JPH05220677A - 電動工具の保護装置 - Google Patents
電動工具の保護装置Info
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- JPH05220677A JPH05220677A JP4023944A JP2394492A JPH05220677A JP H05220677 A JPH05220677 A JP H05220677A JP 4023944 A JP4023944 A JP 4023944A JP 2394492 A JP2394492 A JP 2394492A JP H05220677 A JPH05220677 A JP H05220677A
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- Japan
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- motor
- circuit
- switch
- discharge circuit
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータロック時間を制限するようにして、モ
ータの出力トルクを低減させることなく発熱量を抑制し
得、モータや電源回路の焼損を防止する。 【構成】 電源スイッチSW1をオンすることにより放
電回路からの電源供給を受けてモータが駆動される電動
工具において、モータ2の回転数検出手段(3,4,
5)と、上記モータの回転が略停止状態になったことを
検知する判別手段3と、モータの略停止状態が検知され
た後、設定時間の計時を開始するタイマ3と、上記設定
時間経過後に放電回路を開路する開路手段(3,SW
2)とを備えたことを特徴とする電動工具の保護装置。
ータの出力トルクを低減させることなく発熱量を抑制し
得、モータや電源回路の焼損を防止する。 【構成】 電源スイッチSW1をオンすることにより放
電回路からの電源供給を受けてモータが駆動される電動
工具において、モータ2の回転数検出手段(3,4,
5)と、上記モータの回転が略停止状態になったことを
検知する判別手段3と、モータの略停止状態が検知され
た後、設定時間の計時を開始するタイマ3と、上記設定
時間経過後に放電回路を開路する開路手段(3,SW
2)とを備えたことを特徴とする電動工具の保護装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動ドリル、電動ドラ
イバ、丸鋸、ジグソー等の可搬式電動工具に係り、特に
使用時における工具焼損等に対する保護装置に関する。
イバ、丸鋸、ジグソー等の可搬式電動工具に係り、特に
使用時における工具焼損等に対する保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より多くの作業現場においては、便
利性、作業効率を考慮して、モータ応用商品としての上
記可搬式電動工具が幅広く利用されている。
利性、作業効率を考慮して、モータ応用商品としての上
記可搬式電動工具が幅広く利用されている。
【0003】また、電気カミソリ等の小型電気機器にお
いて、モータに過負荷がかかるとモータへの給電を遮断
して過負荷保護を図るようにしたものが提案されている
(特開昭61−4481号公報)。
いて、モータに過負荷がかかるとモータへの給電を遮断
して過負荷保護を図るようにしたものが提案されている
(特開昭61−4481号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電動工具の
使用に際しては、作業者の立場からすれば、電動工具は
種々の使い方、特に過激な使い方に対しても所要のトル
クを発揮して充分対応可能なように設計されていること
が要求される。例えば過大負荷によるモータ停止寸前、
すなわち最大となる停動トルク近辺まで、作業者の思う
ように動作し、作業途中で不意に保護用の電源遮断が生
じないようにすることが望まれる。
使用に際しては、作業者の立場からすれば、電動工具は
種々の使い方、特に過激な使い方に対しても所要のトル
クを発揮して充分対応可能なように設計されていること
が要求される。例えば過大負荷によるモータ停止寸前、
すなわち最大となる停動トルク近辺まで、作業者の思う
ように動作し、作業途中で不意に保護用の電源遮断が生
じないようにすることが望まれる。
【0005】一方、電動工具側からすれば、過激な使用
によってモータロックが継続されると、放熱用ファンの
効果が期待できず、モータの焼け付き、回路の焼損ない
しは発煙、発火を招く事態も生じかねず好ましくない。
従って、所要のモータトルクを維持するためには、より
大型のモータを採用し、熱容量を増大すべく放熱面積を
増加することも考えられるが、可搬式工具としては大型
化過ぎ、使い勝手が低下することとなる。
によってモータロックが継続されると、放熱用ファンの
効果が期待できず、モータの焼け付き、回路の焼損ない
しは発煙、発火を招く事態も生じかねず好ましくない。
従って、所要のモータトルクを維持するためには、より
大型のモータを採用し、熱容量を増大すべく放熱面積を
増加することも考えられるが、可搬式工具としては大型
化過ぎ、使い勝手が低下することとなる。
【0006】また、焼損防止のため、発熱量Jを制限す
る必要があるが、J(ジュール)=W(ワット)・t
(秒)において、このWを制限することはモータ出力の
低下となり、工具としての能力を低下させることとな
る。
る必要があるが、J(ジュール)=W(ワット)・t
(秒)において、このWを制限することはモータ出力の
低下となり、工具としての能力を低下させることとな
る。
【0007】なお、上記特開昭61−4481号公報記
載の従来の保護回路は、負荷が過大となったときの発熱
に起因するモータ及び半導体スイッチング素子の熱的破
壊等を防止する過負荷保護に関するものである。
載の従来の保護回路は、負荷が過大となったときの発熱
に起因するモータ及び半導体スイッチング素子の熱的破
壊等を防止する過負荷保護に関するものである。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
モータロック時間を制限するようにして、モータの出力
トルクを低減させることなくモータや電源回路の焼損を
防止する電動工具の保護装置を提供することを目的とす
る。
モータロック時間を制限するようにして、モータの出力
トルクを低減させることなくモータや電源回路の焼損を
防止する電動工具の保護装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電動工具の
保護装置は、電源スイッチをオンすることにより放電回
路からの電源供給を受けてモータが駆動される電動工具
において、モータの回転数検出手段と、上記モータの回
転が略停止状態になったことを検知する判別手段と、モ
ータの略停止状態が検知された後、設定時間の計時を開
始するタイマと、上記設定時間経過後に放電回路を開路
する開路手段とを備えたものである(請求項1)。
保護装置は、電源スイッチをオンすることにより放電回
路からの電源供給を受けてモータが駆動される電動工具
において、モータの回転数検出手段と、上記モータの回
転が略停止状態になったことを検知する判別手段と、モ
ータの略停止状態が検知された後、設定時間の計時を開
始するタイマと、上記設定時間経過後に放電回路を開路
する開路手段とを備えたものである(請求項1)。
【0010】また、モータ温度測定手段と、上記測定温
度に応じて前記設定時間を変更設定する設定時間変更手
段とを備えてもよい(請求項2)。
度に応じて前記設定時間を変更設定する設定時間変更手
段とを備えてもよい(請求項2)。
【0011】また、電源スイッチのオフ操作により上記
開路手段をリセットするようにしてもよい(請求項
3)。
開路手段をリセットするようにしてもよい(請求項
3)。
【0012】また、モータの回転が略停止状態になった
後、前記電源スイッチがオフにされるまでの間、前記放
電回路を開路する旨の報知を行う報知手段を備えること
が好ましい(請求項4)。
後、前記電源スイッチがオフにされるまでの間、前記放
電回路を開路する旨の報知を行う報知手段を備えること
が好ましい(請求項4)。
【0013】また、開路手段として、放電回路に直列に
接続されている接点を開成操作する接点開成部材を用い
てもよい(請求項5)。
接続されている接点を開成操作する接点開成部材を用い
てもよい(請求項5)。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、電源スイッチが
オンされると、放電回路からの電源供給を受けてモータ
が回転作動する。回転数検出手段はモータの回転数を検
出し、更に判別手段によりモータの回転数が零、あるい
は零近傍の値以下、すなわち略停止状態になったことが
検知される。タイマはこのモータ回転の略停止状態が検
知された後から設定時間の計時を行い、その設定時間が
経過すると、開路手段により放電回路が開路され、モー
タのロック状態が解除される。
オンされると、放電回路からの電源供給を受けてモータ
が回転作動する。回転数検出手段はモータの回転数を検
出し、更に判別手段によりモータの回転数が零、あるい
は零近傍の値以下、すなわち略停止状態になったことが
検知される。タイマはこのモータ回転の略停止状態が検
知された後から設定時間の計時を行い、その設定時間が
経過すると、開路手段により放電回路が開路され、モー
タのロック状態が解除される。
【0015】請求項2記載の発明によれば、モータの発
熱温度がモータ温度測定手段で測定され、この測定温度
に応じて、設定時間変更手段により、上記タイマの設定
時間が変更される。例えば測定温度が高くなるに応じて
設定時間が短縮される方向に変更される。
熱温度がモータ温度測定手段で測定され、この測定温度
に応じて、設定時間変更手段により、上記タイマの設定
時間が変更される。例えば測定温度が高くなるに応じて
設定時間が短縮される方向に変更される。
【0016】請求項3記載の発明によれば、電源スイッ
チがオフ操作されると、上記開路手段がリセットされ、
このリセット動作により放電回路の開路状態が初期状態
に復帰するので、再駆動が可能となる。
チがオフ操作されると、上記開路手段がリセットされ、
このリセット動作により放電回路の開路状態が初期状態
に復帰するので、再駆動が可能となる。
【0017】請求項4記載の発明によれば、モータの回
転が略停止状態になった後、電源スイッチがオフにされ
るまでの間、報知手段は放電回路を開路する旨の報知を
行う。
転が略停止状態になった後、電源スイッチがオフにされ
るまでの間、報知手段は放電回路を開路する旨の報知を
行う。
【0018】請求項5記載の発明によれば、放電回路に
直列に接続される接点が接点開成部材により開成操作さ
れると、この操作に応じて放電回路が開路される。
直列に接続される接点が接点開成部材により開成操作さ
れると、この操作に応じて放電回路が開路される。
【0019】
【実施例】図1は、本発明に係る保護装置が適用される
電動工具の一実施例を示す回路ブロック図である。
電動工具の一実施例を示す回路ブロック図である。
【0020】図において、1は電源で、電源端子1a,
1b間に接続可能になされている。この電源1は商用電
源から電源コードで直接接続するようにしたもの、ある
いは蓄電池とりわけ電池パックに収納され、この電池パ
ックのまま電動工具に対して装着脱可能になされ、取り
外して図外の充電器で充電され、電動工具に装着された
状態で放電回路に電気的に接続されるようになされたも
のでもよい。端子1a,1bから電源スイッチSW1及
び後述する開路スイッチSW2で放電回路が構成され、
この放電回路に工具の駆動源となるモータ2が直列接続
されている。
1b間に接続可能になされている。この電源1は商用電
源から電源コードで直接接続するようにしたもの、ある
いは蓄電池とりわけ電池パックに収納され、この電池パ
ックのまま電動工具に対して装着脱可能になされ、取り
外して図外の充電器で充電され、電動工具に装着された
状態で放電回路に電気的に接続されるようになされたも
のでもよい。端子1a,1bから電源スイッチSW1及
び後述する開路スイッチSW2で放電回路が構成され、
この放電回路に工具の駆動源となるモータ2が直列接続
されている。
【0021】電源スイッチSW1は、電動工具の把持部
適所にトリガの形でオンオフ可能に設けられているもの
である。開路スイッチSW2は常閉式のスイッチで、後
述のマイコン3からのスイッチ手段駆動信号を受けて開
成されて、放電回路を開路させるものである。この開路
スイッチSW2は、後述するように図3に示す構成を採
用することもできる。
適所にトリガの形でオンオフ可能に設けられているもの
である。開路スイッチSW2は常閉式のスイッチで、後
述のマイコン3からのスイッチ手段駆動信号を受けて開
成されて、放電回路を開路させるものである。この開路
スイッチSW2は、後述するように図3に示す構成を採
用することもできる。
【0022】モータ2は電動工具の、例えば工具のチャ
ック部に取り付けられるドライバやドリル等の作用部を
駆動させるものである。このモータ2は、図2に示すよ
うに、出力トルクと回転数nとが反比例する特性を備え
るもので、回転が停止(モータロック)する直前の停動
トルク発生時点まで使用可能に設計されている。
ック部に取り付けられるドライバやドリル等の作用部を
駆動させるものである。このモータ2は、図2に示すよ
うに、出力トルクと回転数nとが反比例する特性を備え
るもので、回転が停止(モータロック)する直前の停動
トルク発生時点まで使用可能に設計されている。
【0023】この電動工具の保護装置は、上記開路スイ
ッチSW2の他、マイコン3、パルス発生器4、パルス
検出回路5、温度センサ6及びマイコン用電源7から構
成されている。なお、8はLED等の点灯表示素子から
なる報知手段である。この報知手段8は、点灯表示に代
えて報知内容を表示するようにしたもの、あるいはブザ
ーその他を用いて発音、音声で報知するようにしたもの
でもよい。
ッチSW2の他、マイコン3、パルス発生器4、パルス
検出回路5、温度センサ6及びマイコン用電源7から構
成されている。なお、8はLED等の点灯表示素子から
なる報知手段である。この報知手段8は、点灯表示に代
えて報知内容を表示するようにしたもの、あるいはブザ
ーその他を用いて発音、音声で報知するようにしたもの
でもよい。
【0024】パルス発生器4はモータ2の駆動軸または
ギアを介して同心状に設けられたパルス円板と読取素子
で構成され、該円板の一円周上には等間隔で多数穿孔さ
れ、あるいはマグネット片が配置されるとともに、この
孔やマグネットの軌跡に対向した適所に光学式、磁気式
の読取素子が配置されてなり、上記孔やマグネットの通
過毎にパルスを発生するものである。すなわち、このパ
ルス発生器4はモータの回転数に比例した周波数のパル
ス列を発生する。なお、このパルス発生器4は所定量回
転毎にパルスを送出する市販品を用いることもできる。
パルス検出回路5はパルス発生器4から入力されるパル
ス列を取り込んで、波形整形を施し、次段のマイコン3
に導くものである。
ギアを介して同心状に設けられたパルス円板と読取素子
で構成され、該円板の一円周上には等間隔で多数穿孔さ
れ、あるいはマグネット片が配置されるとともに、この
孔やマグネットの軌跡に対向した適所に光学式、磁気式
の読取素子が配置されてなり、上記孔やマグネットの通
過毎にパルスを発生するものである。すなわち、このパ
ルス発生器4はモータの回転数に比例した周波数のパル
ス列を発生する。なお、このパルス発生器4は所定量回
転毎にパルスを送出する市販品を用いることもできる。
パルス検出回路5はパルス発生器4から入力されるパル
ス列を取り込んで、波形整形を施し、次段のマイコン3
に導くものである。
【0025】マイコン3は上記パルス検出回路5から入
力されるパルス列からパルス周波数、すなわちモータ2
の回転数nを演算し、該演算結果nと設定値Noとの大
小比較結果に基づいて後述のタイマ動作を開始させた
り、報知手段8に報知信号を出力したり、更には開路ス
イッチSW2にスイッチ手段駆動信号を出力したりする
ものである。このスイッチ手段駆動信号により、上記開
路スイッチSW2は放電回路の開路状態を、例えば電源
スイッチSW1がオフにされてマイコン用電源回路7が
オフにされるまでの間、保持するようになされている。
また、マイコン3は内部タイマを備え、この内部タイマ
により電源オン直後の初期時間及びモータが略停止した
状態からの設定時間Toの経過が計時されるようになっ
ている。
力されるパルス列からパルス周波数、すなわちモータ2
の回転数nを演算し、該演算結果nと設定値Noとの大
小比較結果に基づいて後述のタイマ動作を開始させた
り、報知手段8に報知信号を出力したり、更には開路ス
イッチSW2にスイッチ手段駆動信号を出力したりする
ものである。このスイッチ手段駆動信号により、上記開
路スイッチSW2は放電回路の開路状態を、例えば電源
スイッチSW1がオフにされてマイコン用電源回路7が
オフにされるまでの間、保持するようになされている。
また、マイコン3は内部タイマを備え、この内部タイマ
により電源オン直後の初期時間及びモータが略停止した
状態からの設定時間Toの経過が計時されるようになっ
ている。
【0026】なお、上記設定値Noとしては、零ないし
零近傍の値が採用可能であって、モータ2がモータロッ
ク状態にある場合のみならず、殆どモータロックに近い
状態にある場合の双方を含み、これらの状態を、略停止
状態と言う。但し、以下に説明する実施例においては、
この略停止状態の内、モータロックの場合(n=0)を
一例として説明する。
零近傍の値が採用可能であって、モータ2がモータロッ
ク状態にある場合のみならず、殆どモータロックに近い
状態にある場合の双方を含み、これらの状態を、略停止
状態と言う。但し、以下に説明する実施例においては、
この略停止状態の内、モータロックの場合(n=0)を
一例として説明する。
【0027】温度センサ6はモータ2の近傍に配置され
て該モータ2の発熱温度を測定するもので、測定信号は
マイコン3に入力される。マイコン3は、予めプログラ
ムされた演算式に基づいて、あるいは内蔵の換算用RO
Mテーブルに基づいて、上記測定温度からロック時間T
oを求めるようにしている。このロック時間Toとは、
モータ2がモータロックを生じてからスイッチ手段駆動
信号が出力されるまでの設定時間をいい、モータ発熱温
度が高くなる程、設定時間が短縮さる方向に変更設定さ
れるようにしてある。
て該モータ2の発熱温度を測定するもので、測定信号は
マイコン3に入力される。マイコン3は、予めプログラ
ムされた演算式に基づいて、あるいは内蔵の換算用RO
Mテーブルに基づいて、上記測定温度からロック時間T
oを求めるようにしている。このロック時間Toとは、
モータ2がモータロックを生じてからスイッチ手段駆動
信号が出力されるまでの設定時間をいい、モータ発熱温
度が高くなる程、設定時間が短縮さる方向に変更設定さ
れるようにしてある。
【0028】マイコン用電源7は電源スイッチSW1を
介して電源1に接続されており、かかる構成により、マ
イコン3は電源スイッチSW1がオフからオンに操作さ
れる毎にリセットスタート動作を行うようになってい
る。
介して電源1に接続されており、かかる構成により、マ
イコン3は電源スイッチSW1がオフからオンに操作さ
れる毎にリセットスタート動作を行うようになってい
る。
【0029】図3は、開路スイッチSW2部分の具体的
実施例を示す回路図で、図(a)はFET11が放電回
路に直列接続された場合で、そのゲートにはマイコン3
からのスイッチ手段駆動信号が入力されるようになって
いる。図(b)はリレー回路が放電回路に接続されたも
ので、リレー接点12、リレーコイル13及びFET1
4等から構成されている。マイコン3からFET14に
スイッチ手段駆動信号が入力されると、リレーコイル1
3に電源1から電流が流入し、これによりリレー接点1
2が開成される。
実施例を示す回路図で、図(a)はFET11が放電回
路に直列接続された場合で、そのゲートにはマイコン3
からのスイッチ手段駆動信号が入力されるようになって
いる。図(b)はリレー回路が放電回路に接続されたも
ので、リレー接点12、リレーコイル13及びFET1
4等から構成されている。マイコン3からFET14に
スイッチ手段駆動信号が入力されると、リレーコイル1
3に電源1から電流が流入し、これによりリレー接点1
2が開成される。
【0030】また、低圧用の電動工具では、モータロッ
ク時に80〜100A程度の電流が流れる場合があり、
この種の工具に開路スイッチSW2等の保護手段を接続
すれば、通常時の負荷電流が抑制されてモータトルクを
低減させることとなり、工具の能力が充分に発揮できな
くなる。このため、別途スイッチ等を設けることなく、
例えば電源スイッチSW1の両接点、モータ回転方向を
切換可能にする正逆切換スイッチの接点(不図示)、あ
るいは電源や電池パックと放電回路間の接続端子1a.
1b等、電動工具として既に設けてある接点を開成操作
することにより、放電回路を開路させるようにしてもよ
い。この場合、モータロックから設定時間To経過後
に、ソレノイドにより作動される作動片や、加熱によっ
て作動される形状記憶合金やバイメタル等を用いて上記
接点を強制的に開成して、放電回路を開路させるように
することもできる。
ク時に80〜100A程度の電流が流れる場合があり、
この種の工具に開路スイッチSW2等の保護手段を接続
すれば、通常時の負荷電流が抑制されてモータトルクを
低減させることとなり、工具の能力が充分に発揮できな
くなる。このため、別途スイッチ等を設けることなく、
例えば電源スイッチSW1の両接点、モータ回転方向を
切換可能にする正逆切換スイッチの接点(不図示)、あ
るいは電源や電池パックと放電回路間の接続端子1a.
1b等、電動工具として既に設けてある接点を開成操作
することにより、放電回路を開路させるようにしてもよ
い。この場合、モータロックから設定時間To経過後
に、ソレノイドにより作動される作動片や、加熱によっ
て作動される形状記憶合金やバイメタル等を用いて上記
接点を強制的に開成して、放電回路を開路させるように
することもできる。
【0031】図4は、回転開始からモータロックに移行
した場合におけるマイコン制御内容を説明するタイムチ
ャートである。すなわち、モータ2が所要の回転数から
負荷が過大になって、その回転数nが零となるt1時点
でモータロックに移行すると、予め設定された時間後
(To時間、すなわちt2時点)にマイコン3から開路
スイッチSW2にスイッチ手段駆動信号が出力される。
更に、この後、作業者が電源スイッチSW1をオフに操
作している(t3時点)。報知手段8は上記t1〜t3
期間中、点灯され、作業者にモータロック〜保護機能動
作中である旨の表示を行う。作業者はこの報知により、
ロック動作の回避中であることやモータロック状態の有
無等、モータの現状を容易、正確に把握することができ
る。
した場合におけるマイコン制御内容を説明するタイムチ
ャートである。すなわち、モータ2が所要の回転数から
負荷が過大になって、その回転数nが零となるt1時点
でモータロックに移行すると、予め設定された時間後
(To時間、すなわちt2時点)にマイコン3から開路
スイッチSW2にスイッチ手段駆動信号が出力される。
更に、この後、作業者が電源スイッチSW1をオフに操
作している(t3時点)。報知手段8は上記t1〜t3
期間中、点灯され、作業者にモータロック〜保護機能動
作中である旨の表示を行う。作業者はこの報知により、
ロック動作の回避中であることやモータロック状態の有
無等、モータの現状を容易、正確に把握することができ
る。
【0032】次に、かかる保護装置の動作について、保
護動作の手順を示す図5のフローチャートを用いて説明
する。
護動作の手順を示す図5のフローチャートを用いて説明
する。
【0033】電源1が電動工具に投入された後、電源ス
イッチSW1がオン操作されてリセットスタートされる
と(ステップS1)、モータ2が回転駆動される。モー
タ2が回転開始から所要の回転数まで上昇するに要する
初期時間中は、ロック検知機能が働かないように、ロッ
ク検知動作が待機される(ステップS2)。上記初期時
間が経過すると、モータ温度の測定が行われ、測定温度
結果に基づいてモータロックを制限するための設定時間
Toが求められる(ステップS3,4)。次いで、モー
タ2の回転数nが零、すなわちモータロック状態かどう
かが判別される(ステップS5)。モータ回転数nが零
でなければ、通常動作範囲と判断してステップS3に戻
り、モータ温度の測定を繰り返す。一方、モータロック
状態にあれば、報知手段8にLED点灯信号等の報知信
号を出力し(ステップS6)、更にタイマによる上記設
定時間Toの計時が開始される(ステップS7)。な
お、この計時用タイマはステップS5で「NO」から
「YES」になったときだけリセットスタートされ、上
記「YES」が継続している時は引き続き計時動作が継
続されるものである。
イッチSW1がオン操作されてリセットスタートされる
と(ステップS1)、モータ2が回転駆動される。モー
タ2が回転開始から所要の回転数まで上昇するに要する
初期時間中は、ロック検知機能が働かないように、ロッ
ク検知動作が待機される(ステップS2)。上記初期時
間が経過すると、モータ温度の測定が行われ、測定温度
結果に基づいてモータロックを制限するための設定時間
Toが求められる(ステップS3,4)。次いで、モー
タ2の回転数nが零、すなわちモータロック状態かどう
かが判別される(ステップS5)。モータ回転数nが零
でなければ、通常動作範囲と判断してステップS3に戻
り、モータ温度の測定を繰り返す。一方、モータロック
状態にあれば、報知手段8にLED点灯信号等の報知信
号を出力し(ステップS6)、更にタイマによる上記設
定時間Toの計時が開始される(ステップS7)。な
お、この計時用タイマはステップS5で「NO」から
「YES」になったときだけリセットスタートされ、上
記「YES」が継続している時は引き続き計時動作が継
続されるものである。
【0034】続いて、モータロック状態の持続時間tが
上記ステップS4で求めた設定時間Toに達したかどう
かが判別される(ステップS8)。設定時間To以下で
あれば、ステップS5に戻ってモータロック状態かどう
かの判別を繰り返し、一方、設定時間Toに達すれば放
電回路を開路すべく、スイッチ手段駆動信号を開路スイ
ッチSW2に送出し(ステップS9)、該スイッチSW
2を開成させる。
上記ステップS4で求めた設定時間Toに達したかどう
かが判別される(ステップS8)。設定時間To以下で
あれば、ステップS5に戻ってモータロック状態かどう
かの判別を繰り返し、一方、設定時間Toに達すれば放
電回路を開路すべく、スイッチ手段駆動信号を開路スイ
ッチSW2に送出し(ステップS9)、該スイッチSW
2を開成させる。
【0035】このように、設定時間Toで放電回路を開
路するようにしたので、前述したように、J=W・tで
表わされる発熱量Jとの関係において、時間tを制限す
ることにより、モータ出力Wを何等低減させることな
く、発熱量Jを許容範囲内に抑制することができる。
路するようにしたので、前述したように、J=W・tで
表わされる発熱量Jとの関係において、時間tを制限す
ることにより、モータ出力Wを何等低減させることな
く、発熱量Jを許容範囲内に抑制することができる。
【0036】なお、この報知手段8によるLEDへの点
灯表示及びスイッチ手段駆動信号の出力は、電源スイッ
チSW1がオフ操作、すなわちマイコン用電源回路7が
オフにされるまで保持される(ステップS10,S1
1)。
灯表示及びスイッチ手段駆動信号の出力は、電源スイッ
チSW1がオフ操作、すなわちマイコン用電源回路7が
オフにされるまで保持される(ステップS10,S1
1)。
【0037】そして、この後、電源スイッチSW1がオ
フから再びオン操作されることにより、本フローチャー
トによるリセットスタート動作が開始されることとな
る。
フから再びオン操作されることにより、本フローチャー
トによるリセットスタート動作が開始されることとな
る。
【0038】図6〜図9は、本発明に係る電動工具の保
護装置を機構的に構成した場合の実施例を示すものであ
り、図10はその回路ブロック図である。
護装置を機構的に構成した場合の実施例を示すものであ
り、図10はその回路ブロック図である。
【0039】図6は不使用状態を、図7は通常使用時
を、図8はモータロックに対する保護動作開始直後の状
態を、そして図9はモータロックに対する保護動作中の
状態を示している。
を、図8はモータロックに対する保護動作開始直後の状
態を、そして図9はモータロックに対する保護動作中の
状態を示している。
【0040】20は電動工具を使用する際に作業者が把
持する位置であって、指等で操作し易い位置に設けられ
たトリガで、図6に示すように引き出された未操作位置
と、図7に示すように引き込んだ操作位置間をスライド
可能に構成され、未操作状態ではスプリング21により
引出方向(図中、左方)に付勢されている。トリガ20
にはスライド部材22が取り付けられており、このスラ
イド部材22の図中右端下部には、一部断面で示すよう
に上下方向に移動可能な押し棒22aがバネ22bによ
り下方に付勢された状態で設けられている。一方、この
押し棒22aの下方には上記スライド部材22の移動方
向に配置され、導電材からなる支点部材23により回動
可能に配置された、同じく導電材からなるシーソー板2
4が設けられている。シーソー板24は上記支点位置と
異なる側の適所に可動接点25が形成され、一方、この
可動接点25の回動適所位置には固定接点26が当接可
能に配設されている。そして、シーソー板24が、バネ
22bで下方に付勢された押し棒22aにより時計回り
方向に回動されるときに可動接点25と固定接点26と
が当接し、電源1とモータ2とを接続するようにしてい
る。すなわち、トリガ20から固定接点26までの構成
は、前述した電源スイッチSW1に相当する構成であ
る。
持する位置であって、指等で操作し易い位置に設けられ
たトリガで、図6に示すように引き出された未操作位置
と、図7に示すように引き込んだ操作位置間をスライド
可能に構成され、未操作状態ではスプリング21により
引出方向(図中、左方)に付勢されている。トリガ20
にはスライド部材22が取り付けられており、このスラ
イド部材22の図中右端下部には、一部断面で示すよう
に上下方向に移動可能な押し棒22aがバネ22bによ
り下方に付勢された状態で設けられている。一方、この
押し棒22aの下方には上記スライド部材22の移動方
向に配置され、導電材からなる支点部材23により回動
可能に配置された、同じく導電材からなるシーソー板2
4が設けられている。シーソー板24は上記支点位置と
異なる側の適所に可動接点25が形成され、一方、この
可動接点25の回動適所位置には固定接点26が当接可
能に配設されている。そして、シーソー板24が、バネ
22bで下方に付勢された押し棒22aにより時計回り
方向に回動されるときに可動接点25と固定接点26と
が当接し、電源1とモータ2とを接続するようにしてい
る。すなわち、トリガ20から固定接点26までの構成
は、前述した電源スイッチSW1に相当する構成であ
る。
【0041】そして、接点開成機構としては、以下の構
成を有する。すなわち、スライド部材22の図中右端側
にはスプリング30によって下方向に付勢された復帰カ
ム31が上下方向に移動可能に配置され、トリガ20側
となる側面31aは傾斜を有して形成され、ここに上記
スライド部材22の右上端22cが当接し、トリガ20
の動作に応じて摺動することにより、この復帰カム31
がスプリング30の付勢力に抗して上方向に移動させら
れるようになされている。また、この復帰カム31の下
端部31bの下方にはスプリング40により上方に付勢
されたリリースピン41が上下方向に移動可能に配設さ
れている。このリリースピン41の上端41aは、復帰
カム31の下端部31bが当接する位置に形成されると
ともに、後述するようにシーソー板24の右下部に当接
して、このシーソー板24を押し棒22aのバネ22b
の付勢力に抗して反時計回り方向に所定量だけ回動させ
るためのものである。また、この上端41aの直ぐ下部
であって、その一側面には係合のための凹部41bが穿
設され、更にその下方側面41cは傾斜を有して形成さ
れている。
成を有する。すなわち、スライド部材22の図中右端側
にはスプリング30によって下方向に付勢された復帰カ
ム31が上下方向に移動可能に配置され、トリガ20側
となる側面31aは傾斜を有して形成され、ここに上記
スライド部材22の右上端22cが当接し、トリガ20
の動作に応じて摺動することにより、この復帰カム31
がスプリング30の付勢力に抗して上方向に移動させら
れるようになされている。また、この復帰カム31の下
端部31bの下方にはスプリング40により上方に付勢
されたリリースピン41が上下方向に移動可能に配設さ
れている。このリリースピン41の上端41aは、復帰
カム31の下端部31bが当接する位置に形成されると
ともに、後述するようにシーソー板24の右下部に当接
して、このシーソー板24を押し棒22aのバネ22b
の付勢力に抗して反時計回り方向に所定量だけ回動させ
るためのものである。また、この上端41aの直ぐ下部
であって、その一側面には係合のための凹部41bが穿
設され、更にその下方側面41cは傾斜を有して形成さ
れている。
【0042】50はソレノイドで、そのプランジャ51
はスプリング52により引出方向に付勢されている。こ
のプランジャ51はソレノイド50がオフの状態で引出
状態にあり、オンの状態で引込み状態にあるものであ
る。上記ソレノイド50はスイッチ53を介して電源1
に直列接続されている。このスイッチ53はマイコン3
からスイッチ手段駆動信号が入力されると、オンして、
ソレノイド50に通電を行い、プランジャ51を図6の
状態から図8の状態にするようになっている。
はスプリング52により引出方向に付勢されている。こ
のプランジャ51はソレノイド50がオフの状態で引出
状態にあり、オンの状態で引込み状態にあるものであ
る。上記ソレノイド50はスイッチ53を介して電源1
に直列接続されている。このスイッチ53はマイコン3
からスイッチ手段駆動信号が入力されると、オンして、
ソレノイド50に通電を行い、プランジャ51を図6の
状態から図8の状態にするようになっている。
【0043】かかる構成において、次に、各動作状態に
ついて、順次説明する。図6の状態では、トリガ20は
未操作で、電動工具は未使用状態にある。すなわち、こ
の状態では押し棒22aが支点部材23の図中左側にあ
って可動接点25と固定接点26とを離間させ、モータ
2と電源1とを開路状態にしている。また、プランジャ
51が凹部41bに係合してリリースピン41を下方位
置に規制しているとともに、復帰カム31がスプリング
30により下方位置に保持されている。
ついて、順次説明する。図6の状態では、トリガ20は
未操作で、電動工具は未使用状態にある。すなわち、こ
の状態では押し棒22aが支点部材23の図中左側にあ
って可動接点25と固定接点26とを離間させ、モータ
2と電源1とを開路状態にしている。また、プランジャ
51が凹部41bに係合してリリースピン41を下方位
置に規制しているとともに、復帰カム31がスプリング
30により下方位置に保持されている。
【0044】この状態において、図7に示すように、ト
リガ20が引き込まれると、押し棒22aがシーソー板
24上を図中右方向にスライドされ、シーソー板24が
時計回り方向に回動して可動接点25と固定接点26と
を当接させる。これにより、電源1とモータ2とが接続
されてモータ2の回転駆動が開始される。なお、このと
き、復帰カム31はスライド部材22の右上端22cに
より上方に押し上げられている。
リガ20が引き込まれると、押し棒22aがシーソー板
24上を図中右方向にスライドされ、シーソー板24が
時計回り方向に回動して可動接点25と固定接点26と
を当接させる。これにより、電源1とモータ2とが接続
されてモータ2の回転駆動が開始される。なお、このと
き、復帰カム31はスライド部材22の右上端22cに
より上方に押し上げられている。
【0045】そして、モータロックが生じ、更に設定時
間Toが経過すると、図8に示す状態に移行する。すな
わち、マイコン3からスイッチ手段駆動信号が出力さ
れ、スイッチ53がオンされる。ソレノイド50はこの
スイッチ53のオンにより、プランジャ51を引き込ま
せ、このプランジャ51と凹部41bとの係合を解除さ
せる。リリースピン41は、上記プランジャ51と凹部
41bとの係合解除により、スプリング40の付勢力に
よって上方に押し上げられる。そして、この上端41a
がシーソー板22の右下端に当接し、シーソー板22を
反時計回り方向に回動すべく付勢することにより可動接
点25と固定接点26とを離間させ、電源1とモータ2
との接続を解除させる。
間Toが経過すると、図8に示す状態に移行する。すな
わち、マイコン3からスイッチ手段駆動信号が出力さ
れ、スイッチ53がオンされる。ソレノイド50はこの
スイッチ53のオンにより、プランジャ51を引き込ま
せ、このプランジャ51と凹部41bとの係合を解除さ
せる。リリースピン41は、上記プランジャ51と凹部
41bとの係合解除により、スプリング40の付勢力に
よって上方に押し上げられる。そして、この上端41a
がシーソー板22の右下端に当接し、シーソー板22を
反時計回り方向に回動すべく付勢することにより可動接
点25と固定接点26とを離間させ、電源1とモータ2
との接続を解除させる。
【0046】かかる構成を採用することにより、電源1
とモータ2とが開路されると同時にマイコン3が電源供
給の停止によりオフにされても、リリースピン41がス
プリング40の付勢力によって、可動接点25と固定接
点26とを離間状態に安定的に自己保持するので、モー
タ2側の回路系とマイコン3側の回路系とを1個のメイ
ン接点でオンオフさせることが可能となる。これによ
り、マイコン3での自己保持制御が不要であり、しか
も、メイン接点オフの状態でマイコン3での電流消費が
なくなり、その分、電力ロスの軽減が図れる。
とモータ2とが開路されると同時にマイコン3が電源供
給の停止によりオフにされても、リリースピン41がス
プリング40の付勢力によって、可動接点25と固定接
点26とを離間状態に安定的に自己保持するので、モー
タ2側の回路系とマイコン3側の回路系とを1個のメイ
ン接点でオンオフさせることが可能となる。これによ
り、マイコン3での自己保持制御が不要であり、しか
も、メイン接点オフの状態でマイコン3での電流消費が
なくなり、その分、電力ロスの軽減が図れる。
【0047】上記において、可動接点25と固定接点2
6とが離間されてマイコン3がオフにされると、マイコ
ン3からソレノイド50への通電が停止されるため、図
9に示すように、プランジャ51がスプリング52によ
り引き出される。
6とが離間されてマイコン3がオフにされると、マイコ
ン3からソレノイド50への通電が停止されるため、図
9に示すように、プランジャ51がスプリング52によ
り引き出される。
【0048】そして、この後、作業者がトリガ20を離
すと、トリガ20の左方向へのスライドと連動してスラ
イド部材22が左方向に移動し始め、復帰カム31の下
方への規制を解除するようになる。従って、復帰カム3
1はスプリング30の付勢力により下方に移動し始め
る。
すと、トリガ20の左方向へのスライドと連動してスラ
イド部材22が左方向に移動し始め、復帰カム31の下
方への規制を解除するようになる。従って、復帰カム3
1はスプリング30の付勢力により下方に移動し始め
る。
【0049】次いで、スプリング30の付勢力がスプリ
ング40の付勢力以上に設定されていることから、復帰
カム31の下端31bがリリースピン41の上端41a
を下方に押し、このリリースピン41が下方に押し下げ
られることにより、ソレノイド50のオフにより引き出
された位置にあるプランジャ51が、傾斜した下方側面
41cに摺接しつつ相対的に上昇して、凹部41bに嵌
合する。そして、この係合により、図6の初期状態にリ
セットされる。
ング40の付勢力以上に設定されていることから、復帰
カム31の下端31bがリリースピン41の上端41a
を下方に押し、このリリースピン41が下方に押し下げ
られることにより、ソレノイド50のオフにより引き出
された位置にあるプランジャ51が、傾斜した下方側面
41cに摺接しつつ相対的に上昇して、凹部41bに嵌
合する。そして、この係合により、図6の初期状態にリ
セットされる。
【0050】かかる構成について、図10に示す回路ブ
ロック図を用いて説明する。なお、図1と同一番号が付
されているものは同一機能を行うものである。
ロック図を用いて説明する。なお、図1と同一番号が付
されているものは同一機能を行うものである。
【0051】図10では、図1の開路スイッチSW2に
代えて、モータ2と並列に接点開成部としてのスイッチ
53とソレノイド50からなる直列回路が接続されてい
る。
代えて、モータ2と並列に接点開成部としてのスイッチ
53とソレノイド50からなる直列回路が接続されてい
る。
【0052】動作について説明すると、電動工具の使用
中に、モータロックが生じ、更に設定時間Toが経過す
ると、マイコン3からスイッチ手段駆動信号が出力さ
れ、スイッチ53をオンさせる。ソレノイド50はこの
スイッチ53のオンにより通電されてリレーを作動さ
せ、電源スイッチSW1の接点を開成操作させる。これ
により、電源1が放電回路から開路される。
中に、モータロックが生じ、更に設定時間Toが経過す
ると、マイコン3からスイッチ手段駆動信号が出力さ
れ、スイッチ53をオンさせる。ソレノイド50はこの
スイッチ53のオンにより通電されてリレーを作動さ
せ、電源スイッチSW1の接点を開成操作させる。これ
により、電源1が放電回路から開路される。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータの回転が略停止状態になったことを検知してから
設定時間経過後に放電回路を開路するようにして、モー
タの略停止状態の持続時間を制限するようにしたので、
モータの出力トルクを何等低減させることなく発熱量を
抑制し得、モータや電源回路の焼損を防止することがで
きる。
モータの回転が略停止状態になったことを検知してから
設定時間経過後に放電回路を開路するようにして、モー
タの略停止状態の持続時間を制限するようにしたので、
モータの出力トルクを何等低減させることなく発熱量を
抑制し得、モータや電源回路の焼損を防止することがで
きる。
【0054】また、モータ発熱温度に応じて上記制限時
間を変更設定するようにしたので、モータの使用状況に
応じた適正な制限時間が設定され、より効果的な保護を
図ることができる また、電源スイッチのオフ操作により上記開路手段をリ
セットするようにしたので、別途リセット手段を設ける
必要がなく簡易な構成とすることができる また、モータの略停止状態から電源スイッチがオフにさ
れるまで間、前記放電回路を開路する旨を報知する報知
手段を備えたので、作業者はこの報知により、モータの
略停止状態の回避中、モータの略停止状態の有無等に関
する現状把握が正確かつ容易となる。
間を変更設定するようにしたので、モータの使用状況に
応じた適正な制限時間が設定され、より効果的な保護を
図ることができる また、電源スイッチのオフ操作により上記開路手段をリ
セットするようにしたので、別途リセット手段を設ける
必要がなく簡易な構成とすることができる また、モータの略停止状態から電源スイッチがオフにさ
れるまで間、前記放電回路を開路する旨を報知する報知
手段を備えたので、作業者はこの報知により、モータの
略停止状態の回避中、モータの略停止状態の有無等に関
する現状把握が正確かつ容易となる。
【0055】また、放電回路に直列に接続されている接
点を開成操作する接点開成部材を設けて上記放電回路を
開路するようにしたので、別途スイッチ手段を設けるこ
とに伴うスイッチの接触抵抗を含む抵抗分の増加を押さ
えることができ、モータのトルク低減を招くこともな
く、電動工具としての性能を効率よく発揮させることが
可能となる。
点を開成操作する接点開成部材を設けて上記放電回路を
開路するようにしたので、別途スイッチ手段を設けるこ
とに伴うスイッチの接触抵抗を含む抵抗分の増加を押さ
えることができ、モータのトルク低減を招くこともな
く、電動工具としての性能を効率よく発揮させることが
可能となる。
【図1】本発明に係る保護装置が適用される電動工具の
一例を示す回路ブロック図である。
一例を示す回路ブロック図である。
【図2】モータの出力トルクと回転数との関係を示す特
性図である。
性図である。
【図3】開路スイッチSW2部分の具体的実施例を示す
回路図で、図(a)はFET11が放電回路に直列接続
された場合、図(b)はリレー回路が放電回路に接続さ
れた場合である。
回路図で、図(a)はFET11が放電回路に直列接続
された場合、図(b)はリレー回路が放電回路に接続さ
れた場合である。
【図4】回転開始からモータロックに移行した場合にお
けるマイコン制御内容を説明するタイムチャートであ
る。
けるマイコン制御内容を説明するタイムチャートであ
る。
【図5】保護装置の動作の手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図6】本発明に係る電動工具の保護回路を機構的に構
成した場合の実施例を示す構成図で、不使用状態を示し
ている。
成した場合の実施例を示す構成図で、不使用状態を示し
ている。
【図7】本発明に係る電動工具の保護回路を機構的に構
成した場合の実施例を示す構成図で、通常使用時を示し
ている。
成した場合の実施例を示す構成図で、通常使用時を示し
ている。
【図8】本発明に係る電動工具の保護回路を機構的に構
成した場合の実施例を示す構成図で、モータロックに対
する保護動作開示直後の状態を示している。
成した場合の実施例を示す構成図で、モータロックに対
する保護動作開示直後の状態を示している。
【図9】本発明に係る電動工具の保護回路を機構的に構
成した場合の実施例を示す構成図で、モータロックに対
する保護動作中の状態を示している。
成した場合の実施例を示す構成図で、モータロックに対
する保護動作中の状態を示している。
【図10】本発明に係る電動工具の保護装置を機構的に
構成した場合の実施例における回路ブロック図である。
構成した場合の実施例における回路ブロック図である。
1 電源 2 モータ 3 マイコン 4 パルス発生器 5 パルス検出回路 6 温度センサ 7 マイコン用電源 8 報知手段 SW1 電源スイッチ SW2 開路用スイッチ 11,14 FET 12 リレー接点 13 リレーコイル 20 トリガ 21,30,40,52 スプリング 22 スライド部材 23 支点部材 24 シーソー板 25 可動接点 26 固定接点 31 復帰カム 41 リリースピン 50 ソレノイド 51 プランジャ 53 スイッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 電源スイッチをオンすることにより放電
回路からの電源供給を受けてモータが駆動される電動工
具において、モータの回転数検出手段と、上記モータの
回転が略停止状態になったことを検知する判別手段と、
モータの略停止状態が検知された後、設定時間の計時を
開始するタイマと、上記設定時間経過後に放電回路を開
路する開路手段とを備えたことを特徴とする電動工具の
保護装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電動工具の保護装置にお
いて、モータ温度測定手段と、上記測定温度に応じて前
記設定時間を変更設定する設定時間変更手段とを備えた
ことを特徴とする電動工具の保護装置。 - 【請求項3】 前記電源スイッチのオフ操作により前記
開路手段がリセットされるようにしたことを特徴とする
請求項1記載の電動工具の保護装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の電動工具の保護装置にお
いて、前記モータの回転が略停止状態になった後、前記
電源スイッチがオフにされるまでの間、前記放電回路を
開路する旨の報知を行う報知手段を備えたことを特徴と
する電動工具の保護装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の電動工具の保護装置にお
いて、前記開路手段は、前記放電回路に直列に接続され
ている接点を開成操作する接点開成部材であることを特
徴とする電動工具の保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023944A JPH05220677A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 電動工具の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023944A JPH05220677A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 電動工具の保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05220677A true JPH05220677A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12124656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023944A Pending JPH05220677A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 電動工具の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05220677A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR950035018A (ko) * | 1994-04-25 | 1995-12-30 | 데니스 에이. 디어링 | 속도 제어 회로를 구비한 충격 공구 |
| JP2003305667A (ja) * | 2002-04-12 | 2003-10-28 | Nidec Shibaura Corp | 電動工具 |
| JP2010228040A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電動工具 |
| US8344675B2 (en) | 2008-11-10 | 2013-01-01 | Panasonic Electric Works Power Tools Co., Ltd | Rechargeable electric power tool |
| US8488286B2 (en) | 2010-12-27 | 2013-07-16 | Makita Corporation | Apparatus for electric power tool and recording medium |
| JP2017210953A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-11-30 | センブレ エス.ピー.エー. | 流体力学的圧縮工具のための油圧ポンプ |
| CN117732681A (zh) * | 2023-11-29 | 2024-03-22 | 江苏东成工具科技有限公司 | 一种电动胶枪及控制方法 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4023944A patent/JPH05220677A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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