JPH08200277A - ガス抜き弁内蔵遠心ポンプ - Google Patents

ガス抜き弁内蔵遠心ポンプ

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JPH08200277A
JPH08200277A JP1296495A JP1296495A JPH08200277A JP H08200277 A JPH08200277 A JP H08200277A JP 1296495 A JP1296495 A JP 1296495A JP 1296495 A JP1296495 A JP 1296495A JP H08200277 A JPH08200277 A JP H08200277A
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JP
Japan
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pump
flushing liquid
motor
pressure
built
Prior art date
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Pending
Application number
JP1296495A
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English (en)
Inventor
Takaaki Suzuki
孝明 鈴木
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単にして小形且つポンプ操作性に優
れたガス抜き弁内蔵遠心ポンプを提供する。 【構成】 軸受10、12で軸支されたモータ部14の
回転軸16上に、ポンプ部18のインペラ20を取着
し、フラッシング液供給口26から供給されるフラッシ
ング液を介して、軸受およびモータ部を潤滑および冷却
した後、このフラッシング液をポンプ部の吸込側へ放出
する遠心ポンプにおいて、モータ部14のフラッシング
液溜り(前部ロータ室42)とポンプ部18の吐出側と
の間に、チェック弁50付き排出路52を設けることに
より、フラッシング液圧を介してモータ部内のガスをポ
ンプ部内へ排出するように構成する。なお、フラッシン
グ液圧は、ポンプ吸込圧力よりは高く、ポンプ吐出圧力
よりは低く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャンドモータ構造を
有する遠心ポンプに係り、特にその内部にガス抜き弁を
内蔵した遠心ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、キャンドモータポンプは、後述
するように、軸受で軸支されたモータ部の回転軸上にポ
ンプ部のインペラを取着し、そして最も一般的には、前
記軸受およびモータ部をポンプ取扱液の一部で潤滑およ
び冷却するように構成されている。従って、ポンプ取扱
液が外部へ漏洩することがないので、例えば化学工場等
における特種溶液等の取扱いに広く賞用されている。
【0003】しかるに、この種のキャンドモータポンプ
において、その取扱液がスラリや重合物を含む場合は、
これによって軸受が摩耗され、或いはモータ部が腐蝕さ
れる等の障害が発生するので、軸受およびモータ部の潤
滑および冷却には、前記取扱液に代えて、外部からの清
浄液(フラッシング液)が使用される。なお、この種の
ポンプは、一般にスラリ分離型と称せられるが、本発明
はこれらスラリ分離型キャンドモータポンプに係るもの
である。以下、この種のポンプについて説明する。
【0004】図3を参照して、先ず一般的なキャンドモ
ータポンプは、前述したように、一対の前部軸受10お
よび後部軸受12で軸支されたモータ部14の回転軸1
6上に、ポンプ部18のインペラ20を取着し、そして
前記軸受10、12を含むモータ部14を、ポンプ取扱
液の一部で潤滑および冷却するように構成される。
【0005】しかるに、スラリ分離型キャンドモータポ
ンプにおいては、図3に示すように、モータ部14とポ
ンプ部18との間にアダプタ部22を配置して、このア
ダプタ部22とモータ部14との間に補助インペラ24
を設け、そしてモータ部14の後部に設けたフラッシン
グ液供給口26から供給されるフラッシング液を、前記
補助インペラ24を介して、第1サーキュレーションチ
ューブ28から熱交換部30、第2サーキュレーション
チューブ32、後部ロータ室34、ステータ組立36と
ロータ組立38との間隙40、および前部ロータ室42
へと循環する。このようにして、軸受10、12を含む
モータ部14を潤滑および冷却し、その後このフラッシ
ング液の一部を、軸部間隙44およびインペラホール2
0aからポンプ部18の吸込側へ放出するように構成さ
れている。なお、参照符号46は、モータ部14内のガ
スを排出する手動ガス抜き弁を示す。
【0006】従って、この種のスラリ分離型キャンドモ
ータポンプによれば、スラリ等を含むポンプ取扱液がモ
ータ部内に侵入することがないので、軸受の寿命が延長
されると同時に、安定したポンプ運転が確保される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のスラリ分離型キャンドモータポンプは、以下に述べ
るような難点を有していた。
【0008】先ず第1に、取扱液の前記侵入防止のため
に、アダプタ部および補助インペラを含む第1および第
2サーキュレーションチューブ並びに熱交換部からなる
フラッシング液循環装置を要する。このため、ポンプ全
体の構造が大形化し且つ複雑化する。
【0009】次に、このポンプでは、モータ部内のガス
を手動ガス抜き弁で排出するが、このガス抜き操作は、
実際的にはかなり繁雑なものであった。なお、このポン
プとは別に、構造を簡略化すべく意図されたポンプが提
案されているが、このようなポンプでは、取扱液の前記
侵入防止を確実に達成することは不可能である。
【0010】そこで、本発明の目的は、構造が簡単にし
て小形且つポンプ操作性に優れたガス抜き弁内蔵遠心ポ
ンプを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係るガス抜き弁内蔵遠心ポンプは、軸受で
軸支されたモータ部の回転軸上にポンプ部のインペラを
取着し、前記軸受およびモータ部を潤滑および冷却した
フラッシング液をポンプ部の吸込側へ放出する遠心ポン
プにおいて、前記モータ部のフラッシング液溜りと前記
ポンプ部の吐出側との間にフラッシング液圧によりモー
タ部内のガスをポンプ部内へ排出するチェック弁付排出
路を設けることを特徴とする。
【0012】この場合、フラッシング液溜りのフラッシ
ング液圧は、ポンプ吸込圧力よりは高く、またポンプ吐
出圧力よりは低く選択設定するが、好適には、ポンプ吸
込圧力より1〜2Kg/cm2 だけ高く設定する。ま
た、チェック弁は、ボール弁から構成し、取扱液に対す
る耐蝕材料により形成することができる。
【0013】
【作用】ポンプ運転に際して、フラッシング液をモータ
部内へ注入すると、ポンプ停止中にモータ部内に滞留し
ているガスは、フラッシング液圧により開成されるチェ
ック弁を通り、排出路からポンプ部吐出側へ自動的に排
出される。次いで、ポンプが始動されると、これによっ
て昇圧される吐出取扱液は、それ自体の圧力(ポンプ吐
出圧力)でチェック弁を閉成するので、モータ部への侵
入を確実に防止し得る。しかも、前記ガス抜きおよび侵
入防止は、チェック弁付き排出路を設けるだけで、すな
わち従来必要とされていた大形且つ複雑な装置を一切要
することなく、簡単且つ小形に達成することができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係るガス抜き弁内蔵遠心ポン
プの実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。なお、説明の便宜上、図3に示す従来の構造
と同一の構成部分には同一の参照符号を付し、詳細な説
明は省略する。
【0015】先ず初めに、本発明のポンプは、前述した
ようにスラリ分離型キャンドモータポンプであるので、
基本的には、軸受10、12で軸支されたモータ部14
の回転軸16上にポンプ部18のインペラ20を取着す
る。そして、フラッシング液供給口26から供給される
フラッシング液は、軸受10、12を含むモータ部14
を潤滑および冷却し、その後このフラッシング液はポン
プ部18の吸込側へ放出されるように構成されており、
これは図3に示す従来の構成と同一である。
【0016】しかるに、本発明においては、前記構成に
おいて、モータ部14のフラッシング液溜り(前部ロー
タ室42)と、ポンプ部18の吐出側との間に、チェッ
ク弁50付き排出路52を設けることにより、フラッシ
ング液圧によりモータ部14内のガスをポンプ部18内
へ排出するように構成する。なお、ここで、前記フラッ
シング液圧は、ポンプ吸込圧力よりは高く、またポンプ
吐出圧力よりは低い圧力、好適にはポンプ吸込圧力より
1〜2Kg/cm2 だけ高い圧力に設定されている。ま
た、チェック弁50は、好適には、弁ガイド50a内を
昇降するボール弁50b(図2参照)からなり、金属或
いはプラスチック等の比較的低密度の耐蝕材料から形成
されている。
【0017】従って、本発明によれば、前記構成におい
て、ポンプ運転に際してフラッシング液を注入口26か
らモータ部14内へ注入すると、このフラッシング液
は、後部ロータ室34から、ステータ組立36とロータ
組立38との間の間隙を通り、前部ロータ室42へと流
動する。なお、この間において、軸受10、12を含む
モータ部14をフラッシュもしくは潤滑ないし冷却す
る。
【0018】そして、ポンプ停止中においては、このフ
ラッシング液自体の圧力でボール弁50bを押上げ(図
2の実線矢印方向)て、チェック弁50を開成すること
により、排出路52からポンプ部18の吐出側へと流出
される。そして、この時、モータ部14内に滞留してい
るガスは、これに帯同して排出される。
【0019】次いで、ポンプ運転中においては、昇圧さ
れた吐出取扱液(ポンプ吐出圧力)により、ボール弁5
0bを押下げられ(図2の点線矢印方向)、チェック弁
50が閉成されることにより、前記フラッシング液は、
軸部間隙54およびインペラホール20aを通りポンプ
部18の吸込側へ放出される。すなわち、このポンプ運
転中において、取扱液がモータ部14へ侵入されること
はない。なお、本発明において、モータ部14には、必
要に応じて冷却部56を設けることができる。
【0020】このように、本発明においては、ポンプ始
動に際してのモータ部内のガス抜きを自動的に達成する
と同時に、ポンプ運転中における取扱液のモータ部内へ
の侵入を確実に防止することができる。しかも、前記ガ
ス抜きおよび侵入防止は、チェック弁付き排出路を設け
るだけで、すなわち従来必要とされていた装置(アダプ
タ部および補助インペラを含む第1、第2サーキュレー
ションチューブおよび熱交換部からなるフラッシング液
循環装置並びに手動ガス抜き弁等)を一切要することな
く、容易に達成される。従って、本発明によれば、構造
が簡単にして小形且つポンプ操作性に優れたガス抜き弁
内蔵遠心ポンプを容易且つ低コストに提供することがで
きる。
【0021】なお、前述した構造を簡単化すべく意図さ
れた前記従来のキャンドモータポンプについて説明す
る。すなわち、このポンプは、図1を参照して、簡単に
説明すると、チェック弁50付き排出路52の代わり
に、チェック弁を備えない比較的小径の排出路(ガス抜
き穴)を設けた構成としたものである。従って、ポンプ
始動に際してのモータ部内のガス抜きは、前記ガス抜き
穴を介して自動的に達成される。しかし、ポンプ運転中
における取扱液のモータ部内への侵入は、ポンプ吐出取
扱液が前記ガス抜き穴を介して逆流することから、モー
タ部内のガス抜きは、確実には達成し得ないことは明ら
かである。
【0022】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。また、本発明は、図示およびこれによっ
て説明した前記キャンドモータポンプとは別に、この種
のキャンドモータポンプに広く適用し得ることは勿論で
ある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るガス
抜き弁内蔵遠心ポンプは、軸受で軸支されたモータ部の
回転軸上にポンプ部のインペラを取着し、軸受およびモ
ータ部を潤滑および冷却したフラッシング液を、ポンプ
部の吸込側へ放出するキャンドモータポンプにおいて、
モータ部のフラッシング液溜りとポンプ部の吐出側との
間に、フラッシング液圧によりモータ部内のガスをポン
プ部内へ排出するチェック弁付き排出路を設けるよう構
成したので、このチェック弁付き排出路のみを介して、
従来この種の装置に必要とされていたフラッシング液循
環装置或いは手動ガス抜き弁等を一切要することなく、
ポンプ始動に際してのモータ部内のガス抜きを自動的か
つ円滑に達成し得ると同時に、ポンプ運転中における取
扱液のモータ部内への侵入を確実に防止することができ
る。すなわち、本発明によれば、構造が簡単にして小形
且つポンプ操作性に優れたガス抜き弁内蔵遠心ポンプ
を、容易にしかも低コストに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス抜き弁内蔵遠心ポンプの一実
施例を示す一部切欠断面側面図である。
【図2】図1に示すチェック弁の拡大断面詳細図であ
る。
【図3】従来のキャンドモータポンプの構成を示す一部
切欠断面側面図である。
【符号の説明】
10、12 軸受 14 モータ部 16 回転軸 18 ポンプ部 20 インペラ 20a インペラホール 26 フラッシング液供給口 34 ロータ室 36 ステータ組立 38 ロータ組立 40 間隙 42 ロータ室 50 チェック弁 50a 弁ガイド 50b ボール弁 52 排出路 54 間隙 56 冷却部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受で軸支されたモータ部の回転軸上に
    ポンプ部のインペラを取着し、前記軸受およびモータ部
    を潤滑および冷却したフラッシング液をポンプ部の吸込
    側へ放出する遠心ポンプにおいて、前記モータ部のフラ
    ッシング液溜りと前記ポンプ部の吐出側との間に、フラ
    ッシング液圧によりモータ部内のガスをポンプ部内へ排
    出するチェック弁付き排出路を設けることを特徴とする
    ガス抜き弁内蔵遠心ポンプ。
  2. 【請求項2】 フラッシング液溜りのフラッシング液圧
    は、ポンプ吸込圧力よりは高く、ポンプ吐出圧力よりは
    低く設定してなる請求項1記載のガス抜き弁内蔵遠心ポ
    ンプ。
  3. 【請求項3】 フラッシング液溜りのフラッシング液圧
    は、ポンプ吸込圧力より1〜2Kg/cm2 だけ高く設
    定してなる請求項2記載のガス抜き弁内蔵遠心ポンプ。
  4. 【請求項4】 チェック弁はボール弁からなり、取扱液
    に対する耐蝕材料により形成してなる請求項1記載のガ
    ス抜き弁内蔵遠心ポンプ。
JP1296495A 1995-01-30 1995-01-30 ガス抜き弁内蔵遠心ポンプ Pending JPH08200277A (ja)

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