JPH05214833A - 立体駐車装置の車両旋回装置 - Google Patents

立体駐車装置の車両旋回装置

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JPH05214833A
JPH05214833A JP1699392A JP1699392A JPH05214833A JP H05214833 A JPH05214833 A JP H05214833A JP 1699392 A JP1699392 A JP 1699392A JP 1699392 A JP1699392 A JP 1699392A JP H05214833 A JPH05214833 A JP H05214833A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定格荷重を超過する車両が立体駐車装置に入
庫するのを拒否する。 【構成】 車両旋回用のターン機構10を、車両浮上用
のリフト機構20によって上下動自在に支持するととも
に、油圧シリンダ24の動作油圧を検出する圧力センサ
S1 を設ける。圧力センサS1 は、レベルセンサS2 が
作動するときの動作油圧により、ターンテーブル11上
の車両の車重を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ターンテーブル上に
進入した車両を浮上旋回する際に、車重を計測して、車
両の入庫の可否を決定することができる立体駐車装置の
車両旋回装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータ式の立体駐車装置は、エレベ
ータによって車両を搬送し、高層の構造物内に車両を効
率よく収納する。したがって、車両を搬送するエレベー
タや、車両を収納する駐車スペース等には、定格荷重が
定められており、これを超える車重の車両は、入庫を拒
否しなければならない。
【0003】このような事情に対し、従来、立体駐車装
置の入口付近に、車載台の4隅をロードセルによって支
持し、車載台上に案内した車両の車重を各ロードセルの
指示値の合計値によって計測するようにした、いわゆる
トラックスケールを設置し、定格荷重を超過する車両の
入庫を拒否する方法が知られている。この場合、入庫拒
否された車両は、自走によって方向転換し、退出させる
のが普通である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術によれ
ば、立体駐車装置とは別にトラックスケールが必要であ
り、また、これを設置し、入庫拒否された車両が自走に
よって方向転換するための空地が必要であり、狭い土地
を有効利用する立体駐車装置の利点が損われるばかりで
なく、地価の高い地域においては、過大な資本投下を強
いられるという問題があった。また、駐車場運営面にお
いては、自走によって方向転換して退出する車両のため
に、入出庫作業が円滑に進行せず、後続車両の渋滞が避
けられないという問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、入出庫車両の
方向転換用として利用される車両旋回装置に、入庫車両
の車重を計測するための圧力センサを付設することによ
って、トラックスケールや、車両の方向転換用地を省略
するとともに、後続車両の渋滞を解消することができる
立体駐車装置の車両旋回装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、油圧シリンダを介して駆動する
リフト機構と、油圧シリンダの動作油圧を検出する圧力
センサと、リフト機構によって上下動自在に支持するタ
ーン機構とからなり、リフト機構は、ターン機構を介し
て車両を浮上させ、ターン機構は、圧力センサが検出す
る油圧シリンダの動作油圧に対応してターンテーブルを
回転制御することをその要旨とする。
【0007】
【作用】かかる発明の構成によれば、ターン装置を介し
て入庫車両をリフト機構上に積載した状態において、油
圧シリンダによってリフト機構を作動させ、車両を浮上
させることにより、ターン装置は、ターンテーブルを回
転駆動し、車両を任意の方向へ旋回することが可能な状
態となる。
【0008】この状態における油圧シリンダの動作油圧
は、圧力センサによって検出することができ、また、検
出される動作油圧は、積載車両の車重との間に比例的な
対応関係を示す。そこで、ターン機構は、油圧シリンダ
の動作油圧が入庫可能な上限の車重に対応する定格値以
下であるときに、ターンテーブルを入庫方向へ向ける一
方、動作油圧が定格値を超えるときには出庫方向へ向け
るようにターンテーブルを回転制御することによって、
入庫不能な車両を自動的に選別し、その入庫を拒否する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0010】立体駐車装置の車両旋回装置30は、ター
ン機構10とリフト機構20とからなる(図1)。
【0011】リフト機構20は、下部フレーム21と上
部フレーム22との間に一対の交差脚23、23…を介
装し、交差脚23、23…に組み込まれた油圧シリンダ
24、24を伸縮することによって、上部フレーム22
を上下動することができる(図1、図2)。
【0012】各交差脚23、23は、中央位置で交差
し、中心軸C4 により開閉動作可能に連結されている。
また、交差脚23、23の一端側は、それぞれ、支持軸
C1 、C1 によって、下部フレーム21と上部フレーム
22とに揺動自在に連結され、他端側は、それぞれ、下
部フレーム21と上部フレーム22とに対し、ローラ2
3e、23eを介して位置変化可能に接触する自由端と
なっている。一対の交差脚23、23…の上下の自由端
は、連結軸C2 、C2 によって連結され、交差脚23、
23…は、全体としてパンタグラフ形の構造体に組み上
げられている。なお、上側の連結軸C2 と中心軸C4 と
の中間部には、中心軸C4 寄りに中間軸C3 が付設され
ている。
【0013】油圧シリンダ24、24は、下側の連結軸
C2 と中間軸C3 との間に、左右の交差脚23、23に
近接して傾斜姿勢で装着されている。下部フレーム21
上には、オイルタンク25が設置され、オイルタンク2
5と油圧シリンダ24、24とは、オイルポンプ27を
介し、油路26によって連結されている(図1)。な
お、オイルポンプ27は、駆動モータM1 によって駆動
され、油路26には、油圧センサS1 が設置されてい
る。
【0014】下部フレーム21と上部フレーム22との
間には、上部フレーム22の上昇位置を検出するための
レベルセンサS2 が取り付けられている。レベルセンサ
S2は、下部フレーム21に立設する延長バー21bの
先端に取り付けられている一方、上部フレーム22の対
応する位置には、先端にドッグ22aを取り付けた延長
バー22bが垂設され、上部フレーム22が延長バー2
1b、22bのオーバラップ量相当上昇したときに、ド
ッグ22aがレベルセンサS2 を作動させるようになっ
ている。なお、上部フレーム22は、油圧シリンダ2
4、24を同時に伸長し、一対の交差脚23、23…の
交差角θ1 が増大する開動作によって水平姿勢を保ちな
がら上昇し、交差角θ1 が減少する閉動作によって下降
する。
【0015】ターン機構10は、固定のアウタリング1
2aによって可動のインナリング12bを回動自在に支
持し、インナリング12bを介してターンテーブル11
を正逆に水平回転することができる。なお、ターン機構
10は、リフタ機構20によって上下動自在に支持され
ている。
【0016】アウタリング12aとインナリング12b
とは、スラストベアリングを構成しており、アウタリン
グ12aは、上部フレーム22の中央部に位置決め固定
されている。また、インナリング12bの内周面には、
ギヤ歯が形成されており、インナリング12bは、内歯
歯車になっている。インナリング12bの上側の端面
は、アウタリング12aの端面より高くなっており、タ
ーンテーブル11は、インナリング12bの端面に固定
されている。ターンテーブル11の上面には、図示しな
い車載用のパレットの凹部に嵌まり込み、パレットの位
置ずれを防ぐための位置決めブロック11a、11aが
突設されている。
【0017】ターンテーブル11は、上部フレーム22
の下面側から回転駆動される。すなわち、上部フレーム
22の下面には、駆動モータM2 と減速機14とが固定
されており、減速機14の出力軸は、上部フレーム22
を下から上に貫通し、その軸端には、インナリング12
bに噛合するピニオン13が取り付けられている。した
がって、駆動モータM2 を正逆に回転することによっ
て、ターンテーブル11は、アウタリング12aの中心
線CLを回転中心として、正逆に回転することができ
る。
【0018】ターン機構10とリフト機構20とは、制
御装置28を介して電気的に接続されている。制御装置
28に対しては、油圧センサS1 からの油圧信号m1
と、レベルセンサS2 からのレベル信号m2 とが入力さ
れる一方、制御装置28からは、駆動モータM2 に対
し、制御信号m3 が出力されている。
【0019】このような車両旋回装置30は、たとえ
ば、エレベータ式の立体駐車装置において、駐車建物A
のホームポジションA1 の床面Fに形成するピットA4
内に設置して用いることができる(図3)。
【0020】駐車建物Aは、車両の旋回動作に必要な略
方形の敷地を占有し(図4)、地上1階部分の全体を車
両が入出庫するためのホームポジションA1 に充てた鉄
骨構造物であり、残る部分は、エレベータ40のキャリ
ッジ41が昇降する中央部の昇降スペースA2 と、昇降
スペースA2 の両側に上下多段に形成する駐車スペース
A3 、A3 …とに区画されている(図3)。車両旋回装
置30は、ピットA4の内部に、ターンテーブル11を
床面レベルFL下に下げた状態で設置されている。
【0021】キャリッジ41は、チェーン41a、41
aを介し、上部の駆動部42により、昇降スペースA2
内を上下に昇降移動することができる。なお、キャリッ
ジ41は、中央部分が大きく開口した枠状体であり(図
4)、車両旋回装置30と干渉することなく床面レベル
FLにまで下降させることができる(図3)。キャリッ
ジ41には、各駐車スペースA3 に収納された車載用の
パレットPt をキャリッジ41上に引き出し、キャリッ
ジ41から駐車スペースA3 にパレットPt を送り込ん
で収納するための図示しない水平送り装置が搭載されて
いる。
【0022】車両の入庫に際しては、キャリッジ41
は、駆動部42からの操作によって、任意の空の駐車ス
ペースA3 の高さ位置に位置決めし、パレットPt を引
き出して載せ、床面レベルFLに下降する。このとき、
パレットPt の方向は、キャリッジ41の長手方向に一
致している。キャリッジ41が床面レベルFLに停止し
た後、車両旋回装置30は、キャリッジ41の中央部を
通り抜けるようにしてターンテーブル11を上昇し、パ
レットPt を浮上させて車両の入出庫口IN側へ向け
(図3の二点鎖線)、床面F上に降ろす(図4)。した
がって、このときのパレットPt の前後両端部は、ピッ
トA4 の両側に形成した浅い凹部A4a、A4aに嵌まり込
み、パレットPt は、ピットA4 を跨ぐようにして、床
面Fとほぼ同一平面を形成することができる。
【0023】車両は、前進走行によって入出庫口INか
らホームポジションA1 内に進入し、図4の入庫方向D
1 に向けてパレットPt 上に積載される。次いで、リフ
ト機構20が作動し、車両をレベルセンサS2 が作動す
るレベルに浮上させることにより、圧力センサS1 を介
してそのときの油圧シリンダ24の動作油圧Pが検出さ
れる。ここで、検出された動作油圧Pが、入庫可能な車
両の最大車重に相当する定格値Po に対し、P≦Po で
あれば、ターン機構10は90度回転し、P>Po であ
れば、180度回転し、その後、リフト機構20は元に
復帰する。すなわち、このときの車両は、前者の場合
は、図4の搬送方向D2 に向き、後者の場合は、同図の
出庫方向D3 に向くから、以後、前者の車両は、エレベ
ータ40を運転することにより、所定の駐車スペースA
3 に搬入し、後者の車両は、入庫が拒否されたものとし
て、外部に退出するように指示することができる。
【0024】一般に、パンタグラフ形のリフト機構20
を使用するときは、荷重が同一であっても、交差脚2
3、23…が形成する交差角θ1 の大小により、圧力セ
ンサS1 が検出する動作油圧Pは大きく変動する。そこ
で、レベルセンサS2 は、上部フレーム22が一定レベ
ルに上昇したとき、すなわち、交差角θ1 が一定値にな
ったときに、制御装置28にレベル信号m2 を送出し、
制御装置28は、このときの油圧信号m1 を読み取るこ
とにより、積載車両の車重に比例する動作油圧Pを検出
することができる。
【0025】なお、圧力センサS1 からの油圧信号m1
は、エレベータ40の駆動部42にも送出し、エレベー
タ40の昇降速度を制御するためにも使用することがで
きる。すなわち、エレベータ40によって搬送すべき車
両の車重は、油圧信号m1 が示す動作油圧Pを介して駆
動部42に伝送されるから、駆動部42は、車両の車重
に対応して、キャリッジ41の加減速変化率や最大速度
を調節し、キャリッジ41の昇降速度パターンを最適に
選定することができる。なお、駆動部42は、車両を入
庫する際に伝送された車重を駐車スペースA3 に対応さ
せて記憶し、その車両を出庫する際に、キャリッジ41
の下降速度の制御に対し、それを反映させることができ
る。
【0026】以上の説明において、図4の入庫方向D1
、出庫方向D3 は、入出庫口INの配設位置により、
図示以外の任意の方向に定めることができる。また、入
出庫口INは、入庫用と出庫用とを共通にせず、別に設
けてもよいものとする。
【0027】また、リフト機構20は、交差脚23、2
3…を用いるパンタグラフ形とする他、1本または2本
以上の油圧シリンダにより、直接上部フレーム22を昇
降させる形式としてもよい。このときのレベルセンサS
2 は、上部フレーム22が浮上し、ターン機構10を介
して積載車両の車重がリフト機構20に移行するレベル
を検出すれば十分である。
【0028】さらに、リフト機構20、ターン機構10
からなる車両旋回装置30は、キャリッジ41に搭載す
ることもできる。ホームポジションA1 を駐車建物Aの
任意の途中階に設置することができるから、地下式また
は半地下式の立体駐車装置も容易に構築することが可能
である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、油圧シリンダによって駆動するリフト機構を介し、
車両を旋回するためのターン機構を上下動自在に支持す
るとともに、車両を浮上させたときの油圧シリンダの動
作油圧を検出する圧力センサを設けることにより、定格
荷重以下の車両の入庫を許容する一方、定格荷重を超え
る車両の入庫を拒否することができるので、過大な車重
の車両が不用意に入庫する危険を回避することができる
とともに、入庫を拒否された車両は、ターン機構により
出庫方向に向けて方向転換することができるので、方向
転換用地等を要することなく、短時間で円滑に退出させ
ることができ、後続車両の混雑等を簡単に解消すること
ができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成を示す断面説明図
【図2】 図1の右側面説明図
【図3】 使用状態説明図
【図4】 図3のY−Y線矢視断面相当図
【符号の説明】
P…動作油圧 S1 …圧力センサ 10…ターン機構 11…ターンテーブル 20…リフト機構 24…油圧シリンダ 30…車両旋回装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧シリンダを介して駆動するリフト機
    構と、前記油圧シリンダの動作油圧を検出する圧力セン
    サと、前記リフト機構によって上下動自在に支持するタ
    ーン機構とからなり、前記リフト機構は、前記ターン機
    構を介して車両を浮上させ、前記ターン機構は、前記圧
    力センサが検出する前記油圧シリンダの動作油圧に対応
    してターンテーブルを回転制御することを特徴とする立
    体駐車装置の車両旋回装置。
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