JPH05214398A - 水溶性フィルムを用いた分包包装洗剤 - Google Patents
水溶性フィルムを用いた分包包装洗剤Info
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Abstract
組成物を分包包装洗剤とする場合でも、低温での溶解性
に優れ、非イオン界面活性剤のフィルム外側へのしみ出
しがなく、且つ耐ケーキング性に優れた分包包装洗剤を
提供する。 【構成】 (a) 非イオン界面活性剤、(b) 多孔性吸油担
体及び(c) 結晶性アルミノ珪酸塩を特定範囲で含有し、
(a) 非イオン界面活性剤の含有量をM重量%、(b) 多孔
性吸油担体の含有量をm重量%及び(b) 多孔性吸油担体
の細孔容積をVcc/gとする時、M/(m×V)から算
出される数値が 2.0g/cc以下である洗浄剤組成物を、
膜厚が10〜150 μm の水溶性フィルムで分包包装してな
る分包包装洗剤。
Description
を多量に配合した洗剤を水溶性フィルムを用いて単位包
装することにより、非イオン性界面活性剤のしみ出しを
抑えることができる、単位包装洗剤に関する。
用されている洗浄剤の形態としては、大別すると液状タ
イプと粒状タイプの2種類がある。従来より市販されて
いる衣料用粉末製品洗剤は、噴霧乾燥法で得られた嵩密
度が 0.2〜0.4g/cm3 、洗濯1回当たりの標準使用量が
水30リットルに対し40g 前後の洗剤を、容量にして 100
〜200cm3を紙箱に60〜100 回分装したものが主流であ
り、洗濯時には箱ごと持ち上げ直接洗濯槽に振り出した
り、カップなどでおよその量を計り洗濯槽に投入するの
が一般的であった。これら従来の洗剤製品には、嵩高で
大きく持ち運びが容易でない、計量に過不足があった
り、計量あるいは洗剤投入時に洗剤粉末の飛散が生じる
等の問題があった。
上の洗剤になり、持ち運びの問題点に関しては改良され
ている。しかし、計量時あるいは洗剤投入時に生ずる洗
剤粉末の飛散等については相変わらず問題が残されてい
る。計量時あるいは洗剤投入時に生ずる洗剤粉末の飛散
等の問題に対しては、洗濯一回当たりの洗剤を予め水不
溶性又は水透過性あるいは水溶解性材料で包装するワン
パック洗剤が提案されている。例えば特開昭63−84
96号、特開昭63−8497号、特開昭63−124
66号、特開昭63−12467号及び特開平2−15
5999号等に示されるように、嵩密度 0.5〜1.2g/cm
3 の洗剤を水溶性フィルムで分包してなるワンパック洗
剤、ペースト洗剤を水溶性フィルムで分包包装してなる
ワンパック洗剤のように、洗剤を水溶解性材料・水溶性
フィルムで包装するいくつかのワンパック洗剤が提案さ
れている。
ック洗剤の主洗浄剤はアニオン性界面活性剤が主体であ
り、非イオン界面活性剤を多量に含有し、主洗浄剤とし
たワンパック洗剤は未だ提案されていなかった。これは
非イオン界面活性剤を高含有量で粉末化することが難し
く、低温での溶解性や非イオン界面活性剤のフィルム外
側へのしみ出しの問題、更には、洗剤のケーキング等の
問題があったためである。
界面活性剤を主洗浄剤とした分包包装洗剤について、非
イオン界面活性剤と多孔性吸油担体を、非イオン界面活
性剤及び多孔性吸油担体の含有量と吸油担体の細孔容積
との関係が特定の比率となるよう含有し、更に結晶性ア
ルミノ珪酸塩を含有してなる洗浄剤組成物を、特定の膜
厚の水溶性フィルムで包装することにより、低温ですば
やく溶解し、しみ出しがなく、耐ケーキング性に優れた
分包包装洗剤が得られることを見出し、本発明を完成し
た。
%、(b) 多孔性吸油担体の含有量をm重量%及び(b) 多
孔性吸油担体の細孔容積をVcc/gとする時、M/(m
×V)から算出される数値が 2.0g/cc以下である洗浄
剤組成物を、膜厚が10〜150 μm の水溶性フィルムにて
分包包装してなる分包包装洗剤を提供するものである。
面活性剤は、40℃以下で液状又はスラリー状を呈するも
の、即ち、融点が40℃以下のものが洗浄の面で好適であ
る。 (a) 成分の具体例としては、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エ
ステル、高級脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリ
コシド、アルキルアミンオキサイド等が挙げられる。特
に好ましい非イオン界面活性剤としては、炭素数10〜1
8、好ましくは12〜14の直鎖又は分岐鎖の1級又は2級
アルコールに、エチレンオキサイドを平均付加モル数5
〜16、好ましくは6〜10の範囲で付加させて得られるポ
リオキシエチレンアルキルエーテルである。 (a) 成分は全洗浄剤組成物中に5〜80重量%、好ましく
は10〜50重量%配合される。非イオン界面活性剤の配合
量が5重量%未満であると十分な洗浄性能が得られず、
また80重量%を越えると水溶性フィルムで包装した単位
包装洗剤より非イオン界面活性剤のしみ出し等の問題を
生じ好ましくない。
である多孔性吸油担体は、水銀圧入法によって測定され
る細孔容積が0.50〜7.0 cc/g 、好ましくは 2.0〜6.0
cc/g の範囲にあるものであり、またJIS K 6220の方法
による分散液のpHが9以上のものが好ましい。分散液の
pHが9未満の時は溶解性が低下する恐れがある。多孔性
吸油担体としては、シリカ系担体が一般的であり非晶質
シリカ、非晶質アルミノ珪酸塩、結晶性ケイ酸カルシウ
ム等が市販されている。非晶質シリカの例としては、ト
クシール(徳山曹達(株))、ホワイトカーボン(コフ
ラン社)の商標名で市販されているもの、また、吸油性
非晶質アルミノケイ酸塩及び吸油性非晶質ケイ酸カルシ
ウムの例としては、フローライト(徳山曹達(株))の
商標名で市販されているもの等が挙げられる。 (b) 成分の吸油性担体は吸油性非晶質シリカ、吸油性非
晶質アルミノ珪酸塩及び吸油性非晶質ケイ酸カルシウム
から選ばれた1種又は2種以上が使用されるが、本発明
では特に多孔性吸油担体として下記の一般式 x(M2O)・y(MeO)・Al2O3・z(SiO2) 〔式中、M はアルカリ金属原子、Meはアルカリ土類金属
原子、x, y, z は各成分のモル比を表し、 0.2≦x ≦2.
0 、好ましくは 0.7≦x ≦1.5 、0≦y ≦0.1 、好まし
くは 0.005≦y ≦0.07、 1.5≦z ≦8.0 、好ましくは
1.5≦z ≦4.8 の範囲にある。〕で表される非晶質アル
ミノケイ酸塩を使用するのが好ましく、Caを含むことに
より、細孔容積をより増加することができる。
する工程において、アルミン酸アルカリ金属塩とケイ酸
アルカリ金属塩の反応時に、無機酸、有機酸あるいは酸
性塩により選ばれる一種以上の酸剤を添加して、反応系
のpHを8〜14とすることにより水温の高い時の水不溶物
の生成を抑えることができる。
は酸性塩のうち、無機酸としては、硫酸、塩酸、硝酸、
炭酸、燐酸等が挙げられ、有機酸としては、蟻酸、酢
酸、酪酸、カプロン酸、アクリル酸、蓚酸、琥珀酸、ア
ジピン酸、安息香酸、クエン酸等が挙げられる。また酸
性塩としては、前記無機酸又は有機酸の塩であり、燐酸
ナトリウム、クエン酸ナトリウム、琥珀酸ナトリウム等
の不完全中和塩が挙げられるが、これらに限定されるも
のではなく、これらの1種でも2種以上の混合物でもか
まわない。特に、硫酸、炭酸、燐酸、クエン酸等の中和
後の塩が洗剤に配合された時に問題のないものがより望
ましい。
イ酸アルカリ金属塩を反応させる際の反応系のpHは 9.5
〜13.5がより望ましい。
洗剤は、一般的な粉末洗剤と異なり水槽投入時に分散し
にくいので高水温においてゲル化し、凝集しやすく水不
溶物を作りやすい。本発明では先の工程に加え、次に示
す反応条件や工程を用いることにより、より好ましい多
孔性吸油担体を得ることができる。温度、反応時間、熟
成温度条件としては、アルミン酸アルカリ金属塩とケイ
酸アルカリ金属塩を反応させる時の温度は15℃〜60℃が
望ましく、特に30〜50℃が望ましい。また、反応時間は
3〜120 分が望ましい。また、反応後、15〜100 ℃の間
の温度で1分以上、望ましくは30分以上熟成することが
望ましい。
あるいは酸性塩より選ばれる1種以上の酸剤を用いて反
応時のpHより1以上酸性側に調整し、pH5〜13とするこ
とが望ましい。ここで用いる酸剤は、反応時に添加され
る上記酸剤と同様のものを用いることができ、詳しく
は、無機酸としては、硫酸、塩酸、硝酸、炭酸、燐酸等
が挙げられ、有機酸としては、蟻酸、酢酸、酪酸、カプ
ロン酸、アクリル酸、蓚酸、琥珀酸、アジピン酸、安息
香酸、クエン酸等が挙げられる。また酸性塩としては、
前記無機酸又は有機酸の塩であり、燐酸ナトリウム、ク
エン酸ナトリウム、琥珀酸ナトリウム等の不完全中和塩
が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、こ
れらの1種でも2種以上の混合物でもかまわない。特
に、硫酸、炭酸、燐酸、クエン酸等の中和後の塩が洗剤
に配合された時に問題のないものがより望ましい。この
様にして得られた非晶質アルミノケイ酸塩は、より高水
温時の溶解性が改善され、高吸油能を持つものが得られ
る。
系に、水溶性でかつ溶解度パラメーター(C.M.Hansen,
J.Paint Tech., 39, 104(1967))に記載されているもの
であり、SP値と略す)が7.5 〜20である溶剤を反応系に
対して0.5 〜50重量%添加して反応させることにより吸
油能が更に高い非晶質アルミノケイ酸塩が得られる。こ
のような溶剤は反応前の各溶液中に添加するか、または
反応時の溶液中に添加してもよい。このような溶剤とし
て好ましいものは、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、アセトン、酢酸エチル、エチレングリコール
等である。
油担体の配合量は、全組成物中に5〜60重量%、好まし
くは5〜30重量%配合される。多孔性吸油担体の配合量
が5重量%未満では、本発明の必須成分である非イオン
界面活性剤を十分量配合することが出来なくなるばかり
でなく、粉末洗剤を個装した場合非イオン界面活性剤の
シミだし等の問題を生じ好ましくない。
示した含有量以外に非イオン界面活性剤の含有量をM重
量%、多孔性吸油担体の含有量をm重量%、多孔性吸油
担体の細孔容積をVcc/gとするとき、M/(m×V)
から算出される値が 2.0g/cc以下、好ましくは 1.5g
/cc以下でなければならない。この値が 2.0g/ccを越
えると水溶性フィルム外側に非イオン界面活性剤のしみ
出しが起こる。
イ酸塩(ゼオライト)としては、A型、X型ゼオライト
に代表される平均一次粒径 0.1〜10μの合成ゼオライト
が好適に使用される。ゼオライトは粉末および/又はゼ
オライトスラリーを乾燥して得られるゼオライト凝集乾
燥粒子として配合される。(C) 成分は、全組成物中に10
〜60重量%、好ましくは20〜60重量%、特に好ましく
は、30〜50重量%配合される。
リ剤を添加することが望ましい。アルカリ剤としては、
特に規定しないが、一般に洗剤成分として使用されてい
る炭酸塩やケイ酸塩、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等が挙げら
れる。アルカリ剤は、組成物中に5〜35重量%、好まし
くは5〜25重量%配合される。炭酸ナトリウムを用いる
場合は、平均粒径が10〜2000μ、好ましくは 100〜1000
μである。
に分子量4000〜20000 のポリエチレングリコールを1〜
5重量%、好ましくは1〜3重量%配合することによ
り、長期貯蔵時の粉末物性が更に良くなる。
記成分の他に、通常洗浄剤に配合されている芒硝等の無
機電解質、アミノポリ酢酸塩、ポリアクリル酸塩などの
有機キレート剤、カルボキシメチルセルロースなどの再
汚染防止剤、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、ア
ミラーゼなどの酵素、酸化防止剤、蛍光染料、青味付
剤、香料などを配合してよい。尚、珪酸ソーダはゼオラ
イトと相互作用して水不溶分を増加させ、布不着の問題
を起こす恐れがあり、その配合量は5重量%以下が望ま
しい。また、漂白洗浄剤とする場合には過炭酸ナトリウ
ム、過硼酸ナトリウム1又は4水和物などの漂白剤、ケ
イ酸マグネシウムなどの過酸化物の安定化剤、漂白活性
化剤などを配合できる。更に、柔軟洗浄剤とする場合に
は、陽イオン界面活性剤など、泥汚れ洗浄力を高めたい
場合には陰イオン界面活性剤などを少量配合しても良
い。
に限定するものではないが、多孔性吸油担体とその他粉
末成分(結晶性アルミノ珪酸塩、アルカリ剤等)をバッ
チニーダーに入れ、液体状の非イオン界面活性剤を徐々
に添加ないし噴霧し、均一混合することによって得られ
る。かくして得られた洗浄剤組成物をバーティカルタイ
プの分包包装機等を用いて水溶性フィルムに充填するこ
とによって本発明の分包包装洗剤が容易に製造できる。
しては、ポリビニルアルコール(PVA)、カルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロ
リドンなどが挙げられる。この中でも、けん化度80%以
上、平均重合度 200〜3000のPVA又はその変性化物が
好ましい。特に変性化率が1〜6mol %であり且つけん
化度が95%以上のイタコン酸変性PVAは、優れた溶解
性及びしみ出し防止性を示す。けん化度が低いPVAフ
ィルムもしくはその変性化物、又は変性化率が6mol %
を越えるイタコン酸変性PVAフィルムを用いた場合、
高温・多湿の長期保存時においてフィルムの劣化及び非
イオン界面活性剤のフィルム外側へのしみ出しをもたら
すことがある。
および溶解速度を満たすべく、10〜150 μの範囲、好ま
しくは15〜50μの範囲である。水溶性フィルムの破断強
度としては10kg/mm2 以下が望ましい。さらに包装を安
価にかつ効率的に行うためにはヒートシールが可能な熱
可塑性であることが望ましい。また本発明において水溶
性フィルムは平滑で良いが、エンボス加工等によりフィ
ルムに凹凸をつけることは製品の長期安定性に於いてブ
ロッキング防止効果を付与し、また使用時における手で
触った時の感触の向上に於いても有効である。フィルム
に凹凸をつける方法としては特に限定されず、凹凸面を
有する支持体上をキャスティングしても良く、フラット
フィルムをエンボッシングカレンダーによって後加工で
成形しても良い。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
会、Bench Kneader PNV-1 )に入れ、40℃に保温しなが
ら液状ノニオン界面活性剤、次いでポリエチレングリコ
ールを徐々に導入し、緻密で均一な混合物を得た。これ
を各25gずつポリビニルアルコール又はイタコン酸変性
ポリビニルアルコールよりなる種々の厚さの水溶性フィ
ルムを用いて、バーティカルタイプ分包包装機・株式会
社トパックK-10製の三方シール自動包装機を用いて単位
包装当たりの大きさが80mm×80mm(袋部75mm×70mm)に
なるように分包包装し、それぞれについて溶解性、しみ
出し性及びケーキング性試験を行った。結果を表1に示
す。
トルを入れる。攪拌強度を強とした槽中に、分包包装し
た洗剤を投入し包装品が破袋し、洗剤が溶出し洗濯機内
槽で泡立ち始める時間を確認する。破袋時間が長い程、
フィルムの溶解性が劣る。溶解性試験には、温度30℃、
湿度40%RH〜80%RHの可変室内にて28日間保存したサン
プルを用いた。 (2) しみ出し性 温度30℃、湿度40%RH〜80%RH環境可変室内に、濾紙上
に分包包装した洗剤を放置し、濾紙上へのヌレ性により
非イオン界面活性剤のしみ出し性について評価した。濾
紙上へのヌレの程度より、分包包装洗剤から非イオン界
面活性剤のしみ出し性を判断した。しみ出し性は、保存
28日後のサンプルにて検討した。 (3) ケーキング性試験 厚さ1mmのアクリル板にて底面80mm×80mm、高さ50mmの
カートンをつくり、カートン中に分包包装洗剤を底に平
行にして5袋重ねて入れ、90mm×90mmのアクリル板にて
ふたをした後、カートンごと、温度30℃、湿度40%RH〜
80%RHの環境可変室にて、28日間保存した。保存後、カ
ートン内の上から3袋目を注意深く取り出した後開封
し、内容物を網目5mm×5mmのフルイの網目面より上部
10cmの所から垂直に落下させた時にフルイ上に洗剤が残
留した場合を×とし、残留しなかった場合を○とするこ
とによって評価した。 〔環境可変室の可変プログラム〕各サンプルを、温度30
℃、湿度40%RHの環境可変室に16時間放置した後、16時
間かけて一定の速度で湿度を80%RHにする。その後、こ
の条件(温度30℃、湿度80%RH)を48時間保持し、16時
間かけて一定の速度で湿度を40%RHにする。この操作を
1サイクルとした。即ち、1サイクルに4日間(96時
間)を要する。
エトキシレート(C12〜C14 、平均エチレンオキサイド付
加モル数10,融点22℃) *2 No. 3,6,7,8は比較例 *3 B ;全体を100 とするためのバランス量の略 *4 分包包装フィルムA;ポリビニルアルコール(平均
重合度2000,けん化度80%) *5 分包包装フィルムB;イタコン酸変性ポリビニルア
ルコール(平均重合度1500, 変性化率2mol %,けん化
度95%)。
液を準備し、この水溶液55gと、アルミン酸ソーダ水溶
液51.04 gと25gエタノールを1000cc邪魔板付き反応槽
に入れ、この溶液に2倍の水で希釈した3号水ガラス26
8.5 gと塩化カルシウム2水和物0.5 gを40℃強攪拌下
20分で滴下反応させた。反応中、クエン酸でpHを11にな
るようにコントロールした。反応後、40℃で30分間熟成
し、その後、CO2 ガスを吹き込み過剰アルカリを中和し
た(pH=9.8 )。この中和スラリーを濾紙(東洋濾紙
(株)製 No.5C)を用いて、減圧下濾過した。濾過ケー
キの一部を1000倍の水で洗浄して、濾過乾燥(105 ℃、
300 torr、10時間)し、残部はそのまま同条件で乾燥し
た。更に解砕後、本発明の非晶質アルミノケイ酸塩粉体
を得た。得られた粉体の組成は、原子吸光分析及びプラ
ズマ発光分析の結果、 Al2O3=29.3重量%、SiO2=52.2
重量%、Na2O=17.7重量%、 CaO=0.8 重量%となった
(0.99 Na2O・0.05 CaO・Al2O3 ・3.03 SiO2)。また、細
孔容積は 3.6cc/gであった。
1000cc邪魔板付き反応槽に入れ、この溶液に2倍の水で
希釈した3号水ガラス268.5 gを40℃強攪拌下20分で滴
下した。反応後、50℃まで加熱して30分間熟成し、反応
スラリーを合成例1と同様に、濾過、乾燥、解砕した。
得られた粉体の組成は、原子吸光分析及びプラズマ発光
分析の結果、 Al2O3=29.8重量%、SiO2=52.5重量%、
Na2O=17.7重量%となった(0.98 Na2O・Al2O3・3.00 Si
O2)。また、細孔容積は 1.4cc/gであった。
ミノケイ酸塩を用いて表2に示す粉末洗剤原料から実施
例1と同様にして分包包装洗剤を製造した。これについ
て実施例1と同様にして溶解性、しみ出し性及びケーキ
ング性試験を行なったところ、何れの場合も溶解性は25
秒以内、しみ出しは無く、耐ケーキング性も良好だっ
た。次に、下記に示すような方法で高水温時の水不溶物
の発生具合について調べた。 〔評価法〕 (1) 高水温時の水不溶物の発生試験 分包包装洗剤を30℃、70%RHの条件下に3日間放置す
る。放置後、二槽式洗濯機東芝銀河3.0(VH-300S1) に投
げ込みヒーターを入れ、水量30リットル、水温40℃で、
攪拌強度を「強」とした洗濯槽中に分包包装洗剤を投入
する。10分後排水し、排水口の所で200 メッシュの金網
にて濾過し、乾燥後の濾過残量比率(%)を求めた。そ
の結果を表2に示す。
Claims (9)
- 【請求項1】 下記の成分 (a) 非イオン界面活性剤 5〜80重量% (b) 多孔性吸油担体 5〜60重量% (c) 結晶性アルミノ珪酸塩 10〜60重量% を含有し、(a) 非イオン界面活性剤の含有量をM重量
%、(b) 多孔性吸油担体の含有量をm重量%及び(b) 多
孔性吸油担体の細孔容積をVcc/gとする時、M/(m
×V)から算出される数値が 2.0g/cc以下である洗浄
剤組成物を、膜厚が10〜150 μm の水溶性フィルムにて
分包包装してなる分包包装洗剤。 - 【請求項2】 非イオン界面活性剤の融点が、40℃以下
である請求項1記載の分包包装洗剤。 - 【請求項3】 非イオン界面活性剤が、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテルである請求項1又は2に記載の分
包包装洗剤。 - 【請求項4】 非イオン界面活性剤が、エチレンオキサ
イドの平均付加モル数が5〜16で、アルキル基部分の平
均炭素数が10〜18のポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルである請求項3記載の分包包装洗剤。 - 【請求項5】 多孔性吸油担体が、水不溶性の非晶質シ
リカ系無機物質である請求項1〜4の何れか1項記載の
分包包装洗剤。 - 【請求項6】 非晶質シリカ系無機物質が下記の一般式 x(M2O)・y(MeO)・Al2O3・z(SiO2) 〔式中、M はアルカリ金属原子、Meはアルカリ土類金属
原子、x, y, z は各成分のモル比を表し、0.2≦x≦2.
0、0≦y≦0.1、1.5≦z≦8.0の範囲にある。〕で表され
る非晶質アルミノケイ酸塩である請求項5記載の分包包
装洗剤。 - 【請求項7】 非晶質アルミノケイ酸塩が製造工程にお
いて、アルミン酸アルカリ金属塩とケイ酸アルカリ金属
塩の反応時に、無機酸、有機酸或いは酸性塩により選ば
れる一種以上の酸剤を添加して、反応系のpHを8〜14と
することにより得られるものである請求項6記載の分包
包装洗剤。 - 【請求項8】 水溶性フィルムが、平均重合度が 200〜
3000でけん化度80%以上のポリビニルアルコール又はそ
の変性化物である請求項1〜7の何れか1項に記載の分
包包装洗剤。 - 【請求項9】 ポリビニルアルコールの変性化物の変性
化率が1〜6mol %壊滅タコン酸変性ポリビニルアルコ
ールであり、けん化度が95%以上である請求項8記載の
分包包装洗剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28765292A JP2638405B2 (ja) | 1991-10-30 | 1992-10-26 | 水溶性フィルムを用いた分包包装洗剤 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28454491 | 1991-10-30 | ||
| JP3-284544 | 1991-12-09 | ||
| JP32448191 | 1991-12-09 | ||
| JP3-324481 | 1991-12-09 | ||
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1992
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