりフイルム又はシートに成
形された溶融プラスチツク2と前記ラミネート材
1を積層する為、第1アーム19は第1アーム支
軸11を支点として第1油圧シリンダ20により
回動され、第2圧着ロール4に対し弾性体タツチ
ロール10を第1圧着ロール3により圧着する。
ラミネート材1と溶融プラスチツク2は弾性体タ
ツチロール10と第2圧着ロール4間の圧着部A
で加圧・積層され、続いて第2圧着ロール4及び
第3圧着ロール9を捲回走行して冷却固化され
る。なお、図中8は積層体、15は第3アーム支
軸、16は第3アーム、17は第2油圧シリンダ
であり、これらの部材は第5図に示した従来の対
応する部分と実質的に同一である。
本実施例においても、上記第1乃至第3圧着ロ
ール3,4,9はそのいずれもロール温度が調整
できる構造となつており、溶融プラスチツクを冷
却する機能を備えている。弾性体タツチロール1
0は比較的小径であるため、第1圧着ロール3を
弾性体タツチロール10の撓み防止用のバツクア
ツプロールとして利用する。更に、弾性体タツチ
ロール10は第2圧着ロール4に圧着されている
とき表面の温度が上昇し易いが、第1圧着ロール
3はそのときの同タツチロール10の表面の温度
を冷却するのに役立つ。
第3図及び第4図はロール配置を変更した他の
実施例を示し、これらの装置も第1図に示した装
置と同様にして、熱間貼合わせを実施することが
できる。図中、第1図と同一あるいは均等部分に
は同一符号が付してある。
以上の各実施例の説明において、第1及び第3
圧着ロール3,9を離接させる手段として夫々に
油圧シリンダを用いてアームを介して回動させる
例として説明したが、各々の圧着ロールを夫々
上・下に昇降するように構成することもでき、必
ずしも図示例の如く各圧着ロールをアームを介し
て回動させる必要はない。また、第1及び第2圧
着ロール3,9を第2圧着ロール4に離接させる
ときの作動は、図示例の如き油圧シリンダに代え
て、エアシリンダ、ねじ、歯車、チエーン等によ
つて実施しても良く、更に弾性体タツチロール1
0の取付けは、例えば第1アームに代えて第2圧
着ロール4が取付けられているスタンド18に回
動可能に設け、第2圧着ロール4に対し、離接す
るようにしても良いもので、これも図示の例の如
く第1アーム19に取付けなければならないとい
うものではない。
そして、本考案による熱間貼合わせ装置付き冷
却固化装置は、図には明示していないが、弾性体
タツチロール10が容易に脱着されるように構成
されており、弾性体タツチロール10を取り外し
て通常の単層シート加工機として使用することも
可能である。
いま、図示実施例装置の作用について述べる
と、ダイ7により成形されたフイルム又はシート
状の溶融プラスチツク2は圧着部Aでラミネート
材1と積層一体化されるが、このときプラスチツ
ク2はラミネート材1を介して弾性体タツチロー
ル10により弾性的に押圧されるため、プラスチ
ツク2とラミネート材1間に空気が残存すること
がなくなり、かつ溶融プラスチツクの多少の厚み
変動に対してもその押圧力が均等に作用して皺や
接着むらの発生を防止する。
(考案の効果) 以上、詳しく説明した如く本考案によると、溶
融プラスチツクの厚みむらに対して極度に神経を
使う必要がなく、0.3mm以下の薄い溶融プラスチ
ツクであつても、弾性体タツチロールは、第1圧
着ロールの押圧力により押圧されて第2圧着ロー
ルに押し付けられるため、弾性体タツチロールの
撓みが防止され、これにより溶融プラスチツクと
ラミネート材の積層体を均一に圧着することがで
き、しかも弾性体タツチロールの柔軟性により溶
融プラスチツクの厚みむらを吸収するため、ラミ
ネート材を介して第2圧着ロールに加圧・積層す
る際に空気が入らない為に、皺、接着むらのない
積層が可能となり、製品の品質が向上すると共
に、生産効率も著しくアツプすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案を実施する為の熱間
貼合わせ装置付き冷却固化装置に関するものであ
り、第1図は第1実施例を示す貼合わせ時の側面
図、第2図は同装置の停止時側面図、第3図及び
第4図は夫々の他の実施例を示す側面図、第5図
及び第6図は従来の熱間貼合わせ装置付き冷却固
化装置の貼合わせ時及び停止時の側面図である。 図の主要部分の説明、1……ラミネート材、2
……溶融プラスチツク、3……第1圧着ロール、
4……第2圧着ロール、7……ダイ、8……積層
体、9……第3圧着ロール、10……弾性体タツ
チロール、20……第1油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶融プラスチツクとラミネート材を第1圧着ロ
    ールと第2圧着ロールの間に導いて圧着、冷却固
    化させる装置において、第1圧着ロールを第2圧
    着ロールに対し接触離間する方向に支点を中心に
    揺動可能に設けると共に、同第1圧着ロール側に
    弾性体からなるタツチロールを、同第1圧着ロー
    ルに同調して揺動可能で、同第1圧着ロールと接
    触して回転し、かつ着脱可能なる如く設け、同弾
    性体タツチロールを第1圧着ロールにより前記溶
    融プラスチツクとラミネート材を介して第2圧着
    ロールに押し付け、溶融プラスチツクとラミネー
    ト材の積層体を圧着して冷却固化することを特徴
    とする熱間貼合わせ装置付き冷却固化装置。
JP1986176150U 1986-11-18 1986-11-18 Expired - Lifetime JPH0521396Y2 (ja)

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JPS6382536U JPS6382536U (ja) 1988-05-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5774122A (en) * 1980-10-28 1982-05-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Sheet forming device
JPS5849215A (ja) * 1981-09-18 1983-03-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シ−ト成形方法

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