JPH05214568A - 低温タンクの底板腐蝕防止方法 - Google Patents

低温タンクの底板腐蝕防止方法

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JPH05214568A
JPH05214568A JP4596492A JP4596492A JPH05214568A JP H05214568 A JPH05214568 A JP H05214568A JP 4596492 A JP4596492 A JP 4596492A JP 4596492 A JP4596492 A JP 4596492A JP H05214568 A JPH05214568 A JP H05214568A
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JP
Japan
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tank
bottom plate
select sand
substructure
select
Prior art date
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Pending
Application number
JP4596492A
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English (en)
Inventor
Kiyoichi Nagahara
喜代一 永原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatani Corp
Iwatani Liquefied Gas Terminal Co Ltd
Original Assignee
Iwatani International Corp
Iwatani Liquefied Gas Terminal Co Ltd
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Publication date
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液化石油ガス等の低温流体を貯蔵する低温タ
ンクにおいて、セレクトサンド層を加熱することなく、
外側タンクの底壁下面での結露を防止して、底壁の腐蝕
を防止する方法を提供する。 【構成】 基礎構造物(2)の上面にセレクトサンドを介
して2重槽構造のタンクの外側底板(3)を敷設する。基
礎構造物(2)内に形成したセレクトサンド充填凹部(1)
をブリージングタンク(12)に連通接続する。ブリージン
グタンク(12)からの乾燥窒素を微圧状態でセレクトサン
ド層に連続供給してセレクトサンド層に乾燥窒素を流通
させるようにしたことを特徴とする。 【効果】 セレクトサンド層を流通する乾燥窒素でセレ
クトサンドの湿度を減少させ、底板下面での結露を防止
するとともに、底板下面を窒素雰囲気で覆うことによ
り、酸化を防止して底板の腐蝕を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液化石油ガス等の低温
流体を貯蔵する低温タンクでの底板腐蝕防止方法を提供
するものである。
【0002】
【従来技術】液化石油ガス等の低温流体を貯蔵する低温
タンクは、上面にセレクトサンドの充填用凹部を形成し
た基礎構造物の上面に底板を敷設し、この底板の上側に
一定間隔隔てて内側底板を敷設し、この内側底板から側
壁及び天井壁を立設して内側タンクを構成するととも
に、基礎構造物に敷設した底板から外側壁及び外側天井
壁を立設して外側タンクを構成し、内側タンクと外側タ
ンクとの間に断熱層を形成した2重槽構造で構成し、内
外タンク間の断熱層をブリージングタンクに連通させ
て、低温液体の給排に伴うタンク内圧力の変化あるいは
温度変化に基づくタンクの膨張収縮を吸収するようにし
ている。
【0003】ところが、従来の低温タンクは外側タンク
の底板を支持している基礎構造物のセレクトサンド充填
凹部の底部から基礎構造物の周側壁に向かって水抜き孔
を周方向適当間隔おきに連通形成していることから、セ
レクトサンド層が外気に連通し、このセレクトサンド層
の湿度が外気湿度と同程度になる。一方、外側タンクの
底板には断熱層を介して内側タンク底板からの低温が伝
達されることから、セレクトサンド層の保有水分が外側
タンクの底壁下面で結露することになる。
【0004】底壁下面で結露すると、底壁が腐蝕するこ
とになるため、従来はセレクトサンド層にヒータを配置
して、セレクトサンド層の温度を高めることにより底板
の下面温度を外気温度以上に保持することにより、底板
下面での結露を抑制するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、セレクトサ
ンド層をヒータを配置することは、保冷するために配置
した断熱層にヒータからの熱エネルギーが、底板を介し
て伝達されることになるから、加熱エネルギーだけでな
く、内側タンクないでの低温エネルギーのロスが大きく
なリ、全体としてのエネルギーロスが大きいという問題
がある。本発明は、このような点に着目してなされたも
ので、セレクトサンド層を加熱することなく、外側タン
ク下面での結露を防止して、底壁の腐蝕を防止する方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、基礎構造物に形成したセレクトサンド
充填凹部をブリージングタンクに連通接続し、ブリージ
ングタンクからの乾燥窒素を微圧状態でセレクトサンド
層に連続供給してセレクトサンド層を流通させるように
したことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明では、基礎構造物に形成したセレクトサ
ンド充填凹部をブリージングタンクに連通接続し、ブリ
ージングタンクからの乾燥窒素を微圧状態でセレクトサ
ンド層に連続供給してセレクトサンド層を均等に流通さ
せるようにしていることから、セレクトサンド層内を流
通する間に乾燥窒素がセレクトサンド槽内の水分を吸収
してセレクトサンド層外に排出されることになるから、
セレクトサンド層での含水率が大幅に低下する。このた
め底板下面に断熱層を介して内側タンクからの冷熱が伝
達されて底板下面での表面温度が外気温度よりも低くな
っていても、セレクトサンド層内の湿度が低いことか
ら、底板下面に結露することがなくなるうえ、セレクト
サンド層が窒素雰囲気となるため、底板下面が酸化する
ことがなくなり、底板の腐蝕を防止することができるこ
とになる。
【0009】
【実施例】図面は本発明方法を実施する低温タンクの配
管系をしめす概略構成図である。この低温タンクは液化
プロパンを貯蔵するものであり、上面にセレクトサンド
の充填用凹部(1)を形成した基礎構造物(2)の上面に底
板(3)を敷設し、この底板(3)の上側に一定間隔隔てて
内側底板(4)を敷設し、この内側底板(4)から側壁(5)
及び天井壁(6)を立設して内側タンク(7)を構成すると
ともに、基礎構造物(2)に敷設した底板(3)から外側壁
(8)及び外側天井壁(9)を立設して外側タンク(10)を構
成し、内側タンク(7)と外側タンク(10)との間に断熱材
を充填した断熱層(11)を形成してある。
【0010】この断熱層(11)には、乾燥窒素を貯溜して
いるブリージングタンク(12)から導出した乾燥窒素給排
路(13)が連通接続してあり、内側タンク(7)内への液化
プロパンの出入れや温度変化に伴う内側タンク内圧力の
変化に基づく内側タンク(7)の膨張収縮を断熱層(11)へ
の乾燥窒素の給排で吸収するように構成してある。
【0011】また、基礎構造物(2)には、その周側壁か
ら基礎構造物(2)の上面に凹設したセレクトサンド充填
凹部(1)の底部に向けて水抜き孔(14)が周方向適当間隔
おきに連通形成してある。そして、基礎構造物(2)のセ
レクトサンド充填凹部(1)の中央部には窒素放出リング
(15)が配置してあり、この窒素放出リング(15)のリング
円周の内側にタンク中心方向に向かう窒素放出孔(16)が
複数形成してある。
【0012】セレクトサンド充填凹部(1)に配置した窒
素放出リング(15)は基礎構造物(2)に形成した複数の水
抜き孔(14)のうちの1本を介して乾燥窒素給排路(13)か
ら分岐導出した乾燥窒素配管路(17)が接続してある。こ
の乾燥窒素配管路(17)には圧力調整弁と流量調整弁から
なる減圧機構(18)が介装してあり、この減圧機構(18)の
作用で、ブリージングタンク(12)内の乾燥窒素を圧力5
0mmAq、流量5〜7リットル/min の条件でセレクトサ
ンド充填凹部(1)に連続送給するようにしてある。
【0013】図中符号(19)はブリージングタンク(12)に
供給する乾燥窒素を製造する窒素分離精製装置である。
また、ブリージングタンク(12)に貯蔵されている乾燥窒
素はDP200K以下の乾燥度になっている。
【0014】上記実施例は、タンク新設時にセレクトサ
ンド充填用凹部(1)にタンク中心方向に向かう窒素放出
孔(16)を複数設けた窒素放出リング(15)を配置したが、
既設のタンクで実施する場合には、セレクトサンド充填
用凹部(1)と基礎構造物(2)の外周面部分とを連通させ
る状態で形成してある水抜き孔(14)の内の1本をブリー
ジングタンク(12)に連通接続し、この水抜き孔(14)を介
してブリージングタンク(12)からの乾燥窒素をセレクト
サンド層に供給するようにしてもよい。
【0015】以上のように構成した低温流体貯蔵タンク
では外側タンクの底板に接触しているセレクトサンドに
乾燥窒素を微圧で送給していることから、セレクトサン
ドの含水率を大きく低下させることができ、底板の温度
が外気温度よりも低温になっても底板の下面でセレクト
サンドに含まれている水分が結露することがないうえ、
セレクトサンドに接触している底板下面は窒素雰囲気で
覆われることになるから、底板下面が酸化することがな
くなり、底板が腐蝕することを防止することができるよ
うになる。
【0016】
【発明の効果】本発明では、基礎構造物に形成したセレ
クトサンド充填凹部をブリージングタンクに連通接続
し、ブリージングタンクからの乾燥窒素を微圧状態でセ
レクトサンド層に連続供給してセレクトサンド層を流通
させるようにしていることから、セレクトサンド層内を
流通する間に乾燥窒素がセレクトサンド槽内の水分を吸
収してセレクトサンド層外に排出されることになるか
ら、セレクトサンド層での含水率が大幅に低下する。こ
のため底板下面に断熱層を介して内側タンクからの冷熱
が伝達されて底板下面での表面温度が外気温度よりも低
くなっていても、セレクトサンド層内の湿度が低いこと
から、底板下面に結露することがなくなるうえ、セレク
トサンド層が窒素雰囲気となるため、底板下面が酸化す
ることがなくなり、底板の腐蝕を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】低温タンクの配管系をしめす概略構成図であ
る。
【図2】基礎構造物部分での横断平面図である。
【符号の説明】
1…セレトサンド充填用凹部、 2…基礎
構造物、3…底板、
4…内側底板、5…側壁、
6…天井壁、7…内側タンク、
8…外側壁、9…外側天井壁、
10…外側タンク、11…断熱層、
12…ブリージングタンク、14…
水抜き孔、 15…窒素放出
リング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にセレクトサンドの充填用凹部(1)
    を形成した基礎構造物(2)の上面に底板(3)を敷設し、
    この底板(3)の上側に一定間隔隔てて内側底板(4)を敷
    設し、この内側底板(4)から側壁(5)及び天井壁(6)を
    立設して内側タンク(7)を構成するとともに、基礎構造
    物(2)に敷設した底板(3)から外側壁(8)及び外側天井
    壁(9)を立設して外側タンク(10)を構成し、内側タンク
    (7)と外側タンク(10)との間に断熱層(11)を形成し、こ
    の断熱層(11)と乾燥窒素を貯溜しているブリージングタ
    ンク(12)とを連通接続している低温タンクにおいて、基
    礎構造物(2)に形成したセレクトサンド充填用凹部(1)
    をブリージングタンク(12)に連通接続し、ブリージング
    タンク(12)からの乾燥窒素を微圧状態でセレクトサンド
    層に連続供給してセレクトサンド層を流通させるように
    したことを特徴とする低温タンクの底板腐蝕防止方法。
  2. 【請求項2】 基礎構造物(2)に形成したセレクトサン
    ド充填用凹部(1)を基礎構造物(2)の外周面に連通させ
    る複数の水抜き孔(14)の内の1本をブリージングタンク
    (12)に連通させて、乾燥窒素をセレクトサンド充填用凹
    部(1)に供給するように構成した請求項1に記載の低温
    タンクの底板腐蝕防止方法。
  3. 【請求項3】 基礎構造物(2)に形成したセレクトサン
    ド充填凹部(1)内に窒素放出リング(15)を配置し、この
    窒素放出リング(15)をブリージングタンク(12)に連通接
    続させて、乾燥窒素をセレクトサンド充填用凹部(1)に
    供給するように構成した請求項1に記載の低温タンクの
    底板腐蝕防止方法。
JP4596492A 1992-01-31 1992-01-31 低温タンクの底板腐蝕防止方法 Pending JPH05214568A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5371316A (en) * 1976-12-07 1978-06-24 Showa Denko Kk Anticorrosion method for tank made of steel plate
JPS5597595A (en) * 1979-01-17 1980-07-24 Tokyo Shibaura Electric Co Method of preventing piping of thermal power plant machinery from rusting

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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