JPH05219687A - キャンドモータポンプ - Google Patents
キャンドモータポンプInfo
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- JPH05219687A JPH05219687A JP2013392A JP2013392A JPH05219687A JP H05219687 A JPH05219687 A JP H05219687A JP 2013392 A JP2013392 A JP 2013392A JP 2013392 A JP2013392 A JP 2013392A JP H05219687 A JPH05219687 A JP H05219687A
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- JP
- Japan
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- rotor
- chamber
- rotor shaft
- stator
- pump
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 傾斜設置された場合においても水平設置時と
同様に冷却が行われるようにしたキャンドモータポンプ
を提供すること。 【構成】 キャンドモータポンプは、ポンプケーシング
1の内部にインペラ2を有し、該インペラ2がロータ軸
3の前端に固定しているポンプ部と、ステータキャン6
によりシールされたステータ室にステータ7を有し、該
ロータ軸3に固定されたロータ8をステータキャン6の
内側のロータ室内に配設してなるモータ部とからなる。
また、前記ロータ軸3の外周面には、螺旋溝23形成し
ている。冷却液通路の閉鎖時に螺旋溝23がポンプ作用
をおこし、このポンプ作用により前部ロータ室18内の
液体を前部ロータ室18から後部ロータ室21に強制的
に送り込む。これにより、前部ロータ室18の圧力と後
部ロータ室21の圧力とに差を形成させて、ロータ8を
前部ロータ室18側に移動させる。
同様に冷却が行われるようにしたキャンドモータポンプ
を提供すること。 【構成】 キャンドモータポンプは、ポンプケーシング
1の内部にインペラ2を有し、該インペラ2がロータ軸
3の前端に固定しているポンプ部と、ステータキャン6
によりシールされたステータ室にステータ7を有し、該
ロータ軸3に固定されたロータ8をステータキャン6の
内側のロータ室内に配設してなるモータ部とからなる。
また、前記ロータ軸3の外周面には、螺旋溝23形成し
ている。冷却液通路の閉鎖時に螺旋溝23がポンプ作用
をおこし、このポンプ作用により前部ロータ室18内の
液体を前部ロータ室18から後部ロータ室21に強制的
に送り込む。これにより、前部ロータ室18の圧力と後
部ロータ室21の圧力とに差を形成させて、ロータ8を
前部ロータ室18側に移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、傾斜設置された場合に
おいても水平設置時と同様に冷却可能としたキャンドモ
ータポンプに関する。
おいても水平設置時と同様に冷却可能としたキャンドモ
ータポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のキャンドモータポンプの基本的
構造は、図4に示すように、ポンプ部とモータ部とに大
別できる(例えば、特公平2−19700号公報)。
構造は、図4に示すように、ポンプ部とモータ部とに大
別できる(例えば、特公平2−19700号公報)。
【0003】このポンプ部は、ポンプケーシング101
の内部にインペラ102を有し、かつインペラ102が
ロータ軸103の前端に固定されている。前記ポンプ部
は、吸込み口104から吸い込んだ液体をインペラ10
2により昇圧して吐出口105から吐出されるようにな
っている。
の内部にインペラ102を有し、かつインペラ102が
ロータ軸103の前端に固定されている。前記ポンプ部
は、吸込み口104から吸い込んだ液体をインペラ10
2により昇圧して吐出口105から吐出されるようにな
っている。
【0004】また、前記モータ部は、ステータキャン1
06によりシールされたステータ室にステータ107を
有し、前記ロータ軸103に圧入あるいは接着等で固定
されたロータ108を前記ステータキャン106の内側
のロータ室内に配設している。このロータ軸103には
軸方向に貫通孔109を設けてあり、またロータ108
の外周にはロータキャン110を設けてある。このロー
タ軸103は、前部軸受けハウジング111の前部軸受
112と、後部軸受けハウジング113の後部軸受11
4とにより支持されている。また、前記インペラ102
の後部ウエアリング115と前部軸受けハウジング11
1のライナリングとから固定オリフィス116が形成さ
れている。また、インペラ102の後部ウエアリング1
15の内側と前部軸受けハウジング111の前端部分に
スラストバランス室117を形成している。前部軸受け
ハウジング111には、スラストバランス室117と前
部ロータ室118とを連通する流路119が設けられて
いる。この固定オリフィス116、スラストバランス室
117及び流路119により自動スライトバランス機構
が構成されている。また、後部軸受けハウジング113
の後部軸受114の取付け部には、ロータ軸103の後
端面と後部軸受けハウジング113の底平面とにより形
成された可変オリフィス120が設けられており、この
可変オリフィス120によりロータ軸103の後端面に
開孔する貫通孔109と後部ロータ室121とが連通さ
れている。なお、ロータ軸103に加わる前方向のへの
スラスト荷重は、スラストカラー122で前部軸受11
2のスラスト面で受けるようにしてある。
06によりシールされたステータ室にステータ107を
有し、前記ロータ軸103に圧入あるいは接着等で固定
されたロータ108を前記ステータキャン106の内側
のロータ室内に配設している。このロータ軸103には
軸方向に貫通孔109を設けてあり、またロータ108
の外周にはロータキャン110を設けてある。このロー
タ軸103は、前部軸受けハウジング111の前部軸受
112と、後部軸受けハウジング113の後部軸受11
4とにより支持されている。また、前記インペラ102
の後部ウエアリング115と前部軸受けハウジング11
1のライナリングとから固定オリフィス116が形成さ
れている。また、インペラ102の後部ウエアリング1
15の内側と前部軸受けハウジング111の前端部分に
スラストバランス室117を形成している。前部軸受け
ハウジング111には、スラストバランス室117と前
部ロータ室118とを連通する流路119が設けられて
いる。この固定オリフィス116、スラストバランス室
117及び流路119により自動スライトバランス機構
が構成されている。また、後部軸受けハウジング113
の後部軸受114の取付け部には、ロータ軸103の後
端面と後部軸受けハウジング113の底平面とにより形
成された可変オリフィス120が設けられており、この
可変オリフィス120によりロータ軸103の後端面に
開孔する貫通孔109と後部ロータ室121とが連通さ
れている。なお、ロータ軸103に加わる前方向のへの
スラスト荷重は、スラストカラー122で前部軸受11
2のスラスト面で受けるようにしてある。
【0005】このような構成のキャンドモータポンプに
よれば、ポンプケーシング101の吸込み口104から
吸い込まれた液体は、インペラ102により昇圧され吐
出口105から吐出される。また、吐出口105に吐出
される液体の一部は、固定オリフィス116を通過して
前記スラストバランス室117に流入する。この液体
は、流路119を通って前部ロータ室118に流入す
る。この前部ロータ室118に流入した液体は、ステー
タキャン106とロータキャン110の間を通過して後
部ロータ室121に流入する。後部ロータ室121の液
体は、可変オリフィス120、貫通孔109を通って吸
込み口104に還流することになる。
よれば、ポンプケーシング101の吸込み口104から
吸い込まれた液体は、インペラ102により昇圧され吐
出口105から吐出される。また、吐出口105に吐出
される液体の一部は、固定オリフィス116を通過して
前記スラストバランス室117に流入する。この液体
は、流路119を通って前部ロータ室118に流入す
る。この前部ロータ室118に流入した液体は、ステー
タキャン106とロータキャン110の間を通過して後
部ロータ室121に流入する。後部ロータ室121の液
体は、可変オリフィス120、貫通孔109を通って吸
込み口104に還流することになる。
【0006】これにより、ステータ107及びロータ1
08を冷却し、かつ前部軸受112及び後部軸受114
の潤滑をよくすることができる。
08を冷却し、かつ前部軸受112及び後部軸受114
の潤滑をよくすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のキャンドモータポンプにあっては、図5に示す
ように、当該キャンドモータポンプの後部がその前部よ
り下がった状態に傾斜設置された場合、ロータ軸3がイ
ンペラ102とロータ108の重さにより下がってしま
い、ロータ軸103の後端面が後部軸受けハウジング1
13の面に接触した状態になってしまう。このような状
態になると冷却液通路が閉塞くされてしまい、冷却水が
循環しなくってしまう。
た従来のキャンドモータポンプにあっては、図5に示す
ように、当該キャンドモータポンプの後部がその前部よ
り下がった状態に傾斜設置された場合、ロータ軸3がイ
ンペラ102とロータ108の重さにより下がってしま
い、ロータ軸103の後端面が後部軸受けハウジング1
13の面に接触した状態になってしまう。このような状
態になると冷却液通路が閉塞くされてしまい、冷却水が
循環しなくってしまう。
【0008】このような状態になった場合、本来なら
ば、当該キャンドモータポンプの持つ自動スライトバラ
ンス機構により、ロータ軸3が前に押し戻されるのだ
が、傾斜設置されているために、自動スライトバランス
機構の力が、インペラ102とロータ108の重さに負
けて、下がったままの状態になる。
ば、当該キャンドモータポンプの持つ自動スライトバラ
ンス機構により、ロータ軸3が前に押し戻されるのだ
が、傾斜設置されているために、自動スライトバランス
機構の力が、インペラ102とロータ108の重さに負
けて、下がったままの状態になる。
【0009】この状況では、冷却水が流れないのでモー
ターの温度が通常時より上昇し、かつステータ107と
ロータ108の位置関係がずれるため、効力が低下する
という欠点があった。
ターの温度が通常時より上昇し、かつステータ107と
ロータ108の位置関係がずれるため、効力が低下する
という欠点があった。
【0010】本発明は、上述した欠点を解消し、横置型
キャンドモータポンプを傾斜設置された場合においても
水平設置時と同様に冷却が行われるようにしたキャンド
モータポンプを提供することを目的とする。
キャンドモータポンプを傾斜設置された場合においても
水平設置時と同様に冷却が行われるようにしたキャンド
モータポンプを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のキャンドモータポンプは、ポンプケーシン
グの内部にインペラを有し、該インペラがロータ軸の前
端に固定されたポンプ部と、ステータキャンによりシー
ルされたステータ室にステータを有し、前記ロータ軸に
固定されたロータを前記ステータキャンの内側のロータ
室内に配設したモータ部とからなるキャンドモータポン
プにおいて、前記ロータ室内のロータ軸に螺旋溝を形成
したことを特徴とするものである。
に、本発明のキャンドモータポンプは、ポンプケーシン
グの内部にインペラを有し、該インペラがロータ軸の前
端に固定されたポンプ部と、ステータキャンによりシー
ルされたステータ室にステータを有し、前記ロータ軸に
固定されたロータを前記ステータキャンの内側のロータ
室内に配設したモータ部とからなるキャンドモータポン
プにおいて、前記ロータ室内のロータ軸に螺旋溝を形成
したことを特徴とするものである。
【0012】また、前記ロータ軸の螺旋溝は、ロータ軸
に固定された物体の長さより長く形成することが望まし
い。また、前記ロータ軸の螺旋溝は、冷却液通路の閉塞
がなくなると、ポンプケーシング側のロータ室に露出し
ないように配置されるようにする。
に固定された物体の長さより長く形成することが望まし
い。また、前記ロータ軸の螺旋溝は、冷却液通路の閉塞
がなくなると、ポンプケーシング側のロータ室に露出し
ないように配置されるようにする。
【0013】
【作用】上記構成によれば、ロータ軸に螺旋溝を設ける
ことにより、冷却液通路の閉鎖時に前記螺旋溝がポンプ
作用をおこし、このポンプ作用により前部ロータ室内の
液体を前部ロータ室から後部ロータ室に強制的に送り込
む。これにより、両室内の圧力に差を形成させて、ロー
タを前部ロータ室側に移動させる。これにより、ロータ
軸の後部端面が後部軸受けハウジングに接触することで
閉塞していた冷却液通路が開くことになり、ロータ及び
ステータの冷却が可能になり、かつロータ軸の軸受けの
潤滑が可能になる。
ことにより、冷却液通路の閉鎖時に前記螺旋溝がポンプ
作用をおこし、このポンプ作用により前部ロータ室内の
液体を前部ロータ室から後部ロータ室に強制的に送り込
む。これにより、両室内の圧力に差を形成させて、ロー
タを前部ロータ室側に移動させる。これにより、ロータ
軸の後部端面が後部軸受けハウジングに接触することで
閉塞していた冷却液通路が開くことになり、ロータ及び
ステータの冷却が可能になり、かつロータ軸の軸受けの
潤滑が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を参照し
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は、本発明のキャンドモータポンプの
実施例を示す断面図である。図2(a)は本発明の実施
例で使用するロータ軸を示す斜視図であり、図2(b)
は同ロータ軸を示す平面図である。
実施例を示す断面図である。図2(a)は本発明の実施
例で使用するロータ軸を示す斜視図であり、図2(b)
は同ロータ軸を示す平面図である。
【0016】これらの図において、キャンドモータポン
プは、ポンプ部とモータ部とに大別できる。このポンプ
部は、ポンプケーシング1の内部にインペラ2を有し、
かつインペラ2がロータ軸3の前端に固定されている。
また、前記モータ部は、ステータキャン6によりシール
されたステータ室にステータ7を有し、前記ロータ軸3
に圧入あるいは接着等で固定されたロータ8を前記ステ
ータキャン6の内側のロータ室内に配設している。この
ロータ軸3には軸方向に貫通孔9を設けてあり、またロ
ータ軸3に固定のロータ8の外周にはロータキャン10
を設けてある。このロータ軸3は、前部軸受けハウジン
グ11の前部軸受12と、後部軸受けハウジング13の
後部軸受14とにより支持されている。また、インペラ
2の後端には固定オリフィス16が設けてあるが、この
固定オリフィス16は、前記インペラ2の後部ウエアリ
ング15と前部軸受けハウジング11のライナリングと
から形成されている。また、この固定オリフィス16の
内部にスラストバランス室17が形成されている。この
スラストバランス室17は、インペラ2の後部ウエアリ
ング15の内側と前部軸受けハウジング11の前端部分
で形成されている。前部軸受けハウジング11には、ス
ラストバランス室17と前部ロータ室18とを連通する
流路19が設けられている。この固定オリフィス16、
スラストバランス室17及び流路19により自動スライ
トバランス機構が構成されている。また、後部軸受けハ
ウジング13の後部軸受14の取付け部には、可変オリ
フィス20が設けてある。この可変オリフィス20は、
ロータ軸3の後端面と後部軸受けハウジング13の底平
面とにより形成されている。この可変オリフィス20に
よりロータ軸3の後端面で開孔する貫通孔9と後部ロー
タ室21とが連通されている。また、ロータ軸3に加わ
る前方向のへのスラスト荷重は、スラストカラー22で
前部軸受12のスラスト面に受けるようにしてある。
プは、ポンプ部とモータ部とに大別できる。このポンプ
部は、ポンプケーシング1の内部にインペラ2を有し、
かつインペラ2がロータ軸3の前端に固定されている。
また、前記モータ部は、ステータキャン6によりシール
されたステータ室にステータ7を有し、前記ロータ軸3
に圧入あるいは接着等で固定されたロータ8を前記ステ
ータキャン6の内側のロータ室内に配設している。この
ロータ軸3には軸方向に貫通孔9を設けてあり、またロ
ータ軸3に固定のロータ8の外周にはロータキャン10
を設けてある。このロータ軸3は、前部軸受けハウジン
グ11の前部軸受12と、後部軸受けハウジング13の
後部軸受14とにより支持されている。また、インペラ
2の後端には固定オリフィス16が設けてあるが、この
固定オリフィス16は、前記インペラ2の後部ウエアリ
ング15と前部軸受けハウジング11のライナリングと
から形成されている。また、この固定オリフィス16の
内部にスラストバランス室17が形成されている。この
スラストバランス室17は、インペラ2の後部ウエアリ
ング15の内側と前部軸受けハウジング11の前端部分
で形成されている。前部軸受けハウジング11には、ス
ラストバランス室17と前部ロータ室18とを連通する
流路19が設けられている。この固定オリフィス16、
スラストバランス室17及び流路19により自動スライ
トバランス機構が構成されている。また、後部軸受けハ
ウジング13の後部軸受14の取付け部には、可変オリ
フィス20が設けてある。この可変オリフィス20は、
ロータ軸3の後端面と後部軸受けハウジング13の底平
面とにより形成されている。この可変オリフィス20に
よりロータ軸3の後端面で開孔する貫通孔9と後部ロー
タ室21とが連通されている。また、ロータ軸3に加わ
る前方向のへのスラスト荷重は、スラストカラー22で
前部軸受12のスラスト面に受けるようにしてある。
【0017】さらに、ロータ軸3の外周面には、図2
(a)及び図2(b)に示すように、螺旋溝23が形成
されている。なお、螺旋溝23は、例えばロータ軸3が
右回転するとしたときに、右ねじの如く形成されている
ものとする。
(a)及び図2(b)に示すように、螺旋溝23が形成
されている。なお、螺旋溝23は、例えばロータ軸3が
右回転するとしたときに、右ねじの如く形成されている
ものとする。
【0018】このように構成された実施例の作用を図1
及び図2を基に図3を参照して説明する。
及び図2を基に図3を参照して説明する。
【0019】図3は本発明の実施例の作用を説明するた
めの説明図であり、図3(a)が冷却水が還流しない場
合の図であり、図3(b)が正常状態に戻った場合の図
である。
めの説明図であり、図3(a)が冷却水が還流しない場
合の図であり、図3(b)が正常状態に戻った場合の図
である。
【0020】まず、このキャンドモータポンプが、図3
(a)に示すように、傾斜して設置されているとする。
このときに、インペラ2及びロータ8の重さにより、ロ
ータ軸3は後部軸受けハウジング13の内面に接した状
態になる。このような状態でキャンドモータポンプを運
転すると、ロータ8が回転することになり、ロータ軸3
に刻まれた螺旋溝23によりポンプ効果が発生し、前部
ロータ室18の液体が図示矢印Xのように吸い込まれ、
当該螺旋溝23及びロータ8・ロータ軸3の隙間を通っ
て図示矢印Yのように後部ロータ室21に送られる。つ
まり、前部ロータ室18の内部の液体が強制的に後部ロ
ータ室21に移動する。そして、前部ロータ室18の室
内圧力をPfとし、後部ロータ室21の室内圧力をPb
とすると、前記前部ロータ室18内の液体が後部ロータ
室21側に移動することにより、両室18、21の圧力
関係がPf<Pbとなり、ロータ8を図示右側に押す力
Fが発生してロータ軸3が前部ロータ室18側に移動す
ることになる。これにより、キャンドモータポンプは、
図3(b)に示すようにロータ8が前部ロータ室18側
に移動することになる。
(a)に示すように、傾斜して設置されているとする。
このときに、インペラ2及びロータ8の重さにより、ロ
ータ軸3は後部軸受けハウジング13の内面に接した状
態になる。このような状態でキャンドモータポンプを運
転すると、ロータ8が回転することになり、ロータ軸3
に刻まれた螺旋溝23によりポンプ効果が発生し、前部
ロータ室18の液体が図示矢印Xのように吸い込まれ、
当該螺旋溝23及びロータ8・ロータ軸3の隙間を通っ
て図示矢印Yのように後部ロータ室21に送られる。つ
まり、前部ロータ室18の内部の液体が強制的に後部ロ
ータ室21に移動する。そして、前部ロータ室18の室
内圧力をPfとし、後部ロータ室21の室内圧力をPb
とすると、前記前部ロータ室18内の液体が後部ロータ
室21側に移動することにより、両室18、21の圧力
関係がPf<Pbとなり、ロータ8を図示右側に押す力
Fが発生してロータ軸3が前部ロータ室18側に移動す
ることになる。これにより、キャンドモータポンプは、
図3(b)に示すようにロータ8が前部ロータ室18側
に移動することになる。
【0021】したがって、ロータ軸3の後端面が後部軸
受けハウジング13の内面に接触することにより閉塞さ
れたいた冷却液通路は、ロータ軸3の図示右側への移動
により、ロータ軸3の後端面が後部軸受けハウジング1
3の内面から離れることにより開放し、冷却液体の流通
ができることになる。この結果、傾斜した状態で設置さ
れたキャンドモータポンプであっても、ステータ7及び
ロータ8の冷却が可能になり、かつ前部軸受12及び後
部軸受14の潤滑がなされることになる。
受けハウジング13の内面に接触することにより閉塞さ
れたいた冷却液通路は、ロータ軸3の図示右側への移動
により、ロータ軸3の後端面が後部軸受けハウジング1
3の内面から離れることにより開放し、冷却液体の流通
ができることになる。この結果、傾斜した状態で設置さ
れたキャンドモータポンプであっても、ステータ7及び
ロータ8の冷却が可能になり、かつ前部軸受12及び後
部軸受14の潤滑がなされることになる。
【0022】また、ロータ軸3が前に移動すると、螺旋
溝23が前部軸受12内に隠れることになる。これによ
り、ロータ8・ロータ軸3間の隙間の強制的な液体の流
通が途絶えることになってロータ軸3を前に移動させよ
うとうる力Fがなくなり、前部軸受12にかかるスラス
ト荷重はなくなる。以後、従来と同等にスラストバラン
ス機構が作用し、ステータ7とロータ8の正しい位置関
係が保持されることになる。
溝23が前部軸受12内に隠れることになる。これによ
り、ロータ8・ロータ軸3間の隙間の強制的な液体の流
通が途絶えることになってロータ軸3を前に移動させよ
うとうる力Fがなくなり、前部軸受12にかかるスラス
ト荷重はなくなる。以後、従来と同等にスラストバラン
ス機構が作用し、ステータ7とロータ8の正しい位置関
係が保持されることになる。
【0023】なお、上記実施例でもポンプの作用及び冷
却液通路の作用は、従来装置と変わらない。
却液通路の作用は、従来装置と変わらない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ータ軸の螺旋溝を設けたので、冷却液通路の閉鎖時に前
記螺旋溝のポンプ作用により前部ロータ室内の液体を前
部ロータ室から後部ロータ室に強制的に送り込み両室の
圧力差を形成させてロータを前部ロータ室側に移動させ
るようにしたことにより、次の効果を奏する。
ータ軸の螺旋溝を設けたので、冷却液通路の閉鎖時に前
記螺旋溝のポンプ作用により前部ロータ室内の液体を前
部ロータ室から後部ロータ室に強制的に送り込み両室の
圧力差を形成させてロータを前部ロータ室側に移動させ
るようにしたことにより、次の効果を奏する。
【0025】(1)特にポンプの構造を変えることなく
傾斜設置時の対策ができる。
傾斜設置時の対策ができる。
【0026】(2)傾斜設置時でも、従来のモーター効
率を維持することができる。
率を維持することができる。
【0027】(3)傾斜して設置することが可能である
ので、使用条件範囲が拡がることになる。
ので、使用条件範囲が拡がることになる。
【図1】本発明のキャンドモータポンプの実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】同実施例で使用する螺旋溝を形成したロータ軸
を示す図である。
を示す図である。
【図3】同実施例の作用を説明するための図である。
【図4】従来のキャンドモータポンプを示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来のキャンドモータポンプを傾斜設置した場
合の図である。
合の図である。
1 ポンプケーシング 2 インペラ 3 ロータ軸 6 ステータキャン 7 ステータ 8 ロータ 9 貫通孔 11 前部軸受けハウジング 12 前部軸受 13 後部軸受けハウジング 14 後部軸受 18 前部ロータ室 19 流路 20 可変オリフィス 21 後部ロータ室 23 螺旋溝
Claims (3)
- 【請求項1】 ポンプケーシングの内部にインペラを有
し、該インペラがロータ軸の前端に固定されたポンプ部
と、ステータキャンによりシールされたステータ室にス
テータを有し、前記ロータ軸に固定されたロータを前記
ステータキャンの内側のロータ室内に配設したモータ部
とからなるキャンドモータポンプにおいて、 前記ロータ室内のロータ軸に螺旋溝を形成したことを特
徴とするキャンドモータポンプ。 - 【請求項2】 前記ロータ軸の螺旋溝は、ロータ軸に固
定物より長く形成されていることを特徴とする請求項1
記載のキャンドモータポンプ。 - 【請求項3】 前記ロータ軸の螺旋溝は、冷却液通路の
閉塞がなくなると、ポンプケーシング側のロータ室に露
出しないように配置したことを特徴とする請求項1記載
のキャンドモータポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013392A JPH05219687A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | キャンドモータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013392A JPH05219687A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | キャンドモータポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05219687A true JPH05219687A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12018641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013392A Pending JPH05219687A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | キャンドモータポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05219687A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104079120A (zh) * | 2014-07-19 | 2014-10-01 | 解春慧 | 一种电动汽车水冷电机 |
| CN104242534A (zh) * | 2014-10-01 | 2014-12-24 | 陈万韬 | 一种浸水式无刷直流电机 |
| CN108512343A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-09-07 | 博远机电(嘉兴)有限公司 | 永磁电动机及潜水泵 |
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| CN114483598A (zh) * | 2020-11-13 | 2022-05-13 | 汉宇集团股份有限公司 | 一种具有冷却液内循环的离心式屏蔽电机型屏蔽电泵 |
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-
1992
- 1992-02-05 JP JP2013392A patent/JPH05219687A/ja active Pending
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