JPH0521958B2 - - Google Patents

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JPH0521958B2
JPH0521958B2 JP7650682A JP7650682A JPH0521958B2 JP H0521958 B2 JPH0521958 B2 JP H0521958B2 JP 7650682 A JP7650682 A JP 7650682A JP 7650682 A JP7650682 A JP 7650682A JP H0521958 B2 JPH0521958 B2 JP H0521958B2
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air
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gasifier
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Yasuo Takahashi
Yukihisa Fujima
Yukihisa Tamai
Takeshi Arase
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は、石炭や劣質油をガス化すると共に、
石炭灰や劣質油灰は、ガス化時の熱で溶融スラグ
化して炉外に排出できるようにした多段噴流床式
ガス化炉に関するものである。
近年、原油の逼迫から、アスフアルト等の精油
工程で生成する劣質油を発電用燃料として利用す
ることが検討されている。
しかし、これら劣質油中には、多量のバナジウ
ム分やアルカリ金属分が含まれているのが通常
で、これ等の金属は燃焼後、低溶融点の酸化化合
物を生成し、ボイラの過熱器部を浸蝕する。この
為ボイラで発生する蒸気温度が制限される。従つ
てプラント熱効率が現状の重油だきプラントより
低くなる可能性がある。
劣質油をガス化し、その過程で前記金属分を除
去すればこの問題は解消される。
一方これも石油事情の逼迫から石炭のガス化炉
が目下開発されつゝある。そこで石炭ガス化炉で
劣質油のガス化が出来れば一挙両得である。
しかし、この場合は下記に述べる如き不具合を
生じる。
すなわち従来使用されている2段噴流床式石炭
ガス化炉は第1図の縦断面図および第2図の横断
面図に示すように、第1段ガス化炉101と第2
段ガス化炉102とからなり、これらは耐火耐熱
材104で作られていて、周囲を水冷ジヤケツト
105により冷却されている。2点鎖線107は
第1段と第2段の境界を示す。
石炭貯槽121に貯えられたガス化原料の微粉
状の石炭141は酸化剤用の空気151から第1
の通風機122を介して1部分岐された搬送用の
空気152と石炭・空気混合器123で混合さ
れ、石炭・空気混合流体161となり、その約2/
3の石炭・空気混合流体162は、石炭噴出ノズ
ル111aから第2段ガス化炉102へ投入さ
れ、残りの石炭・空気混合流体163は、石炭・
チヤ噴出ノズル112aから第1段ガス化炉10
1へ投入される。
一方、酸化剤用の空気151の残りの空気15
3は第1段ガス化炉101へ噴出される。なお、
第1段ガス化炉101へは第2段ガス化炉102
出口のチヤ捕集器132で捕集されたチヤ(未ガ
ス化石炭分)142も第2の通風機133から送
られた空気151とチヤ空気混合器134で混合
されてチヤ空気混合流体171となり、さらに石
炭・チヤ・空気混合流体181となつてノズル1
12aから第1段ガス化炉101へ吹き込まれ
る。
第1段ガス化炉101において、石炭・チヤは
酸化剤の空気153と反応し、その一部が燃焼し
て、石炭・チヤ中の灰分(スラグ)を溶融するに
十分な温度に炉を保持する。
第1段ガス化炉101内の高温の気流191は
第2段ガス化炉102に至る。従つて第2段ガス
化炉102に吹き込まれた石炭・空気混合流体1
63は高温の上記気流191と接触し、石炭中の
揮発分がまず蒸発、熱分解し、ついで残りの炭素
(C)が気流191中のCO2分と C+CO2→2CO のガス化反応をして高温気流192の中でガス化
する。
この第2段ガス化炉102からの生成ガス19
3はガス冷却器131により冷却される。未反応
の石炭分(供給炭の約30%)はチヤ捕集器132
にて生成ガスより分離捕集され、第1段ガス化炉
101へ再循環される。チヤ142を除去された
ガスは製品粗ガス194として後続ユニツトへ送
られる。
他方、石炭中のガス化出来ない灰分は第1段ガ
ス化炉101において、溶融分離され、溶融スラ
グ195となり、スラグ排出口113よりスラグ
捕集槽103へ排出される。
第1段ガス化炉101では石炭141、チヤ1
42中の灰分を捕集する必要から、石炭・チヤ噴
出ノズル112aを第2図に示す如く、気流19
1が炉101内で旋回する如く配置し、遠心力に
よつて灰分を炉壁に付着させ分離する。
この様なガス化炉において、ガス化が成立する
為には、投入される空気151の全量は石炭14
1を反応当量より少ないことが必要で化学当量比
で0.4〜0.5程度に限定される。この為、第1段ガ
ス化炉101へ吹き込まれる空気152,153
の全量は該炉へ吹き込まれる石炭141、チヤ1
42の全量に対する化学当量に対してなお少ない
量である。
前記の様なガス化炉は、石炭141を劣質油に
そのまゝ置き替えた場合、還元雰囲気下でできる
劣質油中のバナジウム分、ナトリウム分を主体と
する灰分の溶融温度は石炭灰の1300〜1400℃に比
べ、1600℃以上の高温(例えばV2O3(溶融温度
1970℃)、V2O4(1970℃))となり、溶融すること
ができないので第1段ガス化炉101での灰分の
分離、除去が不可能になるという欠点がある。
本発明は石炭及び劣質油いずれをもガス化で
き、ガス化できない灰分はスラグ状で取り出すこ
とができる多段噴流床式ガス化炉を提供すること
を目的としている。
この目的を達成するために、本発明において
は、劣質油から出る灰分の溶融温度は酸化雰囲気
下では高々700〜800℃の低温度である点に着目し
て、従来の2段噴流床式石炭ガス化炉の上流部に
もう1段酸化雰囲気下での補助燃焼炉を追加し
て、該燃焼炉で劣質油灰を溶融状態で取出し、ま
た、該燃焼炉で生成される高温のガスを用いて、
溶融石炭灰を取出すスラグタツプ部を加熱して石
炭溶融灰の温度と、灰の流動性とを高めるように
している。
本発明による多段噴流床式ガス化炉は、石炭/
重質油ガス化コンバインド発電ブラント、石炭/
重質油ガス化MHD発電プラント、石炭/重質油
ガス化燃料電池に適用できる。
以下第3図−第9図により本発明の実施例につ
いて説明する。
第3図は、本発明に係わる3段噴流床式石炭・
劣質油共用ガス化炉の第1の実施例の縦断面と供
給燃料酸化剤の概略系統図を劣質油を主として示
す。本実施例は従来の2段噴流床式石炭ガス化炉
に、更に1段スラグタツプ式の補助燃焼炉206
を追加したものである。第4〜第6図に炉の各部
横断面を示す。
第1段ガス化炉201と第2段ガス化炉202
とは耐火耐熱材204により作られて、周囲を水
冷ジヤケツト205により冷却されている。さら
に第1段ガス化炉201の下方に耐火耐熱材で作
られた1段スラグタツプ式の補助燃焼炉206が
設置されている。
第2段ガス化炉202には石炭・空気流体26
1,262が噴出される石炭噴出ノズル211a
と、第1の劣質油噴射器215を備えた第1の劣
質油噴射ノズル211bとが設けられており、第
1段ガス化炉201には石炭・チヤ・空気混合流
体281が噴出される石炭チヤ噴出ノズル212
aと、第2の劣質油噴射器216を備えた第2の
劣質油噴出ノズル212bとが設けられている。
補助燃焼炉206にはチヤ・劣質油混合流体噴
射器217を備えた補助燃焼炉空気ノズル218
が設けられている。
石炭貯槽221に貯えられた石炭241をガス
化する場合は、従来の2段噴流床式石炭ガス化炉
と全く同様の操作が行なわれ、第1段ガス化炉2
01と第2段ガス化炉202が使用される。この
場合補助燃焼炉206は単なる石炭灰溶融スラグ
295aの通路として使用される。
すなわち微粉状の石炭241は酸化剤用の空気
251から第1の通風機222を介して1部分岐
された搬送用の空気252と石炭・空気混合器2
23で混合され、石炭・空気混合流体261とな
り、その約2/3の石炭・空気混合流体262は石
炭噴出ノズル211aから第2段ガス化炉202
へ投入され、残りの石炭・空気混合流体263
は、石炭・チヤ噴出ノズル212aから第1段ガ
ス化炉201へ投入される。
一方、酸化剤用の空気251の残りの空気25
3は第1段ガス化炉201へ空気流254となつ
て第2の劣質油噴出ノズル212bから噴出され
る。なお第1段ガス化炉201へは第2段ガス化
炉202の出口のチヤ捕集器232で捕集された
チヤ242も第2の通風機233から送られた空
気とチヤ空気混合器234で混合されてチヤ・空
気混合流体271となり、さらに石炭・チヤ・空
気混合流体281となつて第1段ガス化炉201
の石炭・チヤ噴出ノズル212aから噴出され
る。
劣質油貯槽224に貯れられた劣質油243の
ガス化の場合も劣質油は劣質油ポンプにより送り
出され劣質油流244,245となり、第1段ガ
ス化炉201と第2段ガス化炉202における作
用は石炭241の場合と同じである。但しこの場
合、第1段ガス化炉201では劣質油灰のスラグ
捕集・溶融は行わない。従つて、第5図に図示す
る如く一対の第2の劣質油噴射ノズル212bの
向きは互いに第1段ガス化炉201の炉心に設置
してあり、同炉内の気流291は旋回しない様に
工夫されている。
従つて、第1段ガス化炉内の気流291および
第2段ガス化炉内の気流292は何れも従来のガ
ス化炉内の気流191および192と同様に作用
し、生成ガス293はガス冷却器231により冷
却されて、その未反応の分はチヤ捕集器232に
は捕集され、補助燃焼炉206へ再循環される。
補助燃焼炉206には、チヤ捕集器232で捕
集されたチヤ242(劣質油全供給量の数%)と
劣質油246とがチヤ・劣質油混合器235にお
いて混合されてチヤ・劣質油混合流体272とな
り、チヤ・劣質油混合流体噴射器217を介して
空気255とともに供給される。
この量は全劣質油243の供給量にくらべて極
めて少量である為、空気比1.0前後でチヤ・劣質
油混合流体272を完全燃焼させた上で、生成ガ
スを第1段ガス化炉201へ投入しても本ガス化
炉のガス化効率への影響は無視できる。
ところで、劣質油243に含まれるバナジウム
分、ナトリウム分は酸化雰囲気下の燃焼において
は、低溶融温度の例えばV2O5(675℃)、Na2SO4
(880℃)、あるいはそれらの化合物Na2O・
V2O4・5V2O5(625℃)等を生成する。
一方、空気比1.0前後でチヤ・劣質油混合流体
272の理論燃焼温度は2000℃前後であるから補
助燃焼炉206の温度は容易に劣質油灰を溶融温
度まで高めることができる。従つて、第6図に図
示する如くチヤ・劣質油混合流体噴射器217を
介して補助燃焼炉206内の気流296に旋回を
与え、劣質灰を上記炉206内で遠心分離すれば
劣質灰は容易に捕集され、劣質油溶融スラグ29
5bとして、第2のスラグ排出口241からスラ
グ捕集槽203へ排出できる。
また、灰溶融温度の高い石炭241をガス化す
る場合、石炭灰溶融スラグ295aは第1のスラ
グ排出口213で固化する傾向を持つている。
従つて、この場合補助燃焼炉206で劣質油な
いしは灰分を含まない良質の液燃料とガス燃料と
を補助的に燃やし、発生する高温のガスで第1の
スラグ排出口213部を加熱し、石炭灰溶融スラ
グ295aの流動性を高めることにより、ガス化
炉は支障なく運転できる。
かくして、本ガス化炉によれば石炭と劣質油の
ガス化が容易に行なえ、残りの灰分はスラグ状で
取り出すことができガス化炉の後流部に灰が付着
する等の問題を持ち込むことを防止できる。
なお、上記実施例ではガス化炉を2段、補助燃
焼炉を1段に配設した例であつたが、必要に応じ
て上記各炉を多段に増設しても良い。
第2の実施例は前記第1の実施例における縦形
補助燃焼炉206を横形サイクロン式補助燃焼炉
306に置きかえたものである。本実施例の要部
縦断面および横断面を第7〜9図に示す。図中の
符号301〜396は、前記実施例を示す第3〜
6図中の符号201〜296に対応し、説明を省
略する。
チヤ・劣質油混合流体372は、第7〜8図に
図示の如く補助燃焼炉306の内筒の接線方向に
噴出され、空気355と激しく混合しながら高温
燃焼する。この時同炉306内にできる旋回気流
396により、灰分は遠心分離され炉壁へ付着し
炎からの熱を受けて溶融し、溶融スラグ395b
となり、第2のスラグ排出口314から図示省略
のスラグ捕集槽303へ排出される。
石炭ガス化時は、劣質油は補助燃焼炉306の
みに送られ、発生する高温ガスは第1のスラグ排
出口313を経て第1段ガス化炉301へ至る。
この間石炭灰溶融スラグ395aを加熱し、その
流動性を高めて同石炭灰溶融スラグ395aは、
スラグ捕集槽303へ排出できるので、ガス化炉
の後流部に灰分などが付着することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2段噴流床式石炭ガス化炉の縦
断面図と供給燃料酸化剤(空気の場合)の概略系
統図、第2図は第1図の第1段ガス化炉の横断面
図、第3図は本発明による3段噴流式石炭・劣質
油共用ガス化炉の第1の実施例の縦断面図と供給
燃料酸化剤の概略系統図、第4図〜第6図はそれ
ぞれ第3図の−線、−線、−線に沿
う断面図、第7図は本発明による3段噴流式石
炭・劣質油共用ガス化炉の第2の実施例の補助燃
焼炉の縦断面図、第8図および第9図は第7図の
−線に沿う側断面図および−線に沿
う側断面図である。 101……第1段ガス化炉、102……第2段
ガス化炉、103……スラグ捕集槽、104……
耐火断熱材、105……水冷ジヤケツト、107
……第1炉と第2炉の境界、111a……石炭噴
出ノズル、112a……石炭チヤ噴出ノズル、1
13……スラグ排出口、121……石炭貯槽、1
22……第1の通風機、123……石炭・空気混
合器、131……ガス冷却器、132……チヤ捕
集器、133……第2の通風機、134……チヤ
空気混合器、141……石炭、142……チヤ、
151−153……空気、161−163……石
炭・空気混合流体、171……チヤ・空気混合流
体、181……石炭・チヤ・空気混合流体、19
1……第1段ガス化炉の気流、192……第2段
ガス化炉内の気流、193……生成ガス、194
……製品粗ガス、195……溶融スラグ、201
……第1段ガス化炉、202……第2段ガス化
炉、203……スラグ捕集槽、204……耐火断
熱材、205……水冷ジヤケツト、206……補
助燃焼炉、207……第1炉と第2炉の境界、2
08……第2炉と第3炉の境界、211a……石
炭噴出ノズル、211b……第1の劣質油噴出ノ
ズル、212a……石炭・チヤ噴出ノズル、21
2b……第2の劣質油噴出ノズル、213……第
1のスラグ排出口、214……第2のスラグ排出
口、215……第1の劣質油噴射器、216……
第2の劣質噴射器、217……チヤ・劣質油混合
流体噴射器、218……補助燃料炉空気ノズル、
221……石炭貯槽、222……第1の通風器、
223……石炭・空気混合器、224……劣質油
貯槽、225……劣質油ポンプ、231……ガス
冷却器、232……チヤ捕集器、233……第2
の通風機、234……チヤ・空気混合器、235
……チヤ・劣質油混合器、214……石炭、24
2……チヤ、243−246……劣質油、251
−255……空気、261−263……石炭・空
気混合流体、271……チヤ・空気混合流体、2
72……チヤ・劣質油混合流体、281……石
炭・チヤ・空気混合流体、291……第1段ガス
化炉内の気流、292……第2段ガス化炉内の気
流、293,294……生成ガス、295a……
石炭灰溶融スラグ、295b……劣質油溶融スラ
グ、296b……補助燃焼炉内の気流、301…
…第1段ガス化炉、304……耐火断熱材、30
5……水冷ジヤケツト、306……補助燃焼炉、
313……第1のスラグ排出口、314……第2
のスラグ排出口、317……チヤ・劣質油混合流
体噴射器、318……補助燃焼炉空気ノズル、3
55……空気、395a……石炭灰溶融スラグ、
395b……劣質溶融スラグ、396……補助燃
焼炉内の気流。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 石炭・空気混合流体を噴出する石炭噴出ノズ
    ルと劣質油および空気を噴出する第1の劣質油噴
    出ノズルとを備え石炭または劣質油を浮遊ガス化
    する後段ガス化炉と、石炭・チヤ・空気混合流体
    を噴出する石炭・チヤ・噴出ノズルと劣質油およ
    び空気を噴出する第2の劣質油噴出ノズルとを備
    え前記後段ガス化炉の前段で前記石炭をスラグタ
    ツプガス化しまたは前記劣質油を浮遊ガス化する
    前段ガス化炉と、チヤ・劣質油混合流体および空
    気を噴出する空気ノズルを備え前記前段ガス化炉
    の前段で劣質油・チヤをスラグタツプガス化する
    補助燃焼炉とから構成されたことを特徴とする多
    段噴流床式ガス化炉。
JP7650682A 1982-05-10 1982-05-10 多段噴流床式ガス化炉 Granted JPS58194986A (ja)

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