JPH052178Y2 - - Google Patents

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JPH052178Y2
JPH052178Y2 JP1990061173U JP6117390U JPH052178Y2 JP H052178 Y2 JPH052178 Y2 JP H052178Y2 JP 1990061173 U JP1990061173 U JP 1990061173U JP 6117390 U JP6117390 U JP 6117390U JP H052178 Y2 JPH052178 Y2 JP H052178Y2
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hood
incubator
wall
temperature
condensation
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JP1990061173U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、保育器用フード、更に詳しくは、透
明フードの内壁面に結露が生じて曇るのを防止す
るようにした保育器用フードに関する。
〔従来の技術〕
新生児用の保育器は、未熟児または虚弱もしく
は病弱な新生児のための制御された環境を付与す
る一種の医療ユニツトであり、第1図および第2
図に示すような構造のものである。なお、この第
1図および第2図には、本考案に係るフードの特
徴とする構成も付加してあるが、その他の構成に
ついては従来のものと同一であるので、同図によ
つて以下従来の保育器を説明する。
すなわち、図において1は保育器で、新生児さ
さえ2aを有する基台2上には、透明なプラスチ
ツク製の内外2重壁構造とした外フード3、内フ
ード4が装架されており、新生児ささえ2aの上
にはマツトレスMが載置されている。
而して、未熟児には自己温度制御機能が欠如し
ているため、保育器1のフード3,4内は前記基
台2の内部に備えた種々のユニツト等により、適
切な空気温度や湿度に制御されており、例えば温
度が36〜38℃、湿度が80〜85%に保持されるよう
になつている。
そして、医者や看護婦は、保育器1内の新生児
を透明なプラスチツク製のフード3,4を通して
外部からその健康状態を常に監視している。
〔従来技術の問題点〕
しかし、保育器1のフード3,4内を高湿度に
している場合には、保育器1が設置されている部
室の温度と内外両フード3,4内の空気温度との
差によつて、外フード3の内壁面に結露が生じる
ようになる。
このような結露が生じる現象は、保育器1が置
かれている室温、外フード3の壁温、外フード3
の熱伝導率、全体としての熱貫流などの諸条件が
係わりあつているため、一概には言えないが、例
えば従来のフード3,4は、全体が同一厚さ(通
常5〜6mm厚)のアクリル材で形成されているの
で、このようなフード3,4を備えた保育器1で
は計算上、その器内温度を35℃、同湿度を80%と
した場合に、露点は31℃となり、外フード3の内
壁面の温度が31℃以下で結露が発生することにな
る。
また、器内温度を33℃、同湿度を90%とした場
合に、露点は31.2℃となり、外フード3の内壁面
の温度が31.2℃以下で結露が発生することにな
る。
従つて、保育器1が置かれている一般的な環境
を適当に仮定したある場合に、器外温度、すなわ
ち室内の温度を通常25℃とした場合には、外フー
ド3の内壁面に結露が生じるようになり。この結
露によつて外フード3が曇り、フード3を透視し
て外部から保育器1内の新生児を監視することが
困難な状態となるといつた事態が発生する。
そこで従来は、その都度フード3,4を開け、
その内面を拭くといつた作業を行つているが、そ
の作業が面倒であるばかりでなく、フード3,4
を開けることにより、保育器1内の制御された最
適な環境が乱されることとなり、新生児に悪影響
を与えるといつた大きな問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の問題点を解決す
るために成されたもので、フードの内壁面に生じ
る結露により、透視を必要とするフードの一部分
の曇りの発生を防止するようにしたものを提供す
ることを目的としたものであり、その要旨は、保
育器の透明フードの前面傾斜壁部を含む前面壁又
は頂壁の一部分の板厚を、その他の部分の板厚よ
り厚く形成したことを特徴とする保育器用フード
にある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
により詳細に説明する。なお、第1図は本考案に
係るフードを備えた保育器の斜視図で、第2図は
同縦断面図であり、又第3図は他の実施例のフー
ドの断面図であるが、図中従来のものと同一部材
は同一の符号で表示する。
第1図及び第2図において、3は透明なアクリ
ル製の外フードで、筐形状をしており、全体が一
体に形成されている。
5は外フード3の前面傾斜壁部3aの一部分に
形成した断面翼状の厚肉部で、この厚肉部5の板
厚は、その他の部分の板厚より大きく形成されて
おり、該肉厚部5を通して保育器1の内部を透視
できる大きさに設定してある。
この肉厚部5の断面形状は、図示の実施例では
その外面5aと内面5bとが平行でない平面で形
成したものを示したが、内外両面5a及び5bが
平行な平面や、曲率を持つ平行曲面、或いはまた
レンズ効果を持つような面で夫々形成されている
ものでもよい。なお、第1図及び第2図に示す実
施例では、前記肉厚部5を外フード3の外方に膨
出せしめた構成のものを示したが、本案では、第
3図に示すように、肉厚部5を外フード3の内方
に膨出せしめた構成のものでもよい。なお、この
場合の肉厚部5の板厚Hは、前記実施例のものと
同じように、その他の部分の板厚hより大きく形
成されている。
また、この肉厚部5の形成個所は、前記実施例
に示すような外フード3の前面傾斜壁部3aに限
定されるものではなく、医者や看護婦が保育器1
内の新生児を見るのに最も見易い位置、例えば保
育器1が比較的低い位置に設置されるような場合
には頂壁3bに形成したり、或いはまた保育器1
内に休んでいる新生児の体の特定箇所、例えば手
術箇所等が良く見える前面垂直壁部に形成しても
よい。
しかして、外フード3の前面傾斜壁部3aのう
ち、肉厚部5とした部分のフードの内面5bは断
熱効果が大きく室内の冷たい空気から遮断される
ので、この部分は保育器1の器内温度とほゞ同じ
温度に保持されることになる。
したがつて、肉厚部5以外の部分には、その内
壁面に結露が生じても、この肉厚部5の部分には
結露が生じることがなく曇らないので、この肉厚
部5を通してフード3,4内の新生児を明瞭に観
察することができる。
なお、本考案において、肉厚部5の内壁面5b
に親水性、吸湿性物質を塗布して塗膜加工を施し
たり、あるいはこのような物質からなるフイルム
を貼着すれば、曇り止め効果がより大となる。
〔考案の効果〕
本考案に係る保育器用フードは、上記の如く、
保育器の透明フードの前面傾斜壁部を含む前面壁
又は頂壁の一部分の板厚を、その他の部分の板厚
より厚く形成した構成であるから、この厚く形成
した部分のフードの内壁面に結露が生ぜず曇るこ
とがない。したがつて、医者や看護婦は、透明フ
ードの曇りが生じないこの部分から内部を容易に
透視することが出来るとゝもに、この板厚を厚く
形成した部分は保育器内の新生児を見るのに最も
見易い位置に形成されているため、新生児の健康
状態を楽な姿勢で容易に監視することが出来る。
また、フードを開けてその内壁面を拭くといつ
た作業を省略することができるとゝもに、フード
を開けることによる保育器内の環境の乱れを防止
することができるといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフードを備えた保育器の
斜視図、第2図は同縦断面図、第3図は他の実施
例のフードの断面図である。 1……保育器、2……基台、3……外フード、
3a……同前面傾斜壁部、4……内フード、5…
…肉厚部、5a……同外面、5b……同内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保育器の透明フードの前面傾斜壁部を含む前面
    壁又は頂壁の一部分の板厚を、その他の部分の板
    厚より厚く形成したことを特徴とする保育器用フ
    ード。
JP1990061173U 1990-06-08 1990-06-08 Expired - Lifetime JPH052178Y2 (ja)

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JP1990061173U JPH052178Y2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08

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JP1990061173U JPH052178Y2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08

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Publication Number Publication Date
JPH0420327U JPH0420327U (ja) 1992-02-20
JPH052178Y2 true JPH052178Y2 (ja) 1993-01-20

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ID=31589188

Family Applications (1)

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5082194U (ja) * 1973-11-28 1975-07-15
JPH041258Y2 (ja) * 1985-06-20 1992-01-16
JPH0520048Y2 (ja) * 1985-07-10 1993-05-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0420327U (ja) 1992-02-20

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